【ラブライブ!】【12月の】希「重なる気持ちと、分かれ道」【メモリー】





SS
1:(みかん) 2021/10/22(金) 13:22:53.49 ID:hSwDdIzg
希「重なる気持ちと、分かれ道」

希絵里、真姫。海未凛、穂乃果メインのSSです
『八月のシンデレラナイン』のサブシナリオほぼそのままで。
漫画等の設定から穂乃果が元剣道部です


序盤スレ落ち防止まで手伝ってください



では

2:(みかん) 2021/10/22(金) 13:24:59.45 ID:hSwDdIzg
8月!!


ことり「ことりの鳴き声が夏を連れてきて」
 「ニュースはこの夏の最高気温を伝えています」

ことり「生徒会長の絢瀬絵里先輩が加わって、練習がますます本格的になり」
 「学校説明会を無事に大成功へと導いた私達だったけれど」



希「ふぅ」

ことり(更なる上達を目指す希先輩も熱心に練習をしていました)

穂乃果「希せんぱ~い。次の練習に移りますけど」

希「わかった。ウチはいつでもいいよ」



絵里「1、2、3、4、・、・、・。」

パンパンパン


絵里「そこまで。いったん休憩を入れるわ」

希「ふうぅ~」
 (ギリギリ。あとすこしでバランスを崩すところだった)

海未「お疲れ様です」

3:(みかん) 2021/10/22(金) 13:28:19.36 ID:hSwDdIzg
希「分かってはいたけど、スクールアイドルの練習がここまで体育会系だったとは」

海未「その分、希先輩の体幹はよくなってきているように思えます」
 「気がかりであったスタミナの面も問題はなさそうですし」

希「そうやね。絵里ちと一緒に、生徒会を雑用からこなしていたから」
 「~って、その絵里ちはどこへ?」

海未「言われてみれば居ませんね」

凛「絵里先輩だったら、さっき先生に呼ばれて」
 「なんとなく聞こえたけど、生徒会の用事だったみたいで」

海未「そうですか」
 「ありがとうございます。凛」

凛「……どうも」

4:(みかん) 2021/10/22(金) 13:30:13.28 ID:hSwDdIzg
希(なんとなくぎこちないな~。決して悪い事ではないんやけど)


タッタッタ
絵里「ごめんなさい。遅くなってしまって」

希「待ってたよ!絵里ち」

穂乃果「さぁて、練習再開だ~」

希「生徒会で何かあったん?」

絵里「そうね…。希にはあとで話すわ」

希(分かった)コクッ

6:(みかん) 2021/10/22(金) 13:37:55.07 ID:hSwDdIzg
海未「生徒会ですよね」
 「すみません。やはり、生徒会長とスクールアイドルの2つを両立するとなると」

花陽「そんな!」

絵里「いいのよ。海未、花陽」
 「忙しさを理解したうえで入部を決めたのは、私なのだから」

海未「ですが」

絵里「すこし、グラウンドを走ってくるわね」タッタ

穂乃果「あぁっ、、。行っちゃった」


希「絵里ちは本当に不器用やね」ふふっ
 「とりあえず、ウチも一緒に走りにいこか」

海未「よろしくお願いします」

希「遅くなってたら勝手に解散しておいてね~」

穂乃果「はい!」


タッター

8:(みかん) 2021/10/22(金) 13:52:11.61 ID:hSwDdIzg
絵里(廃校の撤回の正式決定か。。)ふぅ

希「ウチも一緒に走ろっか、絵里ち」

絵里「希?なんで…」

希「一人で走っている絵里ちを見たら寂しいんやないかと思ってなぁ」

絵里「からかわないでよ」もう

希「ゴメンゴメン」
 「それと、さっき言ってたやん『ウチにあとで話す』って」

絵里「あ、あぁ。。希は海未と凛についてどう思っているかしら?」
 (せっかく希がこの部に慣れてきたのだから言えない)

希「仲良くはできるみたいやけど、上手くはいってないのかも?」
 (あらら。ウチが想像していたのとは違うんやけれど)

9:(みかん) 2021/10/22(金) 13:54:02.06 ID:hSwDdIzg
絵里「メンバーの中で一番軽やかに動ける二人だから、スムーズな連携がとれるようになればいいのだけど」

希「なるほど。二人の様子で気になる事があればお互いに情報共有しておこ」
 「フォローが必要になってくるかもしれへんし」

絵里「それにしても、希は素晴らしいわ」

希「急にどうしたん?絵里ち」

絵里「アナタはいつも部の皆を気にかけている」
 「優しく、理想の上級生だと思うわ」

希「それ言うなら絵里ちだって」

絵里「無理ね」フンっ
 「エリチカは鬼教官だもの」

10:(みかん) 2021/10/22(金) 13:57:21.12 ID:hSwDdIzg
希「そんなふくれっ面してると。。久しぶりにウチがワシワシをせなあかんな~」ぐいぐい

絵里「ちょっと!希」


むにっ



絵里「アナタが皆の事を考えて動いたからこそ、今の彼女たちが居るのよ」
 「右も左も分からない穂乃果の事をここまで導いたのは希でしょう」

希「ウチは、ウチの望む通りにやっただけやん」
 「これからも、絵里ちと同じ方向を向いて頑張っていきたいって思ってしまうんは贅沢やろうか?」


絵里「このまま希と同じ道を進み続けたい気持ちは私も同じよ」ふっ
 (だけど。その道の先で、何かを捨てる事を求められてしまうのかもしれない・・・・・・)

11:(みかん) 2021/10/22(金) 14:06:30.69 ID:hSwDdIzg
数日後

バタン

穂乃果「みんな揃ってる~」
 「朗報だよ、朗報!!」


真姫「もう。いきなり部室に入って来て何なのよ」

ことり「実はね、私達に今年の夏まつりのステージへの出演依頼が来ちゃいました」

にこ「ことり、それホントなの!?」

ことり「うんっ。今はお母さんが話を纏めてくれています」

わあぁーー!



凛「なんだか本格的なお仕事みたいだにゃ~」

海未「現在の9人体制となって間もないですが」
 「『μ’s』をアピールするためには絶好の機会なので、この話を受けようと思っています」

13:(みかん) 2021/10/22(金) 14:17:33.87 ID:hSwDdIzg
花陽「あの。夏まつりってこの地域の?」

穂乃果「そうだよ!おそらく皆も行った事あるよね」

真姫「私は、、。」

にこ「???」ピコン
 「もしかして、真姫ちゃんはお嬢様だから~。地域のお祭りになんて」

真姫「ば、バカにしないで」///
 「夏祭りの一つや二つ、言った事あるわ…」

にこ「なんで語尾がしぼんでんの」
 「何か、よくない思い出があるとか?」

真姫「単純につまらなかっただけよ」クルクルッ

にこ「ふ~ん。へえぇ、そうなんだ」ニシッ

真姫「何よ。キモチワルイ」

にこ「ことり!当然自由時間は確保されているわよね」

14:(みかん) 2021/10/22(金) 14:19:19.16 ID:hSwDdIzg
ことり「まだはっきりとは言えないけれど、一通り見て回る時間はあると思う」

にこ「だったら。今年は、なるべく私達でひとかたまりになって行動しましょ」


真姫「ワタ。。誰も、そんな事まで頼んでない」///

穂乃果「それイイね!穂乃果は賛成」
 「綿あめ、焼きそば、たこ焼き・・・。楽しみだな~!」ジュル

海未「穂乃果。私達はスクールアイドルなのですから、食べすぎには注意しなければいけませんよ」フフフ



絵里(そろそろ潮時かしら?)

希「どうかしたん?そんな暗い顔して」

絵里「……」

希「お~い。絵里ち」ノノ

絵里「!?」
 「希、夏祭りのステージでも頑張りましょう」

希「皆はもう当日の見て回る順番について話してるんやけど・・・?」

15:(みかん) 2021/10/22(金) 14:20:52.55 ID:hSwDdIzg
絵里「見て回る??何を」

希「当日の空き時間を使って、『μ’s』の皆で夏祭りを見て回ろうって話」

絵里「そうだったの」
 「エリチカ。りんご飴だけは一番に確保したいわー!」

穂乃果「うわっ!?絵里先輩」

希(コレは。。もう絶対何か隠しとるやん)

16:(みかん) 2021/10/22(金) 14:23:43.09 ID:hSwDdIzg
数日後の生徒会室

ふあぁ

希「風が気持ちええなぁ~」
 「絵里ち、日差しがキツかったらカーテン閉めるけど」

絵里「大丈夫よ、希」
 「昼休みにまで手伝わせてしまってゴメンなさい」

希「いいんよ。今年は去年より書類が多くて当たり前なんやし」


希(なんでもない日常に聞こえる微かな鉛筆の音。居心地のよい時間が流れていく)
 (絵里ちと一緒に居る時間は沈黙が多くを占めるけど、言葉を交わさなくても温かさが伝わってくるのは何故だろうか)

17:(みかん) 2021/10/22(金) 14:26:24.65 ID:hSwDdIzg
絵里「希」

希「どうかした?」

絵里「凛と、海未についての事なのだけれど」


希「ウチは今日の部活後に凛ちゃんとお話してみようかな~って思っとるんよ」
 「どことなく海未ちゃんに対して、必要以上に固く構えていそうだから」

絵里「部活後に、凛とね」

希「もしかして、今日は練習が詰まっていたり?」

絵里「いえっ! 希が凛と話すのならば、私は海未と話してみようと考えていただけよ」

希「」じぃ

18:(みかん) 2021/10/22(金) 14:31:35.33 ID:hSwDdIzg
絵里「わ、私では力不足かしら…」//
 「ここは穂乃果達に任せてしまってもいいのだけれども」

