1: (SIM) 2021/10/29(金) 20:14:11.01 ID:t8TiOemz
恋「むぅ……好きの二文字くらい言ってくれたっていいじゃないですか」
かのん「イヤだったらイヤなの」
恋「なんでですか」
かのん「なんでだっていいじゃん。恋ちゃんこそどうしてそんなに言って欲しいの?」
恋「だって……」
かのん「だって?」
恋「……かのんさん、あの時言ってくれましたよね。私と一緒に歌いたいって。私と一緒にスクールアイドルをやりたいって」
かのん「ん~……」
恋「絶対言いました!私はしっかり覚えているのですっ!!」
かのん「うんうん、それで?」
恋「それで……かのんさんは私の冷えきった心にも優しく手を差し伸べて下さって、私の心を虜にして……」
かのん「うん」
恋「……そっ、その後私は何も貰えていないんですっ!!私のことを落としたのだから、責任持って面倒見て下さい~っ!!////」ポカポカ
かのん「ん~……」
かのん「イヤだったらイヤなの」
恋「なんでですか」
かのん「なんでだっていいじゃん。恋ちゃんこそどうしてそんなに言って欲しいの?」
恋「だって……」
かのん「だって?」
恋「……かのんさん、あの時言ってくれましたよね。私と一緒に歌いたいって。私と一緒にスクールアイドルをやりたいって」
かのん「ん~……」
恋「絶対言いました!私はしっかり覚えているのですっ!!」
かのん「うんうん、それで?」
恋「それで……かのんさんは私の冷えきった心にも優しく手を差し伸べて下さって、私の心を虜にして……」
かのん「うん」
恋「……そっ、その後私は何も貰えていないんですっ!!私のことを落としたのだから、責任持って面倒見て下さい~っ!!////」ポカポカ
かのん「ん~……」
2: (SIM) 2021/10/29(金) 20:16:42.02 ID:t8TiOemz
恋「ううう~っ!!///かのんさんって絶対縁日で捕まえた金魚さんにエサをあげないで死なせちゃうタイプですよね!?///私のことなんだと思っているんですか!!?///」
かのん「マンマルにはちゃんと毎日エサあげてるよ。ありあがだけど」
恋「じゃあやっぱりかのんさんは世話をしていないじゃないですか!!」
かのん「ん~……」
恋「毎日私のお世話もちゃんとしてくださいっ!!毎日好きって言ってくれないと不安になっちゃいます~っ!!」
かのん「って言われてもなぁ~。別に言わなくったってちゃんと好きだよ、恋ちゃんのこと。それでよくない?」
恋「ダメですダメですダメですーっ!!かのんさんは恋愛経験も豊富そうですし、それで大丈夫なのかもしれませんが!!私はかのんさんとは違うのですーっ!!///」ポカポカ
かのん「じゃあ恋ちゃんにとって私は初恋の相手ってこと?」
恋「ふぇぇ!!?///」
かのん「さっき言ってたのって、そういう意味でいいんだよね?」
恋「ええっ!?えっと……はい、そう、です。ぅぅ……////」
かのん「ふ~ん」
恋「ぅぅぅ……////」ギュッ
かのん「……」
かのん「マンマルにはちゃんと毎日エサあげてるよ。ありあがだけど」
恋「じゃあやっぱりかのんさんは世話をしていないじゃないですか!!」
かのん「ん~……」
恋「毎日私のお世話もちゃんとしてくださいっ!!毎日好きって言ってくれないと不安になっちゃいます~っ!!」
かのん「って言われてもなぁ~。別に言わなくったってちゃんと好きだよ、恋ちゃんのこと。それでよくない?」
恋「ダメですダメですダメですーっ!!かのんさんは恋愛経験も豊富そうですし、それで大丈夫なのかもしれませんが!!私はかのんさんとは違うのですーっ!!///」ポカポカ
かのん「じゃあ恋ちゃんにとって私は初恋の相手ってこと?」
恋「ふぇぇ!!?///」
かのん「さっき言ってたのって、そういう意味でいいんだよね?」
恋「ええっ!?えっと……はい、そう、です。ぅぅ……////」
かのん「ふ~ん」
恋「ぅぅぅ……////」ギュッ
かのん「……」
4: (SIM) 2021/10/29(金) 20:18:07.96 ID:t8TiOemz
恋「っ……///」カァァッ
かのん「うん、わかった」
