1: 2019/12/09(月) 16:56:24.43 ID:Pa2PAVKW
穂乃果「へぇー、すごいなぁ海未ちゃん」
ことり「それでね、ラブレターくれた子と遊びに行くって」
穂乃果「えっ」
ことり「どうしよう穂乃果ちゃん」
穂乃果「ううううっ海未ちゃんが!?」
ことり「海未ちゃんがデートに行くってええぇぇ」ウエエエン
穂乃果「へっ、変だよそんなの!!だってあの海未ちゃんだよ!?」
絵里「騒がしいわね、どうしたのよ」
ことり「絵里ちゃああぁん!海未ちゃんが…海未ちゃんがぁ!」
絵里「えっ、なに?なんで泣いてるの?なんなの?」
ことり「それでね、ラブレターくれた子と遊びに行くって」
穂乃果「えっ」
ことり「どうしよう穂乃果ちゃん」
穂乃果「ううううっ海未ちゃんが!?」
ことり「海未ちゃんがデートに行くってええぇぇ」ウエエエン
穂乃果「へっ、変だよそんなの!!だってあの海未ちゃんだよ!?」
絵里「騒がしいわね、どうしたのよ」
ことり「絵里ちゃああぁん!海未ちゃんが…海未ちゃんがぁ!」
絵里「えっ、なに?なんで泣いてるの?なんなの?」
2: 2019/12/09(月) 17:00:32.25 ID:Pa2PAVKW
絵里「なるほどね~、あの海未が…」
ことり「うぅ…海未ちゃん…」グスン
穂乃果「あわわわわわ」
絵里「……でも別にあなた達が慌てる事じゃ…」
ことり「だって海未ちゃんが他の人に取られちゃうかもしれないんだよ!?」バン
絵里「いや、別にことりの物じゃないんだし…」
穂乃果「そうだよ!皆の海未ちゃんなのにラブレター出して遊びに行くなんてズルい!」
絵里「穂乃果、あなた自分でも何言ってるかわかってないでしょ」
ことり「うわああああああ海未ちゃんんんあああああ」
穂乃果「海未ちゃん…置いてかないでぇぇ…」
絵里「はぁ、2人とも楽しそうでいいわね」
ことり「楽しくないよ!!!」
ことり「うぅ…海未ちゃん…」グスン
穂乃果「あわわわわわ」
絵里「……でも別にあなた達が慌てる事じゃ…」
ことり「だって海未ちゃんが他の人に取られちゃうかもしれないんだよ!?」バン
絵里「いや、別にことりの物じゃないんだし…」
穂乃果「そうだよ!皆の海未ちゃんなのにラブレター出して遊びに行くなんてズルい!」
絵里「穂乃果、あなた自分でも何言ってるかわかってないでしょ」
ことり「うわああああああ海未ちゃんんんあああああ」
穂乃果「海未ちゃん…置いてかないでぇぇ…」
絵里「はぁ、2人とも楽しそうでいいわね」
ことり「楽しくないよ!!!」
3: 2019/12/09(月) 17:06:37.74 ID:Pa2PAVKW
絵里「そんなに気になるなら着いていけばいいじゃない」
穂乃果「無理だよ…海未ちゃんがどこ行くのかも相手がどんな人かも知らないし…」
絵里「うーん…デートはいつなの?」
ことり「明日だよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり「海未ちゃん、またラブレター?」
海未「うっ…いえ、まだラブレターと決まったわけでは」
ことり「えぇー?下駄箱の中に入ってたなんて絶対ラブレターだよ!」
海未「き、決めつけるのは早いですよことり!中身を確認してからです!」
ペリッ
海未「………………」
ことり「…どう?やっぱりラブレター?」
海未「………ん、まぁ…そんな感じですかね?」
ことり「もう、はぐらかさなくてもいいのに…今回はなんて言って断るの?」
海未「明日、2人で遊びに行こうかと」
ことり「…え?」
海未「相手はよく知ってる方なので…明日は暇だと手紙に書いてありますし」
ことり「ちょちょちょ、ちょっと待ってよ海未ちゃん!デートって事だよ!?」
海未「そうなるんですかね?」
ことり「あっ…あ、相手は」
海未「それはヒミツです」ニコッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり「って言ってたから…」
穂乃果「無理だよ…海未ちゃんがどこ行くのかも相手がどんな人かも知らないし…」
絵里「うーん…デートはいつなの?」
ことり「明日だよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり「海未ちゃん、またラブレター?」
海未「うっ…いえ、まだラブレターと決まったわけでは」
ことり「えぇー?下駄箱の中に入ってたなんて絶対ラブレターだよ!」
海未「き、決めつけるのは早いですよことり!中身を確認してからです!」
ペリッ
海未「………………」
ことり「…どう?やっぱりラブレター?」
海未「………ん、まぁ…そんな感じですかね?」
ことり「もう、はぐらかさなくてもいいのに…今回はなんて言って断るの?」
海未「明日、2人で遊びに行こうかと」
ことり「…え?」
海未「相手はよく知ってる方なので…明日は暇だと手紙に書いてありますし」
ことり「ちょちょちょ、ちょっと待ってよ海未ちゃん!デートって事だよ!?」
海未「そうなるんですかね?」
ことり「あっ…あ、相手は」
海未「それはヒミツです」ニコッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ことり「って言ってたから…」
4: 2019/12/09(月) 17:10:23.68 ID:Pa2PAVKW
絵里「そう…2人とも明日は暇なの?」
穂乃果「うん、日曜日だし」
絵里「なら海未の家の前に張り込んで尾行すればいいのよ」
ことり「!」
穂乃果「探偵ドラマみたいに?」
絵里「えぇ、探偵ドラマみたいに」
ことり「…穂乃果ちゃん、やろう!」
穂乃果「……うん!」
絵里「…えっ、やるの?冗談のつもりだったんだけど…」
ことり「やるよ!!海未ちゃんのデート相手がどんな子なのか確認しないと…!」
絵里「いや、いくら親友相手でも尾行とかあんまりやっちゃいけないと思うわよ?」
穂乃果「バレたとしても海未ちゃんに怒られるのは慣れてるもん!」
