1: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:28:14.47 ID:t3IAEKcr
善子「ルビィのへそにゴミなんて溜まってるわけないでしょっ!!!」
花丸「溜まってるずら!!!人のおへそにはゴミが溜まるずら!!!それは人の背負った宿命ずら!!!ルビィちゃんも人間ならおへそにゴミ溜まってて当然だよ!!」
花丸「溜まってるずら!!!人のおへそにはゴミが溜まるずら!!!それは人の背負った宿命ずら!!!ルビィちゃんも人間ならおへそにゴミ溜まってて当然だよ!!」
2: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:28:46.19 ID:t3IAEKcr
善子「ルビィを他の人間共と一緒にしないでっ!!!ルビィのへそには!!!ゴミなんてないわっ!!!」
花丸「あるずらっ!!!」
善子「だ、だいたいなんでそこまでしてルビィのへそにゴミがあることにしたいのよあんた!」
花丸「それは、それが世の理だからだよ!それ以外に理由なんてないずら!」
花丸「あるずらっ!!!」
善子「だ、だいたいなんでそこまでしてルビィのへそにゴミがあることにしたいのよあんた!」
花丸「それは、それが世の理だからだよ!それ以外に理由なんてないずら!」
3: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:29:12.60 ID:t3IAEKcr
善子「ほんと?ほんとにそれだけの理由でそんなに意地になるの??」
花丸「意地になってるのはそっちずら!」
善子「じゃあルビィが毎日へその中掃除しててもゴミ溜まってるって言えるの??!!」
花丸「ルビィちゃんに自分でおへその掃除なんかさせないっ!!」
善子「………どういうことよ」
花丸「意地になってるのはそっちずら!」
善子「じゃあルビィが毎日へその中掃除しててもゴミ溜まってるって言えるの??!!」
花丸「ルビィちゃんに自分でおへその掃除なんかさせないっ!!」
善子「………どういうことよ」
4: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:29:38.76 ID:t3IAEKcr
善子「ルビィが自分で自分のへそ掃除してたらあんたに都合が悪いことでもあんの?」
花丸「…」
善子「なんとか言いなさいよっ!!」
花丸「……ふっ、そうだよ、ルビィちゃんのおへそにゴミがあるのは世の理だからなんかじゃない」
花丸「マルがお掃除してあげるためだよ…!」
善子「!!!」
花丸「…」
善子「なんとか言いなさいよっ!!」
花丸「……ふっ、そうだよ、ルビィちゃんのおへそにゴミがあるのは世の理だからなんかじゃない」
花丸「マルがお掃除してあげるためだよ…!」
善子「!!!」
5: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:30:05.43 ID:t3IAEKcr
花丸「マルがルビィちゃんのおへそを優しくお掃除して…」
花丸「ルビィちゃんはくすぐったそうに身をよじって」
花丸「声が時々漏れちゃって」
花丸「そうなるためにはルビィちゃんのおへそにゴミがなくちゃいけないんだよ」
花丸「──それがマルの求める輝き──」
善子「……」
善子「正体表したわね」
花丸「ルビィちゃんはくすぐったそうに身をよじって」
花丸「声が時々漏れちゃって」
花丸「そうなるためにはルビィちゃんのおへそにゴミがなくちゃいけないんだよ」
花丸「──それがマルの求める輝き──」
善子「……」
善子「正体表したわね」
7: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:30:43.07 ID:t3IAEKcr
善子「つまりあんた、あれに触れようっていうの?」
花丸「触らないとお掃除できないずら」
善子「…愚かな……あぁ…なんという愚かな…」
善子「あんたあれがなんだか分かって言ってるの??!」
花丸「おへそはおへそずら!!!」
善子「違うっ!!!他の人間共のモノと一緒にするなと言った!!あれは…あれは…!」
花丸「触らないとお掃除できないずら」
善子「…愚かな……あぁ…なんという愚かな…」
善子「あんたあれがなんだか分かって言ってるの??!」
花丸「おへそはおへそずら!!!」
善子「違うっ!!!他の人間共のモノと一緒にするなと言った!!あれは…あれは…!」
8: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:31:46.22 ID:t3IAEKcr
善子「神をも寄せ付けぬ不可侵領域っ!!!」
善子「何人たりとも近づけないっ!」
善子「人はみな!崇め!畏れ!その美に涙を流す!」
善子「私の…!私の輝き…!誰にも触れさせはしないっ…!!!」
花丸「…正体表したね」
善子「何人たりとも近づけないっ!」
善子「人はみな!崇め!畏れ!その美に涙を流す!」
善子「私の…!私の輝き…!誰にも触れさせはしないっ…!!!」
花丸「…正体表したね」
9: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:32:28.34 ID:t3IAEKcr
善子「ルビィのへそを掃除する?身の程をわきまえなさい俗物っ!!」
