【SS】あなた「人格シャッフルフェスティバル！？」【ラブライブ！虹ヶ咲】

–––部室–––


あなた「遅れてごめん！」ｶﾞﾗｯ！

あなた「音楽科の授業が長引いちゃっ⋯て、あれ？ 歩夢ちゃんだけ？」


歩夢「あ⋯⋯ｺﾎﾝうん、そうだよ〜」


あなた「ん？」


歩夢「え？ な、なにかなぁ？」


あなた「なんか、歩夢ちゃんいつもと雰囲気違う⋯？」


歩夢「えっ！ そ、そんなことないと思うけどなぁ⋯ないと思うよ？」

あなた「⋯⋯なんか、雰囲気がエマさんみたいな」


歩夢「えっ！ すごーい！ どうしてわたしだってわかったの！？」


あなた「えっ！？ ほんとにエマさんなの！？」

あなた「だとしたらどういう⋯⋯んー？？」


歩夢（エマ）「あ～⋯ごめんね？ 今説明するね？」


メンバーの人格が入れ替わっています。
※ 見た目（中身）という感じで書いていきます。
例：歩夢（エマ）「分かりづらくてごめんね？」
今この場合は、見た目歩夢ちゃん、中身エマさんです。
ややこしいですが、歩夢ちゃんがエマさん口調してるって思えば脳内再生しやすいかと。

あなた「なるほどーシャッフルフェスに向けてよりお互いの事を知る為に璃奈ちゃんの薬で人格が入れ替わってるってことだね！」


歩夢（エマ）「かがくのちからってすごいね〜」


あなた（これに関してはもう化学とかそういう次元じゃないと思うけど、突っ込んだら負けだよね⋯？）


歩夢（エマ）「それにしても、よくわたしが歩夢ちゃんじゃないってわかったね？ さすがあなただよ〜」


あなた「喋り方とか、雰囲気とか？ 聞いていて気持ちよくなって眠くなっちゃう感じがなんだかエマさんっぽいな〜って思って」


歩夢（エマ）「そうなんだー！ 少ししか話してないのによくわかるね？」


あなた「毎日話してるもん♪ みんなの変化にはいち早く気づくよ！」

歩夢（エマ）「そっかぁ♪ そう言って貰えると嬉しいな～♪　ハグ～♪」ｷﾞｭｳ~


あなた「わわっ⋯エマさん⋯///」


歩夢（エマ）「〜♪」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


あなた（⋯なんだろう、抱きしめ方は完全に癒しのエマさんなんだけど、体の感触は完全に歩夢ちゃんで⋯///）

あなた（なんだか不思議な感覚⋯///）ﾄﾞｷﾄﾞｷ


歩夢（エマ）「ん？　どうしたの？」ｷﾞｭｳ~♪


あなた（だけど、包容力のある歩夢ちゃん⋯///　なんだかいいなぁ♪）


歩夢（エマ）「あ、そっかぁ⋯今は歩夢ちゃんの体だから勝手に抱きついちゃったりしたらダメだよね」ｽｯ


あなた「あ⋯⋯う、うん⋯///」ｼｭﾝ

あなた（今度、頼んだら歩夢ちゃん抱きしめてくれるかな？ いや、やっぱり恥ずかしいからやめておこう⋯///）

歩夢（エマ）「・・・」ｼﾞｰｰ


あなた「？　どうしたの？」


歩夢（エマ）「うーん⋯なんだか歩夢ちゃんの体だからか、あなたがいつもより愛おしく見える？」ｼﾞｰｰ


あなた「えっ！？//　ど、どういうこと！？」


歩夢（エマ）「・・・」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


あなた「⋯⋯///　どうして頭を撫でるの？///」


歩夢（エマ）「嫌？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


あなた「嫌じゃないけど⋯///　なんか不思議な感覚⋯⋯///」


歩夢（エマ）「ふふっ♪　もう少しだけ、この体でのあなたを堪能させてね～♪」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

あなた「歩夢ちゃんになってるってことは、エマさんはシャッフルフェスで『夢への一歩』を歌うんだね」


歩夢（エマ）「いつも歩夢ちゃんがやってる、はい！　はい！　ってコーレス、一度やってみたかったんだ〜♪」


あなた「そっかぁ♪ きっとエマさんの歌声ならまた違った良さが出ると思うんだ！」


歩夢（エマ）「そうかなぁ？ この曲は歩夢ちゃんのイメージがいっぱい詰まった曲だから、わたしの歌でステージの歩夢ちゃんみたいにみんなに笑顔を届けられるかちょっと心配だよ～」


あなた「大丈夫だよ！　なんていうか⋯歩夢ちゃんが歌うと、歌詞のせいなのか私に向けた曲ってイメージがあるんだけど⋯あっそれが悪いってわけじゃないんだけどね？」

あなた「エマさんが歌うと、よりファンや同好会のみんなへ向けた歌ってイメージになりそう！」


歩夢（エマ）「ファンや同好会のみんな⋯⋯そうだね！　でも、歌うときは歩夢ちゃんに負けないくらいあなたに向けても頑張るからね！」


あなた「うん！　楽しみにしてる！　絶対いいステージになるよ！　エマさん、一緒に頑張ろうね！」


歩夢（エマ）「うん♪　あなたやファンのみんなが一緒にいてくれれば、ひゃくにんりきで、らくらくしょーだよ〜♪」

※定期（書いてる本人もたまに分からなくなるので一応）
メンバーの人格が入れ替わっています。
※ 見た目（中身）という感じで書いていきます。
例：歩夢（エマ）「分かりづらくてごめんね？」
今この場合は、見た目歩夢ちゃん、中身エマさんです。ややこしいですが、歩夢ちゃんがエマさん口調してるって思えば脳内再生しやすいかと。