絵里「威張るとこじゃないわよ」
穂乃果「うん、日曜日だし」
絵里「なら海未の家の前に張り込んで尾行すればいいのよ」
ことり「!」
穂乃果「探偵ドラマみたいに?」
絵里「えぇ、探偵ドラマみたいに」
ことり「…穂乃果ちゃん、やろう!」
穂乃果「……うん!」
絵里「…えっ、やるの?冗談のつもりだったんだけど…」
ことり「やるよ!!海未ちゃんのデート相手がどんな子なのか確認しないと…!」
絵里「いや、いくら親友相手でも尾行とかあんまりやっちゃいけないと思うわよ?」
穂乃果「バレたとしても海未ちゃんに怒られるのは慣れてるもん!」
絵里「威張るとこじゃないわよ」
5: 2019/12/09(月) 17:12:15.77 ID:Pa2PAVKW
翌日
穂乃果「…海未ちゃん出てこないね」
ことり「もうお昼だからそろそろだと思うけど…」
絵里「なんで私まで…」
ことり「絵里ちゃんが発案したんだから来てもらわなきゃ困るよ!」プンスカ
絵里「…口は災いの元、ね…」
ガラッ
海未「行ってきます」
穂乃果「あ、来た!」
ことり「よし…行こう穂乃果ちゃん!」
絵里「…ちょっと楽しいわね、これ」
穂乃果「…海未ちゃん出てこないね」
ことり「もうお昼だからそろそろだと思うけど…」
絵里「なんで私まで…」
ことり「絵里ちゃんが発案したんだから来てもらわなきゃ困るよ!」プンスカ
絵里「…口は災いの元、ね…」
ガラッ
海未「行ってきます」
穂乃果「あ、来た!」
ことり「よし…行こう穂乃果ちゃん!」
絵里「…ちょっと楽しいわね、これ」
6: 2019/12/09(月) 17:15:14.50 ID:Pa2PAVKW
海未「ふんふん…ふんふんふん…」テクテク
穂乃果「…えらく上機嫌だね」
ことり「むうぅ…」
絵里「そりゃデートの前なんてあんなモンでしょ?」
穂乃果「絵里ちゃんデートした事あるんだ」
絵里「…えっ、えぇ!あるわよ!」
ことり「絵里ちゃんの事はどうでもいいよ」
絵里「なんなのよ」
穂乃果「……あれ?海未ちゃんの歩いてるこの道って…」
ことり「…音ノ木坂への通学路だね」
絵里「学校前で集合ってトコロかしら」
穂乃果「…えらく上機嫌だね」
ことり「むうぅ…」
絵里「そりゃデートの前なんてあんなモンでしょ?」
穂乃果「絵里ちゃんデートした事あるんだ」
絵里「…えっ、えぇ!あるわよ!」
ことり「絵里ちゃんの事はどうでもいいよ」
絵里「なんなのよ」
穂乃果「……あれ?海未ちゃんの歩いてるこの道って…」
ことり「…音ノ木坂への通学路だね」
絵里「学校前で集合ってトコロかしら」
7: 2019/12/09(月) 17:20:22.23 ID:Pa2PAVKW
穂乃果「…ほんとに学校まで来ちゃったね」
絵里「…あ、穂乃果ことり、あれ」
海未「早いですね…もしかして私が遅れてしまいましたか?」
?「いや、ピッタリよ」
海未「ピッタリですか…今日は念入りにおめかしして来たので思ったより時間がかかってしまいました」
?「念入り?なんで?」
海未「ふふっ、だってデートですから」
穂乃果「何!?なんて話してるの!?」
絵里「ここからだと声が聞こえないわね…」
ことり「相手の子の顔も後ろ向いてて見えないよ…帽子とマフラーで髪型もわからないし」
穂乃果「…でも海未ちゃん、めっちゃ笑顔で話してるね」
ことり「んむむむ…」
絵里「…あっ、歩き出したわよ」
絵里「…あ、穂乃果ことり、あれ」
海未「早いですね…もしかして私が遅れてしまいましたか?」
?「いや、ピッタリよ」
海未「ピッタリですか…今日は念入りにおめかしして来たので思ったより時間がかかってしまいました」
?「念入り?なんで?」
海未「ふふっ、だってデートですから」
穂乃果「何!?なんて話してるの!?」
絵里「ここからだと声が聞こえないわね…」
ことり「相手の子の顔も後ろ向いてて見えないよ…帽子とマフラーで髪型もわからないし」
穂乃果「…でも海未ちゃん、めっちゃ笑顔で話してるね」
ことり「んむむむ…」
絵里「…あっ、歩き出したわよ」
8: 2019/12/09(月) 17:23:26.98 ID:Pa2PAVKW
海未「…寒いですし、手を」ギュッ
?「ヴェ!?急になんなのよ!?//」
海未「寒い時は手を繋ぐと暖かいじゃないですか」
?「そ、そりゃそうだけど…」
海未「それに今日は」
?「デートでしょ?何度も言わなくていいわよ…恥ずかしいじゃない」
海未「ふふっ、すいません」
ことり「」
穂乃果「あわわわわわわわ」
絵里「海未…積極的ね」
ことり「」
穂乃果「うううううう海未ちゃんが、てっ、ててっ、て」
絵里「ちょっと落ち着きなさい…ことりもいつまで白くなってるのよ」
ことり「」
?「ヴェ!?急になんなのよ!?//」
海未「寒い時は手を繋ぐと暖かいじゃないですか」
?「そ、そりゃそうだけど…」
海未「それに今日は」
?「デートでしょ?何度も言わなくていいわよ…恥ずかしいじゃない」
海未「ふふっ、すいません」
ことり「」
穂乃果「あわわわわわわわ」
絵里「海未…積極的ね」
ことり「」
穂乃果「うううううう海未ちゃんが、てっ、ててっ、て」
絵里「ちょっと落ち着きなさい…ことりもいつまで白くなってるのよ」
ことり「」
10: 2019/12/09(月) 17:28:04.26 ID:Pa2PAVKW
海未「…あ、ここです」
?「へぇ、外装はいい感じね」
海未「私も入った事は無いのですが、ことりが好きなお店で」
?「でしょうね、海未が行きそうな店じゃないし」
海未「むっ…それはどういう意味ですか?」
?「そのまんまの意味よ」
海未「…もしあなたが穂乃果なら手刀モノの発言ですよ」プイッ
?「ふふっ、不貞腐れてないで入るわよ、恋人さん」
ことり「わ、わたしの、お気に入りのお店が、あ、あぁぁぁぁ」
穂乃果「今度海未ちゃんも連れて3人で行こうって話してたのに…」
絵里「……あの二人、中々いい雰囲気じゃない」
ことり「んあぁ!?」ギラッ
