1: (みかん) 2018/02/14(水) 08:34:07.57 ID:WwwAu5sW
曜「はいこれ!一日早いですけどチョコ」
水泳部後輩「わぁ///ありがとうございます!」
曜「あと○○さんもこれどうぞ!チョコ」
水泳部先輩「わ、曜ありがとう!可愛いことするなぁ曜はこのこの~」
曜「えへへ、ありがとうございます///」
果南「へぇ~やっぱりすごいなぁ曜は」
曜「…」ニコニコ
果南「…バレンタインデーねぇ」
曜「ん?あ!果南ちゃん!」
果南「あ、ごめんなんか覗き見るみたいな真似して」
曜「ううん、あ、そうだちょうど良かったはいこれ!果南ちゃん!いつも幼馴染としてお世話になってます!どうぞ!ハッピーバレンタイン!」
果南「え?私に!?あ、ありがとう……わ!しかも手作り?本当に出来た幼馴染だね曜は」
曜「いやいや…///そんなことないよ」
果南「謙遜しなくていいよ、そのまだ渡してないチョコみんな他のAqoursのみんなに渡すやつでしょ?全部それぞれメンバーによって違う手作りなんて…尊敬する」
曜「そ、そんな大袈裟な///こんなの簡単だよ…」
果南「そう?でもバレンタインチョコかぁ…私は貰うばっかでなんとなーく過ごしてるイベントだなぁ…」
曜「誰かに作ってあげたりしないの?例えばほら鞠莉ちゃんとかダイヤちゃんとか」
果南「あの二人?…いやいや無理無理恥ずかしくって自分がおかしくなりそうだよ…それにあいつら絶対私の下手くそなチョコ面白がってからかってくるだろうしさ」
曜「そう?大切な人から心込めて作ったものを貰って嬉しくない人はいないと思うけどなぁ」
果南「…そういうもんかねぇ…」
曜「そうだよきっと…特に果南ちゃんが今までやってきてこなかったんなら尚更…もう3年生でしょ?もうダイヤちゃんにも鞠莉ちゃんにも渡せる機会ってないかも知れない…だからこそ今果南ちゃんから贈るんだよ…きっとダイヤちゃんも鞠莉ちゃんも喜ぶと思うよ」ニコッ
果南「……まぁ…考えてみるよ」
曜「ふふ…もし作るとき分からないなら私で良ければいつでも相談してね?」
果南「うん…ありがとね曜…まあ多分作らないけどね」
水泳部後輩「わぁ///ありがとうございます!」
曜「あと○○さんもこれどうぞ!チョコ」
水泳部先輩「わ、曜ありがとう!可愛いことするなぁ曜はこのこの~」
曜「えへへ、ありがとうございます///」
果南「へぇ~やっぱりすごいなぁ曜は」
曜「…」ニコニコ
果南「…バレンタインデーねぇ」
曜「ん?あ!果南ちゃん!」
果南「あ、ごめんなんか覗き見るみたいな真似して」
曜「ううん、あ、そうだちょうど良かったはいこれ!果南ちゃん!いつも幼馴染としてお世話になってます!どうぞ!ハッピーバレンタイン!」
果南「え?私に!?あ、ありがとう……わ!しかも手作り?本当に出来た幼馴染だね曜は」
曜「いやいや…///そんなことないよ」
果南「謙遜しなくていいよ、そのまだ渡してないチョコみんな他のAqoursのみんなに渡すやつでしょ?全部それぞれメンバーによって違う手作りなんて…尊敬する」
曜「そ、そんな大袈裟な///こんなの簡単だよ…」
果南「そう?でもバレンタインチョコかぁ…私は貰うばっかでなんとなーく過ごしてるイベントだなぁ…」
曜「誰かに作ってあげたりしないの?例えばほら鞠莉ちゃんとかダイヤちゃんとか」
果南「あの二人?…いやいや無理無理恥ずかしくって自分がおかしくなりそうだよ…それにあいつら絶対私の下手くそなチョコ面白がってからかってくるだろうしさ」
曜「そう?大切な人から心込めて作ったものを貰って嬉しくない人はいないと思うけどなぁ」
