1: (もんじゃ) 2023/02/04(土) 22:03:31.19 ID:MwjQZ7UY
青い夢の旅、遥かな地平線のその向こう側へ。
どこまでも広がる大海原へ、夢とトキメキを探す旅をする少女が一人。
どこまでも広がる大海原へ、夢とトキメキを探す旅をする少女が一人。
3: (もんじゃ) 2023/02/04(土) 22:06:16.92 ID:MwjQZ7UY
侑「うわ~っ! 綺麗でどこまでも青い海っ!!✨✨」
侑「こんな素敵な場所で人魚が見れたら、絶対ときめいちゃうよ~!!✨✨」
侑(私は侑。トキメキを探して色んな場所を旅しているんだ!)
侑(今日もまだ見ぬトキメキを探して、人魚が見れる街『A・ZU・NA LAGOON』の海にやって来たの!)
侑(なんでも船に乗っていると素敵な歌声が聞こえてるとか、複数の美しい人魚の影を見たとか!)
侑(そんな噂を聞いてるだけでもときめいちゃいそうっ!)
侑(それに何より、私のトキメキの予感が告げるんだ!)
侑(ここに、私の求めるすっごいトキメキがあるって!!)
── ザッパーンッ!!🌊
侑「わわっ!! 大波で船のバランスがっ!」
侑「し、沈むっ!!?」
侑(や、やばいっ!! 私、泳げな……)ブクブク
侑(………)
侑「こんな素敵な場所で人魚が見れたら、絶対ときめいちゃうよ~!!✨✨」
侑(私は侑。トキメキを探して色んな場所を旅しているんだ!)
侑(今日もまだ見ぬトキメキを探して、人魚が見れる街『A・ZU・NA LAGOON』の海にやって来たの!)
侑(なんでも船に乗っていると素敵な歌声が聞こえてるとか、複数の美しい人魚の影を見たとか!)
侑(そんな噂を聞いてるだけでもときめいちゃいそうっ!)
侑(それに何より、私のトキメキの予感が告げるんだ!)
侑(ここに、私の求めるすっごいトキメキがあるって!!)
── ザッパーンッ!!🌊
侑「わわっ!! 大波で船のバランスがっ!」
侑「し、沈むっ!!?」
侑(や、やばいっ!! 私、泳げな……)ブクブク
侑(………)
5: (もんじゃ) 2023/02/04(土) 22:11:16.30 ID:MwjQZ7UY
侑(い、意識が……)
『───大変で……とが溺れて……!』
『……へんっ! 息をして……っ!』
『大丈夫……私は……ですから……』
──
────
侑「……んぅ?」パチリ
~~♪
侑(綺麗な歌声……)
?「!……良かった、目が覚めましたか」
侑「人魚?」
?「へっ!?」
侑「すっごい綺麗な歌声っ! まるで人魚みたいっ! 私ときめいちゃった~っ!!✨✨」
侑「ねぇ、あなた名前はなんて言うのっ!!」ズイッ!
せつ菜「ふぇっ/// せ、せつ菜と言います……///」
侑「せつ菜ちゃん……っ!!✨✨ なんか私、せつ菜ちゃんの歌声聞いたらすっごくときめいちゃってっ!!✨✨✨」ズイズイッ!
せつ菜「ち、近いですっ!!///」カァァァ
『───大変で……とが溺れて……!』
『……へんっ! 息をして……っ!』
『大丈夫……私は……ですから……』
──
────
侑「……んぅ?」パチリ
~~♪
侑(綺麗な歌声……)
?「!……良かった、目が覚めましたか」
侑「人魚?」
?「へっ!?」
侑「すっごい綺麗な歌声っ! まるで人魚みたいっ! 私ときめいちゃった~っ!!✨✨」
侑「ねぇ、あなた名前はなんて言うのっ!!」ズイッ!
せつ菜「ふぇっ/// せ、せつ菜と言います……///」
侑「せつ菜ちゃん……っ!!✨✨ なんか私、せつ菜ちゃんの歌声聞いたらすっごくときめいちゃってっ!!✨✨✨」ズイズイッ!
せつ菜「ち、近いですっ!!///」カァァァ
10: (もんじゃ) 2023/02/04(土) 22:16:30.53 ID:MwjQZ7UY
侑「あ、ごめんねつい」アハハ
侑「でも私、人魚を見に来たけどそれ以上のトキメキに出会えちゃったっ!」ニコッ
せつ菜「に、人魚……それで海にいたんですね?」
侑「え? あっそうだ! 私海に溺れて……」
せつ菜「浜を歩いていたらあなたが倒れていて驚きましたよ?」
せつ菜「とりあえず私の診療所へ連れてきましたが、身体に異変はありませんか?」
侑「あ、うん。時に問題はない、かな?」
侑「せつ菜ちゃんが助けてくれたんだね、ありがとうっ!」
せつ菜「問題ないなら良かったです」ニコッ
侑「あ、まだ私の名前言ってなかったね? 私は侑! よろしくねっ!」ニコッ
せつ菜「改めましてせつ菜です。この街、A・ZU・NA LAGOONの診療所で音楽療法士をしています」
侑「音楽療法……さっきのもしかして歌声も?」
せつ菜「はい、歌で人を癒すのが私の仕事ですから」
侑「せつ菜ちゃんの歌、もう一度聞きたいなぁ……さっきは朧気であんまり聞けなかったんだよね」
せつ菜「えぇ、勿論いいですよ♪」ニコッ
侑「でも私、人魚を見に来たけどそれ以上のトキメキに出会えちゃったっ!」ニコッ
せつ菜「に、人魚……それで海にいたんですね?」
侑「え? あっそうだ! 私海に溺れて……」
せつ菜「浜を歩いていたらあなたが倒れていて驚きましたよ?」
せつ菜「とりあえず私の診療所へ連れてきましたが、身体に異変はありませんか?」
侑「あ、うん。時に問題はない、かな?」
侑「せつ菜ちゃんが助けてくれたんだね、ありがとうっ!」
せつ菜「問題ないなら良かったです」ニコッ
侑「あ、まだ私の名前言ってなかったね? 私は侑! よろしくねっ!」ニコッ
せつ菜「改めましてせつ菜です。この街、A・ZU・NA LAGOONの診療所で音楽療法士をしています」
侑「音楽療法……さっきのもしかして歌声も?」
せつ菜「はい、歌で人を癒すのが私の仕事ですから」
侑「せつ菜ちゃんの歌、もう一度聞きたいなぁ……さっきは朧気であんまり聞けなかったんだよね」
せつ菜「えぇ、勿論いいですよ♪」ニコッ
11: (もんじゃ) 2023/02/04(土) 22:20:44.00 ID:MwjQZ7UY
せつ菜「それぞれの青さを~~♪」
侑「わぁ~~✨✨」
せつ菜「……ふぅ、どうでしたか?」
侑「………」
せつ菜「侑さん……?」
侑「~~っかんっぜんにときめいちゃった~~っ!!✨✨」
侑「やっぱりせつ菜ちゃんの歌ってすっごく体に響くというか、パワーを貰えるというかっ!✨✨」
侑「本当に元気になれるこれぞ音楽療法って感じというか……」
侑「もうもうっ! 私、せつ菜ちゃんのことが大好きになっちゃったっ!!✨✨」ニコッ
せつ菜「へぇっ!?///」ドキッ!
侑「わぁ~~✨✨」
せつ菜「……ふぅ、どうでしたか?」
侑「………」
せつ菜「侑さん……?」
侑「~~っかんっぜんにときめいちゃった~~っ!!✨✨」
侑「やっぱりせつ菜ちゃんの歌ってすっごく体に響くというか、パワーを貰えるというかっ!✨✨」
侑「本当に元気になれるこれぞ音楽療法って感じというか……」
侑「もうもうっ! 私、せつ菜ちゃんのことが大好きになっちゃったっ!!✨✨」ニコッ
せつ菜「へぇっ!?///」ドキッ!