恋「わかったならさっさと好きって言ってください。身近な人にもきちんと感謝を伝えることが大切だと、亡くなったお母様も
かのん「じゃあまず恋ちゃんが好きって言ってよ」
恋「えっ?」
かのん「好きって言って欲しいならさ、まず自分から言わないと不公平じゃない?」
恋「はぁ……わかりました」
恋(深く息を吸って、吐いて……)
かのん「……」
恋「好き」
恋「は、はいっ!言いました!!///私の分はこれで
かのん「ダメ」
恋「うぇぇっ!?///」
かのん「うん、わかった」
恋「わかったならさっさと好きって言ってください。身近な人にもきちんと感謝を伝えることが大切だと、亡くなったお母様も
かのん「じゃあまず恋ちゃんが好きって言ってよ」
恋「えっ?」
かのん「好きって言って欲しいならさ、まず自分から言わないと不公平じゃない?」
恋「はぁ……わかりました」
恋(深く息を吸って、吐いて……)
かのん「……」
恋「好き」
恋「は、はいっ!言いました!!///私の分はこれで
かのん「ダメ」
恋「うぇぇっ!?///」
5: (SIM) 2021/10/29(金) 20:19:39.36 ID:t8TiOemz
かのん「ちゃんと『好きだよ、かのん』くらいカッコつけたセリフ言ってよ。もっとカッコよく、さ」
恋「わ、わかりました。えっと……す、好きです、かのんさん……////」モジモジ
かのん「……」
恋「……はいっ!///今度はかのんさんの番で
かのん「ダメに決まってんじゃん」
恋「えぇぇ!?///」
かのん「『です』じゃなくて言い切りは『だよ』だよ。それと名前を呼ぶときも呼び捨てにして大丈夫だから」
恋「でっ、ですが、その……この口調は、癖みたいなものなので……///」
かのん「じゃあ一生恋ちゃんに好きって言ってあげない」
恋「えぇぇぇ!?///」
かのん「だって恋ちゃんが私のお願い聞いてくれないのなら、私も恋ちゃんのお願い聞く必要ないよね?」
恋「それは……///」
かのん「……」
恋「うぅぅ……///」
かのん「……言ってくれないんだ。私にはさんざん求めるくせに」
恋「言いますっ!!ちゃんと言いますから急かさないでください~っ!!////」
恋「わ、わかりました。えっと……す、好きです、かのんさん……////」モジモジ
かのん「……」
恋「……はいっ!///今度はかのんさんの番で
かのん「ダメに決まってんじゃん」
恋「えぇぇ!?///」
かのん「『です』じゃなくて言い切りは『だよ』だよ。それと名前を呼ぶときも呼び捨てにして大丈夫だから」
恋「でっ、ですが、その……この口調は、癖みたいなものなので……///」
かのん「じゃあ一生恋ちゃんに好きって言ってあげない」
恋「えぇぇぇ!?///」
かのん「だって恋ちゃんが私のお願い聞いてくれないのなら、私も恋ちゃんのお願い聞く必要ないよね?」
恋「それは……///」
かのん「……」
恋「うぅぅ……///」
かのん「……言ってくれないんだ。私にはさんざん求めるくせに」
恋「言いますっ!!ちゃんと言いますから急かさないでください~っ!!////」
6: (SIM) 2021/10/29(金) 20:21:48.58 ID:t8TiOemz
恋「えっと……///」
かのん「……」
恋「はわわわ……///」
かのん「はぁ……さ~ん、に~」
恋「わあああっ!!?///決めますっ!!ちゃんと覚悟を決めます~っ!!////」
かのん「はい、それじゃあどーぞ!」
恋「っ……///すっ、すき、っだよ。かのん………さん////」
かのん「……」
恋「~~っ!!////は、はいっ!!これが私のせいいっぱいですっ!!これ以上は無理です~っ!!////」ポカポカ
かのん「ふ~ん……」
恋「はぁっ、はぁっ……///も、もういいじゃないですか!!そろそろ私に好きって
かのん「ねえ、恋ちゃんってさ。ほんとに私のこと好きなの?」
恋「ふぇっ!?////」
かのん「……」
恋「はわわわ……///」
かのん「はぁ……さ~ん、に~」
恋「わあああっ!!?///決めますっ!!ちゃんと覚悟を決めます~っ!!////」
かのん「はい、それじゃあどーぞ!」
