侑「HYE,あゆぽん」【SS】

SS


1: 2020/12/19(土) 01:17:26.21 ID:NX4PuQqe
 
侑「HEY,あゆぽん」

歩夢「どうしたの?」

侑「お腹空いたからご飯作ってー」

歩夢「いいよ。何にする?」

侑「おまかせで」

歩夢「はーい♪」

~~~

2: 2020/12/19(土) 01:19:14.04 ID:NX4PuQqe
 
歩夢「できたよ」コトッ

侑「うーん」ポチポチ

歩夢「・・・・・・」

侑「ちょっと待ってて。もうすぐでクリアできるから」ポチポチ

歩夢「・・・・・・」

侑「HEY,あゆぽん」

歩夢「どうしたの?」

侑「食べさせて」

歩夢「いいよ。どれから食べる?」

侑「ハンバーグ」

カチャカチャ

侑「あーっ」ポチポチ

歩夢「どうぞ」

侑「んっ! おいしいよ」モグモグ

歩夢「良かった♪」

侑「もっと食べさせてー」ポチポチ

歩夢「しょうがないなー」

3: 2020/12/19(土) 01:21:26.96 ID:NX4PuQqe
 
歩夢「朝だよ」

侑「うーん」

歩夢「起きて」

侑「あと5分」

歩夢「もう」

 
―5分後―

 
歩夢「侑ちゃん!」

侑「ふぁーい」モゾモゾ

歩夢「起きて!」

侑「分かった・・・・・・ってばー」

歩夢「朝ごはん出来てるよ」

4: 2020/12/19(土) 01:22:55.57 ID:NX4PuQqe
 
―夜―

 
歩夢「ただいま」

侑「HEY,あゆぽん!」

歩夢「どうしたの?」

侑「電気点けてー」

ポチッ

侑「ありがとー」ポチポチ

歩夢「今日のゲームアプリ起動時間は、8時間12分だよ」
歩夢「目が疲れちゃうから、そろそろ休憩した方がいいんじゃないかな?」

侑「はーい」
侑「そうだ。お風呂沸かしてくれる?」

歩夢「いいよ」

侑「あと、ついでにお風呂掃除も」

歩夢「・・・・・・いいよ」

5: 2020/12/19(土) 01:24:28.37 ID:NX4PuQqe
 
―お風呂―

 
チャポン

侑「はぁー、気持ちいい」

歩夢「・・・・・・」(脱衣所)

侑「ふぅー・・・・・・あっ!」

歩夢「・・・・・・」(脱衣所)

侑「HEY,あゆぽん」

歩夢「どうしたの?」(脱衣所)

侑「テレビ番組の録画しておいて」

歩夢「どの番組?」(脱衣所)

侑「スクールアイドルのやつ!」

歩夢「分かった。スクールアイドルで検索してみるね」(脱衣所)

侑「ありがとー」

6: 2020/12/19(土) 01:25:51.94 ID:NX4PuQqe
 
―リビング―

 
侑「あー、面白かった」

歩夢「・・・・・・」

侑「あゆぽんが録画してくれたおかげで全部見れたよ」

歩夢「・・・・・・」

侑「そうだ。HEY,あゆぽん」

歩夢「・・・・・・」

侑「あれ? HEY,あゆぽん!」

歩夢「・・・・・・」

侑「おーい、あゆむー?」フリフリ

歩夢「・・・・・・」

侑「あっ、電池切れか」

歩夢「・・・・・・」モジモジ

7: 2020/12/19(土) 01:27:27.88 ID:NX4PuQqe
 
侑「んーっ」

チュッ

歩夢「んっ♡」

侑「ちゅぱっ」レロ

歩夢「んんっ?!」///

侑「ちゅちゅぶるっ、ちゅぱぁ」

歩夢「んあっ、ゆ、ゆうちゃ・・・・・・んっ!」

侑「ぷはぁー」

歩夢「はぁ、はぁ・・・・・・もうっ!」///

侑「充電できた?」

歩夢「じゅ、充電はできた・・・・・・けど!」

侑「けど?」

歩夢「急に、し、舌ッ入れないでよ。ビックリしたよー」モジモジ

8: 2020/12/19(土) 01:28:57.85 ID:NX4PuQqe
 
侑「あっ」

歩夢「もう、ちゃんと聞いてる?」

侑「歩夢」ズイッ

歩夢「えっ」ビクッ

フキフキ

侑「涎ついてたよ」

歩夢「ゆっ、侑ちゃんのせいでしょ!」///

侑「だって、あゆぽん電池切れだったじゃん」

歩夢「普通のでもちゃんと充電できるもん」

侑「普通? 普通ってどんなの?」

歩夢「だから、こう、その、ちゅっ、って」///

侑「えー、どんなのか分からないなー」ニマニマ

歩夢「分かってるでしょ? それは分かってる顔だよっ」

侑「分からないよー。あーあ、このままだとあゆぽん充電できなくなっちゃうなー」

歩夢「えっ」

9: 2020/12/19(土) 01:30:24.37 ID:NX4PuQqe
 
侑「ぽん変(ぽんを変更する事)して、せつぽんとかかすぽんにしようかなー」

歩夢「ダメぇーーッ!?」ガバッ

バタン

侑「最近はね、アウトレットも人気らしいよ」

歩夢「やだやだやだ! あゆぽんは侑ちゃんと契約済みなの! 解約できないの!」ウルッ

侑「ずっと?」

歩夢「ずっと・・・・・・」ウツムキ

侑「それならさ、充電方法教えて?」

歩夢「・・・・・・うん」

チュッ

歩夢「充電は優しくしてね」///

侑「・・・・・・」

10: 2020/12/19(土) 01:31:53.55 ID:NX4PuQqe
 
歩夢「侑ちゃん?」

侑「もっと給電したい・・・・・・」

ガバッ

歩夢「きゃっ?!」

侑「充電って、奥までしっかり挿さないと故障の原因になるんだって」

歩夢「え? え? まだ、するの?」

侑「あゆぽんが故障したら寂しいよ・・・・・・」

歩夢「侑ちゃん・・・・・・きて」

侑「歩夢ーーッ!!」

歩夢「きゃっ♡」

 
あゆぽんは、一晩中の急速充電により過充電(風邪)状態となり、故障(入院)してしまいました。

11: 2020/12/19(土) 01:33:26.44 ID:NX4PuQqe
 
―後日―

 
侑「HEY,かすぽん」

かすみ「・・・・・・」

侑「かすぽん?」

かすみ「・・・・・・」

侑「かすかす?」

かすみ「かすかすって呼ばないでください!」

侑「お腹空いたからご飯つくってー」

かすみ「はい! かすみん特製コッペパンですよ」スッ

侑「うん・・・・・・たまには別のも食べたいな」

かすみ「何味がいいですか?」

侑「いや、コッペパン以外がいいかな」

かすみ「なに言ってるか分からないので、検索してみますね」ポチポチ

侑「もしもし? かすぽん返品で」

12: 2020/12/19(土) 01:34:54.26 ID:NX4PuQqe
 
―後日―

 
侑「HEY,せつぽん」

せつ菜「はい!!!」

侑「ボリューム下げて」

せつ菜「このくらいでしょうか!!!」

侑「もっと下げて」

せつ菜「これ以上は下げられません!!!」

侑「・・・・・・せつぽん、出前館のオススメを教えて」

せつ菜「はい! どの料理にしましょう!」

侑「せつぽんは料理しなくていいよ」

せつ菜「私のオススメ、紫カレーはいかがでしょう!」