14: (もんじゃ) 2023/02/04(土) 22:24:41.41 ID:MwjQZ7UY
侑「せつ菜ちゃんの歌声を聞いてたら、なんか体がすっごいドキドキして……! とってもときめくのっ!✨✨」
せつ菜「あぁ歌ですよねっ!?/// お気に召して良かったです……///」
侑「うんっ! まるで人魚みたいな歌声で……」
侑「そうだ人魚っ! 私、人魚を探してるのっ!!」
侑「せつ菜ちゃんは人魚について何か知ってない?」
せつ菜「……人魚ですか」
せつ菜「確かにこの街の海には人魚が住んでいるという噂はありますが」
せつ菜「歌を聴いた、人魚の影を見た、などはありますが実際にその姿を見たという話は聞いたことがありませんね……」
侑「そっか……」
せつ菜「あぁ歌ですよねっ!?/// お気に召して良かったです……///」
侑「うんっ! まるで人魚みたいな歌声で……」
侑「そうだ人魚っ! 私、人魚を探してるのっ!!」
侑「せつ菜ちゃんは人魚について何か知ってない?」
せつ菜「……人魚ですか」
せつ菜「確かにこの街の海には人魚が住んでいるという噂はありますが」
せつ菜「歌を聴いた、人魚の影を見た、などはありますが実際にその姿を見たという話は聞いたことがありませんね……」
侑「そっか……」
15: (もんじゃ) 2023/02/04(土) 22:28:46.14 ID:MwjQZ7UY
せつ菜「侑さんはどうして人魚を?」
侑「うーん、最初はトキメキの予感で人魚を探してたんだ」
侑「でも探してる時に海に溺れちゃって、その時にあんまり覚えてないけど……溺れてる所を人魚に助けて貰ったような気がして……」
侑「だから私、人魚にお礼が言いたいのっ!」
せつ菜「なるほど、お礼を……」
侑「だから私、また人魚を探しに海に行きたいっ!」
せつ菜「えっ! 危ないですよっ!! 侑さん泳げませんよねっ!?」
侑「でも私、どうしても人魚に会ってお礼が言いたいんだもんっ!」
侑「……ダメ、かな?」ウルウル
せつ菜「……分かりました」
せつ菜「ですが、今は要安静ですよ? 外へ出る時は私と必ず出ること!」
せつ菜「約束できますか?」
侑「うんっ! 約束するっ!」コクコク
侑「うーん、最初はトキメキの予感で人魚を探してたんだ」
侑「でも探してる時に海に溺れちゃって、その時にあんまり覚えてないけど……溺れてる所を人魚に助けて貰ったような気がして……」
侑「だから私、人魚にお礼が言いたいのっ!」
せつ菜「なるほど、お礼を……」
侑「だから私、また人魚を探しに海に行きたいっ!」
せつ菜「えっ! 危ないですよっ!! 侑さん泳げませんよねっ!?」
侑「でも私、どうしても人魚に会ってお礼が言いたいんだもんっ!」
侑「……ダメ、かな?」ウルウル
せつ菜「……分かりました」
せつ菜「ですが、今は要安静ですよ? 外へ出る時は私と必ず出ること!」
せつ菜「約束できますか?」
侑「うんっ! 約束するっ!」コクコク
16: (もんじゃ) 2023/02/04(土) 22:32:55.52 ID:MwjQZ7UY
侑「……ん? ということは、もしかしてせつ菜ちゃんも人魚探しを手伝ってくれるの!?」
せつ菜「……まあ、侑さんが心配なので」
侑「ありがとう~~っ!!」ギュッ
せつ菜「わぁっ!?/// ゆ、侑さんっ!?///」
侑「せつ菜ちゃんが一緒なら、絶対もっと人魚探しが楽しくなるよっ!」
侑「せつ菜ちゃんも絶対人魚を見たらときめいちゃうから、一緒に探そうねっ!」ニコッ
せつ菜「は、はい……///」
せつ菜「……まあ、侑さんが心配なので」
侑「ありがとう~~っ!!」ギュッ
せつ菜「わぁっ!?/// ゆ、侑さんっ!?///」
侑「せつ菜ちゃんが一緒なら、絶対もっと人魚探しが楽しくなるよっ!」
侑「せつ菜ちゃんも絶対人魚を見たらときめいちゃうから、一緒に探そうねっ!」ニコッ
せつ菜「は、はい……///」
19: (もんじゃ) 2023/02/04(土) 22:36:24.06 ID:MwjQZ7UY
── 海🐚 ──
侑「うわぁ~やっぱり綺麗な海……」
せつ菜「そうですね、何度観ても美しいと思います♪」
侑「あの海の中にきっと人魚が……」ムムム
せつ菜「入っちゃダメですよ?」
侑「あはは、分かってるよ♪」
せつ菜「とりあえず侑さんが倒れていた箇所を探しましょうか」
侑「うんっ!」ニコニコ
せつ菜「? ジロジロ見て、私の顔に何かついてますか?」
侑「あ、いやせつ菜ちゃんと一緒で楽しいなって♪」ニコッ
せつ菜「っ!?/// ふ、ふざけてるなら先に行きますよっ!///」スタスタ
侑「あっ! 待ってよ~っ!」
侑「本当のこと言っただけなのに……ん?」
~~♪
侑「綺麗な歌声っ!! これってもしかして人魚のっ!?」
侑「あっちだっ!」スタタッ!
侑「うわぁ~やっぱり綺麗な海……」
せつ菜「そうですね、何度観ても美しいと思います♪」
侑「あの海の中にきっと人魚が……」ムムム
せつ菜「入っちゃダメですよ?」
侑「あはは、分かってるよ♪」
せつ菜「とりあえず侑さんが倒れていた箇所を探しましょうか」
侑「うんっ!」ニコニコ
せつ菜「? ジロジロ見て、私の顔に何かついてますか?」
侑「あ、いやせつ菜ちゃんと一緒で楽しいなって♪」ニコッ
せつ菜「っ!?/// ふ、ふざけてるなら先に行きますよっ!///」スタスタ
侑「あっ! 待ってよ~っ!」
侑「本当のこと言っただけなのに……ん?」
~~♪
侑「綺麗な歌声っ!! これってもしかして人魚のっ!?」
侑「あっちだっ!」スタタッ!
22: (もんじゃ) 2023/02/04(土) 22:45:05.56 ID:MwjQZ7UY
──
────
?「まっすぐに描く未来図~~♪」
侑(あの人だっ! やっぱり素敵な歌声……!✨✨)
子供「あゆむせんせーもっとお歌うたって~!」
歩夢「うんっ、いいよ♪」
歩夢「じゃあ、次はみんなで歌おっか♪」ニコッ
子供たち「わーい♪」
~~~♪
侑「わぁ~~っ!」パチパチパチ👏👏
歩夢「っ!? あなたは……」
侑「あ、いきなりごめんね? 私は侑」
侑「とっても素敵な歌だったからつい……」アハハ
────
?「まっすぐに描く未来図~~♪」
侑(あの人だっ! やっぱり素敵な歌声……!✨✨)
子供「あゆむせんせーもっとお歌うたって~!」
歩夢「うんっ、いいよ♪」
歩夢「じゃあ、次はみんなで歌おっか♪」ニコッ
子供たち「わーい♪」
~~~♪
侑「わぁ~~っ!」パチパチパチ👏👏
歩夢「っ!? あなたは……」
侑「あ、いきなりごめんね? 私は侑」
侑「とっても素敵な歌だったからつい……」アハハ
23: (もんじゃ) 2023/02/04(土) 22:50:41.86 ID:MwjQZ7UY
歩夢「……ありがとう♪」
侑「歩夢ちゃんって言うの? 歌すっごく綺麗だったよ! それに歩夢ちゃんもかわいいっ!!✨✨」
侑「私、ときめいちゃった♪」ニコッ
歩夢「え? あ、ありがとう……?///」
子供「せんせーなんぱされてるのー?」
歩夢「えぇっ!?/// も、もうからかうんじゃありませんっ///」プンプン
子供「あーあかくなってる~かわいい~♪」
侑「ふふっ、本当だかわいい♪」
歩夢「もうっあなたまでっ!///」カァァァ
侑「歩夢ちゃんって言うの? 歌すっごく綺麗だったよ! それに歩夢ちゃんもかわいいっ!!✨✨」
侑「私、ときめいちゃった♪」ニコッ
歩夢「え? あ、ありがとう……?///」
子供「せんせーなんぱされてるのー?」
歩夢「えぇっ!?/// も、もうからかうんじゃありませんっ///」プンプン
子供「あーあかくなってる~かわいい~♪」
侑「ふふっ、本当だかわいい♪」
歩夢「もうっあなたまでっ!///」カァァァ
24: (もんじゃ) 2023/02/04(土) 22:57:15.33 ID:MwjQZ7UY
侑「せんせーって言ってたけど、歩夢ちゃんはこの子達の先生なの?」
子供「あははっ、ぶんぶん~~♪」(侑のツインテぐるぐる
歩夢「うん、私はこの街でこの子達の音楽の先生をしてるの」
侑「へ~! だからあんなに綺麗な歌声だったんだね♪」
子供「ゆうのかお伸びる~~♪」キャッキャッ♪
侑「いたた、あんまりひっぱらないで~」アハハ
歩夢「あはは……ごめんねあなたにも子供たちの相手してもらって」
侑「ううん! 子供も可愛くて好きだし、それに歩夢ちゃんと話してるのも楽しいし♪」ニコッ
歩夢「っ!!/// も、もうからかわないでよ……///」カァァァ
侑「?」
子供「またなんぱされてる~♪」ニコニコ
子供「あははっ、ぶんぶん~~♪」(侑のツインテぐるぐる
歩夢「うん、私はこの街でこの子達の音楽の先生をしてるの」
侑「へ~! だからあんなに綺麗な歌声だったんだね♪」
子供「ゆうのかお伸びる~~♪」キャッキャッ♪
侑「いたた、あんまりひっぱらないで~」アハハ