希「絵里ちでいいんやない」ふふっ
 「絵里ちが言い出さんかったら。ウチが、海未ちゃんのほうを絵里ちに頼んでいたから」

絵里「えっ?」

希「こういうのってなんて言えばいいんやろか」
 「・・・・・・。相思相愛?」

19:(みかん) 2021/10/22(金) 14:37:13.59 ID:hSwDdIzg
絵里「えぇっと、その言い方は」///


希「嫌やった?」


絵里「イヤなわけないじゃない」ブンブン
 「少し照れてしまって。希は恥ずかしくないの?」

希「ウチは平気やな~」うぅん
 「ほら。ワシワシとかよくやってるから」

絵里「」//////

希「そこで絵里ちが赤くなるのはさすがに卑怯や」///

20:(みかん) 2021/10/22(金) 14:43:29.92 ID:hSwDdIzg
希サイド



帰り道

希「凛ちゃ~ん」ノノ
 「今日はウチと一緒に帰らない?」

凛「希先輩と、凛が?」

希「そっ。ついて来てくれたら凛ちゃんの大好きなラーメンを奢ってあげるから」

凛「えぇ~!!うどんじゃなくて?」

希「今日はラーメンさんや」
 「その代わり、ウチに美味しいお店を紹介してほしいんよ」

凛「なるほど、分かりました」

21:(みかん) 2021/10/22(金) 14:45:05.71 ID:hSwDdIzg
希「もう少し気楽でもいいからね。にこっち達にしてるみたいに」

凛「……!」
 「分かったニャ?」

希「そうそう。そんな感じで」

凛「えへへ」


花陽「ちょっとうらやましいかも」

希「花陽ちゃんも来る?」


花陽「私は、遠慮しておきます」

希「あらら」

22:(みかん) 2021/10/22(金) 14:55:35.09 ID:hSwDdIzg
ラーメン『天草』 音ノ木支店

凛「大将!いつものラーメン2つくださいな」

巨乳大将「分かったわ」
 「あらっ?今日は花陽さんとは一緒ではないのかしら」

凛「うん。かよちんと一緒じゃないよ」
 「今日はスクールアイドル部の先輩と来たにゃ」

大将「そうだったの」


希「はじめまして。東條希です」ボイっ

大将「はじめまして」ドッカン

凛(店主も大きいから、疎外感を感じる、、。)

23:(みかん) 2021/10/22(金) 14:58:39.56 ID:hSwDdIzg
ズルズル

凛「やっぱりここのラーメンは最高にゃ~」

希「確かに。すごく美味しいです」

店主「ありがとう」
 「知り合いが届けてくれる新鮮な海鮮から取った出汁が自慢なの」



ずるずる

希「なあなあ。凛ちゃん」

凛「どうかしたの、希先輩」

希「実は海未ちゃんについての事なんだけど。正直な気持ちを聞かせてもらっていい?」
 「凛ちゃんは海未ちゃんの事をどう思っているの」

24:(みかん) 2021/10/22(金) 15:00:26.80 ID:hSwDdIzg
凛「!!」
 「凄く、良い人だなって…思います。思っているニャ」

希「なるほど~。でも、ちょっと苦手だったりそういう気持ちもあるんかな?」

凛「はい」コクン
 「ゴメンなさい。誤魔化そうとしてました」


希「いいんよ。思ったままを言葉にしたほうが」
 「それよりも、今の気持ちに蓋をして閉じてしまう方が怖い事やん」

凛「凛ね。あんまり大きな声で怒られるのに慣れていなくて…」
 「睨まれているようで、少し怖いんです」

25:(みかん) 2021/10/22(金) 15:06:49.38 ID:hSwDdIzg
小休憩させてください
その間の捕手をお願いできますか?


最近のスレ落ち条件や規制条件を確認するのを忘れていたので
どなたか教えてくれたら助かります

26:(みかん) 2021/10/22(金) 15:40:02.60 ID:hSwDdIzg
希「そうやね~」
 「海未ちゃんはああ見えて少し堅い雰囲気を持っているし、怒る時はまるで鬼のようで」

凛「はい」

希「凛ちゃんがちょっと臆してしまう気持ちはよぉく分かる」うんうん

凛「でも、同じスクールアイドルのメンバーなのに怖いと思ってしまって」
 「本当にゴメンなさい!!」

希「別に謝る事でもなくて」
 「でもね、凛ちゃん。第一印象なんてアテにならないモンや」


希「ウチも、生徒会で、こういった経験をしたから分かるんよ」

凛「希先輩が…」
 (誰なんだろう?)


希「はじめはどこか堅苦しいって思った人がいる」コクン
 「テレビで見た女帝みたいに」

凛(なんだ、絵里先輩の事か~)

27:(みかん) 2021/10/22(金) 15:41:00.16 ID:hSwDdIzg
希「仲良くなれるか不安だったけど、自分から話してみたら全然違った」
 「甘えん坊で、かなりのポンコツで…。この人となら一緒に頑張れるって思えたんや!」

大将「」フフッ

希「今ではかけがえのないパートナー。そういうモノ」

凛「今の話って、絵里先輩のことかにゃ?」

希「あらま、バレてしもた…」
 「絵里ちには内緒でね。凛隊員」

凛「分かりました!希隊長」
 「希先輩と、絵里先輩っていつも仲良しでいいなぁ~って思ってたんです」

28:(みかん) 2021/10/22(金) 15:42:41.96 ID:hSwDdIzg
希「ウチは花陽ちゃんと凛ちゃんの関係性が羨ましいけど?」

凛「かよちんとは違います」
 「凛にも、互いに叱咤激励して高め合える友達が居たらな~って」

希「そっか。花陽ちゃんとは、それを通り越しての夫婦みたいなモノなのかも」

凛「照れるニャ」///

希「海未ちゃんの事に戻るけれど。思っているだけじゃなくて、自分で行動しないと」
 「ほんの少しの勇気で、一生のお友達になれるかもしれないからね」

凛「凛、海未ちゃんと話してみる!」
 「希先輩に話せて、本当によかったにゃ」

希「もし、何か困ったことがあったらいつでも話すんよ」

凛「希ちゃん。ありがとう!」

希「よく言えました」
 (相手を信じることができたら、きっと何かが変わってくれるはず)

29:(みかん) 2021/10/22(金) 15:48:41.71 ID:hSwDdIzg
(少しだけ時を遡り)絵里サイド



凛「わ、わわっ」フラフラ
 「にゃ!」

ドテンっ

ことり「大丈夫!?凛ちゃん」


海未「凛!アナタの練習には気合が足りません!!」


凛「魂ぃー」

海未「魂いぃーーっ!!」

凛「魂いぃーーっ!!」

花陽(ぴゃっ!?リンチャンガー)


・・・・・・
・・・
・・

30:(みかん) 2021/10/22(金) 15:51:25.85 ID:hSwDdIzg
絵里「海未、ちょっといいかしら?」

海未「絵里先輩、お疲れ様です!」

絵里「そこまで畏まらなくても」
 「今日、部活が終わった後に時間をもらえないかしら?」

海未「分かりました」

絵里「すこし話したい事があるのよ」
 「海未も色々と考えているようだから、聞きたい事もあって、、。どうかしら?」

海未「はい!よろしくお願いします」ペコ


凛「魂にゃーーっ!!」ブン!ブンブン

花陽「凛ちゃん!?」

31:(みかん) 2021/10/22(金) 15:55:04.85 ID:hSwDdIzg
海未「確かに、絵里先輩の言う通りです。凛との関係はよろしくないのかもしれません」
 「仲が悪いとかではなく。彼女とどう接すればいいのか……」

絵里「つまり、意思疎通に苦労しているのね」

海未「このような事で先輩の手を煩わせてしまって申し訳ございません」
 「凛は体力もありますから言えばついて来てくれるのですが、いつも他人に行動を任せていて」

絵里「海未や、穂乃果のように。はっきりと自分の主張を持てる人もいれば、それが苦手だと言う人も居るわ」

海未「それは。どちらかと言えば私も苦手なほうで」

絵里「いいえ。海未はしっかりと私に情熱を伝えてくれたわ」
 「海未がどんなことを考えているのか、凛へ素直に伝える事も大事よ」

海未(素直に伝える)

絵里「もちろん、凛を怖がらせないように気を付けるべきことはあるけど」
 「せっかく同じ部活の仲間になれたのだから。これをきっかけに仲良くなってほしいの」

海未「ふぅ」

絵里「海未?」

海未「スッキリしました」
 「絵里先輩、ありがとうございます!」

32:(みかん) 2021/10/22(金) 15:58:08.25 ID:hSwDdIzg
31
場所がヌケてました
中庭ぐらいの適当に離れた場所で

33:(みかん) 2021/10/22(金) 16:01:17.31 ID:hSwDdIzg
理事長「あら?海未さんに絢瀬さん」
 「なんだか珍しい組み合わせだけど、『μ’s』の相談かしら?」

海未「そうですね」

理事長「そういえば、絢瀬さん」
 「最近、スクールアイドル部で大活躍しているみたいね」

絵里「大活躍というほどの事は」

理事長「部の事でことりと軽く話をしたのだけれど」
 「あなたの話題となると、とてもはしゃいでいたわ」

絵里「私は、生徒会長としてやれる最善を尽くしただけで、。」

理事長「『経験者だけあって魅せ方がスゴい!』、『私もこのくらいできなくちゃ』って」

海未「そうなんです!」
 「絵里はカラダの柔らかさも、動きのしなやかさも最高で」

絵里「昔の積み重ねが今に生きているだけよ」

34:(みかん) 2021/10/22(金) 16:04:07.94 ID:hSwDdIzg
理事長「その調子でこれからも頑張って、と言いたいところなのだけれど」
 「これからの日程との調整はうまくできているかしら?」