侑「せつぽん、出前館に電話して」

せつ菜「すぐに出来るので待っててくださいね!」カチャカチャ

侑「もしもし? あゆぽんまだ治らない?」

14: 2020/12/19(土) 01:36:21.92 ID:NX4PuQqe
 
―翌日・夜―

 
ガチャ

侑「!!」

歩夢「ただいま」

侑「歩夢ーーッ!!」

ギューッ

歩夢「どうしたの?」

侑「寂しかったよー!」

歩夢「もう、そんなに強く抱き締められたら、また故障しちゃうよ?」

侑「はっ?!」パッ

歩夢「ふふっ。侑ちゃん1人でだいじょう・・・・・・」ピクッ

侑「はー、これでやっと歩夢の手料理が食べられるよ」ホッ

歩夢「うーん?」

侑「ん? どうしたの?」

歩夢「私と侑ちゃん以外の匂いがする」スンスン

侑「・・・・・・あはは。気のせいだよ」

歩夢「そうだよね」ニッコリ

侑「うんうん」

16: 2020/12/19(土) 01:37:57.08 ID:NX4PuQqe
 
歩夢「・・・・・・」

侑「歩夢?」

歩夢「この髪の毛・・・・・・誰の?」

侑「私のだよ? 黒いし」

歩夢「それじゃあ、こっちのは」

侑「・・・・・・か、か、かすみちゃんが、その、遊びに来てたから」

歩夢「実はね、修理中にアップデートされて臭いに敏感になったんだ」

侑「へ、へえー。すごいね」

歩夢「侑ちゃんの匂い、私、かすみちゃん、あと――」

侑「・・・・・・」ゴクリ

 
歩夢「せつ菜ちゃんの臭い・・・・・・」

 
侑「ごめんなさい!」ドゲザ

17: 2020/12/19(土) 01:39:23.48 ID:NX4PuQqe
 
歩夢「どうして嘘ついたの?」

侑「私1人じゃなにも出来なくて、お腹も空いてたからつい・・・・・・」グウゥ

歩夢「いいよ。許してあげる」

侑「本当にごめんね?」シュン

歩夢「ところで侑ちゃん?」

侑「は、はい!」

歩夢「2人とも、充電はしてない・・・・・・よね?」

侑「うん。充電切れる前にクーリングオフしたから」

歩夢「ふふ♪」

侑「あゆぽん、次からは故障しないように大切にするね」ウツムキ

ギュッ

歩夢「たまになら、その・・・・・・いいよ♡」モジモジ

侑「・・・・・・」

18: 2020/12/19(土) 01:40:56.03 ID:NX4PuQqe
 
―翌日―

 
璃奈「無料保障は2回まで。それ以上は有料になる」

侑「えーっ!!」

歩夢「・・・・・・」

璃奈「修理後すぐに壊れるなんてまずありえない。なにしたの?(はてな)」

侑「・・・・・・いくらですか?」

歩夢「・・・・・・」

璃奈「どこが壊れたのか分からないとなんとも言えない。前と同じ程度なら10万円くらいかかる」

侑「・・・・・・分かりました。おね――」

歩夢「・・・・・・」

璃奈「もう少し出せるなら、最新のぽんもあるけど」

侑「最新?」

歩夢「・・・・・・」ピクッ

20: 2020/12/19(土) 01:42:29.77 ID:NX4PuQqe
 
璃奈「先月に出たばかりの、エマぽん/カリンロイド」
璃奈「2人セットで1ぽん分の値段。分離して使う事もできる最新タイプ」

侑「すごいお得! すごい最新!」

璃奈「エマぽんは、朝は起こしてくれて、夜は寝かしつけてくれる」
璃奈「もちろん家事もできるけど、スイス製だから日本料理は卵かけご飯しか作れない」

侑「えー」

歩夢「・・・・・・」ホッ

璃奈「あと、人気のパン屋さんに並んでくれたりもする」

侑「パンは飽きるんだよね。おいしいけど」

21: 2020/12/19(土) 01:43:55.00 ID:NX4PuQqe
 
侑「カリンロイドは?」

璃奈「スタイリッシュなデザインが特徴。無駄がなく、人間工学に基づいて設計されている」

侑「ふむふむ」

璃奈「・・・・・・」

侑「他には?」

璃奈「エマぽんとくっつけていないと、よくエラーが出る(アセアセ)」

侑「たとえば?」

璃奈「道案内に失敗する、起こすまで起きてくれない、部屋が汚れる(しょぼん)」

侑「他にも見せてください」

璃奈「この見た目は最高だよ。グッドデザイン賞のGマークも付いてる逸品(きらきら)」

侑「他のも見せてください」

22: 2020/12/19(土) 01:45:23.01 ID:NX4PuQqe
 
璃奈「ななぽんはどう?」

歩夢「!!」

侑「せつぽんはいいです」

歩夢「ふふっ」

璃奈「製造元は同じだけど違う種類」

侑「せつぽんと何が違うの?」

璃奈「音量が小さくできる、事務仕事ができる、ゆっくり話してくれる、メガネが標準装備」
璃奈「あとは学習能力が向上してる。冷静に持ち主の命令を分析して学習してくれる」

璃奈「使い込むと、何も言わなくても全部やってくれる」

侑「すごい!」

歩夢「・・・・・・」

璃奈「でも、料理はできない」

侑「やっぱりあゆぽんかなー」

歩夢「・・・・・・」ニコニコ

24: 2020/12/19(土) 01:46:53.37 ID:NX4PuQqe
 
侑「CMでやってた、しずぽんは無いの?」

璃奈「しずぽんは、特定のぽんに近づくと熱暴走する事が分かったからリコール中」

侑「あれは?」チラッ

璃奈「それは、あいぽん」

侑「カリンロイドみたいに綺麗だね」ジーッ

璃奈「ぽんの中のぽん。今世紀最高のぽん」

侑「あいぽんも見た目だけ?」

璃奈「あいぽんは、ぬか床の世話からもんじゃ焼きまで作れるほど優秀」

侑「へぇー、すごいね」

璃奈「普通の料理もできて、家事全般も可。明るくて元気、放置するとダジャレを言って和ませてくれる」
璃奈「教えれば何でもすぐに覚えられる」

侑「すごい! あいぽんにしよう!」

歩夢「ゆ、ぅ、ちゃ!」ギロリ

侑「ひぃっ?!」

25: 2020/12/19(土) 01:48:27.12 ID:NX4PuQqe
 
璃奈「あいぽんは3億円する」

侑「あゆぽんの修理お願いします」

璃奈「侑さんには、あゆぽんが一番合ってると思う」

侑「それで、その、相談があるんだけど・・・・・・」

璃奈「なに?(ポカン)」

侑「修理してる間、別のぽんを貸してくれない?」

歩夢「・・・・・・」ギロリ

侑「ご飯作ってもらうだけだよ? 本当に」

歩夢「はぁ・・・・・・」シュン

璃奈「貸し出し・・・・・・」

侑「うん。できればあゆぽんと同じタイプがいいなー」

璃奈「うーん」

侑「お願い!」ペコリ

璃奈「分かった。特別に貸してあげる」
璃奈「ちょうど、侑さんにピッタリのぽんがある(むんっ)」

侑「やった!」

璃奈「こっちだよ」

テクテク

27: 2020/12/19(土) 01:50:09.06 ID:NX4PuQqe
 
璃奈「これ」

侑「可愛い! こんな良いの貸してもらっていいの?!」

璃奈「壊さないでね」