恋「っ……///すっ、すき、っだよ。かのん………さん////」
かのん「……」
恋「~~っ!!////は、はいっ!!これが私のせいいっぱいですっ!!これ以上は無理です~っ!!////」ポカポカ
かのん「ふ~ん……」
恋「はぁっ、はぁっ……///も、もういいじゃないですか!!そろそろ私に好きって
かのん「ねえ、恋ちゃんってさ。ほんとに私のこと好きなの?」
恋「ふぇっ!?////」
7: (SIM) 2021/10/29(金) 20:23:29.16 ID:t8TiOemz
かのん「だってさっきから好きっていう時にやけに私から目を逸らそうとしてない?」
恋「恥ずかしいのですから当然です!!///」
かのん「ふーん、恥ずかしいんだ」
恋「ふぇぇ!?///」
かのん「私に好きって言うの恥ずかしいんだ。恋ちゃん」
恋「うぅぅ……///だ、だって!!こんなセリフ普段は口にもしないですし!!///」
かのん「でも私には好きって言わせて来ようとするんだね。ふーん」
恋「っ……///」
かのん「ふーん……」
恋「そっ、そんな目で見ないでくださいっ!!罪悪感を感じてしまいますっ!!///」
かのん「……」
恋「ぅぅぅ……///」
かのん「……恋ちゃんってさ、意外と意地悪だよね」
恋「かっ、かのんさんだけには言われたくありませんっ!!////」
恋「恥ずかしいのですから当然です!!///」
かのん「ふーん、恥ずかしいんだ」
恋「ふぇぇ!?///」
かのん「私に好きって言うの恥ずかしいんだ。恋ちゃん」
恋「うぅぅ……///だ、だって!!こんなセリフ普段は口にもしないですし!!///」
かのん「でも私には好きって言わせて来ようとするんだね。ふーん」
恋「っ……///」
かのん「ふーん……」
恋「そっ、そんな目で見ないでくださいっ!!罪悪感を感じてしまいますっ!!///」
かのん「……」
恋「ぅぅぅ……///」
かのん「……恋ちゃんってさ、意外と意地悪だよね」
恋「かっ、かのんさんだけには言われたくありませんっ!!////」
9: (SIM) 2021/10/29(金) 20:25:26.21 ID:t8TiOemz
恋「かのんさんの方が絶対に意地悪です!!///私のことをなんだと思っているのですか!?私の反応を見て楽しんでいますよね!?///」
かのん「ん~」
恋「むうう~っ!!////」
かのん「別に、そういうわけじゃないけど」
恋「けど?」
かのん「じゃあさ、恋ちゃんさ、私の好きなところ10個挙げてみてよ。そしたら私も好きって言ってあげる」
恋「ほ、本当ですか!?ですが、急にそのようなことを言われても……///」
かのん「……」
恋「ぅぅぅ……////」
かのん「……ふーん。やっぱり私のこと好きじゃないんだ、恋ちゃんって」
恋「わあああっ!!///言いますっ!!言いますから私に意地悪しないでください~っ!!///」
かのん「ん~」
恋「むうう~っ!!////」
かのん「別に、そういうわけじゃないけど」
恋「けど?」
かのん「じゃあさ、恋ちゃんさ、私の好きなところ10個挙げてみてよ。そしたら私も好きって言ってあげる」
恋「ほ、本当ですか!?ですが、急にそのようなことを言われても……///」
かのん「……」
恋「ぅぅぅ……////」
かのん「……ふーん。やっぱり私のこと好きじゃないんだ、恋ちゃんって」
恋「わあああっ!!///言いますっ!!言いますから私に意地悪しないでください~っ!!///」
10: (SIM) 2021/10/29(金) 20:26:25.08 ID:t8TiOemz
恋「えっと……」
かのん「うん」
恋「その……///」モジモジ
かのん「もしかして一つもないの?」
恋「ありますっ!あるけど言うのが恥ずかしいのですっ!!///」
かのん「じゃあ言ってよ」
恋「ふぇぇ、えっと……や、優しい、とか////」
かのん「うん。それで?」
恋「それで……///」
かのん「あと9個だね」
恋「ふぇぇ……///」
かのん「あ、言い忘れてたけどあと一分以内ね」
恋「ええっ!?///き、聞いてないですっ!!////」