絵里「ひえっ」
?「へぇ、外装はいい感じね」
海未「私も入った事は無いのですが、ことりが好きなお店で」
?「でしょうね、海未が行きそうな店じゃないし」
海未「むっ…それはどういう意味ですか?」
?「そのまんまの意味よ」
海未「…もしあなたが穂乃果なら手刀モノの発言ですよ」プイッ
?「ふふっ、不貞腐れてないで入るわよ、恋人さん」
ことり「わ、わたしの、お気に入りのお店が、あ、あぁぁぁぁ」
穂乃果「今度海未ちゃんも連れて3人で行こうって話してたのに…」
絵里「……あの二人、中々いい雰囲気じゃない」
ことり「んあぁ!?」ギラッ
絵里「ひえっ」
12: 2019/12/09(月) 17:32:23.89 ID:Pa2PAVKW
絵里「2人とも席に着いたみたいね」
穂乃果「よしっ、いくよことりちゃん!」
ことり「海未ちゃん…今助けに行くからね…!」
絵里「ちょっ、ちょっと待ちなさい!何する気!?」
穂乃果「海未ちゃん達の後ろの席に座って会話を聞くんだよ!!」
ことり「偶然海未ちゃんを見つけたフリしてデートを台無しに…」
絵里「穂乃果はまだしもことりは落ち着きなさい」
ことり「どうしてぇ!」プンスカ
絵里「2人ともいい?近づいても良いけど会話を聞くだけよ?」
穂乃果「もちろんだよ!」
ことり「…むうぅ」
穂乃果「よしっ、いくよことりちゃん!」
ことり「海未ちゃん…今助けに行くからね…!」
絵里「ちょっ、ちょっと待ちなさい!何する気!?」
穂乃果「海未ちゃん達の後ろの席に座って会話を聞くんだよ!!」
ことり「偶然海未ちゃんを見つけたフリしてデートを台無しに…」
絵里「穂乃果はまだしもことりは落ち着きなさい」
ことり「どうしてぇ!」プンスカ
絵里「2人ともいい?近づいても良いけど会話を聞くだけよ?」
穂乃果「もちろんだよ!」
ことり「…むうぅ」
13: 2019/12/09(月) 17:35:05.59 ID:Pa2PAVKW
店内
絵里「穂乃果とことりは海未と背中合わせになるように座って聞き耳立ててなさい」
穂乃果「絵里ちゃんは?」
絵里「私は別に…何話しててもそんなに…」
ことり「海未ちゃんの貞操に関わる不穏な会話があったら突撃しなきゃ…」
絵里「さすがに初デートでそんな空気にはならないわよ」
穂乃果「絵里ちゃんは2回目以降のデートでそういう話になったの?」
絵里「は、はぁ!?した事ないわよ!!」
ことり「絵里ちゃんはいいから、早く座ろう穂乃果ちゃん」
絵里「なんなのよ!!」
絵里「穂乃果とことりは海未と背中合わせになるように座って聞き耳立ててなさい」
穂乃果「絵里ちゃんは?」
絵里「私は別に…何話しててもそんなに…」
ことり「海未ちゃんの貞操に関わる不穏な会話があったら突撃しなきゃ…」
絵里「さすがに初デートでそんな空気にはならないわよ」
穂乃果「絵里ちゃんは2回目以降のデートでそういう話になったの?」
絵里「は、はぁ!?した事ないわよ!!」
ことり「絵里ちゃんはいいから、早く座ろう穂乃果ちゃん」
絵里「なんなのよ!!」
14: 2019/12/09(月) 17:40:40.75 ID:Pa2PAVKW
穂乃果「…………」ジーッ
ことり「……………」ジーッ
絵里(どんだけ真剣なのよこの子達…)
海未「…そうですね、ネックレスとかどうでしょうか」
?「えぇ!?わ、悪いわよ…海未、バイトもしてないでしょ?」
海未「いいんですよ、日頃お世話になってますし」クスッ
?「そっ、そんなんだったら私だって…かっ、感謝、してるし…//」
絵里(………あれ?この声…)チラッ
真姫「…私からも何かプレゼントするわよ」
海未「それこそ悪いですよ、後輩にそんな…」
真姫「こっ、こういう時だけ年下扱いしないで!するって言ってんでしょ!」
海未「………ふっ…ふふっ、大人っぽいとは言ってもやっぱり年下ですね」クスッ
真姫「ばっ…バカにしてるの!?///」
海未「いえ、可愛いなと」
真姫「なっ…こ、この…うう…//」モゾモゾ
絵里(真姫じゃん)
ことり「……………」ジーッ
絵里(どんだけ真剣なのよこの子達…)
海未「…そうですね、ネックレスとかどうでしょうか」
?「えぇ!?わ、悪いわよ…海未、バイトもしてないでしょ?」
海未「いいんですよ、日頃お世話になってますし」クスッ
?「そっ、そんなんだったら私だって…かっ、感謝、してるし…//」
絵里(………あれ?この声…)チラッ
真姫「…私からも何かプレゼントするわよ」
海未「それこそ悪いですよ、後輩にそんな…」
真姫「こっ、こういう時だけ年下扱いしないで!するって言ってんでしょ!」
海未「………ふっ…ふふっ、大人っぽいとは言ってもやっぱり年下ですね」クスッ
真姫「ばっ…バカにしてるの!?///」
海未「いえ、可愛いなと」
真姫「なっ…こ、この…うう…//」モゾモゾ
絵里(真姫じゃん)
16: 2019/12/09(月) 17:45:10.49 ID:Pa2PAVKW
絵里(さすがに穂乃果達も気付いて…)
穂乃果「ことりちゃん聞いた!?初デートなのにプレゼント集ってるよ…酷いよこの子!!」
ことり「日頃の感謝…相手は弓道部の後輩なのかな…私の目が行き届いてない所で親密に…ぐうぅ…」
絵里(なんで気付いてないの!?)
海未「大丈夫ですか真姫、顔が赤いですけど…」
真姫「うるさい!//ちょっとほっといて!//」
絵里(今名前呼んだわよ!?真姫ってハッキリ言ったしさすがに…)
穂乃果「私もプレゼントするから~なんて言って絶対に貰おうとする手口、悪質…実に悪質だよ!!」
ことり「やっぱり私も弓道部にマネージャーとして入っておけば…海未ちゃんが悪い猫に引っかかることも…」ブツブツ
絵里(聞こえてない…アホなのね、この子達)
穂乃果「ことりちゃん聞いた!?初デートなのにプレゼント集ってるよ…酷いよこの子!!」
ことり「日頃の感謝…相手は弓道部の後輩なのかな…私の目が行き届いてない所で親密に…ぐうぅ…」
絵里(なんで気付いてないの!?)