果南「…そういうもんかねぇ…」
曜「そうだよきっと…特に果南ちゃんが今までやってきてこなかったんなら尚更…もう3年生でしょ?もうダイヤちゃんにも鞠莉ちゃんにも渡せる機会ってないかも知れない…だからこそ今果南ちゃんから贈るんだよ…きっとダイヤちゃんも鞠莉ちゃんも喜ぶと思うよ」ニコッ
果南「……まぁ…考えてみるよ」
曜「ふふ…もし作るとき分からないなら私で良ければいつでも相談してね?」
果南「うん…ありがとね曜…まあ多分作らないけどね」
2: (みかん) 2018/02/14(水) 08:36:14.46 ID:WwwAu5sW
そして翌日…
曜「ふふん」ニヤニヤ
果南「な、何?曜そんなニヤついて」
曜「いーや別に…でもハート型のチョコかぁ…果南ちゃんもやっぱり女の子なんだなぁって」
果南「なっ!///べ、別にこれはその///」
曜「素敵なチョコだね…きっとあの二人も喜ぶよ」
果南「そ、そうかな、ただの板チョコ崩してハート型にしただけだよ、そのハート型作るのも下手くそに失敗したし…」
曜「いいのいいの果南ちゃんの愛情込もっていればなんだって」
果南「…本当にそういうもん?」
曜「そーいうもんだよ♪…あ、ほら来たよ果南ちゃんの最愛の二人が」
ダイヤ、鞠莉「ペチャクチャ」
果南「ちょ///な、何が最愛の二人だよ///」
曜「じゃ!頑張って!」
果南「う、うん…」
鞠莉「ん?果南どうかしたの?」
果南「い、いやなんでもないよ」サッ
ダイヤ「なんか冷や汗かいてません?具合悪いんですか?」
果南「い、いや別に悪くはないんだけど…あのさ…その…」
鞠莉、ダイヤ「?」
生徒「あ、理事長!生徒会長!」
鞠莉「はい?」
ダイヤ「なんでしょうか?」
後輩生徒「これ!バレンタインのチョコです!受け取ってください!」
ダイヤ「まあ…」
鞠莉「ワオ…」
曜「ふふん」ニヤニヤ
果南「な、何?曜そんなニヤついて」
曜「いーや別に…でもハート型のチョコかぁ…果南ちゃんもやっぱり女の子なんだなぁって」
果南「なっ!///べ、別にこれはその///」
曜「素敵なチョコだね…きっとあの二人も喜ぶよ」
果南「そ、そうかな、ただの板チョコ崩してハート型にしただけだよ、そのハート型作るのも下手くそに失敗したし…」
曜「いいのいいの果南ちゃんの愛情込もっていればなんだって」
果南「…本当にそういうもん?」
曜「そーいうもんだよ♪…あ、ほら来たよ果南ちゃんの最愛の二人が」
ダイヤ、鞠莉「ペチャクチャ」
果南「ちょ///な、何が最愛の二人だよ///」
曜「じゃ!頑張って!」
果南「う、うん…」
鞠莉「ん?果南どうかしたの?」
果南「い、いやなんでもないよ」サッ
ダイヤ「なんか冷や汗かいてません?具合悪いんですか?」
果南「い、いや別に悪くはないんだけど…あのさ…その…」
鞠莉、ダイヤ「?」
生徒「あ、理事長!生徒会長!」
鞠莉「はい?」
ダイヤ「なんでしょうか?」
後輩生徒「これ!バレンタインのチョコです!受け取ってください!」
ダイヤ「まあ…」
鞠莉「ワオ…」
3: (みかん) 2018/02/14(水) 08:37:33.26 ID:WwwAu5sW
後輩生徒「いつもこの浦女のために頑張ってる二人にせめてものお礼です」
ダイヤ「いやいやそんな…」
鞠莉「そうよ…私達なんて好きでやってるだけだし」
後輩生徒「そんなことありません!いつも感謝してます!」サッ
ダイヤ「あ、ありがとうございます…」
鞠莉「ありがとう!ワオこれもしかして手作り!?」
ダイヤ「そんな…しかもこれ高いやつでは…こんなお金どこから」
後輩生徒「いえいえお二人ともお嬢様ですからお口に合うものをとみんながお金を出し合いました」