歩夢「あはは……ごめんねあなたにも子供たちの相手してもらって」
侑「ううん! 子供も可愛くて好きだし、それに歩夢ちゃんと話してるのも楽しいし♪」ニコッ
歩夢「っ!!/// も、もうからかわないでよ……///」カァァァ
侑「?」
子供「またなんぱされてる~♪」ニコニコ
25: (もんじゃ) 2023/02/04(土) 23:07:27.52 ID:MwjQZ7UY
子供「せんせーたいへんっ!!」タタタッ
歩夢「えっどうしたのっ!!?」
子供「○○ちゃんが岩のすきまにおっこちちゃったっ!!」
侑「えぇっ!!?」
歩夢「はやく助けにいかなくちゃっ!!」
──
────
子供「せんせ~~~!!」ビエーン
歩夢「大丈夫っ! いま助けるねっ!」
歩夢「……岩の隙間が狭くて手が届かないっ……」グググッ
侑「そんな……」
子供「せんせ~……」グスン
歩夢「ど、どうしようこのままじゃ……」
侑「そうだっ!」💡
侑「ちょっと待ってて!!」
歩夢「えっどこに行くのっ!!?」
~間~
侑「はぁ……はぁ……これ使ってっ!!」⛏
歩夢「これって……」⛏
侑「旅の途中で見つけた、伝説のつるはしだよっ!!」⛏
歩夢「えっどうしたのっ!!?」
子供「○○ちゃんが岩のすきまにおっこちちゃったっ!!」
侑「えぇっ!!?」
歩夢「はやく助けにいかなくちゃっ!!」
──
────
子供「せんせ~~~!!」ビエーン
歩夢「大丈夫っ! いま助けるねっ!」
歩夢「……岩の隙間が狭くて手が届かないっ……」グググッ
侑「そんな……」
子供「せんせ~……」グスン
歩夢「ど、どうしようこのままじゃ……」
侑「そうだっ!」💡
侑「ちょっと待ってて!!」
歩夢「えっどこに行くのっ!!?」
~間~
侑「はぁ……はぁ……これ使ってっ!!」⛏
歩夢「これって……」⛏
侑「旅の途中で見つけた、伝説のつるはしだよっ!!」⛏
28: (もんじゃ) 2023/02/04(土) 23:18:01.21 ID:MwjQZ7UY
歩夢「伝説のつるはしっ!!?」
侑「これで岩を壊せば隙間が広がって手が届くはず……!」
歩夢「わかった! いくよっ!」⛏
侑・歩夢「えいっ! えいっっ!!」⛏⛏
子供達「がんばって~!!」
侑「もう少しっ! いくよっ!」⛏
歩夢「うんっ! みんなも力を貸してっ!!」⛏
侑・歩夢「えいっ! えいっっ!! えいっっっ!!!」⛏⛏
侑「これで岩を壊せば隙間が広がって手が届くはず……!」
歩夢「わかった! いくよっ!」⛏
侑・歩夢「えいっ! えいっっ!!」⛏⛏
子供達「がんばって~!!」
侑「もう少しっ! いくよっ!」⛏
歩夢「うんっ! みんなも力を貸してっ!!」⛏
侑・歩夢「えいっ! えいっっ!! えいっっっ!!!」⛏⛏
29: (もんじゃ) 2023/02/04(土) 23:22:04.21 ID:MwjQZ7UY
歩夢「みんな、力を貸してっ!」(>>34まで)
えいっ!えいっ!
えいっ!えいっ!
36: (もんじゃ) 2023/02/04(土) 23:33:27.78 ID:MwjQZ7UY
─── ガコーーン!!🪨💥
歩夢「やったっ! みんなありがとうっ!! いま助けるよっ!」スッ
子供「せんせ~~っっ!」ビエーン
歩夢「よしよし、よかった無事で……♪」ナデナデ
侑「よかったぁ……♪」
歩夢「あなた、ありがとう♪」ニコッ
歩夢「このつるはしが無かったらこの子もどうなってたか……」
侑「ふふっどういたしまして♪」ニコッ
子供「ゆう、やるね~!」
歩夢「こらっそんな呼び方しちゃダメでしょ?」プンプン
歩夢「でも、助けを呼んでくれたのもありがとうね、いい子♪いい子♪」
子供「えへへ~♪」
侑「いいな~♪」
歩夢「え?」
侑「私もお礼にいい子♪いい子♪されたいな、なんて♪」ニコッ
歩夢「えぇっ!!?///」
歩夢「やったっ! みんなありがとうっ!! いま助けるよっ!」スッ
子供「せんせ~~っっ!」ビエーン
歩夢「よしよし、よかった無事で……♪」ナデナデ
侑「よかったぁ……♪」
歩夢「あなた、ありがとう♪」ニコッ
歩夢「このつるはしが無かったらこの子もどうなってたか……」
侑「ふふっどういたしまして♪」ニコッ
子供「ゆう、やるね~!」
歩夢「こらっそんな呼び方しちゃダメでしょ?」プンプン
歩夢「でも、助けを呼んでくれたのもありがとうね、いい子♪いい子♪」
子供「えへへ~♪」
侑「いいな~♪」
歩夢「え?」
侑「私もお礼にいい子♪いい子♪されたいな、なんて♪」ニコッ
歩夢「えぇっ!!?///」
37: (もんじゃ) 2023/02/04(土) 23:41:07.17 ID:MwjQZ7UY
子供「あのねあのねっ! あゆむせんせーのいいこいいこはとってもうれしいんだよっ!」
侑「へぇ~そうなんだ~♪」
侑「いいな~♪」ジーーー
子供「ゆうちゃんかわいそ~」ジーーー
歩夢「……///」
歩夢「も、もうっ!!///」
ナデナデ♪
歩夢「いい子♪ いい子♪……///」ナデナデ
侑「ぁ……///」ドキドキ
歩夢「な、なにか言ってよ……///」カァァァァァ
侑「あはは……/// すっごくときめいちゃって……♪」
侑「へぇ~そうなんだ~♪」
侑「いいな~♪」ジーーー
子供「ゆうちゃんかわいそ~」ジーーー
歩夢「……///」
歩夢「も、もうっ!!///」
ナデナデ♪
歩夢「いい子♪ いい子♪……///」ナデナデ
侑「ぁ……///」ドキドキ
歩夢「な、なにか言ってよ……///」カァァァァァ
侑「あはは……/// すっごくときめいちゃって……♪」
38: (もんじゃ) 2023/02/04(土) 23:49:41.48 ID:MwjQZ7UY
子供「ねえねえゆうちゃんっ!」チョイチョイ
侑「ん? どうしたの?」(屈む
子供「あのね、あゆむせんせーともっとなかよくなる方法があるの!」コショコショ
侑「え? なになに?」
歩夢「? 何話してるの?」
子供「いくよ? せーーのっ!」
子供「あゆむーーー!」
歩夢「あっまたその呼び方っ! せんせーをそんな呼び方しちゃダメだよっ!」プンプン
侑「あゆむ~~♪」
歩夢「だからっ!……って、え?」
侑「私も呼んじゃダメ?」
歩夢「え、いやそれはえっと……///」
侑「ん? どうしたの?」(屈む
子供「あのね、あゆむせんせーともっとなかよくなる方法があるの!」コショコショ
侑「え? なになに?」
歩夢「? 何話してるの?」
子供「いくよ? せーーのっ!」
子供「あゆむーーー!」
歩夢「あっまたその呼び方っ! せんせーをそんな呼び方しちゃダメだよっ!」プンプン
侑「あゆむ~~♪」
歩夢「だからっ!……って、え?」
侑「私も呼んじゃダメ?」
歩夢「え、いやそれはえっと……///」
39: (もんじゃ) 2023/02/04(土) 23:59:38.90 ID:MwjQZ7UY
侑「なんだかそう呼びたくなっちゃって♪ 私のことも侑って呼んでくれていいから♪」
歩夢「……じゃあ、侑ちゃん♪」
侑「ふふっありがとう歩夢♪」
歩夢「う、うん……///」
子供「なんだかいいかんじだね~?」ニコニコ
歩夢「もうっ!/// 大人をからかうんじゃありませんっ///」ポムポム
子供「わたししってる~! こういうのをまんざらっていうんだよ~」
侑「あははっ♪」
せつ菜「侑さんっ!! 見つけましたよっ!!」スタタッ!
侑「あっせつ菜ちゃん聞いてっ! 私とってもときめく人を見つけてね~っ!!✨✨」
せつ菜「……ときめく?」ジトーーー
歩夢「あはは……」
せつ菜「侑さん、人魚探しは?」ジトーーー
侑「あっすっかり忘れてたっ!!??」
歩夢「……じゃあ、侑ちゃん♪」
侑「ふふっありがとう歩夢♪」
歩夢「う、うん……///」
子供「なんだかいいかんじだね~?」ニコニコ
歩夢「もうっ!/// 大人をからかうんじゃありませんっ///」ポムポム
子供「わたししってる~! こういうのをまんざらっていうんだよ~」
侑「あははっ♪」
せつ菜「侑さんっ!! 見つけましたよっ!!」スタタッ!
侑「あっせつ菜ちゃん聞いてっ! 私とってもときめく人を見つけてね~っ!!✨✨」
せつ菜「……ときめく?」ジトーーー
歩夢「あはは……」
せつ菜「侑さん、人魚探しは?」ジトーーー
侑「あっすっかり忘れてたっ!!??」
40: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 00:06:29.91 ID:5VOhmvJ+
せつ菜「すみません歩夢さん、仕事中にお邪魔させてしまって」
歩夢「ううん、全然そんなことなかったよ?」
侑「あれ? ふたりは知り合いなの?」
せつ菜「ええまあ……」
歩夢「同じ街に住むご近所さんだもんね♪」
侑「へーそうなんだ♪」
せつ菜「では、侑さん行きますよ?」グイッ
侑「あ、うん……」
─── グイッ!