–––講堂–––


璃奈「ドキドキピポバポ〜♪」


あなた（あっ璃奈ちゃん⋯と言っても今はみんな入れ替わってるから璃奈ちゃんではないんだよね？）

あなた（一体誰なんだろう⋯⋯せっかくだから当ててみようかな？）


あなた「璃奈ちゃん！」


璃奈「っ！」

璃奈「⋯どうしたの？」


あなた（うーん、反応の仕方は璃奈ちゃんだな⋯⋯まあここは乗っかってみようかな）

あなた「部室に行ったら誰もいなくてさ、みんなを探してたんだ」


璃奈「そうだったんだ、同好会のみんなはそれぞれ自主練してるよ」

璃奈「実はなんと、同好会のみんなが入れ替わってるの！　璃奈ちゃんボード『バーン！』」


あなた「えっ！？ それを言うってことは⋯璃奈ちゃんは入れ替わってないの？」


璃奈「？ うん、入れ替わってないよ？」


あなた「あはは⋯なんだ〜私てっきり璃奈ちゃんも入れ替わってるもんだと思って誰が入ってるのか探ろうとしちゃったよ」


璃奈「私は私。璃奈ちゃんボード『むんっ』」

あなた「ごめんね、疑っちゃって」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


璃奈「ふわぁ⋯⋯///」


あなた「⋯⋯璃奈ちゃんにはいつもお世話になってるね」


璃奈「え？」


あなた「今日も同好会のみんなの為に薬まで作ってくれて、本当に感謝してる。私にはそんなことできないからさ」


璃奈「⋯私はただ、自分のやりたいことをやっただけ」

璃奈「でもそれなら、私の方があなたに助けられてる」


あなた「え？」

璃奈「⋯⋯いつも側に居てくれてありがとう」

璃奈「あなたがいてくれたから、今の私たちが居る。本当に⋯大好き！」


あなた「⋯！」

あなた「⋯⋯こちらこそありがとう、すっごく嬉しい！」


あなた「⋯⋯私も大好きだよ、しずくちゃん♪」


璃奈「っ！？」

璃奈「な、何言って⋯？」


あなた「流石しずくちゃんだよ。完璧に演じてて最初は完全に璃奈ちゃんだと思っちゃったもん♪」

璃奈（しずく）「⋯⋯どこで分かったんですか？」


あなた「うーん⋯⋯表情、かな？」


璃奈（しずく）「表情⋯？ 意識して表情を変えない様にしてたのに⋯⋯もしかして変わってました！？」


あなた「ううん、しずくちゃんは完璧な無表情を作ってたよ」

あなた「だけど、璃奈ちゃんはちょっと違うんだよね。確かに無表情なんだけど⋯こう、無表情の中にも伝えたいって想いがこもった表情があるというか⋯⋯」

あなた（あとは撫でた時の反応がしずくちゃんっぽかったって言うのは⋯内緒にしておこうかな？）


璃奈（しずく）「⋯⋯ふふっ♪ 流石先輩です♪」

璃奈（しずく）「流石に私でも、そこまでは璃奈さんを演じることは出来ていなかったみたいですね⋯⋯」

あなた「・・・」ｼﾞｰｰｰ


璃奈（しずく）「⋯⋯あの// どうしました？///」ﾃﾚｯ


あなた「うーん、璃奈ちゃんが先輩って呼んだり敬語使ってる姿が新鮮だなぁって思って」


璃奈（しずく）「あぁ〜⋯なるほど⋯///」

璃奈（しずく）「私もなんだか先輩がいつもより大きく見えて、不思議な感覚です⋯⋯///」


あなた「そっか、璃奈ちゃんから視る景色は私も大きく見えるんだね」

あなた「ふふっ♪　いつもより頼りがいのある姿に見えてるかな？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


璃奈（しずく）「は、はい！//　とても⋯///」ｳﾂﾑｷ

璃奈（しずく）（うわぁ⋯⋯///　いつもより背の高い先輩、かっこいいなぁ⋯⋯///）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

璃奈（しずく）（⋯⋯この景色が見られる璃奈さんがちょっと羨ましい⋯かも///）

あなた「しずくちゃんは『ドキピポ✩エモーション』を歌うんだね」


璃奈（しずく）「はいっ♪ 自分でも挑戦的な一曲となると思います」


あなた「確かに今までしずくちゃんが一人でステージで歌ってきた曲とは全然違うジャンルだもんね」


璃奈（しずく）「⋯⋯だからこそチャンスだと思うんです、今までのステージとは違う、新しい私を皆さんにお届けする。そんなステージにしたいんです！」

璃奈（しずく）「⋯⋯でも、やっぱり不安もあります⋯璃奈さんのように私も可愛く、楽しく歌って踊れるかどうか⋯⋯」


あなた「大丈夫、しずくちゃんなら絶対できるよ」

あなた「それに、この曲はしずくちゃんにも合ってると思うんだ」


璃奈（しずく）「私にも、ですか？」

あなた「うん、歌詞の『いつか 素顔を見せる日がきたら そのときは笑顔で居たい』とかさ、璃奈ちゃんの場合は本当の素顔を見せる日は笑顔で居たいってイメージだけど」

あなた「しずくちゃんの場合は、ステージで見られるしずくちゃんとはまた違った、可愛い素顔を見せる日は笑顔で居たいってイメージになると思うんだ」


璃奈（しずく）「可愛い素顔の私⋯⋯///」


あなた「私はしずくちゃんってかっこいい時も、可愛い時も両方あって⋯それがステージ上でみんなに伝えられたらどんなに素晴らしいかって思うんだ！」

あなた「だから自信持って！　しずくちゃんは可愛いから！　しずくちゃんなら璃奈さんに負けないくらい可愛く、楽しく歌って踊れるよ！」


璃奈（しずく）「⋯⋯もう、先輩は本当にずるいです⋯///　そういうこと平気で言うんですから⋯///」

璃奈（しずく）「⋯⋯⋯だから私も///」


あなた「え？」


璃奈（しずく）「コホン！ 私も、本家の璃奈さんにも負けないくらいの全力でファンの皆さんとも盛り上がるステージにしたいです♪」ﾆｺｯ

※定期（書いてる本人も分からなくなるので一応）
メンバーの人格が入れ替わっています。
※ 見た目（中身）という感じです。
例：璃奈（しずく）「分かりづらくてすみません⋯⋯」
今この場合は、見た目璃奈ちゃん、中身しずくちゃんです。
ややこしいですが、璃奈ちゃんがしずくちゃん口調してるって思えば脳内再生しやすいかと。