海未「大丈夫ですか真姫、顔が赤いですけど…」
真姫「うるさい!//ちょっとほっといて!//」
絵里(今名前呼んだわよ!?真姫ってハッキリ言ったしさすがに…)
穂乃果「私もプレゼントするから~なんて言って絶対に貰おうとする手口、悪質…実に悪質だよ!!」
ことり「やっぱり私も弓道部にマネージャーとして入っておけば…海未ちゃんが悪い猫に引っかかることも…」ブツブツ
絵里(聞こえてない…アホなのね、この子達)
20: 2019/12/09(月) 17:50:15.04 ID:Pa2PAVKW
店員「お待たせしました~」
海未「あぁ、ありがとうございます…ん?」
店員「こちら、カップルでご来店されたお客様に無料でお配りしているサービスドリンクです」
真姫「かっ…カップル…//」カアァ
海未「そうでしたか、ありがとうございます」
店員「どうぞごゆっくり~」
真姫「なっ、何よコレ!ハートのストローってバカじゃないの!?//」
海未「そうですか?私はいいと思いますけど…」
真姫「こんなの漫画でしか見た事ないわよ!恥ずかしいったらありゃしないわ」
海未「でも頂いてしまいましたし」
真姫「だ、大体なんでカップルって…//」
海未「私たち、意外とお似合いの2人なんでしょうか」クスッ
真姫「っ//…~~~っ!!///」
海未「あぁ、ありがとうございます…ん?」
店員「こちら、カップルでご来店されたお客様に無料でお配りしているサービスドリンクです」
真姫「かっ…カップル…//」カアァ
海未「そうでしたか、ありがとうございます」
店員「どうぞごゆっくり~」
真姫「なっ、何よコレ!ハートのストローってバカじゃないの!?//」
海未「そうですか?私はいいと思いますけど…」
真姫「こんなの漫画でしか見た事ないわよ!恥ずかしいったらありゃしないわ」
海未「でも頂いてしまいましたし」
真姫「だ、大体なんでカップルって…//」
海未「私たち、意外とお似合いの2人なんでしょうか」クスッ
真姫「っ//…~~~っ!!///」
23: 2019/12/09(月) 17:54:15.38 ID:Pa2PAVKW
絵里「あれ…ハートのストローね、顔近づけて2人で飲むやつ」
ことり「えぇええ!?」ガタッ
絵里「ちょ、ちょっとことり!騒がしくしたらバレちゃうでしょ!」
穂乃果「…まったくことりちゃんもまだまだだね」
ことり「ほ…穂乃果ちゃん…」
穂乃果「海未ちゃんがそんなストロー使えるわけないじゃん、恥ずかしいです…って言って丸々1杯相手にあげちゃうよ」ケラケラ
海未「……んっ……」チュー
真姫「……………」チュー
海未「ぷはっ………甘いですね」
真姫「………あ、甘いわね…うぅ…//…」
絵里(後ろで思いっきりやってるけど…)
ことり「えぇええ!?」ガタッ
絵里「ちょ、ちょっとことり!騒がしくしたらバレちゃうでしょ!」
穂乃果「…まったくことりちゃんもまだまだだね」
ことり「ほ…穂乃果ちゃん…」
穂乃果「海未ちゃんがそんなストロー使えるわけないじゃん、恥ずかしいです…って言って丸々1杯相手にあげちゃうよ」ケラケラ
海未「……んっ……」チュー
真姫「……………」チュー
海未「ぷはっ………甘いですね」
真姫「………あ、甘いわね…うぅ…//…」
絵里(後ろで思いっきりやってるけど…)
26: 2019/12/09(月) 17:59:14.92 ID:Pa2PAVKW
真姫「…ねえ海未、あの、今日は…」
海未「はい?」
真姫「…今日は、その…ありがとう」
海未「何言ってるんですか、まだ会って30分も経ってませんよ?」
真姫「そっ…そうだけど!……あぁもう!なんでもない!」
店員「…お客様、ご注文は…」
ことり「今それどころじゃないの!!!」ガタッ
絵里「ちょっと!!バレるから!ことり!!」
穂乃果「」
絵里「いつまでショック受けてんのよ穂乃果!ことりを抑えなさい!」
海未「なんだか騒がしくなってきたみたいですし、そろそろ出ましょうか」
真姫「そうね…お代、私が出すから」
海未「何言ってるんです、先輩に任せなさい」
真姫「…海未ってそういうこと言うキャラじゃないと思ってた」
海未「楽しいんです、真姫と2人でいるのが」ニコッ
真姫「……………あっそ…」プイッ
真姫「~~~~っ!///」カアァ
海未「はい?」
真姫「…今日は、その…ありがとう」
海未「何言ってるんですか、まだ会って30分も経ってませんよ?」
真姫「そっ…そうだけど!……あぁもう!なんでもない!」
店員「…お客様、ご注文は…」
ことり「今それどころじゃないの!!!」ガタッ
絵里「ちょっと!!バレるから!ことり!!」
穂乃果「」
絵里「いつまでショック受けてんのよ穂乃果!ことりを抑えなさい!」
海未「なんだか騒がしくなってきたみたいですし、そろそろ出ましょうか」
真姫「そうね…お代、私が出すから」
海未「何言ってるんです、先輩に任せなさい」
真姫「…海未ってそういうこと言うキャラじゃないと思ってた」
海未「楽しいんです、真姫と2人でいるのが」ニコッ
真姫「……………あっそ…」プイッ
真姫「~~~~っ!///」カアァ
30: 2019/12/09(月) 18:03:30.66 ID:Pa2PAVKW
海未「…さっきより寒いですね」
真姫「うん……んっ」パッ
海未「えっ?…あぁ、はい」ギュッ
真姫「…寒いわね」ギュッ
穂乃果「…どこに向かってるんだろ」
ことり「……海未ちゃんにあんなにくっついて…」イライラ
絵里(アレが真姫だってバレたら〇されるわね…)
真姫「うん……んっ」パッ
海未「えっ?…あぁ、はい」ギュッ
真姫「…寒いわね」ギュッ
穂乃果「…どこに向かってるんだろ」
ことり「……海未ちゃんにあんなにくっついて…」イライラ
絵里(アレが真姫だってバレたら〇されるわね…)
33: 2019/12/09(月) 18:09:43.52 ID:Pa2PAVKW
絵里「あっ、店に入ったわね……あれ、ここ」
ことり「…ここって結構値が張るアクセサリーショップ…」
穂乃果「海未ちゃんダメだよ!!貢いじゃダメだよおお!!!」