花丸「人体の一部をそこまで信仰するなんて、そんなイカれた狂信者、俗物以下ずらっ!!!」
善子「黙りなさいっ汚らわしい獣めっ!!!」
花丸「視線で舐め回してるのはそっちずら!!」
善子「うっさい変態っ!!!」
花丸「変態に言われたくないずらっ!!!」
善子「このテラ乳寺娘っ!!!」
花丸「名状しがたい白き脇!!!」
花丸「人体の一部をそこまで信仰するなんて、そんなイカれた狂信者、俗物以下ずらっ!!!」
善子「黙りなさいっ汚らわしい獣めっ!!!」
花丸「視線で舐め回してるのはそっちずら!!」
善子「うっさい変態っ!!!」
花丸「変態に言われたくないずらっ!!!」
善子「このテラ乳寺娘っ!!!」
花丸「名状しがたい白き脇!!!」
10: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:33:06.09 ID:t3IAEKcr
「あぁぁなぁぁたぁぁたぁぁちぃぃい!!!」
善子「!?!?」
花丸「!?!?」
善子「!?!?」
花丸「!?!?」
11: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:33:33.95 ID:t3IAEKcr
「なかなか分かっていますわね、ですが…」
「まだまだでありますなぁ」
「そうわよ」
「30…いえ20と言っていいと思います」
善子・花丸「…」
善子・花丸(…何もない空間から湧いてきた…)
「まだまだでありますなぁ」
「そうわよ」
「30…いえ20と言っていいと思います」
善子・花丸「…」
善子・花丸(…何もない空間から湧いてきた…)
12: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:34:36.09 ID:t3IAEKcr
花丸「…ねぇ…善子ちゃん…」
善子「言い合いに夢中になっちゃってて気がつかなかったけど…どうやら私たちは禁忌に触れてしまったようね…」
花丸「じゃあ…この人たちがあの…」
善子「ええ…多分…」
善子・花丸「「4大公害【レズキューフォース】……!!」」
善子「言い合いに夢中になっちゃってて気がつかなかったけど…どうやら私たちは禁忌に触れてしまったようね…」
花丸「じゃあ…この人たちがあの…」
善子「ええ…多分…」
善子・花丸「「4大公害【レズキューフォース】……!!」」
13: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:35:09.17 ID:t3IAEKcr
──人が全てを賭けて輝きを望むとき、彼女たちは現れるのだ───
14: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:35:34.76 ID:t3IAEKcr
「その可愛らしくも美しいへそを目に焼き付ける、王道ですわね」
「大体の人はそこで欲が出ちゃって他の道に走るけど、変わらずその道を突き進むのは評価したいかな」
善子「あ、ありがとうございます…」
「大体の人はそこで欲が出ちゃって他の道に走るけど、変わらずその道を突き進むのは評価したいかな」
善子「あ、ありがとうございます…」
15: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:36:13.80 ID:t3IAEKcr
「自分の手で掃除して聖域を〇す…邪な発想だけど私は好きよ?」
「なるほど…聖域をあえて自らの手で…その果敢な姿勢は素晴らしいと思います」
花丸「……どうも…」
「なるほど…聖域をあえて自らの手で…その果敢な姿勢は素晴らしいと思います」
花丸「……どうも…」
16: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:36:41.74 ID:t3IAEKcr
「しかし、いいですか2人とも」
「そこはまだ最高じゃない、そうだよね?」
「そうね」
「まだ上がある、ということです」
善子・花丸「…!!」
「そこはまだ最高じゃない、そうだよね?」
「そうね」
「まだ上がある、ということです」
善子・花丸「…!!」
17: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:37:10.81 ID:t3IAEKcr
善子「その…さらに上というのは……」
「それは」
「もちろん」
「やっぱり」
「それは」
「もちろん」
「やっぱり」
18: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:37:43.22 ID:t3IAEKcr
「映像に残して永遠に眺め続けるのですわ」
「香りを楽しむことだね」
「内に秘める音を感じることよ」
「というかへそとかどうでもいいんであの太ももに挟まれたいですよね」
「あ???」
「ん???」
「は???」
「あ…いえ…その……あ」
「香りを楽しむことだね」
「内に秘める音を感じることよ」
「というかへそとかどうでもいいんであの太ももに挟まれたいですよね」
「あ???」
「ん???」
「は???」
「あ…いえ…その……あ」
19: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:38:21.09 ID:t3IAEKcr
サラサラサラ....
