1: (東日本) 2020/01/29(水) 11:45:22.61 ID:bSfJw6kC
果南「缶ジュースも開けられないなんてさ」プシッ
果南「ほい、どーぞ」
ダイヤ「くっ……これはたまたま固くて開けられなかっただけですわ、普段は簡単に開けられます」
鞠莉「ダイヤはお嬢様だからね~箸より重い物は持てないってか?」
ダイヤ「それを言うなら鞠莉さんだってお嬢様ではないですか」
鞠莉「マリーはダイヤと違ってハーフだから、ダイヤよりは力あると思うけどなぁ」
ダイヤ「むっ、鞠莉さんまでわたくしを侮辱するのですね……」
鞠莉「不服そうね、なら腕相撲で勝負する?」スッ
ダイヤ「いいでしょう、望むところですわ」スッ
果南「お、なんか面白そうだね~私合図してあげるよ」
果南「いくよ、レディー……ゴー!!」
ダイヤ「ふんぬっ‼」グググッ
鞠莉「……」
鞠莉「……ねぇ、ダイヤ」
鞠莉「もしかして……これで全力?」
ダイヤ「なんの、まだまだこれから……」プルプル
鞠莉「………はぁ」
鞠莉「修行して……出直して来なさぁい‼」ダァン‼
ダイヤ「ぴぎゃあっ!?」
果南「ほい、どーぞ」
ダイヤ「くっ……これはたまたま固くて開けられなかっただけですわ、普段は簡単に開けられます」
鞠莉「ダイヤはお嬢様だからね~箸より重い物は持てないってか?」
ダイヤ「それを言うなら鞠莉さんだってお嬢様ではないですか」
鞠莉「マリーはダイヤと違ってハーフだから、ダイヤよりは力あると思うけどなぁ」
ダイヤ「むっ、鞠莉さんまでわたくしを侮辱するのですね……」
鞠莉「不服そうね、なら腕相撲で勝負する?」スッ
ダイヤ「いいでしょう、望むところですわ」スッ
果南「お、なんか面白そうだね~私合図してあげるよ」
果南「いくよ、レディー……ゴー!!」
ダイヤ「ふんぬっ‼」グググッ
鞠莉「……」
鞠莉「……ねぇ、ダイヤ」
鞠莉「もしかして……これで全力?」
ダイヤ「なんの、まだまだこれから……」プルプル
鞠莉「………はぁ」
鞠莉「修行して……出直して来なさぁい‼」ダァン‼
ダイヤ「ぴぎゃあっ!?」
6: (東日本) 2020/01/29(水) 12:02:29.86 ID:bSfJw6kC
果南「あはは、こりゃ鞠莉の圧勝だね」
ダイヤ「そんな……このわたくしが全く歯が立たないなんて……」
鞠莉「ま、しょうがないわよ。私よりダイヤの方が力が弱いだけ」
鞠莉「これでわかってもらえたかしら?」
ダイヤ「ならば次は果南さんと勝負」
果南「私は構わないけど、鞠莉に勝てないダイヤが私に勝てると思う?」
ダイヤ「そ、それは……」
鞠莉「無理無理、果南はAqoursの中で1番力強いんだから。やめときなって」
果南「そーゆー事、私に勝ちたいならこのくらい出来ないとね~」ヒョイ
鞠莉「きゃっ、果南たら急に抱っこして……もう」
果南「ふふ、鞠莉は相変わらず軽いねぇ」
ダイヤ「なにをのろけているのです‼わたくしにも貸してごらんなさい‼」バッ
ダイヤ「くっ……!!」グッ
ダイヤ「お、重いですわ……」
鞠莉「Oh!?ダイヤ、レディーに向かってなんて事言うのよ」
ダイヤ「も、申し訳ありません。つい本音が」
果南「ダイヤ、出来ない事はやらない方がいいって」ニヤニヤ
鞠莉「そうよ、力の弱い方がダイヤらしいわよ」ニタニタ
ダイヤ「むっきー‼」
ダイヤ「そんな……このわたくしが全く歯が立たないなんて……」
鞠莉「ま、しょうがないわよ。私よりダイヤの方が力が弱いだけ」
鞠莉「これでわかってもらえたかしら?」
ダイヤ「ならば次は果南さんと勝負」
果南「私は構わないけど、鞠莉に勝てないダイヤが私に勝てると思う?」
ダイヤ「そ、それは……」
鞠莉「無理無理、果南はAqoursの中で1番力強いんだから。やめときなって」
果南「そーゆー事、私に勝ちたいならこのくらい出来ないとね~」ヒョイ
鞠莉「きゃっ、果南たら急に抱っこして……もう」
果南「ふふ、鞠莉は相変わらず軽いねぇ」
ダイヤ「なにをのろけているのです‼わたくしにも貸してごらんなさい‼」バッ
ダイヤ「くっ……!!」グッ
ダイヤ「お、重いですわ……」
鞠莉「Oh!?ダイヤ、レディーに向かってなんて事言うのよ」
ダイヤ「も、申し訳ありません。つい本音が」
果南「ダイヤ、出来ない事はやらない方がいいって」ニヤニヤ
鞠莉「そうよ、力の弱い方がダイヤらしいわよ」ニタニタ
ダイヤ「むっきー‼」
11: (東日本) 2020/01/29(水) 12:20:26.14 ID:bSfJw6kC
黒澤家
ダイヤ「果南さんも鞠莉さんもわたくしをバカにして……」
ダイヤ「悔しいですわ~!!」ボフボフ
ルビィ「お姉ちゃん、クッション叩いてどうしたの?」
ダイヤ「……果南さんと鞠莉さんに非力だと言われ笑われたのです」
ダイヤ「黒澤家の名を背負うわたくしが非力などとは……情けないですわ」
ルビィ「気にし過ぎじゃないかな?女の子が力弱いのは当たり前だよ」
ダイヤ「……」
ダイヤ「ルビィ……ちょっとこちらへ」
ルビィ「なーに?」
ダイヤ「はっ!!」グイ
ルビィ「うわぁっ!?」
ダイヤ「くぅっ……やっぱり重い……」
ルビィ「ひどい!!いきなりなんて事言うの!?」
ダイヤ「あ、ごめんなさい。ルビィなら抱っこ出来るかと思ったのですが」
ルビィ「ルビィが太ってる訳じゃないからね。お姉ちゃんが悪いんだよ」
ダイヤ「あなたは力、ありますの?」
ルビィ「ん?どうだろ……抱っこしてみる?」
ルビィ「ーふんっ!!」グッ
ダイヤ「な、なんと!?ルビィがわたくしを持ち上げて……」
ルビィ「……はぁ~疲れた、ルビィにはこれが限界だよ」
ダイヤ(そんな……わたくしはルビィよりも力が弱いんですの……?)