海未「!?」

理事長「どちらも体力を使う事よ。無理はしていないかしら」

絵里「自己管理には気を配っているので問題はありません」

理事長「精神的な負担はどうかしら?色々と大変だったでしょう」
 「もし、絢瀬さんの負担になるのであればスクールアイドルに専念しても…」

海未「理事長。いえ、南さん」
 「それはエリ先輩に対して、とても配慮に欠けた発言であるような気が?」

理事長「海未さんがそう捉えても仕方がないわね」コホン
 「簡単に言えば、廃校撤回の最終調整に向けて動かないといけないの」

海未(!?つまり…)


絵里「私は最後までやり遂げます!」
 「せっかく穂乃果が、皆でここまで来たのだから」

35:(みかん) 2021/10/22(金) 16:09:10.59 ID:hSwDdIzg
それからの二人はというと・・・


海未「あっ!絵里、希」ノノ

絵里「こんにちは。海未」

凛「海未ちゃん、待ってほしいにゃ」タッタタ

希「凛ちゃんも」

凛「希先輩!」
 「凛達はこれからアルパカさんの所へ行くんだ~」

希「おやおや。花陽ちゃんはどうしたん?」

凛「かよちんだったら穂乃果ちゃん達とのユニット活動で」

海未「なので、花陽を奪ってしまった代わりに私が」

凛「うんうん」スリスリ

海未「凛。流石に先輩たちの前ですよ」

凛「え~」

36:(みかん) 2021/10/22(金) 16:12:21.71 ID:hSwDdIzg
絵里「かまわないわ。お互いに知っているのだから」

希「むしろ、二人の仲の良さをもっと見せてほしいくらいや」

海未「ですが」

凛「えっ~と、あったあった」シュッシュ
 「ほらほら。コレが海未ちゃんの家に泊めてもらった時の写真で」

絵里「寝間着姿の二人はとってもハラショーね」

海未「うぅ、恥ずかしいです」///

凛「夜は二人で手作りラーメンに挑戦してみたにゃ」

希「おお!」

海未「とても美味しかったです」
 「さすがに毎日となると問題ですが、毎日食べたくなる凛の気持ちがよく分かりました」

凛「海未ちゃんもすっかりラーメンの虜にゃ」

海未「はい!」
 「凛と一緒だと、新しい世界が見えてくる気がします」

37:(みかん) 2021/10/22(金) 16:15:11.93 ID:hSwDdIzg
希「よかった」

絵里「私達が動いた甲斐があったわね。希」

希(きっと、こうなる運命だったんよ)



