【SS】善子「千歌ちゃんと海の家」【ラブライブ!サンシャイン!!】

SS


1: 2017/08/17(木) 23:07:22.94 ID:UiwknUq1.net
基本的にG`s設定
ちかよし
 

2: 2017/08/17(木) 23:08:58.84 ID:UiwknUq1.net
ちかっち:今日誰か暇な人いない?

ヨハネ:暇ね

ちかっち:ほんと!?

ヨハネ:堕天使に時間の概念など不要…

ようそろ:飛び込みの練習;;

桜内梨子:ごめんなさい、私も今日は…

マリー:Sorry~

マリー:今日は

マリー:パパと会社の会合なの☆

黒澤ダイヤ:鞠莉。メッセージはまとめて送れといつも言っているでしょう。

マリー:細かいことはDon`t say☆
 
3: 2017/08/17(木) 23:10:58.24 ID:UiwknUq1.net
ルビィ:ルビィとお姉ちゃんはお家の用事です。

ルビィ:ごめんなさい…

黒澤ダイヤ:そういうわけで、私とルビィは暇ではないの。遊び相手なら果南にでも頼めば?

はなまる:まるはひまじやないです

ちかっち:みんな忙しいか~

ちかっち:果南ちゃんも忙しいみたいだし~

ちかっち:さて善子ちゃん!

ヨハネ:このヨハネに何か用?

ちかっち:うちに来れる?

黒澤ダイヤ:個人的な連絡なら個人のトークでお願いできないかしら?

ヨハネ:準備するわ

マリーが黒澤ダイヤを退会させました。

はなまる:こめんね

マリー:ダイヤってばいつもこうなんだから~♡
 
5: 2017/08/17(木) 23:13:13.13 ID:UiwknUq1.net
善子「…千歌ちゃんと休日に二人きり、ねぇ」

善子「―――ま、たまにはいいか♪」


――――――――――

ミーンミンミンミンミン


善子「外あつっ!」

善子「…皆来れないらしいし、やっぱり行くのやめようかしら―――」


ピロン


ちかっち:休みの日にありがとう、善子ちゃん♡

ちかっち:それじゃあ待ってるね!


善子「…あつい」


善子「…あっ、バス!ま、待ってー!!乗ります、乗りますからぁ~~~!!」
 
6: 2017/08/17(木) 23:15:13.97 ID:UiwknUq1.net
千歌「あ、善子ちゃ~ん!」

善子「フフ♡堕天使ヨハネ、内浦の地に降臨…って」


ガヤガヤガヤ ワイワイワイ


善子「…これって、もしかして」

千歌「ささ、こっちこっち♡」

善子「え、ちょっと、ねぇってば――――」


善子「やっぱりそういうこと…」

千歌「ごめんね~…どうしても人手が足りなくて」

善子「休みの日に、この炎天下で海の家の手伝いなんて…」

千歌「じゃあこれ、伝票とボールペン。注文取り、よろしくね♡」

善子「…ハイ」


善子(ほんと、私って――――)


善子(運悪い!)
 
7: 2017/08/17(木) 23:18:32.88 ID:UiwknUq1.net
善子「2番さんコーラ2つ!5番さんがカレーと焼きそばで、8番さんはたこ焼きとイカ焼き!」

