【SS】かすみ｢歩夢先輩のほかほかぱ　つ｣【ラブライブ！虹ヶ咲】

歩夢｢ふあ～ いいお湯だったぁ～｣ｼﾞｬﾊﾞｯ

かすみ｢あれ、歩夢先輩もうあがるんですか？｣

歩夢｢かすみちゃんこそ、まだ浸かるの？｣

かすみ｢当たり前ですよ！まだ30分しか浸かってないので｣

歩夢｢ええ…｣

かすみ｢45分の半身浴はかすみんの基本です♡｣

歩夢｢こだわりがあるんだね のぼせないようにね？｣

かすみ｢ありがとうございます♡｣

歩夢｢じゃあ、お部屋でみんなと待ってるね～｣

かすみ｢は～い｣
　

ｼﾞｬﾌﾟﾝ

かすみ｢ぶくぶくぶく｣

ｼﾞｬﾊﾞｯ

かすみ｢ぷはっ…ふう～ せつ菜先輩が温泉の無料券持ってきた時は驚きましたが｣

かすみ｢中々いい旅館じゃないですか 今度せつ菜先輩には特製コッペパンをプレゼントしましょう｣

かすみ｢…｣

かすみ｢……｣

かすみ｢うーん…さすがにこの広い温泉の中かすみん1人は寂しいですね｣

かすみ｢仕方ありません まだ浸かってたいですけど、かすみんもあがろっと｣ｼﾞｬﾊﾞ

かすみ｢はあ～いいお湯だった～｣

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
　

かすみ｢さて、湯冷めする前に早く着替えて部屋に戻ろっと｣ﾃｸﾃｸ

かすみ｢えっと、かすみんの着替えは…着替えは……あれ？｣

かすみ｢かすみんのぱんつがない！？｣

かすみ｢ど、どうして！？誰かに盗まれちゃった？！……ってのはさすがにないかな…｣

かすみ｢じゃあどうして…｣

かすみ｢…｣

かすみ｢…この、かすみんの着替えの上に置いてあるぱんつ、かすみんのに似てるけどデザインが違う…｣

かすみ｢……｣

かすみ｢もしかして、歩夢先輩間違えてかすみんのぱんつ履いてっちゃった！？｣
　

かすみ｢え、え～！！？？何やってるんですかあの人！｣

かすみ｢いや、色とかそっくりですけど！なんで自分のぱんつがわからないんですか！！｣

かすみ｢はぁ…どうしよ…｣

かすみ｢さすがに歩夢先輩のぱんつを履いてくわけにもいかないし…｣

かすみ｢…｣

かすみ｢……｣

かすみ｢…仕方ありません 部屋までのーぱんで行きましょう…｣

かすみ｢恥ずかしいけど、悪いのは歩夢先輩ですし｣

かすみ｢あとで文句言いまくってやりますからね！！｣

かすみ｢ああ～…ひんやりする……｣


───────────
　

ﾜｲﾜｲ

かすみ(随分盛り上がってるなぁ…)

かすみ｢…｣ｺｿｯ


せつ菜｢侑さん！UNOって言ってません！｣

侑｢うわあ！また忘れてた！｣

歩夢｢侑ちゃん3回目だよ…｣


かすみ(ああ…かすみんも早く混ざりたい…でも、まずは歩夢先輩からぱんつを取り返さないと)