鞠莉「そんなことしなくても…まあたしかに高級デリシャスは好きだけど」
ダイヤ「こら鞠莉さん…でも本当にありがとうございます…あなたたちの思い慎んで受け取りいたします」
後輩生徒「ありがとうございます」ニコッ
果南「……」
鞠莉「グス…本当にいい生徒ばかりね」
ダイヤ「本当ですわね…ウルウル…あ、すみません果南さん…でなんでしたっけ?」
果南「あー…いやなんでもないよ、うんなんでもない…」
鞠莉、ダイヤ「?」
ダイヤ「いやいやそんな…」
鞠莉「そうよ…私達なんて好きでやってるだけだし」
後輩生徒「そんなことありません!いつも感謝してます!」サッ
ダイヤ「あ、ありがとうございます…」
鞠莉「ありがとう!ワオこれもしかして手作り!?」
ダイヤ「そんな…しかもこれ高いやつでは…こんなお金どこから」
後輩生徒「いえいえお二人ともお嬢様ですからお口に合うものをとみんながお金を出し合いました」
鞠莉「そんなことしなくても…まあたしかに高級デリシャスは好きだけど」
ダイヤ「こら鞠莉さん…でも本当にありがとうございます…あなたたちの思い慎んで受け取りいたします」
後輩生徒「ありがとうございます」ニコッ
果南「……」
鞠莉「グス…本当にいい生徒ばかりね」
ダイヤ「本当ですわね…ウルウル…あ、すみません果南さん…でなんでしたっけ?」
果南「あー…いやなんでもないよ、うんなんでもない…」
鞠莉、ダイヤ「?」
4: (みかん) 2018/02/14(水) 08:39:38.99 ID:WwwAu5sW
昼休み
果南「はぁ~結局あのあとも渡せず昼休みまで来てしまった…」
果南「というか私も貰っちゃったさっきの後輩のチョコ…たしかにこれはすごいやたしかベルギーチョコかなんかでしょ…これのあとに私のあんな百円以下の駄菓子チョコみたいなの渡してもね…」
曜≪大切な人から心込めて作ったものを貰って嬉しくない人はいないと思うけどなぁ≫
果南「……もう一度だけ…いってみようかな…」
理事長室
ダイヤ「まーたあなたは書類をこんな散らかして…」
鞠莉「めんごめんご」
ダイヤ「まったくもう~」
果南「し、失礼します」
鞠莉「あらどちら様で…って果南!?」
ダイヤ「ん?どうかしたのですか?急に改まってわたくしたちに敬語なんか使って」
果南「い、いや…あの~…///じ、実は…今日さ…///」
ダイヤ、鞠莉「?」
果南「その…///」
ダイヤ「果南さん大丈夫ですか?顔が赤いようですが?やはり具合が悪いのでは?」
鞠莉「それに体をモジモジさせてどうしたの?寒い?」
果南「い、いやそうじゃないんだけど…そのき、今日さ…私チョコを…///(小声)」
ダイヤ「え?」
鞠莉「ホワイ?」
果南「だ、だから…今日さ…私…チョ…」
鞠莉「あー分かった!」
果南「え?」
果南「はぁ~結局あのあとも渡せず昼休みまで来てしまった…」
果南「というか私も貰っちゃったさっきの後輩のチョコ…たしかにこれはすごいやたしかベルギーチョコかなんかでしょ…これのあとに私のあんな百円以下の駄菓子チョコみたいなの渡してもね…」
曜≪大切な人から心込めて作ったものを貰って嬉しくない人はいないと思うけどなぁ≫
果南「……もう一度だけ…いってみようかな…」
理事長室
ダイヤ「まーたあなたは書類をこんな散らかして…」
鞠莉「めんごめんご」
ダイヤ「まったくもう~」
果南「し、失礼します」
鞠莉「あらどちら様で…って果南!?」
ダイヤ「ん?どうかしたのですか?急に改まってわたくしたちに敬語なんか使って」
果南「い、いや…あの~…///じ、実は…今日さ…///」
