侑「ときめいちゃう~!」遥「!?///」彼方「っ!?」ガタッ【SS】

ゆう SS


1: 2020/11/25(水) 23:05:10.70 ID:ScjYDnOj
前回の虹ヶ咲!!!チャン!
侑「璃奈ちゃんのライブ見たいな!」璃奈「!?///」
http://itest.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1605281114/


璃奈(私は、変われない・・・!)


ーー歌でたくさんの人と繋がれるスクールアイドルなら、私も変われるかもってそう思ってたのに…やっぱり私はダメで・・・


侑「璃奈ちゃーん?いるー?」

璃奈「侑さん!?なんでここに…?」


ーー悩んでいたその時に侑さんが来てくれて、その後一緒にお出かけすることになったんだけど・・・

ーーお出かけしてる時の侑さんは・・・//


侑「璃奈ちゃん可愛いんだから、もっと自信もって!」ニコッ

侑「私、そんな一生懸命頑張る璃奈ちゃんが、大好きだよ♪」ニコッ

璃奈「・・・///」ドキドキ

2: 2020/11/25(水) 23:06:11.27 ID:ScjYDnOj
ーーこんなにストレートに伝えられる侑さんが羨ましい・・・//

ーーそんな侑さんに心はドキドキ…//この好きを伝えたい!今度こそ変われる気がして…いたんだけど・・・


璃奈「私…!侑さんのことが・・・!//」

璃奈「・・・!?」(←窓に映る無表情な自分を見る)


ーーやっぱり私は変われない・・・

ーーでも、侑さんが言ってくれた


侑「今はまだ、出来ないことがあってもいいんじゃない?」

侑「誰も最初から完璧な人なんていないよ?みんな少しずつ成長していく」

侑「私、璃奈ちゃんのライブ見たいな!」


ーー今は変われなくてもいい、そう思えた。だから今の私は!


璃奈「いつか、この好きを自分の表情で伝える・・・!だから、見ていて欲しい!」

侑「うん!私も応援する!これからも璃奈ちゃんを、一番傍で応援させてね?」


ーーそして、2つのトキメキを叶える為にみんなと繋がる私と9人の物語は、今日も続く!
璃奈ちゃんボード『にっこりん♪(//>▽<//)』

4: 2020/11/25(水) 23:08:46.79 ID:ScjYDnOj
ーーアニメ7話、遥のライブ後ーー


彼方「遥ちゃーーーーん!!!!」ガバッ


遥「うわぁっ!?」


彼方「遥ちゃんのセンター!最高だったよ~彼方ちゃん生きててよかった〜」ギュ~~♡


遥「もう…お姉ちゃんったら//」


彼方・遥「「えへへ//」」


侑「遥ちゃん!ほんっとうに最高だったよ!!!もう私、ときめいちゃう~!!//」ギュッ


遥「!?///」

遥「ときめいちゃうだなんて…//ありがとうございます!//」


彼方「っ!?」ガタッ

彼方(遥ちゃんがあんなに顔を赤くして照れるなんて…もしかして侑ちゃんの事が・・・?)

彼方「ジーー…」


侑「彼方さんのも負けないぐらい最高だったよ!!ときめいちゃった!!」ギュッ


彼方「っ!//えへへ~侑ちゃんもありがとう~」ギュ~~♡


侑「わぁっ//か、彼方さん・・・?//」

5: 2020/11/25(水) 23:11:56.73 ID:ScjYDnOj
彼方「こんなに最高のライブができたのは、みんなと侑ちゃんのおかげだよ♡」

彼方「彼方ちゃん撫でちゃう♪よしよし~♪」ナデナデ


侑「彼方さん・・・//」


遥「あ、あの!侑さん、本当にありがとうございました!」

遥「お姉ちゃんのことも、ライブのことも何から何まで面倒見てくれて・・・」


侑「私は特に何もしてないよ、これは彼方さんと遥ちゃんが頑張ったからだよ」


彼方「謙遜しちゃって〜♪でもそんな所も、彼方ちゃん大好きだぞ~♪」ナデナデナデ


侑「か、彼方さん//撫ですぎだって~!//」


遥(ふふっ♪あんなに幸せそうなお姉ちゃん見るの初めて・・・)

遥(もしかしてお姉ちゃん…侑さんのことが好き、なのかな…?//だったら私は・・・!)