ダイヤ「あぁ……」フラフラ
ルビィ「お姉ちゃん、大丈夫?転ばないでね~」
ダイヤ「果南さんも鞠莉さんもわたくしをバカにして……」
ダイヤ「悔しいですわ~!!」ボフボフ
ルビィ「お姉ちゃん、クッション叩いてどうしたの?」
ダイヤ「……果南さんと鞠莉さんに非力だと言われ笑われたのです」
ダイヤ「黒澤家の名を背負うわたくしが非力などとは……情けないですわ」
ルビィ「気にし過ぎじゃないかな?女の子が力弱いのは当たり前だよ」
ダイヤ「……」
ダイヤ「ルビィ……ちょっとこちらへ」
ルビィ「なーに?」
ダイヤ「はっ!!」グイ
ルビィ「うわぁっ!?」
ダイヤ「くぅっ……やっぱり重い……」
ルビィ「ひどい!!いきなりなんて事言うの!?」
ダイヤ「あ、ごめんなさい。ルビィなら抱っこ出来るかと思ったのですが」
ルビィ「ルビィが太ってる訳じゃないからね。お姉ちゃんが悪いんだよ」
ダイヤ「あなたは力、ありますの?」
ルビィ「ん?どうだろ……抱っこしてみる?」
ルビィ「ーふんっ!!」グッ
ダイヤ「な、なんと!?ルビィがわたくしを持ち上げて……」
ルビィ「……はぁ~疲れた、ルビィにはこれが限界だよ」
ダイヤ(そんな……わたくしはルビィよりも力が弱いんですの……?)
ダイヤ「あぁ……」フラフラ
ルビィ「お姉ちゃん、大丈夫?転ばないでね~」
18: (東日本) 2020/01/29(水) 12:39:39.26 ID:bSfJw6kC
ダイヤ「まさかわたくしにここまで力がなかったなんて……」
ダイヤ「スクールアイドルを始めて鍛えていたつもりでしたが鞠莉さんの言う通り修行不足でしたわね」
果南『そーゆー事、私に勝ちたいならこのくらい出来ないとね~』ヒョイ
ダイヤ「……」
ダイヤ「二人を見返すにはやはりわたくしも果南さん達を抱っこ出来るくらい力をつけないと」
ダイヤ「……決めましたわ」
ダイヤ「目標は果南さんと鞠莉さんを抱っこする事、まずは身近にいるルビィを抱っこ出来るように鍛え直さなくては‼」
ダイヤ「明日、ダンベルでも買いに行きますか」
ダイヤ「今日は腕立て伏せやスクワットをやりましょう」
ダイヤ「ふん……ふん……」
ダイヤ「はぁ……はぁ……」
ダイヤ「わたくしは……必ず……」
ダイヤ「果南さんと鞠莉さんを……」
ダイヤ「抱っこして脅かしてあげますわ……」
ダイヤ「それまで……ひたすら努力あるのみです……」
ダイヤ「……あ~疲れた‼」
ダイヤ「スクールアイドルを始めて鍛えていたつもりでしたが鞠莉さんの言う通り修行不足でしたわね」
果南『そーゆー事、私に勝ちたいならこのくらい出来ないとね~』ヒョイ
ダイヤ「……」
ダイヤ「二人を見返すにはやはりわたくしも果南さん達を抱っこ出来るくらい力をつけないと」
ダイヤ「……決めましたわ」
ダイヤ「目標は果南さんと鞠莉さんを抱っこする事、まずは身近にいるルビィを抱っこ出来るように鍛え直さなくては‼」
ダイヤ「明日、ダンベルでも買いに行きますか」
ダイヤ「今日は腕立て伏せやスクワットをやりましょう」
ダイヤ「ふん……ふん……」
ダイヤ「はぁ……はぁ……」
ダイヤ「わたくしは……必ず……」
ダイヤ「果南さんと鞠莉さんを……」
ダイヤ「抱っこして脅かしてあげますわ……」
ダイヤ「それまで……ひたすら努力あるのみです……」
ダイヤ「……あ~疲れた‼」
19: (東日本) 2020/01/29(水) 12:56:36.59 ID:bSfJw6kC
次の日
ダイヤ「昨日は少し張り切り過ぎましたわね……身体中筋肉痛になってしまいました……」ズキズキ
果南「ダイヤ、おはよ」ポン
ダイヤ「痛ったぁ!?」
果南「およ、どしたの?そんな強くは触ってないのに」
ダイヤ「い、いえ。なんでもありませんわ……」
果南「そう?ならいいんだけど」
果南「ダイヤ、昨日はごめんね~鞠莉とダイヤの事からかい過ぎたって反省してたんだ」
果南「私はダイビングもやってて並の女の子よりは体力あるからさ、筋肉には自信があるし」
鞠莉「女の子だもんね、果南が異常なだけだよ」
果南「鞠莉、それはどういう意味かなん?」
鞠莉「おっと、今の言葉は忘れてチャオ~」
ダイヤ「……」
ダイヤ(二人共、心の中ではわたくしを笑っているのでしょうね)
ダイヤ(こうなったらもう止まれませんわ)
ダイヤ「ふふ、今に見てなさい二人共」ボソッ
果南「え?」
鞠莉「ダイヤ、なにか言った?」
ダイヤ「独り言ですわ」
ダイヤ「昨日は少し張り切り過ぎましたわね……身体中筋肉痛になってしまいました……」ズキズキ
果南「ダイヤ、おはよ」ポン
ダイヤ「痛ったぁ!?」
果南「およ、どしたの?そんな強くは触ってないのに」
ダイヤ「い、いえ。なんでもありませんわ……」
果南「そう?ならいいんだけど」
