海未ちゃん、今日もことりちゃん宛の恋文をしたためる

ことうみーSS


1: 2017/05/20(土) 22:09:33.74 ID:c/dAjinG.net
なお、渡せるわけもなく机の引き出しにしまう模様
 
2: 2017/05/20(土) 22:13:49.68 ID:CZIqC9Q4.net
引き出しパンパンになってそう
 
3: 2017/05/20(土) 22:15:21.77 ID:3I2Mb5sC.net
そして歌詞になる
 
4: 2017/05/20(土) 22:17:34.40 ID:jv+grfh4.net
結ばれる夢を信じましょう
 
5: 2017/05/20(土) 22:19:49.88 ID:c/dAjinG.net
【悲報】恋文、二段目の引き出しに収まらなくなり三段目に突入
 
6: 2017/05/20(土) 22:35:44.29 ID:c/dAjinG.net
【悲報】海未ちゃん、引き出しの鍵をなくす大失態。なお、鍵は開いている模様
 
7: 2017/05/20(土) 22:44:49.60 ID:S9jPtP+k.net
【朗報】ことりちゃん、海未ちゃんのお部屋で遊びたい模様
 
8: 2017/05/20(土) 22:47:07.21 ID:S9jPtP+k.net
【悲報】海未ちゃん、ことりちゃんのお願いを泣く泣く断り疑われる
 
9: 2017/05/20(土) 22:49:39.32 ID:S9jPtP+k.net
【悲報】ことりちゃん、突然海未ちゃんのお部屋に遊びに来る
 
10: 2017/05/20(土) 22:51:44.94 ID:c/dAjinG.net
海未「私はお茶を持ってきますね」

ことり「あ、いいよぉ」

海未「遠慮なさらず。ゆっくりしていてください」

ぱたん

ことり(海未ちゃんのお部屋久しぶりかも……集まるときは大体穂乃果ちゃんのお部屋だったし)

きょろきょろ

ことり(でも、あんまり変わってないみたい……
あんまり小物とか置かないもんね)

ことり(……あれ?机のところに何か落ちてる)

かさっ

ことり(紙……というか便箋?誰かへのお手紙なのかな?)

そわそわ

ことり(……誰に書いた、どんなお手紙なのか気になる……)
 
12: 2017/05/20(土) 22:54:32.64 ID:f7YXVEry.net
いけません!
 
11: 2017/05/20(土) 22:53:16.90 ID:toc8HlXr.net
いけませんことり
 
17: 2017/05/20(土) 23:05:25.49 ID:c/dAjinG.net
すっ

ことり(海未ちゃんごめんなさい……冒頭だけだから!どんな内容か確認するだけだから!)

ことり(どれどれ……)

『●●●へ

突然、私から手紙を貰って貴女はきっと困惑しているでしょう。今更、お手紙交換をやるような年齢でもありませんしね。

こんな形で想いを告げる、臆病で卑怯な私を許してください。』

ことり(ラブレターだ……まごうことなきラブレターだ……この綺麗で整った字は間違いなく海未ちゃんの文字……海未ちゃんが書いたラブレターだあ……)

ことり(手紙なのに、この砕けた書き方……宛名は黒く塗り潰されてるけど、よほど親しい人なんだね……)

ことり(誰なんだろう……)

ぱさ

ことり(……もうちょっとだけ……)
 
21: 2017/05/20(土) 23:27:32.02 ID:c/dAjinG.net
『いつからとか、どうしてとか、いくら考えても分かりませんでした。いつの間にか私は貴女を目で追っていて、貴女のことを想わない日はなくなっていたのです。
それが恋と呼ばれる感情だと気付いたのはそれからしばらく経ってのことでしたが。

おかしいでしょう?恋愛もののドラマや映画を破廉恥だと恥ずかしがって見なかった私が、まさか恋に落ちてしまうだなんて。』

ことり(おかしくないよ……海未ちゃんだって女の子だもん。恋に落ちちゃってもおかしくないよ……)

『最初は、色々と妄想もしました。もし告白をしたなら、付き合うことが出来たなら……寝る前に一人で考えて悦に入ることもありました。

でも、恋をして楽しかったのは最初の内だけでした。』

ことり(え、ええ!?一体何が……)
 
24: 2017/05/20(土) 23:37:10.40 ID:c/dAjinG.net
『この恋が叶うはずがないと、分かってしまったのです。
そう判断した理由は、幾つかあるのですが、それを書き連ねても意味がないのでここでは割愛しましょう。

とにかく、私はこの恋を諦めたのです。』

ことり(諦めちゃだめー!そんな簡単に諦めちゃだめだよ!理由もちゃんと書いてよぉ!思い違いのところが絶対あるって!)