6: 2020/11/25(水) 23:13:37.31 ID:ScjYDnOj
遥「あの!侑さん!」

遥「また、同好会にお邪魔してもいいでしょうか…?是非侑さんに、同好会のみなさんにお礼がしたくて!」

遥(あと、お姉ちゃんと侑さんの応援もしたいからね♪)


侑「いつでもおいでよ♪みんなも、彼方さんも喜ぶから♪」


遥「はい!ありがとうございます!」

遥「えへへ//お礼、楽しみにしててくださいね♪」


侑「うん!楽しみだな〜♪」


彼方「・・・」

彼方(遥ちゃんがあんなに積極的に行動するなんて・・・)

彼方(やっぱり遥ちゃん…侑ちゃんのことが…!?//だったら彼方ちゃんは・・・!)


彼方「また遥ちゃんが来てくれるなんて嬉しいな〜♪彼方ちゃん頑張っちゃうよ♪」


遥「もう〜また頑張りすぎて寝たりしないでね?」


遥(お姉ちゃん!お姉ちゃんの恋、私が叶えてみせるからね!)

彼方(遥ちゃん!遥ちゃんの恋、彼方ちゃんが叶えてみせるから!)

7: 2020/11/25(水) 23:16:49.16 ID:ScjYDnOj
〜〜近江ホーム〜〜


彼方「遥ちゃん?何作ってるの〜?」


遥「お世話になった同好会の皆さんに、クッキー焼いてあげようと思って」

遥「でも、上手くいかないなぁ・・・」コゲコゲ


彼方「じゃあ、それ彼方ちゃんが食べる〜♪」


遥「えぇ!?こんな焦げ焦げの食べたらお腹壊しちゃうよ〜」


彼方「だって遥ちゃんが作った物なんだもん〜♪」


遥「もう…じゃあお姉ちゃん、作り方教えてよ・・・//」


彼方「うん、もちろん♪彼方ちゃんもみんなにお礼したいし♪」


~間~


遥「完成!お姉ちゃんありがとう♪」


彼方「ふっふっふ♪遥ちゃんの為ならこんなの朝飯前だよ〜♪」


遥「あっ!あともうひとつ、侑さんには別で作ってあげたいんだけど・・・」


彼方「お?侑ちゃんへの熱烈なアピールだねぇ〜?」ニヤニヤ


遥「もう〜!//そんなんじゃないってば!侑さんにはお姉ちゃんもお世話になったでしょ?だからお姉ちゃんも一緒に作って!」


彼方「はいはい〜♪」


彼方(ふふっ♪遥ちゃんのチーズタルトで侑ちゃんはイチコロだろうなぁ〜♪)


遥(えへへ♪私のはおまけで、お姉ちゃんのチーズタルト食べたらきっと侑さん喜ぶだろうな♪)