かのん「でも私のこと好きなら好きなところくらいぱっぱと出てくるはずじゃん」
恋「それは、そう、かも、ですが……////」
かのん「……」
恋「うぅぅ……////」
かのん「うん」
恋「その……///」モジモジ
かのん「もしかして一つもないの?」
恋「ありますっ!あるけど言うのが恥ずかしいのですっ!!///」
かのん「じゃあ言ってよ」
恋「ふぇぇ、えっと……や、優しい、とか////」
かのん「うん。それで?」
恋「それで……///」
かのん「あと9個だね」
恋「ふぇぇ……///」
かのん「あ、言い忘れてたけどあと一分以内ね」
恋「ええっ!?///き、聞いてないですっ!!////」
かのん「でも私のこと好きなら好きなところくらいぱっぱと出てくるはずじゃん」
恋「それは、そう、かも、ですが……////」
かのん「……」
恋「うぅぅ……////」
11: (SIM) 2021/10/29(金) 20:27:47.16 ID:t8TiOemz
かのん「ちくたく、ちくたく……」
恋「あゎゎ……////」
かのん「……」
恋「っ……///お、思いやりがあるところ、とか……///」
かのん「それは優しいと一緒だよね」
恋「ふぇぇ、じゃあ……////えっと、かのんさんと一緒にいると、心がぽかぽかしてきます。ぅぅ……////」
かのん「それも優しいに似てるからダメ」
恋「うぇぇ!?///そんなぁ……」
かのん「……」
恋「ぅぅ……///」
かのん「……はい、時間切れ!」
恋「ふぇぇ!?////」
恋「あゎゎ……////」
かのん「……」
恋「っ……///お、思いやりがあるところ、とか……///」
かのん「それは優しいと一緒だよね」
恋「ふぇぇ、じゃあ……////えっと、かのんさんと一緒にいると、心がぽかぽかしてきます。ぅぅ……////」
かのん「それも優しいに似てるからダメ」
恋「うぇぇ!?///そんなぁ……」
かのん「……」
恋「ぅぅ……///」
かのん「……はい、時間切れ!」
恋「ふぇぇ!?////」
12: (SIM) 2021/10/29(金) 20:29:07.49 ID:t8TiOemz
かのん「ざんねーん!好きって言ってもらえるのはまた次の機会になるみたいだね」
恋「そんなぁ……ってどうしてそうなるのですかーっ!!意地悪しないで私の心も慰めてください~っ!!////」
かのん「えぇ~?」
恋「こっちはすっごく恥ずかしかったんです~っ!!///」
かのん「それは恋ちゃんが勝手にやってただけじゃん」
恋「違いますっ!!全部かのんさんが
かのん「好き」
恋「うぇぇっ!?///」
かのん「はい、終わり!これで文句ないよね!」
恋「あわわわわ……!!!///」
恋「そんなぁ……ってどうしてそうなるのですかーっ!!意地悪しないで私の心も慰めてください~っ!!////」
かのん「えぇ~?」
恋「こっちはすっごく恥ずかしかったんです~っ!!///」
かのん「それは恋ちゃんが勝手にやってただけじゃん」
恋「違いますっ!!全部かのんさんが
かのん「好き」
恋「うぇぇっ!?///」
かのん「はい、終わり!これで文句ないよね!」
恋「あわわわわ……!!!///」
13: (SIM) 2021/10/29(金) 20:31:06.81 ID:L71k/PZe
かのん「さてと。恋ちゃん、そろそろ練習行こっ?」
恋「~~っ///……ってダメです~っ!!///ダメに決まっているじゃないですか!!かのんさんだけズルすぎます~っ!!///」
かのん「えっ?」
恋「ズルいですズルいですずるいですっ!!///私はあんなに恥ずかしい思いをさせられたのに!!///かのんさんも同じ気持ちになってくれなきゃ不公平ですーっ!!///」
かのん「でもちゃんと好きって言葉は言ったじゃん」
恋「不意打ちなんて卑怯ですっ!!///ちゃんと予告をしてくださいっ!!ついでに私の名前も呼んで下さい~っ!!///」
かのん「えぇ~?」
恋「むぅぅぅ……!!!///」
かのん「はぁ……ほ~ら、そろそろ練習行かないと日が暮れちゃう
恋「あっ!待って下さい!」
グイッ!!
かのん「きゃっ!」
恋「わあっ!?///」
ドシーン!!!!