絵里「穂乃果!やめなさい!突撃しないで!!」ガシッ
穂乃果「離して絵里ちゃん!海未ちゃんを止めなきゃ!!」ジタバタ
絵里「穂乃果!暴れないで!」
ことり「ふふっ…ふふふ…」
穂乃果「…こ…ことりちゃん…?」
ことり「海未ちゃん、金欠なのに良いのかなぁ?こんなお店に入って…」
穂乃果「…ど、どういうこと?」
ことり「お金がない貧乏な海未ちゃんに愛想尽かして相手が帰っちゃったり…ふふ…ふへへへ…」
絵里「…壊れちゃったのね、あなた達は…」
ことり「…ここって結構値が張るアクセサリーショップ…」
穂乃果「海未ちゃんダメだよ!!貢いじゃダメだよおお!!!」
絵里「穂乃果!やめなさい!突撃しないで!!」ガシッ
穂乃果「離して絵里ちゃん!海未ちゃんを止めなきゃ!!」ジタバタ
絵里「穂乃果!暴れないで!」
ことり「ふふっ…ふふふ…」
穂乃果「…こ…ことりちゃん…?」
ことり「海未ちゃん、金欠なのに良いのかなぁ?こんなお店に入って…」
穂乃果「…ど、どういうこと?」
ことり「お金がない貧乏な海未ちゃんに愛想尽かして相手が帰っちゃったり…ふふ…ふへへへ…」
絵里「…壊れちゃったのね、あなた達は…」
34: 2019/12/09(月) 18:14:54.14 ID:Pa2PAVKW
真姫「海未、ほんとにいいの?」
海未「任せてください、真姫に似合う物を見つけてみせます!」
真姫「そ、そうじゃなくて、ほら、値段とか…」
海未「……………0が、1、2、3、4、5………」
海未「……ま、まきぃ…」チラッ
真姫「い、いや!気にしなくていいのよ!」
海未「…真姫は知ってたのですか?こんなに…高いと…」
真姫「…そりゃあねぇ…」
海未「…私のプレゼントもここで買うつもりで…?」
真姫「……ま、まぁ」
海未「…なんと…」
ことり「ほら見て!お店の中で海未ちゃんがあたふたしてるよ!!」
穂乃果「相手の人もなんか動揺してる感じだよ!!」
絵里「2人とも、人の不幸で喜ばないで…」
海未「任せてください、真姫に似合う物を見つけてみせます!」
真姫「そ、そうじゃなくて、ほら、値段とか…」
海未「……………0が、1、2、3、4、5………」
海未「……ま、まきぃ…」チラッ
真姫「い、いや!気にしなくていいのよ!」
海未「…真姫は知ってたのですか?こんなに…高いと…」
真姫「…そりゃあねぇ…」
海未「…私のプレゼントもここで買うつもりで…?」
真姫「……ま、まぁ」
海未「…なんと…」
ことり「ほら見て!お店の中で海未ちゃんがあたふたしてるよ!!」
穂乃果「相手の人もなんか動揺してる感じだよ!!」
絵里「2人とも、人の不幸で喜ばないで…」
35: 2019/12/09(月) 18:18:47.34 ID:Pa2PAVKW
海未「……む」
海未「…これは…」
真姫「どうしたの?」
海未「真姫、こちらへ」
真姫「?」
海未「動かないでくださいね」サッ
真姫「えっ、ちょっ、ちょっと!//こんな所で抱きしめないでよ!//」
海未「抱きしめてませんよ、ほら」
真姫「………え?」
海未「赤い石のネックレスです。似合ってますよ」
真姫「………ありがとう…で、でもこれも高いんじゃ」
海未「辛うじて買えます、お値段3万円です!」
真姫「…ほんとに辛うじてって感じね」
海未「…あはは…」
海未「…これは…」
真姫「どうしたの?」
海未「真姫、こちらへ」
真姫「?」
海未「動かないでくださいね」サッ
真姫「えっ、ちょっ、ちょっと!//こんな所で抱きしめないでよ!//」
海未「抱きしめてませんよ、ほら」
真姫「………え?」
海未「赤い石のネックレスです。似合ってますよ」
真姫「………ありがとう…で、でもこれも高いんじゃ」
海未「辛うじて買えます、お値段3万円です!」
真姫「…ほんとに辛うじてって感じね」
海未「…あはは…」
36: 2019/12/09(月) 18:21:07.21 ID:Pa2PAVKW
真姫「………海未、こっちきて」
海未「はい」
真姫「ん…」サッ
海未「…ふふっ、確かに抱き着かれてるみたいです」
真姫「うるさい……はい、同じ種類の青いの。」
海未「まあ………綺麗です」
真姫「…に…にっ、似合ってるわよ//」プイッ
海未「ふふっ、ありがとうございます。」
穂乃果「……なっ」
ことり「なにぃ………」
絵里「傍から見れば完全に恋人ね」
ことり「うるさいよ絵里ちゃん!」キッ
絵里「ひえぇ」
海未「はい」
真姫「ん…」サッ
海未「…ふふっ、確かに抱き着かれてるみたいです」
真姫「うるさい……はい、同じ種類の青いの。」
海未「まあ………綺麗です」
真姫「…に…にっ、似合ってるわよ//」プイッ
海未「ふふっ、ありがとうございます。」
穂乃果「……なっ」
ことり「なにぃ………」
絵里「傍から見れば完全に恋人ね」
ことり「うるさいよ絵里ちゃん!」キッ
絵里「ひえぇ」
37: 2019/12/09(月) 18:27:34.89 ID:Pa2PAVKW
絵里「あ。出てきた」
穂乃果「……私、来年の誕生日は海未ちゃんにネックレス買ってもらう…」
ことり「…ことりも…」
絵里(完全に負けた気になってるわね…)
真姫「…ほんとによかったの?お金厳しいんでしょ?」
海未「えぇ、むしろ嬉しいです。真姫とおそろいのネックレスなんて」
真姫「…じゃあよかったけど」プイッ
海未「さて、次はどこへ行きますか?」
真姫「……学校行きたい」
海未「もうですか?」
真姫「うん、いい案浮かんだから」
海未「わかりました、じゃあ行きましょう」
絵里「あ、動いたわよ…2人とも、ちょっと」
穂乃果「…海未ちゃんの誕生日には穂乃果がネックレス買ってあげて、お揃いのネックレスにするんだ…」
ことり「…ことりも…」
絵里「いつまで凹んでんのよ」
穂乃果「……私、来年の誕生日は海未ちゃんにネックレス買ってもらう…」
ことり「…ことりも…」
絵里(完全に負けた気になってるわね…)
真姫「…ほんとによかったの?お金厳しいんでしょ?」
海未「えぇ、むしろ嬉しいです。真姫とおそろいのネックレスなんて」
真姫「…じゃあよかったけど」プイッ
海未「さて、次はどこへ行きますか?」