8: 2020/11/25(水) 23:19:21.40 ID:ScjYDnOj
〜〜次の日の部室〜〜


遥「あの!今日はみなさんにお礼がしたくて…クッキー焼いてきたのでどうぞ食べてください!」


同好会メンバー「「おおぉ〜〜!」」


彼方「やった〜彼方ちゃん、遥ちゃんのクッキー大好き〜♪」


遥「もう〜!お姉ちゃんは昨日沢山食べたでしょ?」


同好会メンバー「「あははは!」」


エマ「わぁ〜♪これ、色んな形と種類があるんだね!」


遥「はい!同好会のみなさんは、それぞれ好みも違うと思ったので、色々な味ならそれぞれの好みに合うと思って!」


せつ菜「私たちの為にそこまで・・・」ジーン


彼方「遥ちゃんはこういう気配りも出来る天使なのだよ〜」ヨシヨシ


遥「もう!//お姉ちゃん…みんなの前で恥ずかしいよ・・・//」

9: 2020/11/25(水) 23:21:41.73 ID:ScjYDnOj
歩夢「あむっモグモグ…美味しいね♪」


侑「モグモグ…んん〜♪流石彼方さんと遥ちゃんのクッキー…!」

侑「毎日でも食べたいくらいだよ〜!」


歩夢「…ぇっと//だったら私も毎日クッキー焼いてあげ・・・//」

かすみ「侑せ〜んぱい♡こっちのクッキーも美味しいですよ♪」アーン


侑「あーん…モグモグうん!美味しい♪」


かすみ「ですよね!まあ、かすみんのコッペパンといい勝負ってところですかねぇ〜?」


侑「かすみちゃんのコッペパンも美味しいもんね♪私大好きだよ♪」


かすみ「っ!//えへへ〜//まあそんな事ありますけど〜//」テレテレ


彼方「ほほう〜?人のクッキー使ってイチャつくとはいい度胸ですな〜?」ゴゴゴ


かすみ「ひぃっ!?ご、ごめんなさい〜!」

かすみ「うぅ〜!彼方先輩に怒られましたぁ〜!りな子助けて〜!」


愛「かすかすいっけないんだ〜」アハハ

璃奈「自業自得。璃奈ちゃんボード『┐(´д`)┌ヤレヤレ』」


遥「もうお姉ちゃんったら〜」アハハ

遥「あっ!ほら、お姉ちゃん♪」


彼方「あぁ〜、そうだっだね」ガサゴソ


遥「侑さん!これ、食べてください!」


侑「これは…チーズタルト?」

10: 2020/11/25(水) 23:25:24.07 ID:ScjYDnOj
侑「遥ちゃんと彼方さんが作ってくれたの?」


遥「わ、私のは見た目が結構あれですけど…でもお姉ちゃんの方はすっごく上手くできてるので!是非!」


侑「…モグモグモグ」

侑「うん!美味しい…!!」

侑「見た目なんて私は気にしないよ、遥ちゃんの心がこもったチーズタルト、すっごく美味しい♪」


遥「あっ…//そ、そうですか・・・//」


彼方「だよねだよね!流石侑ちゃんわかってる〜♪遥ちゃんのチーズタルトは国宝級だよ〜♪」


遥「も、もう!//私のはもういいですから、お姉ちゃんの方を食べてあげてください!」


侑「…モグモグモグ」

侑「うん!流石彼方さんのお菓子!すっごく美味しい…!!」


遥「ですよねですよね!もう私のなんかどうでもいいくらいお姉ちゃんのチーズタルトは最高に美味しいんですよ!」


彼方「えぇ〜…彼方ちゃんは遥ちゃんの方が美味しいと思うけどな〜」


遥「そんな訳ないよ!侑さんはお姉ちゃんのチーズタルトの方が美味しいと感じましたよね!?」


侑「え?えっと・・・」

侑「私はどっちのチーズタルトも美味しいと感じたよ?でも、美味しさ以上に私のために作ってきてくれた。その想いが嬉しかった!優劣なんて付けれないよ!」

侑「2人とも、ありがとう♪」ニコッ


遥・彼方「・・・//」

11: 2020/11/25(水) 23:27:25.86 ID:ScjYDnOj
遥「で、でも実際!味はお姉ちゃんの方がよかったですよね!?」


彼方「え〜、彼方ちゃんは遥ちゃんの方が美味しいと思うけどな〜?」


遥「もう!私のはいいからお姉ちゃんは自分の事に自信もってよ!」


彼方「彼方ちゃんのなんかより遥ちゃんの方が何倍も価値があるもん!」


遥「それはお姉ちゃんの価値観でしょ!侑さんにとってはお姉ちゃんの方が良い出来なの!」


彼方「えぇ〜?侑ちゃんも遥ちゃんの素晴らしさ、わかってると思うんだけどなぁ〜?」


侑「あ、あはは・・・」


かすみ「な、なんですかあれは…?」


エマ「似た者姉妹、エモエモだね〜♪」

12: 2020/11/25(水) 23:28:43.14 ID:ScjYDnOj
侑「そろそろ練習始めよっか」


全員「「「はーい!」」」


彼方「ピコーン!」

彼方「ねぇ侑ちゃん、遥ちゃんと一緒に・・・」

遥「あ、侑さん今日は私もお姉ちゃんと一緒に練習に参加していいですか?」


侑「え?うん、構わないよ。遥ちゃんが一緒で彼方さんも張り切っちゃうね!」


彼方「へっ?そ、そうだね〜彼方ちゃん、遥ちゃんの前でかっこいい所見せちゃうよ〜♪」

彼方(むむむ…折角2人っきりの状況を作ってあげれると思ったのに・・・)


遥(よし♪これであとはお姉ちゃんと侑さんの2人っきりの状況を作ってあげれば♪)

13: 2020/11/25(水) 23:31:31.57 ID:ScjYDnOj
彼方「うぉぉぉぉぉ!!」グキグキグキ


侑「彼方さん凄い!この前よりもさらにできてるよ!」


遥「侑さん!侑さんも一緒に押してあげてください!」グググ


侑「え?うん」グググ


遥「あっ!手が滑っちゃいました!」ドンッ


侑「へ?うわぁっ!?」


ーードサッ


彼方「!?//」


侑「いてて…彼方さん大丈夫?」


彼方「うん…侑ちゃんが咄嗟に下に回ってくれたからっ…て!?///」

彼方(こ、この柔らかい感触は・・・//)モミモミ


侑「か、彼方さん…//そんなに揉まないで欲しいな…///」


彼方「ご、ごめんね侑ちゃん!//今どくから!//」サッ


彼方(侑ちゃんの…柔らかかった・・・//)ドキドキ

彼方(って!//何考えてるんだか・・・//)