千歌「善子ちゃん!」

善子「な、なに!?わたし、何か間違えて…」

千歌「初めてなのに手際いいね♪」

善子「え、あ、…ありがとう?」


客「すみませ~ん」

客「こっちもー!」


善子「は、はぁ~い!」


千歌「ふふっ♡」

善子「何笑ってるのよ~!!千歌ちゃんも、早く手を動かすのよ!」

千歌「は~い♡」
 
8: 2017/08/17(木) 23:21:51.07 ID:UiwknUq1.net
善子「い、いらっしゃいませ~!」

曜「おもちかえりでー!」

善子「は、はい……って、曜ちゃん!?飛び込みの練習は!?」

曜「休憩中の買い出しであります!」

善子「こんな方まで…!?」

曜「まあまあ、とりあえず注文をお願いします♪」

善子「あ、はい…」

曜「えっとね~」

曜「イカ焼き4つでしょ、たこ焼きが3つと、焼きそばが3つ、それと―――カ口リーメイト1つ」

善子「カロメは無いわよ!」

曜「あはは、冗談だって!それじゃあお願いします、店員さんっ」

曜「ヨーソロ♡」

善子「…かしこまりました~!!!」

千歌「善子ちゃん、すごい元気だねぇ~」

善子「もうヤケよ~!イカ4、たこ3、焼きそば3!お持ち帰りぃー!」

千歌「はいよぉー!」
 
9: 2017/08/17(木) 23:23:59.31 ID:UiwknUq1.net
善子「はぁ、はぁ…つかれた…」

千歌「ちょっと落ち着いたね~。お疲れさま、善子ちゃんっ」

善子「な、何時間くらい働いたかしら…」

千歌「えーっと…2時間くらい?」

善子「ま、まだそんなものなの!?うぅ…」

千歌「はい、これ♪」ピトッ

善子「ひゃぁ!な、なんなの!?」

千歌「えへへ、かき氷だよ♡」

善子「あ…ありがと」

千歌「善子ちゃん、たしかイチゴ好きだったよね?」

善子「あれ、私言ったっけ?」

千歌「あれ、前に言ってたよね?真紅の実がどうのこうのって――」

善子「…覚えててくれたんだ」

千歌「まーねっ♪ん~、ちめたっ♡」
 
10: 2017/08/17(木) 23:26:09.94 ID:UiwknUq1.net
千歌「それにさ、メンバーの好き嫌いくらいは覚えとかないと!」

善子「…へぇ」

千歌「なに?」

善子「なんでもないわ」

千歌「そっか」

善子「そうよ。…ん、おいし……かき氷、久しぶりに食べたかも」

千歌「千歌はいつでも食べられるよ~♪」

善子「毎日暑いし羨ましいわね~…」

千歌「えへへ、毎日食べにくる?」

善子「…考えとくわ」

千歌「待ってるよ♪」
 
12: 2017/08/17(木) 23:28:21.48 ID:UiwknUq1.net
千歌「善子ちゃん、イチゴちょっとちょ~だい♪」

善子「フフン、いいわよ♪」

千歌「代わりに千歌の特性みかんかき氷も…あ、みかんは苦手なんだっけ」

善子「そんなことまで憶えてたの?」

千歌「だって、すっっごく残念だったの覚えてるもん~!」

善子「へ?」

千歌「善子ちゃんにみかん美味しいよ~って言ったら、断られちゃった時の話!」

善子「…あぁ、こないだ雨降ってた時?」

千歌「そうそう!なぁんだ、善子ちゃんも憶えてるじゃん♡」

善子「振りつけ練習で傘が壊れた時ね」

千歌「…ご、ごめんってば~!」

善子「いいわよ、全然気にしてないから。あの時はむしろ、私の堕天使力が―――」

千歌「あ、いらっしゃいませー!」

善子「最後まで聞きなさいよ!」

善子「んもー!こちらのお席にどうぞー!!」
 
13: 2017/08/17(木) 23:35:15.24 ID:UiwknUq1.net
善子「やっとおわった…」

千歌「お疲れさま~!」

善子「…はぁ、もう…つかれた……」

千歌「ありがとう、善子ちゃん!おかげで助かったよ~!」

善子「か、感謝なさい…よ、ヨハネの、翼も、折れてしまうわ…」

千歌「いつも果南ちゃんが手伝ってくれてたんだけどね~」

千歌「今日はダイビングショップの方も忙しかったみたいで」

善子「あぁ…それで返信が無かったのね…」

千歌「そうだ、善子ちゃん!」

善子「な、なによ…まだ何か…」

千歌「これから夜ご飯…ここでバーベキューやるんだけど、食べていかない?」

善子「…え、でも」

千歌「っていうか、お給料も大した額出ないし、食べてきなよ!」

善子「じ、じゃあ―――お言葉に甘えて」

千歌「やったぁ♡」
 
15: 2017/08/17(木) 23:43:51.78 ID:UiwknUq1.net
千歌「お姉ちゃんたちが準備してくれるみたいだし、千歌たちはちょっと休憩だね!」

