【SS】かすみ「休憩がてら鶴岡八幡宮の鯉に餌やりしますよ～！」【ラブライブ！虹ヶ咲】

かすみ「はあ…猫が全然見つからない…」

かすみ「こういう時は気分転換しなきゃです！」

かすみ「…お～？100円で鯉の餌やり出来るじゃーん」

かすみ「せっかくなんでやってみよ！かすみんが可愛く可愛く餌をあげちゃいますよ～♡」

?「～♪」

かすみ「おお～泳いでる泳いでる。それそれ～」つ餌ﾊﾟｯﾊﾟ

?「！！！」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ‼︎





かすみ「ぎゃあああああああああ！！！？」
　

かすみ「うう…水しぶきが飛んで…スカートがびしょ濡れじゃん～！」

かすみ「ここの鯉がこんなに食欲あったなんて…ビックリしたよ～」

かすみ「…むむっ。これは、他の人も驚かせば面白い？」

かすみ「にっしっしっし～。誰か他の人にも、今のかすみんと同じ目にあわせてあげましょう！」

栞子「なかなかいませんね猫さん…」

かすみ「あ、しお子しお子～」

栞子「おや、かすみさん」

かすみ「気分転換にそこの鯉に餌やりしてみない～？」

栞子「そんな事が出来るのですか？鯉に餌やりするのは初めてです」

かすみ「じゃあ是非やってみるといいよ～。はいこれ餌」ｽｯ

栞子「ありがとうございます。鯉さん…餌ですよー」つ餌ﾊﾟｯﾊﾟ

?「！！！」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ‼︎




かすみ「ぎゃあああああああああああ！！！」
　

栞子「かすみさん！大丈夫ですか？」

かすみ「うえええ～またかすみんの所に水が飛んだ～？」

栞子「また？」

かすみ「ああいや…なんでもない！それよりしお子！ビックリしたでしょ～？」

栞子「ええまあ…随分と元気だなぁと」

かすみ「リアクション薄くない！？驚いたでしょ！突然あんな大群で押し寄せて来たんだよ！？」

栞子「ビックリはしましたが、元気なのは良い事ですよね」

かすみ「むきー！かすみんが求めてたのと違うー！」

ランジュ「あら！かすみと栞子！何やってるのよ！」

栞子「ランジュ、今かすみさんから鯉の餌を貰って餌やりをしてたんです」

ランジュ「きゃあ！何それ楽しそうじゃない！」ｳｷｳｷ

かすみ「おお～！これはまたとないチャンス！ランジュ先輩を驚かせてやりましょう！」
　

かすみ「ランジュ先輩の為に～かすみんが餌を買っておいてあげました！」つ餌

ランジュ「きゃあ！これをランジュに！？いいのかすみ！」

かすみ「ええ。せっかくなんで鎌倉の鯉の餌やりを満喫させてあげたくて～」

ランジュ「ありがたく頂くわ！じゃあ鯉に餌をあげましょう！」

栞子「ランジュ、気を付けた方が良いですよ。ここの鯉は…」

ランジュ「沢山餌をあげるわ！それーーーー！」餌ﾄﾞﾊﾞｱｱｱｱ

?「！！！！！！」

?「！！！！！！」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ‼︎

ｸﾙｯﾎﾟｸﾙｯﾎﾟｯﾎﾟｯﾎﾟ‼︎




かすみ「ぎゃああああああああああ！！！？」

栞子「かすみさんの肩に鳩が！？」
　

?「ｸﾙｯﾎﾟｸﾙｯﾎﾟｯﾎﾟｯﾎﾟ♪」ﾊﾞｻﾊﾞｻ




かすみ「ひええええええ！！！なんで鯉の餌に鳩がこんなに食い付くんですかああああ！？」

栞子「とても興味深い光景ですね」

ランジュ「元気なのは良い事だわ！それそれ～！！」餌ﾊﾟｯﾊﾟ

?「ﾎﾟｯﾎﾟｯﾎﾟ‼︎」

かすみ「ぎゃああああああ！！！ランジュ先輩なんでかすみんの所に餌投げるんですかーーー！？」

ランジュ「かすみと鳩が仲良くはしゃいでるからもっと盛り上げてあげなくちゃと思ってね！」

かすみ「盛り上げなくてもいいんですよおおおおお！！！」

栞子「鳩と戯れるかすみさんは初めて見ました」
　

ランジュ「あら、餌が無くなっちゃったわ」

?「ﾁｯ」ｽｲｽｲ～

?「ﾌﾝ」ﾊﾞｻﾊﾞｻ～

栞子「餌が無くなった途端に撤退していくとは、ここの鯉と鳩は頭が良いですね」

かすみ「全然良くないよ！欲求のままに動いてるだけだよ！」

ランジュ「流石しずくの住んでる地域なだけあるわね」

かすみ「まあ…確かに…」

栞子「おや、噂をすればあそこにしずくさんが」

しずく「久しぶりに…やろうかな?」つ餌

しずく「それ?」ﾊﾟｯﾊﾟ

?「！！！！！」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ




かすみ「ああ、しず子がー！」
　

しずく「…前はもっと激しく食い付いたよね？」

?「！？」

しずく「私が少し留守にしてる間にたるんでたんじゃない？」

?「…」ｱｾｱｾ

しずく「もう一回あげるよ？それっ」餌ﾊﾟｯﾊﾟ

?「ｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵ」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ





しずく「まあ…少しは戻ったかな？まあ許してあげよう?」

?「ﾎｯ」

しずく「じゃあ猫探しにいきますんで、また会いましょう?」ｽﾀｽﾀ

?「ﾌｳ」

ランジュ「きゃあ！しずくったら完全に手懐けてるわ！」

栞子「流石は地元民ですね」

かすみ「うう…かすみんが甘く見てました～～～！」
　

かすみ「はあ…ずっとここにいても疲れるだけなんで、行こうか…」

栞子「そうですね」

せつ菜「おや！！皆さん何をしているんですか！！？」

ランジュ「せつ菜！今みんなで鯉に餌やりしてたのよ！」

せつ菜「それは楽しそうですね！！！私もやってみたいです！！！ここで100円入れて餌を取るんですね！！！」

かすみ「嫌な予感が…」

せつ菜「うおおおおおお！！！鯉さん！！！たっぷり召し上がれ！！！！！」餌ﾄﾞﾊﾞﾄﾞﾊﾞ‼︎

?「！！！！！！！」

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ‼︎







ｻﾞｯﾊﾟｰｰｰｰｰﾝ‼︎

かすみ「ぎゃああああああ！！！水しぶきがあああああ！！！」

せつ菜「うおおおおおおお！！！私も元気になって来ましたよおおおおお！！！」

ランジュ「ランジュもよ～！」

栞子「ふふ。じゃあ猫を探しに行って来ますね」ｽﾀｽﾀ

かすみ「それは急だよしお子ーーー！って、まだ水しぶきがーーーーー！！！ぎゃああああああ…」


おわり
　

こないだ日曜日に聖地巡りした時の体験談でした