かすみ｢歩夢先輩ー｣ｺｿｯ

歩夢｢！｣

かすみ｢ちょっと来てください…｣ｺｿｯ

歩夢｢…｣ｺｸｺｸ
　

歩夢｢ごめん、わたしちょっとトイレ行ってくるから中断してもらってもいい？｣

侑｢いいよ～｣

せつ菜｢では歩夢さんが帰ってくるまで作戦会議しときますね！｣

歩夢｢手札取り替えたりしないでよ～？｣

せつ菜｢しませんよ～！｣

ｽﾀｽﾀ

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

ﾊﾟﾀﾝ

かすみ｢…｣

歩夢｢どうしたの？｣

かすみ｢と、とりあえずトイレに来てもらっていいですか？｣

歩夢｢う、うん｣
　

ﾃｸﾃｸ

かすみ｢…｣ｻｻｯ

かすみ｢…誰もいませんね｣

歩夢｢そうだね …何か大切な話？｣

かすみ｢気付いてないんですか？｣

歩夢｢え？｣

かすみ｢はぁ…｣

歩夢｢…｣

かすみ｢…これ、誰のぱんつだと思います？｣ｽｯ

歩夢｢！？｣

かすみ｢…｣

歩夢｢わ、わたしのぱんつ！｣

かすみ｢そうです｣
　

歩夢｢な、なんでかすみちゃんが持ってるの！？……て、ていうか、じゃあわたしは今誰のぱんつを…｣

かすみ｢…｣

歩夢｢…｣

かすみ｢……｣

歩夢｢……｣

かすみ｢…かすみんのです｣

歩夢｢｣
　

………

歩夢｢ど、どうして…｣

かすみ｢かすみんが聞きたいですよ！！｣

歩夢｢わ、わたしはちゃんと見て履いたよ！？｣

かすみ｢ちゃんと見てないから歩夢先輩のぱんつをかすみんが持ってるんでしょーが！！｣

歩夢｢うう…だ、だって色が同じなんだもん！！｣

かすみ｢デザインが微妙に違うでしょう！！そもそもなんでロッカーがあるのに間違えるんですか！｣

歩夢｢わたしが脱衣場に来た時、結構埋まってたんだもん！｣

かすみ｢だからってかすみんと同じロッカーに着替え入れます？！｣

歩夢｢そっちの方が楽だしいいじゃん！｣

かすみ｢ええ…｣
　

歩夢｢…て、ていうか、かすみちゃんって今…｣

かすみ｢…のーぱんです｣

歩夢｢そ、そっか…｣

かすみ｢…｣

歩夢｢ごめん…｣

かすみ｢……まあいいでしょう｣

歩夢｢でも、どうするの？｣

かすみ｢何がですか？｣

歩夢｢かすみちゃんのぱんつ｣

かすみ｢もちろん返してもらいますよ？｣

歩夢｢わたしが履いたやつを？！｣

かすみ｢あ…｣

歩夢｢…｣

かすみ｢確かにそうですね…｣
　

歩夢｢今日はお互いのぱんつ履いて乗り切ろう？｣

かすみ｢いやでも、サイズが…｣

歩夢｢…わたしが太ってるって言いたいの？｣

かすみ｢そういうわけじゃないですよ！でも、履きなれてないぱんつ履いて明日まで過ごすのは…｣

かすみ｢そもそも泊まるのは今日だけで替えはもうないですし、このままだと洗って今度返す感じになるじゃないですか｣

歩夢｢そうだね｣

かすみ｢今まで履いてたものをもう1回履くわけにもいきませんし、ならまだ間違われて履かれたとしても時間が経ってないそのぱんつを履いた方がいいと思いますけど｣

歩夢｢まあそうだよねぇ…わかったよ 脱ぐから待ってて｣

かすみ｢はい｣

歩夢｢個室入るから覗かないでね？｣

かすみ｢覗きませんよ！｣

ｶﾞﾁｬﾝ
　

歩夢(はぁ…わたしとしたことが、間違えてぱんつ履いちゃうなんて…)

歩夢(でも、これだけ似ててしかも脱衣場の照明暗かったんだし仕方ないじゃん…)ｽﾙｽﾙ

ﾄﾛｫ…

歩夢｢！？｣

歩夢(え、え…？！)

歩夢(ぬ、濡れてる…嘘でしょ！？どうして？！)

歩夢(もしかして、無意識の内に興奮しちゃってたの…？！)

歩夢(て、ていうかこんなのかすみちゃんに渡せないよ！！)

歩夢(どうしよう…)

かすみ｢まだですかー？｣

歩夢｢ま、まだだよ！｣

かすみ｢はーい｣
　

歩夢(やばいやばいやばい！)

かすみ｢早くしてくださいよ～！｣

歩夢(…)

歩夢｢あ、あの、かすみちゃん？｣

かすみ｢はい？｣

歩夢｢や、やっぱり今日はこのまま履いてようよ…！｣

かすみ｢は？何言ってるんですか？｣

歩夢(まあそうなるよね…)

かすみ｢あれ？もしかして歩夢先輩、うんち…｣

歩夢｢違うから！｣

かすみ｢じゃあ早くしてくださいよ！かすみんお腹の下がすーすーして寒いです～｣

歩夢｢ごめん…｣
　

歩夢(はぁ…ティッシュで拭いてごまかせるかな…)ﾌｷﾌｷ

ｶﾞﾁｬ

歩夢｢…お待たせ｣

かすみ｢待たせすぎですよぉ…｣

歩夢｢…はい、かすみちゃんのぱんつ ごめんね？間違っちゃって｣

かすみ｢まあいいですよ それより、顔赤いですけど大丈夫ですか？｣

歩夢｢へっ？！///｣

かすみ｢湯冷めして風邪ひきましたか？｣

歩夢｢だ、大丈夫だよ！｣

かすみ｢ならいいんですけど…じゃあかすみんはぱんつ履くので個室入りますね｣

歩夢｢うん…｣

かすみ｢覗かないでくださいよ？｣

歩夢｢覗かないよ！｣

歩夢(バレないかな…)ﾄﾞｷﾄﾞｷ
　

………

かすみ(はぁ…ようやく会えましたよかすみんのぱんつ)