彼方(ダメダメ!//今は遥ちゃんと侑ちゃんの背中を押してあげ・・・)

彼方「・・・zzZ」バタン


侑「彼方さん!?」

14: 2020/11/25(水) 23:34:21.75 ID:ScjYDnOj
~~放課後~~

彼方「すやぁ…Zzz」

彼方「…はっ!?」


侑「あ、彼方さん起きた?」ナデナデ


彼方「…彼方ちゃんまた寝ちゃったんだね、というか侑ちゃんこれは・・・」


侑「…あ//ごめんね、いつもエマさんが彼方さんを膝枕してるから、私もやってみたくなっちゃって・・・//」


彼方「ふむふむ…なるほど〜これはなかなか良いですな〜」スリスリ


侑「そ、そうかな?エマさんには負けちゃうだろうけど、喜んでくれたならよかった♪」


彼方「そういえば、遥ちゃん…というかみんなは?」


侑「みんなはもう帰ったよ、彼方さんぐっすりだったから♪」


彼方「そっかぁ・・・」


侑「・・・」ナデナデ

侑「彼方さん、ごめんね?」ナデナデ


彼方「ん?」


侑「私、彼方さんのこと気づいてあげられなかった」

15: 2020/11/25(水) 23:37:20.36 ID:ScjYDnOj
侑「彼方さんがスクールアイドルだけじゃなくてアルバイトしたり、夜遅くまで勉強したりで練習中も寝ちゃってたことも」

侑「私がもっと彼方さんのこと見て、知って、早く気づいてあげればもっと彼方さんを…!」


彼方「別に…彼方ちゃんは無理してるなんて思ってないよ?」


侑「・・・うん、知ってる♪自分でも気づかないくらい彼方さんは頑張り屋さんだもんね」

侑「だから改めて言わせて欲しい」

侑「私、彼方さんの事応援したい!」

侑「彼方さんの力になりたい、夢を一緒に追いかけさせて欲しい!」

侑「これからもその夢を一緒に、1番傍で応援させて貰ってもいいかな?」


彼方「…ふふっ♪そんなの、こっちからお願いしたいくらいだよ」

彼方「侑ちゃんがいたから、今の同好会もあるし、私も遥ちゃんもスクールアイドル続けられてる♪」


侑「ありがとう…!私、彼方さんと会えてよかった♪」ニコッ


彼方「!?//」ドキッ

彼方「あ、あ〜//そういえば…侑ちゃんに聞きたいことがあるんだった!」


侑「聞きたいこと?」


彼方「うん、侑ちゃんは恋人にするなら、年上がいい?それとも、年下の方が好き?」


侑「え?」


彼方「あ、別に深い意味は無いんだよ?//ただ、遥ちゃんとこれからも仲良くして欲しいなって思っただけで…」


侑「…ぷふっ♪あははっ♪」


彼方「ふぇ?なんで笑うの?」

16: 2020/11/25(水) 23:39:57.28 ID:ScjYDnOj
侑「いや、ごめんね?さっき遥ちゃんと全く同じ事話してたから、やっぱり姉妹なんだなって思って♪」


彼方「え?遥ちゃんが?」


侑「うん♪『恋人にするなら、年下がいい?それとも、年上の方が好き?』」

侑「『深い意味は無いけど、これからも彼方さんと仲良くして欲しい』って、お互いに同じこと言ってる♪」


彼方「そ、そっか〜//彼方ちゃん、遥ちゃんとシンクロしちゃったみたいだね〜//」


侑「姉妹っていいな〜♪私一人っ子だから、彼方さんや遥ちゃんが羨ましいや」


彼方「お?お姉ちゃんが欲しいかい?それじゃあ、彼方ちゃんがお姉さんになってあげよう〜♪」


侑「本当?じゃあ・・・」

侑「彼方お姉ちゃん、大好きだよ♪」ニコッ


彼方「!?//」ドキッ

彼方「あはは…//彼方ちゃんってば、罪なお姉ちゃんですな・・・//」

17: 2020/11/25(水) 23:43:21.97 ID:ScjYDnOj
侑「あ〜♪こんな素敵なお姉ちゃんがいる遥ちゃんがますます羨ましくなっちゃった♪」