侑「わわっ!?」
せつ菜「……歩夢さん?」
歩夢「侑ちゃん、行っちゃうの? せっかく子供たちとも仲良くなったんだからもっと遊んで欲しいな……」
歩夢「ね、侑ちゃん、お願い♡」
侑「っ!!///」ドキッ!
歩夢「ううん、全然そんなことなかったよ?」
侑「あれ? ふたりは知り合いなの?」
せつ菜「ええまあ……」
歩夢「同じ街に住むご近所さんだもんね♪」
侑「へーそうなんだ♪」
せつ菜「では、侑さん行きますよ?」グイッ
侑「あ、うん……」
─── グイッ!
侑「わわっ!?」
せつ菜「……歩夢さん?」
歩夢「侑ちゃん、行っちゃうの? せっかく子供たちとも仲良くなったんだからもっと遊んで欲しいな……」
歩夢「ね、侑ちゃん、お願い♡」
侑「っ!!///」ドキッ!
42: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 00:14:39.77 ID:5VOhmvJ+
せつ菜「歩夢さん……? 侑さんが困っていますよ?」
歩夢「え、そうかな? 侑ちゃん困ってる?」
侑「え? えぇっと……?」
歩夢「侑ちゃんは私と一緒が良いんだよね♪」ニコッ
せつ菜「……すみません歩夢さん、侑さんは私と一緒に"2人"で人魚を探す約束をしてるので」ペカッ!
歩夢「……ふーん」プクッ
歩夢「じゃあ侑ちゃん、私の事呼んでみて♪」
侑「? 歩夢……?」
歩夢「じゃあ、せつ菜ちゃんは?」
侑「え? せつ菜ちゃん……?」
歩夢「ふふっ♪ だって、”せつ菜ちゃん”」ニコニコ
せつ菜「っ!! そうやってすぐマウント取って~……!!///」グヌヌ
歩夢・せつ菜「………」バチバチ⚡
子供「わたししってる……あれってしゅらばってやつだ……」
歩夢「え、そうかな? 侑ちゃん困ってる?」
侑「え? えぇっと……?」
歩夢「侑ちゃんは私と一緒が良いんだよね♪」ニコッ
せつ菜「……すみません歩夢さん、侑さんは私と一緒に"2人"で人魚を探す約束をしてるので」ペカッ!
歩夢「……ふーん」プクッ
歩夢「じゃあ侑ちゃん、私の事呼んでみて♪」
侑「? 歩夢……?」
歩夢「じゃあ、せつ菜ちゃんは?」
侑「え? せつ菜ちゃん……?」
歩夢「ふふっ♪ だって、”せつ菜ちゃん”」ニコニコ
せつ菜「っ!! そうやってすぐマウント取って~……!!///」グヌヌ
歩夢・せつ菜「………」バチバチ⚡
子供「わたししってる……あれってしゅらばってやつだ……」
45: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 00:23:57.34 ID:5VOhmvJ+
歩夢「侑ちゃん人魚を探してるの? それから私と一緒に探そう♪」ニコニコ
せつ菜「歩夢さんは子供たちを見なくてはいけないのでは?」ペカー
歩夢「それなら子供たちとも一緒に探せばいいよ♪」
歩夢「侑ちゃんはもうみんなとも仲良しだもんね♪」
歩夢「ね、侑ちゃん♡」グイッ
侑「わっ! えぇーっとぉ……」💦
せつ菜「海の近くは危険がいっぱいです。歩夢さんは早く子供達を返すのが先ですよ?」
せつ菜「侑さんは……私と一緒に探すって約束したじゃないですか……///」グイッ!
侑「わわっ! う、うーんとぉ……」💦
歩夢「侑ちゃん、私にときめいたって言ってくれたよね……?」ウルウル
せつ菜「私に大好きと言ったのは嘘だったんですか……?」ウルウル
侑「う、ぅぅぅ……」💦💦
侑「ひ、ヒ……!」
せつ菜「歩夢さんは子供たちを見なくてはいけないのでは?」ペカー
歩夢「それなら子供たちとも一緒に探せばいいよ♪」
歩夢「侑ちゃんはもうみんなとも仲良しだもんね♪」
歩夢「ね、侑ちゃん♡」グイッ
侑「わっ! えぇーっとぉ……」💦
せつ菜「海の近くは危険がいっぱいです。歩夢さんは早く子供達を返すのが先ですよ?」
せつ菜「侑さんは……私と一緒に探すって約束したじゃないですか……///」グイッ!
侑「わわっ! う、うーんとぉ……」💦
歩夢「侑ちゃん、私にときめいたって言ってくれたよね……?」ウルウル
せつ菜「私に大好きと言ったのは嘘だったんですか……?」ウルウル
侑「う、ぅぅぅ……」💦💦
侑「ひ、ヒ……!」
49: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 00:30:15.87 ID:5VOhmvJ+
⎛(cV≧Д≦V⎞ 「ヒトリダケナンテ エラベナイヨー!!!」💦💦
50: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 00:36:24.49 ID:5VOhmvJ+
── 街・帰り道🌙 ──
侑(結局、夜になるまで私と歩夢とせつ菜ちゃんと子供達で遊んじゃった……♪)アハハ
せつ菜「侑さん、夕食はどうしますか? あ、何でしたら私が作りましょうか?」
侑「えっせつ菜ちゃんの手料理っ!? 食べたいっ!!✨✨」
せつ菜「ふふっそれでは、クリームシチューなんてどうでしょう?」
侑「うんっ! 私クリームシチュー好きっ!」
せつ菜「良かった♪ では具材を買いながら帰りましょうか♪」ペカーー
~間~
侑「……せつ菜ちゃん? それって……」
せつ菜「? タバスコですけど?」
侑「く、クリームシチューにタバスコはいらないんじゃ……」
せつ菜「隠し味ですっ!」ペカーーー!
侑「な、なるほど……?」
侑(隠し味、かぁ……タバスコ入れるなんて聞いたことないけど、でもきっとそれが美味しい理由なんだろうね!)
侑(結局、夜になるまで私と歩夢とせつ菜ちゃんと子供達で遊んじゃった……♪)アハハ
せつ菜「侑さん、夕食はどうしますか? あ、何でしたら私が作りましょうか?」
侑「えっせつ菜ちゃんの手料理っ!? 食べたいっ!!✨✨」
せつ菜「ふふっそれでは、クリームシチューなんてどうでしょう?」
侑「うんっ! 私クリームシチュー好きっ!」
せつ菜「良かった♪ では具材を買いながら帰りましょうか♪」ペカーー
~間~
侑「……せつ菜ちゃん? それって……」
せつ菜「? タバスコですけど?」
侑「く、クリームシチューにタバスコはいらないんじゃ……」
せつ菜「隠し味ですっ!」ペカーーー!
侑「な、なるほど……?」
侑(隠し味、かぁ……タバスコ入れるなんて聞いたことないけど、でもきっとそれが美味しい理由なんだろうね!)
52: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 00:45:36.39 ID:5VOhmvJ+
~間~
侑「……せつ菜ちゃん?」
せつ菜「はい?」キョトン
侑「そのカゴに入ってるのは……」
せつ菜「ヤモリのシッポ🦎です!」ペカーーー!!
侑「まさかそれを入れるんじゃ……」
せつ菜「これは万病に効くと言われてるんですよっ!!」
侑「………」
侑「で、これは……」
せつ菜「セミのぬけがらですっ!」ペカーーー!!
侑「………」スゥー
侑「えっと、せつ菜ちゃん料理って結構するの?」
せつ菜「そうですねぇ……基本はこの街の屋台が多いですがたまに作りますよ?」
侑「ちなみに誰かに作ったことって……」
せつ菜「歩夢さんには前にご馳走しましたよ!」
侑「……その時の反応は?」
せつ菜「倒れるほど美味しかったみたいです!!」ペカーーーー
侑「せつ菜ちゃん、屋台行こっか」
侑「……せつ菜ちゃん?」
せつ菜「はい?」キョトン
侑「そのカゴに入ってるのは……」
せつ菜「ヤモリのシッポ🦎です!」ペカーーー!!
侑「まさかそれを入れるんじゃ……」
せつ菜「これは万病に効くと言われてるんですよっ!!」
侑「………」
侑「で、これは……」
せつ菜「セミのぬけがらですっ!」ペカーーー!!
侑「………」スゥー
侑「えっと、せつ菜ちゃん料理って結構するの?」
せつ菜「そうですねぇ……基本はこの街の屋台が多いですがたまに作りますよ?」
侑「ちなみに誰かに作ったことって……」
せつ菜「歩夢さんには前にご馳走しましたよ!」
侑「……その時の反応は?」
せつ菜「倒れるほど美味しかったみたいです!!」ペカーーーー
侑「せつ菜ちゃん、屋台行こっか」
54: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 00:55:55.07 ID:5VOhmvJ+
── 屋台🏮 ──
せつ菜「はむっ……うーん美味し~♡」モグモク
侑「せつ菜ちゃん、こっちも美味しいよ♪」
せつ菜「どれどれ……」モグモグ
侑「どう?」
せつ菜「うんっ!♪」ペカッ!