–––中庭–––


エマ「⋯⋯すやぁzzZ」


あなた「エマさん！？　こんな所で寝ちゃって⋯⋯」

あなた「ってこんな所で寝てるってことは⋯⋯もしかして彼方さん？」


エマ（彼方）「⋯⋯んぅ？」

エマ（彼方）「ふわぁ⋯⋯あれ？　あなたもお昼寝しに来たの？」

エマ（彼方）「丁度良かった～抱き枕を欲していたところだったのだよ～♪」ｷﾞｭｳｰ


あなた「わわっ！？　彼方さん！？」

エマ（彼方）「うーん⋯？ あなた小さくなった？」ｷﾞｭｷﾞｭｳ~~


あなた「それは多分エマさんの体だからそう感じるんだって〜！///」

あなた（や、やばい⋯/// エマさんの体でこんなに抱きしめられたら、色々な感触とか圧力が⋯⋯///）ﾄﾞｷﾄﾞｷ


エマ（彼方）「あ、そっかー⋯今の私はエマちゃんなんだった～」

エマ（彼方）「ちゃお〜♪ 癒し系スクールアイドルの、エマちゃんだよ〜♪」ｷﾞｭｳｰ


あなた「今更真似しても遅いって！/// それと、そろそろ解放して欲しいんだけど⋯///」


エマ（彼方）「あ、ごめんね～？ いつもと勝手が違うから加減が分からなくって」ﾊﾟｯ

あなた「ふぅ⋯/// 何とか助かった⋯///」

あなた（エマさん、いつも優しくハグしてくれてたんだね⋯///　抱き枕みたいに抱きしめられたらこんなにも身動き取れないなんて⋯///）ﾄﾞｷﾄﾞｷ


エマ（彼方）「⋯⋯役得でしたな？」ﾆﾔﾆﾔ


あなた「っ！！// もう、彼方さんったら〜⋯///」

あなた（エマさんの姿でその悪戯な表情と発言は卑怯だよ⋯///）ﾄﾞｷﾄﾞｷ


エマ（彼方）「ごめんごめんって〜♪」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

エマ（彼方）「おぉ〜、あなたの頭が低い位置にあるから撫でやすい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


あなた「⋯⋯むぅ///」

あなた（完全に彼方さんのペースに飲まれてる⋯///）

エマ（彼方）「ふむふむ⋯⋯身長が高いと、こんなにもあなたが愛おしく見えるとは⋯」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

エマ（彼方）「エマちゃんが故郷の妹たちを思い出す気持ちがわかる気がするよ～」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


あなた「ちょっと、彼方さん⋯⋯撫で過ぎだって⋯///」


エマ（彼方）「ふむふむ⋯⋯これはこれは⋯⋯」ｷﾞｭｳ~♪


あなた「わわっ！？　彼方さん！？///　どうしてハグするの～！？///」


エマ（彼方）「ふふっ♪　されるがままだね？　もしかして、エマちゃんの姿だからあんまり強く出れないのかな～？」ｷﾞｭｳ~♪


あなた「うぅ⋯⋯///」


エマ（彼方）「えへへ～♪　もう少しだけ、今の状態であなたを独り占めさせてほしいな～♪」

––––


あなた「そっか～彼方さんは『Evergreen』を歌うんだね」


エマ（彼方）「うんうん～エマちゃんがいつもファンのみんなを癒すみたいに、彼方ちゃんは癒しながらもみんなをすやぴさせちゃうようなステージにしたいな～」


あなた「いつもとまた少し違った、彼方さんの癒しライブか～楽しみだなぁ～！」


エマ（彼方）「むふふ～♪　いつもと違う彼方ちゃんに、あなたもいつも以上にすやぴさせちゃうからね～♪」


あなた「それは期待しちゃうな～♪」


エマ（彼方）「⋯⋯でも、こうやってエマちゃんの姿になって、エマちゃんの振り付けを踊って気づいたこともいくつかあるんだ」


あなた「気づいたこと？」

エマ（彼方）「いつもエマちゃんがステージで疲れを感じさせない笑顔で踊って歌ってるのが凄いって思っちゃった」

エマ（彼方）「彼方ちゃんも結構、ステージ上でなら疲れを感じさせないパフォーマンスが出来ると思ってたんだけど⋯」

エマ（彼方）「実際にやってみると、全然彼方ちゃんの振り付けと動きが違って大変で⋯」


あなた「彼方さんの振り付けはゆったりとした動きが多いもんね」


エマ（彼方）「やっぱり見ているだけじゃ気づけないこともたくさんあるんだね～」


あなた「ふふっ♪　でも多分、彼方さんの振り付けを踊る子も同じように苦戦して、彼方さんすごいなって思ってるに違いないよ♪」


エマ（彼方）「そうなの⋯かな？」


あなた「うん♪　だからこそ今回のフェスでは私たちも、仲間だけどまだまだ知らない部分がたくさん知れる。そんなとっても素敵なライブになると思うんだ！」

※定期（書いてる本人も分からなくなるので一応）
メンバーの人格が入れ替わっています。
※ 見た目（中身）という感じです。
例：エマ（彼方）「彼方ちゃん、頭こんがらがってきちゃった～⋯⋯」
今この場合は、見た目エマさん、中身彼方さんです。ややこしいですが、エマさんが彼方さん口調してるって思えば脳内再生しやすいかと。


–––練習場–––


あなた「おっ？ この歌声は⋯」


果林「starlight〜♪」

果林「～♪⋯⋯！　あなたでしたか」


あなた「⋯その反応は」


果林「あっ⋯そうでした、えぇと⋯なんと説明すればいいのか難しいところですが⋯⋯私は…」

あなた「栞子ちゃんでしょ？」

果林（栞子）「っ！　はい、もしかしてみなさんから聞いていましたか？」


あなた「うん、みんなが入れ替わってるのは聞いてたけど、栞子ちゃんは果林さんになってたんだね」


果林（栞子）「⋯⋯ということは、知っていたわけではなく先ほどの会話だけで、私と気づいてくれたのですか？」


あなた「え？ あぁうん、落ち着いてて丁寧な口調が栞子ちゃんぽいなって思って」


果林（栞子）「⋯⋯そうでしたか、それはなんというか⋯⋯嬉しい、です///」ﾆｺｯ


あなた「っ！///」ﾄﾞｷｯ

あなた（栞子ちゃんだってわかってても⋯⋯果林さんが敬語を使ってはにかみながら微笑む姿は⋯⋯なんだかドキドキしちゃうな⋯///）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