真姫「……学校行きたい」
海未「もうですか?」
真姫「うん、いい案浮かんだから」
海未「わかりました、じゃあ行きましょう」
絵里「あ、動いたわよ…2人とも、ちょっと」
穂乃果「…海未ちゃんの誕生日には穂乃果がネックレス買ってあげて、お揃いのネックレスにするんだ…」
ことり「…ことりも…」
絵里「いつまで凹んでんのよ」
38: 2019/12/09(月) 18:30:44.70 ID:Pa2PAVKW
穂乃果「…あれ?ここって」
ことり「学校だね…」
絵里「…学園は生徒であっても私服で入ってはいけないんだけど」
穂乃果「行こう、ことりちゃん!」
ことり「うん!」
絵里「私は生徒会長だからさすがに…」
タッタッタッ…
絵里「…ちょっと!置いてかないでよぉ!」
海未「良かったのでしょうか、私服で…」
真姫「いいのよ、帰って着替えるの面倒だし」
海未「…絵里にバレたら大目玉を喰らいますね…」
ことり「学校だね…」
絵里「…学園は生徒であっても私服で入ってはいけないんだけど」
穂乃果「行こう、ことりちゃん!」
ことり「うん!」
絵里「私は生徒会長だからさすがに…」
タッタッタッ…
絵里「…ちょっと!置いてかないでよぉ!」
海未「良かったのでしょうか、私服で…」
真姫「いいのよ、帰って着替えるの面倒だし」
海未「…絵里にバレたら大目玉を喰らいますね…」
40: 2019/12/09(月) 18:34:32.25 ID:Pa2PAVKW
音楽室
真姫「…よし、じゃあ弾くわね」
海未「はい、お願いします」
ポロロン…
穂乃果「…音楽室からピアノの音がする…」
ことり「行こう!」
絵里(真姫がバレたらマズいわね…)
絵里「2人は屋上に行ったみたいよ」
穂乃果「え?」
ことり「どうしてわかるの?」
絵里「え、いや…み、見たのよ」
穂乃果「…」
ことり「…」
絵里「…」
穂乃果「屋上に行こう!」
ことり「うん!」
絵里「ほっ…」
真姫「…よし、じゃあ弾くわね」
海未「はい、お願いします」
ポロロン…
穂乃果「…音楽室からピアノの音がする…」
ことり「行こう!」
絵里(真姫がバレたらマズいわね…)
絵里「2人は屋上に行ったみたいよ」
穂乃果「え?」
ことり「どうしてわかるの?」
絵里「え、いや…み、見たのよ」
穂乃果「…」
ことり「…」
絵里「…」
穂乃果「屋上に行こう!」
ことり「うん!」
絵里「ほっ…」
41: 2019/12/09(月) 18:38:18.38 ID:Pa2PAVKW
ジャーン
真姫「……ふぅ、どうかしら」
海未「素晴らしいです!デートの甲斐がありましたね」
真姫「えぇ……良かったわ、曲が完成して」
海未「後は私が作詞を……ん」
真姫「どうかした?」
海未「…いえ、もう夕方なんだなと」
真姫「…なんだか1日が早かったわ」
海未「えぇ……夕陽が差し込む音楽室、なんだかアイデアが湧いてきそうです」
真姫「ふふっ、それはよかった………あ、海未」
海未「はい?」
真姫「プレゼント、今渡そうと思って」
真姫「……ふぅ、どうかしら」
海未「素晴らしいです!デートの甲斐がありましたね」
真姫「えぇ……良かったわ、曲が完成して」
海未「後は私が作詞を……ん」
真姫「どうかした?」
海未「…いえ、もう夕方なんだなと」
真姫「…なんだか1日が早かったわ」
海未「えぇ……夕陽が差し込む音楽室、なんだかアイデアが湧いてきそうです」
真姫「ふふっ、それはよかった………あ、海未」
海未「はい?」
真姫「プレゼント、今渡そうと思って」
43: 2019/12/09(月) 18:40:46.90 ID:Pa2PAVKW
穂乃果「えっほ、えっほ…階段多いよ…」
ことり「頑張って穂乃果ちゃん!海未ちゃんはすぐそこだよ!」
絵里(………自然に穂乃果達から離れて私は音楽室に…)クルッ
絵里「………」ソーッ
穂乃果「うおおおおお!」
ことり「海未ちゃん今行くよ!!」
絵里「……巻いたわね」
絵里「海未と真姫を早く逃がさないと…特に真姫!」ダッ
ことり「頑張って穂乃果ちゃん!海未ちゃんはすぐそこだよ!」
絵里(………自然に穂乃果達から離れて私は音楽室に…)クルッ
絵里「………」ソーッ
穂乃果「うおおおおお!」
ことり「海未ちゃん今行くよ!!」
絵里「……巻いたわね」
絵里「海未と真姫を早く逃がさないと…特に真姫!」ダッ
44: 2019/12/09(月) 18:44:56.73 ID:Pa2PAVKW
真姫「ほら、じっとしてて」サッ
海未「はい、お願いします」クスッ
真姫「何笑ってんのよ…まったく…」
海未「いえ…ネックレスは渡してくれれば自分で付けられるのに、と」
真姫「うっ、うっさいわね!//こっちの方が雰囲気出るでしょ!?//」
海未「ふふっ、まぁ今日の私は真姫の恋人ですからね」クスッ
真姫「むうぅ~っ!!///手元が狂うじゃない!!」
絵里「着いた!!…一応窓から中を確認して………えっ」
絵里「…なんか近くない?」
絵里(……………真姫の方から海未に…………首の後ろに手を回して…これって……)
海未「はい、お願いします」クスッ
真姫「何笑ってんのよ…まったく…」
海未「いえ…ネックレスは渡してくれれば自分で付けられるのに、と」
真姫「うっ、うっさいわね!//こっちの方が雰囲気出るでしょ!?//」
海未「ふふっ、まぁ今日の私は真姫の恋人ですからね」クスッ
真姫「むうぅ~っ!!///手元が狂うじゃない!!」
絵里「着いた!!…一応窓から中を確認して………えっ」
絵里「…なんか近くない?」
絵里(……………真姫の方から海未に…………首の後ろに手を回して…これって……)
47: 2019/12/09(月) 18:51:08.16 ID:Pa2PAVKW
真姫「…はい、できた」
海未「…ありがとうございます…やはり綺麗な青色ですね」
真姫「えぇ、海未みたい」
海未「………今の台詞、ちょっとドキッとしました」クスッ
真姫「ふん、ちょっとだけなのね」プイッ
海未「もう、機嫌を治してこっちを向いてください…次は私がプレゼントする番でしょう?」
真姫「……はやくして」