侑「っ!!///」
侑(せつ菜ちゃん、美味しいもの食べてる時はつい敬語じゃなくなっちゃうんだ……♪)
せつ菜「……侑さん?」
侑「あ、なにせつ菜ちゃん?」
せつ菜「……せつ菜」
侑「え?」
せつ菜「私の事も、そう呼んで欲しいです……///」
侑「っ!///」ドキッ!
せつ菜「はむっ……うーん美味し~♡」モグモク
侑「せつ菜ちゃん、こっちも美味しいよ♪」
せつ菜「どれどれ……」モグモグ
侑「どう?」
せつ菜「うんっ!♪」ペカッ!
侑「っ!!///」
侑(せつ菜ちゃん、美味しいもの食べてる時はつい敬語じゃなくなっちゃうんだ……♪)
せつ菜「……侑さん?」
侑「あ、なにせつ菜ちゃん?」
せつ菜「……せつ菜」
侑「え?」
せつ菜「私の事も、そう呼んで欲しいです……///」
侑「っ!///」ドキッ!
55: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 01:03:39.26 ID:5VOhmvJ+
侑「うーん……でもせつ菜ちゃんは、せつ菜ちゃん。かなぁ……」
せつ菜「え、ど、どういうことですかっ!!」
侑「あはは、なんか歩夢は歩夢なんだけど、せつ菜ちゃんはせつ菜ちゃんって呼びたいと言うか……」
せつ菜「……よく分かりません、どうして私はダメなんですか……?」
せつ菜「私はもっと……侑さんと親密になりたいんです……!///」
侑「っ! そ、そっか……///」
侑「うーん、じゃあ敬語禁止!」ニコッ
せつ菜「え?」
侑「私と話す時は敬語はいらないよ?」
せつ菜「で、ですが……」
侑「ほら、また使ってる! 敬語はいらないよ?」
せつ菜「……///」モジモジ
せつ菜「う、うん……///」
せつ菜「え、ど、どういうことですかっ!!」
侑「あはは、なんか歩夢は歩夢なんだけど、せつ菜ちゃんはせつ菜ちゃんって呼びたいと言うか……」
せつ菜「……よく分かりません、どうして私はダメなんですか……?」
せつ菜「私はもっと……侑さんと親密になりたいんです……!///」
侑「っ! そ、そっか……///」
侑「うーん、じゃあ敬語禁止!」ニコッ
せつ菜「え?」
侑「私と話す時は敬語はいらないよ?」
せつ菜「で、ですが……」
侑「ほら、また使ってる! 敬語はいらないよ?」
せつ菜「……///」モジモジ
せつ菜「う、うん……///」
56: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 01:15:00.55 ID:5VOhmvJ+
侑「ふふっ、こっちのせつ菜ちゃんも好きだな♪」ニコッ
せつ菜「か、からかわないでくだっ……!/// ないでよ……!///」
侑「ふふふっ♪」
せつ菜「……ふふっ♪」
侑「せつ菜ちゃん、また明日も人魚探し手伝ってくれる?」
せつ菜「うんっ! もちろんっ♪」ペカッ!
侑「ありがとう♪」ニコッ
せつ菜「あ、私あっちの屋台のも美味しそうっ! 買ってくるね!」スタタッ!
侑「うん、じゃあ私はあっちのを買ってこようかな?」トコトコ
侑(……結局、今日は人魚について何も進展はなかったけど)
侑(でも、こんなに楽しい時間は初めてだなぁ……♪)
侑(こんな出会いをくれた人魚に感謝だね♪)
侑(……ん?)
?「───人魚の紡ぐ物語、その真相と壮大な物語と終幕を今、あなたにお届けします♪」
せつ菜「か、からかわないでくだっ……!/// ないでよ……!///」
侑「ふふふっ♪」
せつ菜「……ふふっ♪」
侑「せつ菜ちゃん、また明日も人魚探し手伝ってくれる?」
せつ菜「うんっ! もちろんっ♪」ペカッ!
侑「ありがとう♪」ニコッ
せつ菜「あ、私あっちの屋台のも美味しそうっ! 買ってくるね!」スタタッ!
侑「うん、じゃあ私はあっちのを買ってこようかな?」トコトコ
侑(……結局、今日は人魚について何も進展はなかったけど)
侑(でも、こんなに楽しい時間は初めてだなぁ……♪)
侑(こんな出会いをくれた人魚に感謝だね♪)
侑(……ん?)
?「───人魚の紡ぐ物語、その真相と壮大な物語と終幕を今、あなたにお届けします♪」
57:sage(もんじゃ) 2023/02/05(日) 01:20:36.38 ID:5VOhmvJ+
続きはまた明日に。
ファンミ後の余韻のように楽しんでくれたなら幸いです。
ファンミ後の余韻のように楽しんでくれたなら幸いです。
58:sage(もんじゃ) 2023/02/05(日) 01:22:35.42 ID:5VOhmvJ+
>>17
そうです。覚えていただいて嬉しいですありがとうございます♪
そうです。覚えていただいて嬉しいですありがとうございます♪
63: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 13:45:46.99 ID:5VOhmvJ+
侑「人魚の物語っ!? 聞きたいっ!!✨✨」スタター!
侑(あそこの人集りになってる場所かな……?)
しずく「お集まり頂きありがとうございます♪ 本日ここで劇の主演を務めるしずくと申します」
しずく「本日の演目はこの街で噂の人魚にまつわる物語♪」
しずく「ぜひ、最後までお楽しみください♡」ニコッ
〜間〜
しずく「この丸い世界で〜♪」
侑(うわぁ……!! 綺麗な声……!!✨✨)
しずくちゃんが演じる物語主人公の人魚さん。
人魚が出す歌声は、人を癒したり、人を笑顔にしたり、人を惹きつける凄い力があるんだって。
そんな人魚が人に憧れて、人の世界で暮らすために奮闘する物語。魔法の力で人になった後も困難は沢山あって、でも最後は……
しずく「そして、人魚は今も人間達と一緒に時折海で泳いだりしながら大好きな歌を歌い続けて幸せに暮らしているのです♪」
しずく「めでたしめでたし♪」
パチパチパチ👏👏
侑(あそこの人集りになってる場所かな……?)
しずく「お集まり頂きありがとうございます♪ 本日ここで劇の主演を務めるしずくと申します」
しずく「本日の演目はこの街で噂の人魚にまつわる物語♪」
しずく「ぜひ、最後までお楽しみください♡」ニコッ
〜間〜
しずく「この丸い世界で〜♪」
侑(うわぁ……!! 綺麗な声……!!✨✨)
しずくちゃんが演じる物語主人公の人魚さん。
人魚が出す歌声は、人を癒したり、人を笑顔にしたり、人を惹きつける凄い力があるんだって。
そんな人魚が人に憧れて、人の世界で暮らすために奮闘する物語。魔法の力で人になった後も困難は沢山あって、でも最後は……
しずく「そして、人魚は今も人間達と一緒に時折海で泳いだりしながら大好きな歌を歌い続けて幸せに暮らしているのです♪」
しずく「めでたしめでたし♪」
パチパチパチ👏👏
64: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 13:56:33.64 ID:5VOhmvJ+
侑(しずくちゃんの演技も凄かったし、歌もすっごく綺麗でときめいちゃうっ!!✨✨)
侑(それにすごく素敵な物語だったなぁ……)
侑(もし物語が本当なら、人魚さんは今もこの街で暮らして……)
しずく「こんばんは♪」
侑「え?」
侑「し、しずくちゃんっ!?」
しずく「公演のご参加ありがとうございました♪」
侑「うわぁ〜っ!!✨✨ 本物だっ!!✨✨」
侑「ぜひ握手してくださいっ!✨✨」👋スッ
しずく「ふふっいいですよ♪」🫱🫲ギュッ
侑「私っしずくちゃんの演技すっごく感動しちゃってっ! 歌もすっごく綺麗で〜っ!!✨✨」ブンブン🫱🫲
しずく「ありがとうございます♪」ニコッ
侑「それで私、なんだかしずくちゃんを見てるとすっごい心がドキドキして✨✨」
侑「完全にときめいちゃった♪」ニコッ
しずく「っ!/// そ、そうですか……///」ドキドキ
侑(それにすごく素敵な物語だったなぁ……)
侑(もし物語が本当なら、人魚さんは今もこの街で暮らして……)
しずく「こんばんは♪」
侑「え?」
侑「し、しずくちゃんっ!?」
しずく「公演のご参加ありがとうございました♪」
侑「うわぁ〜っ!!✨✨ 本物だっ!!✨✨」
侑「ぜひ握手してくださいっ!✨✨」👋スッ
しずく「ふふっいいですよ♪」🫱🫲ギュッ
侑「私っしずくちゃんの演技すっごく感動しちゃってっ! 歌もすっごく綺麗で〜っ!!✨✨」ブンブン🫱🫲
しずく「ありがとうございます♪」ニコッ
侑「それで私、なんだかしずくちゃんを見てるとすっごい心がドキドキして✨✨」
侑「完全にときめいちゃった♪」ニコッ
しずく「っ!/// そ、そうですか……///」ドキドキ
65: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 14:07:31.57 ID:5VOhmvJ+
侑「本当にしずくちゃんが人魚さんになったみたいな引き込まれる演技でもう目が離せなくてっ!✨✨」ズイッ!
