1: (しまむら) 2022/12/30(金) 22:11:24.62 ID:F6X9zVzo
メイ「初ライブだけじゃなく、初練習だって見てたんだからな!」
きな子「う~。恥ずかしいっすよ~…///」
メイ「くーッ!きな子めっちゃかわいいなァ!」
誰かきなメイ書いて
きな子「う~。恥ずかしいっすよ~…///」
メイ「くーッ!きな子めっちゃかわいいなァ!」
誰かきなメイ書いて
13: (たこやき) 2022/12/30(金) 22:36:27.28 ID:xYWPC4J1
〜ある日の部室〜
ガララ
きな子「……あれ? メイちゃんだけっすか?」
メイ「! きな子か」
メイ「そうだな。10分くらい前から居るけど、まだ誰も来てねぇな」
きな子「そうっすか……」
メイ「……なんだよ? 不満か?」
きな子「!? いっ、いえ!? そんなことはないっす!」
きな子「ただ、メイちゃんと二人きりになるのが久しぶりで……なんだか逆に新鮮だな〜っと」
メイ「ふーん」
きな子「……そういうメイちゃんは――きな子と二人きりは嫌っすか?」
メイ「!?」
メイ「そっ、そそそそそそんなわけねぇだろ!?///」
きな子「ホントっすか!?」
メイ「お、おう! なんせ、わたしはお前の第一ファンだからな!」
きな子「……え?」
メイ「……へ?」
きな子「ええっ!?///」
メイ「なっ――///」
メイ「いっ、今のは忘れろ! きな子ぉ!」
きな子「これがっ……都会の告白っすか……?」
メイ「ちげぇよ!?///」
ガララッ!
夏美「スックゥープの匂いですの!」
四季「メイ、浮気はダメ」
メイ「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"」
ガララ
きな子「……あれ? メイちゃんだけっすか?」
メイ「! きな子か」
メイ「そうだな。10分くらい前から居るけど、まだ誰も来てねぇな」
きな子「そうっすか……」
メイ「……なんだよ? 不満か?」
きな子「!? いっ、いえ!? そんなことはないっす!」
きな子「ただ、メイちゃんと二人きりになるのが久しぶりで……なんだか逆に新鮮だな〜っと」
メイ「ふーん」
きな子「……そういうメイちゃんは――きな子と二人きりは嫌っすか?」
メイ「!?」
メイ「そっ、そそそそそそんなわけねぇだろ!?///」
きな子「ホントっすか!?」
メイ「お、おう! なんせ、わたしはお前の第一ファンだからな!」
きな子「……え?」
メイ「……へ?」
きな子「ええっ!?///」
メイ「なっ――///」
メイ「いっ、今のは忘れろ! きな子ぉ!」
きな子「これがっ……都会の告白っすか……?」
メイ「ちげぇよ!?///」
ガララッ!
夏美「スックゥープの匂いですの!」
四季「メイ、浮気はダメ」
メイ「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"」
17: (たこやき) 2022/12/30(金) 23:22:07.28 ID:xYWPC4J1
メイ「なんだよ……なんなんだよ……///」
四季「照れてるメイも可愛い」
夏美「これも新鮮ですの〜♪」
きな子「『新鮮』って……いつから聞いてたんすか?」
四季「実は最初から。夏美ちゃんと二人できな子ちゃんの後をつけて、いつ気が付くのかっていうのをやってた」
夏美「そしたら全く気が付かずに部室に入ったので、唖然としてしまいましたの」
夏美「まぁ、そのお陰で、楽しい話が聞けたのでヨシとしますの♪」
きな子「えぇ……」
四季「ちなみにメイ、最初のファンって言いたいなら『第一ファン』じゃなくて『ファン第1号』」
メイ「うるせぇよ!///」
夏美「……五月蝿い、ですって」
四季「なら、出ていくしかない」
きなメイ「「!?」」
夏美「それでは、私達お邪魔虫はこの辺りでお暇致しますの」
四季「どうぞ、ごゆっくり。see you.」
きな子「え――」
ピシャリ
きな子「…………」
メイ「…………」
四季「照れてるメイも可愛い」
夏美「これも新鮮ですの〜♪」
きな子「『新鮮』って……いつから聞いてたんすか?」
四季「実は最初から。夏美ちゃんと二人できな子ちゃんの後をつけて、いつ気が付くのかっていうのをやってた」
夏美「そしたら全く気が付かずに部室に入ったので、唖然としてしまいましたの」
夏美「まぁ、そのお陰で、楽しい話が聞けたのでヨシとしますの♪」
