【SS】かすみ「りな子～！はい、プレゼント！」璃奈「プレゼント？」【ラブライブ！虹ヶ咲】

かすみ「そう！今日は特別な記念日だから！」

璃奈「記念日？」

かすみ「かすみんとりな子にとっては、すっっっっっごく大切な記念日！」

璃奈「……ん？」

かすみ「……え？」

璃奈「何かあったっけ……」

かすみ「えっ」
　

璃奈「クリスマス……は来週だし」

かすみ「それは別に用意してるから！」

璃奈「じゃあ、何？」

かすみ「えっ？！それは、その……」

璃奈「……」

かすみ「……」

璃奈「えへっ、璃奈ちゃんボード『なーんちゃって』」

かすみ「？！」
　

璃奈「はい、かすみちゃんにもプレゼント」

かすみ「りな子知ってたの！？」

璃奈「もちろん。大好きなかすみちゃんとの真ん中バースデー、ずっと前からカレンダーに登録してた」

かすみ「かすみんも～！！！りな子も同じでよかった……」

璃奈「ずっと楽しみにしてたから、私も」

かすみ「へへへ～！……でも、なんであんな感じで隠してたの」

璃奈「面白そうかな～って思って」

かすみ「もう！」
　

璃奈「と言うわけで真ん中バースデーらしいことをしよう」

かすみ「真ん中バースデーらしいこと……2人で誕生日祝いする？」

璃奈「いいね」

かすみ「じゃ歌おっか」

璃奈「はっぴばーすでーとゅーゆー♪」

かすみ「はっぴばーすでーとゅーゆー♪」

「「はっぴばーすでーでぃあ」」

「かすみちゃーん♪」「りな子ー♪」

「「……」」

かすみ「おめでとう、りな子♪」

璃奈「おめでとう、かすみちゃん。『にっこりん』」
　

ｶﾞﾗｯ

しずく「いいハーモニーがすると思ったらかすみさんと璃奈さん！」

栞子「いい歌声でしたよ」

かすみ「げっ、しず子にしお子」

璃奈「聞こえてたの？ちょっと恥ずかしい……///」

栞子「一緒にハッピーバースデー歌うなんて楽しそうですね」

しずく「うんうん♪」

かすみ「もう、勘弁してってばあ……///」
　

栞子「ところで真ん中バースデーなんてあるんですね」

璃奈「うん。誕生日と誕生日のちょうど真ん中の日を2人でお祝いするの」

しずく「素敵だよね！恋人同士でそう言うお祝いしてそのままベッドで……きゃあ～！///」

かすみ「しず子……」

しずく「ゔゔん！かすみさんと璃奈さんはそこまでしてないよね！ごめんね！」

かすみ「しず子」

栞子「申し訳ないです……」

璃奈「栞子ちゃんが謝ることじゃないよ」
　

かすみ「じゃ、かすみんはりな子とデート行ってくるから」

しずく「おー！真ん中バースデーらしいことするねー！」

栞子「しずくさん、落ち着いてください」

璃奈「またね、2人とも」

しずく「何かあったら私に教えてくださいね！」

かすみ「はいはい」

ﾊﾞﾀﾝ

しずく「……」

栞子「……」
　

しずく「栞子さんって真ん中バースデーに興味あったりする？」

栞子「っ……い、いえ別に特に興味は……」

しずく「ちなみに、私と栞子さんの真ん中バースデーは7月5日だよ」ﾎﾞｿｯ

栞子「？！」

しずく「ふふ、楽しみだね💙」

栞子「……」
　

～ジョイポリス～

ｶﾞﾗﾗﾗﾗ

かすみ「うああああああああ！！！！」

璃奈（ここで……『ポン』。よし、『ポン』）
　

～ボウリング～

ｶﾞﾗｺｰﾝ

かすみ「よし！ストライク！」

璃奈「すごい。私も負けない」
　

～カラオケ～

璃奈「かすみちゃん。この曲歌お？」

かすみ「いいよー！じゃあ、かすみんこっちね！」

璃奈「ありがと。『テレテレ』」
　

～間～

