【SS】海未「花陽ぉ！練習をサボって『僕ラブ』に行くとは何事ですか！！」花陽「！？」【ラブライブ！サンシャイン!!】

海未「しかもR-18ののぞえり本を出していたというじゃないですか！！」

花陽「な、なんでばれちゃったのぉ！？」

海未「Twitterで見たこの画像のサイン！ペンネームが花陽の筆跡ですよね！」

花陽「うっ・・！」

海未「仮にもアイドルなのですよ！？花陽だとバレたらどうするんです！」

花陽「変装してたから大丈夫だよ！」

海未「もしもの時があります！しかし、なぜのぞえり本なのですか！」

花陽「だ、だって一番抜けるんだもん！」

海未「確かにえ　ちで需要はありますが！書くならほのうみ本かことうみ本を書きなさい！」

花陽「それ海未ちゃんが見たいだけでしょ！？」

海未「ななななな何を言っているのですか！？そんな事ありませんよ！」
　

海未「いいですか！のぞえり本を書いてもし希と絵里に迷惑がかかったらいけないでしょう！」

花陽「それだったらほのうみ本やことうみ本も海未ちゃん達に迷惑がかかるかもしれないよ！？」

海未「私達は・・・我慢するので大丈夫です」

花陽「おかしいよねぇ！？」

海未「ええい！もう正直に言います！花陽の絵柄でほのうみ本とことうみ本が見たいんですよ！」

花陽「とうとう言った！」

海未「さぁ！練習はいくらでも休んでいいですから早く幼馴染本を書く作業にうつりなさい！」

花陽「だ、誰か助けてぇ！」
　

海未「さぁ早く！私の妄想を絵にするのです！原作私、作画花陽の合作です！」

花陽「い、嫌だ！花陽が描きたいものしか描きたくないの！」

海未「くっ・・強情ですね・・！なぜほのうみ、ことうみではダメなのですか！」

花陽「花陽はねっとりした大人の女の子の絡みが描きたいの！ほのうみ、ことうみはねっとりしてないからだよ！」

海未「な、なんですって・・！私はスッキリした百合が見たいのに・・！方向性の違い・・というやつですか！」

花陽「ほっ・・・諦めてくれた？」

海未「まだです！」
　

海未「私も一肌脱ぎましょう！ネットリしたことほのうみの小説を書く作業に移ります！」

花陽「練習は！？」

海未「そんなことはどうだっていいのです！十分で仕上げますので待っててください！！」

ピシャッ

花陽「・・・ドア閉めてこもっちゃった」

花陽「ネットリしたことほのうみなんて見たくないのに・・・」

花陽「・・・」ｺﾞｿｺﾞｿ

花陽「・・・」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

花陽「うへへぇ・・・やっぱりのぞえりはえ　ちです///」

絵里「花陽？」

花陽「ぎゃあぁぁぁ！！！」ﾋﾞｯｸｳｩｩ

希「うわっ・・どうしたん？」
　

花陽「な、なんでもないよ！！」ｻｯ

絵里「ん？何か隠したわね・・」

花陽「ほ、本当に何も無いから！」

希「正直に言わんとわしわしするで？」

花陽「ひゃっ・・！わ、分かりましたよぅ・・」

花陽「これです・・・」

絵里「ん？本？なになに・・・『巨乳カップルの甘い甘い夜』・・・！？///」

希「ちょ、これウチとえりちやん！！///」

花陽「うう・・ごめんなさい・・」

絵里「な、何よこれ///私達はこんなねっとりしたえ　ちはしないわ！」

希「そ、そうやん！！でもこういうの憧れるかも///」

絵里「えっ///」

花陽（おっ、新たなネタがきましたね）
　

希「今日はさ・・・こういう事やってみよっか///」

絵里「の、希ぃ///分かったわ///」

花陽（ぐはぁ！！なんという破壊力！！こんな大人の女の子達が実は結構ウブだったとは！！）

花陽（これがギャップ萌えというやつですか・・！！今の気持ちなら・・！）

絵里「花陽、今日の練習は無しにするからね」

花陽「あ、はい！」

希「じゃあね！この本見せてくれてありがとー！」

花陽「どういたしまして！」

花陽「・・・今なら描けそうな気がします・・！」