『諦めたからと言って、電源が落ちるように恋心がなくなるというものでは、勿論ありませんでした。頭ではそれを理解していました。
それでも、月日を経るごとに少しずつ小さくなって、今はひどく痛んだとしても、いつかは思い出に変えられると、そう思っていたのです。

でも、だめでした。日に日に、貴女への想いが膨らんでいって、この胸からはち切れんばかりになってしまったのです。』

ことり(海未ちゃん……)
 
29: 2017/05/21(日) 00:00:20.34 ID:kqY2wsP6.net
『貴女を想うと胸が苦しい。貴女を想うと夜も眠れない。私は貴女のことを、本当に、どうしようもなく、好きなんだと思い知りました。

嘘だと思うかもしれませんが、本当のことです。』

ことり(嘘だなんて思わないよ……海未ちゃんの字が、あの海未ちゃんの字が震えてる……これを嘘だなんて、絶対に思わない)

『叶わない恋を抱え続けるのは、苦しいです。捨てられない恋心を持ち続けるのも、苦しいです。夜も眠れないほど辛いです。

だから私は、こうやって貴女への手紙をしたためています。』

ことり(え?)
 
32: 2017/05/21(日) 00:08:17.01 ID:kqY2wsP6.net
『貴女への想いを書き綴れば、少し楽になります。重たい心の一部を吐き出せるからでしょうか。いずれにせよ、慰めにしかならない手慰みです。

だからこれは、恋文のように綺麗なものではありません。
叶わない恋心を貴女に押し付ける、汚ならしい呪いの手紙です。解呪のできない呪いを、私は貴女に今、押し付けています。』

ことり(…………)

『嫌ってくれてかまいません。恨んでくれてかまいません。絶交されたって、文句は言いません。
ただ、貴女を好きでいることだけ、どうか許してほしいと願います。
ごめんなさい。

例え何があっても、私は貴女のことが、ことりのことが心の底から大好きです。

               海未より』
 
11: 2017/05/20(土) 22:53:16.90 ID:toc8HlXr.net
いけませんことり
 
33: 2017/05/21(日) 00:10:27.77 ID:lWeqA9cI.net
アネモネハートを思い出してしまう
 
35: 2017/05/21(日) 00:16:39.03 ID:kqY2wsP6.net
ことり(海未ちゃん……)

ぐすっ

ことり(こんなの、悲しすぎるよ……)

ことり(このことりって人も、海未ちゃんに想われてることに気付いてないみたいだし!こんなに想われてるのになんで……)

ことり(………………………………)

ことり(……………………(・8・)ん?)

ことり(海未ちゃんの想い人の名前は『ことり』)

ことり(海未ちゃんと親しいことりって名前の子は私だけ)

ことり(つまり海未ちゃんの想い人=私)

ことり(………………………………)

ことり「わ、わたし!?///」ボッ

ことり「え、えー……///そんな……海未ちゃんが私のこと……///」モジモジ

ことり(っていうかさっきの特大ブーメランだよね……ことりの背中にぐっさりブーメランだよね……)

とん とん とん

ことり「!!!///」ドッキーン

ことり(海未ちゃんが帰ってきちゃった!あわわ、手紙を元のところに戻して……!)

がちゃ

海未「ごめんなさいことり、遅くなりまさかた……お茶菓子を探していまして……」

ことり「い、いーのいーのだいじょーぶよー!」

海未「えっと……?それならいいのですが……」

ことり(肝心なところで誤魔化すの下手すぎるよぉー!)
 
66: 2017/05/21(日) 20:45:04.50 ID:kqY2wsP6.net
ことり(ほ、本題に……早く本題に入らないと……)

ことり「えっと、それで今日は……」

海未「はい。新曲のアイデア……歌詞と衣装のイメージを合わせておきたいと思いまして」

ことり「そっか……あれ?じゃあ真姫ちゃんも居た方がいいんじゃないのかな」

海未「メインのフレーズはもう決めてありますから。それに真姫は今日、にこと遊びに行くと……」クスッ

ことり「あー、それは邪魔できないよね」クスッ

海未「馬に蹴られるのはごめんですから」クスクス

ことり(いつも通りの海未ちゃんに見えるのに、心の中にはあんなに熱くて重たい気持ちを抱えてるんだ……私への想いを……)

ことり(か、考えちゃだめっ!顔赤くなっちゃう!茹で鳥になっちゃう!)

ことり(……茹で鳥ってなに!?)

海未「なので、今日は二人ですけど、よろしくお願いしますね」

ことり「はぇ!?あ、うん、よろしくねっ」
 
68: 2017/05/21(日) 20:53:56.21 ID:GZQHQyhs.net
('・8・`)
 
69: 2017/05/21(日) 20:54:08.20 ID:kqY2wsP6.net
ことり(と、言うわけで、海未ちゃんとの話し合いを始めたんだけど……)

ことり「ここのアクセサリーがね……」チラッ

海未「なるほど、ではここの歌詞を……」

ことり「うん、そっちの方が……」チラチラ

恋文<ごきげんよう……

ことり(き、気になって集中できない……!)