善子「手伝わなくていいの?」

千歌「んも~、もうお手伝いは終わりだよ?ここから善子ちゃんはお客様!」

千歌「ようこそおいでくださいました」フカブカ

善子「へぇっ!?」

千歌「えへへ。どうどう?いつもこんな感じでお客様をお迎えするんだ~」

善子「…ふぅん」

千歌「どうどう?」

善子「…かっこいい、かも」

千歌「へ?」

善子「あ、いや―――いつも千歌ちゃんって曜ちゃんとかマリーと一緒にはしゃいでるイメージばっかりだったし」

善子「今日の海の家でもしっかりしてたし―――先輩っぽくて、意外とカッコイイかもって」

千歌「…や、やだなー!善子ちゃんってば、照れるでしょ~!」バシバシ

善子「い、いたたた」

千歌「あーそだ、μ`sのライブでも見よ!今度のライブの勉強になるかもだし」

善子「…はいはい」
 
16: 2017/08/17(木) 23:52:22.07 ID:UiwknUq1.net
善子「…この曲とダンス、すごくいいわね」

千歌「だよねっ!こういうカッコイイ系の曲、Aqoursもやってみたいよね~!」

善子「…フフ、やるならこの堕天使ヨハネの力、存分に貸してあげるわよ」

千歌「ほんと~!?じゃあダークな雰囲気の曲でも作っちゃおうか」

千歌「意外と梨子ちゃんとかもノリノリで作ってくれそうだよね~」

善子「梨子ちゃん、ギルキスのライブとかノリノリだからね」

千歌「だよね~!やっぱり東京の子なんだなぁって思うよ~」

善子「それって東京関係ある?」
 
17: 2017/08/17(木) 23:56:31.28 ID:UiwknUq1.net
善子「…そういえば、千歌ちゃん」

千歌「どしたの?」

善子「…どうして、私のこと誘ってくれたの?」

千歌「え?」

善子「…スクールアイドル」

千歌「ちょっと、どうしたの突然?」

善子「μ`sの眩しさと太陽の暑さに当てられて――」

善子「堕天使ヨハネも少し疲れちゃったのかも?なんて…」

善子「……なんとなく、聞きたいなって」

千歌「…ん~、なんでだろ?わかんない」

善子「わかんない…って」

千歌「ビビっと来たから!…じゃ、ダメ?」

善子「ビビっと…ねぇ」
 
18: 2017/08/17(木) 23:59:39.24 ID:UiwknUq1.net
千歌「そりゃ最初は酷い事言われたし―――」


善子『どうせ内浦でスクールアイドルって言ったって――見てくれる人も全然いないんじゃない?』

千歌『あ、あの――でも、千歌は浦女を――』


善子「…ご、ごめんなさい」

千歌「い、いやいや!気にしてないよ!ミステリアスな新入生って感じでキマってたし」

善子「ホント?!」

千歌「う、うん…」

善子「…ククク……さ、続けて?」

千歌「あ、はい」


千歌「でもさ――やっぱり善子ちゃん可愛かったし、かっこよかったし」

千歌「これはもう、運命だ~~~!!って思った!それだけっ!」

善子「…そっか」
 
19: 2017/08/18(金) 00:01:29.15 ID:EEpL/u3O.net
千歌「逆に、善子ちゃんはなんで入ってくれたの?」

善子「え?」

千歌「Aqours!」

善子「…なんでだろ?わかんない」

千歌「あは、善子ちゃんもわかんないんだ」

善子「…この堕天使ヨハネが大きく成長し、魔界に羽ばたくには丁度いい舞台だったし」

善子「退屈な浦女生活を覆すいい機会だったから…」

善子「最初はそんな感じだったわ」

千歌「…じゃあ、今は?」

善子「…ちょっと、恥ずかしいから…これ、秘密よ?誰にも言わないでね?」

千歌「うんうんっ、絶対言わない」

善子「…輝きたいって、思った」
 
20: 2017/08/18(金) 00:04:20.28 ID:EEpL/u3O.net
善子「この街って本当に何もなくて」

善子「あるのって言えば空と雲と太陽と山、それに海くらいだと思ってた。けど―――」

善子「――私たちがいる。千歌ちゃんが居て、Aqoursの皆が居て」

善子「そんな景色が、大好きになったのよ。私」

善子「だから、Aqoursのみんなと―――千歌さんたちと、輝きたいって思ってる」

千歌「…善子ちゃん」

善子「…今は、そんな感じ♪」

千歌「善子ちゃ~~~~ん!!」ギュッ

善子「ひゃあ!」

千歌「チカ、モ~レツに感動してます!!」

善子「そ、そう…」

千歌「善子ちゃん!」

善子「なに?」

千歌「…絶対、輝こうね!」

善子「…もちろん!」
 
22: 2017/08/18(金) 00:07:24.89 ID:EEpL/u3O.net
善子「おいひぃ~~~♡」

千歌「どうどう?おいしいでしょ!」

善子「うんっ!!」

千歌「えへへ♡こんなに喜んでもらえると、こっちまで嬉しいよ~~!!」

善子「幸せ♡」

千歌「そうだっ、ねえねえ善子ちゃん!写真撮らない?」

善子「写真?」

千歌「せっかくの二人きりだしさ!皆に自慢しちゃおーよ!」

善子「…ふふっ、いいわよ♪」

千歌「お母さん、写真撮ってー!」



「それじゃあいくわよ~」


千歌「海の家お手伝い終了記念と!」

善子「これからのAqoursに!」


「はい、チーズ!」


「「かんぱ~い!!」」
 
23: 2017/08/18(金) 00:09:20.37 ID:EEpL/u3O.net
おわり
G`s準拠にした意味はとくになかったですねスミマセン
 

引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1502978842/

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