きな子「えぇ……」
四季「ちなみにメイ、最初のファンって言いたいなら『第一ファン』じゃなくて『ファン第1号』」
メイ「うるせぇよ!///」
夏美「……五月蝿い、ですって」
四季「なら、出ていくしかない」
きなメイ「「!?」」
夏美「それでは、私達お邪魔虫はこの辺りでお暇致しますの」
四季「どうぞ、ごゆっくり。see you.」
きな子「え――」
ピシャリ
きな子「…………」
メイ「…………」
18: (たこやき) 2022/12/30(金) 23:27:25.27 ID:xYWPC4J1
メイ「なんなんだあいつら……」
きな子「さ、さぁ……」
メイ「……」
きな子「……」
きな子「……え、えーと、メイちゃん……」
メイ「……んだよ?」
メイ「まぁ、何聞きてぇかは分かるけど……」
きな子「は、はいっす……」
きな子「その……ファン第1号というのは一体……?」
メイ「……」
メイ「そのままだよ」
メイ「わたしは……お前が好きだ」
きな子「うえええっ!!!?///」
メイ「っぁ――!?///」
メイ「ちっ、ちげぇぞ!?/// ファンとして好きって意味だからな!?///」
きな子「そそそ、そうっすよね!/// 大丈夫っす!/// 分かってるっす///」
メイ「あ"〜……、あいつらの所為で変な方に行っちまったじゃねぇか……」
きな子「あ、あはは……///」
きな子「さ、さぁ……」
メイ「……」
きな子「……」
きな子「……え、えーと、メイちゃん……」
メイ「……んだよ?」
メイ「まぁ、何聞きてぇかは分かるけど……」
きな子「は、はいっす……」
きな子「その……ファン第1号というのは一体……?」
メイ「……」
メイ「そのままだよ」
メイ「わたしは……お前が好きだ」
きな子「うえええっ!!!?///」
メイ「っぁ――!?///」
メイ「ちっ、ちげぇぞ!?/// ファンとして好きって意味だからな!?///」
きな子「そそそ、そうっすよね!/// 大丈夫っす!/// 分かってるっす///」
メイ「あ"〜……、あいつらの所為で変な方に行っちまったじゃねぇか……」
きな子「あ、あはは……///」
21: (たこやき) 2022/12/30(金) 23:53:13.85 ID:xYWPC4J1
きな子「……それで……?」
メイ「……嗚呼、そうだな……」
メイ「キッカケは……なんだろうな?」
メイ「きな子が……スクールアイドル部に勧誘されたってクラスで話題になったときには、もう気にかけてたかもな」
きな子「随分と早いっすね!?」
メイ「そりゃあ、憧れてたLiella!の澁谷かのんから直々にオファーされたとなれば『どんなすげぇ奴なんだ!?』って気になるだろ。スクールアイドル好きとしてはさ」
きな子「なるほどっす……」
メイ「そっから、こっそり先輩達やきな子の練習を見てたり、四季に誘われて体験入部したときに横目で見てたりと……日に日にお前を目で追うことが多くなった」
きな子「そ、そうっすか……///」
メイ「そこで、わたしは気付いたんだ」
メイ「『桜小路きな子』こそ、わたしが一番に思い浮かべる『アイドル』の姿だって」
きな子「どういうことっすか……?」
メイ「アイドルってのはさ、なんかこう、成長を応援していくもの……みてぇなのがあるんだよ」
メイ「口からCD音源出してる歌手とかと違って、最初はちょっと下手だったのが、何年か後のライブでは上手くなってて『嗚呼、上手くなったなぁ』って感慨深く思うっての? こういう存在だと思うんだよ」
きな子「は、はぁ……」
メイ「で、そんな存在がピッタリきな子に重なんだよ」
メイ「……スクールアイドルとは無縁だった――つまり、普通の女の子だったきな子が、今や人前で歌って踊ってる」
メイ「先輩達との実力差で悩んでたことが嘘だったみたいに、今は歌も踊りも2年生と遜色ない」
メイ「今のきな子、そして最初のきな子を知ってるからこそ、同じアイドルとしてじゃなくて、わたしがファンとして『桜小路きな子』を応援する目線が生まれたってわけよ」
メイ「……なんか上手く言葉に出来たか自信ねぇけど……伝わったか……?」
きな子「……なんとなくは……」
メイ「……そうか」
メイ「……嗚呼、そうだな……」
メイ「キッカケは……なんだろうな?」
メイ「きな子が……スクールアイドル部に勧誘されたってクラスで話題になったときには、もう気にかけてたかもな」