彼方「そ、そうかなぁ?//遥ちゃんが天使だから彼方ちゃんもこうなってるだけだよ?」


侑「ううん、彼方さんは凄いよ!」

侑「普通は妹の夢応援しながら、自分の夢まで追いかけるなんて出来ないよ!現に私は夢応援することしか出来てないし、本当に凄い!」

侑「さらに奨学金貰ってるからって夜遅くまで勉強して、家系のためにアルバイト掛け持ちするなんて、頑張り屋さんな彼方さんじゃなきゃ出来ないよ!」


彼方「ほ、褒めすぎじゃないかなぁ・・・//」


侑「褒め足りないくらいだよ!私、そんな頑張り屋さんな彼方さんが大好きだもん♪」ナデナデ


彼方「〜〜〜!///」カァァァ

彼方「も、もうこんな時間だし!彼方ちゃん帰るね!?//」ガバッ


侑「え?あっ!彼方さん待って!」


彼方「じゃあね!また明日!//」ピューン

18: 2020/11/25(水) 23:45:48.73 ID:ScjYDnOj
彼方(彼方ちゃん…//侑ちゃんにドキドキしちゃった…//)ドキドキ

彼方(まだドキドキする…//)ドキドキ

彼方(こんなの…//ダメなのに・・・)

彼方(だって…遥ちゃんは侑ちゃんの事が・・・)


彼方「ただいまー…」ガチャ


遥「お姉ちゃんおかえり〜…あれ?侑さんは?」


彼方「え?侑ちゃん…?」


侑「…オーイ!」


彼方「侑ちゃん!?なんでここに…?」


侑「はぁ…はぁ…彼方さん…早すぎるよぉ・・・」


遥「今日は侑さんに夕ご飯ご馳走するって話してたのに…置いてきちゃったの!?」

19: 2020/11/25(水) 23:49:17.82 ID:ScjYDnOj
侑「もう…彼方さんと一緒に帰ろうと思ってたのに先に走って帰っちゃうから・・・」


彼方「あ、あはは…//遥ちゃんの顔が急に見たくなっちゃって・・・」


遥「もう…お姉ちゃんったら〜」

遥「ほら!お姉ちゃんも侑さんも座って座って!」

遥「今日はお姉ちゃんと侑さんに私の料理をご馳走しちゃうから♪」


彼方「そ、それなら彼方ちゃんも手伝うよ?」


遥「家事は私がやるって決めたでしょ?お姉ちゃんは侑さんとゆっくりお話してて♪」


彼方「はーい・・・」


侑・彼方「・・・」

彼方(…うぅ//さっきの出来事のせいでうまく喋れない・・・//)


侑「遥ちゃんの作るご飯、楽しみだね彼方さん♪」


彼方「ふぇ!?あっ、そ、そうだね!//」

彼方(…//さっきから侑ちゃんの顔が直視できない・・・//)