凛「アルパカさんの事をすっかり忘れていたにゃ」

海未「すこし急ぎましょうか。凛」

凛「いっくにゃ~」

希「二人共、廊下は走ったらあかん~」

38:(みかん) 2021/10/22(金) 16:18:21.50 ID:hSwDdIzg
練習終わり 部室


希「絵里ち。わざわざ生徒会室まで呼び出してどうしたん?」

絵里「希、場所を変えてもらってわるいわね」ふぅ
 「実は……。しばらくの間、『μ’s』をお休みしようと考えているの」


希「!!??」

39:(みかん) 2021/10/22(金) 16:20:42.14 ID:hSwDdIzg
夏まつり

~~~♪(『Loveless world』)

絵里「見つめてよ・・・ 見つめないで・・・」

希「心が叫んでる」

海未凛「結ばれぬ運命に  引き裂かれる思い出」


全員「見つめてよ・・・ 見つめないで。。」
 「心が叫んでる」

絵里「さよならのkissして 悲しみの国へ」

全員「LOVELESS WORLD」





花陽(夏祭り。私達のパフォーマンスは大盛り上がりの中で幕を閉じました)
 (まだまだ知名度の低いスクールアイドルとしては大成功だったのではないでしょうか)

花陽(『ラブライブ』出場という夢のような目標へ。弾みがついたようにも感じます)
 (でも、、、、、。)

40:(みかん) 2021/10/22(金) 16:37:40.15 ID:hSwDdIzg
中庭

希「今日はここでお昼にしよ!」

絵里「そうね」
 「希、最近の皆はどう。しっかりと練習をこなしているかしら?」

希「うん!練習は海未ちゃん、凛ちゃんが先頭に立ってやっているんよ」

絵里(よかった)ふぅ
 「なにもかもを中途半端で投げ出してしまって、ゴメンなさい」

希「謝らんでもいいから。それが絵里ちの決断や!」

希「…」

絵里「……。」

希(夏祭りが終わり、絵里ちが練習に来なくなって。もう一週間になる)

41:(みかん) 2021/10/22(金) 16:48:10.41 ID:hSwDdIzg
希「夏まつり。。楽しかったね」
 「はじめての校外でのイベントなのに、あんなにも多くのお客さんがウチらを見に来てくれて…」

絵里「ええ。。最高の思い出になったわ!」

「・・・」

絵里(そのまま。私達はくちをつぐんでしまう)
 (いつも希と過ごす時間は心安らぐものだったのに、今は違う…)

希「・・・・・・」パクパク
 (聞きたい事があっても、聞けばすべてが壊れてしまいそうで)



希「あれから絵里ちが練習にこなくなったんは。。本当に」


絵里「もう、その届は理事長に渡しているから」


希「ウチも!!」

絵里「ダメよ!希」
 「3年生がにこだけでは頼りないもの」

42:(みかん) 2021/10/22(金) 16:49:27.35 ID:hSwDdIzg
希「確かに。にこっちだけやったら」

絵里(ゴメンなさい)

希「ウチは、絵里ちの決めたことなら尊重しないとあかんな~」


絵里「生徒会長として、学校廃校阻止を最後までやり遂げないと」

希(絵里ちはこういう人。だからこそウチは彼女の側が心地良いんや)
 (そんな彼女を引き止める術なんて!私には……)

43:(みかん) 2021/10/22(金) 16:51:00.12 ID:hSwDdIzg
絵里「でも、スクールアイドルとしての時間はとってもハラショーだったから」
 「名残惜しい気がするの」

希「本当の気持ちを話してくれてありがとう」
 「でも、時々気分転換に顔を出してもいいと思うんよ」

絵里「あの場所に。甘えていいのかしら?」

希(自分でも分かる苦しい言い訳)
 (それでもこのままやと絵里ちとの縁が切れてしまいそうで)

絵里「皆の練習の邪魔にはなりたくなくて」

希「そんな、ジャマやなんて。。」
 「今まで通りの事をするだけや」

絵里「そうね。皆がよければ、時々お邪魔させてもらおうかしら?」

希「絵里ちが来てあげた方が穂乃果ちゃん達も絶対に喜ぶんよ!もちろんウチも」
 (ウチのワガママのように聞こえないでほしい。そう願いながら)

・・・・・・・
・・・・・
・・・


44:(みかん) 2021/10/22(金) 17:12:22.53 ID:hSwDdIzg


希(今日の授業もこれで終わり)はぁ
 (なんだか気が重い、こんな気分で部活に行ってもいいんやろか。いっその事ウチも…)

穂乃果「やっほ~。希ちゃん」ノノ

希「穂乃果ちゃん?」

穂乃果「ほらほら練習始まっちゃうよ~」
 「なんなら穂乃果はここで、希ちゃんの着替えをじっくりと見ちゃうからね!」

希「ウチはここで着替えなアカンの!?」

真姫「まったく。穂乃果ったら無茶を言わないで…」
 「希が戸惑ってしまうじゃない」

希「真姫ちゃんまで、。ウチの事を迎えに来てくれたん?」

穂乃果「うんうん。真姫ちゃんが迎えに行こうって」

真姫「別に、希が心配なワケじゃなくて」クルクル
 「私一人でにこちゃんの相手は疲れると思ったからよ」

45:(みかん) 2021/10/22(金) 17:14:46.32 ID:hSwDdIzg
穂乃果「もう。真姫ちゃんも素直じゃないんだから」

真姫「う、うるさい」
 「にこちゃんは3年生なのに外見と、中身が子供のままなんだから」

希「そうやね」アハハ

穂乃果「そろそろ練習に行かないと本当に遅れちゃうよ~」

真姫「準備をすることは大切よ。体も、心も」

希「二人のおかげで準備はばっちりや!!」
 (今の私にはこうして気にかけてくれる素敵な仲間がいる。『μ’s』を離れる事なんて到底できへん)

穂乃果「なにかあれば相談してよ!」
 「真姫ちゃんに」

真姫「そこまで言っておいて最後は人任せなの」

穂乃果「だって、真姫ちゃんすごく役に立つじゃん!」

真姫「だからってこんな事を1年生に任せるなんてシンジラレナイ」

希「まぁまぁ。皆が待ってるから部室にいこか」

47:(みかん) 2021/10/22(金) 17:17:15.82 ID:hSwDdIzg
屋上

にこ「全体での練習はこのくらいにしておきましょう」

真姫「私は音楽室に行ってくるわ」

ことり「じゃあ、ことりは衣装のアイデアを出してこようっと」

花陽「私も手伝っていいかな?」

ことり「もちろん」


穂乃果「希ちゃん、もう少し一緒に練習しない?」

希「あぁ~。ウチはいまからランニングしてこようかと思ってて」

穂乃果「そっか。基礎体力も大事だからね」
 「いってらっしゃい」


凛(希ちゃんはなんだか元気がないみたいにゃ)
 (仲のよかった絵里先輩が夏祭りの後に部を抜けたから)

海未「凛、ヒマでしたら」
 「ことりと花陽がいないので、よければ二人で練習を」

凛(そっか。凛と海未ちゃんが気まずくなっている時に二人が声をかけてくれたんだよね)

48:(みかん) 2021/10/22(金) 17:19:49.62 ID:hSwDdIzg
海未「りぃ~ん!」

凛(ぴゃ!?この気配は)

海未「そうです。私です、園田海未です!」
 「呼んでいるのに返事をしないとは、いい度胸ですねぇ~」


凛「にゃにゃにゃ」
 「う、海未ちゃん違うんです。そうじゃないんです。凛は考え事をしていただけで無視とかでは・・・」

海未「冗談ですよ。分かっています」
 「希と絵里の事ですね?」

凛「うんうん」

海未「二人には凛との関係でお世話になりましたから。私もずっと気になってはいるのです」

49:(みかん) 2021/10/22(金) 17:21:17.06 ID:hSwDdIzg
凛「えっ?海未ちゃんも」

海未「はい。先輩方が間に入ってくれたからこそ、今こうして凛と仲よ」

凛「なかよ?」

海未「みなまで言わせないでください」///

凛「にゃにゃ!」///

海未「今の私達は言わなくとも分かるでしょうに」
 「凛と分かり合えたと思っていたのは、私だけだったと」


凛「そんなワケないもん!凛は海未ちゃんの事が大好きにゃ!!」
 「先輩達が辛そうなのに、凛達は何もできないのって思うと…。なんだか」

50:(みかん) 2021/10/22(金) 17:23:29.27 ID:hSwDdIzg
海未「悲しいですね」
 「でも、絵里先輩も希先輩も大人ですから」

凛「凛とは2歳、海未ちゃんとは1歳しか違わないのにね」

海未「そんな二人が決めたことです。きっといろいろな想いがあるのでしょう」
 「私達にできる事は練習を頑張る事だけですよ」

凛(海未ちゃんは正しい意見を言っている。でも、本当にそれだけでいいの…)


海未「ですが、凛の言う通り私と先輩は1歳しか年が変わりません」
 「二人も大人ではなく、大人になろうとしているだけ」

凛「やっぱり、海未ちゃんはすごい!」
 「凛もいつか海未ちゃんみたいに他人の気持ちを考えられるようになりたいにゃ」

海未「いきなり褒めても何も出ませんよ」アハハ

凛(いつかまた希ちゃん達も笑い合えるといいな~)

51:(みかん) 2021/10/22(金) 17:26:18.43 ID:hSwDdIzg
絵里「」キョロキョロ

海未「あっ!?絵里先輩」

希「へっ?」

絵里「見つかって、しまったわね。。」

穂乃果「本物の絵里ちゃんだ!」
 「そんなところで見なくても、こっちに来てください」

52:(みかん) 2021/10/22(金) 17:30:13.97 ID:hSwDdIzg
絵里「だって、私はもう生徒会長に専念すると決めて…」

穂乃果「そんなの関係無いよ!」
 「皆、絵里ちゃんのことを部の先輩だと思っているんだからさ」

凛「絵里ちゃん。ひっさしぶりニャ~」

にこ「どうしたのよ?」ニヤニヤ
 「もしかして、またアイドル研究会に入りたいの~」

絵里「いえ。少し気分転換に」

にこ「絵里は出戻りなんだからぁ~。次こそにこの下っ端に」

凛「にこちゃんは黙ってて!!」

にこ「ちょっ」

海未「にこ、理由は要らないと思います」
 「こうして来てくれたのですから」

にこ「にこぉ、、。」

53:(みかん) 2021/10/22(金) 17:32:43.44 ID:hSwDdIzg
穂乃果「絵里ちゃん、久しぶりに私達の練習を見てくれないかな?」
 「あっ!ことりちゃん達も集めて」

絵里「でも、私は」

希「いいんやない?絵里ち」
 「しばらく来ないうちに自信無くしてしもうたん」

絵里「希。。」


希「そういう娘には、久しぶりのワシワシMAXや~」ガシガシ

海未「破廉恥です」///

凛「ハレンチにゃ~」///

54:(みかん) 2021/10/22(金) 17:34:49.24 ID:hSwDdIzg
絵里「じゃあ、言葉に甘えて少しだけ」

希「やったー!早くやろ」ぐいっ
 「ウチとペアでいいよね?そうだ、タオル使うんやったらウチのでいいからね」

にこ「はしゃぎ過ぎよ。希」

希(絵里ちと居ると、こんなに心が温かくなる)
 (やっぱり私は、彼女とスクールアイドルで居たいんや)


希(でも、ウチのこの想いは…)

絵里「まだやる事が残っているのよ」
 「だから、少しだけ」

希「ゴメン。。ウチはなにを期待しとんやろな~」
 (ウチの、この想いは、本当に絵里ちのためになっているのだろうか?)

55:(みかん) 2021/10/22(金) 17:37:47.55 ID:hSwDdIzg
ここで内容の半分くらいです
読みレス感謝です

57:(みかん) 2021/10/22(金) 19:05:45.27 ID:hSwDdIzg
夕食までの少々ですが

58:(みかん) 2021/10/22(金) 19:06:44.67 ID:hSwDdIzg
数日後 職員室

がらがら

穂乃果「失礼します」

剣道部顧問「ああ、高坂さん」
 「休み時間に来てもらってすみません」

穂乃果「大丈夫です。去年は剣道部で先生に大変お世話になりましたから」ペコッ
 「それで、何のお話でしょうか?」

先生「実は、生徒会長の事で聞いておきたい事がありまして」
 「高坂さんは『μ’s』の中心的存在であり、私も話しやすいので」

穂乃果「私で分かる事なら何でも聞いてください」

59:(みかん) 2021/10/22(金) 19:15:32.99 ID:hSwDdIzg
先生「絢瀬さんが抜けた後、スクールアイドル部の皆さんは元気が無いように見えるのですが」
 「高坂さんからみると、どんな印象でしょうか?」

穂乃果「そうですね。三年生はもちろん他の全員がショックを受けていました」
 「突然の話だったので」

先生「矢澤さん、園田さんとも話したのですが。だいたい同じですね」っフム


穂乃果「特に、連れ立っての退部を否定された希先輩はショックが大きいみたいで…」

先生「生徒会長と、その補佐。あの二人は特別でしょう」

穂乃果「はい」

先生「今のスクールアイドルグループは高坂さん達3人が始めたことですよね?」

穂乃果「アイドル研究会としてはにこty、矢澤先輩ですが」
 「私達がきっかけと言われればその通りです」

60:(みかん) 2021/10/22(金) 19:18:01.20 ID:hSwDdIzg
先生「いつも通りでいいですよ。学年の垣根が無い証拠ですから」
 「メンバー同士の個性で学年に関係無く互いに教えあう事が当たり前。普通の部活では珍しい光景でしょう」


先生「そんな中で上手に潤滑油になっていたのが、、。」

穂乃果「希ちゃんと絵里先輩です」

先生「なるほど」コクン



~~~

穂乃果「これは最近分かってきた事ですが。二人の先輩には、結成の初めから何度も助けられていて...」

先生(状況を整理すると、彼女達に頼ってばかりだった自身の力不足を痛感します)

61:(みかん) 2021/10/22(金) 19:26:35.84 ID:hSwDdIzg
穂乃果「あのっ!」
 「先生がどうにかする事はできないでしょうか?」

先生「それはダメです」

穂乃果「でも!」


先生「…教師としての立場上、ひとつの部活に肩入れする事はできません」
 「おそらくは南理事長でも同じことをおっしゃるでしょう」

穂乃果「すみません」

先生「ですが」コホン
 「絢瀬さん、生徒会長は、未だに高校生活という限られた時間を誰と過ごすのか。迷っているように感じます」

穂乃果「先生?」


先生「私も。高校生の時に同じような経験をしただけですよ」
 「彼女に大切な事を伝えられるのは、おそらく私達ではありません」

穂乃果「先生!!」

先生「絢瀬さん自身が決めたことであれば、あとの事は教師である私達に任せてください」

62:(みかん) 2021/10/22(金) 19:28:39.43 ID:hSwDdIzg
理事長「あら?」
 「高坂さんと塚原先生はなんの話題で盛り上がっているのかしら」

先生「元剣道部員として、高坂さんと去年の思い出話をしていただけですよ」

穂乃果「理事長、お願いがあるんです!」
 「生徒会長が出した退部届ですが、受理するのはもう少しだけ待ってもらえませんか?」

理事長「私は受け取っていないけど…」
 「万が一、それを紛失したとなれば大問題になってしまうかしら?」

穂乃果「ありがとうございます」

理事長「塚原先生。わたしの机の上に置いてあるから探しておいてください」

先生「かしこまりました」
 (念のために、これからしばらくは残業続きだと伝えねばなりません。。ですが、冬?また私の軽率な判断が彼女のトラウマを刺激してしまうのでは・・・)ゾワッ

理事長「塚原先生!?」

先生(給料三か月分。。道場のための資金を使うべき時です)

63:(みかん) 2021/10/22(金) 20:49:21.94 ID:hSwDdIzg
そうして、冬が始まる頃


昼休み 生徒会室


絵里「はあぁ・・・」

コンコン


真姫「絵里、居るかしら」
 「他の3年にアナタが生徒会室だと聞いたの」

64:(みかん) 2021/10/22(金) 20:50:50.34 ID:hSwDdIzg
絵里(『μ’s』で、何かトラブルでもあったのかしら?)