果林（栞子）「⋯どうかしましたか？」


あなた「あっえっと⋯⋯果林さんの敬語が新鮮だな～って思って」


果林（栞子）「確かにそうですね、果林さんはあまり敬語使うというイメージはないですからね」


あなた「うんうん！　それに加えて栞子ちゃんの丁寧な口調が合わさってさらに魅力が増してる感じ！」


果林（栞子）「そ、そういうものなのでしょうか⋯///」ﾃﾚｯ

あなた「・・・」ｼﾞｰｰｰｰ


果林（栞子）「あ、あの⋯///　そんなに見つめられると恥ずかしいのですが⋯///」ｶｧｧｧ


あなた（おぉ⋯⋯！　いつもなら逆に見せつけてくるまでの果林さんが、見つめられて照れてる姿！！）

あなた（こんなの今後一生見られなさそう！　しっかり目に焼き付けておかなきゃ⋯⋯）ｼﾞｰｰｰｰ


果林（栞子）「⋯⋯⋯///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

––––


あなた「栞子ちゃんの『Starlight』か～果林さんはセクシーでかっこいい！　のイメージだけど、栞子ちゃんならかっこよさとしなやかな動きのセクシーさが際立つステージになりそうだね！」


果林（栞子）「⋯⋯そう言ってもらえるとありがたいです、ですが私に果林さんのような素晴らしいパフォーマンスが出来るか不安な部分もあります」

果林（栞子）「私は未だに自分の歌ですら満足にステージで表現出来ているとは思えていません⋯⋯なのに他の方の曲を歌うだなんて⋯⋯」


あなた「大丈夫、栞子ちゃんなら出来るよ」ｷﾞｭｯ（手を取る


果林（栞子）「⋯っ！」


あなた「そんなに深く考えなくても大丈夫だよ、確かに果林さんの『Starlight』はすごいよ！　でも私は、栞子ちゃんだからこそできる『Starlight』が見たいな！」


果林（栞子）「私だからこそできる⋯⋯」


あなた「うん！　今回のフェスはそういうところも目玉だからね！　メンバーそれぞれの曲をそれぞれが自分なりに表現する⋯⋯きっと果林さんもそれを願ってると思うよ！」


果林（栞子）「そう、ですよね⋯⋯ありがとうございます。不思議です、あなたにそう言ってもらえるだけで自身が湧いてくるのですから」


あなた「ふふっ♪　言葉だけで自身が湧いてくるなら、いくらでも貸すよ♪　一緒に頑張ろうね、栞子ちゃん！」

区切りがいいので今日はここでおしまいにします。
明日もまた同じ時間帯にゆっくり書いていくと思います。
一日の終わりにちょっとした楽しみの一つになってくれたなら幸いです！

※定期（書いてる本人も分からなくなるので一応）
メンバーの人格が入れ替わっています。
※ 見た目（中身）という感じです。
例：果林（栞子）「人格が入れ替わるのは初めてです⋯⋯！」
今この場合は、見た目果林さん、中身栞子ちゃんです。
ややこしいですが、果林さんが栞子ちゃん口調してるって思えば脳内再生しやすいかと。


–––廊下–––


あなた「・・・」ﾄｺﾄｺ


？「・・・」ｿﾛｰﾘｿﾛｰﾘ

？「だーれっだ♪」ﾒｶｸｼ


あなた（わわっ！　急に目の前が真っ暗に！？）

あなた（って⋯こんなことをするのは⋯⋯）

あなた「愛ちゃん⋯？」


かすみ「⋯⋯ザンねーん！　正解はかすみんでした～！！」ﾊﾞｰﾝ


あなた「いや、愛ちゃんだよね？」


かすみ（愛）「え～！？　おっかしーな～⋯⋯なんで一発でバレちゃったのー？」

あなた「あはは⋯⋯こんなにテンション高くてこっちまで楽しくなっちゃうような話し方するのは愛ちゃんしかいないよ♪」


かすみ（愛）「⋯⋯今は、姿も声もかすみんなのにわかるの？」


あなた「もちろん♪ 伊達に部長やってないからね！」


かすみ（愛）「へー⋯そっか、ふーん♪ なんだよぶちょー♪ 嬉しいこと言ってくれるじゃんか〜♪ うりうり〜♪」


あなた「あははっ♪ もう愛ちゃんったら〜♪」

あなた（⋯⋯タメ口でご機嫌にじゃれてくる、かすみちゃんかぁ⋯♪）

あなた（いつもの可愛い後輩なかすみちゃんも可愛いけど、こうやって同じ目線で話してくれる姿も可愛いなぁ♪）

あなた（私がかすみちゃんと同い年だったらこんな関係になってたのかな？）ｼﾞｰｰ

かすみ（愛）「ん？ どしたん？ そんなに見つめちゃって〜」

かすみ（愛）「あ！ もしかして、愛さんinかすみんに、ドキィンとしちゃった！？ インだけに！」


あなた「ぷふぉっ！⋯⋯あははははは！！」


かすみ（愛）「あはは！　相変わらず愉快に笑ってくれて、よきかなよきかな！」

かすみ（愛）「あ、そうだ！　ちょっとそこに屈んでみてくれない？」


あなた「え？　こう？」ｽｯ


かすみ（愛）「おけおけ！ よいしょっと！」ﾋﾟｮﾝ


あなた「え！？ 愛ちゃん！？ なんで背中に乗るの？」

かすみ（愛）「いや〜愛さん、久しぶりにおんぶして貰いたかったんだよね♪ アタシの体だと難しいけど、かすみんの体だったら軽いし行けるっしょ？♪」

かすみ（愛）「ほらほらごーごー！　あっちの方まで乗せてってよ～！♪」


あなた「もう愛ちゃんったら〜⋯⋯」

あなた（タメ口でじゃれて、ワガママ言ってくるかすみちゃん⋯⋯）

あなた（これはもはや⋯⋯手のかかる妹だね！！）

––––


あなた「愛ちゃんの『ダイアモンド』か～、愛ちゃんが歌えば、コーレスとかもまた楽しい！ って気持ちがいっぱい溢れるステージになりそうだね！」


かすみ（愛）「でしょでしょー！ 愛さんもめっちゃ楽しいステージになると思うんだ！」

かすみ（愛）「⋯⋯でもさ、かすみんの姿で過ごして気づいたんだけど」

かすみ（愛）「ほら、かすみんってかわいいじゃん？ 振り付けとか、仕草とかもステージかでいっぱい振りまいちゃってさ⋯⋯」

かすみ（愛）「だから、なんて言うかその⋯⋯愛さんも、このステージではみんなにかわいいって言って貰いたいなって⋯⋯そう思っちゃった⋯///」


あなた「愛ちゃん⋯⋯！」


かすみ（愛）「うわぁ〜〜！/// らしくなかったかな？ なんか恥ずかしい⋯///」


あなた「ううん！ そんな事ないよ！ 愛ちゃんがかわいいって言われちゃうようなステージ、私も見てみたい！」

あなた「楽しいだけじゃなくて、愛ちゃんのことみんながかわいいって言っちゃうような、そんなステージに絶対しようね！！」


かすみ（愛）「⋯⋯うん！！」

※定期（書いてる本人も分からなくなるので一応）
メンバーの人格が入れ替わっています。
※ 見た目（中身）という感じです。
例：かすみ（愛）「この表記だと、かすみんの好感度がめっちゃ高い感じに見えるね！ あはは！」
今この場合は、見た目かすみちゃん、中身愛ちゃんです。
ややこしいですが、かすみちゃんが愛ちゃん口調してるって思えば脳内再生しやすいかと。