海未「ここが間奏になって……」

ことり「じゃあ、ここの振り付けは……」

海未「はい、後は曲が付いたら……」

ことり(海未ちゃんも何で気付かないの~!?あんなに大事なお手紙かあんなところに落ちてるのにぃ!)

恋文<鈍いのですね……

海未「パート分けはこんな風に……」

ことり「じゃあ衣装の色をまとめて……」

海未「ああ、それは素敵ですね……」

ことり(こ、このままじゃ私が集中できないから、さりげなく海未ちゃんに教えてあげれば……)

恋文<いつまでも、待っています……

ことり「ここのサビは……」

海未「はい、ここはこうして……」

ことり「それより、こうやって……」

ことり(い、いくよ、さりげなく、さりげなく……!)
 
71: 2017/05/21(日) 21:07:31.29 ID:kqY2wsP6.net
ことり「あっ、あれっ?海未ちゃん、机の下に紙が落ちてるみたいだよっ?なんなのかなーお手紙かなー!」

海未「 」

ことり( さりげなく とは )

海未「あっ、へっ、あ、あっ、あああ!?」ガタッ

どたばた ごつん

海未「いいっ!?くぅぅ……」ガサッ

ことり「う、海未ちゃん大丈夫っ?」

海未「だい……じょうぶです……!」プルプル

ことり(いつものしなやかな動きからはかけ離れたどたばたっぷりで、脛を強かに打ちながらも海未ちゃんはお手紙をその手に収めたのでした……)

ことり(涙目になりながらお手紙を隠そうとする海未ちゃん……そんなに見られたくないんだ……)

ことり「海未ちゃん、それは……?」

海未「あっ、その、これはなんでもなくて、その、なんといいますか」しどもど

ことり「えっと……」

海未「ほんとになんでもなくてですね、愚にもつかない乱文で、落書きみたいなもので」きょろきょろきょろきょろ

ことり(目泳ぎすぎだよ……)

海未「誰にも見せられないというか、ほんと何の価値もないごみ……………………まさかとは思いますが、これの中身読んでないですよね?」

ことり「どきっ」
 
72: 2017/05/21(日) 21:16:00.93 ID:kqY2wsP6.net
ことり(ご、誤魔化さなきゃ……!どうにか誤魔化さなきゃ……!)

ことり「コトリ、ヨンデナイヨ。ウミチャンノラブレター、ヨンデナイヨ」

ことり(ばかっ!ばかっ!鳥頭!茹で鳥になっちゃえ!)

海未「そ、そうですか……そうですよね、ことりがそんなことするはずありませんよね」ほっ

ことり「えっ!?」

ことり(今のを信じちゃうの……!?というか良心が、アイタタタタ)

海未「あれ?でもどうしてこれが恋心だと」

ことり「う、海未ちゃんがあまりに必死に隠そうとするからそんな感じかなーってね!」

海未「ことりは鋭いですね……そうです、これは恋文……ラブレターです」キュッ

ことり「……」

ことり(海未ちゃんは、お手紙を大事そうに胸元で握り締めています……)
 
73: 2017/05/21(日) 21:30:39.66 ID:kqY2wsP6.net
海未「……」

ことり「ねぇ海未ちゃん」

海未「はい」

ことり「そのお手紙、見せてもらってもいい……?」

海未「えっ……?」

ことり(な、何言ってるのことりー!?口が勝手に回って……!)

ことり(……でもちょっと待って?海未ちゃんが直接ラブレター渡してくれるってことは、それはつまり事実上の告白……)

ことり(海未ちゃんの告白→ことりも海未ちゃんのことがずっと好きでした!→ハッピーエンドね!)

ことり(この完璧な流れに……!)

海未「……だ、だめです」

ことり(ならないよねー……でもでも、ここは退かずに攻めの一手を!)

ことり「笑ったり茶化したりしないよ。どうしてもだめ?」

海未「どうしても、だめです」

ことり(強情だ……それなら)

ことり「海未ちゃん……おねがぁい!」

海未「はう……う、く……」

ことり「おねがぁい……」

海未「う、う……」

ことり(海未ちゃんがことりのお願いを聞いてくれなかったことなんてないもん。きっと今回もこれで……)

海未「う、うう~……」ウルウル

ことり「え」
 
74: 2017/05/21(日) 21:46:34.35 ID:kqY2wsP6.net
海未「……」ポロポロ

ことり「え、え」

海未「だめなんですぅ……いくらことりのお願いでも……これだけは、だめなんです……」ポロポロ

ことり「あっ、あっ、ごめんね海未ちゃん!ごめんなさい!そうだよね、人に見られたくないよね、無理に見ようとしてごめんねっ」

海未「うぅ……ことりには……ことりにだけは……絶対見せられないんです……」ポロポロ

ことり「うんうん、ごめんね、もう見ようとしないから……」

ことり(ことりに『だけ』は……私にだけは見せられないラブレター。そんなの、告白してるとの一緒なのに……)