ダイヤ、鞠莉「?」
果南「その…///」
ダイヤ「果南さん大丈夫ですか?顔が赤いようですが?やはり具合が悪いのでは?」
鞠莉「それに体をモジモジさせてどうしたの?寒い?」
果南「い、いやそうじゃないんだけど…そのき、今日さ…私チョコを…///(小声)」
ダイヤ「え?」
鞠莉「ホワイ?」
果南「だ、だから…今日さ…私…チョ…」
鞠莉「あー分かった!」
果南「え?」
6: (みかん) 2018/02/14(水) 08:41:11.71 ID:WwwAu5sW
鞠莉「もーそういうことなら早くいってよ果南…水くさいなぁ」
果南「え?(まさか…き、気づいた///)」
ダイヤ「ん?どういうことですの?」
鞠莉「えーとねだから果南は」ゴニョゴニョ
ダイヤ「え?な、なっ!//////」
果南「…//////」
ダイヤ「コホン…そ、そうでしたか果南さん…通りでいつもと違って顔も赤くそわそわしててすみませんもっと早く気づいて上げれば良かったですわね…不器用なあなたのこと恥ずかしくて言い出せなかったのでしょう?」
果南「ううん///私が悪いんだよもっと早く言えば良かったのに言うのが照れ臭くって…」
鞠莉「だから水臭いって!私達幼馴染でしょ?そんなことで果南を笑ったりしないわ」
果南「ま、鞠莉…グス」
ダイヤ「むしろ嬉しい限りですわ…貴女に頼りっぱなしのわたくしたちが貴女に頼られることが…だからさあ早く…」
鞠莉「そうよさあ早く…!」
果南「だ、ダイヤ…!…う、うんあのね…私二人に」
鞠莉、ダイヤ「保健室に行きましょう!」
果南「へ?」
果南「え?(まさか…き、気づいた///)」
ダイヤ「ん?どういうことですの?」
鞠莉「えーとねだから果南は」ゴニョゴニョ
ダイヤ「え?な、なっ!//////」
果南「…//////」
ダイヤ「コホン…そ、そうでしたか果南さん…通りでいつもと違って顔も赤くそわそわしててすみませんもっと早く気づいて上げれば良かったですわね…不器用なあなたのこと恥ずかしくて言い出せなかったのでしょう?」
果南「ううん///私が悪いんだよもっと早く言えば良かったのに言うのが照れ臭くって…」
鞠莉「だから水臭いって!私達幼馴染でしょ?そんなことで果南を笑ったりしないわ」
果南「ま、鞠莉…グス」
ダイヤ「むしろ嬉しい限りですわ…貴女に頼りっぱなしのわたくしたちが貴女に頼られることが…だからさあ早く…」
鞠莉「そうよさあ早く…!」
果南「だ、ダイヤ…!…う、うんあのね…私二人に」
鞠莉、ダイヤ「保健室に行きましょう!」
果南「へ?」
7: (みかん) 2018/02/14(水) 08:42:38.18 ID:WwwAu5sW
鞠莉「女の子の日ってのは辛いものよそれがこんな真冬にしかも学校いるときに起こったとなるとそれは本当に辛い…大丈夫果南私がついてるわ」グイッ
果南「え?いや違っ…」
ダイヤ「今まであなたはそれをおくびにも出さずにいた…でも実はこんなになよなよしくなるほど辛かったのですわね…果南さん大丈夫ですわたくしもいます」
果南「いやだから違…」
ダイヤ、鞠莉「貴女には私たちがついてる!!」
果南「あ、いや違うんだって!頼もしいけど違うんだってぇぇぇ!」
果南「え?いや違っ…」
ダイヤ「今まであなたはそれをおくびにも出さずにいた…でも実はこんなになよなよしくなるほど辛かったのですわね…果南さん大丈夫ですわたくしもいます」
果南「いやだから違…」
ダイヤ、鞠莉「貴女には私たちがついてる!!」
果南「あ、いや違うんだって!頼もしいけど違うんだってぇぇぇ!」
8: (みかん) 2018/02/14(水) 08:45:34.50 ID:WwwAu5sW