–––中庭–––


彼方「あ、えっと⋯⋯やっほー。彼方ちゃん、だよ？」


あなた「⋯ん？ 彼方⋯⋯さん？」


彼方「ん、んー？ どうしたのかな？」


あなた「⋯⋯璃奈ちゃんの真似？」


彼方「⋯⋯彼方さんの真似なんだけど」


あなた「あははっ♪ ごめんごめん、ちょっとからかっただけだよ璃奈ちゃん♪」

彼方（璃奈）「むむむ⋯⋯やっぱり他の人の口調って難しい⋯⋯璃奈ちゃんボー⋯じゃなくて、カナちゃんボード『しょぼん』」


あなた（璃奈ちゃんの入った彼方さんか⋯⋯）ｼﾞｰｰ


彼方（璃奈）「？」ｷｮﾄﾝ


あなた（彼方さんのふんわりとした独特な雰囲気を全く感じさせないこの小動物のような感じ⋯⋯）ｼﾞｰｰ


彼方（璃奈）「⋯⋯私の顔、なにか付いてる？」ｻﾜｻﾜ


あなた（なんだかいつもの彼方さんよりも小さく見えるような⋯⋯あ！　そっか、お姉さんっぽさが足りないからだ！）

あなた「・・・」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


彼方（璃奈）「はわっ⋯⋯///　どうして急になでて⋯？///」


あなた（うん、やっぱりそうだ。いつもなら撫でたらもっともっと〜って甘えてくる彼方さんが、こんなに照れて⋯⋯可愛い///）


彼方（璃奈）「えっと⋯⋯///　何か言って欲しい⋯⋯///」ﾃﾚﾃﾚ


あなた「あっごめんね？　なんだかしおらしい反応する彼方さんが新鮮で⋯⋯」ﾊﾟｯ


彼方（璃奈）「あっ⋯⋯別に、撫でるのをやめて欲しいとは言ってない⋯⋯///」


あなた「っ！！///　なんか、璃奈ちゃんの喋り方だと彼方さんが妹になったみたいだね⋯⋯///」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

彼方（璃奈）「妹⋯⋯」

彼方（璃奈）「おねいちゃん⋯⋯///」


あなた「っ！！///」ｽﾞｷｭｰﾝ!!

あなた（あっこれやばい⋯⋯何かに目覚めそう⋯⋯///）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

––––


あなた「璃奈ちゃんは、『眠れる森に行きたいな』を歌うんだね」


彼方（璃奈）「うん、彼方さんのイメージでしかない曲だからちょっと心配。カナちゃんボード『しゅん』」


あなた「確かにあの曲は、彼方さんのイメージがいっぱい詰まった曲だもんね」


彼方（璃奈）「それに、彼方さんのゆったりした動きも、難しくてなかなか上手くできない⋯⋯」


あなた「ふふっ♪　彼方さんも同じようなこと言ってたなぁ♪」


彼方（璃奈）「彼方さんも？」


あなた「うん♪　それに璃奈ちゃんの曲を歌うしずくちゃんも璃奈ちゃんは可愛く歌っててすごいって、でも負けないくらい頑張るって」

あなた「だから心配しなくても大丈夫、璃奈ちゃんなら出来るよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


彼方（璃奈）「⋯⋯///」


あなた「私は璃奈ちゃんステージ楽しみだよ、璃奈ちゃんの可愛い声で眠れる森に行けたらきっといい夢が見れそう♪」ﾆｺｯ


彼方（璃奈）「⋯⋯ありがとう。あなたがそう言ってくれるなら私、頑張れる！　カナちゃんボード『むんっ！』」

区切りがいいので今日はここでおしまいにします。
明日はちょっと書けるかどうかわかりませんが、なんとか時間を見つけて書いていきたいと思います。
一日の終わりにちょっとした楽しみの一つになってくれたなら幸いです！

保守ありがとうございます。再開します。

※定期（書いてる本人も分からなくなるので一応）
メンバーの人格が入れ替わっています。
※ 見た目（中身）という感じです。
例：彼方（璃奈）「私じゃない誰かの口調って、難しい。カナちゃんボード『むむむ』」
今この場合は、見た目彼方さん、中身璃奈ちゃんです。
ややこしいですが、彼方さんが璃奈ちゃん口調してるって思えば脳内再生しやすいかと。


–––廊下–––


あなた（あれっ？ 栞子ちゃんと生徒会の子が何か話してる⋯⋯？）

あなた（あっ⋯⋯連れていかれちゃった、生徒会の用でもあったのかな？）


あなた「⋯⋯って！ 今は栞子ちゃんだけど、中身は違う誰かだから、これって不味いんじゃ！？」

–––生徒会室–––


あなた「大丈夫！？」ｶﾞﾁｬｯ


栞子「わっ⋯⋯あなたでしたか、ちょうど良い所に！ 少し手伝ってくれませんか？」


あなた「え、あれ？」


〜間〜


栞子「すみません、巻き込んでしまって⋯⋯急に生徒会の仕事が入ってしまったみたいで⋯⋯」


あなた「あはは⋯⋯それは災難だったね、せつ菜ちゃん」

あなた「でも良かったよ、もしせつ菜ちゃんじゃなくて、他の子だったら困っちゃってただろうしね」


栞子（せつ菜）「はい⋯⋯ですが、引退したとはいえ元生徒会長ですから、今だけは栞子さんに変わってしっかりとお仕事させてもらいます！」

あなた「さすがせつ菜ちゃん、真面目だね」


栞子（せつ菜）「というのもあるのですが、実際は生徒会長としての仕事を久しぶりにやってみたかったという思いもあります⋯⋯」

栞子（せつ菜）「別に未練とかがある訳ではないのですが⋯⋯この椅子に座って行う作業に、なんだか懐かしさを感じてしまって⋯⋯」


あなた「・・・」ｼﾞｰｰ


栞子（せつ菜）「⋯⋯どうしました？」ｷｮﾄﾝ


あなた「⋯⋯こうして見ると、生徒会長をやってる時のせつ菜ちゃんって、栞子ちゃんに似てるよね」


栞子（せつ菜）「っ！　そうなんですよ！　私も生徒会長をしている時は、生徒の模範になるようきちんとする事を心がけていたのですが、栞子さんはまさに私の思い描く理想の生徒会長の図です！」