ことり「海未ちゃんごめんね……」ナデナデ

海未「んっ……いえ。私も、急に泣き出してすいませんでした。みっともないところをお見せがしました」

ことり「そんな……元はと言えば、ことりが無理を言ったからなのに」

海未「…………ごめんなさい。これだけは、いくらお願いされても……私は……」

ことり「……」
 
99: 2017/05/23(火) 18:02:23.85 ID:W3J2sOPC.net
ごそごそ

ことり「……しまっちゃうの?ラブレターなのに……渡さないの?」

海未「はい……渡しません。さっき誰にも見せられないと言ったでしょう?」

ことり「でも、折角書いたのに。海未ちゃんのラブレターなら、貰った人はとっても嬉しいと思うな」

海未「ラブレターとは言いましたが……本当は、そんな素敵なものじゃないんです。身勝手な感情を書き連ねた、どちらかと言うと呪いの手紙の類いなんです」

ことり「……海未ちゃんからお手紙貰えるだけで嬉しいよ……私なら、呪いの手紙でも不幸の手紙でも、海未ちゃんからのお手紙だったらきっと嬉しい」

海未「それでも……こんな手紙は……」

ことり(海未ちゃん気付いて!よく考えて!今本人からお墨付き出したんだよ!そのお手紙の宛先本人から!呪いの手紙でも不幸の手紙でも嬉しいって!気付いてよ~!)

海未「……本当に、渡せるようなものじゃありません。ふふ、だったらどうして書いてるんだ、って話ですけどね」

ことり「海未ちゃん……」

ことり(気付いて~~~!)
 
101: 2017/05/23(火) 18:15:27.43 ID:W3J2sOPC.net
海未「学習机の引き出しの一段目から……三段目に至るまでが、これと同じ宛名のラブレターで埋まりました」

ことり(そ、そんなに沢山私宛のラブレターを書いてるんだ……)ドキドキ

海未「渡せないならせめて捨てればいいのに、それも出来ない。後生大事に伝えられない想いを抱えている……渡すことも捨てることも出来ない、半端で臆病な私の弱さそのものです」

ことり「海未ちゃん……海未ちゃんは弱くないよ。だって、想いを伝えることも、恋を諦めることも、とっても難しいし怖いことだもん……」

海未「そうですね。私もそれを思い知りました。諦めるとはどれだけ難しいことなのか……こんなこと話されても意味が分かりませんよね。ごめんなさい」

ことり「……」

海未「私のせいで話が脱線してしまいましたけど、元の作業に戻りましょう。後少しですし」

ことり「うん……」
 
102: 2017/05/23(火) 18:32:28.73 ID:W3J2sOPC.net
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ことりルーム

ことり「……はぁ」

ことり(帰ってきてから、海未ちゃんのことばっかり考えちゃう。海未ちゃんのことが頭から離れない……)

もぞもぞ

ことり(私は海未ちゃんのことが好き。でも、それは……たぶん、海未ちゃんが私に抱いてる好きとはちょっと違う)

ごろごろ

ことり(海未ちゃんの笑顔が好き、とか。歌ってるときの声が好き、とか。弓を引いているときの真剣な表情とか、さりげなく助けてくれる優しさとか。海未ちゃんのことが好きでも、付き合うとか考えたことなかった)

じたばた

ことり(一緒に居られるだけで嬉しかった。海未ちゃんの素敵なところにときめく心を、恋だと思ってた。それ以上のことなんて、考えたことなかったの)

ぐりぐり

ことり(恋に恋してた、って言うのかな……軽い気持ちじゃないけど、きっと真剣には向き合ってなかった。ドキドキする嬉しい気持ちを、私はそれ以上に掘り下げたりしなかった……だからきっと、苦しくなかった)

もぞもぞ

ことり(でも、もうそんなあやふやな好きじゃ居られない。あんなに熱くて重たい、本気で私のことを想う海未ちゃんを知っちゃったら、私も本気で海未ちゃんのことを考えなくちゃ)
 
104: 2017/05/23(火) 18:51:19.18 ID:W3J2sOPC.net
ことり(海未ちゃんのことが……本当の本気で好きなのかな。海未ちゃんと付き合うって、きっと簡単な道じゃないけど、それでも付き合いたいって思うのかな)

ごそごそ

ことり(それだけじゃない……付き合ったら、手を繋いだりぎゅーってしたりするだけじゃなくて、お口とお口のキスとか、も、もっとすごいことまでしちゃうと思うけど……私は海未ちゃんと、キスとかすごいこと……したい?)