果南「ダイヤ、昨日はごめんね~鞠莉とダイヤの事からかい過ぎたって反省してたんだ」
果南「私はダイビングもやってて並の女の子よりは体力あるからさ、筋肉には自信があるし」
鞠莉「女の子だもんね、果南が異常なだけだよ」
果南「鞠莉、それはどういう意味かなん?」
鞠莉「おっと、今の言葉は忘れてチャオ~」
ダイヤ「……」
ダイヤ(二人共、心の中ではわたくしを笑っているのでしょうね)
ダイヤ(こうなったらもう止まれませんわ)
ダイヤ「ふふ、今に見てなさい二人共」ボソッ
果南「え?」
鞠莉「ダイヤ、なにか言った?」
ダイヤ「独り言ですわ」
22: (東日本) 2020/01/29(水) 13:13:08.08 ID:bSfJw6kC
放課後 スポーツショップ
ダイヤ「ほう、ダンベルもこんなに沢山の種類があるのですね」
ダイヤ「5キロ……これはどうでしょうか」スッ
ダイヤ「こ、これは重い……」ズッシリ
ダイヤ「なら3キロ」スッ
ダイヤ「む……まだ重いですわね」ズシッ
ダイヤ「1.5キロ……」ヒョイ
ダイヤ「……」グイ…グイ…
ダイヤ「これならなんとか持てますわね、まずはこれくらいの重さから始めましょう」
ダイヤ「さっそく購入して帰りますか」
黒澤家
ダイヤ「ほっ……ほっ……」グイ…グイ…
ルビィ「お姉ちゃん、なにしてるの?」
ダイヤ「とある計画の為に鍛えているのですわ」
ダイヤ「ふん……ふん……」
ルビィ「もしかして、果南さん達に言われた事気にしてるの?」
ダイヤ「……まぁ、そうです」
ルビィ「はは……お姉ちゃんらしいね」
ルビィ「あまり無理して体壊さないようにね」
ダイヤ「えぇ、わかっていますわ。ありがとうルビィ」
ルビィ「ルビィも鍛えてみようかなぁ」
ダイヤ「い、いけません。これ以上姉の威厳を下げないでください」
ルビィ「?」
ダイヤ「ほう、ダンベルもこんなに沢山の種類があるのですね」
ダイヤ「5キロ……これはどうでしょうか」スッ
ダイヤ「こ、これは重い……」ズッシリ
ダイヤ「なら3キロ」スッ
ダイヤ「む……まだ重いですわね」ズシッ
ダイヤ「1.5キロ……」ヒョイ
ダイヤ「……」グイ…グイ…
ダイヤ「これならなんとか持てますわね、まずはこれくらいの重さから始めましょう」
ダイヤ「さっそく購入して帰りますか」
黒澤家
ダイヤ「ほっ……ほっ……」グイ…グイ…
ルビィ「お姉ちゃん、なにしてるの?」
ダイヤ「とある計画の為に鍛えているのですわ」
ダイヤ「ふん……ふん……」
ルビィ「もしかして、果南さん達に言われた事気にしてるの?」
ダイヤ「……まぁ、そうです」
ルビィ「はは……お姉ちゃんらしいね」
ルビィ「あまり無理して体壊さないようにね」
ダイヤ「えぇ、わかっていますわ。ありがとうルビィ」
ルビィ「ルビィも鍛えてみようかなぁ」
ダイヤ「い、いけません。これ以上姉の威厳を下げないでください」
ルビィ「?」
26: (東日本) 2020/01/29(水) 13:37:42.59 ID:bSfJw6kC
数日後 学校 階段
ダイヤ(あれから毎日腕立て伏せ、スクワット、ダンベル上げを続けて)
ダイヤ(少しは筋肉もついてきたとは思いますが)
ダイヤ(今までやらなかったせいか、結構ハードですわね……)
グキッ
ダイヤ「きゃっ!?」
ダイヤ(しまった、足元を見ていなくて階段を踏み外して)
曜「危ない‼」ダキッ
ダイヤ「はっ!?」
曜「よかった……ダイヤさん、ケガはない?」
ダイヤ「えぇ……大丈夫ですわ」
ダイヤ「……」
ダイヤ(曜さん、とっさにわたくしを抱き止めて……しかも軽々と持ち上げていますわ)
ダイヤ(これはいわゆるお姫様抱っこというもの……はっ!?)
曜「ダイヤさん?あの、どうしたの?」
ダイヤ「これですわぁ‼これを出来るようになればわたくしは!!」
ダイヤ「曜さん、ありがとうございます‼」ギュウ~
曜「えぇ!?ちょ、ダイヤさん。よくわからないけど恥ずかしいから離して……」
ダイヤ「曜さんのおかげでいい考えが浮かびました」
ダイヤ「おほほほっ、更に気力が湧いてきましたわ~」スタスタ
曜「なんだったんだ一体……」ポカーン
ダイヤ(あれから毎日腕立て伏せ、スクワット、ダンベル上げを続けて)
ダイヤ(少しは筋肉もついてきたとは思いますが)
ダイヤ(今までやらなかったせいか、結構ハードですわね……)
グキッ
ダイヤ「きゃっ!?」
ダイヤ(しまった、足元を見ていなくて階段を踏み外して)
曜「危ない‼」ダキッ
ダイヤ「はっ!?」
曜「よかった……ダイヤさん、ケガはない?」
ダイヤ「えぇ……大丈夫ですわ」
ダイヤ「……」
ダイヤ(曜さん、とっさにわたくしを抱き止めて……しかも軽々と持ち上げていますわ)
ダイヤ(これはいわゆるお姫様抱っこというもの……はっ!?)
