【SS】花帆「ねえねえ、さやかちゃん！」さやか「なんですか？」【ラブライブ！蓮ノ空】

※さやかほです
　

花帆「はぁ…今日も練習疲れた〜梢センパイのトレーニング・・ますますハードになってる気がするよ〜」

さやか「それは花帆さんがレベルアップしているのを乙宗先輩が分かっているからじゃないですか？」

さやか「そうじゃないと乙宗先輩に限っていきなりハードに…なんてことをするとは思えませんし」

花帆「ほんと！？あたし上手になってる？」

さやか「そうですね、わたしから見ても花帆さんは上手になっていると思います」

花帆「やったあ！！さやかちゃんに褒められちゃった♪」

さやか「それはそうとして…」

花帆「？」
　

さやか「どうして花帆さんがわたしのお部屋にいるんですか！？」

花帆「えっ？どうしてってお風呂から上がって…パジャマに着替えて……それで必要なものを持ってさやかちゃんのお部屋にって…あたしのルーティンだよ？」

さやか「初耳です…」

花帆「でも、さやかちゃん…」

さやか『花帆さん。どうかしましたか？用事があるなら入ってください』

花帆「って自然にあたしのこと部屋に入れてくれたよね？」

さやか「はっ……花帆さんが来ることが自然すぎて…わたしが招き入れたことを覚えていなかった…！？」
　

さやか「それで、今日はどんな用事があってわたしのところに来たんです？」

花帆「ふふ〜ん、なんだと思うさやかちゃん？」

さやか「マッサージならやり方は教えましたし…お弁当は前に作ってあげましたよね？」

さやか「分かりました！今度のお休みの外出のお誘いですか？」

花帆「ぶっぶ〜！不正解だよさやかちゃん」

さやか「それじゃあ、一体なんなんです？」

花帆「あ、あのね…さやかちゃん……」
　

さやか (花帆さん…なんだかモジモジしてますね、もしかして…言いにくい相談ごとでしょうか…？)

花帆「その……////」

さやか (花帆さんにはお互い持ちつ持たれつでやっていってるとは思いますが……こんな花帆さん初めてです・・・一体どんな悩みを…)