海未「もう、ワガママなんですから」
絵里「…あっ、こ、今度は海未から真姫に…は、はわわわわわ」
穂乃果「えーりちゃん」
ことり「何してるのかなぁ?こんなところで」
絵里「………あ…あれ……」ガタガタ
穂乃果「穂乃果達を置いて何を…………えっ」
ことり「絵里ちゃん、なんか怪しいと思ってたんだよね………………えっ」
真姫「…//」ジーッ
海未「…ま、真姫?こんなに近くで見つめられると少し恥ずかしいのですが…」
真姫「…私だって同じよ」
海未「…はっ、はい!つけました!」パッ
真姫「………ありがとう」
海未「いいえ、やはり似合ってますよ、真姫」
真姫「海未も、青が似合って………」
海未「どうかしましたか?」
海未「…ありがとうございます…やはり綺麗な青色ですね」
真姫「えぇ、海未みたい」
海未「………今の台詞、ちょっとドキッとしました」クスッ
真姫「ふん、ちょっとだけなのね」プイッ
海未「もう、機嫌を治してこっちを向いてください…次は私がプレゼントする番でしょう?」
真姫「……はやくして」
海未「もう、ワガママなんですから」
絵里「…あっ、こ、今度は海未から真姫に…は、はわわわわわ」
穂乃果「えーりちゃん」
ことり「何してるのかなぁ?こんなところで」
絵里「………あ…あれ……」ガタガタ
穂乃果「穂乃果達を置いて何を…………えっ」
ことり「絵里ちゃん、なんか怪しいと思ってたんだよね………………えっ」
真姫「…//」ジーッ
海未「…ま、真姫?こんなに近くで見つめられると少し恥ずかしいのですが…」
真姫「…私だって同じよ」
海未「…はっ、はい!つけました!」パッ
真姫「………ありがとう」
海未「いいえ、やはり似合ってますよ、真姫」
真姫「海未も、青が似合って………」
海未「どうかしましたか?」
48: 2019/12/09(月) 18:54:09.63 ID:Pa2PAVKW
真姫「…ねぇ海未、私、そっちが欲しい」
海未「そっち…というと?」
真姫「海未のやつ、青色のが欲しい」
海未「えぇ!?またどうして…」
真姫「…海未の色だから」
海未「え?」
真姫「海未の色のネックレスが欲しい。海未には私のをあげる…どう?」
海未「………なんですか、それ」クスッ
真姫「…ダメかしら」
海未「いえ、私も真姫の色のが欲しいです…交換しましょう」
真姫「…うん、ほら、もう1回こっち来て」
海未「そっち…というと?」
真姫「海未のやつ、青色のが欲しい」
海未「えぇ!?またどうして…」
真姫「…海未の色だから」
海未「え?」
真姫「海未の色のネックレスが欲しい。海未には私のをあげる…どう?」
海未「………なんですか、それ」クスッ
真姫「…ダメかしら」
海未「いえ、私も真姫の色のが欲しいです…交換しましょう」
真姫「…うん、ほら、もう1回こっち来て」
50: 2019/12/09(月) 18:56:29.03 ID:Pa2PAVKW
絵里「…………ま、また近づいてくけど…」
穂乃果「」
ことり「」
絵里「…こ、今度はお互いに手を回し……あ、うわ、うわ、わああああ…」カアァ
穂乃果「」
ことり「」
海未「…なかなか外れません」
真姫「同時に外そうとするからでしょうが、ほらもっとこっち来て」グイッ
絵里「うわ、真姫が海未を引き寄せて…うわ…な、なんなのよ……あの二人…うわあ…」
穂乃果「」
ことり「」
穂乃果「」
ことり「」
絵里「…こ、今度はお互いに手を回し……あ、うわ、うわ、わああああ…」カアァ
穂乃果「」
ことり「」
海未「…なかなか外れません」
真姫「同時に外そうとするからでしょうが、ほらもっとこっち来て」グイッ
絵里「うわ、真姫が海未を引き寄せて…うわ…な、なんなのよ……あの二人…うわあ…」
穂乃果「」
ことり「」
51: 2019/12/09(月) 18:59:45.83 ID:Pa2PAVKW
真姫「…取れた!」
海未「取れました」
真姫「……はい、交換」
海未「ええ…ではもう一度つけますね」サッ
真姫「…もうこの距離にも慣れてきたわ」
海未「そうですか?私はまだ慣れません…」
真姫「…恥ずかしいの?」
海未「…真姫は可愛いですから」
真姫「……ばか」
絵里「また始めた…学校で、な、なんて破廉恥なこと…」
穂乃果「」
ことり「」
海未「取れました」
真姫「……はい、交換」
海未「ええ…ではもう一度つけますね」サッ
真姫「…もうこの距離にも慣れてきたわ」
海未「そうですか?私はまだ慣れません…」
真姫「…恥ずかしいの?」
海未「…真姫は可愛いですから」
真姫「……ばか」
絵里「また始めた…学校で、な、なんて破廉恥なこと…」
穂乃果「」
ことり「」
56: 2019/12/09(月) 19:25:53.07 ID:Pa2PAVKW
海未「…はい、できました」
真姫「じゃ、次私」グイッ
海未「お願いします…」
真姫「…………」ジーッ
海未「……ま、真姫、見つめないでください…」
真姫「…目閉じてればいいじゃない」
海未「…で、では」グッ
真姫「……ほんと、綺麗な顔」
海未「な、何言ってるんです、早くしてください」
真姫「………ねぇ海未、もし私がこのまま…顔を近づけたら…」
海未「…ま、真姫…」
真姫「…ネックレス、もうとっくにつけ終わったわよ」
海未「…だったら離れてください」
真姫「海未こそ、手退けたら?」
海未「…………」
真姫「…………」
真姫「じゃ、次私」グイッ
海未「お願いします…」
真姫「…………」ジーッ
海未「……ま、真姫、見つめないでください…」
真姫「…目閉じてればいいじゃない」
海未「…で、では」グッ
真姫「……ほんと、綺麗な顔」
海未「な、何言ってるんです、早くしてください」
真姫「………ねぇ海未、もし私がこのまま…顔を近づけたら…」
海未「…ま、真姫…」
真姫「…ネックレス、もうとっくにつけ終わったわよ」
海未「…だったら離れてください」
真姫「海未こそ、手退けたら?」
海未「…………」
真姫「…………」
57: 2019/12/09(月) 19:30:42.21 ID:Pa2PAVKW
絵里「こらあぁあああああああ!!!!」バン!