曜「ダイヤさん?あの、どうしたの?」
ダイヤ「これですわぁ‼これを出来るようになればわたくしは!!」
ダイヤ「曜さん、ありがとうございます‼」ギュウ~
曜「えぇ!?ちょ、ダイヤさん。よくわからないけど恥ずかしいから離して……」
ダイヤ「曜さんのおかげでいい考えが浮かびました」
ダイヤ「おほほほっ、更に気力が湧いてきましたわ~」スタスタ
曜「なんだったんだ一体……」ポカーン
31: (東日本) 2020/01/29(水) 13:54:17.67 ID:bSfJw6kC
ダイヤ「さて、そろそろあれに挑戦してみますか」
ダイヤ「ルビィ、ちょっと来てください」
ルビィ「どうしたの?」
ダイヤ「この間は失敗しましたが今のわたくしならルビィを抱っこ出来るはずですわ」
ルビィ「いいよ、頑張ってね」
ダイヤ「いきますわよ……それっ‼」グイ
ルビィ「わぁ、すごいよお姉ちゃん‼持ち上がった‼」
ルビィ「ルビィ、お姫様になったみたい」ウキウキ
ダイヤ「やった……やりましたわ!!第一目標達成ですわ~!!」
ダイヤ「それにしても……」
ダイヤ「ルビィ、あなたはちょうどいい重さですわね」
ダイヤ「ちょっと、わたくしのトレーニングに付き合ってください」
ルビィ「え、それってどういう意味?」
ダイヤ「こういう意味、ですわ」グイ…グイ…
ルビィ「わわっ、急に動かないでよ~」
ダイヤ「ルビィを抱っこしてスクワット、これはいいトレーニングになりますわぁ!!」
ルビィ「ルビィはダンベルじゃないよ、降ろしてお姉ちゃ~ん!!」
ルビィ「お姫様気分だったルビィの気持ちを返して~」
ダイヤ「ルビィ、ちょっと来てください」
ルビィ「どうしたの?」
ダイヤ「この間は失敗しましたが今のわたくしならルビィを抱っこ出来るはずですわ」
ルビィ「いいよ、頑張ってね」
ダイヤ「いきますわよ……それっ‼」グイ
ルビィ「わぁ、すごいよお姉ちゃん‼持ち上がった‼」
ルビィ「ルビィ、お姫様になったみたい」ウキウキ
ダイヤ「やった……やりましたわ!!第一目標達成ですわ~!!」
ダイヤ「それにしても……」
ダイヤ「ルビィ、あなたはちょうどいい重さですわね」
ダイヤ「ちょっと、わたくしのトレーニングに付き合ってください」
ルビィ「え、それってどういう意味?」
ダイヤ「こういう意味、ですわ」グイ…グイ…
ルビィ「わわっ、急に動かないでよ~」
ダイヤ「ルビィを抱っこしてスクワット、これはいいトレーニングになりますわぁ!!」
ルビィ「ルビィはダンベルじゃないよ、降ろしてお姉ちゃ~ん!!」
ルビィ「お姫様気分だったルビィの気持ちを返して~」
34: (東日本) 2020/01/29(水) 14:18:11.77 ID:bSfJw6kC
部室
ダイヤ「ふふふ、ルビィを持ち上げられるなら果南さん達を抱っこ出来るのも時間の問題」
ダイヤ「しかし、普通に抱っこしただけでは面白くないですわね……」
ダイヤ「なにか二人をあっと言わせるような方法は……」
ダイヤ「ん?これは……?」
ダイヤ「『女の子を骨抜きにするイケメンの心得~これでどんな女の子も即堕ち~』……?」
ダイヤ「~~~~!!」カァァ
ダイヤ「な、なんですかこの破廉恥な雑誌は!?」
ダイヤ「……」ジーッ
ダイヤ(も、もしかしたらこの雑誌になにかヒントがあるかも……)
ダイヤ「……」ペラ…ペラ…
ダイヤ「な、なるほど……こういうセリフを言うと女子は喜ぶのですね」ドキドキ
ダイヤ「……」ペラ…ペラ…
ダイヤ「まぁ、なんて大胆な……」カァァ
ダイヤ「……」ペラ…ペラ…
ダダダダッ……ガチャ
梨子「はぁっ……!!はぁっ……!!」
梨子「ーっっっ!?ダ、ダイヤさん!?」
ダイヤ「り、梨子さん!?」バッ
梨子「ダイヤさん、今隠したのって……!?」
ダイヤ「ちが、違いますわ!?ここに置いてあったんです‼わたくしの物ではありませんわ‼」
梨子「あ、あうあう……そ、その……それはですね……その雑誌は……」カァァ
ダイヤ「はい?」
ダイヤ「ふふふ、ルビィを持ち上げられるなら果南さん達を抱っこ出来るのも時間の問題」
ダイヤ「しかし、普通に抱っこしただけでは面白くないですわね……」
ダイヤ「なにか二人をあっと言わせるような方法は……」
ダイヤ「ん?これは……?」
ダイヤ「『女の子を骨抜きにするイケメンの心得~これでどんな女の子も即堕ち~』……?」
ダイヤ「~~~~!!」カァァ
ダイヤ「な、なんですかこの破廉恥な雑誌は!?」
ダイヤ「……」ジーッ
ダイヤ(も、もしかしたらこの雑誌になにかヒントがあるかも……)
ダイヤ「……」ペラ…ペラ…
ダイヤ「な、なるほど……こういうセリフを言うと女子は喜ぶのですね」ドキドキ
ダイヤ「……」ペラ…ペラ…
ダイヤ「まぁ、なんて大胆な……」カァァ
ダイヤ「……」ペラ…ペラ…
ダダダダッ……ガチャ
梨子「はぁっ……!!はぁっ……!!」
梨子「ーっっっ!?ダ、ダイヤさん!?」
ダイヤ「り、梨子さん!?」バッ
梨子「ダイヤさん、今隠したのって……!?」
ダイヤ「ちが、違いますわ!?ここに置いてあったんです‼わたくしの物ではありませんわ‼」