侑「あゆぽんよりお姉さんかな? でも、すっごく可愛いよ!」

璃奈「気に入ってくれたなら良かった」

侑「この子の名前は?」

 

璃奈「あぐぽん」

 

あ「よろしくね、侑ちゃん♡」

 
おわり

米このSSはフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。

30: 2020/12/19(土) 01:53:16.51 ID:NX4PuQqe
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

31: 2020/12/19(土) 01:54:15.59 ID:2RwOH4VN
米乙

33: 2020/12/19(土) 02:04:41.57 ID:XEMe5tpS
あぐぽんオチは上手い

35: 2020/12/19(土) 02:06:52.42 ID:kpFlr5fD
まだ出てきてないメンバーがいますねぇ!

36: 2020/12/19(土) 02:11:22.38 ID:GwNSdG+h
@cメ*˶- ᴗ -˵リ …

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ

38: 2020/12/19(土) 02:18:51.58 ID:pipoa35z
かなぽんが時給1000円ぐらいってマジ?

41: 2020/12/19(土) 02:47:33.49 ID:IBzP4wgP
約束された勝利

46: 2020/12/19(土) 03:58:26.15 ID:dGr1MVn7
@今日も勝ったか?

47: 2020/12/19(土) 05:49:41.27 ID:l2vFP0Vy
@cメ*˘ ᴗ ˘ リ☺ 素晴らしいSS

50: 2020/12/19(土) 08:30:37.87 ID:OsrMDQLl
朝からいい気分になった

53: 2020/12/19(土) 09:19:03.96 ID:pHuWDcEL
かなぽんは睡眠時間多いけど有能だし料理スキル最高だからほしい

62: 2020/12/19(土) 19:26:07.36 ID:NX4PuQqe
かなぽん忘れてました。本当にすみませんでした。
明日中に書けるだけ書きます。

65: 2020/12/20(日) 02:29:21.87 ID:Gt0PizFC
遥「ついに・・・・・・ついに・・・・・・」ガクガク


―昼・歩夢の家―


侑「え? ぽんが欲しい?」

遥「はい!」

侑「そっかー。ついに遥ちゃんもぽんデビューかー」

遥「はい・・・・・・」モジモジ

侑「でも、大丈夫? ぽんって意外と高いけど」

遥「こ、これだけあれば大丈夫ですよね!?」

スッ

侑(札束・・・・・・)ゴクリ

67: 2020/12/20(日) 02:30:56.49 ID:Gt0PizFC
侑「それで、なにぽんが欲しいの?」

遥「それは、その・・・・・・」テレテレ

侑「あ、ああ、ごめんね。あまり人には言いたくないよね」アセアセ

遥「い、いえ! その、高咲先輩に相談したのは、私と一緒にお店に行ってほしくて」モジモジ

侑「うん。いいよ」

遥「それでその、私が欲しいのは・・・・・・かなぽん、です」///

侑「それって一番新しいぽんだよね!」

遥「はい! やっぱり知ってたんですね!」パアァ

侑「もちろんチェック済みだよ。ぽんと畳は新しい方がいいって言うからね」
侑「まあ、買えないけどさ、見てるだけでもトキメイちゃうよ」キラキラ

遥「私もです! 情報が出た時から、生活費の全てを切り詰めました!」

侑「でも、もう少しご飯も食べた方がいいんじゃない? 彼方ちゃんが見たら心配しちゃうよ?」

遥「ダメです」ボソッ

侑「どうして?」

68: 2020/12/20(日) 02:32:29.82 ID:Gt0PizFC
遥「お姉ちゃんのそばに私がいると、お姉ちゃんの邪魔になってしまうから、です」

侑「そうかなぁー」

遥「全ての事を私優先で考えてしまって、このまま幸せも逃してしまうんじゃないかって・・・・・・」

侑「だから、いきなり家を出て行ったの?」

遥「ど、どうしてそれを!」ドキッ

侑「彼方ちゃんから電話がかかってきたからね。泣きながら」

遥「お姉ちゃん・・・・・・」ウツムキ

侑「今はちゃんと1人で生活できてるんだよね?」

遥「それは、はい。なんとかやっていけてます」

侑「遥ちゃんは立派だよ! うん!」
侑「これ以上は私が口を挟む事じゃないし、お店に行こっか」スクッ

遥「はい!」ニッコリ

69: 2020/12/20(日) 02:33:59.68 ID:Gt0PizFC
―お店―


璃奈「あっ、また来た」ポチポチ

侑「あゆぽんに連絡するのやめてよ!」

璃奈「冷やかしなら帰って(じーっ)」

侑「今日は買い物に来たの!」

璃奈「HEY,あいぽん」

愛「どったの?」

璃奈「侑さんのあゆぽんに電話かけて」

愛「おっけー」

侑「やめてってば!」

遥「すみません。高咲先輩は私の付き添いで」モジモジ

璃奈「あいぽん、キャンセルして」

愛「おけまるー」

璃奈「いらっしゃいませ(にっこりん)」

遥「あの、私、ぽんを持つのは初めてで・・・・・・」

璃奈「ぽんデビューおめでとう(ぱちぱち)」

遥「あ、ありがとうございます」ペコリ

70: 2020/12/20(日) 02:35:28.76 ID:Gt0PizFC
璃奈「もう希望のぽんは決まってる?」

遥「かなぽんでお願いします!」ガタッ

璃奈「さすがお目が高い(キラーン)」

璃奈「発表されてからずっと注目されてるぽん」
璃奈「家事スキルは他のぽんの追随を許さず、料理スキルはプロ級」

璃奈「献身的に尽くす姿、ゆるふわボディ、まったりとした口調。持ち主を心から癒してくれるぽんの1人」

侑「いいなー」

璃奈「たまに寝落ちする事に目をつむれば、対抗できるのはあいぽんくらい」

遥「ください!」

バンッ(札束)

璃奈「お、おう・・・・・・」

侑(あの璃奈ちゃんが目に見えてうろたえてる)アセアセ

71: 2020/12/20(日) 02:37:00.51 ID:Gt0PizFC
遥「あっ! す、すみません! 私、はしたない事をして」

璃奈「ううん。嬉しい」
璃奈「なかなか一括で払う人はいない」

侑「普通はそうだよね」

遥「あの、分割の方が良いんでしょうか?」

璃奈「そんな事はない。このお金には、遥さんのぽん愛が詰まってる」
璃奈「分割は金利がかかるから、払えるならもったいない」

侑「それでも欲しくなっちゃうのがぽんなんだよねー」ニコニコ

璃奈「分割でも払えない人は黙ってて(じーっ)」

侑「はい・・・・・・」

璃奈「HEY,あいぽん」

愛「契約書類お待ちどー」

璃奈「ありがとう」

侑「あいぽんすごい」ジーッ