しずく「ほ、褒めすぎでは……?///」テレッ
侑「それにしずくちゃんがかわいいし声も綺麗で〜っ!✨✨」ズイズイッ!
しずく「ちょ、ちょっと一旦待ってくださいっ!///」カァァァァ
しずく「こ、ここはちょっと周りの目もあるのでもっと落ち着いた場所でお話しませんか?///」
侑「え? うんっ! 私ももっとしずくちゃんとお話したいっ!✨✨」
──
────
しずく「……なるほど、それで侑さんは人魚を探しているんですね」
侑「うんっ! でももしかしたら海じゃなくてさっきの物語みたいに、この街に人魚がいたり……?」
しずく「ふふふっそれにしても、溺れた所を人魚に助けられるなんて……まるで本当に先程の物語みたいですね♪」
侑「うんそうなのっ! 私もそう思って感動しちゃったなぁ……✨✨」
しずく「ほ、褒めすぎでは……?///」テレッ
侑「それにしずくちゃんがかわいいし声も綺麗で〜っ!✨✨」ズイズイッ!
しずく「ちょ、ちょっと一旦待ってくださいっ!///」カァァァァ
しずく「こ、ここはちょっと周りの目もあるのでもっと落ち着いた場所でお話しませんか?///」
侑「え? うんっ! 私ももっとしずくちゃんとお話したいっ!✨✨」
──
────
しずく「……なるほど、それで侑さんは人魚を探しているんですね」
侑「うんっ! でももしかしたら海じゃなくてさっきの物語みたいに、この街に人魚がいたり……?」
しずく「ふふふっそれにしても、溺れた所を人魚に助けられるなんて……まるで本当に先程の物語みたいですね♪」
侑「うんそうなのっ! 私もそう思って感動しちゃったなぁ……✨✨」
67: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 14:16:20.02 ID:5VOhmvJ+
しずく「……もし、侑さんは人魚に会えたらどうしますか?」
侑「え? うーん、お礼が言いたいかな♪」
侑「助けて貰ったのもそうだし私、人魚さんのおかげでとってもときめく出会いを沢山出来たんだ♪」
侑「しずくちゃんと出会えたのもね♪」ニコッ
しずく「っ!/// なるほど♪」
しずく「ですが、お礼だけで済むでしょうか♪」
侑「え?」
しずく「物語通りなら、人魚と助けられた人は、お互いに恋に落ちるんですよ♡」
侑「あーそっかぁ……/// あはは、でも私が恋する事はあっても流石に人魚さんが私に恋することなんてないんじゃ……」
しずく「そうですか?」
しずく「……私は侑さんのこと結構好きですよ♡」
侑「へっ!?///」ドキッ!
侑「え? うーん、お礼が言いたいかな♪」
侑「助けて貰ったのもそうだし私、人魚さんのおかげでとってもときめく出会いを沢山出来たんだ♪」
侑「しずくちゃんと出会えたのもね♪」ニコッ
しずく「っ!/// なるほど♪」
しずく「ですが、お礼だけで済むでしょうか♪」
侑「え?」
しずく「物語通りなら、人魚と助けられた人は、お互いに恋に落ちるんですよ♡」
侑「あーそっかぁ……/// あはは、でも私が恋する事はあっても流石に人魚さんが私に恋することなんてないんじゃ……」
しずく「そうですか?」
しずく「……私は侑さんのこと結構好きですよ♡」
侑「へっ!?///」ドキッ!
68: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 14:30:21.13 ID:5VOhmvJ+
しずく「言われたら嬉しい事を沢山言って褒めてくれますし♪」
しずく「それに、自分のときめきに無邪気な姿も可愛いと思います♪」ニコッ
侑「あ、あはは……/// ありがとう……///」
侑「お世辞でもそんな風に褒められるとなんだか照れちゃうね……///」アハハ
しずく「お世辞じゃありませんけど〜?」ニコニコ
侑「あはは、またまた〜♪ 私なんかよりもしずくちゃんの方がよっぽどかわいいもん♪」
しずく「……では、侑さんは私に恋をしているんですか?♡」
侑「へっ!?/// いや、それは……///」
しずく「んー?♡」ニコニコ
侑「あ、あはは……/// からかわないでよー……///」ドキドキ
しずく「私、本気ですよ?」
侑「ぇ……///」
しずく「───侑さん、私が本当は人魚だって言ったら、侑さんはどうしますか?♡」
しずく「それに、自分のときめきに無邪気な姿も可愛いと思います♪」ニコッ
侑「あ、あはは……/// ありがとう……///」
侑「お世辞でもそんな風に褒められるとなんだか照れちゃうね……///」アハハ
しずく「お世辞じゃありませんけど〜?」ニコニコ
侑「あはは、またまた〜♪ 私なんかよりもしずくちゃんの方がよっぽどかわいいもん♪」
しずく「……では、侑さんは私に恋をしているんですか?♡」
侑「へっ!?/// いや、それは……///」
しずく「んー?♡」ニコニコ
侑「あ、あはは……/// からかわないでよー……///」ドキドキ
しずく「私、本気ですよ?」
侑「ぇ……///」
しずく「───侑さん、私が本当は人魚だって言ったら、侑さんはどうしますか?♡」
70: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 21:53:42.09 ID:5VOhmvJ+
侑「しずくちゃんが、人魚っ……!?///」ドキドキ
せつ菜「───侑さんっ!! またすぐどこかに行ってっ!!」スタタッ!
侑「あっせつ菜ちゃん……」
しずく「……タイミング悪い」ムゥ
せつ菜「まったく、目を離すとすぐに居なくなるんだから……!」プンプン
侑「あはは……ごめん」
しずく「せつ菜さんこんばんは♪」
せつ菜「っ! しずくさん……」
侑「あれ? せつ菜ちゃんしずくちゃんとも知り合いなの?」
せつ菜「……うん」ジトーーー
侑「え、な、なに?」
せつ菜「いや、侑さんは目を離したらすぐに他の女の子のところに行っちゃうなと思って……」ジトーーー
侑「ご、ごめんって……人魚の話が聞こえてきからつい……」
せつ菜「───侑さんっ!! またすぐどこかに行ってっ!!」スタタッ!