梨子「あ、あうあう……そ、その……それはですね……その雑誌は……」カァァ
ダイヤ「はい?」
35: (東日本) 2020/01/29(水) 14:49:18.77 ID:bSfJw6kC
ダイヤ「この雑誌は梨子さんの物でしたのね」
梨子「……はい」カァァ
ダイヤ「梨子さんにこのような趣味があったとは……意外ですわね」
梨子「ほ、他の皆には内緒にしてください!!」
梨子「部室に置きっぱなしにしちゃって……まさかダイヤさんに見つかるなんて~」
ダイヤ「ま、まぁ確かに多少変わってるとは思いますが……」
ダイヤ「その雑誌には大変興味深い事が沢山載っていましたわ」
梨子「え……?ダイヤさん、わかってくれるんですか?」
ダイヤ「そ、その……それほど理解は出来ませんが……」
ダイヤ「『どんな女の子もこれでイチコロ‼イケメン口説き文句集』という特集ページは色々と参考になりました」
梨子「へぇ、ダイヤさんもこういう物に興味あったんですね」
梨子「よかったらそれ、貸しましょうか?」
ダイヤ「いいんですの?走って取りに来るほど大切な物なのでは」
梨子「いいんですよ、同好の士が出来た記念です」
ダイヤ「いや、ですからそこまで興味がある訳では」
ダイヤ「ですが、ありがとうございます。しばらくお借りしますわ」
ダイヤ「ーあ、そうですわ。ちょっと失礼」グッ
梨子「ひゃあっ!?ダイヤさん!?」
梨子(な、なになになに!?なんで私急にお姫様抱っこされて)
ダイヤ(よし、梨子さんも持ち上げる事が出来ましたわ。ついでに雑誌に載ってたあのセリフを……)
ダイヤ「なんだ、急に女の顔になりやがって。なに期待してんだ?お前」イケボ
梨子「はわわわわぁ……」カァァ
梨子「ーえっへっへ~」デレ~
ダイヤ「ふっ、これは破壊力抜群ですわね」
ダイヤ「梨子さん、ありがとうございました。また一つ自信をつける事が出来ましたわ」
ダイヤ「この雑誌、借りて行きますわね」スタスタ
梨子「はぁ、ダイヤさぁん……」キューン
梨子「……はい」カァァ
ダイヤ「梨子さんにこのような趣味があったとは……意外ですわね」
梨子「ほ、他の皆には内緒にしてください!!」
梨子「部室に置きっぱなしにしちゃって……まさかダイヤさんに見つかるなんて~」
ダイヤ「ま、まぁ確かに多少変わってるとは思いますが……」
ダイヤ「その雑誌には大変興味深い事が沢山載っていましたわ」
梨子「え……?ダイヤさん、わかってくれるんですか?」
ダイヤ「そ、その……それほど理解は出来ませんが……」
ダイヤ「『どんな女の子もこれでイチコロ‼イケメン口説き文句集』という特集ページは色々と参考になりました」
梨子「へぇ、ダイヤさんもこういう物に興味あったんですね」
梨子「よかったらそれ、貸しましょうか?」
ダイヤ「いいんですの?走って取りに来るほど大切な物なのでは」
梨子「いいんですよ、同好の士が出来た記念です」
ダイヤ「いや、ですからそこまで興味がある訳では」
ダイヤ「ですが、ありがとうございます。しばらくお借りしますわ」
ダイヤ「ーあ、そうですわ。ちょっと失礼」グッ
梨子「ひゃあっ!?ダイヤさん!?」
梨子(な、なになになに!?なんで私急にお姫様抱っこされて)
ダイヤ(よし、梨子さんも持ち上げる事が出来ましたわ。ついでに雑誌に載ってたあのセリフを……)
ダイヤ「なんだ、急に女の顔になりやがって。なに期待してんだ?お前」イケボ
梨子「はわわわわぁ……」カァァ
梨子「ーえっへっへ~」デレ~
ダイヤ「ふっ、これは破壊力抜群ですわね」
ダイヤ「梨子さん、ありがとうございました。また一つ自信をつける事が出来ましたわ」
ダイヤ「この雑誌、借りて行きますわね」スタスタ
梨子「はぁ、ダイヤさぁん……」キューン
40: (東日本) 2020/01/29(水) 15:15:02.68 ID:bSfJw6kC
ダイヤ「ふむふむなるほど」
ダイヤ「いやぁどうしてなかなか、これはバカに出来ませんわね」
ルビィ「お姉ちゃん、真剣な顔でなに読んでるの?」
ダイヤ「ル、ルビィ!?」バッ
ダイヤ「これはその、大人の教科書ですわ」
ルビィ「なにそれ?エ チな本?」
ダイヤ「ち、違いますわ‼」
ルビィ「まぁ別にいいけど。今日もトレーニングするの?」
ダイヤ「もちろんですわ、段々と最終調整に向かっています」
ダイヤ「ねぇ、ルビィ」グイ…グイ…
ルビィ「なぁに?」
ダイヤ「あなたが言われたら心がときめくセリフとはなんですか?」
ルビィ「心がときめくセリフ……?」
ルビィ「う~ん……あっ」
ルビィ「『ただいま、フライドポテト増量中です』とか『フライドポテト半額です』とか言われたらときめくかなぁ」
ダイヤ「わたくしも言葉足らずでしたが随分色気のないセリフですわね……」
ルビィ「あれ、なんか違ったかな?」
ダイヤ「いえ、心が和みましたわ。ありがとうございます」グイ…グイ…
ダイヤ「いやぁどうしてなかなか、これはバカに出来ませんわね」
ルビィ「お姉ちゃん、真剣な顔でなに読んでるの?」
ダイヤ「ル、ルビィ!?」バッ
ダイヤ「これはその、大人の教科書ですわ」
ルビィ「なにそれ?エ チな本?」