~~~

72: 2020/12/20(日) 02:38:27.24 ID:Gt0PizFC
璃奈「ありがとうございました(にっこりん)」

遥「こちらこそ、何から何までありがとうございました」ペコリ

侑「それじゃあ、璃奈ちゃんまたねー」フリフリ

璃奈「・・・・・・侑さん、ちょっと」

侑「え? なに?」

璃奈「特別にあいぽんとお話させてあげる」

侑「ホントッ!?」パアァ

遥「高咲先輩、今日はありがとうございました」ペコリ

侑「ううん! 私、ここの常連だからね」ニコニコ

遥「それでは、私は先に帰りますね」

侑「バイバーイ」

73: 2020/12/20(日) 02:40:04.39 ID:Gt0PizFC
―後日・遥の家―


ピンポーン

遥「きた!」

ドタドタバタバタ

ガチャッ

彼方「こんにちは~」

遥「お姉ちゃん!」

ギュッ

彼方「おおっと。いきなりだねー」

遥「はっ?! ご、ごめんね。急に」

彼方「え~い! ぎゅーっ」

遥「お、お姉ちゃん?!」///

彼方「これからよろしくねぇ」

遥「・・・・・・うん」ウルッ


~~~

74: 2020/12/20(日) 02:41:30.94 ID:Gt0PizFC
彼方「・・・・・・」ニコニコ

遥「・・・・・・」ドキドキ

彼方「・・・・・・」ニコニコ

遥「お、お姉ちゃん?」

彼方「・・・・・・」

遥「あっ、そっか」
遥「え、えーっと、HEY,かなぽん」テレテレ

彼方「どうしたのー?」

遥「!!」(かわいいかわいいかわいい)

彼方「ふふっ」

遥「あ、明日の天気を教えて?」

彼方「明日は、晴れるか曇りだよー」

遥「じゃあ、傘は要らないね」

彼方「そうだねぇ」

遥「はぁ~♡」(今までの極貧生活はこの時の為にあったんだね)ウットリ