「あら」
「あーあ、せっかく前任者を曇らせて昇格したばっかだったのに」
「輝きに陰りをみせたわね」
善子(………灰になった…)
花丸(…なにこれ……)
「あら」
「あーあ、せっかく前任者を曇らせて昇格したばっかだったのに」
「輝きに陰りをみせたわね」
善子(………灰になった…)
花丸(…なにこれ……)
20: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:38:59.51 ID:t3IAEKcr
「というか、あなたたちも何です?香りだの音だの」
「いやw映像ってww」
「2人には音が聞こえないのかしら、可哀想に」
「は?」
「は?」
「なに?」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ………!!!
「いやw映像ってww」
「2人には音が聞こえないのかしら、可哀想に」
「は?」
「は?」
「なに?」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ………!!!
21: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:39:30.63 ID:t3IAEKcr
「ギャーギャー!!」
「ギャーギャー!!」
「ギャーギャー!!」
善子「え……えらいこっちゃ……」ガタガタ
花丸「あわわわわ……」ガタガタ
「ギャーギャー!!」
「ギャーギャー!!」
善子「え……えらいこっちゃ……」ガタガタ
花丸「あわわわわ……」ガタガタ
22: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:39:59.88 ID:t3IAEKcr
「『いいかげんにぃ…しろぉぉお!!!』」
善子「!?!?」
花丸「!?!?」
「あぁ…申し訳ないですわ…主よ」
「私達の所為でお手間を取らせてしまって…ごめんなさい」
「どうか怒りをお鎮めなさいませ、我が主よ」
「『うむ、わかればよいのだ』」
善子「!?!?」
花丸「!?!?」
「あぁ…申し訳ないですわ…主よ」
「私達の所為でお手間を取らせてしまって…ごめんなさい」
「どうか怒りをお鎮めなさいませ、我が主よ」
「『うむ、わかればよいのだ』」
23: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:40:30.61 ID:t3IAEKcr
花丸「…こ…この声…まさか…」
善子「ええ、間違いないわね……この声の主こそがあの…」
善子・花丸「「輝祖【S.P.D】……!!!」」
善子「ええ、間違いないわね……この声の主こそがあの…」
善子・花丸「「輝祖【S.P.D】……!!!」」
24: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:40:59.66 ID:t3IAEKcr
【S.P.D】
Special.Paipai.Dekamikan
──人が全てを賭けて輝きを望むとき、彼女は現れるのだ────現れるのだ!──
Special.Paipai.Dekamikan
──人が全てを賭けて輝きを望むとき、彼女は現れるのだ────現れるのだ!──
25: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:41:33.19 ID:t3IAEKcr
「『聴いてたよ、聴こえてたよ、みんなの想い』」
「『でも、それじゃダメなんだと思う』」
「『掃除したり、見たり、ビデオ撮ったり匂い嗅いだり音聴いたり…直接じゃ、ダメなんだ』」
「『ルビィちゃんのおへそはね…心で感じるんだよ…みんなの心にあるんだよ…!!』」
「あぁ…なんと深い…」ポロポロ
「エモい…」ポロポロ
「わかりみ…」ポロポロ
善子「……?????」
花丸「……?????」
「『でも、それじゃダメなんだと思う』」
「『掃除したり、見たり、ビデオ撮ったり匂い嗅いだり音聴いたり…直接じゃ、ダメなんだ』」
「『ルビィちゃんのおへそはね…心で感じるんだよ…みんなの心にあるんだよ…!!』」
「あぁ…なんと深い…」ポロポロ
「エモい…」ポロポロ
「わかりみ…」ポロポロ
善子「……?????」
花丸「……?????」
26: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:42:06.52 ID:t3IAEKcr
バァンッ!