ダイヤ「ち、違いますわ‼」
ルビィ「まぁ別にいいけど。今日もトレーニングするの?」
ダイヤ「もちろんですわ、段々と最終調整に向かっています」
ダイヤ「ねぇ、ルビィ」グイ…グイ…
ルビィ「なぁに?」
ダイヤ「あなたが言われたら心がときめくセリフとはなんですか?」
ルビィ「心がときめくセリフ……?」
ルビィ「う~ん……あっ」
ルビィ「『ただいま、フライドポテト増量中です』とか『フライドポテト半額です』とか言われたらときめくかなぁ」
ダイヤ「わたくしも言葉足らずでしたが随分色気のないセリフですわね……」
ルビィ「あれ、なんか違ったかな?」
ダイヤ「いえ、心が和みましたわ。ありがとうございます」グイ…グイ…
42: (東日本) 2020/01/29(水) 15:53:58.22 ID:bSfJw6kC
ダイヤ「……」グッ
ダイヤ「……いい感じですわね、これなら果南さんと鞠莉さんを……」
ダイヤ「いざ、参りましょう。まずは鞠莉さんからです」
空き教室
鞠莉「ダイヤ、どうしたの?こんな所に呼び出して」
ダイヤ「待っていましたわ鞠莉さん」
ダイヤ「どうです?わたくしの姿、なにか気付きませんか」
鞠莉「ん?なにか変わった?」ジーッ
ダイヤ「まぁ、制服を着ているのでわからないでしょうね」
ダイヤ「今から生まれ変わったわたくしを見せてあげますわ」
鞠莉「ダイヤ、なんか話し方が芝居じみてない?」
ダイヤ「そ、そんな事ありませんわ‼」
ダイヤ「ー鞠莉さん、あなたはハーフだからわたくしより力があると言いましたわね」
鞠莉「言ったけど、それが?もしかしてまだそれを気にして」
ダイヤ「いえ、今となってはどうでもいい事です」
ダイヤ「なぜなら」グッ
鞠莉「きゃあっ!?」
ダイヤ「こうして鞠莉さんを抱き上げる事が出来るのですから」
鞠莉「ダ、ダイヤ?えっ?私なにをされて」アタフタ
ダイヤ「……いい感じですわね、これなら果南さんと鞠莉さんを……」
ダイヤ「いざ、参りましょう。まずは鞠莉さんからです」
空き教室
鞠莉「ダイヤ、どうしたの?こんな所に呼び出して」
ダイヤ「待っていましたわ鞠莉さん」
ダイヤ「どうです?わたくしの姿、なにか気付きませんか」
鞠莉「ん?なにか変わった?」ジーッ
ダイヤ「まぁ、制服を着ているのでわからないでしょうね」
ダイヤ「今から生まれ変わったわたくしを見せてあげますわ」
鞠莉「ダイヤ、なんか話し方が芝居じみてない?」
ダイヤ「そ、そんな事ありませんわ‼」
ダイヤ「ー鞠莉さん、あなたはハーフだからわたくしより力があると言いましたわね」
鞠莉「言ったけど、それが?もしかしてまだそれを気にして」
ダイヤ「いえ、今となってはどうでもいい事です」
ダイヤ「なぜなら」グッ
鞠莉「きゃあっ!?」
ダイヤ「こうして鞠莉さんを抱き上げる事が出来るのですから」
鞠莉「ダ、ダイヤ?えっ?私なにをされて」アタフタ
43: (東日本) 2020/01/29(水) 16:02:32.58 ID:bSfJw6kC
ダイヤ「あの時は重いだなんて言って申し訳ありませんでした」
ダイヤ「鞠莉さんもやはり女の子なのですわね、こんなに軽い」
鞠莉(なに?ダイヤの私を見る目が妙に熱い……)カァァ
ダイヤ「ふふ、顔が赤いですわよ。海外ではこのくらいのスキンシップはよくあったのではなくて?」
鞠莉「ここまで情熱的なスキンシップはなかったかなぁ~」ドキドキ
鞠莉「ど、どうしたのダイヤ?急にこんな大胆になるなんて」
ダイヤ「なに、ちょっとした仕返しですわ」
ダイヤ「わたくしが本気を出せばこのくらいの事、造作もないのです」
ダイヤ「さて、もう少し付き合ってもらいますよ?鞠莉さん」ズイッ
鞠莉「ふぇ?ちょ、ちょっともう許して~これ以上ダイヤに抱かれてたらおかしくなっちゃう~」
ダイヤ「おかしくなれば、いいじゃないですか」イケボ
鞠莉「ひっ……」ビクッ
鞠莉「うへへへ~ダイヤ~」デレ~
ダイヤ「ふっ、わたくしの勝ちですわね」
ダイヤ「鞠莉さんもやはり女の子なのですわね、こんなに軽い」
鞠莉(なに?ダイヤの私を見る目が妙に熱い……)カァァ
ダイヤ「ふふ、顔が赤いですわよ。海外ではこのくらいのスキンシップはよくあったのではなくて?」
鞠莉「ここまで情熱的なスキンシップはなかったかなぁ~」ドキドキ
鞠莉「ど、どうしたのダイヤ?急にこんな大胆になるなんて」
ダイヤ「なに、ちょっとした仕返しですわ」
ダイヤ「わたくしが本気を出せばこのくらいの事、造作もないのです」
ダイヤ「さて、もう少し付き合ってもらいますよ?鞠莉さん」ズイッ
鞠莉「ふぇ?ちょ、ちょっともう許して~これ以上ダイヤに抱かれてたらおかしくなっちゃう~」
ダイヤ「おかしくなれば、いいじゃないですか」イケボ
鞠莉「ひっ……」ビクッ
鞠莉「うへへへ~ダイヤ~」デレ~
ダイヤ「ふっ、わたくしの勝ちですわね」
47: (東日本) 2020/01/29(水) 16:19:39.87 ID:bSfJw6kC
ダイヤ「鞠莉さんは割りと楽に勝てましたわね」
鞠莉「えへへ、ダイヤ……」チーン
ダイヤ「次はいよいよ、果南さんの番ですわ」
果南「おーい、ダイヤ。なにか用かなん?ーって」