~~~

76: 2020/12/20(日) 02:42:56.26 ID:Gt0PizFC
遥「今日は、私が腕によりをかけておいしいご飯つくるからね!」

彼方「・・・・・・」

遥「そうだった・・・・・・」
遥「HEY,かなぽん」

彼方「どうしたの?」

遥「今日は私がおいしいご飯作るから期待しててね」

彼方「楽しみにしてるねぇ」

遥「うん!」


~~~

77: 2020/12/20(日) 02:44:28.40 ID:Gt0PizFC
遥「おまたせー」コトッ

彼方「・・・・・・」

遥「HEY,かなぽん。一緒に食べよう」

彼方「は~い」

「いただきまーす」

遥「ど、どう?」ドキドキ

彼方「おいしいなぁ」モグモグ

遥「良かったー」ホッ

彼方「彼方ちゃん、こんなにおいしいご飯は久しぶりだよー」

遥「えへへ。でも、まだまだお姉ちゃんには敵わないよ」シュン

彼方「――――よ」

遥「えっ?」ピクッ

彼方「・・・・・・」モグモグ

遥(気のせい、かな?)

78: 2020/12/20(日) 02:45:59.02 ID:Gt0PizFC
 
―脱衣所―

 
遥「お姉ちゃん? 本当にいいの?」

彼方「・・・・・・」ヌギヌギ

遥「きゃっ」///

彼方「・・・・・・」

遥(そうだ。かなぽんはお姉ちゃんに似てるけどお姉ちゃんじゃない)
遥(いつまでもお姉ちゃん呼びじゃ、かなぽんに失礼だよ)アセアセ

遥「HEY,かなぽん」

彼方「どうしたの?」

遥「かなぽんの呼び方を変更して」

彼方「・・・・・・」

遥「あれ?」

彼方「・・・・・・はい。どうしますか?」

遥「えっと、かなぽん、から・・・・・・彼方、に」///

彼方「変更が完了したよー」

遥「ありがとう。か、彼方」///

彼方「!!」

遥「HEY,彼方」
遥「背中洗ってくれる?」

彼方「は~い」

79: 2020/12/20(日) 02:47:31.82 ID:Gt0PizFC
 
―お風呂―

 
遥「ふう、気持ちいい」

彼方「・・・・・・」ゴシゴシ

遥「次は彼方の背中を洗ってあげるね」

彼方「・・・・・・」

遥「HEY,彼方。交代しよ」

彼方「・・・・・・」

遥「彼方?」

彼方「すやぁ」

遥「コラ! お風呂で寝ちゃダメだっていつも――」

彼方「はっ!?」ガクン
遥「はっ!」(違う)

遥「大きな声だしてごめんね」アセアセ

遥「HEY,彼方。次は彼方が椅子に座ってね」

彼方「・・・・・・うん」

ゴシゴシ
 

80: 2020/12/20(日) 02:49:02.51 ID:Gt0PizFC
 
遥(かなぽんはお姉ちゃんじゃない)
遥「ねえ、彼方」

彼方「・・・・・・」

遥「1人暮らしってね、思ってたより寂しいんだよ」

彼方「・・・・・・」

遥「自分の事を大人だと思い込んで家を飛び出したのに、まだまだ子供だって思い知らされたよ」
遥「夜が特に寂しくてね、昔に使ってた二段ベッドを今でも思い出すんだ」

遥「いい加減に妹離れしなさい。そう言ってた私が全くお姉ちゃん離れできないの」ウルッ
遥「胸が苦しくて、苦しくて・・・・・・そんな時にかなぽんの話を聞いたんだ」

遥「お姉ちゃん離れできなくても、お姉ちゃんに迷惑かけないならいいかなって、思っちゃって・・・・・・」

彼方「・・・・・・」

遥「って、こんな話をぽんの彼方にするなんて酷いよね。ごめんねぇ」ウツムキ

彼方「・・・・・・」スクッ

遥「彼方?」

チャポン

遥「??」

彼方「おいで。一緒に入ろ?」ニッコリ

遥「うん・・・・・・」ゴシゴシ

 
――

81: 2020/12/20(日) 02:50:31.01 ID:Gt0PizFC
 
遥「HEY,彼方」
遥「この日の為に買った、新品のお布団だよ」ニコニコ

彼方「・・・・・・」ゴロン

遥「そっちは私のセンベイ布団だから、彼方はこっちで寝てくれないと」

彼方「すやぁ」

遥「HEY,彼方」

彼方「・・・・・・」

遥「うーん。まだまだ扱いが難しいなー」

彼方「・・・・・・」

遥(こうやって見ると、本当にお姉ちゃんみたい)
遥(って違うってば! かなぽんはかなぽん。彼方って名前のぽん)

遥「うん」シュン

彼方「んー」

ギュッ

遥「!!」ゴロン

彼方「むにゃむにゃ」

遥「ふっ」(幸せそう)
遥「おやすみなさい、彼方」ナデリ

彼方「んー、はる、か、ちゃ~ん」

遥「お姉ちゃん・・・・・・」ボソッ

82: 2020/12/20(日) 02:52:16.93 ID:Gt0PizFC
 
―翌朝―

 
遥「んーっ!」

彼方「すやぁ」

遥「よし!」(今日も1日頑張るぞーっ)

彼方「あー、遥ちゃん、おはよう」ボーッ

遥「あれ?」(たしか、かなぽんはよく寝坊するって書いてあったような)

彼方「ふぁーあー」

遥「もう、だらしないなー」ニコニコ

彼方「えへへー、ごめんなさーい」

遥「HEY,彼方」
遥「私が朝ごはん作るから、まだ寝てていいよ」

彼方「それじゃあ、お言葉に甘えてー」スヤァ

遥「ふふっ」