恋「いたたたた……」
かのん「……」
恋「……ご、ごめんなさい!!私、つい強く手を引きすぎてしまって
かのん「ねえ、どいてよ」
恋「えっ?」
かのん「恋ちゃんが上に乗っかられてると動けないんだけど」
恋「あっ……」
かのん「……」
恋「……」
恋「~~っ///……ってダメです~っ!!///ダメに決まっているじゃないですか!!かのんさんだけズルすぎます~っ!!///」
かのん「えっ?」
恋「ズルいですズルいですずるいですっ!!///私はあんなに恥ずかしい思いをさせられたのに!!///かのんさんも同じ気持ちになってくれなきゃ不公平ですーっ!!///」
かのん「でもちゃんと好きって言葉は言ったじゃん」
恋「不意打ちなんて卑怯ですっ!!///ちゃんと予告をしてくださいっ!!ついでに私の名前も呼んで下さい~っ!!///」
かのん「えぇ~?」
恋「むぅぅぅ……!!!///」
かのん「はぁ……ほ~ら、そろそろ練習行かないと日が暮れちゃう
恋「あっ!待って下さい!」
グイッ!!
かのん「きゃっ!」
恋「わあっ!?///」
ドシーン!!!!
恋「いたたたた……」
かのん「……」
恋「……ご、ごめんなさい!!私、つい強く手を引きすぎてしまって
かのん「ねえ、どいてよ」
恋「えっ?」
かのん「恋ちゃんが上に乗っかられてると動けないんだけど」
恋「あっ……」
かのん「……」
恋「……」
14: (SIM) 2021/10/29(金) 20:33:22.64 ID:L71k/PZe
恋「……」
恋(私がかのんさんを引っ張った反動で二人ともバランスを崩してしまい、そのまま重なり合うように床の上に倒れ込んでしまいました)
恋(私の頬の三センチメートルほど横には、かのんさんの顔があります。腕をついた位置が悪かったのか、私の手のひらが、ちょうどかのんさんの上腕を床に押し付けていて……)
恋「……」
かのん「……///」
恋「……かのんさん」
かのん「なに?」
恋「ひょっとして……ドキドキ、していますか?」
かのん「へっ?///」
恋「いえ、顔が少し赤く見えるので、もしかしたらそうじゃないかと思って……」
かのん「っ……///」
恋「……」
かのん「……れ、恋ちゃんだけには言われたくないもん。恋ちゃんもお顔真っ赤だし///」
恋「はい。私は先程からずーっと、心臓が爆発してしまいそうな思いです」
かのん「ふぇっ!?///」
恋「もしかしたら、かのんさんも……私と同じ気持ちではないのですか?」
かのん「っ……////」
恋「……」
恋(私がかのんさんを引っ張った反動で二人ともバランスを崩してしまい、そのまま重なり合うように床の上に倒れ込んでしまいました)
恋(私の頬の三センチメートルほど横には、かのんさんの顔があります。腕をついた位置が悪かったのか、私の手のひらが、ちょうどかのんさんの上腕を床に押し付けていて……)
恋「……」
かのん「……///」
恋「……かのんさん」
かのん「なに?」
恋「ひょっとして……ドキドキ、していますか?」
かのん「へっ?///」
恋「いえ、顔が少し赤く見えるので、もしかしたらそうじゃないかと思って……」
かのん「っ……///」
恋「……」
かのん「……れ、恋ちゃんだけには言われたくないもん。恋ちゃんもお顔真っ赤だし///」
恋「はい。私は先程からずーっと、心臓が爆発してしまいそうな思いです」
かのん「ふぇっ!?///」
恋「もしかしたら、かのんさんも……私と同じ気持ちではないのですか?」
かのん「っ……////」
恋「……」
15: (SIM) 2021/10/29(金) 20:35:32.14 ID:L71k/PZe
恋「……」
かのん「っ……///」
ふーっ♡ふーっ♡
かのん(ぅぅ、恋ちゃんの息、私の耳まで届いてくる……////)
恋「……」
かのん「……ち、違うもん。ドキドキなんてしてないもん」
恋「本当ですか?」
かのん「本当だよ」
恋「そうですか……」シュン
はぁ…
かのん(うぅぅ……///)ドキドキ
恋(ふぇぇ……///)ドキドキ
かのん「っ……///」
ふーっ♡ふーっ♡
かのん(ぅぅ、恋ちゃんの息、私の耳まで届いてくる……////)
恋「……」
かのん「……ち、違うもん。ドキドキなんてしてないもん」
恋「本当ですか?」
かのん「本当だよ」
恋「そうですか……」シュン
はぁ…
かのん(うぅぅ……///)ドキドキ
恋(ふぇぇ……///)ドキドキ