放課後
果南「ほい!マルあげるよ」
花丸「わーい手作りチョコずらー!」
曜「本当にいいの?」
果南「いやもういいよ…そもそも柄じゃなかったよ…私があげるなんて生理と間違われるのがその証拠だよ」
曜「そんな…果南ちゃん一生懸命作ったのに…」
果南「こんなもん一生懸命作ったうちに入らないよそもそももっといいの貰ってるんだあの二人は…高級ベルギーチョコだのなんだのね…ほらこれ私も貰っちゃったけど」
曜「たしかに高いチョコだね…でもそれとこれとは別だよ果南ちゃんのチョコは世界でたった一個の」
果南「いやいやそんな大層なもんじゃないって…」
花丸「そう?チョコはチョコずら!すべからく美味しいものずら♪」
千歌「いやそうだね…これ大層なもんじゃないね」パス
曜「千歌ちゃん!?」
果南「ふん…どうせ板チョコですよーだ…つか返してくれない?それはマルにあげたもんだから不味いと思ってるやつに食わせる気はないね」
千歌「いやこんな不味いもの食わせたら花丸ちゃんお腹壊しちゃうからこれは没収するよ」
果南「んだとぉ?このバカ千歌!返せこらぁ!」
千歌「返しませーん」
果南「あ、こらー!」
曜「ち、千歌ちゃん!何やってるの?」
千歌「あ、曜ちゃんチョコありがとね…ちょっと待ってて今からお返し買いに行くから」
果南「ほい!マルあげるよ」
花丸「わーい手作りチョコずらー!」
曜「本当にいいの?」
果南「いやもういいよ…そもそも柄じゃなかったよ…私があげるなんて生理と間違われるのがその証拠だよ」
曜「そんな…果南ちゃん一生懸命作ったのに…」
果南「こんなもん一生懸命作ったうちに入らないよそもそももっといいの貰ってるんだあの二人は…高級ベルギーチョコだのなんだのね…ほらこれ私も貰っちゃったけど」
曜「たしかに高いチョコだね…でもそれとこれとは別だよ果南ちゃんのチョコは世界でたった一個の」
果南「いやいやそんな大層なもんじゃないって…」
花丸「そう?チョコはチョコずら!すべからく美味しいものずら♪」
千歌「いやそうだね…これ大層なもんじゃないね」パス
曜「千歌ちゃん!?」
果南「ふん…どうせ板チョコですよーだ…つか返してくれない?それはマルにあげたもんだから不味いと思ってるやつに食わせる気はないね」
千歌「いやこんな不味いもの食わせたら花丸ちゃんお腹壊しちゃうからこれは没収するよ」
果南「んだとぉ?このバカ千歌!返せこらぁ!」
千歌「返しませーん」
果南「あ、こらー!」
曜「ち、千歌ちゃん!何やってるの?」
千歌「あ、曜ちゃんチョコありがとね…ちょっと待ってて今からお返し買いに行くから」
9: (みかん) 2018/02/14(水) 08:48:09.85 ID:WwwAu5sW
果南「あ、ちょっと待ちなよ千歌!私のチョコ返せー!」
花丸「ま、マルのチョコは…」
千歌「……花丸ちゃんも待っててね?こんなのより美味しいチョコプレゼントしてあげるから」
花丸「本当!?」
千歌「うん!」ニコ
果南「こんなのとはなんだ!こんなのとは!」
千歌「うるさいなぁ…あ、果南ちゃんちょうどいいこのチョコ返して欲しけりゃ手伝ってよ私が昨日店で予約しといたチョコAqoursメンバー分にあってさ…」
果南「はぁ?なんで私がそんなこと」
千歌「あれー?このチョコ潰していいのかなぁ」ニコニコ
果南「こ、この千歌ぁ!」
曜「千歌ちゃん!?えぇ…何考えてんだろ…?」
洋菓子屋
果南「ちょっと千歌いい加減に…」←結局付いてきた
千歌「あ、すみませーん例のみかんチョコロールケーキをプレゼント用に8つお願いしまーす…あ、果南ちゃん8つを3つの袋に分けるから一つお願いね?」