 
~~~

83: 2020/12/20(日) 02:53:54.51 ID:Gt0PizFC
 
遥「それじゃあ、私は仕事に行ってくるから」

彼方「あっ、待って!」

遥「・・・・・・ん?」

彼方「私も一緒に行くよー」

遥「えっと、どこに?」

彼方「お仕事だよ~」

遥「えっ」

彼方「えっ・・・・・・はっ!」

84: 2020/12/20(日) 02:55:24.65 ID:Gt0PizFC
 
―夜・歩夢の家―

 
遥「どういうこと、ですか?」ジーッ

侑「・・・・・・」
彼方「・・・・・・」
璃奈「・・・・・・」
愛「・・・・・・」

遥「話してくれるまで帰りませんよ?」ギロリ

侑「私はね、本物のかなぽんを渡した方がいいって言ったんだよ?」

璃奈「そう。私が提案した(しゅん)」

彼方「ごめんなさい」ペコリ

愛「・・・・・・」

璃奈「HEY,あいぽん。一緒に謝って」

愛「めんごめんご」テヘッ

85: 2020/12/20(日) 02:56:58.91 ID:Gt0PizFC
 
遥「はぁー」

璃奈「相手と気まずくなって、その人に似たぽんに慰めてもらう人は多い」
璃奈「それが他人なら良いかもしれない。でも、家族は違う」

遥「・・・・・・」

璃奈「ぽんはぽん。どんなに優秀なぽんでも、本当の人間にはなれない」

侑「そんなことッ!!」ガタッ

璃奈「人間になれなくても、ぽんは家族。私達と一緒に生きてる」

彼方「彼方ちゃん、久しぶりに遥ちゃんに会えて嬉しかったよぉ」ニッコリ

遥「・・・・・・」ウルッ

彼方「ちゃんとご飯作れて、朝起きれて、お部屋が狭くても綺麗で・・・・・・もう立派なお姉さんだっ」

遥「おねえぢゃあ゛あ゛あ゛あ゛っ」ギューッ

彼方「おおっと」ギュッ

 
~~~

87: 2020/12/20(日) 02:58:25.84 ID:Gt0PizFC
 
遥「お騒がせしました」ペコリ

璃奈「こちらこそ、ごめんなさい」ペコリ

愛「ごめんねー」ペコリ

彼方「たまには、お家に帰ってきてねー」

遥「月に何回かは帰るようにするね」

彼方「やったぁー」

璃奈「これ、かなぽんのお金」スッ

遥「そうだ! このお金を少し使って、みんなでご飯でも食べに行きませんか?」

侑「行きたい!」パアァ

璃奈「そんなの悪い(はらはら)」

遥「私からのお礼だと思って、パァーッといきましょう」

彼方「璃奈ちゃんも一緒にいこ?」

璃奈「・・・・・・うん」コクン

侑「やったー!」

88: 2020/12/20(日) 02:59:57.73 ID:Gt0PizFC
 
―後日・歩夢の家―

 
歩夢「ただいまー」

侑「おかえり!」

彼方「・・・・・・」

歩夢「・・・・・・侑ちゃん」ギロリ

侑「レンタルかなぽんだよ」

歩夢「・・・・・・」

侑「璃奈ちゃんが、かなぽん作戦に協力してくれたお礼に、特別に貸してくれたんだ」

歩夢「いい匂い」スンスン

侑「かなぽんにご飯作ってもらったから一緒に食べようよ」

歩夢「・・・・・・本当は侑ちゃんに作ってほしいのに」ボソッ

侑「あはは、私にそんな事できるはずないよ」

歩夢「・・・・・・」

89: 2020/12/20(日) 03:01:30.57 ID:Gt0PizFC
 
―翌日―

 
彼方「またねぇ」フリフリ

侑「ありがとう! 気を付けて帰ってね」ニコニコ

バタン

侑「はぁー、かなぽんの料理おいしかったなー」ゴロゴロ

歩夢「侑ちゃん」

侑「HEY,あゆぽん」

歩夢「働いて」

90: 2020/12/20(日) 03:03:16.44 ID:Gt0PizFC
 
侑「HEY,あゆぽん!」アセアセ

歩夢「遥ちゃんは、あんなに頑張って働いて自立してるのに、侑ちゃんはいつも家でゴロゴロ。ゲームばかりしてて恥ずかしくないの?」

侑「・・・・・・HEY,あゆぽん」シュン

歩夢「ぽんぽんごっこは、もう終わりだよ」

侑「あゆむぅ~」ギュッ

歩夢「侑ちゃんは、ぽんが好きなのに自分で手に入れようとは思わないの?」

侑「・・・・・・」

歩夢「侑ちゃんのしてほしいこと、なんでもしてくれるんだよ?」

侑「私にはあゆぽんが居るもん」グスッ

歩夢「私は歩夢だよ」

侑「・・・・・・歩夢がいるもん」

歩夢「はあー・・・・・・じゃあ、こうしよ?」

91: 2020/12/20(日) 03:04:37.31 ID:Gt0PizFC
 

―キッチン―

 
歩夢「HEY,ゆうぽん」

侑「呼んだ?」

歩夢「一緒にご飯作ろ」

侑「えー」

歩夢「ゆうぽん!」

侑「えっと、玉ねぎ剥けばいい?」

歩夢「うん。お願いね」

侑「昔はさ、よくこうやって一緒にご飯作ってたよね」

歩夢「そうだよ」

侑「昔は・・・・・・」

歩夢「ゆうぽん?」

侑「歩夢、好きだよ」ボソッ

歩夢「ふふっ。急にどうしたの?」

侑「ぽんはね、放電し過ぎると壊れて動かなくなっちゃうんだ」

歩夢「もしかして、私が遥ちゃんみたいに家出するかもしれないって思ってる?」

侑「・・・・・・」

93: 2020/12/20(日) 03:06:02.97 ID:Gt0PizFC
 
歩夢「HEY,ゆうぽん。正直に話して」

侑「・・・・・・歩夢との生活は楽しい。でも、このままじゃいけない事も分かってる」

歩夢「うん」

侑「でも、それでも私は――」ブルブル

歩夢「ゆっくりでいいよ。一緒に歩こうよ」

侑「ごめん・・・・・・」ウルウル

歩夢「その気持ちを思い出してくれただけでも良かった」ナデナデ
歩夢「それに、今まで甘やかしてた私も悪いもんね」

侑「う゛う゛ん」ポロポロ

歩夢「あれ? オイル漏れしてるよ」フキフキ

侑「すぐに収まるから・・・・・・」

歩夢「補充しないとね♡」

侑「んっ!」

歩夢「はむ、ちゅむ、ちゅぱ」

侑「んっ、れろぉ、あゆむぅ」

歩夢「また漏れちゃってるね」フフッ

侑「補充、してください」

歩夢「HEY,ゆうぽん。舌、出して♡」

侑「はい♡」ペロッ

94: 2020/12/20(日) 03:06:45.01 ID:Gt0PizFC
以下はおまけです

 

95: 2020/12/20(日) 03:07:25.82 ID:Gt0PizFC
 

―璃奈の家―

 
愛「そろそろ休憩したら?」

璃奈「まだ休めない」カタカタカタ

愛「・・・・・・」

璃奈「HEY,あいぽん」カタカタカタ

愛「はい」スッ

璃奈「ありがとう」

愛「・・・・・・」ジーッ

璃奈「HEY,あいぽん。気になる?」

愛「教えてくれるなら聞いたげる」ニコニコ

璃奈「これは償い。私は愛さんに謝りたい、お礼を言いたい」

愛「・・・・・・」

璃奈「あの頃の愛さんに」カタカタカタ

愛「アタシじゃダメかな?」

璃奈「・・・・・・HEY,あいぽん。コーヒー作って」

愛「おけまるー」

 
おわり

96: 2020/12/20(日) 03:09:29.24 ID:Gt0PizFC
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
スレが残っていたら、また明日書きます。

98: 2020/12/20(日) 03:13:26.84 ID:Gt0PizFC
 
・次回予定(別時空)

愛「HEY,りなりー!」

リナ「なに?」

愛「ナデナデしてあげちゃう」ナデナデ

リナ「んっ」

ガチャ

璃奈「ただいま」

愛「あ、あれー? 今日は早かったね」アセアセ

リナ「もっと撫でて」スリスリ

璃奈「・・・・・・」