かすみ(全く 自分のぱんつ間違えるなんて歩夢先輩も変なとこで抜けてるんですから…)

かすみ(…)

かすみ(歩夢先輩が、かすみんのぱんつ…かぁ)

かすみ(ちょっとだけ嬉しいというか興奮するというか…)

かすみ(…)ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

かすみ(変なこと考えないでよかすみん！)

かすみ(早くぱんつ履いて出ないと…歩夢先輩も今のーぱんですし)ｽﾙﾙｯ

ﾇﾙｯ

かすみ｢？！｣
　

かすみ(え、なに？！)ｽﾙｽﾙ

かすみ｢あ！｣

歩夢｢！｣

かすみ｢あそこの部分が濡れてるじゃないですか！｣ｶﾞﾁｬｯ

歩夢｢！！｣

かすみ｢どういうことですか！？｣

歩夢｢それは…｣

かすみ｢おしっこ漏らしちゃったんですか！？｣

歩夢｢違うに決まってるじゃん！｣

かすみ｢じゃあなんで…｣

歩夢｢あ、いや…それは…｣

かすみ｢…｣
　

かすみ(おしっこ以外でここが濡れることってあるのかな)

歩夢｢その…こ、興奮しちゃいまして…｣

かすみ｢…え？｣

歩夢｢い、いや違うよ！？興奮しちゃったというか、無意識だったというか…｣

かすみ｢あ、歩夢先輩？｣

歩夢｢自分の履いてるぱんつがかすみちゃんのだって考えたら…なんか…｣ﾓｼﾞﾓｼﾞ

かすみ｢…｣ﾑﾗｯ

歩夢｢ご、ごめんね！汚いよね！だからやっぱり今日はわたしのぱんつを…｣

ｸﾞｲｯ

歩夢｢え？｣

かすみ｢…｣ｸﾞｲｸﾞｲ

歩夢｢か、かすみちゃん？！｣

ﾊﾞﾀﾝ

ｶﾁｬｯ
　

歩夢｢ど、どうしたの？！個室に連れ込んで…｣

かすみ｢ごめんなさい歩夢先輩｣

歩夢｢え｣

かすみ｢んっ…｣

歩夢｢んむっ…？！｣

かすみ｢……ぷは｣

歩夢｢っ……か、かすみちゃん？！///｣

かすみ｢その…歩夢先輩がかすみんのぱんつを履いて興奮してたって聞いたらその…かすみんも…｣

歩夢｢！｣

かすみ｢な、なので今から…｣
　

歩夢｢だ、だめだよ！侑ちゃんとせつ菜ちゃんも待ってるし、何よりここ旅館のトイレだよ？！｣

かすみ｢大丈夫ですよ この階はかすみんたち以外に部屋入ってませんし｣

歩夢｢でもこんなの…！｣

かすみ｢元はと言えば、歩夢先輩が間違えるからいけないんですよ…？｣

歩夢｢うう…｣

かすみ｢…歩夢先輩だって、そこを濡らしたまま部屋には戻れませんよね？だから今かすみんと…｣

歩夢｢だ、だめだよ…っ｣

かすみ｢いえ、もう我慢出来ないです｣ｻﾜｯ

歩夢｢あっ…♡｣


歩夢｢あ～～～♡♡♡♡♡♡｣


───────────
　

かすみ｢ごめんなさい！！！！｣

歩夢｢ほんとだよ！旅館のトイレでえ　ちって、かすみちゃん変態なの？！｣

かすみ｢他人のぱんつ履いて興奮する歩夢先輩に言われたくないですけどね！｣

歩夢｢かすみちゃんもそんなわたしを見て興奮してこんなことしたんだから一緒だよ！！｣

かすみ｢…｣

歩夢｢…｣

かすみ｢…ま、まあ今回は両成敗ってことで…｣

歩夢｢そうだね…｣

かすみ｢それより、汗やばいです｣

歩夢｢汗だけじゃないもんね…｣

かすみ｢…もう1回、体流しに行きますか？｣

歩夢｢そうしよっか…｣

かすみ｢次は間違えないでくださいね｣

歩夢｢わかってるってば～！！！｣


───────────
　

一方その頃

侑｢歩夢遅くない？｣

せつ菜｢そうですね そういえば、かすみさんはまだお湯に浸かってるのでしょうか｣

侑｢確かに もしかしたら様子見に行ってくれてるのかもしれないね～｣

せつ菜｢となると、まだ戻ってくるまで時間かかりそうですね｣

侑｢…モン〇トしよっか｣

せつ菜｢いいですね！わたしこの前新限定出したばっかりなんですよ！｣

侑｢ほんと？！じゃあこの前追加された轟絶手伝ってよ～｣

せつ菜｢もちろんいいですよ！！｣
　

終わり