栞子（せつ菜）「本当に栞子さんは凄いんですよ！ この資料なんて、各部活、同好会からの陳情書を全部確認して、理事長への提案をまとめているんです！⋯⋯私が生徒会長の時はここまで出来ませんでした」


あなた「あははっ、なんだか今この状況でせつ菜ちゃんがベタ褒めしてると、栞子ちゃんが自画自賛してるみたいになってるね♪」


栞子（せつ菜）「あ、そうでした⋯⋯/// ふふっ、なんだかおかしいですね♪」

あなた「でも、せつ菜ちゃんだって立派に生徒会長してたよ？ 私はちゃんと知ってるから」


栞子（せつ菜）「っ！ そ、そうでしょうか⋯⋯/// ありがとうございます。そう言って頂けると、やっていて良かったと思えます！」ﾍﾟｶｰｰ


あなた（っ！　栞子ちゃんの笑顔⋯⋯）

あなた（栞子ちゃん、最近雰囲気が柔らかくなってきたけど、もっと仲良くなれたらいつか、こんなふうに屈託のない笑顔を見せてくれる日が来るのかな⋯⋯♪）

––––


あなた「せつ菜ちゃんの『決意の光』か〜、これは熱いステージになるんだろうなぁ〜」


栞子（せつ菜）「はい！ 栞子さんの想いのこもったこの歌を、かっこよく、熱く歌わせてもらいます！！」

栞子（せつ菜）「私、とっても嬉しいんです。栞子さんの夢と願いがたくさん込められたこの歌が大好きなので！」


あなた「栞子ちゃんも、こんなにこの曲を大好きって言ってくれるせつ菜ちゃんに歌って貰えて喜んでると思うよ」


栞子（せつ菜）「そうだと嬉しいです⋯⋯私も栞子さんの少しでも善い世界にしたい夢に、一歩でも近づけるような素敵なステージにしたいです！！」

栞子（せつ菜）「あ〜早く歌いたいなぁ〜⋯⋯あ、でももし歌うなら、原曲の凛々しさを活かすのもいいですし、私が歌うことで私らしさを出すのも捨てがたい⋯あ、でもそれだと原曲の良さが⋯⋯あ～悩んじゃう⋯⋯」


あなた「ふふっ♪ こんなに想われて、栞子ちゃんは幸せ者だな〜♪」

※定期（書いてる本人も分からなくなるので一応）
メンバーの人格が入れ替わっています。
※ 見た目（中身）という感じです。
例：栞子（せつ菜）「入れ替わりものって、この前見た作品にもあったんですよ！　まさか自分が体験するなんて感激です！！」
今この場合は、見た目栞子ちゃん、中身せつ菜ちゃんです。
ややこしいですが、栞子ちゃんがせつ菜ちゃん口調してるって思えば脳内再生しやすいかと。


–––講堂–––


愛「つまんな〜い♪毎日なんて〜マジで無〜理〜♪」


あなた（あっ、愛ちゃん見つけた！）

あなた（見た目も歌声も完全に愛ちゃん⋯⋯でも、歌い方とか、踊りの仕草の一つ一つに感じるこのセクシーさ）

あなた（こんなことが出来るのは⋯⋯）


愛「⋯！ あら、来てくれたのね」


あなた「素敵だったよ、果林さん！」


愛（果林）「ふふっ♪ 　キミには全部お見通しみたいね♪」

愛（果林）「どうだったかしら？　もしかして、いつもと違う愛の姿にドキドキしちゃった？♡」


あなた（おぉ⋯⋯/// 愛ちゃんっていつも楽しいっ！のイメージが強いから、こうやって大人な雰囲気を出されるとドキドキしちゃうな⋯///）ﾄﾞｷﾄﾞｷ


愛（果林）「ほら、もっと近くで見てもいいのよ？」

愛（果林）「キミになら特別サービスして、あ・げ・る♡」


あなた「え！？///　だ、ダメだよ果林さん⋯⋯/// 勝手に愛ちゃんの体でそこまでしちゃ⋯⋯///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ


愛（果林）「あらあら♡　遠慮しなくてもいいのに」

愛（果林）「それに、キミになら愛も許してくれるはずよ♡」


あなた「えぇ！？///　そ、そんな⋯⋯///」

あなた（愛ちゃんは同い年で、性格上あんまりそういう雰囲気を感じさせないから意識してなかったけど⋯⋯///　果林さんの大人口調でここまで変わるとは⋯⋯///）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

愛（果林）「それとも⋯⋯キミはアタシの体じゃ満足出来ない⋯⋯？♡」ｳﾙｳﾙ


あなた「っ！！！////」ﾄﾞｷﾝｯ!

あなた「か、果林さん〜/// 愛ちゃんっぽく言うのはずるいよ〜///」ｶｧｧｧ

–––


あなた「果林さんの『めっちゃGoing!!』か〜、一体どんな風になるのか楽しみだな〜！」


愛（果林）「ふふっ♪ 期待は裏切らせないわ♪」


あなた「でも、この曲って果林さんのイメージと全く違うよね、クールともかっこいいともセクシーとも違って⋯⋯」


愛（果林）「あら？ もしかしてキミは、私が曲のイメージだけで左右されると思っているのかしら？」

愛（果林）「確かにこの曲は愛の元気なイメージで、クールな私とは真逆でギャップがあるように感じるけど⋯⋯」

愛（果林）「だからこそ、挑戦的な私にぴったりだと思わない？」


あなた「果林さん⋯⋯！」


愛（果林）「それに、チャレンジしなきゃ、始まらないでしょ？」

愛（果林）「期待してて頂戴♪ 私のパフォーマンスで会場も、キミも、必ず私だけに夢中にしてみせるから♪」

※定期（書いてる本人も分からなくなるので一応）
メンバーの人格が入れ替わっています。
※ 見た目（中身）という感じです。
例：愛（果林）「あら？　キミも勿論、私しか見えてないくらい、夢中になってるわよね？」
今この場合は、見た目愛ちゃん、中身果林さんです。
ややこしいですが、愛ちゃんが果林さん口調してるって思えば脳内再生しやすいかと。