侑「ん?どうしたの彼方さん?なんだか上の空だけど・・・?」


彼方「べ、別に〜?なんでもないよ〜//」


侑「でも、なんだか視線を合わせてくれないような・・・?」

侑「彼方さーん、こっち見てよ」


彼方「・・・//」プイッ

20: 2020/11/25(水) 23:53:11.29 ID:ScjYDnOj
侑「彼方さーん?」


彼方「・・・」


侑「彼方お姉ちゃん♡」


彼方「!?///」ビクッ

彼方「ゆ、侑ちゃん!その呼び方は//」


侑「えぇ〜?♪お姉さんになってくれるって言ってくれたのは彼方お姉ちゃんじゃん♪」


遥「え?なになに〜?お姉ちゃんそんなこと侑さんに言ったの?」ニヤニヤ


彼方「そ、それは…侑ちゃんが姉妹が羨ましいっていうから・・・//」


遥「侑さんがお姉ちゃんの妹なら…侑さんは私のもう1人のお姉ちゃん・・・?」


侑「遥ちゃんが妹かぁ〜!お姉ちゃんも妹もスクールアイドルなんて、幸せすぎるよ〜!ときめいちゃう!」


遥「ふふっ♪是非侑さんには義理のお姉ちゃんになって欲しいな♪」


侑「え?でもそうなると、彼方さんと結婚しなくちゃだね?」


彼方「っ!?//けっ結婚…!?///」


遥「それがいいね♪結婚してよお姉ちゃん〜♪」


彼方「は、遥ちゃんまで何言って!?//」


侑「あはは♪ほんとに仲良くて羨ましいな〜♪」


彼方「うぅ…//今日の彼方ちゃんは妹達にいじられまくりだよぉ・・・//」

21: 2020/11/26(木) 00:00:34.77 ID:v9p5uRz3
侑「あ〜♪美味しかった〜♪食べすぎて動きたくないよ〜」


遥「えへへ♪喜んでくれたなら良かったです」

遥「あっ!それなら今日はもう家に泊まっていくのはどうですか?」


侑「え?そんな、悪いよ〜お邪魔になっちゃうし・・・」


遥「お姉ちゃんも侑さんに泊まって欲しいよね?」


彼方「え!?う、うん・・・//」

彼方「ピコーン!」

彼方「遥ちゃん…ゴショゴショ」


遥「え!?//ほ、ほんとに言うの・・・?//」


彼方「ほらほら、侑ちゃん帰っちゃうよ?」


侑「?」


遥「うぅ…//」

遥「ゆ、侑お姉ちゃん…//まだ一緒にいて欲しいな・・・?//」


侑「!!!」

侑「じゃ、じゃあ…//お言葉に甘えて泊まらせてもらおうかな?」


彼方「やった〜♪良かったね遥ちゃん♪」


遥「もう〜//私は大火傷だよ〜!//」


侑「えへへ♪侑お姉ちゃんって呼ばれちゃった♪」


遥「もう〜!//侑さん、お風呂沸いてるので入っててください!」


侑「あはは♪ありがとう!じゃあお先に入っちゃうね」

23: 2020/11/26(木) 00:04:43.90 ID:v9p5uRz3
彼方「侑お姉ちゃん、今日は泊まってくれて良かったね?遥ちゃん♪」ニヤニヤ


遥「〜〜!//お姉ちゃんだって!侑さんに彼方お姉ちゃん呼びさせてたじゃん!//」


彼方「っ!//それは、侑ちゃんが勝手に呼んで…彼方ちゃんは別に何もしてないもん!//」


遥「えぇ〜?お姉ちゃんも満更じゃない様子だったよ?」ニヤニヤ

遥「あんなに照れてるお姉ちゃん、初めて見たよ♪」

遥「もう、告白してきなよ♪」


彼方「!?//こ、告白って・・・//」

彼方「そもそも遥ちゃんは侑ちゃんのことが好きなんじゃ・・・//」


遥「え?」


彼方「え?遥ちゃんは侑ちゃんのことが好きなんでしょ?」


遥「えええぇ!?違うよ!?」


〜〜誤解解除中〜〜


彼方「えぇ!?じゃあ…遥ちゃんは別に、侑ちゃんに恋してた訳ではなかったの・・・?」


遥「そうだよもう…//どうりで今日のお姉ちゃんやけに侑さんに私をアピールしてくると思ったら…」


彼方「遥ちゃんも、やけに今日は否定してくるなとは思ってたけど・・・」


遥・彼方「「・・・あはははっ♪」」


彼方「そっかぁ…彼方ちゃんの勘違いだったか〜」


遥「もう…お姉ちゃんはすぐそうやって、変に頑張っちゃうんだから・・・」

遥「・・・でも、お姉ちゃんは好きなんでしょ?」


彼方「…え?」

24: 2020/11/26(木) 00:10:56.10 ID:v9p5uRz3
遥「好きなんでしょ?侑さんの事。お姉ちゃんの気持ち、侑さんに伝えなきゃ!」


彼方「…えっと、でも彼方ちゃんは・・・//」


遥「あれ〜?お姉ちゃんは、私がこんなに背中をおしたのに、恋を諦めちゃうなんて悔しいって思わないの?」


彼方「そ、それは・・・思う。…ありがとう遥ちゃん」


遥「うん♪頑張ってね、お姉ちゃん!」


〜〜風呂場〜〜


侑「〜♪」


彼方「侑ちゃん、湯加減どうかな?」


侑「彼方さん?うん、とってもいいよ♪」