 
~~~

 
菜々「はぁー、これがせつぽんですか」

せつ菜「このアニメがオススメです!!」

菜々「!!」
菜々「それは私が観ようか迷っていたアニメ・・・・・・」

せつ菜「一緒に観ましょう!」

104: 2020/12/20(日) 22:30:36.56 ID:Gt0PizFC
 

―宮下家―


ガチャ

愛「ここが私達の家だよー」

リナロイド「・・・・・・」

愛「HEY,りなりー!」

リナ「なに?」

愛「おかえり」

リナ「ただいま」

愛「あー! もう! 可愛いすぎかっ!」

リナ「・・・・・・」

105: 2020/12/20(日) 22:32:24.35 ID:Gt0PizFC
 
愛「そうだ! この日の為に買っておいた物があるんだよねー」ゴソゴソ

リナ「・・・・・・」ジーッ

愛「HEY,りなりー! もっと可愛い服に置き換えしようよ。お着替えだけに」キリッ

リナ「うん」ゴソゴソ

愛「ちょっ?! そこで脱いじゃダメだって!」

リナ「気にしない」モゾモゾ

愛「愛さんが気にするんだよー!」

リナ「・・・・・・」

愛「こっちおいで」

テクテクテク

バタン

106: 2020/12/20(日) 22:33:56.22 ID:Gt0PizFC


―愛さんの部屋―

 
愛「可愛い・・・・・・」ボソッ

リナ「・・・・・・」

愛「HEY,りなりー! やっぱり、虹ヶ咲の制服が一番だね」

リナ「似合う?」クルッ

愛「はぁ・・・・・・天使じゃん」

リナ「??」

愛「HEY,りなりー。こっちおいで」

トコトコトコ

リナ「なに?」キョトン

愛「あー! もう! もーっ!」ナデナデナデ

リナ「んっ」

愛「・・・・・・」(給電したい)