真姫「絵里、居るの?」

絵里「どうぞ!?」


真姫「どうしてそこまで身構えているのよ」

絵里「あっ、ゴメンなさい」
 「そんな風にしていたつもりはなかったのだけれど」


真姫「今は、時間大丈夫?」

絵里「ええ。ちょうど一息ついていたところでアナタが」
 (確かに、スクールアイドル部を勝手に辞めていった事について問い詰められるんじゃないかとは予想していたけれども…)

65:(みかん) 2021/10/22(金) 20:53:51.75 ID:hSwDdIzg
真姫「別に、チョット来てみただけよ」
 「取って食べようってわけじゃないわ」

絵里(まさか、真姫が来るなんて)
 (こういうトラブルを気にする性格ではないような印象だったけれども)

真姫「希は居ないのね」

絵里「も、もしかして。。希へのご用時だった!?」
 (そうよ、希よね)

真姫「聞いてみただけよ」
 「二人三脚、生徒会をやってきたんでしょ?」

絵里「真姫は知っていると思うけれど」
 「今はそれぞれで行動していて。だから」

66:(みかん) 2021/10/22(金) 20:56:24.16 ID:hSwDdIzg
真姫「あぁ、もう。見ていてイライラしてくるんだけど!」

絵里「ゴメン…」
 「希は、元気にやっているかしら?」

真姫「なんで私に聞くのよ」
 「希が生徒会の日には会っているでしょう」

絵里「時々会えてはいるけれど、顔を合わせ辛くて」


真姫「そこまで気になるのならもう少しこっちの練習にも来なさい」
 「表面上はいつも通りを装っているけれど大分参ってる様子ね。希は」

絵里「そう、なのね」

67:(みかん) 2021/10/22(金) 21:00:02.44 ID:hSwDdIzg
真姫「で?それを聞いても絵里はこの仕事を続けるの?」
 「私はそのことを聞きたくて来たのだけど」

絵里「最後までやり遂げるつもりよ」
 「『μ’s』が居たからこそ、ここまで繋がった希望よ…。それを守らなくては」

真姫「『守る』ね」

絵里「生徒会長としても、絢瀬絵里としても守るべきものがある」
 「私はそう思っているわ」

真姫「べつに『守るものがある』ということについて否定するつもりはない」
 「ただ、今の絵里は何かを守っているんじゃなくて。フラフラ迷っているだけに見えるけど」

絵里「相変わらず鋭い意見ね」
 (弱いところを的確に突いてくる)

68:(みかん) 2021/10/22(金) 21:04:22.72 ID:hSwDdIzg
真姫「まどろっこしいのは苦手なの」

絵里「仮にあのままスクールアイドルを続ければ私はこの手で廃校を撤回する事はできなかったと思うの」
 「きっと希は苦しんでしまうはずよ。自分のせいで、最後の仕上げを誰かに託すことになったと」


絵里「結局、私の背中を押してくれたのは希なの」


真姫「具体的にはなにがあったのよ?」
 「希は全然納得している様子に見えないんだけど!」

絵里「希は、私が生徒会でこの仕事をやらないといけないという話を聞いて・・・」
 「その上で私を尊重すると言ってくれたの」

69:(みかん) 2021/10/22(金) 21:09:15.82 ID:hSwDdIzg
真姫「はあぁぁ~!?」

絵里「だから私は!!」
 「彼女があえて言葉にしなかった想いも尊重するため。真剣に取り組んで!」


真姫「ちょっと待ちなさいよ!もしかして二人共…」
 「ちゃんと話してない。ということ?」

絵里「・・・・・・」



真姫「それでお互いに分かったつもりになって、受け入れているってバカじゃないの?」
 「何も言わないまま目をそらすだけなんて。希も絵里もとんだポンコツね」

70:(みかん) 2021/10/22(金) 21:10:39.94 ID:hSwDdIzg
絵里「違うのよ!真姫」

真姫「分かった、もういいわ」

絵里「真姫まで怒らせてしまった…のかしら?」

真姫「私は怒ってるんじゃなくて、呆れてるの!」
 「それに、話すべきなのは絵里じゃないと分かっただけ」


真姫「用は済んだから私は帰るわ、じゃあね」

バタン!!

71:(みかん) 2021/10/22(金) 21:11:50.27 ID:hSwDdIzg
バタン!!

絵里(真姫の言葉は耳が痛いわ。でも、さっき言われたことは事実)
 (希のためと言いながら、ただ彼女のことを傷付けてるだけ…..)


絵里(今日、真姫が私のところへ来たのは)
 (私自身の迷い、自らの道を考えるための必然だったのかもしれない)


はあぁ~

絵里「何が正しいの?」
 「私の本当にしたいことは何なのかしら・・・。希ぃ」

72:(みかん) 2021/10/22(金) 21:13:57.67 ID:hSwDdIzg
その夕方

にこ「ふっゆが始まるよ!」
 「ホラまた ボクの側で~」

真姫「なんなのよ、その曲は」

にこ「マッキーよ」



希「はああぁぁ、、。」
 (だいぶ風が冷たくなってきたかも。乾燥してきてるから気をつけないと)



真姫「にこちゃん、今日は帰り道一人でいい?」

にこ「希が気になってんの?」

真姫「うん」

にこ「それじゃあ、希と絵里はどうする気なのか聞いておいてくれる」
 (早く決めないとラブライブには間に合わない)

真姫「教えてくれたらね」タッタっ

73:(みかん) 2021/10/22(金) 21:17:30.41 ID:hSwDdIzg
希「今日は温かくして寝ようっと」
 (熱が出たら大変や。。一人で横になって、不安な思いをしないといけなくなる)

パターッ

真姫「希、ちょっといい?」
 「二人だけで話がしたくて。音楽室なら空いていると思うから」

74:(みかん) 2021/10/22(金) 21:19:13.04 ID:hSwDdIzg
音楽室

真姫「帰る予定だったかしら?呼び止めて悪かったわね」

希「気にしなくていいんよ。最近真姫ちゃんともお喋りしてないからな~」
 「なにかウチに相談でも?あっ、にこっちの事やろ~」

真姫「今は希のほうがトラブっているんでしょ!ストレートに聞くけど」
 「希は絵里の事をどうするつもりなの?」

希「うっわ。本当にストレートで聞いてきた」
 「μ’sで作った曲には真姫ちゃんのそういう性格が出ているのかもね」

真姫「茶化さないで!」キッ

希「ごめんなさい。絵里ちの事は…、ウチも皆と同じように残念やと思っとるんよ」

真姫「そういう事を聞きたいワケじゃない!!」
 「絵里の事で、『希が』!どうしたいのかって聞いているのよ」


希「それって、絵里ちを『μ’s』に呼び戻すとかそういう話なの」

真姫「希がそれを望むならば」

75:(みかん) 2021/10/22(金) 21:23:59.30 ID:hSwDdIzg
希「真姫ちゃんも意外と熱いんやね。いいと思うよ、本当に」
 「でも、絵里ちの事を思うなら口出しすることなんて」


真姫「私は、そうは思えない!」

希「!!?」

真姫「ハッキリと言うわ。今の希を見てるとイライラするのよ!!」
 「絵里のためって言いながら、単にビビってるだけじゃない!希のそんな姿を見たくないわ」



希「そんなことを言ったって仕方ないやん!!」
 「絵里ちはスクールアイドルを、『μ’s』の皆を好きになってくれたんや」

真姫「そう。きっと絵里だって好きなのよ」

76:(みかん) 2021/10/22(金) 21:27:08.95 ID:hSwDdIzg
希「でも、同じくらいこの学校への思いもあるって、近くで見ていたウチが一番よく知ってるから」
 「そんな彼女の想いを強引に曲げる事なんて、私にはムリや…」

真姫「絵里に聞いたの?」
 「どう思っているのか。直接、絵里に聞いた上で言ってるの!?」

希「・・・、聞いてない」
 「絵里ちが選んだのはこの学校、生徒会だった。それが絵里ちの意思なら尊重するのが当然だから」

真姫「『当然』か。ねぇ、どうしてそこまで大人ぶらなきゃいけないの?私達はまだ高校生なんだけど」
 「それとも、希はそういう自己満足で納得するんだっけ」

希「そんな言い方せんといてや。。何も知らないくせに!!だって」
 「だって、私のこの気持ちはワガママや!絵里ちにとって重荷にしかならない!!」

真姫(ホラ、ようやく本音が出てきた)

希「一緒にスクールアイドルをやり続けたいって言うのは、絵里の生徒会長としてやり遂げてきた事を否定する事になってしまう」
 「だったら、ウチが我慢すれば・・・!」

77:(みかん) 2021/10/22(金) 21:28:21.10 ID:hSwDdIzg
真姫「好きにすればいい。でも、今の希は適当な理由を付けて諦めているだけじゃない」
 「スクールアイドルを始める前、一人で音楽室に居た私と同じ」

希(そんな事もあったなぁ~)


真姫「諦める前に、精一杯抗ってよ…」
 「私をスクールアイドルに誘ったのは穂乃果だけど、最初のきっかけをくれたのは希だから!」

希(えっ?)

真姫「絵里が『μ’s』をやっているのも希が居たから、でしょう?」
 「もし、絵里の立場だったら希の本当の気持ちを知りたい。それを知った上で判断したいって思う」

希(本当の気持ち)

真姫「最初から決めつける前に、絵里にその機会をあげるべきよ」

78:(みかん) 2021/10/22(金) 21:29:43.88 ID:hSwDdIzg
希「言ってしまっていいんやろか?」

真姫「当然でしょ」
 「それならどんな結果になろうと後悔はしない…と私は思う」

希「真姫ちゃん、。」

真姫「これじゃ、いつもと逆じゃない」はあぁ
 「なんで私が希にこんなことを言わなきゃいけないの」

希「本当にそうやね」アハッ
 「でも、ありがとうな。真姫ちゃん」

真姫「別に。私の言いたいことを言っただけよ」
 「だから、希も言いたいことを言いなさい」

希「そうする」ニッ
 (絵里ちに、ウチの本当の気持ちを伝えないと)

79:(みかん) 2021/10/22(金) 21:32:05.77 ID:hSwDdIzg
次の日

希「くちゅん」

海未「あの~、希」
 「今日は顔色が悪くありませんか?」

希「そう?ウチはいつも通りのつもりでいるけど」

花陽「えっと、無理はしないでくださいね」
 「もうすっかり寒くなってきましたから。。」

希「確かに、もうすぐ雪が降りそうな寒さやからな~」

花陽「楽しみだな、雪」
 「特別な気持ちになれて好きです」

穂乃果「それじゃあ、今日も笑顔で練習頑張ろ~!」
 「寒いからストレッチを入念に」


希(花陽ちゃんのように笑顔で雪を待ち焦がれたのはいつまでだったっけ?)

