【SS】かのん「そういえば恋ちゃん知ってる？甘～いお菓子には恋のおまじないがかけられてるんだって」恋（ふぇっ！？/////）【ラブライブ！スーパースター!!】

恋「かのんさん！かのんさん！おやつにしましょう！」

かのん「うん。いいよ」

恋「～♪」ﾍﾟﾘﾍﾟﾘ

かのん「恋ちゃん今日は何にするの？」

恋「マカロンですっ！私この前初めてマカロンというものを口にしたのですが！それがとっても美味しくて！」

かのん「ふーん」

恋「うふふっ、あのサクサク感とふわふわ感がたまらないのです～！」

かのん「あ、そういえば恋ちゃん知ってる？」

恋「はい？」

かのん「マカロンって告白の時に使うお菓子なんだって」

恋（ふぇっ！？/////）

かのん「特別な人って意味が込められてるから、カップルが告白の時によく使うお菓子なんだって」

恋（ふぇぇぇ～！！？/////）
　

恋「ぅ、ぅぅぅぅ～……/////」

恋（告白っ……/////）

ﾄﾞｷﾄﾞｷ

かのん「恋ちゃん？」

恋（はぅぅ……って私は別にそんな意図はないですーっ！！/////）

かのん「あ、ごめんね恋ちゃん。全然関係ないお話しちゃって」

かのん「マカロン食べるんだっけ？いいよ。一緒に食べよっ」

恋「やっぱりマカロンは食べないことにしますっ」

かのん「えっ？」
　

恋「マカロンじゃないお菓子を食べることにしますっ！！今日はマカロンの気分ではないのですっ！！////」

かのん「そう？まあ、恋ちゃんがそれでいいならいいけど」

恋「ぅぅぅ、で、では……このドーナツにすることにしますっ」

かのん「うん、わかった。一緒に食べよっ！」

恋「はいっ。今日の私はドーナツの気分なので

かのん「あ、でもそう言えばドーナツってよくプロポーズの時に使われるお菓子らしいよ」

恋（ふぇっ！？////）

かのん「ドーナツって、好きって意味が込められてるお菓子なんだって」

恋（ふぇぇぇぇ～！！！？//////）
　

かのん「聞いた話によると～、ドーナツって穴があるから、英語で全部って意味のwholeとかけられてて～」

恋（ぅ、はぅぅぅ～……！！？/////）

かのん「だから……ってごめんね恋ちゃん。関係ない話しちゃったよね」

恋「ぅぅ……/////」

かのん「恋ちゃんドーナツ食べたいんだよね、食べよ食べよっ！」

恋「や、やっぱりドーナツは無しですっ！！////」

かのん「えっ？」

恋「やっぱりドーナツは無しですーっ！！////」

かのん「えぇぇ～！？」
　

恋「私は別にそういうことを伝えたかったわけではないのですっ。かのんさんが好きとかそういった感情は一切ないのですっ////」

かのん「ふーん」

恋「だからドーナツは無しですっ！！別のお菓子にしますっ！！////」

かのん「うん。恋ちゃんがそれでいいなら私は大丈夫だけど……それで、今日は何にする？」

恋「こちらの金平糖にしますっ。これなら別に破廉恥な意味など

かのん「あ、でも金平糖には永遠の愛って意味が込められてるんだって」

恋（ふぇっ！？////）

恋「う、うぅぅぅ～！！？だったら金平糖も無しですっ！！/////」

かのん「えっ？」

恋「こっちのキャンディにしますっ！！今度こそ絶対に破廉恥な意味は

かのん「そう言えばキャンディには本命って意味が込められてるんだって」

恋（ふぇぇぇぇ！！！？/////）

恋「ぅ、ぅぅぅぅ～！！！だったらキャンディも無しです～っ！！/////」

かのん「えぇ～？」

恋「やっぱりこっちのチョコレートに

かのん「チョコレートには愛の告白って意味が

恋「だったらチョコレートも無しですーっ！！！//////」
　

かのん「えぇ～？もーっ、恋ちゃんわがまま多いよ～！」

恋「むぅ～っ！！うぅぅぅぅ～っ！！！//////」ﾌﾟｸｯ

かのん「いい加減決めないとそろそろおやつの時間終わっちゃうよ？」

恋「かのんさんがいちいち私のことをからかうからですーっ！！////」

かのん「えっ？」

恋「いちいち告白とか本命とか言って私のことをからかってくるからですっ！！かのんさんが揚げ足とるから決めるの遅くなっているのですっ！！/////」

かのん「揚げ足じゃないよ。ちょこっと説明してあげてるだけだよ」

恋（ふぇっ！？////）

かのん「それにいちいち破廉恥なことに結び付けようとしてくる恋ちゃんの頭が悪いんでしょ？」

恋（ふぇぇぇぇぇ！！？/////）

かのん「だって私はただそのまま色々説明しているだけだもん。恋ちゃん、違う？」

恋「ぅ、ぅぅぅ………っ！！！//////」ﾌﾟｸｰｯ
　

恋（ぅぅぅ……！！////）

恋「っ……だったら今日のおやつはかのんさんが選んで下さいっ！////」

かのん「いいの？じゃあ、ん～っと……あ！だったらこのマドレーヌとか！」

恋「マドレーヌには好きという意味が込められているのですっ！////」

かのん「えっ？」

恋「マドレーヌには好きって意味が込められているのですーっ！！！/////」

かのん（えぇぇ～！！？）
　

恋「かのんさんもしかして私と二人で『好き』って意味を持つお菓子を食べたいのですか！！？」

かのん「うっ」

恋「それってもはや告白ですよね！！ねっ、かのんさん！！？/////」

かのん「っ……じゃ、じゃあ……やっぱりマドレーヌはなしっ。やめるっ」

恋「はいですっ。じゃあさっさと別のお菓子を選んで下さいっ」