きな子「随分と早いっすね!?」
メイ「そりゃあ、憧れてたLiella!の澁谷かのんから直々にオファーされたとなれば『どんなすげぇ奴なんだ!?』って気になるだろ。スクールアイドル好きとしてはさ」
きな子「なるほどっす……」
メイ「そっから、こっそり先輩達やきな子の練習を見てたり、四季に誘われて体験入部したときに横目で見てたりと……日に日にお前を目で追うことが多くなった」
きな子「そ、そうっすか……///」
メイ「そこで、わたしは気付いたんだ」
メイ「『桜小路きな子』こそ、わたしが一番に思い浮かべる『アイドル』の姿だって」
きな子「どういうことっすか……?」
メイ「アイドルってのはさ、なんかこう、成長を応援していくもの……みてぇなのがあるんだよ」
メイ「口からCD音源出してる歌手とかと違って、最初はちょっと下手だったのが、何年か後のライブでは上手くなってて『嗚呼、上手くなったなぁ』って感慨深く思うっての? こういう存在だと思うんだよ」
きな子「は、はぁ……」
メイ「で、そんな存在がピッタリきな子に重なんだよ」
メイ「……スクールアイドルとは無縁だった――つまり、普通の女の子だったきな子が、今や人前で歌って踊ってる」
メイ「先輩達との実力差で悩んでたことが嘘だったみたいに、今は歌も踊りも2年生と遜色ない」
メイ「今のきな子、そして最初のきな子を知ってるからこそ、同じアイドルとしてじゃなくて、わたしがファンとして『桜小路きな子』を応援する目線が生まれたってわけよ」
メイ「……なんか上手く言葉に出来たか自信ねぇけど……伝わったか……?」
きな子「……なんとなくは……」
メイ「……そうか」
22: (たこやき) 2022/12/31(土) 00:02:21.84 ID:jFW4Hech
メイ「……まぁ、あれだ!」
メイ「今も昔も変わらず、応援してるってことだ!」
メイ「きな子がLiella!に入部してなかったら、きっと四季もわたしを強引に道連れにしようなんて考えなかったと思う」
メイ「そしてわたしも、入る勇気が湧かなかったと思う」
メイ「だから、キッカケを作ってくれたきな子には感謝してんだ。ありがとう」
きな子「と、とんでもないっす!」
きな子「きな子も、メイちゃんには感謝してるっす!」
きな子「スクールアイドルのことを何もしらないきな子に、メイちゃんは沢山教えてくれたっす」
きな子「教えてくれただけじゃなくて、沢山助けてもくれたっす」
きな子「最初は怖い人なのかなって思ったっすけど、全然そんなことはなくて……寧ろ、ただ不器用なだけの優しい人だって分かったっす」
きな子「そして今の『応援してる』って言葉で、メイちゃんが優しい人なんだなってことが、もっと強調されったっす!」
メイ「きな子……」
きな子「メイちゃんが、きな子のファン第1号なら――」
きな子「――きな子も、優しいメイちゃんを知ってる『メイのファン第一号』っす!」
メイ「なっ――!?///」
きな子「え、えへへ……///」
メイ「今も昔も変わらず、応援してるってことだ!」
メイ「きな子がLiella!に入部してなかったら、きっと四季もわたしを強引に道連れにしようなんて考えなかったと思う」
メイ「そしてわたしも、入る勇気が湧かなかったと思う」
メイ「だから、キッカケを作ってくれたきな子には感謝してんだ。ありがとう」
きな子「と、とんでもないっす!」
きな子「きな子も、メイちゃんには感謝してるっす!」
きな子「スクールアイドルのことを何もしらないきな子に、メイちゃんは沢山教えてくれたっす」
きな子「教えてくれただけじゃなくて、沢山助けてもくれたっす」
きな子「最初は怖い人なのかなって思ったっすけど、全然そんなことはなくて……寧ろ、ただ不器用なだけの優しい人だって分かったっす」
きな子「そして今の『応援してる』って言葉で、メイちゃんが優しい人なんだなってことが、もっと強調されったっす!」
メイ「きな子……」
きな子「メイちゃんが、きな子のファン第1号なら――」
きな子「――きな子も、優しいメイちゃんを知ってる『メイのファン第一号』っす!」
メイ「なっ――!?///」
きな子「え、えへへ……///」
23: (たこやき) 2022/12/31(土) 00:13:19.23 ID:jFW4Hech
きな子「あっ、あ〜っ///」
きな子「なっ、なんだか恥ずかしいっすね……///」