80:(みかん) 2021/10/22(金) 21:33:45.12 ID:hSwDdIzg
海未「では、次はバランストレーニングですね」

凛「いっくにゃ~」

パン!パン!パン!パン!!

希(いつも通りに長くいられるよう重心を見極め)
 (あれ、足がふらついて、。)

海未「希!?」

穂乃果「……ちゃん、希ちゃん?」

凛「大丈夫!?しっかりしてください」

花陽「ぴゃ!!すごい熱」



希(雪なんて降らなければいいのに…)
 (雪で、ウチの進退と心が冷えてしまったら)

絵里『希ぃ!!』タッタ

希(彼女の温かさが、側に居て欲しい人が居なくなってしまった心細さでいっぱいになってしまうから。。)

81:(みかん) 2021/10/22(金) 21:35:50.04 ID:hSwDdIzg
保健室

希「ここは?」

絵里「っぁ」ぎゅうぅ
 「気が付いたのね、希」

希「絵里ち!?どうして」
 「そもそも、なんで私はここにいるの?」

絵里「無理に起きてはダメよ」
 「熱が出ているのだから」


希「ねつ?」

絵里「ええ、驚いたわ」
 「久しぶりに練習を見に行ったら皆が慌てていて、輪の中で希が倒れていたのだから」

希「そう。やったんか…」
 「心配をかけてゴメンなさい」

絵里「まったく」
 「でも、希が無事に目覚めてくれたからいいわ」ぎゅっ

82:(みかん) 2021/10/22(金) 21:39:53.04 ID:hSwDdIzg
希「ちょぉ、絵里ち?」

絵里「本当は、希が、もう死んじゃった、のかと、思っだんだがらぁ~」ポタッ
 「生きてて、ハラショーよ」

希(このポンコツぅ。ウチを勝手に)

絵里「の゙ぞみ゙~」ポロポロ

希「はいはい。ウチは生きとるよ」サスサス
 「あとでワシワシもたっぷりしてあげるからな~」


希「……ずっとウチのそばに居たの?」

絵里「そうよ」
 「久しぶりに見た希の寝顔はとってもハラショーだったわ」

希「もう。またそうやって、ウチをからかうんやから~」
 (笑いなのかため息なのか自分でも分からない吐息は思った以上に熱がこもっていた)

絵里「からかってなんていないわ。寝顔がとてもキュートで」

83:(みかん) 2021/10/22(金) 21:41:45.23 ID:hSwDdIzg
希「風邪を引くなんて…。久しぶりや」

絵里「真姫達から聞いたけど、最近無理をして練習していたそうね」
 「そのせいかしら?」

希「絵里ち、怒っとるん?」

絵里「すこしだけ」

希「ゴメン。でも、熱が出てよかったのかも」
 「絵里ちとこうやっておしゃべりできるんやから」

絵里「よくはないけれど、そうね」
 「じつは、希に伝えたいことがあって」

希「??」

絵里「やっぱり。今日はこうして希の側にいるだけにするわ」
 「何か欲しいものはある?」

84:(みかん) 2021/10/22(金) 21:44:16.42 ID:hSwDdIzg
希「ウチの欲しいもの」///

絵里「飲み物や、果物。買ってく」
希「私は」///
 「わたしは前みたいに絵里ちと、二人っきりの生徒会室でゆっくりしたい」

希「絵里ちと同じ道を歩きたい!これからもずうぅっと同じ道を歩きたいんや!!」

絵里「希!?」///

希「絵里ちと一緒にスクールアイドルをやりたいんよ・・・」
 (これはきっと熱のせい。今まで心に隠していた言葉が溢れ出してくる。こんな感触はいつ以来だろうか)



絵里「今日の希はワガママね」ふふっ

ぴとっ

希(絵里ちの手は優しくひんやりとしていて、心地がよかった。。)

85:(みかん) 2021/10/22(金) 21:46:23.69 ID:hSwDdIzg
数日後

海未「では、ラブライブ予選へ向けて本格的な朝練習を始めましょう」

希「どうして、ウチはあんなことを言ってしまったのやろ」
 (思い出すのは保健室での出来事。熱に浮かされて、絵里ちに思いの丈を告げてしまったあの冬の日)

ことり「皆。大ニュースだよ~」ダッダッタ

希(あんな風に絵里ちの気持ちを縛る事は言うつもりやなかったのに)はあぁ
 (せめて、ウチらは練習を頑張って、絵里ちを安心させなアカン!)



穂乃果「ホントなの!ことりちゃん」

ことり「うん。お母さんが言ってたんだ~」


海未「よかったですね。希」

希「へっ?何のこと」

86:(みかん) 2021/10/22(金) 21:48:20.83 ID:hSwDdIzg
にこ「もしかして、アンタ聞いてなかったの?」
 「だから、絵里が」



絵里「希!!」
 「遅くなって申し訳ないわね」



希「エ、エッ。え、絵里ち…?」

絵里「そこまで驚かなくてもいいじゃない」フフフ

希「だって最近は来てなかったし、。急に現れたから。つい」
 「でも、こんな朝早くにどうしたん?気分転換なら放課後でも」

真姫「さっきのことりの話を聞いてなかったみたいね」


希「!!……ウチは変な期待をしているのかも」
 「絵里ちがここに居る理由って?」

絵里「決まっているじゃない」ふふっ
 「廃校撤回の手続きを全て終わらせてきたのよ」

!!

87:(みかん) 2021/10/22(金) 21:50:01.56 ID:hSwDdIzg
穂乃果「廃校じゃ、無くなったんだ・・・!?」

凛「来年から凛達にも後輩ができるの?」

花陽「なんだか、嬉しくなってきちゃった。。」

にこ「なぁに、1学期の終わりからほぼ決定していた事じゃない」
 「宇宙ナンバーワンアイドル にこにー率いる『μ’s』にかかれば朝飯前」

海未「にこ、少しは察してください」
 「あらためてよかったですね!希」

希「……、んっ、あぁ」


絵里「あらためて」コホン
 「私達『μ’s』は本来の目的を達成することができました!!」

パチパチ



絵里「海未、少しの間だけ希と二人きりにさせて欲しいのだけれど」

海未「はい。穂乃果はもう出来上がってますし、皆にもそう伝えます」

絵里「ありがとう」

88:(みかん) 2021/10/22(金) 21:51:52.78 ID:hSwDdIzg
希「絵里ち・・・」

絵里「どうかしたの?希」

希「いや、ウチが聞いとった予定よりも早く終わったんやって思ってな~」

絵里「そうねぇ。先生方が、さらに夜を徹して協力してくれたの」
 「私は生徒会長っていう使命感に囚われすぎていたのかもしれない、そのせいで大切な人に寂しい思いを」

希「そんな!?ウチこそ」

絵里「希は私の事を許してくれる?」
 「ここに戻ってくる前に希にそれを聞いておかないと」


希「絵里ち」

絵里「きっとあなたも本心では私の優柔不断さに腹が立ったはずよ!」
 「覚悟はできているわ…」


希「おかえりなさい」ダキッ

絵里「ただいま」

89:(みかん) 2021/10/22(金) 21:53:33.69 ID:hSwDdIzg
希「ありがとうな」

絵里「ありがとうは私のセリフよ」

希「違う!絵里ちはウチの事も救ってくれたんだから」ギュウゥ

絵里「よく分からないけれど希の役に立てたのなら、それでいい」じぃ

希(絵里ちのその澄んだ瞳で見つめられたら、もうこれ以上言葉にはできない)
 (絵里ちとスクールアイドルを続けられて本当によかったなんて)



希「さっ、そろそろ皆の所に戻ろ。『μ’s』の7人にも話をしないと」

絵里「一緒に行きましょう」

90:(みかん) 2021/10/22(金) 21:59:30.84 ID:hSwDdIzg
穂乃果「それじゃあ、練習再開するよー!!」
 「みんな集まって、、。」

ことり「穂乃果ちゃん?」

穂乃果「やっぱりいいな~って思ってね」
 「あの日から。私達は9人でないとダメなんだなって」

絵里「!!」

希「そうやね」

凛「凛もそう思う」

絵里「私は希だけでなく、全員を心配させていたのね」

海未「はい!」
 「ですが、絵里がしっかりと帰ってきたので特に言う事もありません」

絵里「海未、、」


にこ「さてと、久しぶりに全員揃ったのよ」
 「ラブライブ予選のパフォーマンスについて話し合いましょ」

ことり「これまでも学園内でのイベント、夏祭り、まさかのファッションショー。どれも大成功で終えられたけど」
 「廃校阻止達成後のわたし達の目標はもっと高いところにあるんだよね」

穂乃果「うん。今度の『ラブライブ』は絶対優勝しよう!」
 「皆、優勝を目標に頑張って行こうね」


海未「競い合い、励まし合い、強くなって」
 「皆で頑張りましょう」



おぉー!