–––教室–––


あなた（かすみちゃんと歩夢ちゃん見つからないなぁ⋯⋯）

あなた（何となく教室に来ちゃったけど、こんな所にいるわけないよね、違う場所を探しに…）

？「だ〜れだ♪」ﾒｶｸｼ


あなた（わわっ！　なんだかデジャブ！？）

あなた（うーん⋯⋯でも、こんな悪戯するのは⋯⋯）

あなた「かすみちゃん⋯？」

しずく「ぶぶー♪ 正解は私でした♪」


あなた「⋯⋯えぇっ！？ 歩夢ちゃん！？」

あなた「ご、ごめん！ こんな悪戯するからてっきりかすみちゃんかと⋯⋯」


しずく（歩夢）「えへへ♪ しずくちゃんの体だからかな？ なんだか演技が上手くなってるような気がする♪」

しずく（歩夢）「でも⋯⋯あなたなら気づいてくれるとちょっと期待してたんだけどな～？」ﾁﾗｯ


あなた「うっ⋯⋯それは本当にごめん⋯⋯おかしいなぁ、ここに来て間違えるなんて」

あなた（でも、本当に歩夢ちゃん⋯⋯なんだよね？ やけに積極的というかグイグイ来るというか⋯⋯///） ｼﾞｰｰ

しずく「？ どうしたの、あなた♡」


あなた「っ！！///」 ﾄﾞｷｯ!


あなた（うわぁ⋯⋯/// しずくちゃんの声であなた呼びされるの、なんかやばい⋯⋯///）ﾄﾞｷﾄﾞｷ


しずく「⋯⋯もしかして」ﾄｺﾄｺ

しずく「あなた♡」ﾐﾐﾓﾄ


あなた「っっ！！////」ﾋﾞｸｯ

あなた（あっやばい⋯⋯/// 普段の先輩呼びもやばいけど、耳元でのあなた呼びはさらにやばい！！///）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

あなた「あ、歩夢ちゃん⋯⋯///　ごめんって⋯私が悪かったからからかうのはそこまでにして⋯⋯///」


しずく（歩夢）「ふふっ♪　だーめ♪　あなたの反応が面白いから、もう少しだけ楽しませてね？♡」


あなた「うぅ⋯⋯///　歩夢ちゃんなんかキャラ変わってない！？///」


しずく（歩夢）「うーん、なんだろう？　しずくちゃんだからかな？　いつもの私と違って、何にでもなれるような気がして⋯⋯」

しずく（歩夢）「だから、ちょっと積極的になっちゃったのかも♡」

–––


あなた「⋯⋯『あなたの理想のヒロイン』」

あなた「歩夢ちゃんの雰囲気にもすごく合った曲だよね」


しずく（歩夢）「まさに、あなたの理想のヒロインになれるような、そんなステージにしたいな♪」


あなた「歩夢ちゃんなら絶対、理想のヒロインになれるよ！」


しずく（歩夢）「そ、そうかな⋯⋯///　しずくちゃんの様に美しいヒロインの姿が、私にできるか心配だけど⋯⋯」

しずく（歩夢）「でも、私この歌詞好きなんだ♪　ひたむきに少しずつ頑張る姿が、ちょっと私にも似てる部分があって⋯⋯」

しずく（歩夢）「⋯⋯できれば私は、あなただけの理想のヒロインに……///」


あなた「えっ⋯⋯？」


しずく（歩夢）「あっ！　ううん！　何でもないよ」

しずく（歩夢）（いくらしずくちゃんの姿で積極的になってるとは言え⋯⋯この想いは自分自身の姿で伝えなきゃダメだよね♪）

しずく（歩夢）「ふふっ♪　このステージでは、いつもは見せられない私の姿を、あなたにたくさん見て欲しいな♡」

※定期（書いてる本人も分からなくなるので一応）
メンバーの人格が入れ替わっています。
※ 見た目（中身）という感じです。
例：しずく（歩夢）「ふふっ♪　ねぇ覚えてる？　小学生の頃、あなたが私と服を取り替えっこしたい！　なんて言って、一日服を交換した日もあったよね……」
今この場合は、見た目しずくちゃん、中身歩夢ちゃんです。
ややこしいですが、しずくちゃんが歩夢ちゃん口調してるって思えば脳内再生しやすいかと。


–––屋上–––


あなた「あっ、せつ菜ちゃん！　やっと見つけた！」

あなた（⋯⋯と言っても、もう最後だからかすみちゃんが入ってるってのは分かってるんだけどね）


せつ菜（かすみ）「あっ！ あなたではないですか！」

せつ菜（かすみ）（にひひ⋯⋯せつ菜先輩のフリして、先輩のせつ菜先輩に対するイメージダウンを⋯⋯♪）


あなた「あ⋯かすみちゃん、ごめん⋯⋯頑張ってせつ菜ちゃんのフリしてもらってるけど、ラストだからもうバレてるんだ⋯⋯」


せつ菜（かすみ）「⋯⋯え"ぇ"ぇ！！？」

せつ菜（かすみ）「なんでですかぁ！ 折角かすみん、せつ菜先輩の真似一生懸命練習してたのに〜！！」


あなた「あはは⋯⋯なんかごめん」


せつ菜（かすみ）「全く酷いですよぉ！　よりによってなんでかすみんがラストなんですか！！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