彼方「そっか〜良かった〜…じゃあ、彼方ちゃんも入るね?」ガララ


侑「え!?彼方さん!?//な、なんで一緒に…?」


彼方「ん〜?♪彼方お姉ちゃんが、妹の背中を流してあげようと思って♪」


侑「えぇ!?//さ、流石にそれは恥ずかしいよ・・・//」


彼方「いいからいいから♪お姉ちゃんに遠慮はいらないんだよ?♪」ゴシゴシ


侑「うぅ…//もしかして…今日彼方さんをからかったの根に持ってる?」


彼方「ちょっとだけかな♪」ゴシゴシ

25: 2020/11/26(木) 00:15:28.99 ID:v9p5uRz3
彼方「こうやって一緒にお風呂入ると、やっぱり狭いね〜」


侑「そ、そうだね…//というか遥ちゃんともよく一緒に入ってるの?」


彼方「うーん・・・最近は一緒に入ってくれないんだよね〜彼方ちゃん寂しいよ〜」


侑「そっか…だから私と一緒にお風呂入ったんだね♪」

侑「えへへ♪彼方さんとの姉妹ごっこ、すっごく楽しい♪」

侑「やっぱり姉妹って素敵だね!」

侑「本当に彼方さんがお姉ちゃんになってくれたらな…なんて思っちゃった//」


彼方「・・・」

26: 2020/11/26(木) 00:17:05.40 ID:v9p5uRz3
彼方「彼方ちゃんさ・・・」

選択肢.1
彼方「侑ちゃんと姉妹になるのは嫌だなぁ・・・」


選択肢.2
彼方「侑ちゃんの事、大好きだよ」

>>29まで 1 or 2 で投票多数決

27: 2020/11/26(木) 00:18:13.95 ID:/Nh5n+mU
1

28: 2020/11/26(木) 00:19:03.06 ID:tOaGQ/Ma
2

29: 2020/11/26(木) 00:20:08.30 ID:sdowztOi
1

30: 2020/11/26(木) 00:30:50.06 ID:v9p5uRz3
彼方「侑ちゃんと姉妹になるのは嫌だなぁ・・・」


侑「っ!」

侑「あはは…そ、そうだよね…彼方さんには可愛い妹の遥ちゃんがいるし、私みたいな妹はいらないよね・・・」


彼方「ううん、そうじゃないの、聞いて侑ちゃん!」


ーーギュッ♡


侑「!?///」ドキッ!

侑「か、彼方さん…?//」ドキドキ


彼方「彼方ちゃんはね…侑ちゃんと恋人になりたいの・・・!」

彼方「妹じゃなくて、恋人としてそばにいて欲しいの!」


侑「彼方さん・・・//」


彼方「あのね?彼方ちゃん、侑ちゃんのこと大好き!…スクールアイドルも遥ちゃんも大好き!」

彼方「夢追いかけて、夢応援して…頑張りすぎて心配かけちゃった・・・」

彼方「でもどれも手離したくない…大切な存在」

彼方「彼方ちゃん、欲張りさんなのはわかってる…分かってるけど…!」

彼方「それでもこの好きな気持ちを諦めたくないの!」

彼方「だから、今は恋人になってなんて言わないよ?」

彼方「これからもスクールアイドルが大好きで、遥ちゃんが大好きで、そして、侑ちゃんが大好きな…!」

彼方「こんなワガママな彼方ちゃんの傍に、これからも一緒にいてくれるかな・・・?」


侑「彼方さん…」

侑「こちらこそよろしくお願いします!」

侑「ワガママなのも、頑張り屋さんなのも私の大好きな彼方さんだよ!」

侑「これからも、大好きな彼方さんを、1番傍で応援させてね?」

31: 2020/11/26(木) 00:32:03.94 ID:v9p5uRz3
彼方「…侑ちゃ〜ん!!♡♡」ガバッ


侑「わぁっ!?//」


彼方「えへへ…//大好きだよ?♡」ギュウ~♡


侑「か、彼方さん…//あの…今裸だから色々とあれが!//」ドキドキ


彼方「えへへ〜//そんなのもう気にしな〜い♡」

彼方「彼方ちゃん、こう見えて独占欲強いんだよ・・・?//」

彼方「諦めないって決めたからには、絶対彼方ちゃん無しじゃダメっていうくらい侑ちゃんの事、虜にしちゃうから♡」

彼方「覚悟…しててね?♡」


侑「!?///」ドキッ

侑「お、お手柔らかにお願いします・・・//」ドキドキ

32: 2020/11/26(木) 00:33:20.20 ID:v9p5uRz3
ーーこうして、彼方ちゃんの勘違いから始まった遥ちゃんとのいざこざはおっしま〜い♪
背中を押してくれた最愛の人の為にも、もう1人の新たな最愛のあの子を今日も虜にさせるために彼方ちゃんは頑張るのです♪

33: 2020/11/26(木) 00:35:58.72 ID:v9p5uRz3
これにておしまいです。読んでくれた方、安価参加してくれた方、ありがとうございました。
今回はゆうかな要素と近江姉妹要素を織り交ぜた作品に仕上げてみました、近江姉妹が本当に尊い…
ちなみに>>26の選択肢は2を選んでもセリフが変わるだけで結末は同じになる予定でした。