果南「鞠莉、どうしたの!?なんかふにゃふにゃになってる‼」
鞠莉「うふふ、ダイヤ~」トローン
果南「ダイヤ、鞠莉になにかしたの?」
ダイヤ「えぇまぁ少しわたくしの実力を見せてあげたのですわ」
ダイヤ「果南さんにも教えてあげます」
果南「な、なに?なにをするつもり?」
ダイヤ「腕相撲をしましょう、果南さんとはまだやっていませんでしたわよね」スッ
果南「なんかよくわからないけど自信ありげだね……特訓でもしたのかな?」
ダイヤ「それはもう、大変な道のりでしたわ」
ダイヤ「わたくしがここまで本気になったのは初めてです」
果南「……いいよ、そこまで言うなら勝負してあげる。負けても恨みっこ無しだからね」スッ
ダイヤ「負けるつもりはありませんわ。鞠莉さんは使い物にならないので果南さんが合図を」
果南「よし、それじゃいくよ……レディ……ゴー!!」
鞠莉「えへへ、ダイヤ……」チーン
ダイヤ「次はいよいよ、果南さんの番ですわ」
果南「おーい、ダイヤ。なにか用かなん?ーって」
果南「鞠莉、どうしたの!?なんかふにゃふにゃになってる‼」
鞠莉「うふふ、ダイヤ~」トローン
果南「ダイヤ、鞠莉になにかしたの?」
ダイヤ「えぇまぁ少しわたくしの実力を見せてあげたのですわ」
ダイヤ「果南さんにも教えてあげます」
果南「な、なに?なにをするつもり?」
ダイヤ「腕相撲をしましょう、果南さんとはまだやっていませんでしたわよね」スッ
果南「なんかよくわからないけど自信ありげだね……特訓でもしたのかな?」
ダイヤ「それはもう、大変な道のりでしたわ」
ダイヤ「わたくしがここまで本気になったのは初めてです」
果南「……いいよ、そこまで言うなら勝負してあげる。負けても恨みっこ無しだからね」スッ
ダイヤ「負けるつもりはありませんわ。鞠莉さんは使い物にならないので果南さんが合図を」
果南「よし、それじゃいくよ……レディ……ゴー!!」
50: (東日本) 2020/01/29(水) 16:39:12.63 ID:bSfJw6kC
ダイヤ「ふんっ‼」グッ
果南「おっ?おっ?おぉ~?」グググ~
果南「すごいねダイヤ、この前は鞠莉に惨敗したのにここまで力をつけるなんて」
ダイヤ「当然…ですわ……ぐぎぎ……」ググッ
ダイヤ(力をつけたとは言えやはり果南さんは手強い……しかしここで負ける訳には……)
ダイヤ「このぉ~!!」グ~
果南「頑張れダイヤ、フレーフレー」
ダイヤ「むっきー‼またしてもわたくしをバカにして~!!」ググッ
ダイヤ「あなただけは……許しませんわぁ~!!」グググ~
果南「はぁ……」
果南「ダイヤ、本当にごめんね」
ドゴォン‼
ダイヤ「んなっ………!?」
果南「ダイヤはよく頑張ったよ、でもね」
果南「私はこれでも、半分くらいしか力を出していないんだよ」
ダイヤ「そ、そんな……」
果南「わざと負けようかとも思ったけどさ」
果南「それだとダイヤの努力を否定する事になっちゃう」
果南「ダイヤも頑張ったんだから私もそれにちゃんと応えてあげないといけないよね」
果南「だから、ごめん。この勝負は私の勝ちだよ」
ダイヤ「……」
ダイヤ「果南さん……」
ダイヤ「なにを、言っていますの?」
果南「へっ?」
ダイヤ「まだ勝負は終わっていませんわよ」
果南「おっ?おっ?おぉ~?」グググ~
果南「すごいねダイヤ、この前は鞠莉に惨敗したのにここまで力をつけるなんて」
ダイヤ「当然…ですわ……ぐぎぎ……」ググッ
ダイヤ(力をつけたとは言えやはり果南さんは手強い……しかしここで負ける訳には……)
ダイヤ「このぉ~!!」グ~
果南「頑張れダイヤ、フレーフレー」
ダイヤ「むっきー‼またしてもわたくしをバカにして~!!」ググッ
ダイヤ「あなただけは……許しませんわぁ~!!」グググ~
果南「はぁ……」
果南「ダイヤ、本当にごめんね」
ドゴォン‼
ダイヤ「んなっ………!?」
果南「ダイヤはよく頑張ったよ、でもね」
果南「私はこれでも、半分くらいしか力を出していないんだよ」
ダイヤ「そ、そんな……」
果南「わざと負けようかとも思ったけどさ」
果南「それだとダイヤの努力を否定する事になっちゃう」
果南「ダイヤも頑張ったんだから私もそれにちゃんと応えてあげないといけないよね」
果南「だから、ごめん。この勝負は私の勝ちだよ」
ダイヤ「……」
ダイヤ「果南さん……」
ダイヤ「なにを、言っていますの?」
果南「へっ?」
ダイヤ「まだ勝負は終わっていませんわよ」
51: (東日本) 2020/01/29(水) 16:57:37.83 ID:bSfJw6kC
果南「腕相撲で勝負して終わりじゃなかったの?」
ダイヤ「ここからが本番ですわ」
ダイヤ「果南さん、あの時鞠莉さんを抱き上げてこのくらいは出来ないとね~と言いましたわよね」
果南「あ~言ったっけそんな事」
果南「まさかあれ本気にしたの?」
ダイヤ「その通り、ですわ」グッ
果南「きゃっ!?」
果南「な、なにするのダイヤ~恥ずかしいよぉ」カァァ
ダイヤ「おや、さっきまで余裕の口振りでしたのに随分可愛らしい姿ですわね」
果南「ダイヤ……?なんだかさっきと雰囲気が違うよ?どうしちゃったの?」