花陽「ねっとりしたことほのうみ本を！」

ガララ

海未「お　ま　た　せ　し　ま　し　た」
　

海未「これが！！私の生命を懸けて書いた！！ねっとりエ　ことほのうみ本です！！」ﾊﾞｯ

花陽「・・・読むよ！」

海未「・・・はい」

花陽「・・・」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

花陽「！！！これはぁ！！」

花陽「す、すごい！まさかこんな複雑なねっとりした三角関係エ　を短時間で書けるなんて！！」

海未「ふっ・・・それほどでもないですよ」

花陽「ぜひ描かせて下さい！！ねっとりエ　ことほのうみ本を！！」

海未「こちらこそぜひ描いてください！花陽の絵を見てからずっとことほのうみ本を描いて欲しかったのです！」

花陽「ごめんね・・今までことほのうみの魅力に気がつかなくって・・」

海未「いいのです・・今は、それを絵にしていただければ・・」

花陽「うん・・！海未ちゃんの期待に応えられるよう頑張るよ！！」
　

花陽「すごい・・！驚くほど筆が進む！！」ｶﾞﾘｶﾞﾘ

花陽「実は元気な穂乃果ちゃんが既にことりちゃんに調教されていたり！」ｶﾞﾘｶﾞﾘ

花陽「そのことりちゃんは海未ちゃんに構って欲しいから穂乃果ちゃんを調教しただけだったり！」ｶﾞﾘｶﾞﾘ

花陽「海未ちゃんはそんな穂乃果ちゃんを見てことりちゃんに復讐え　ちを仕掛けたり！」ｶﾞﾘｶﾞﾘ

花陽「穂乃果ちゃんは実はことりちゃんに調教されたくて調教を自ら受けたり！」ｶﾞﾘｶﾞﾘ

花陽「すごい！！筆と鼻血が止まりません！！」ｶﾞﾘｶﾞﾘ

海未「花陽、ティッシュです！頑張ってください！！」

花陽「ありがとう！！はやく！自分でもはやく完成させたい・・！」

そして・・・
　

花陽「はぁはぁ・・！」

海未「とうとう・・！」

花陽「うん・・！完成だぁ！！」

海未「やっと・・夢が叶いました・・・！」

花陽「さぁ・・読んで！」

海未「！！い、いいのですか！？」

花陽「もちろん！！原作者にチェックしてもらわないとね！」

海未「花陽ぉ・・！」ｳﾙｳﾙ

花陽「さぁ！」

海未「はい・・！」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

海未「あぁ・・！これが私が長らく待ち望んでいたものです！勃起が止まりません・・！！」

花陽「良かった・・本当に良かった・・！」

海未「花陽・・私はあなたに出会えて本当に感謝しています」

花陽「私もだよ・・」

ガララ

穂乃果「あれ？今日って練習休みだよね？」

ことり「二人とも部室で何してるの？」

うみぱな「！！」
　

花陽（海未ちゃん！！これを二人に見せよう！）

海未（ええ！？これをですかぁ！？）

花陽（うん！これを二人に見せれば、きっとユメノトビラが開くはず・・！）

海未（二人の・・ユメノトビラ・・）

花陽（海未ちゃんは本の中だけで満足！？）

海未（！！）

花陽（現実でもしたくないの！？）

海未（・・・したいです！穂乃果とことりとねっとりえ　ちがしたいです！）

花陽（なら見せよう！！）

海未（はい！！）

花陽（きっと二人も・・絵里ちゃんと希ちゃんみたいになるはず・・！）

海未「ほ、穂乃果、ことり」

ことほの「？」
　

海未「これを見てください！！」ﾊﾞｯ

穂乃果「な、何これ！？」

海未「私と穂乃果とことりの同人誌です！」

ことり「・・・」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ

海未「ど、どうですか」

穂乃果「・・・海未ちゃん」

海未「は、はい！」

穂乃果「引くよ・・」

海未「」

ことり「これはないよ・・」

海未「」

穂乃果「穂乃果はスッキリ百合派だから・・」

ことり「ことりも・・じゃあね・・」

バタン

海未「」

海未ちゃんはショック死しました
終わり