かのん「えっと……だったらこっちのグミとか……」

恋「グミにも好きって意味が込められているのですっ！！/////」

かのん（ええっ！？）

かのん「じゃ、じゃあ無し。だったら、マシュマロとか……////」

恋「マシュマロにも好きって意味が込められているのですっ！！////」

かのん（えっ！？）

恋「マシュマロにも好きって意味が込められているのですーっ！！！/////」

かのん（えぇぇぇ～！！？）
　

恋「ぅぅぅ……か、かのんさん！！私とそんな意味を持つお菓子を一緒に食べたいのですか！！？////」

恋「わ、私は別に構いませんが！！かのんさんがどーしてもと言うのなら！！/////」

かのん「っ……って恋ちゃんっ！！/////」

恋（ふぇっ！？////）

かのん「恋ちゃん絶対途中から適当なこと言ってるーっ！！」

恋（ふぇぇぇ！！？/////）
　

かのん「だってお菓子がそんななんでもかんでも『好き』って意味持ってるわけないじゃーん！！そんなの絶対おかしいよ～っ！！恋ちゃん絶対嘘ついてるっ！！/////」

恋「なっ……！！？そ、それを言ったらかのんさんもですーっ！！かのんさんだって私に破廉恥なことを言わせようとさんざん嘘の知識を披露してきてました！！/////」

かのん「う、嘘じゃないもん！！私が言ってたのは全部ほんとのことだもんっ！！/////」

恋「だったら私のだって嘘じゃないですっ！！かのんさんが私に告白しようと甘いお菓子を勧めてきてるのですーっ！！/////」

かのん「だから最初に甘いお菓子勧めてきたのは恋ちゃんの方だよーっ！！////」

恋「うぅぅぅ～っ！！！/////」

かのん「むぅぅぅ～！！/////」

恋（ぅぅぅ……！！////）

かのん（っ……！！////）

恋「……////」

かのん「……/////」

かのん「じゃ、じゃあわかった！！さっきのは全部無し！！好きとか告白とかそういうの無しだからっ！！普通におやつの時間にしよっ！！////」
　

恋「はいっ。最初からそうしておけば良かったのですっ！/////」

かのん「じゃあ……////」

恋「はいっ……////」

ﾊﾟｸｯ

かのん「んっ……////」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

恋「……////」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

かのん「……/////」

恋「……/////」

かのん「……/////」

恋（ぅ、ぅぅぅ………////）

かのん「……って恋ちゃんやっぱり破廉恥なこと考えてるーっ！！/////」

恋「ふぇぇぇ～！！！？/////」
　

かのん「ほら！！さっき『ふぇっ』って言ったのが何よりの証拠！！恋ちゃんやっぱり変な妄想しながらお菓子食べてるもんっ！！/////」

恋「なっ……！！？わ、私は妄想なんかして

かのん「だったらどーしてそんなに頬っぺた赤くしてるのーっ！！/////」

恋「ふぇぇぇぇ～！！！？/////」

かのん「恋ちゃんやっぱり破廉恥なこと考えてんじゃん！！////」

恋（ぅ、ぅぅぅ……！！？////）

かのん「ほら認めて！！恋ちゃん私に告白される妄想してたって認めてっ！！////」

恋「っ……ってそれを言うならかのんさんもですっ！！////」

かのん「うぇぇぇ！！？////」
　

かのん「わ、私は別にっ！！////」

恋「かのんさんだって赤くなってますーっ！！/////」

かのん「な、なってないもん！！//////」

恋「なってますっ！！ほらっ！！手鏡見てみてくださいっ！！」

かのん（へっ！！？/////）

恋「ん！！！////」

かのん「うっ……/////」

恋「ほらっ！！お耳まで真っ赤ですーっ！！////」

かのん「っ……これはっ……！！/////」

かのん「……あ、暑いからっ！！部室が暑いからだよーっ！！////」

恋「そんなことないですーっ！！ここ数日は気温だって涼しいはずですっ！！」

かのん「うぐっ……////」
　

恋「というわけで破廉恥な妄想をしていたのはかのんさんの方ですっ。私は別に変なことは何も考えてませんっ！！////」

かのん「なっ……！？ってちがっ……！！最初に変な妄想してたのは恋ちゃんの方だよーっ！！////」

恋「違います違います違います～っ！！かのんさんが最初に好きとか言ってくるのが悪いのですっ！！そういう考えに誘導してくるのが悪いのです～っ！！/////」

かのん「むぅぅぅ～！！/////」

恋「うぅぅぅ～！！////」

かのん（っ……////）

恋（ぅ、ぅぅぅぅ……////）


きな子「って先輩方よくお菓子一つでそこまで妄想膨らませまること出来るっすね～」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

すみれ「ほっときなさい」

可可「関わるとバカがうつるデス」

恋「なっ！！？/////」

かのん「ち、違うよ！！恋ちゃんが変な話題振ってくるからーっ！！////」

恋「だから違いますーっ！！最初に言いだしたのはかのんさんです～っ！！//////」


この後めちゃくちゃ言い合いした
　

終わりです。お粗末様でした
恋ちゃん回が来るらしいので勢いだけのかのれんでした
　

ｽﾊﾞﾗｼｲｶﾉﾚﾝﾉﾋﾄ...