せつ菜（かすみ）「かすみんだって、せつ菜先輩のフリして先輩に『でも、かすみちゃんだよね？　わかるよ』みたいな事言って貰いたかったのにぃ！」


あなた「えーと⋯⋯かすみちゃんだよね？　わかるよ」


せつ菜（かすみ）「そういうことじゃないんですぅ！！　先輩のばかぁ～～！！」ﾎﾟｶﾎﾟｶ

あなた（あはは⋯⋯ちょっとぶりっ子で、先輩呼びするせつ菜ちゃんかぁ⋯⋯）

あなた（せつ菜ちゃんって性格上は大人びてたり、パワフルなところがあって大きな存在に見えてたけど⋯⋯見た目は割と幼くて、後輩っぽいところもあるよね⋯⋯）ｼﾞｰｰｰ


せつ菜（かすみ）「？　どうしたんですか先輩？」ｷｮﾄﾝ


あなた「いや～、せつ菜ちゃんが先輩呼びするだけで、こんなにも後輩感が出るもんなんだなって思って」

あなた「なんだか新鮮で、かわいいなって♪」


せつ菜（かすみ）「えへへ～♪　そうですかかわいいですか〜♪⋯⋯って、でもそれってせつ菜先輩がってことですよね？」

せつ菜（かすみ）「むむむ⋯なんだか複雑な気分です⋯⋯かすみんがかわいいはずなのに何故かせつ菜先輩の評価を上げてるような⋯⋯」

あなた「あはは⋯⋯まあでも、かすみちゃんはかすみちゃんで、愛ちゃんが評価上げてくれたから⋯⋯」


せつ菜（かすみ）「そうでしたか♪ 流石愛先輩です〜♪⋯⋯って！ 評価上げたってなんですか！？ 愛先輩かすみんの体で何したんですか！？」


あなた「あ、いや⋯⋯別に大したことはしてないよ？ ただおんぶしたくらいで⋯⋯」


せつ菜（かすみ）「おんぶぅっ！？ 羨ま…ずるいですぅ！！ それならかすみんもおんぶして貰います！」


あなた「えぇっ！？ でも、今はせつ菜ちゃんの体なのに⋯⋯」


せつ菜（かすみ）「そんなのどうでもいいです！ ほら、早くしゃがんでくださいっ！」


あなた「ど、どうしてこんなことに〜⋯⋯？」

–––


せつ菜（かすみ）「えへへ♪ かすみんの『CHASE!』で、先輩もファンのみんなも、新たなかすみんの虜にして見せますからね♪」


あなた「かすみちゃんの『CHASE!』⋯！！　かすみちゃんの歌う曲とは全くイメージが違うから楽しみだなぁ♪」


せつ菜（かすみ）「期待しててくださいっ♪　絶対に、いつもと違うかすみんにメロメロになっちゃいますから～♪」


あなた「⋯⋯かすみちゃんは、いつもと全く違うイメージの曲を歌うことに不安はない？」


せつ菜（かすみ）「⋯⋯！　そうですね⋯不安よりも、かすみんは嬉しいが勝っています」

せつ菜（かすみ）「かすみんはせつ菜先輩のこと、よく見てますから。自分で言うのもなんですが、ちょっと似てる部分があるって思いますし、だからこそ譲れないものがあった時はぶつかることもあるのかなって⋯⋯でも、それだけ尊敬もしてて⋯⋯！」

せつ菜（かすみ）「⋯⋯ぁ//　い、今の言葉は、せつ菜先輩には言わないでくださいねっ！？///」

せつ菜（かすみ）「というか、えーとえーと⋯そう！　冗談ですから！///」


あなた「ふふっ♪⋯⋯別に隠さなくても、かすみちゃんがみんなのこと大好きなのは、みんな知ってるから大丈夫だよ！」


せつ菜（かすみ）「⋯⋯///　だから、せつ菜先輩の苦労してる所とか、頑張ってる所も知ってるから⋯⋯同じ曲でステージに立てることが、嬉しいです⋯！」

せつ菜（かすみ）「せつ菜先輩に負けたくない⋯⋯勝負ってわけじゃないですけど、ライバルとしてせつ菜先輩に負けないくらい、かすみんも同じ曲でステージで輝きたい！」

せつ菜（かすみ）「そう思ったら、不安はどこかに消えてしました⋯⋯」


あなた「⋯⋯かすみちゃんはすごいね♪」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


せつ菜（かすみ）「⋯⋯⋯///」


あなた「きっと、それだけの想いがあれば、かすみちゃんのステージもせつ菜ちゃんに負けないくらい最高のステージになると思う⋯いや！　絶対なるよ！」

–––次の日–––


あなた（昨日は、同好会のみんなのまだまだ知らない部分が知れて、新鮮な日だったなぁ⋯⋯♪）

あなた（あの後、みんな元に戻ったみたいだし、今日からは本格的にシャッフルフェスに向けてみんなの練習をしなきゃだね）

あなた「みんな！　おはよう～！」ｶﾞﾗﾗ


かすみ「あ、おはよう⋯⋯」


あなた「え？　かすみちゃん⋯⋯？　もしかしてその喋り方は⋯璃奈ちゃん？」


かすみ（璃奈）「うん⋯⋯実はあの後、人格が入れ替わる薬を改良して、人格シャッフル装置を作ったの」

かすみ（璃奈）「そうしたら誤作動しちゃって⋯⋯」


あなた「え⋯⋯？」

璃奈（愛）「見てみて～！　璃奈ちゃんボード『にっこりん！』」ﾆｺｰ


せつ菜（しずく）「⋯⋯愛さんの入った璃奈さん、普通に表情あるのでボードいらないのでは？」


栞子（かすみ）「はーい！　かすみん、しお子のものまねしま～す♪⋯⋯⋯コッペパンを頂いたのは、初めてです⋯！」ｷﾘｯ


彼方（栞子）「えっと⋯⋯これは、似ているのでしょうか？」


しずく（彼方）「そもそも本人の声だし、モノマネといえるのかな⋯？」


果林（せつ菜）「おぉぉ！！　これは凄いです！　見える景色が全然違います！！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ


愛（エマ）「ふふっ♪　大声ではしゃぐ果林ちゃんの姿はなんだか新鮮だねぇ♪」ﾆｺﾆｺ


歩夢（果林）「ちょっと、せつ菜？　私の体でそんなにはしゃがないで⋯⋯///　私のイメージが⋯⋯///」


エマ（歩夢）（エマさんの体、すごい⋯⋯この状態なら、あの子に抱きついたりしてでも、へ、平気、かなぁ？///）



あなた「あはは⋯こりゃまた大変だ⋯⋯」


–––おしまい

これにておしまいです。
元々はシャッフルフェスの余韻が冷めない中、一週間を乗り切る目的でに書き始めたSSでしたが、
長々とお付き合いして下さり、ありがとうございました。保守支援コメント等感謝致します。

乙
シャッフルの可能性は無限大であることがよくわかったぜ...
良かった

おつでした。みんなすごく可愛かった。最後の続きも色々想像できて読みたくなるね。キャラによって色々すること変わりそう
何回もやるものじゃないかもだけど、シャッフルフェスは面白い試みでとても良かったね

乙
みんなかわいくていいね