侑「あっせつ菜ちゃん……」
しずく「……タイミング悪い」ムゥ
せつ菜「まったく、目を離すとすぐに居なくなるんだから……!」プンプン
侑「あはは……ごめん」
しずく「せつ菜さんこんばんは♪」
せつ菜「っ! しずくさん……」
侑「あれ? せつ菜ちゃんしずくちゃんとも知り合いなの?」
せつ菜「……うん」ジトーーー
侑「え、な、なに?」
せつ菜「いや、侑さんは目を離したらすぐに他の女の子のところに行っちゃうなと思って……」ジトーーー
侑「ご、ごめんって……人魚の話が聞こえてきからつい……」
71: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 22:01:59.75 ID:5VOhmvJ+
せつ菜「……とりあえず今日はもう帰ろう?」グイッ
侑「え、で、でも……」チラッ
しずく「せつ菜さん、侑さんと人魚を探してるんですか?」
せつ菜「……そうですけど?」
しずく「実は私も侑さんと人魚探しをしたいなと思っていまして♪」ニコッ
しずく「私は人魚についても少し詳しいので、侑さんも聞きたいことがあるみたいですし。ね、侑さん♡」ニコニコ
侑「え、あ、うん……///」
せつ菜「……むぅ///」プクッ
せつ菜「侑さんは私と一緒に人魚を探すって約束をしてるんですっ!」
しずく「見つかるんですか? せつ菜さんと探していて?」
せつ菜「っ!」
しずく「侑さん、私と人魚を探せばすぐに見つかりますよ♪」ニコッ
しずく「それに侑さん、せつ菜さんと探していて何か進展はありました?」
侑「え、進展……?」
しずく「ある訳ありませんよね。だってせつ菜さんは…」
せつ菜「───ダメェっ!!!!」
侑「っ!?」
侑「え、で、でも……」チラッ
しずく「せつ菜さん、侑さんと人魚を探してるんですか?」
せつ菜「……そうですけど?」
しずく「実は私も侑さんと人魚探しをしたいなと思っていまして♪」ニコッ
しずく「私は人魚についても少し詳しいので、侑さんも聞きたいことがあるみたいですし。ね、侑さん♡」ニコニコ
侑「え、あ、うん……///」
せつ菜「……むぅ///」プクッ
せつ菜「侑さんは私と一緒に人魚を探すって約束をしてるんですっ!」
しずく「見つかるんですか? せつ菜さんと探していて?」
せつ菜「っ!」
しずく「侑さん、私と人魚を探せばすぐに見つかりますよ♪」ニコッ
しずく「それに侑さん、せつ菜さんと探していて何か進展はありました?」
侑「え、進展……?」
しずく「ある訳ありませんよね。だってせつ菜さんは…」
せつ菜「───ダメェっ!!!!」
侑「っ!?」
72: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 22:14:28.11 ID:5VOhmvJ+
侑「せつ菜、ちゃん……?」
せつ菜「ぁ……」ポロポロ
せつ菜「侑さん、お願い……」ギュッ
せつ菜「今だけは、しずくさんの言ったことは忘れて私と一緒に来て……?」ウルウル
侑「………」
侑「……うん。ごめんねしずくちゃん」
侑「また、話聞かせてね?」
しずく「………」
侑「せつ菜ちゃん、行こう?」
せつ菜「……うん」
しずく「……侑さん、また後で♡」ニコッ
せつ菜「ぁ……」ポロポロ
せつ菜「侑さん、お願い……」ギュッ
せつ菜「今だけは、しずくさんの言ったことは忘れて私と一緒に来て……?」ウルウル
侑「………」
侑「……うん。ごめんねしずくちゃん」
侑「また、話聞かせてね?」
しずく「………」
侑「せつ菜ちゃん、行こう?」
せつ菜「……うん」
しずく「……侑さん、また後で♡」ニコッ
74: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 22:26:28.91 ID:5VOhmvJ+
──
────
せつ菜「………」トコトコ
侑「……せつ菜ちゃん」
侑「さっきしずくちゃんが言ってた話って……」
せつ菜「その話は、やめない?」
侑「………」
せつ菜「あ、帰ったら侑さんに私の歌を歌うねっ!」
せつ菜「それで、明日は二人で私の大好きな場所に行かない?」
せつ菜「侑さんもきっと私の大好きな場所が気に入ると…」
侑「せつ菜ちゃんは、私に人魚を探して欲しくないの……?」
せつ菜「………」
侑「……どうしてなのかも、言えない?」
────
せつ菜「………」トコトコ
侑「……せつ菜ちゃん」
侑「さっきしずくちゃんが言ってた話って……」
せつ菜「その話は、やめない?」
侑「………」
せつ菜「あ、帰ったら侑さんに私の歌を歌うねっ!」
せつ菜「それで、明日は二人で私の大好きな場所に行かない?」
せつ菜「侑さんもきっと私の大好きな場所が気に入ると…」
侑「せつ菜ちゃんは、私に人魚を探して欲しくないの……?」
せつ菜「………」
侑「……どうしてなのかも、言えない?」
76: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 22:43:04.71 ID:5VOhmvJ+
せつ菜「侑さんは……」
せつ菜「私と一緒にいるのは……楽しくなかった?」
侑「ううん、そんなことは絶対にない!」
侑「せつ菜ちゃんといるのは楽しい♪ 今も一緒にいて、せつ菜ちゃんのことばっかり考えちゃうもん♪」ニコッ
── ギュッ!
侑「っ!」
せつ菜「じゃあよくない……?」ギュッ
せつ菜「このまま人魚のことなんて忘れて、私と一緒に過ごすのはダメ?」
せつ菜「私も、侑さんといるとすっごく楽しいのっ!///」
せつ菜「私の歌を大好きって言ってくれて……///」
せつ菜「私の大好きを受け止めてくれて、敬語禁止って言ってくれて……///」
せつ菜「こんな気持ち初めてでっ!/// だから侑さんとこれからも一緒にいたくて……っ!///」
せつ菜「私と一緒にいるのは……楽しくなかった?」
侑「ううん、そんなことは絶対にない!」
侑「せつ菜ちゃんといるのは楽しい♪ 今も一緒にいて、せつ菜ちゃんのことばっかり考えちゃうもん♪」ニコッ
── ギュッ!
侑「っ!」
せつ菜「じゃあよくない……?」ギュッ
せつ菜「このまま人魚のことなんて忘れて、私と一緒に過ごすのはダメ?」
せつ菜「私も、侑さんといるとすっごく楽しいのっ!///」
せつ菜「私の歌を大好きって言ってくれて……///」
せつ菜「私の大好きを受け止めてくれて、敬語禁止って言ってくれて……///」
せつ菜「こんな気持ち初めてでっ!/// だから侑さんとこれからも一緒にいたくて……っ!///」
77: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 22:54:46.77 ID:5VOhmvJ+
侑「せつ菜ちゃん……」
侑「ありがとう♪」ニコッ
侑「私もせつ菜ちゃんと一緒にいたいと思うよ♪」
せつ菜「っ!/// じゃあ……!」パァァァ
侑「……でも、これからもせつ菜ちゃんと居たいからこそ、せつ菜ちゃんの事がもっと知りたいな……」
せつ菜「………」
侑「言えないなら今はいいよ。いつか、せつ菜ちゃんが話したくなった時に話してくれればいい」
せつ菜「……うん」
侑「ふふっそれじゃあ帰ろう? 明日はせつ菜ちゃんの大好きな場所に行くのっ!? 楽しみだな〜♪」ニコッ
侑「ありがとう♪」ニコッ
侑「私もせつ菜ちゃんと一緒にいたいと思うよ♪」
せつ菜「っ!/// じゃあ……!」パァァァ
侑「……でも、これからもせつ菜ちゃんと居たいからこそ、せつ菜ちゃんの事がもっと知りたいな……」
せつ菜「………」
侑「言えないなら今はいいよ。いつか、せつ菜ちゃんが話したくなった時に話してくれればいい」
せつ菜「……うん」
侑「ふふっそれじゃあ帰ろう? 明日はせつ菜ちゃんの大好きな場所に行くのっ!? 楽しみだな〜♪」ニコッ
78: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 23:04:21.59 ID:5VOhmvJ+
── 診察所🎙 ──
せつ菜「……えへへ、ゆうしゃ〜ん……zzz」スヤスヤ
侑「……ふふっ、せつ菜ちゃん寝顔も可愛い♪」
侑(まさか抱きつかれながら寝ることになるとは思わなかったけど……///)アハハ
侑(いつの間にかポケットに入ってたこの紙……)📄
『人魚が寝静まる朧月夜、浜辺で待っています♡』
侑(しずくちゃん、だよね……)
侑(………)ゴソゴソ
せつ菜「……zzz」スースー
侑(ごめんねせつ菜ちゃん、本当はせつ菜ちゃんの口から聞きたいけど……)
侑(私はこのトキメキの予感を信じたい……!)
せつ菜「……えへへ、ゆうしゃ〜ん……zzz」スヤスヤ
侑「……ふふっ、せつ菜ちゃん寝顔も可愛い♪」
侑(まさか抱きつかれながら寝ることになるとは思わなかったけど……///)アハハ
侑(いつの間にかポケットに入ってたこの紙……)📄
『人魚が寝静まる朧月夜、浜辺で待っています♡』
侑(しずくちゃん、だよね……)
侑(………)ゴソゴソ
せつ菜「……zzz」スースー
侑(ごめんねせつ菜ちゃん、本当はせつ菜ちゃんの口から聞きたいけど……)
侑(私はこのトキメキの予感を信じたい……!)