91:(みかん) 2021/10/22(金) 22:03:14.04 ID:hSwDdIzg
投稿規制が多くなってきたので、今日はこの辺りで

ちなみに、あとワード20Pほどが残っています

93:(みかん) 2021/10/23(土) 09:31:15.97 ID:Y0Dh4f+A
おはようございます。
再開で

94:(みかん) 2021/10/23(土) 09:32:57.17 ID:Y0Dh4f+A
帰り道

絵里「今日の練習も大変有意義なものになったわね」
 「心に迷いがなくなったおかげかしら?身体がすごく軽くて」

希「」じぃ

絵里「どうかしたの、希?」
 「さっきから私の髪を気にしているようだけど」

希「絵里ちの髪が長くて綺麗だなと思っただけや」うふふ

絵里「そうかしら?嬉しいものね」
 「音ノ木の結末が決まるまでは切らないという願掛けのつもりで伸ばしていたのだけれど」

希「そうやったん?初耳や」

絵里「今は私達の夢をかなえるためという目標に変わったから」
 「もうしばらくは長く伸ばそうかと」

希「ウチも、絵里ちと同じポニーテールにしようか~」
 「そうするんやったら、できれば同じ髪飾りで」

絵里「えっ!」///

95:(みかん) 2021/10/23(土) 09:35:01.48 ID:Y0Dh4f+A
希「少し切ってしまうのは忍びないけど結ぶだけなら簡単やし、生徒会でも気が引き締まりそう」
 「それに、ほら。にこっちのあの髪型」

絵里「あのお手本のようなツインテール?」

希「聞いてみると、わざわざ髪を結んどるのはアイドルとしての自覚と、気合を入れなおすためなんやって」
 「流石に、あのツインテールは真似できないけれど。絵里ちのポニテだったら」

絵里「な、なるほど…」
 「にこは意外とそのままストレートの方がカワイイと思っていたのだけれど。そういった思いが込められているのね」

希「むぅ~。そうや!」うふふっ
 「せっかくなら髪色もお揃いのロシア色にしよか?ウチの全てを絵里ちの色に……」

絵里「あ、あのね、そ、そこまでは」///
 「どうなのかしら?やめておいた方がいいんじゃない?」

希「あらら、どうしたん?」
 「そんな嫌がられると少し悲しいわ~」

96:(みかん) 2021/10/23(土) 09:38:37.98 ID:Y0Dh4f+A
絵里「嫌がっている訳ではないのよ!」
 「あれよ、同じ髪の生徒がいると、替え玉と思われてしまう可能性があるわ!」

希「替え玉、そんなふうに思われるんやろうか?」
 「ウチと絵里ちは見た目も雰囲気も違って」

絵里「それに、私のこの髪色は地毛よ!」
 「同じ髪色は難しいんじゃないかしら・・・」


希「まぁ、全然違うからこそ絵里ちに魅かれたのやけれど」

絵里「あ、ありがとう」
 「でも、やはり、その。お、おお…」

希「おお?」

絵里「おそ、おソロ・・・。お揃い、というのは!」///

希「あ~、分かったわ」うふふっ
 「絵里ちはお揃いって言われて照れてるん」

絵里「ちょっと、希!?」///
 「何を言っているの」

97:(みかん) 2021/10/23(土) 09:42:14.13 ID:Y0Dh4f+A
希「冗談、冗談」
 「大丈夫、絵里ちが恥ずかしがり屋な事はちゃんと分かっているから」

絵里「まったく、からかわないでよ」もぅ

希「でも、そうやな~。。お揃いを止められたのはちょっと悲しいから」
 「今度はウチが選んだ髪飾りで髪を結んでもらえる?」ふふっ

絵里「そのくらいなら」
 (お揃いに比べれば、むしろ気楽で)

希「ホントに?よかったーー!」
 「じゃあ、早速アクセサリーを選びに行かないと」

絵里「ちょっと、希!」
 「そんなに引っ張らないで~」


希「思い立ったが吉日や!!」

98:(みかん) 2021/10/23(土) 11:20:14.78 ID:Y0Dh4f+A
数日後

海未(絵里が戻ってきてから部の雰囲気が良くなった感じがしますね)
 (そして、希も元気を取り戻した様子で、上手くまとまってくれてホッとしました)


ビシッ!

絵里「以前よりも格段にバランスがよくなっているわ、希」

希「ありがとうな。絵里ち」
 「でも、『ラブライブ』に向けてはこれからが本番。この程度で満足はできないんと違う?」

絵里「そうね。予選本番では、今までのどれよりも素晴らしいパフォーマンスをしないと」

99:(みかん) 2021/10/23(土) 11:22:35.49 ID:Y0Dh4f+A
海未「ふふっ」


凛「海未ちゃ~ん、お疲れ様!」

海未「おや、凛。あなたも休憩でしたか?」

凛「うん。ちょっと水分補給を」
 「海未ちゃんが休憩してたから、凛も一休みしたくなって…」

海未「私が休んでいるからといって、凛まで休む必要はないのですよ」

凛「あのね!その、海未ちゃんがニコニコしていたから良いことがあったのかなって聞きたくて」


海未「そうですねぇ」ん~
 「アレですよ、アレ」



グッ

絵里「もう少し強くしてもいい?」

希「ウチはまだまだ大丈夫そうやけど?」

100:(みかん) 2021/10/23(土) 11:24:43.99 ID:Y0Dh4f+A
ぐいいぃー


絵里「ハラショー!」
 「希は元からみんなと同じくらいには体が柔らかかったけれど、もう私と変わらないくらいね」

希「いやいや、絵里ちと比べたら全然や。でも毎日頑張ってきた甲斐はあったかも?」
 「それと、他の皆も同じくらいには仕上がっとるんよ」

絵里「ホントなの?」

希「穂乃果ちゃん達も『絵里ちゃんがいつ帰ってきても、戻ってみて悲しまないように。練習に手を抜かずやろう』って」

絵里「そう。。」


ニヒヒ
希「絵里ち、そんなしんみりした顔するんやったらワシワシや」

ワシワシ

絵里「ちょっ、希!今は部活中なのよ」

101:(みかん) 2021/10/23(土) 11:28:16.07 ID:Y0Dh4f+A
希「ちょうどいいやん。復活祝いで増量させてもらうな~」

ボヨンボヨン


海未「はあぁ…」

凛「乳が乳を主張してるにゃ」
 「でも、とってもいい空気だよね」

海未「はい!」

凛「絵里ちゃんが戻ってくれて、μ’sの皆が自然な笑顔になれた気がする」


海未「それに、なんと言えばいいんでしょうか」
 「絵里と希はただ仲が良いというだけではなく、互いに認め合っているパートナーみたいな」


凛「なんとなく分かるにゃ」
 「支え合ったり、競い合える人が居るともっと頑張ろう!一緒に上手くなりたいって思えるよね」

102:(みかん) 2021/10/23(土) 11:29:33.13 ID:Y0Dh4f+A
海未「そうです」
 「二人を見ていると私も負けてはいられません!」


海未「最後の予選では私達の連携で魅せられるようにしっかりと練習をしなくては」 

凛「もちろん。頑張ろうね、海未ちゃん」

海未「休憩は終わりにして練習再開です」
 「凛。二人を追い越せるくらい最高のスクールアイドルになりましょう」

103:(みかん) 2021/10/23(土) 14:06:25.47 ID:Y0Dh4f+A
夕暮れ(海未・凛)

凛「だから、どれだけ頑張っても限界はあるから」
 「お互いの身長差、体を動かせる範囲を細かく共有しておく必要があるかなって」

海未「なるほど、そこが分かっていれば不意にぶつかるリスクをさらに減らせますね」

凛「海未ちゃんや、かよちんだったら。なんとなく分かるし、凛が動ける範囲も分かってもらえるから楽なんだけど」

海未「そういう意味での言葉では表せない細かな連携も大切」
 「やはり体を動かす事に慣れている人は違います!スゴイです、凛!」

凛「え、えぇ!?」
 「そんな、、。凛なんて、凄くはないんだよ」

海未「私は凛の事を尊敬できます!」
 「凛は素晴らしい!それでいいんですよ」

海未「凛がいなければ私はつつましやかな胸の魅力に気付くことができずにいました」フンスフンス
 「胸は大きいものだけに需要があるとも限りません!」

104:(みかん) 2021/10/23(土) 14:08:51.91 ID:Y0Dh4f+A
凛「・・・」

海未「凛?急に黙ってどうしましたか」

凛「うぅ」ぐすっ

海未「やはり!認められているモノはことりや花陽のような」

凛「ちが、、。すごくうれ」ぐすっ

海未「血が、すご売れ、、?」
 「スプラッタな話とかは好きではなく」

凛「違うにゃ。。凄く嬉しくて」
 「凛は希ちゃんと絵里ちゃんの事がすごく心配になって…でも、羨ましいとも…思っていて」

海未(凛、、。)ギュッ


凛「だって!凛が居なくなってもあんなふうに心配したり、戻ってきて欲しいとか思ってくれる人は、居るのかなぁ・・・って」
 「さっきの言葉を聞いて、海未ちゃん認めてもらえたような気がして」ぐすっ

海未「当たり前の事ですよ」

凛「ゴメンなさい」
 「凛、急に変なことを言っちゃって」

105:(みかん) 2021/10/23(土) 14:11:12.85 ID:Y0Dh4f+A
海未「凛、以前の私達はとてもぎこちないものでしたよね」

凛「うん。仲良くなれたのは最近なハズなのにずっと昔に感じる」

海未「そうですね」
 「あの時間があったからこそ、今では最高の」っコホン!!