ダイヤ「ふふ、あなたこそ雰囲気変わっていますわよ」
ダイヤ「こんな女の子らしい一面も持っていたのですね、果南さん」
果南「わわ私が女の子らしい~!?」
ダイヤ「そう……すごく、キレイだ」イケボ
果南「ななな……!!な~ん!?」プッシュー
ダイヤ「わたくしが力だけ鍛えてきたと思ったら大間違いですわ」
ダイヤ「万が一の事を考えてこのような作戦も考えていたのです」
ダイヤ「って、聞こえていないようですわね」
果南「」チーン
ダイヤ「惜しかったですが、わたくしの勝ちですわ」ニヤリ
ダイヤ「……」
ダイヤ「や……やりましたわぁ‼」
ダイヤ「わたくし、鞠莉さんと果南さんに勝てましたわ~‼」
ダイヤ「ここからが本番ですわ」
ダイヤ「果南さん、あの時鞠莉さんを抱き上げてこのくらいは出来ないとね~と言いましたわよね」
果南「あ~言ったっけそんな事」
果南「まさかあれ本気にしたの?」
ダイヤ「その通り、ですわ」グッ
果南「きゃっ!?」
果南「な、なにするのダイヤ~恥ずかしいよぉ」カァァ
ダイヤ「おや、さっきまで余裕の口振りでしたのに随分可愛らしい姿ですわね」
果南「ダイヤ……?なんだかさっきと雰囲気が違うよ?どうしちゃったの?」
ダイヤ「ふふ、あなたこそ雰囲気変わっていますわよ」
ダイヤ「こんな女の子らしい一面も持っていたのですね、果南さん」
果南「わわ私が女の子らしい~!?」
ダイヤ「そう……すごく、キレイだ」イケボ
果南「ななな……!!な~ん!?」プッシュー
ダイヤ「わたくしが力だけ鍛えてきたと思ったら大間違いですわ」
ダイヤ「万が一の事を考えてこのような作戦も考えていたのです」
ダイヤ「って、聞こえていないようですわね」
果南「」チーン
ダイヤ「惜しかったですが、わたくしの勝ちですわ」ニヤリ
ダイヤ「……」
ダイヤ「や……やりましたわぁ‼」
ダイヤ「わたくし、鞠莉さんと果南さんに勝てましたわ~‼」
53: (東日本) 2020/01/29(水) 17:23:15.44 ID:bSfJw6kC
数日後
ダイヤ(あの日以来、鞠莉さんと果南さんのわたくしを見る目が変わりました)
ダイヤ(それはよかったのですが……)
鞠莉「ね~ぇダ~イヤ」スリスリ
果南「今度一緒にお買い物デートしようよ~」ハグゥ
ダイヤ「暑っ苦しいですわ‼離れなさい‼」
梨子「ダイヤさ~ん、今日はこのシチュエーションをぜひ私にやってください」
ダイヤ「こ、こんないやらしい事わたくしは出来ませんわ~!!」
梨子「そんな、あの時はあんな積極的だったのに……」
ダイヤ「今思い返せば黒歴史ですわ……」
鞠莉「ダ~イヤ」
果南「ダイヤ~」
梨子「ダイヤさ~ん」
ダイヤ「あぁもうしつこいですわあなた達‼」
曜「ダイヤさん、こっちだよ‼」パッ
ダイヤ「曜さん!?」タタタッー
ルビィ「お姉ちゃん、よかったぁ。曜さんありがとう」
曜「いや、なんか困ってたみたいだし見ていられなくて」
ダイヤ「わたくしの自業自得とはいえ、助かりましたわ……」
ルビィ「あの3人に見つかると大変だからルビィ達とこっそり帰ろう」
ルビィ「今、近くのレストランでフライドポテト増量中で半額のキャンペーンやってるんだよ、うふふ」
ダイヤ「いつか話した事が、現実になりましたわね」
ダイヤ「わたくしは少々、調子に乗りすぎましたね」
曜「と、とりあえず今日は帰ろうか」
ダイヤ「これからどうしましょうか、大変ですわ……」グッタリ
ダイヤ(あの日以来、鞠莉さんと果南さんのわたくしを見る目が変わりました)
ダイヤ(それはよかったのですが……)
鞠莉「ね~ぇダ~イヤ」スリスリ
果南「今度一緒にお買い物デートしようよ~」ハグゥ
ダイヤ「暑っ苦しいですわ‼離れなさい‼」
梨子「ダイヤさ~ん、今日はこのシチュエーションをぜひ私にやってください」
ダイヤ「こ、こんないやらしい事わたくしは出来ませんわ~!!」
梨子「そんな、あの時はあんな積極的だったのに……」
ダイヤ「今思い返せば黒歴史ですわ……」
鞠莉「ダ~イヤ」
果南「ダイヤ~」
梨子「ダイヤさ~ん」
ダイヤ「あぁもうしつこいですわあなた達‼」
曜「ダイヤさん、こっちだよ‼」パッ
ダイヤ「曜さん!?」タタタッー
ルビィ「お姉ちゃん、よかったぁ。曜さんありがとう」
曜「いや、なんか困ってたみたいだし見ていられなくて」
ダイヤ「わたくしの自業自得とはいえ、助かりましたわ……」
ルビィ「あの3人に見つかると大変だからルビィ達とこっそり帰ろう」
ルビィ「今、近くのレストランでフライドポテト増量中で半額のキャンペーンやってるんだよ、うふふ」
ダイヤ「いつか話した事が、現実になりましたわね」
ダイヤ「わたくしは少々、調子に乗りすぎましたね」
曜「と、とりあえず今日は帰ろうか」
ダイヤ「これからどうしましょうか、大変ですわ……」グッタリ
54: (東日本) 2020/01/29(水) 17:24:55.02 ID:bSfJw6kC
終わりです。最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1580265922/