【SS】穂乃果「ことりちゃんのプライベートを暴こうとしたらir haが出てきた」

SS


1: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:02:01.45 ID:KRebLXV4
1期6話がベースです
ミナリンスキーの写真を見つけかける場面から
 
2: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:03:30.96 ID:KRebLXV4
穂乃果「……なにコレ?」

ことり「あぁっ! こ、これはなんでもないの! なんでもないよ!」

穂乃果「いたっ! 痛いよことりちゃん! なんでむしり取るの!」

ことり「ほのかちゃん! それはホントにダメなのっ。あぁ~っ!」

花陽「うわわわ、ことり先輩の鞄の中身が……」

凛「なんかいろいろひっくり返ってるニャー。……なんだろコレ? 同じようなのが3個あるニャ」

希「あらあら、うふふふふ」

ことり「あっ! 凛ちゃん花陽ちゃん! それは拾わなくていいの!」
 
3: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:04:00.25 ID:KRebLXV4
海未「ことり……」

ことり「う、海未ちゃん!?」

海未「なななんて物を学校に持ってきているんですか、あなたは……」

ことり「い、いや、あはは……」

凛「海未せんぱい、これが何か知ってるのかニャ?」

海未「!? し、知りません! そんなもの! 見たことも使ったこともありません!」

花陽「……使う? 使うモノなんですか? これ」
 
4: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:04:22.54 ID:KRebLXV4
海未「!?」

ことり「海未ちゃぁん……」

穂乃果「うーん、どう使うんだろ? ひょうたんみたいなのが2個と、先が分かれた……あ、桜の花びらかな?」

凛「形はなんかそれっぽいニャ。とりあえずこれはことり先輩のモノなんですよねー?」

ことり「え!? い、いや私はシラナイヨ。最初からそこに落ちてたんじゃないかなぁ?」

海未「ことりィ!!」
 
5: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:05:24.60 ID:KRebLXV4
ことり「あ、もしかしたらお母さんのが知らないうちに鞄に入ってたのかも!」

希「……理事長売られとるやん。あははは、あかん。おもろい」

凛「?? なんだかよくわからないニャ」

にこ「ハー、ハー……。い、インタビューが来るってホント!?」

希「あ、にこちゃん」

凛「もう来てるニャー。ほら」
 
6: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:05:43.05 ID:KRebLXV4
にこ「……あんた、何を手に持ってるの……。一体なんのインタビューをしてるのよ……」

希「じゃあにこちゃんにも聞いてみようかな?」

にこ「答えるわけないでしょ!!」

希「あははは」

穂乃果「ぷにぷにしてて気持ちいいねぇ。花陽ちゃんもにぎにぎしてみるといいよ」

花陽「ふわぁ~。ほんとですね、スベスベしてます」

凛「かよちん、こっちのもぷにぷにだよー」
 
8: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:06:05.19 ID:KRebLXV4
にこ「こ、これはどういう状況よ……。誰に説明を求めればいいわけ?」

海未「……なんで私を見るのですか」

にこ「……知ってるでしょう?」

海未「……し、知ってはいますが……。これはことりが……」

ことり「……」

海未「ちょっと、こっち向きなさいことり。目を逸らすんじゃありませんことり」

にこ「オーケーよ、なんとなく察したわ。わかってないのは……穂乃果と凛と花陽ということね」
 
9: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:06:30.62 ID:KRebLXV4
希「え~? うちもわからへんよ?」

にこ「そんなわけないでしょ!」

海未「私もあちら側に行きたかったです……」

花陽「うーん……。なんだかよくわからないですけど、もしかしたらオブジェじゃないですか?」

凛「オブジェ?」

穂乃果「あぁー、きっとそうだよ! なんか芸術っぽい形してるし、インテリアなんじゃないかな」

希「お。じゃあこの辺に飾ってみる?」
 
10: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:06:56.96 ID:KRebLXV4
にこ「希ィ!!」