果南「ふん…」
花丸「ま、マルのチョコは…」
千歌「……花丸ちゃんも待っててね?こんなのより美味しいチョコプレゼントしてあげるから」
花丸「本当!?」
千歌「うん!」ニコ
果南「こんなのとはなんだ!こんなのとは!」
千歌「うるさいなぁ…あ、果南ちゃんちょうどいいこのチョコ返して欲しけりゃ手伝ってよ私が昨日店で予約しといたチョコAqoursメンバー分にあってさ…」
果南「はぁ?なんで私がそんなこと」
千歌「あれー?このチョコ潰していいのかなぁ」ニコニコ
果南「こ、この千歌ぁ!」
曜「千歌ちゃん!?えぇ…何考えてんだろ…?」
洋菓子屋
果南「ちょっと千歌いい加減に…」←結局付いてきた
千歌「あ、すみませーん例のみかんチョコロールケーキをプレゼント用に8つお願いしまーす…あ、果南ちゃん8つを3つの袋に分けるから一つお願いね?」
果南「ふん…」
10: (みかん) 2018/02/14(水) 08:50:15.96 ID:WwwAu5sW
そして
千歌「さてとはいこれ果南ちゃんのと鞠莉ちゃんのとダイヤちゃんの…だからさっさと渡して来てよ」
その中にはしっかり果南のチョコも二つ入っていた
果南「え?これ…」
千歌「最悪私のプレゼントを渡しといてって言われた程ならついでに渡しやすいでしょ?」
果南「…!?」
千歌「ふふふ…本当に不器用なんだから果南ちゃんは…その不器用さは荒療治でもこうするしかないでしょ?」
果南「…ありがとう…」
千歌「お礼はそれ渡せてからいってよね」
曜「なるほどそういうことか…さっすが千歌ちゃん!」←ついてきた
花丸「なんだかよくわからないけど果南ちゃん頑張るビィずら」←ついてきたのついてきた
千歌「さてとはいこれ果南ちゃんのと鞠莉ちゃんのとダイヤちゃんの…だからさっさと渡して来てよ」
その中にはしっかり果南のチョコも二つ入っていた
果南「え?これ…」
千歌「最悪私のプレゼントを渡しといてって言われた程ならついでに渡しやすいでしょ?」
果南「…!?」
千歌「ふふふ…本当に不器用なんだから果南ちゃんは…その不器用さは荒療治でもこうするしかないでしょ?」
果南「…ありがとう…」
千歌「お礼はそれ渡せてからいってよね」
曜「なるほどそういうことか…さっすが千歌ちゃん!」←ついてきた
花丸「なんだかよくわからないけど果南ちゃん頑張るビィずら」←ついてきたのついてきた
11: (みかん) 2018/02/14(水) 08:52:15.24 ID:WwwAu5sW
果南「そうだね…ここまでお膳立てされて渡さないわけにはいかないよ…今度こそ渡してくる」
千歌「そうそうその意気その意気」
果南はそのまま未だ学校にいる二人に会うため駆けていく
千歌「ふふ…まぁ同じ幼馴染としては果南ちゃんのチョコ私も食べたかったんだけどな…」
千歌はボソッと呟いた
曜「へへへ…そだね」
曜がそれを聞き付けてくる
千歌「ん?曜ちゃん?あ、これはい」
曜「ありがとう千歌ちゃん…あ、じゃあ私からもこれはい」
千歌「ん?なにこれ?曜ちゃんからはもう貰ったよ?」
曜「開けてみて?」
千歌「???」
千歌「あ…クス…なにこの下手くそなハートチョコ」
曜「フフ、果南ちゃんチョコの失敗作実は完成品もあんまり変わらないんだけどね…捨てといてって言われたけど勿体ないからこっそりとって来ちゃった…味は保証しないけどきっと美味しいよ」
千歌「えー…どれどれ?」
千歌「そうそうその意気その意気」
果南はそのまま未だ学校にいる二人に会うため駆けていく
千歌「ふふ…まぁ同じ幼馴染としては果南ちゃんのチョコ私も食べたかったんだけどな…」