かすみ「遊んだ～！」

璃奈「楽しかった」

かすみ「でも思えば真ん中バースデーと言うよりいつもみたいに遊んだだけだったね」

璃奈「確かに」

かすみ「……もっとデートらしいことしたかったなあ」

璃奈「うん」
　

かすみ「でもヴィーナスフォートは閉まっちゃったし」

璃奈「観覧車やチームラボも無くなっちゃった」

かすみ「デートと言えばお決まりの場所だったのにね」

璃奈「お台場も色々変わっちゃった……」

かすみ「……でも」

璃奈「ん？」

かすみ「思い出としてはいつまでも残るし、新しくデートコース作れるって思えば」

璃奈「あ……」

かすみ「いいかなって、私は思うよ」

璃奈「うん、そうだね！」

かすみ「よし！真ん中バースデーらしいことさらにしよっか！」

璃奈「うん、待ってたよ」
　

かすみ「誰もいないよね？」ｷｮﾛｷｮﾛ

璃奈「かすみちゃん、他の人にバレるのそんなに気になる？」ｼﾞﾄｰ

かすみ「うっ」

かすみ「だ、だってスクールアイドルとは言えどもアイドルですから！確認しておかないと……」

璃奈「すぐ終わるから大丈夫」

かすみ「ま、まあ、ここはさすがに人来ないと思うし……じゃあ」

璃奈「うん」

ﾁｭｯ
　

かすみ「……///」

璃奈「……///」

かすみ「やっぱりこれすごく恥ずかしいね///」

璃奈「うん///」

かすみ「じゃ、最後は……」

璃奈「……かすみちゃん、本当に最後までやる、の？///」

かすみ「当たり前、じゃん……最後までやるって、決めたことだし///」

璃奈「……そっか///」
　

かすみ「……じゃ、行こっか」ｷﾞｭｯ

璃奈「うん」ｷﾞｭｯ



——。
　

～翌日～

ｶﾞﾗｯ

かすみ「おはよー」

璃奈「おはよう」

しずく「あ、かすみさん、璃奈さん、おはよう……2人で仲良く登校と言うことはそう言うことですか？」

かすみ「な、違うって！」

璃奈「そんなことは、無い……『テレテレ』」

栞子「なるほど。この反応からしてやはりそう言うことですね」

璃奈「しまった。ついいつもの癖で璃奈ちゃんボード使っちゃった」

かすみ「あーもう！」
　

かすみ「いこ、りな子！さっさと朝練するよ！」ｷﾞｭｯ

璃奈「うん。わかった」ｷﾞｭｯ

栞子「あっ」

ﾀｯﾀｯﾀｯ……

栞子「ち、ちょっと！廊下は走っては……はあ」

しずく「ふふ、まあ今日ぐらいは」

栞子「……まあいいでしょう。昨日の今日ですし」
　

しずく「にしても羨ましいね……」

栞子「……と言いますと」

しずく「私もあんな風にイチャイチャできたらなあって」

栞子「……来年」

しずく「ん？」

栞子「真ん中バースデーの日、開けておいてくださいね」

しずく「……はい💙」
　

かすみ「はあはあ……ここまで来れば大丈夫……はあ」

璃奈「ふぅ……」

かすみ「ねえ、りな子。昨日言い忘れたことがあったんだけど」

璃奈「ん？」

かすみ「……昨日はとても楽しかった！だから、来年も、再来年も、ずっと真ん中バースデーお祝いしようね！」

璃奈「うん。私も同じ。ずっとかすみちゃんと一緒にお祝いしたい」

かすみ「良かった！じゃ、りな子！これからもよろしくね！ずっと！」

璃奈「うん。かすみちゃん、大好き」
　

おわりです。
推しと推しの真ん中バースデーなので書いてみました。しおしずも書いてみたいですね……
　

可愛かった乙

ふたりとも真ん中バースデーおめでとう
知らなかった
　

从cι˘σ ᴗ σ˘*👍从[´・֊・]从👍
　

りなかすは脳に良い
　

おつおつ
かわいくてよかった