36: 2020/11/26(木) 00:38:45.56 ID:v9p5uRz3
おまけ

〜〜部室〜〜


彼方「はい♪これ今日のお弁当〜♪」


侑「彼方さん…お弁当作ってくれるのは嬉しいんだけど、毎日作ってもらうのはやっぱり悪いよ・・・」


彼方「気にしない気にしない♪それに、どうせ遥ちゃんの分も作るんだから2人も3人も変わらないし♪」

彼方「でもそうだな~♪じゃあ、また膝枕してほしいな~♡」


侑「ひ、膝枕…//まあそれで彼方さんの力になれるなら・・・」


彼方「えへへ〜♪侑ちゃんの膝枕最高〜♪」スリスリ


かすみ「むむっ!彼方先輩ばっかりずるいですよ!かすみんも膝枕してもらいたいです!」


彼方「だーめー♡今日の侑ちゃんの膝は、彼方ちゃんが予約済みなのです♡」


かすみ「ぐぬぬぬ・・・あっ!彼方先輩!ほらほら♪エマ先輩の膝が空いてますよ♪」


彼方「今日は侑ちゃんの膝枕がいいのです♪」プイッ


かすみ「なっ!?彼方先輩がエマ先輩の膝枕を拒否するなんて・・・」

かすみ「さては侑先輩!!今度は彼方先輩に何かしたんですか!?//」


侑「えぇっ!?//だからなんで毎回私が何かやらかしたみたいな言い方!!//」


彼方「むふふ〜♪もう侑ちゃんと彼方ちゃんは裸すら見せあった仲なのだよ~♡」


かすみ・歩夢・せつ菜・愛・エマ・璃奈「「「っ!?////」」」」ガタッ!


せつ菜「い、今聞き捨てならない言葉が聞こえたような気がしたのですが!?//」ズイッ

愛「おうおうゆうゆ〜?裸がなんだって〜?♪」ズイッ

璃奈「詳しく聞きたい。璃奈ちゃんボード『( '-' )じー』」ズイッ


侑「またこのパターン!?///だから誤解だって〜!!///」

37: 2020/11/26(木) 00:41:17.89 ID:v9p5uRz3
侑「普通に一緒にお風呂入っただけだから!//それ以上のことはしてないから!!//」


かすみ「ぐぬぬ・・・そ、そういうことしてないとしても!侑先輩と一緒にお風呂入るなんてずるいですよ!!//」

かすみ「そう思いますよね!歩夢先輩!!」


歩夢「えっ!私!?」

歩夢「ぇっと…//侑ちゃんが望むなら一緒に入りたい…けど//」


侑「え!?歩夢中学の頃から子供っぽいって、一緒に入ってくれなくなったじゃん!」


歩夢「っ!?///もう〜!!///昔の話するのはやめてよ!!///」


かすみ「ぐぬぬ・・・すぐ昔話でイチャついてぇ〜!!」

かすみ「エマ先輩も何か言ってやってください!」


エマ「え?えーと…あ!それなら今からみんなで銭湯に行ってみない?」

エマ「私、1度日本の銭湯に行ってみたかったんだ〜♪」


愛「お!いいね〜!これはみんなで銭湯に、いきませんとう!なんつって!」


侑「ぶふぉっww」


エマ「果林ちゃんも一緒にいこ〜♪」グイグイ


果林「もう…引っ張らなくても行くわよ・・・」


かすみ「くふふ〜♪侑先輩のありのまま姿、かすみんにさらけ出してださいね〜♪」


しずく「・・・」


かすみ「ほら♪しず子もボーッとしてないで、一緒に行くよ?」グイッ


しずく「え?あっ、うん!」


しずく(自分をさらけ出す、か・・・)


これで本当におしまい。
次回のしずくちゃん回でまたお会いしましょう!
(また来週の水曜23時頃に別スレで書く予定です)

40: 2020/11/26(木) 00:46:59.38 ID:71Z+991G
毎回良い話をありがとう!!

41: 2020/11/26(木) 00:54:21.66 ID:OUfN9H8J
癒される…

43: 2020/11/26(木) 01:55:20.47 ID:5y45d5A2
毎回良いSSありがとう

44: 2020/11/26(木) 02:01:27.18 ID:sS4JA1ts
なんだこのテレビアニメ連動ストーリーは!?

47: 2020/11/27(金) 01:11:45.57 ID:qQqQ02Dh
これが本当の連動ストーリーか

45: 2020/11/26(木) 06:33:07.40 ID:LYLXi7gq
ほんと好き...次回のしずく回楽しみにしています...

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1606313110/

タイトルとURLをコピーしました