千歌はボソッと呟いた
曜「へへへ…そだね」
曜がそれを聞き付けてくる
千歌「ん?曜ちゃん?あ、これはい」
曜「ありがとう千歌ちゃん…あ、じゃあ私からもこれはい」
千歌「ん?なにこれ?曜ちゃんからはもう貰ったよ?」
曜「開けてみて?」
千歌「???」
千歌「あ…クス…なにこの下手くそなハートチョコ」
曜「フフ、果南ちゃんチョコの失敗作実は完成品もあんまり変わらないんだけどね…捨てといてって言われたけど勿体ないからこっそりとって来ちゃった…味は保証しないけどきっと美味しいよ」
千歌「えー…どれどれ?」
15: (みかん) 2018/02/14(水) 09:03:03.18 ID:WwwAu5sW
カリッ
たしかに甘いが…いやまぁただの普通のチョコ味だとは千歌は思った
だけど千歌はそれでも自然に言う
千歌「美味しいね」
曜「ね?…果南ちゃんこれを作るとき言ってたんだ…」
千歌「…」
果南「はぁ…はぁ…ダイヤ、鞠莉!」
鞠莉、ダイヤ「?」
ダイヤ「果南さん!?もう体調は大丈夫でしすの?」
鞠莉「そうよ?あまり走ったりしちゃダメよ」
果南「い、いやそうじゃないんだダイヤ、鞠莉…ごめん!」
鞠莉、ダイヤ「???」
果南「これバレンタインの…ぷ、プレゼント…今までの感謝の印…」
曜「曜の言うように愛情ってのを込めたらこんなひどいチョコでも美味しくなるっていうなら…」
ダイヤ「果南さん」
鞠莉「果南…!」
果南「遅くなってごめん…今までもずっとずっと適当にして渡せなくてごめん…今日もこんなにもずるずる引きずってごめん…それで作ってみたけど下手くそでごめん」
曜「私は本当に全力で愛情を込めるよ、だからまあ形は笑われてもいいや…だって」
ダイヤ「ふふ…何をと思いましたが…ああそういうことでしたのね」
鞠莉「クス…謝るのは私達の方ね…」
カリッ…カリッ…
果南「どう…かな…?」
ダイヤ、鞠莉「…ふふ…美味しいよ(ですわ)」
果南「…!」パァ
曜「どんな形であろうと二人を思う気持ちは本物だからってね」
不器用な愛は型崩れたハートのチョコの様
おわり
たしかに甘いが…いやまぁただの普通のチョコ味だとは千歌は思った
だけど千歌はそれでも自然に言う
千歌「美味しいね」
曜「ね?…果南ちゃんこれを作るとき言ってたんだ…」
千歌「…」
果南「はぁ…はぁ…ダイヤ、鞠莉!」
鞠莉、ダイヤ「?」
ダイヤ「果南さん!?もう体調は大丈夫でしすの?」
鞠莉「そうよ?あまり走ったりしちゃダメよ」
果南「い、いやそうじゃないんだダイヤ、鞠莉…ごめん!」
鞠莉、ダイヤ「???」
果南「これバレンタインの…ぷ、プレゼント…今までの感謝の印…」
曜「曜の言うように愛情ってのを込めたらこんなひどいチョコでも美味しくなるっていうなら…」
ダイヤ「果南さん」
鞠莉「果南…!」
果南「遅くなってごめん…今までもずっとずっと適当にして渡せなくてごめん…今日もこんなにもずるずる引きずってごめん…それで作ってみたけど下手くそでごめん」
曜「私は本当に全力で愛情を込めるよ、だからまあ形は笑われてもいいや…だって」
ダイヤ「ふふ…何をと思いましたが…ああそういうことでしたのね」
鞠莉「クス…謝るのは私達の方ね…」
カリッ…カリッ…
果南「どう…かな…?」
ダイヤ、鞠莉「…ふふ…美味しいよ(ですわ)」
果南「…!」パァ
曜「どんな形であろうと二人を思う気持ちは本物だからってね」
不器用な愛は型崩れたハートのチョコの様
おわり
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1518564847/