もぞ……

ことり(海未ちゃんの唇……とっても柔らかそうだよね。グロス塗ってあげるときとか、どきどきしちゃうし……舌も結構長いよね。それに確か、海未ちゃんって、さくらんぼのヘタを口の中で結べるんだよね……)ドキドキ

もぞ……

ことり(それに、海未ちゃんの手って私より大きいし、指も長くて太いから……海未ちゃんに触られたら……自分の指じゃ届かない深いところまで、かいはつ、されちゃって、海未ちゃんなしじゃいられない体にされちゃう、とか)ドキドキ

じたばた

ことり(すとっぷ!え ちなもうそうすとっぷぅ!今のなし!だめぇーーー!)ブンブン
 
108: 2017/05/23(火) 19:05:22.40 ID:W3J2sOPC.net
ことり(ち、違うこと、違うこと考えなきゃ……違うこと違うこと………………)

ごろごろ

ことり(海未ちゃんは私にラブレター書いてたんだよね。もし、海未ちゃんにラブレターを渡されたら……告白されたら、嬉しい。付き合ってって言われたら、はいって答える……)

ごろごろ

ことり(でも、私は海未ちゃんに告白出来るかな?付き合ってくださいって言えるかな?)

すたっ

ことり(いくら考えても分かんないよ……だって、この『好き』は本当だもん。私は海未ちゃんのことが好きだもん)

かちゃ

ことり(でも、私は知りたい……私が本気で海未ちゃんのことを好きなのか、どうしても知りたいの……海未ちゃんと気持ちを合わせたい。だから私は……)
 
124: 2017/05/24(水) 20:01:23.33 ID:KXgpZ39b.net
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
学校

海未(ああ、今日もことりは可愛かったですね)

とんとん

海未(いつもより少しそわそわしていたようですが……落ち着きのないことりは珍しくて眼福でした)

すんっ

海未(……落ち着きましょう。思考が丸っきりストーカーのそれです。このままでは犯罪者です)

海未「はあ……」

海未(ままならないものですね。恋心とは……)

ぱさっ

海未(つい目で追ってしまう。その姿を探してしまう。一緒に居ると嬉しくて、傍に居ないと寂しくて。恋は私を狂わせるばかりです)

ごそごそ

海未(諦めたあの日から、幾つもの涙と言葉になって零れていく恋心……なのに、心の器を覗いてみても、少しも目減りしてなくて。いつになったら私は、この恋を諦められるのでしょうか)

ふるふる

海未(いえ、いつでもいいのです。諦められるまで、諦め続けるだけですから。ハイリスクハイリターンとは言いますが、大切な幼馴染、かけがえのない親友、その立場を失うというのはリスクが高いにも程があります)

じーっ

海未(これでいいのです。高望みをせずに、ただことりの可愛らしさに心を癒す日々が……いややっぱりこれストーカーチックで怖いですね)

かさっ

海未「ん……?」

海未(鞄を開いて教科書類を詰めようとしたとき、中に見覚えのない封筒が入っていることに気が付きました)

海未「……手紙?」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
126: 2017/05/24(水) 20:22:35.62 ID:KXgpZ39b.net
屋上

ことり「ふぅー……はぁー……」

ことり(心臓が飛び出しそう……!血液が逆流しそう……!でも、私は……!)

がちゃ

ことり「!」

海未「……ことり」

ことり「海未ちゃん……来てくれたのね」

海未「ふふ、ことりの呼び出しとあらば……何処にでも駆け付けますよ」

ことり「そっか……嬉しいな。ありがとう……」

ことり(海未ちゃんは、私から少し離れたところに立ってる。困ったような、諦めたような寂しい笑顔を浮かべながら)

ことり「……ふぅ」

ことり(この海未ちゃんの悲しい笑顔を、満面の笑顔に変えられるかどうかは私次第……頑張れことりっ!)

ことり「今日は海未ちゃんにね、告白したいことが、2つあるの」

海未「2つ、ですか。……分かりました、聞きましょう」
 
127: 2017/05/24(水) 20:36:55.31 ID:KXgpZ39b.net
ことり「1つ目は……罪の告白。昨日、海未ちゃんの部屋に行ったときに、落ちてた手紙……実はこっそり読んでたの。隠れて読んだこと、読んだことを隠したこと……ごめんなさい」

海未「……なんとなく察していましたよ。あんなに慌てていましたから……」

ことり「うん……ごめんなさい」

海未「いえ、いいんです……貴女が見なかったことにしたいなら、それでいいと……いや、その方が私にとってもいいと思いました」

ことり「……」

海未「今朝は少し怯えていましたけどね。もしも貴女に避けられたらどうしよう、と……でも、貴女は昨日と変わらず私に笑い掛けてくれた。それなら、もし見られていたのだとしても……」

ことり「そっか……そうだったんだ」

海未「……だからこそ、困惑しています。見なかったことにしたはずの、貴女からの手紙……これは……」
 
129: 2017/05/24(水) 21:00:48.57 ID:FLO+L/ad.net
ことりちゃんめっちゃ全力でアピールしてたのにこの童 ラノベ主人公すぎでは?
でも海未ちゃんだしな…
 