107: 2020/12/20(日) 22:35:24.83 ID:Gt0PizFC
 
ガチャ

 
愛「!?」

 
ガチャン
璃奈「あれ? 愛さん居るの?」

 
愛「は、はーい」
愛「HEY,りなりー。スリープしといて」ヒソヒソ

リナ「うん」スッ

108: 2020/12/20(日) 22:36:56.82 ID:Gt0PizFC

 
―玄関―

 
璃奈「愛さん?」

バタバタバタ

愛「りなりー。おかえりー」

璃奈「ただいま」ジーッ

愛「ど、どうしたん?」

璃奈「どうしてドアチェーンしてるの?」

愛「それはほら、防犯の為? 最近はぶっそーだしねー」

璃奈「早く開けて」

愛「う、うん。ごめんごめん」

ガチャ

愛「今日は早かったじゃん」

璃奈「用事があったついでに寄っただけ。すぐに戻らないといけない」

愛「あ、なーんだ」ホッ

璃奈「嬉しそう」ジーッ

愛「そっ、そんなワケないじゃん! あー、りなりーが居なくて寂しいなー」

璃奈「ふーん(じーっ)」

109: 2020/12/20(日) 22:38:29.42 ID:Gt0PizFC
 
愛「今日も遅くなるん?」

璃奈「私が帰ってくる時間、そんなに気になる?」

愛「・・・・・・聞いただけだってば」

璃奈「分からない」テクテク

愛「って! そっちは愛さんの部屋だよ?!」

璃奈「うん。愛さんの部屋に忘れ物したから」

愛「それならアタシが取ってきてあげるってー」

璃奈「説明するより、私が取りに行った方が早い」

愛「いやいやいや、りなりーはお茶でも飲んで休んでてよ」

璃奈「そこまでの時間は無い」

愛「マジで待って! 愛さんにだってプライバシーがあるの!」バッ

璃奈「・・・・・・一緒に住んでるのに?」

愛「親しき仲にも礼儀あり、って言うじゃん?」

璃奈「私の部屋にはノックもしないで入ってくるのに?(じーっ)」

愛「それはほら、りなりーが仕事に没頭し過ぎて倒れてないか心配だからっしょ」

110: 2020/12/20(日) 22:40:02.52 ID:Gt0PizFC
 
璃奈「あっ」ビシッ

愛「え?」クルッ

タッタッタッ

愛「あああっ!!」

璃奈「いつまでも純粋な愛さん大好き」

愛「待てえええぇっ! 待ってえええ!」バタバタ

ガチャ

リナ「すぅー、すぅー」

璃奈「・・・・・・」

111: 2020/12/20(日) 22:41:44.86 ID:Gt0PizFC
 
愛「あ、はは。実は、愛さん妊娠してて、その子はアタシとりなりーの子どもで――」

璃奈「HEY,りなりー」ボソッ

リナ「声紋が一致しない。起動できない」

璃奈「この子、愛さんの声にしか反応しないんだね」

愛「それは、ほら、りなりーに似て恥ずかしがり屋だから、かな?」

璃奈「さようなら」クルッ

愛「まっ、待って!」

ガシッ

璃奈「抱きつくなら、リナロイドにしてあげればいい」

愛「違うの! 聞いて! 違うから!」

112: 2020/12/20(日) 22:44:49.97 ID:Gt0PizFC
 
璃奈「リナロイド。私にそっくりのぽん」
璃奈「無愛想で素気ない態度や表情パターンの少なさから、コアな人しか手に取らなかった不人気ぽん」

愛「違う・・・・・・」

璃奈「愛想笑いの一つもできない欠陥品」

愛「そういうんじゃないっしょ」

ギュッ

愛「私には分かるから。リナロイドの気持ちも、りなりーの気持ちも」

璃奈「1つだけ聞かせて」

愛「うん・・・・・・」

璃奈「どうしてリナロイドなんて買ったの? 私じゃ不満?」

愛「・・・・・・家に1人じゃ寂しいじゃん」

璃奈「・・・・・・」

愛「お互いに仕事は忙しいし、休みが合う日なんてたまにしかないっしょ?」
愛「アタシも寂しいし、りなりーも寂しいかなーって」

113: 2020/12/20(日) 22:46:42.39 ID:Gt0PizFC
 
璃奈「エ チな欲望は?(ギ口り)」

愛「ないない! あるワケないじゃん!」

璃奈「・・・・・・分かった」

愛「内緒にしてたのはごめん。それは謝っとく」

璃奈「分かった。でも、1つだけ約束してほしい」

愛「うん?」

璃奈「学生服を着せるのはやめて」

愛「・・・・・・はい」

 
リナロイド編 おわり

114: 2020/12/20(日) 22:48:54.10 ID:Gt0PizFC


―メイト―

 
菜々「はぁー」(まったく、今期は良作ばかりで困ります)
菜々「ん? あれは・・・・・・」(等身大のフィギュア?)

せつぽん(展示品)「・・・・・・」
『HEY,せつぽん と話しかけてみよう』

菜々「はあー、これが噂のせつぽんですか」
菜々(たしかに、私にそっくりですね)

菜々「HEY,せつぽん」

せつぽん「どうしましたか?」

菜々「おぉーっ」キラキラ

せつぽん「??」

菜々(私にそっくりという事は、こういうのも好きなのでしょうか)ゴソゴソ
菜々「これ、知っていますか?」

スッ

せつぽん「スクールアイドル物語! もちろん知っています!!」

菜々「!!」パアァ

115: 2020/12/20(日) 22:50:33.57 ID:Gt0PizFC
 
せつぽん「路上ライブをしていたスクールアイドルに心を奪われた主人公が、スクールアイドルを目指す話ですよね!!」

菜々「そうです!!」

せつぽん「やってみたい、でも不安。そんな主人公の背中を押したのが、スーパー幼馴染のコトミさんで――」

菜々「主人公の心に寄り添い、時に厳しく時に優しい幼馴染。はぁー、最高ですね」

店員「すみません。他のお客様のご迷惑となるので、長話は控えていただけますか?」

菜々「はっ!? す、すみません!」ペコペコ

116: 2020/12/20(日) 22:52:06.99 ID:Gt0PizFC
 

―後日・菜々の家―

 
せつぽん「ただいま戻りました!」

菜々「おかえりなさい! 待っていましたよ」

せつぽん「それでは――」
菜々「早速――」

「鑑賞会です!!!」

ドンドンッ

菜々「HEY,せつぽん。もう少し声を小さくしてください」アセアセ

せつぽん「できません!!」

ドンッ

~~~

117: 2020/12/20(日) 22:53:37.31 ID:Gt0PizFC
 
菜々「はぁー。こんなに語り合ったのはいつ以来でしょうか」

せつぽん「・・・・・・」

菜々「HEY,せつぽん。どうでしたか?」

せつぽん「最高でした!!」

グゥ

菜々「そろそろご飯にしましょうか」
菜々「そういえば・・・・・・」(せつぽんは料理が苦手と書いてあったような)

菜々「いえ、それはおかしい」(私に似せて作ってあるなら、料理もおいしいはず)
菜々「HEY,せつぽん」

せつぽん「なんでしょう?」

菜々「ご飯、作ってくれますか?」

せつぽん「はい! 喜んで!」

 
~~~

118: 2020/12/20(日) 22:55:17.95 ID:Gt0PizFC
 
せつぽん「できました!」

コトッ

菜々「HEY,せつぽん。それでは一緒に食べましょうか」

「いただきます!」

菜々「んぐっ?! おいしいです!!」
菜々「やはりあの説明書は間違っていました」

せつぽん「・・・・・・」パクパク

菜々「ふふっ。そんなに急いで食べなくても、まだ鍋いっぱいにありますよ」ニコニコ

ピンポーン

菜々(誰でしょうか?)

菜々「お隣さん?」

ガチャ

菜々「はい。どうしましたか?」

「もう少し静かにしてもらえますか?」

菜々「すみません」ペコペコ

引っ越した。

 
せつぽん編 おわり

119: 2020/12/20(日) 22:57:26.85 ID:Gt0PizFC
 
おまけ

 
『次のニュースです』
『お遣いに行かせて行方不明となっていたVさんのカリンロイドが、今日午後、隣県の公園で無事に保護されました』
『100日振りの再会に、Vさんは涙を流しながらカリンロイドを抱きしめていました』

 
V「良かった。本当に無事で良かったよぉ~」ズビズビ

カリンロイド「・・・・・・」

V「HEY,カリン。みんなにお礼を言って」

カリン「地図が間違っていたのよ」

V「ありがとうって言うの!」

カリン「グッドデザイン賞の私が迷子? ふふっ、ありえないわ」

V「謝って」ボソッ

カリン「迷子にはなっていないけれど、無事にエマの元に戻れたのはみなさんのおかげよ。ありがとう」ペコリ

 
『その微笑ましいやり取りに、捜索隊からは温かい拍手が送られました』
『しかし、ぽんであるカリンロイドが1人で100日も活動していたとは考えづらく、誰かに匿われていたのでは、という意見も多いようです』

 
おわり

120: 2020/12/20(日) 23:02:37.80 ID:Gt0PizFC
最後まで読んでくれた方、たくさんのレス、本当にありがとうございました。

モヤモヤした部分がありましたら、質問していただければお答えします。

121: 2020/12/20(日) 23:07:22.67 ID:f8xzi5Fd
あゆぽんほしい

126: 2020/12/21(月) 01:18:01.65 ID:s1p/94Gc
侑ちゃんなにがあってヒモになったんや……

134: 2020/12/21(月) 13:28:48.87 ID:cHEIWHda
面白かった

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1608308246/

タイトルとURLをコピーしました