きな子「ごめんなさいっメイちゃん、今のはなかったことに――」
メイ「――だろ……」
きな子「……え? メイちゃん? どうかしたっすか?」
メイ「桜小路きな子可愛いすぎんだろ!!?」
きな子「うえええっ!?///」
メイ「歌声も! 仕草も! ツインテも! 喋り方も! 都会に慣れてないとこも! 森羅万象何もかも全てが可愛いっ!!!」
きな子「なっ、なんなんすかぁ〜!!?///」
メイ「もう我慢できねぇ! 今からきな子の可愛いところを1000個言うまで帰らねぇ! 夜まで付き合えよきな子ぉ!」
きな子「なんでっすか!?///」
メイ「桜小路きな子の此処が可愛いまるいち! 田舎娘の『のほほ〜ん』とした雰囲気とは打って変わる脚全てを覆う黒タイツの工 さ!」
きな子「それ可愛いに該当するんすか!?///」
メイ「あたりめぇだろ! 喧嘩売ってんのか!?」
きな子「どっちかっていうと売られてんのはきな子の方っすよ!?」
きな子「なっ、なんだか恥ずかしいっすね……///」
きな子「ごめんなさいっメイちゃん、今のはなかったことに――」
メイ「――だろ……」
きな子「……え? メイちゃん? どうかしたっすか?」
メイ「桜小路きな子可愛いすぎんだろ!!?」
きな子「うえええっ!?///」
メイ「歌声も! 仕草も! ツインテも! 喋り方も! 都会に慣れてないとこも! 森羅万象何もかも全てが可愛いっ!!!」
きな子「なっ、なんなんすかぁ〜!!?///」
メイ「もう我慢できねぇ! 今からきな子の可愛いところを1000個言うまで帰らねぇ! 夜まで付き合えよきな子ぉ!」
きな子「なんでっすか!?///」
メイ「桜小路きな子の此処が可愛いまるいち! 田舎娘の『のほほ〜ん』とした雰囲気とは打って変わる脚全てを覆う黒タイツの工 さ!」
きな子「それ可愛いに該当するんすか!?///」
メイ「あたりめぇだろ! 喧嘩売ってんのか!?」
きな子「どっちかっていうと売られてんのはきな子の方っすよ!?」
24: (たこやき) 2022/12/31(土) 00:23:29.21 ID:jFW4Hech
〜その後、大体10分くらいが経過した〜
メイ「桜小路きな子のここが可愛い丸658!」
きな子「まだ続けるんすか……もう、勘弁してほしいっす……///」
きな子「さっきの比じゃないくらい、恥ずかしいっすよ……///」
メイ「『褒めると照れるところ』」
きな子「うぅ……///」
メイ「デュッフフフ! きな子は可愛いなぁ! ええ!?」
きな子「や、やめてくださいっす……///」
夏美「メイが……古典的なアイドルオタクみたいになってますの……」
四季「ある意味、正常」
すみれ「入りづらいったら入りづらいわね……」
かのん「練習……どうしよっか?」
千砂都「とりあえず、ランニングでもする?」
可可「賛成デス、行きまショウ」
恋「…………」
恋「女性版禁断のセカイ……アリですね」
おわれ
メイ「桜小路きな子のここが可愛い丸658!」
きな子「まだ続けるんすか……もう、勘弁してほしいっす……///」
きな子「さっきの比じゃないくらい、恥ずかしいっすよ……///」
メイ「『褒めると照れるところ』」
きな子「うぅ……///」
メイ「デュッフフフ! きな子は可愛いなぁ! ええ!?」
きな子「や、やめてくださいっす……///」
夏美「メイが……古典的なアイドルオタクみたいになってますの……」
四季「ある意味、正常」
すみれ「入りづらいったら入りづらいわね……」
かのん「練習……どうしよっか?」
千砂都「とりあえず、ランニングでもする?」
可可「賛成デス、行きまショウ」
恋「…………」
恋「女性版禁断のセカイ……アリですね」
おわれ
26: (もんじゃ) 2022/12/31(土) 01:15:58.29 ID:2sfG/H+C
きななつに頭支配されてたけど、こういうのもあるのか…
乙です
乙です
32: (たこやき) 2022/12/31(土) 11:26:53.12 ID:SyefZxnf
メイやばすぎるだろ…
あとで思い出してめっちゃ顔赤くなってそう
あとで思い出してめっちゃ顔赤くなってそう
30: (もも) 2022/12/31(土) 10:44:21.57 ID:cnM/z7HQ
これで年を越せる…
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1672405884/