海未「うわっ!?」
真姫「絵里!?」ビクッ
絵里「はぁ…はぁ…が、学校で!みっ、み、〇らな事をするのはやめなさい!!!!」
海未「はぁ!?」
真姫「何言ってんのよアンタ」
穂乃果「…う…海未ちゃん…」
ことり「うみちゃあ…」
海未「穂乃果、ことり!?どうしてここに…」
真姫「な、なんなのあなた達…」
絵里「はぁ…はぁ…生徒会長として学校でこんな事をしているのを見過ごせません!!説明してもらいましょうか!」
海未「うわっ!?」
真姫「絵里!?」ビクッ
絵里「はぁ…はぁ…が、学校で!みっ、み、〇らな事をするのはやめなさい!!!!」
海未「はぁ!?」
真姫「何言ってんのよアンタ」
穂乃果「…う…海未ちゃん…」
ことり「うみちゃあ…」
海未「穂乃果、ことり!?どうしてここに…」
真姫「な、なんなのあなた達…」
絵里「はぁ…はぁ…生徒会長として学校でこんな事をしているのを見過ごせません!!説明してもらいましょうか!」
58: 2019/12/09(月) 19:34:12.82 ID:Pa2PAVKW
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
海未「…ということで、次回の冬のラブソングの作曲で行き詰まっていた真姫のインスピレーションが湧くように」
真姫「海未に手伝って貰ってたのよ」
絵里「………」
穂乃果「………」
ことり「……えっ、それだけ?」
海未「他に何があるんですか」
ことり「ら、ラブレターは!?」
真姫「…ら、ラブソングだし、ラブレターで連絡取ってみるのも何かのヒントになるかなと思って」クルクル
ことり「海未ちゃんがラブレターの差出人を隠してた理由は!?」
海未「形だけの物とはいえ、やはり恋文の事をペラペラ話すのはどうかなと思いまして…」
海未「…ということで、次回の冬のラブソングの作曲で行き詰まっていた真姫のインスピレーションが湧くように」
真姫「海未に手伝って貰ってたのよ」
絵里「………」
穂乃果「………」
ことり「……えっ、それだけ?」
海未「他に何があるんですか」
ことり「ら、ラブレターは!?」
真姫「…ら、ラブソングだし、ラブレターで連絡取ってみるのも何かのヒントになるかなと思って」クルクル
ことり「海未ちゃんがラブレターの差出人を隠してた理由は!?」
海未「形だけの物とはいえ、やはり恋文の事をペラペラ話すのはどうかなと思いまして…」
60: 2019/12/09(月) 19:36:12.61 ID:Pa2PAVKW
絵里「じゃ、じゃあキスは!?」
海未「はいぃ!?」
真姫「はぁ!?」
絵里「えっ、キス…してたわよね?」
穂乃果「ほ、穂乃果も見たよ!!」
ことり「ことりも!2人で首の後ろに手をやりあって……う、うわあああああ!!!!」
海未「ちょ、ちょっと落ち着いてください!何を勘違いしてるんですか!!」
真姫「多分これよ、これ」チラッ
絵里「…ネックレス?」
真姫「そういうこと」
絵里「………」
穂乃果「………」
ことり「…………なーんだ、何も無かったのかぁ」
海未「はいぃ!?」
真姫「はぁ!?」
絵里「えっ、キス…してたわよね?」
穂乃果「ほ、穂乃果も見たよ!!」
ことり「ことりも!2人で首の後ろに手をやりあって……う、うわあああああ!!!!」
海未「ちょ、ちょっと落ち着いてください!何を勘違いしてるんですか!!」
真姫「多分これよ、これ」チラッ
絵里「…ネックレス?」
真姫「そういうこと」
絵里「………」
穂乃果「………」
ことり「…………なーんだ、何も無かったのかぁ」
61: 2019/12/09(月) 19:41:22.82 ID:Pa2PAVKW
穂乃果「穂乃果疲れた…帰る」
ことり「…ことりも」
絵里「はぁ…海未、戸締りお願いね」
ガチャッ
海未「…………な、なんだったんですか」
真姫「…ねぇねぇ海未」
海未「はい?」
真姫「…またデートしてね、次は穂乃果とことりにバレないように」
海未「……それはもちろん、しかしバレないようにというのは何かやましいことを」
真姫「目閉じて!」
海未「えっ?はい」
チュッ
海未「…………うぇ?」
真姫「じゃ、帰りましょ」
海未「…えっ…え?ま、真姫!?///」
真姫「何おどおどしてんのよ、ほら、手」
海未「え?あ、はい…え?」
真姫「ふふっ、行くわよ恋人さん」ギュッ
おわり
ことり「…ことりも」
絵里「はぁ…海未、戸締りお願いね」
ガチャッ
海未「…………な、なんだったんですか」
真姫「…ねぇねぇ海未」
海未「はい?」
真姫「…またデートしてね、次は穂乃果とことりにバレないように」
海未「……それはもちろん、しかしバレないようにというのは何かやましいことを」
真姫「目閉じて!」
海未「えっ?はい」
チュッ
海未「…………うぇ?」
真姫「じゃ、帰りましょ」
海未「…えっ…え?ま、真姫!?///」
真姫「何おどおどしてんのよ、ほら、手」
海未「え?あ、はい…え?」
真姫「ふふっ、行くわよ恋人さん」ギュッ
おわり
65: 2019/12/09(月) 19:49:47.03 ID:Pa2PAVKW
Twitterで過去作まとめてツイートしてます。
@sstakoyaki2ch
@sstakoyaki2ch
67: 2019/12/09(月) 19:57:52.21 ID:ch7lgipA
お腹いっぱいだ
最高のうみまき
最高のうみまき
68: 2019/12/09(月) 20:01:04.06 ID:xIlGfvOs
わぁお
ハラショー
ハラショー
69: 2019/12/09(月) 20:04:49.49 ID:w9lWjdtL
うみまきいい
ことほのえりも可愛かった
ことほのえりも可愛かった
70: 2019/12/09(月) 20:21:13.39 ID:mUEFYKHk
素晴らしい話でした。海未ちゃんと真姫ちゃんの組み合わせも意外といいですね
78: 2019/12/09(月) 23:53:24.89 ID:bkuETqhz
うみまき、良いものだ
86: 2019/12/10(火) 23:48:51.47 ID:GMq3bZYJ
最後のシーンでやられた、こういう締め方大好きです
うみまきはいいぞ
うみまきはいいぞ
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1575878184/