【短編SS】絵里「海未って将来働きたい？」

海未「え？それはもちろん……」

絵里「あ、就職どうこうじゃなくて結婚してからよ？」

海未「結婚……結婚、ですか。そうですね……夫が強く望むのでなければ、そのまま働きたいです」

絵里「子供が家で待ってるのよ？」

海未「ぅ、それは……悪いとは思いますが。きっと私は動かなければダメな性分なので」

海未「母親としては失格ですね、私の母がどれだけ私たちのことを思っていたのかがわかります」

絵里「……んー、じゃあ私が嫁でいいわ」

海未「は？」

絵里「海未が毎日朝ごはんにお味噌汁とお魚を出してくれるのもいいって思ったけれど、私があたたかいボルシチを作って冷え性なあなたの体を支えるのもいいわよね」

海未「あ、あの、何の話を……」

絵里「婚姻届よ。海未の印鑑も出して♡」

私こういうのすき！！！！

私もすき！

私も！

ポニテがぶら下がりまくってんなこのスレ

海未「まあ婚姻届は置くとして……」

絵里「えっ」

海未「働きたいというのは絵里の方が強いのでは？私とあなたは思考が少し似ているようですし、生徒会の仕事だって自分から率先して行っていますから」

絵里「バレちゃった？実は夢……ってほどじゃないけど、働くならこうしたいっていうのはあるの」

絵里「せっかく2ヶ国語喋れるのだし、そういうのが活かせる職業に就いてみたいわね。欲を言うなら外交官とか」

海未「外交官……絵里なら似合いそうです。黒いスーツをきて髪を振り乱して飛行機に乗り……あっ」

絵里「うん？」

ぎゅっ

絵里「！？///ど、どうしたの海未！？」

海未「……海外になんて行っちゃだめです」

海未「私を、離さないでください……///｣ｳﾙｳﾙ

絵里「かっ」

絵里(かわいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃっ！！！！」

実はこういうのもすき！！！

実は私も♡

本当のことをいうと私も

海未「あっ、ごめんなさい……困らせてしまって｣ﾊﾟｯ

絵里「もっと抱きついて欲しかったのに(別に困ってなんていないわ)」

海未「あなたに離れて欲しくないという私のわがままで、絵里の夢を潰そうとするだなんて、最低ですよね」

絵里「え？海未、あなたなに言って……」

海未「私、やっぱりダメな恋人です」

絵里「っ！！どうしてそんなこと言うのよ！！別にそれくらい悪いことでもなんでもないわ、もっと自信を持って自分のことを主張しなさい！！」

海未「………っ」

絵里「……こっち見なさい、海未」

話が長くなってだれるから書けないけど拗らせ喧嘩すき！！！

すき！

私も！(緊急同調)

好きだよ(便乗)

凛も好きにゃ！！

好きィ！！

愛って素敵ね

こんなに読者のノリがいいSSは稀だな