ルビィ「むぅ!!!」プク-
善子「ルビィ!?!?」ビクッ
花丸「ルビィちゃん!?!?」ビクッ
ルビィ「むぅ!!!」プク-
善子「ルビィ!?!?」ビクッ
花丸「ルビィちゃん!?!?」ビクッ
27: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:42:37.20 ID:t3IAEKcr
ルビィ「ルビィのおへそにゴミなんかないもんっ!!」
花丸「そ…そんな…」
ルビィ「他の人と同じ普通のおへそだもんっ!!」
善子「そ…そんな…」
ルビィ「…」
花丸「そ…そんな…」
ルビィ「他の人と同じ普通のおへそだもんっ!!」
善子「そ…そんな…」
ルビィ「…」
28: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:43:21.80 ID:t3IAEKcr
花丸「マ…マルは…そんなの認めない…!」
善子「ルビィのへそが…他の人間共と……そんなはずないっ…!」
ルビィ「…」
ルビィ「そんなに言うんだったら…いいよ、みせてあげる…!」
「『ま、待ってルビィちゃん!今さっき直接はダメっt
バッ!
善子「ルビィのへそが…他の人間共と……そんなはずないっ…!」
ルビィ「…」
ルビィ「そんなに言うんだったら…いいよ、みせてあげる…!」
「『ま、待ってルビィちゃん!今さっき直接はダメっt
バッ!
29: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:44:04.06 ID:t3IAEKcr
(♪ Komm, süsser Tod~甘き死よ、来たれ~)
30: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:44:53.44 ID:t3IAEKcr
彼女は、一個人の体の部位を過度に神格化し、まるで何者かに取り憑かれたようにそれを崇拝していた。 私は彼女の主張を否定した。そのような思想は間違いであると思った。
しかし、彼女との言い争いが始まり少しした頃、私は私の考えこそが間違いであったと認めざるを得なくなるのだった。
それは光っていた。輝きに満ちていて、その暖かな光は私を包み込み尚大きく広がっていくのであった。ああ、なんと優しい光であろう。私がいつも望んでいた幸せは、輝きは、ここにあったのだ。
(国木田花丸『おやすみなさん』(門河出版)より一部抜粋)
しかし、彼女との言い争いが始まり少しした頃、私は私の考えこそが間違いであったと認めざるを得なくなるのだった。
それは光っていた。輝きに満ちていて、その暖かな光は私を包み込み尚大きく広がっていくのであった。ああ、なんと優しい光であろう。私がいつも望んでいた幸せは、輝きは、ここにあったのだ。
(国木田花丸『おやすみなさん』(門河出版)より一部抜粋)
32: (もこりん) 2019/07/20(土) 21:45:40.05 ID:t3IAEKcr
──人々は彼女に問うた、「ヨハネ様、私たちは何を信じて生きてゆけばよいのでしょうか」と。
彼女は答えて言った、「あの光が見えるでしょう、我々を照らしてくださるあの光を追い、求めなさい。さすれば道は開かれ、あなたがたにはきっと幸福が訪れることでしょう」と。
人々はまた問うた、「やはり後ろの翅はいらないのではないですか」と。
彼女は再び答えて言った、「今は衣装のことは良いのです、それよりへそを見るのです」と。──
(『堕天使ヨハネによる福音書』より)
彼女は答えて言った、「あの光が見えるでしょう、我々を照らしてくださるあの光を追い、求めなさい。さすれば道は開かれ、あなたがたにはきっと幸福が訪れることでしょう」と。
人々はまた問うた、「やはり後ろの翅はいらないのではないですか」と。
彼女は再び答えて言った、「今は衣装のことは良いのです、それよりへそを見るのです」と。──
(『堕天使ヨハネによる福音書』より)
50: (SB-Android) 2019/07/21(日) 03:10:49.16 ID:zeUvNS2o
スレタイの善子の敗北者冠
51: (もんじゃ) 2019/07/21(日) 07:03:23.05 ID:DlXAOPjw
黒澤ルビィ限界オタクな一年生ズ好き
おつおつ
おつおつ
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1563625694/