130: 2017/05/24(水) 21:01:24.82 ID:KXgpZ39b.net
『海未ちゃんへ

突然、私から手紙を貰ってきっと困惑してると思います。お手紙交換なんてずっとやってなかったもんね。

こんな形じゃないと想いに気付かなかった、間抜けな私を許してください。

いつからとか、どうしてとか、いくら考えても分からないの。いつの間にか海未ちゃんを目で追っていて、海未ちゃんのことを考えない日はなくなっていたの。同じだよ。
それが恋だって、私はずっと思ってたの。

いっぱい妄想したよ。海未ちゃんのこといっぱい考えたよ。寝る前に一人で考えて楽しくなっちゃったことも、勿論あるよ。

でもね、私は恋に苦しんだことが少しもなかったの。

この恋を叶えるとか、そんなこと考えたことなかった。
どうしてなのか自分でもよく分かんないけど、付き合うとかキスするとか、想像もしたことなかった。
私には、この恋を深く考えてなかった。本気で考えてなかった。

でも、それじゃ駄目なんだってようやく分かったの。
だから、少しずつ色んなことを確かめてみたよ。私の恋が本気かどうか、いっぱいいっぱい考えたよ。

そしたらね、突然、あなたへの想いが膨らんでいって、胸が破裂しそうなほど苦しくなったの。
初めて、海未ちゃんを想って胸が苦しくなった。海未ちゃんを想って夜も眠れなかった。私は海未ちゃんのことを、本当に、本気で、好きなんだとやっと分かったんだよ。

嘘だと思うかもしれないけど、本当です。

叶わない恋を抱え続けるのも、捨てられない恋心を持ち続けるのも、きっと苦しかったと思う。重たい恋心を体の中で転がす夜があんなに辛いなんて初めて知ったの。

だから私は、こうやってあなたへの手紙をしたためています。

これは、ラブレターみたいに綺麗なものじゃないの。
こんな風に書けば海未ちゃんが無視出来ないと知っててこんな風に書いた卑怯な呼び出しの手紙。

嘘つきで、最低な私だけど、だけど嫌いにならないでください。嫌いになっちゃいやだよ。
海未ちゃんを好きでいさせてください。そして、私のことを好きでいてください。
お願いです。

このお手紙を読んだら、屋上に来てください。

               ことりより』
 
131: 2017/05/24(水) 21:13:50.93 ID:KXgpZ39b.net
海未「あの手紙とそっくりな書き方です。見なかったことにしたのではないのですか?それに、この手紙に書いてあること、まるで……」

ことり「……まずは、1つ訂正させてね。あのね、私はあの手紙を見なかったことにしたわけじゃなくて、ただ手紙を盗み読みしたことがバレたら怒られる、嫌われると思ったから誤魔化しただけなの。そこは海未ちゃんの考え過ぎ、かな」

海未「そう……ですか。確かに、手紙を勝手に読まれたら怒ったかもしれません。内容が内容ですし、怒ることも出来ず絶望した可能性もありますが」

ことり「それは、本当にごめんなさい」

海未「過ぎたことです、怒ってませんよ。それで……」

ことり「……うん。このお手紙の内容……もう1つの告白。今から海未ちゃんに、愛の告白をします」

海未「……」

ことり(いけっ!いけっ!がんばれっ!)

ことり「海未ちゃんのことが、大好きです!私と付き合ってください!」
 
145: 2017/05/25(木) 20:55:52.17 ID:XVcfpaZN.net
海未「……」

ことり(海未ちゃんは眉毛をハの字にして、斜め下に目を逸らしてる。好きな人に告白されて嬉しいって顔じゃない……一筋縄じゃ行かないんだろうな、とは思ってたけど……)

海未「……ことり……ことり、それは……」

ことり「同情とか、海未ちゃんが可哀想だからとかじゃないよ。それは違う。そんなこと言ったら、怒る」

海未「ん……」

ことり(海未ちゃんはばつが悪そうに口をつぐんで、ちらりとこちらを見た。怒られた子供みたいで可愛い……じゃなくて)

海未「ことり……これが道ならぬ恋であることは理解していますか?」

ことり「……分かんない。分かんなかったよ。どんな困難や障害があるのか、言葉では分かっても、それが実際どれだけ苦しいのかなんて分からなかった」

海未「私も、どれだけ苦しいかは分かりません。でも苦しいんだろうなってことは分かります。ねぇ、ことり……」

ことり「なあに?」

海未「好きな人には幸せになってほしい、なんて、いかにもありがちな言葉を使うわけではありませんが、好きな人の苦しむ顔を見たくない、とは、思います」

ことり「……」

海未「大好きで大切な貴女の、苦しいときや辛いときを、一番近くで見続ける……私にはきっと耐えられません」
 
147: 2017/05/25(木) 21:18:33.33 ID:XVcfpaZN.net
ことり「海未ちゃん……」

海未「何処までも自分本位でしょう?あの手紙にしてもそうですけど……結局は我が身可愛さです。貴女からの告白、本当に、飛び上がりたいくらい嬉しいです。だけど私には……その告白に応える勇気がない」