希「ええやん別に。ここ女子校よ?」

海未「そういう問題では……。ことり。責任を持ってどうにかしなさい」

ことり「え、えー……。今さら無理だよぅ……」

海未「でもなんとかしないと……」

穂乃果「よし、ここに飾ってみようか」

海未「ほらぁ!」
 
11: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:07:16.65 ID:KRebLXV4
にこ「やめてお願い、神聖なA-RISEのポスターの傍にそんなものを置かないで」

ことり「にこ先輩ごめんなさい……」

にこ「ここはアイドル研究部よ! 部室にiroha飾ってあるとか何部よ!」

希「……恥部ってとこ? あかんお腹いたい」

にこ「いい加減にしないとぶっ飛ばすわよ」
 
12: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:07:40.91 ID:KRebLXV4
凛「わわっ! こいつ……動くニャ!」

花陽「えぇっ!? あっ、こっちも! スイッチがある!」

穂乃果「ほ、ほんとだ! 小刻みに振動する! これ……もしかして……」

海未「!?」

にこ「!?」

ことり「……」

穂乃果「マッサージ機だよ! ほら! 小顔にするやつみたいな!」
 
13: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:08:02.36 ID:KRebLXV4
にこ「……はぁ。しかしこれどうするのよ。……こっち側の人集合ー」

凛「こっち?」

にこ「ああ、あなた達はいいのよ。あっち側だから。そのままのキレイなあなた達でいてちょうだい」

海未「私もあっちに行っていいですか?」

希「ダ~メ。海未ちゃんはこっち」

海未「私は絶対あっち側なのに……」

花陽「なんか四人でヒソヒソしてます……」

穂乃果「なんか企んでる……。いいよいいよ、こっちはマッサージで小顔になろうよ。花陽ちゃん、えいっ」
 
14: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:08:22.47 ID:KRebLXV4
花陽「わわっ、くすぐったいですよ~」

凛「穂乃果ちゃんも、えいっ」

にこ「顔に押し当ててるわね……」

海未「純粋とは恐ろしいものですね……。ことり?」

ことり「……はぁはぁ。ダメだよ穂乃果ちゃん……」

海未「えぇ……」

希「欲望に素直やね。……ところで、真姫ちゃんはどっち側やと思う?」
 
15: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:08:45.77 ID:KRebLXV4
海未「真姫は……あっちでしょう。育ちからしてそういうことには無知だと思いますが」

希「やっぱそうやんなぁ」

ことり「え~? そうかなぁ。こっちだと思うよ?」

にこ「私もそう思うわ。優等生は勉強のストレスでああいうことに誰よりも早く興味を持つと、にこ調べではそうなってるの」

海未「それは偏見と呼ぶのでは……」

希「でもあっちの三人見てみ? 案外そういうもんかもしれへんな」

ことり「はぁぁ……凛ちゃんまでぇ……」
 
16: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:09:05.33 ID:KRebLXV4
海未「……このままではことりがダメになってしまいます。早くなんとかしないと……」

にこ「いやもうその子ダメでしょ……」

凛「あ、真姫ちゃんだニャ」

にこ「……最初の反応でわかるわよ。見てなさい」

真姫「なんなの、騒がしいわね。花陽、何を手に……」

穂乃果「あ、あれ? そのまま後ずさりして出てっちゃった」

海未「……残念です」
 
17: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:09:33.76 ID:KRebLXV4
ことり「きっと真姫ちゃんも私と同じだよ♡」

にこ「ほらね。希、捕獲」

希「ラジャー」

花陽「あ、真姫ちゃん。希先輩に引っ張られ……というか拉致? されてますね……」

真姫「離して! なんなの!? 意味わかんなすぎてどうにかなりそうなんだけど!」

海未「ようこそ、こっち側へ」

真姫「はぁ!? 私を巻き込まないで!」

ことり「真姫ちゃんはどれがお気に入りなの?」
 
18: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:10:00.98 ID:KRebLXV4
真姫「そうね、私は……って、そんなのに引っかかるわけないでしょ! あとオススメのコスメ教えて? みたいなテンションでとんでもないこと聞かないでもらえる!?」