花帆「・・・ス、スーツとか着てみない？」

さやか「・・はい？」

さやか「スーツですか？」

花帆「うん！」

さやか「一体どうしてそんな……もしかして花帆さんが後ろに隠してるのって…」
　

花帆「えへへ〜隠してるのバレてた？じゃーん！！」

さやか「まあ、何か後ろに持ってるな〜とは思ってました・・それにしてもこんなスーツ一体どこで…」

花帆「購買部で取り寄せてもらったの♪」

さやか「はあ…それはそうとしてどうしてスーツなんです？」

花帆「えっとね、順を追って説明していくとね」

花帆「あたし、せっかく高校生活だから色々やってみたいの！」

さやか「花咲きたいんですよね♪」ｸｽｸｽ

花帆「そう！！それでね、それでね！みんなと遊んだり、部活に取り組んだり〜」

花帆「放課後にカラオケやショッピングに〜・・っていうのはできたかどうかちょっと微妙だけど・・」
　

花帆「あたし今とっ〜ても充実してるし、花咲いてるな〜って思うの♪」

さやか「良かったですね花帆さん、・・それが一体どうしてスーツに繋がるんですか？」

花帆「ほら…蓮ノ空って女子校でしょ？」

さやか「そうですね、パンフレットにも書いてありますし伝統があると謳っていますね」

花帆「だから…男の子と出会いがないんだよ！！」

さやか「ええっ……」

花帆「素敵なシチュエーションでドキッとしてみたいな〜って思うこと…ない？ないかな、さやかちゃん？」
　

さやか「ええっと…そもそもスクールアイドルとはいえアイドルの名を冠している以上そういう恋愛的なのものはNGではないんでしょうか？」

花帆「控えた方が良いって言うよね…もちろんあたしも男の子と恋愛したい！ってわけじゃなくて…」

花帆「うーーん…そう！！ときめいてみたいの！」

さやか「はあ……」

花帆「だからさやかちゃん…！！」

さやか「ど、どうしてわたしなんですか？！それこそ…乙宗先輩に頼めば良いと思います」

さやか「乙宗先輩ならきっと……」
　

梢「そう・・花帆さんのお願いなら私で良ければ協力するわ♡」

さやか「2つ返事だと思います」

花帆「えっと……あたしのサイズで注文しちゃったから……」ｼﾞｰ

花帆「そ、それに！こういうのって……ね？」ｼﾞｰ

さやか「・・・何か失礼なこと考えてませんか？」

花帆「い、いやいや！！！そんなこと考えてないよ〜！」

花帆「他の学校のスクールアイドルもスーツ着てたんだよ？ほら、これとか…」
　

さやか「・・イメージビデオですか…？あっ、良いですね。綴理先輩が似合いそうで…」

花帆「でしょ、でしょ！？ほら、ライブ衣装に落とし込んだものもあるんだよ！」ｽｯ

さやか「なるほど…わたし達よりだいぶ前の世代ですが……こういう衣装でのパフォーマンスもあったんですね」

花帆「はぁ〜〜こういうのが似合うスクールアイドルってかっこいいな〜♡」

花帆「ね、ね？さやかちゃん……」ｳﾙｳﾙ

さやか「・・・分かりました、それじゃあ着替えますから少し出ていてください」
　

花帆「やったあ！！さやかちゃんありがと〜♡」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

さやか「全く…花帆さんってば調子が良いんですから……」

さやか (それにしても・・カッコいいですか……確かにかっこいい人が多かったですが……わたしだって…！！)ｷｭｯ

〜間〜

さやか「花帆さーん！準備できましたよ〜！」

花帆「はーーい！！それじゃあ…お邪魔しま〜〜〜」

花帆「・・・す？」

さやか「ど、どうでしょうか花帆さん？」
　

花帆「さやかちゃんか、髪・・・」

さやか「そうですね、いつものままだとスーツ姿には似合わないかなと思ったので一つに結んでみました」

花帆 (す、すっごい……いつものさやかちゃんなんだけど……なんだろう…スケートの時の姿とも違って見えて……)

さやか「花帆さん？花帆さーん？」

花帆「ど、どうしたのさやかちゃん！！？」

さやか「そんなに驚かなくても良いじゃないですか……どうですか？満足しましたか？」

花帆「え、ええ？えっと………」ｱｾｱｾ

さやか「満足したなら着替えても良いですか？この格好…わたしも慣れてはいないですし、もうすぐ消灯時間です」
　

花帆「ま、待ってさやかちゃん！！写真！写真一緒に撮っても良いかな？」

さやか「しゃ、写真ですか…？まあ、それくらいなら良いですよ」

さやか「その代わり…見せびらかしたりしないでくださいね」ｼﾞﾄｰ

花帆 (わわ…////なんだかいつもよりさやかちゃんがカッコよく見えちゃうよ…//)

花帆「それじゃあ隣に失礼して……わっ！！」ｶﾞｸｯ

さやか「・・・！！花帆さん！」

(例のDaysのさやかほ)
　

さやか「もう、花帆さん…ふふ、そういえば前にもこういうことありましたよね♪」

花帆「あ、ありがとう…さやかちゃん…/////」

さやか「どういたしまして。そういえばあの時もう一回やってって言われたことが叶っちゃいましたね♪」

花帆「そ、そうだね……////」

さやか「今回は前を見てはいましたけど…気をつけてくださいね？わたしがいつも一緒って訳ではないんですから」

さやか「花帆さん？」

花帆「な、なんでもないよ？！」

花帆「それじゃあ写真撮るから！…ポチッ🧡」

さやか「？」
　

さやか「それでは、花帆さん今日のことはくれぐれも…」

花帆「だ、大丈夫だよ！あたしとさやかちゃんの秘密…だよね！！」

さやか「はい、それでお願いします。綴理先輩や乙宗先輩にも…」

花帆「言わない言わない！！……///」

さやか「・・・花帆さん？」
　

花帆「…な、なんでもないよ！！？消灯時間になっちゃうもんね！ごめんねさやかちゃん！おやすみなさい！！」ﾊﾞﾀﾝ

さやか「おやすみなさい」

さやか「・・・・？」

花帆 (ど、どうしよう…///あたし……さやかちゃんにスーツ姿であんなことしてもらって……すっごくドキドキしちゃった…///)

花帆 (この写真……はぁぁ…////他の人には見せられないよぉ…//明日からさやかちゃんとちゃんとお話できるかな///)

おわり
　

さやかほも良いですね…さやかさんにはスーツの適性があると思います。
アイデアくれたあらさんありがとうございました！
　

ふむ、いい作品だったわね
　

なんですかなんですか。


　

さやかほも素晴らしいと思うの
　

幸せなさやかほを摂取して幸福指数が高い
サンキュー神
　

とても良い夢が見られそう、本当にありがとう
　

良かった
　

乙女な花帆ちゃんかわいい
　

さやかほは健康に良い
　

乙女な花帆と格好いいさやか…
至高ですわ
　

さやかちゃん美形だからね仕方ないね
これで今日の仕事も頑張れるわ、ありがとう
　

っぱさやかほよ