17: (SIM) 2021/10/29(金) 20:37:46.76 ID:L71k/PZe
ジーッ
かのん「……///」ドキドキ
恋「……///」ドキドキ
かのん(恋ちゃん……///)
恋(はゎゎ、かのんさん……///)
かのん「っ……///」カァァッ
恋(うぅぅ……///)
かのん「……好き」
恋「ふぇっ!?////」
かのん「好きだよ、恋ちゃん」
恋「え、えっと、その……////」
かのん「だからさ、シよっ?」
恋「ふぇぇ!?///」
かのん「ほら、ここ」トントン
恋「ひゃぅぅ!?////」
恋(もしかしてちゅーをですか!!?////)
かのん「……」
恋「はわわわわ……/////」
かのん「んっ」ピトッ
恋「~~っ!!?////」
恋(はわわわ!!?////やってしまってはダメですっ!!それだけは絶対にダメです~っ!!///)
恋(だってぇ!!///これを越えたら、もうっ!!戻れなく、なってしまう……///)
かのん「んっ///」
恋「っ……/////」
恋(うぅぅぅぅ……////)プルプル
………
……
…
すみれ「はいストーップ」
れんかの「わあああああっ!!!?/////」
かのん「……///」ドキドキ
恋「……///」ドキドキ
かのん(恋ちゃん……///)
恋(はゎゎ、かのんさん……///)
かのん「っ……///」カァァッ
恋(うぅぅ……///)
かのん「……好き」
恋「ふぇっ!?////」
かのん「好きだよ、恋ちゃん」
恋「え、えっと、その……////」
かのん「だからさ、シよっ?」
恋「ふぇぇ!?///」
かのん「ほら、ここ」トントン
恋「ひゃぅぅ!?////」
恋(もしかしてちゅーをですか!!?////)
かのん「……」
恋「はわわわわ……/////」
かのん「んっ」ピトッ
恋「~~っ!!?////」
恋(はわわわ!!?////やってしまってはダメですっ!!それだけは絶対にダメです~っ!!///)
恋(だってぇ!!///これを越えたら、もうっ!!戻れなく、なってしまう……///)
かのん「んっ///」
恋「っ……/////」
恋(うぅぅぅぅ……////)プルプル
………
……
…
すみれ「はいストーップ」
れんかの「わあああああっ!!!?/////」
18: (SIM) 2021/10/29(金) 20:38:50.61 ID:L71k/PZe
かのん「すみれちゃん!!?////」
恋「いつからそこに!!?///」
千砂都「ん~、好きがどーたらってところくらい?」
すみれ「結構最初からずーっといたわよ。って言うか部室でなんてことしようとしてるのよ」
可可「エ はこの板のローカルルールで禁止されているはずデス」
千砂都「けど初々しくて割と良かったんじゃないかな?純愛っぽくて」
可可「でも可可はリア充だけは絶対に許せマセン」
恋「えっ、え とか言わないでくださいっ!!///恥ずかしいです~っ!!////」
すみれ「でも意外ね。かのんの方からグイグイ攻めるなんてね」
可可「ステージで緊張して歌えなかった子だとは到底思えマセン」
千砂都「まあかのんちゃんって昔からずーっと〇乱だったもんね~。ね~っ?」
かのん「だからーっ!!他人のこと〇乱だとか言わないでってばぁ~!!////」
このあとめちゃくちゃいじられた
恋「いつからそこに!!?///」
千砂都「ん~、好きがどーたらってところくらい?」
すみれ「結構最初からずーっといたわよ。って言うか部室でなんてことしようとしてるのよ」
可可「エ はこの板のローカルルールで禁止されているはずデス」
千砂都「けど初々しくて割と良かったんじゃないかな?純愛っぽくて」
可可「でも可可はリア充だけは絶対に許せマセン」
恋「えっ、え とか言わないでくださいっ!!///恥ずかしいです~っ!!////」
すみれ「でも意外ね。かのんの方からグイグイ攻めるなんてね」
可可「ステージで緊張して歌えなかった子だとは到底思えマセン」
千砂都「まあかのんちゃんって昔からずーっと〇乱だったもんね~。ね~っ?」
かのん「だからーっ!!他人のこと〇乱だとか言わないでってばぁ~!!////」
このあとめちゃくちゃいじられた
19: (SIM) 2021/10/29(金) 20:39:53.95 ID:L71k/PZe
終わりです。お読み頂きありがとうございました。
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1635506051/