海未「……希先輩が過呼吸になってますよ」

にこ「希の態度ホント腹立つわね……」

真姫「ていうか誰のよ。あの三人は平気な顔して遊んでるしこの部屋はどうなってしまったの……」

にこ「状況は察してちょうだい。あっちはあっちでこっちはこっち、勘付かれないようになんとかしないといけないの。持ち主はことりよ」

真姫「ことり先輩……。二年生の中では一番まともだと思ってたのに……」
 
19: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:10:24.90 ID:KRebLXV4
ことり「そんなこと言ってー、真姫ちゃんも持ってるでしょ? この前音楽室で……」

真姫「ばっ……! み、見てたのぉ!?」

ことり「ううん、見てないよ♡」

真姫「……」

にこ「えげつないわね……」

海未「真姫……」

真姫「……死ぬわ」

希「うちも死にそう。笑い過ぎで」

真姫「もう生きていけない……」

海未「真姫、気を強く持ちなさい」
 
20: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:10:48.63 ID:KRebLXV4
にこ「真姫の自爆は置いておいて、あれを取り戻す方法を考えるのよ」

穂乃果「おおぉ~なんか小顔になってきた気がするぅ!」

凛「かよちんも効いてきたんじゃないかニャ?」

花陽「なんかだんだん気持ちよくなってきちゃいますねぇ。はぁぁ~」

ことり「はぁはぁ……」

海未「真姫、ことりを見なさい。これがダメな人間の姿です」

真姫「そ、そうね。私はそこまでは酷くないわね」

にこ「いや大概でしょ……。なんで学校に持ってくるのよ」
 
21: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:11:09.95 ID:KRebLXV4
ことり「優等生は大変なんだよ、ねー真姫ちゃん♡」

真姫「……ああもう! そうよ! ストレスで大変なのよ! 発散したっていいじゃない!!」

海未「場所は選ぶべきだと思いますが……」

穂乃果「はー気持ちよかった。そろそろ置いて練習行こっかー?」

凛「おおおかよちん小顔になってる! 気がするニャ」

花陽「凛ちゃんホント!? 嬉しいなぁ。これずっと置いといてほしいね」
 
22: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:11:29.36 ID:KRebLXV4
穂乃果「じゃあ私達先行ってるねー? 四人も早く来てよ!」

海未「あ、は、はい穂乃果。私達も危険物を処理したらすぐに向かいますね」

凛「??」

にこ「気にしないで。すぐに行くわ」

凛「わかったニャ」

ことり「私もすぐにイきそうだよぉ」

真姫「はぁ。ダメかもこの人……」

にこ「……行ったわね。はぁ、どうなることかと思ったわ」
 
23: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:11:49.25 ID:KRebLXV4
海未「結局待ってるだけでよかったですね……」

ことり「何事もなく終わってよかったよ~」

真姫「何事かありすぎたんだけど。私のダメージだけ凄くない?」

絵里「希、ここにいる?」

希「あ、エリチ」

にこ「ばっ……そこの飾ってるやつ早く隠しなさい!」

絵里「あら、これは?」
 
24: (らっかせい) 2022/05/02(月) 17:12:13.60 ID:KRebLXV4
希「それはな、いわゆるセルフケアグッズってやつや」

海未「えっ、ちょっ」

絵里「ハラショー。こんなものもあるのね」

真姫「えぇ……?」

ことり「わー、生徒会長もおともだちだね♡ どんなのが好きなんですか?」

絵里「そうね、私はぷっちょね」

海未・真姫・にこ「ぷっちょ!!?」


 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1651478521/

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