ことり「……」

海未「本当は、恋なんて呼ぶのも烏滸がましい自分勝手な……」

ことり「海未ちゃん!」

海未「っ……」

ことり(自嘲する海未ちゃんの瞳から一滴涙が零れて、胸がざわざわした。一歩ずつ、一歩ずつ、ゆっくりと海未ちゃんに近付いていく)

ことり「あのね、海未ちゃんは……ずっと、苦しい恋を一人で抱えてたから、色んなことが怖くなっちゃってるだけだよ」

海未「……」

ことり「恋ってね、苦しくて、辛くて、怖くて、でもそれだけじゃないと思うの。……ねぇ、海未ちゃん、分かる?」

ことり(私は、海未ちゃんにそっと抱き付きました。ぎゅっと抱き締めました)
 
150: 2017/05/25(木) 21:32:50.25 ID:XVcfpaZN.net
海未「何を……」

ことり「分かる……?私の体、こんなに震えてるの」

海未「……」

ことり「心臓は破裂しそうなほどばくばくしてるし、今にも泣き出しそうなほど怖い。だけど、だけど、それでも、海未ちゃんと付き合いたい。海未ちゃんの恋人になりたい」

海未「……」

ことり「海未ちゃんと付き合って、いっぱいデートしたい。色んなところに二人で行きたい……海未ちゃんとキスしたい。もっとすごいことも、したい。嬉しい顔も苦しい顔も私だけのものにしたい……一人占めしたいよ」

海未「……ことり」

ことり「例え何があっても、私はあなたのことが、海未ちゃんのことが、心の底から大好き、です!」

海未「……」

ことり「だから……私と付き合って……海未ちゃん、お願い……」

海未「…………」

ことり(告白し終わった私は、無言の海未ちゃんにしがみついたまま震えていました)

ぎゅうう

ことり(もしも、これでも駄目だったら。振りほどかれてしまったら。海未ちゃんにフラれてしまったら。怖くて、怖くて、身動きできませんでした。だから……)

ぎゅっ

ことり「……!」

海未「……ことり」

ことり(海未ちゃんが優しく抱き締め返してくれたとき、安堵の溜息と共に涙が溢れてしまったのでした)
 
152: 2017/05/25(木) 21:43:21.38 ID:XVcfpaZN.net
海未「私、重たいですよ?」

ことり「もっと重たくなっても、いいよ」

海未「四六時中貴女のことを考えていて、まるでストーカーみたいなんですよ?」

ことり「ストーカーじゃなくて恋人なんだもん、もっともっと私のことを考えて、頭の中をことりでいっぱいにして?」

海未「私は臆病で、卑怯で、情けない女です」

ことり「私も一緒だもん……でも、二人ならきっと大丈夫」

海未「私、貴女が苦しい時でも、貴女のこと、離してあげられないかもしれません」

ことり「いいよ……ううん。離しちゃ、やだよ。苦しい時だからこそ、離さないで、一人占めして?」

海未「……私、貴女のことが、大好きなんです」

ことり「……えへへ、知ってる」
 
153: 2017/05/25(木) 21:53:06.29 ID:XVcfpaZN.net
海未「ことりぃ……!」

ことり「んぅ……!」

ぎゅうううう

ことり(海未ちゃんが少し苦しいくらい強く抱き締めてくれるから、負けじと腕に力を込めて抱き締めました)

海未「私、私も、貴女のことが大好きです!例え何があっても、私は貴女のことが、ことりのことが心の底から大好きです!」

ことり「うん、うん!」

海未「私と、お付き合いしてください!私の恋人になってください……!」

ことり「勿論、喜んで……海未ちゃん、大好き!」

海未「ことり……ことりのお陰です。貴女が勇気を出してくれたから、私に告白してくれたから……」

ことり「ううん、海未ちゃんのお陰。海未ちゃんのお手紙が、私に気付かせてくれた。こんなに大きくて、重たくて、熱い恋心を。気付かなかったらきっと後悔してた……だから、海未ちゃんのお陰」

海未「私は恋に気付いても何もできませんでした。勇敢な貴女のお陰ですよ」

ことり「むむー……じゃあ、二人のお陰ってことにしよ?」

海未「ふふ……そうですね。二人のお陰ってことにしましょう」
 
156: 2017/05/25(木) 22:05:10.07 ID:XVcfpaZN.net
ことり「そうだ、お手紙!」

海未「え?」

ことり「ねぇねぇ、今から海未ちゃんのお部屋に行ってもいい?」

海未「いいですけど、どうして私の部屋に?」

ことり「海未ちゃんが引き出し三つ分も書いたラブレター!ぜ~んぶ読みたい!」

海未「えええ!?は、恥ずかしいから駄目です!そんなの恥ずかし過ぎます!」

ことり「全部私宛てなんだよね?だったら全部私のものだもん、海未ちゃんに拒否権はありません」

海未「どんな理屈ですか!?」

ことり「海未ちゃん……おねがぁい」

海未「うぐ!?だ、駄目です……いくらことりのお願いでも……それだけはぁ……」

ことり「おねがぁい……」

海未「う、うう………………ことりに……ことりにだけ、特別ですよ……?」

ことり「ほんと?えへ、嬉しいな……海未ちゃんありがとうっ」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 
157: 2017/05/25(木) 22:21:10.01 ID:XVcfpaZN.net
『海未ちゃんへ