凛「大丈夫?まさか!海未ちゃんも風邪を」

海未「違います」///
 「その、いつになるかは分かりませんが、私達もあの二人に負けないような」

凛「えっ?」


海未「わ、忘れてください。凛には花陽が居ますから・・・」

凛「凛じゃ、釣り合わないよ。全然女性らしくもないし。。」
 「でも、かよちんとは友達だよ。これからもきっと」

海未「りーんーー!」
 「アナタも言うようになりましたね!」

凛「えへへっ」

106:(みかん) 2021/10/23(土) 14:14:37.62 ID:Y0Dh4f+A
海未「では、今度の休日に一緒に山に登りませんか!?」
 「ちょうど1日で行ける範囲に初心者向けのよい山があるので」

凛「登山?海未ちゃんと?」

海未「登山に必要な道具一式は私が揃えておきますから安心してください」
 「山は良いところですよ。自然の中で開放的な気分になれます」

凛「だったら、凛も登山に挑戦してみようかな~」
 「山を登りながらいろんな話をしようよ」

海未「はい!」

107:(みかん) 2021/10/23(土) 14:16:56.50 ID:Y0Dh4f+A
夕暮れ(希・絵里)



希「」

絵里「どうかしたの、希」
 「皆はもう帰ってしまったわよ?」


希「別に、何かしていたわけじゃなくて、ただ」
 「この光景がとても美しいと思ってな~。この学校の校庭から見る夕日が」

絵里「分かるわ、希」

108:(みかん) 2021/10/23(土) 14:23:20.09 ID:Y0Dh4f+A
希「なあなあ、絵里ち」
 「ウチが子供の頃から両親の転勤で日本全国を転々としていたのは話したっけ?」

絵里「ええ。一応は」

希「この言葉使いも、色んなもんが混ざってしもた。その結果や・・・」

絵里「確かに。。希の言葉遣いは特徴的よね」

希「小学校の頃は、よく一人で帰っていたわ~」はあぁ
 「楽しそうにははしゃぎながら帰るクラスメイトを見ながら」


絵里「疎外感、かしら?」

希「そうやね、言葉にするとそうなる」
 「誰かにいじめられるようなことはなかったんやけどね」

絵里「希?」

希「ただ、異質な相手として見られとった」
 「子どもってそういう所に敏感やろ?無邪気に残酷だし…」

絵里「なんとなくだけど、分かるわ」

109:(みかん) 2021/10/23(土) 14:25:10.03 ID:Y0Dh4f+A
希「そんなときや。ある人のすすめでウチが占いを覚えたのは」
 「始めての友人もできた。少しだけ自分の居場所のように感じることができた」

絵里「そのように感じられる場所があるのは素晴らしいことじゃない」むぅ

希「絵里ち、少しヤキモチ焼いてくれたの?」ふふっ

絵里「そんなことは」///
 「少しだけ、ちょっとだけよ」

希「今日の絵里ちは可愛いな~」うふふっ
 「でも、そういうタイミングでまた転校してしもうたけど・・・」

絵里「希!」

希「本当に言いたいことを言えずにいる間に、時間はどんどんなくなっていって」
 「いつの間にか、誰にも気づかれないように皆に背を向ける事しかできなかったんや!」


希「我が強い子、元気な娘、それを優しく見守る子・・・」
 「どんな子だったかは憶えているけれど、名前はもう忘れてしもうた!!」


絵里「だから希は、『μ’s』の皆の事をこんなにも気にかけていたのね」

希「うん。ウチは今度こそ作りたかったんや、、。」
 「自分の居場所を」

110:(みかん) 2021/10/23(土) 14:27:35.82 ID:Y0Dh4f+A
絵里(希、アナタは本当は)

希「でも、また同じことを繰り返すところだった」
 「本当のウチの姿は」


絵里「私にも新たな目標ができたわ!」
 「『μ’s』を守るアナタを、守るという目標が」



希「もう、絵里ちは。。」
 「どうして、そうやって、いっつもウチを泣かせようとするんや」

絵里「えっ、あぁっ、な、泣いちゃダメよ!希」
 「そんな考えはないのよ!」

111:(みかん) 2021/10/23(土) 14:29:49.25 ID:Y0Dh4f+A
ふうぅ~

希「でも、感謝しとるんよ」
 「絵里ちが居てくれて本当に良かった」

絵里「私の方こそ」
 「希と出会えて本当によかったわ」

希「絵里ちに、面と向かってそう言われるとなんだか照れてしまうわ」
 「そろそろ荷物を持って帰らんと」

絵里「そう。ね」


希「絵里ちはさっき」う、うぅ
 「『ウチを守る』って言ってくれたよね?」

絵里「そうだけど、それがどうかしたの?」


希「あのな。それで、えぇ~と」
 「今日は一緒に帰ってくれるの?」

絵里「もちろん」

112:(みかん) 2021/10/23(土) 14:32:20.82 ID:Y0Dh4f+A
希「なら、その…。校門、校門まででいいんよ!」
 「て、手を繋いで帰ってもいいやろか!?」

絵里「手?」

希「あの、ウチは」
 「小学校の頃にお友達と手を繋いで帰ったことがないから、ずっと憧れていてな」

希「本当に嫌じゃなければ、なんやけど、。」
 「でも恥ずかしいよね。高校生にもなってそんな・・・」

絵里「希」

希「は、はい、、。」

絵里「さぁ、お手をどうぞ。お嬢様」


希「ありがとう。絵里ち」
 (『μ’s』の8人に、あなたに出会えたことが。ウチの救いや!)

113:(みかん) 2021/10/23(土) 14:33:54.33 ID:Y0Dh4f+A
ラブライブ予選

希 海未 穂乃果「不思議だね、いまの気持ち」
 「空から降ってきたみたい」

絵里 花陽 にこ「特別な季節の色がときめきを見せるよ」

~~~♪

114:(みかん) 2021/10/23(土) 14:37:46.00 ID:Y0Dh4f+A
ある日の屋上


真姫「なんだか嬉しそうね。希」

希「もちろん」ふふっ
 「だって、こうやって皆と一緒にお昼を食べているんやから」

ことり「皆で食べるとより美味しく感じるね」

花陽「はい!白米がいつもより輝いて見えます」


真姫「私は教室まで押しかけてきた皆に巻き込まれて食べているだけなんだけど・・・」

海未「夜討ち朝駆けといいますから」

にこ「今は昼でしょ」

115:(みかん) 2021/10/23(土) 14:40:18.30 ID:Y0Dh4f+A
海未「おや?いけません」
 「醤油差しを忘れてしまいました」

にこ「はぁ!?マイ醤油差しとか持ってきてるの」
 「どう考えてもかさばるでしょ」

海未「何を言っているのですか、にこ。当然の事です!」
 「和食の味というモノは醤油の味ひとつで変わるものですよ!」

凛「だったら、凛が取ってくるよ」

海未「このまま食べるのももったいない気がしますし」
 「凛。一緒に戻りましょうか」


穂乃果「いってらっは~い」モゴモゴ
 「早く戻ってこないと、穂乃果が食べちゃうからね」

116:(みかん) 2021/10/23(土) 14:43:47.11 ID:Y0Dh4f+A
真姫「なんていうか…。海未も面白い人よね、お醤油ひとつで」

ことり「でも、海未ちゃんが使っているお醤油は美味しいんだよ。珍しい物みたい」

真姫「ふ~ん」

希「どうかした?真姫ちゃん」
 「ウチの方をじぃーっと見て」

ことり「もしかしてお茶のお代わり?」
 「今日は桜のフレーバーティーにしてみたんだ~」

真姫「違うわよ、。」

にこ「お昼ご飯のリクエストとか?」
 「まったく、しょうがないわねぇ~」

穂乃果「はいは~い」
 「パン!パン、パンを是非に!!」

花陽「いいえ。ここは白米に合うおかずを」

真姫「いや、食べ物に関する事でもないわよ」
 「単に、希がすっかり元気になったって思っただけで」

117:(みかん) 2021/10/23(土) 14:46:20.79 ID:Y0Dh4f+A
希「そやね~。守りたい場所があるからかも」
 「これからに、落ち込んでばかりもいられなくて」

真姫「じゃあ。私を誘ったワケって…」
 「今度は私に何かあるんじゃないかと心配しているのかしら?」

穂乃果「えぇ~!?」
 「ホントなの?希ちゃん」

希「そんな予感はないなぁ」
 「もちろん。『μ’s』の事はいつも気にかけとるんよ」

穂乃果「よかった~」


希「単純に今日のお昼は皆でご飯が食べたいと思ってな」
 「メンバーで一緒に過ごすお昼って素敵やない?」

真姫「ホントに物好きね」ふーん

118:(みかん) 2021/10/23(土) 14:48:43.61 ID:Y0Dh4f+A
希「ウチは真姫ちゃんの事が好きで」
 「そして、『μ’s』の皆が大好きや」

にこ「よくもまぁ、そんな恥ずかしい言葉をサラサラと言えるわね」

穂乃果「穂乃果はイヤッて訳じゃないかも」

ことり「ことりも!」

希「よかった。これからもみんなの都合のいい時に一緒に食べたいな」


真姫「まぁ、何でもいいわ」
 「にこちゃん、その卵焼きもらうわよ」

にこ「ぬわっ」
 「マッキー、せめて等価交換を要求するにこーっ」


バタン!!

海未「さあどうぞ。絵里」

119:(みかん) 2021/10/23(土) 14:50:32.97 ID:Y0Dh4f+A
絵里「皆、遅れてごめんなさい」はぁはぁ
 「生徒会の用事が長引いてしまったの」

希「いいんよ、絵里ち。おかえりなさい」

絵里「ただいま!希」


希(今も、そしてこれからも・・・)
 (『μ’s』の皆で過ごす美しい思い出を、絢瀬絵里と過ごす美しい思い出をいっぱい作っていきたい)



さぁ!明日は『ラブライブ』決勝戦


(了)

120:(みかん) 2021/10/23(土) 14:53:33.93 ID:Y0Dh4f+A
以上です
読んでくれた皆さんに感謝を


アゲが多すぎたかもしれませんが、そこは大目に見てください

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1634876573/





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