突然、私から手紙を貰ってきっと困惑してると思います。だって今更って感じだもんね。
こんな形じゃないと素直にお礼できない、恥ずかしがり屋な私を許してください。

海未ちゃんのラブレターをいっぱい読んで、海未ちゃんの葛藤とか全部分かって、だから少しだけ不安になっちゃった。
私の告白が本当は迷惑だったんじゃないか、海未ちゃんの重荷になったんじゃないかって。

でも海未ちゃんはきっと、それも含めて私の告白を受け入れてくれたんだよね。私の告白に勇気を出してくれたんだよね。
だから、海未ちゃん。
私の告白を受け入れてくれてありがとう。私の恋人になってくれてありがとう。私を好きになってくれて、ずっと好きでいてくれてありがとう。

あ、これはお礼状なんかじゃなくて、ちゃんとラブレターだから、そこは勘違いしないでね。
このお手紙を読んだら、お返事をください。

               ことりより』

『ことりへ

私から手紙を貰っても、勿論貴女は困惑なんてしていないでしょう。お返事を欲しがったのは貴女ですからね。
と言っても、書けることなんてもうないのです。
貴女への想いは尽きることがなくて、引き出しを三つも埋めてなお伝え切れないことがようやく分かったのですから。

だから、貴女への感謝と愛は、手紙じゃなく直接言葉と態度で伝えたいと思います。長い長い時間を掛けて、いっぱい伝えるつもりです。

手紙で伝えられそうなのはもうこれだけなので、これだけは書かせてください。

例え何があっても、私は貴女のことが、ことりのことが心の底から大好きです。

               海未より』
 
158: 2017/05/25(木) 22:22:25.86 ID:XVcfpaZN.net



お付き合いいただきありがとうございました
 
160: 2017/05/25(木) 22:36:28.55 ID:XVcfpaZN.net
オマケ・ことりちゃんの長い夜
ことりルーム

ことり(海未ちゃんへのラブレターはちゃんと書けた……明日はあれを海未ちゃんの鞄に忍ばせて、屋上で告白を……)

もぞっ

ことり(……来てくれなかったらどうしよう)

ぶんぶん

ことり(ネガティブ思考は駄目っ!なにか別のこと、楽しいこと考えよっ!)

もぞっ

ことり(海未ちゃんとデートしたいなぁー!待ち合わせして、いっぱい遊んで、帰り際に初めてのキスを……)

ぴた

ことり(海未ちゃんとキス、かぁ……)

もぞもぞ

ことり(恥ずかしがり屋の海未ちゃんだから、私の方からすることになるのかな……顔を真っ赤にして、目をぎゅっと瞑って、少し唇を突き出してキスを待つ海未ちゃん……)

『こ、ことりぃ……んっ』

ごくり

ことり(でも海未ちゃん、ここぞと言うときにかっこいいからなぁ……もしかしたら……)

『ことり……目を閉じて……いい子ですね』

ことり(それから……)

『力を抜いてください……ほら、もうこんなになってますよ?奥の方がいいんですか……?』

ことり(…………)

じたばたじたばた

ことり(え ちなのはよくないと思います!よくないと思います!)

ごろごろごろごろ

ことり(ノーハレンチ!ノーハレンチ!煩悩退散!え ちな海未ちゃん退散!)

ごろごろごろごろごろごろごろごろ どすん

ことり「いったぁ……!?」

親鳥「ちょっとことりー?何騒いでるの?」

ことり「な、なんでもないのよなんでもー!」

ことりちゃんの夜は更けていく……
 
161: 2017/05/25(木) 22:37:23.33 ID:XVcfpaZN.net

 
164: 2017/05/25(木) 22:47:35.58 ID:Ex3CNVZH.net
やっぱりことうみなんですよちゅんなぁ
 
174: 2017/05/26(金) 13:07:35.47 ID:ewUdlLKq.net
やはりことうみは原点にして頂点…
 
176: 2017/05/26(金) 23:00:30.09 ID:zKg+i1qD.net
やっぱり恋は始まりが楽しいんだよねえ…
でもことりちゃんと海未ちゃんには最後まで幸せになってもらいたい
やっぱりことうみは癒しなんだよなあ
 

引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1495285773/

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