79: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 23:14:35.48 ID:5VOhmvJ+
── 海🐚 ──
侑(きっとここにしずくちゃんが……)
歩夢「あれ? 侑ちゃん?」
侑「え、歩夢っ!?」
歩夢「こんな場所で会うなんて奇遇だねっ!」パァァァ
歩夢「でも、こんな時間に人で海に来るなんて危ないよ? 大波とか急に来て飲み込まれたら……」
侑「あ、そうだね……でも、それなら歩夢もそうじゃない?」
歩夢「え? あー……私は大丈夫! 泳げるし!」
侑「波に飲まれたら泳げるとかそういう問題じゃないような……」アハハ
しずく「あっ侑さ……って、どうして歩夢さんまでいるんですか?」
歩夢「あれ? しずくちゃんも来てたの?」
歩夢「今日は満月で絶好の日だもんね♪」ニコニコ
しずく「……残念ながら私は歩夢さんの目的とは違いますよ?」
侑(きっとここにしずくちゃんが……)
歩夢「あれ? 侑ちゃん?」
侑「え、歩夢っ!?」
歩夢「こんな場所で会うなんて奇遇だねっ!」パァァァ
歩夢「でも、こんな時間に人で海に来るなんて危ないよ? 大波とか急に来て飲み込まれたら……」
侑「あ、そうだね……でも、それなら歩夢もそうじゃない?」
歩夢「え? あー……私は大丈夫! 泳げるし!」
侑「波に飲まれたら泳げるとかそういう問題じゃないような……」アハハ
しずく「あっ侑さ……って、どうして歩夢さんまでいるんですか?」
歩夢「あれ? しずくちゃんも来てたの?」
歩夢「今日は満月で絶好の日だもんね♪」ニコニコ
しずく「……残念ながら私は歩夢さんの目的とは違いますよ?」
80: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 23:27:44.37 ID:5VOhmvJ+
侑「あれ、歩夢もしずくちゃんと知り合い?」
歩夢「え、侑ちゃんも……? ということは……」
しずく「はい♡ 私が侑さんと待ち合わせしていたんです♡」
歩夢「えぇっずるいしずくちゃん! 私も侑ちゃんともっとお話したかったのに!」
しずく「知りません♡ それに、侑さんは私に興味があるみたいなので♡」
歩夢「えっ……侑ちゃん、そうなの……?」
侑「えぇっとしずくちゃんに聞きたいことがあるというか……」
歩夢「それなら私に聞きたいことは無いのっ!? 侑ちゃんになら……私、なんでも答えるよ……?///」ズイッ
侑「えぇっ!?/// いや、えっと……」
しずく「……歩夢さん、侑さんが困ってるのであんまり圧かけないであげてください……」ハァ
侑「あはは……」
歩夢「え、侑ちゃんも……? ということは……」
しずく「はい♡ 私が侑さんと待ち合わせしていたんです♡」
歩夢「えぇっずるいしずくちゃん! 私も侑ちゃんともっとお話したかったのに!」
しずく「知りません♡ それに、侑さんは私に興味があるみたいなので♡」
歩夢「えっ……侑ちゃん、そうなの……?」
侑「えぇっとしずくちゃんに聞きたいことがあるというか……」
歩夢「それなら私に聞きたいことは無いのっ!? 侑ちゃんになら……私、なんでも答えるよ……?///」ズイッ
侑「えぇっ!?/// いや、えっと……」
しずく「……歩夢さん、侑さんが困ってるのであんまり圧かけないであげてください……」ハァ
侑「あはは……」
82: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 23:44:23.66 ID:5VOhmvJ+
侑「それで、しずくちゃん……しずくちゃんが人魚なのって本当なの?」
歩夢「っ!?」
歩夢「え、しずくちゃんっ!?」
しずく「うーん……さあ、どうでしょうか?」ニコッ
侑「えぇっ!? さっきは人魚だったらって言ってたのにっ!?」
しずく「その答えを出すにはまず、私からも侑さんに質問してもいいですか?」
侑「え、うん……」
しずく「侑さんは本当に私が人魚だったら、どうしますか?」
侑「どうって、さっきも言ったけどお礼が言いたい……!」
しずく「……本当にそれだけなんですか?」
しずく「私は侑さんが望むなら、あの物語のように侑さんと……!///」ドキドキ
歩夢「っ!?」
歩夢「え、しずくちゃんっ!?」
しずく「うーん……さあ、どうでしょうか?」ニコッ
侑「えぇっ!? さっきは人魚だったらって言ってたのにっ!?」
しずく「その答えを出すにはまず、私からも侑さんに質問してもいいですか?」
侑「え、うん……」
しずく「侑さんは本当に私が人魚だったら、どうしますか?」
侑「どうって、さっきも言ったけどお礼が言いたい……!」
しずく「……本当にそれだけなんですか?」
しずく「私は侑さんが望むなら、あの物語のように侑さんと……!///」ドキドキ
84: (もんじゃ) 2023/02/05(日) 23:52:44.84 ID:5VOhmvJ+
侑「っ!///」ドキドキ
歩夢「ダメーーーっ!!///」ガバッ!
しずく「むぅ、歩夢さん邪魔しないでください……///」
歩夢「するよっ! だってしずくちゃん勝手に侑ちゃんと話進めちゃって……///」
しずく「歩夢さんには関係ないのでは?」
歩夢「関係あるもんっ! 私だって、侑ちゃんのことが好きなんだもんっ!///」
侑「えぇっ!?///」
歩夢「それに私だって……人魚かもしれないしっ!」
侑「えっ!?? ど、どういうことっ!?」
しずく「はぁ……もう、話がどんどんややこしくなっていく……」
侑「え、しずくちゃんが人魚……じゃなくて歩夢が人魚で……? んんっ??」
しずく「ほらもう混乱しちゃった……」
歩夢「ダメーーーっ!!///」ガバッ!
しずく「むぅ、歩夢さん邪魔しないでください……///」
歩夢「するよっ! だってしずくちゃん勝手に侑ちゃんと話進めちゃって……///」
しずく「歩夢さんには関係ないのでは?」
歩夢「関係あるもんっ! 私だって、侑ちゃんのことが好きなんだもんっ!///」
侑「えぇっ!?///」
歩夢「それに私だって……人魚かもしれないしっ!」
侑「えっ!?? ど、どういうことっ!?」
しずく「はぁ……もう、話がどんどんややこしくなっていく……」
侑「え、しずくちゃんが人魚……じゃなくて歩夢が人魚で……? んんっ??」
しずく「ほらもう混乱しちゃった……」
85: (もんじゃ) 2023/02/06(月) 00:02:51.63 ID:lqW0P1DL
しずく「まあ、でももういっか♡」
── ギュッ♡
しずく「侑さん、私は侑さんの事が好きです♡ これからもずっと一緒にいたいくらい♡」ギュッ
侑「っ!///」ドキッ!
しずく「侑さんに歌を褒められて、劇を褒められて、その熱い瞳と手の温もりに私はドキドキしてしまいます……///」
しずく「もし、私を選んでいただけるなら、どうかこの手をお取りいただけませんか……?///」
侑「しずくちゃん……///」ドキドキ
歩夢「侑ちゃんっ!!」
歩夢「私も侑ちゃんのことが好き……/// 大好きっ!!///」
歩夢「一緒に子供を助けた時もかっこよくてずっとドキドキしてたし……///」
歩夢「かわいいって言ってくれるのも、笑顔も大好きなのっ!!///」
歩夢「私と一緒に……これからも歩んでくれませんか……?///」
侑「歩夢……!///」ドキドキ
── ギュッ♡
しずく「侑さん、私は侑さんの事が好きです♡ これからもずっと一緒にいたいくらい♡」ギュッ
侑「っ!///」ドキッ!
しずく「侑さんに歌を褒められて、劇を褒められて、その熱い瞳と手の温もりに私はドキドキしてしまいます……///」
しずく「もし、私を選んでいただけるなら、どうかこの手をお取りいただけませんか……?///」
侑「しずくちゃん……///」ドキドキ
歩夢「侑ちゃんっ!!」
歩夢「私も侑ちゃんのことが好き……/// 大好きっ!!///」
歩夢「一緒に子供を助けた時もかっこよくてずっとドキドキしてたし……///」
歩夢「かわいいって言ってくれるのも、笑顔も大好きなのっ!!///」
歩夢「私と一緒に……これからも歩んでくれませんか……?///」
侑「歩夢……!///」ドキドキ
87: (もんじゃ) 2023/02/06(月) 00:14:10.81 ID:lqW0P1DL
しずく「侑さん♡」
歩夢「侑ちゃん♡」
侑「わ、私は……っ!///」
─── ザッパーンッ!!🌊
侑「え?」
侑「ゴボボボボッッ!!?」ブクブク🫧
侑(急に高波……あ、やば……意識が……)ブクブク
侑(………)
────
──
『大変ですっ!! 人が溺れていますっ!』
侑(……あれ、これって……)
歩夢「侑ちゃん♡」
侑「わ、私は……っ!///」
─── ザッパーンッ!!🌊
侑「え?」
侑「ゴボボボボッッ!!?」ブクブク🫧
侑(急に高波……あ、やば……意識が……)ブクブク
侑(………)
────
──
『大変ですっ!! 人が溺れていますっ!』
侑(……あれ、これって……)
88: (もんじゃ) 2023/02/06(月) 00:21:28.03 ID:lqW0P1DL
『どうしたのっ!?』
『高波で船がまるごと飲まれて溺れていてっ!』
『たいへんっ! この人息をしてませんよ……っ!』
『任せてくださいっ! 私が何とかしますっ!』
『大丈夫です、音楽療法士とはいえ私はこれでも医師ですから……!』
侑(そっか、思い出した……)
侑(あの時も、こんな風に私を助けてくれたんだね……)
──
────
「……さんっ!」
侑「うぅ……」
せつ菜「侑さんっ!!」
侑「……せつ菜ちゃん♪」ニコッ
せつ菜「よかった……っ! もう、勝手にどこか行かないでって言ってるのに……!!」ギュッ
侑「……ごめん、じゃなくてありがとう♪ ずっと言いたかった♪」
『高波で船がまるごと飲まれて溺れていてっ!』
『たいへんっ! この人息をしてませんよ……っ!』
『任せてくださいっ! 私が何とかしますっ!』
『大丈夫です、音楽療法士とはいえ私はこれでも医師ですから……!』
侑(そっか、思い出した……)
侑(あの時も、こんな風に私を助けてくれたんだね……)
──
────
「……さんっ!」
侑「うぅ……」
せつ菜「侑さんっ!!」
侑「……せつ菜ちゃん♪」ニコッ
せつ菜「よかった……っ! もう、勝手にどこか行かないでって言ってるのに……!!」ギュッ
侑「……ごめん、じゃなくてありがとう♪ ずっと言いたかった♪」
89: (もんじゃ) 2023/02/06(月) 00:30:07.02 ID:lqW0P1DL
せつ菜「え? ぁ……」🧜♀
侑「あの時助けてくれた人魚は、やっぱりせつ菜ちゃんだったんだね♪」ニコッ
侑「その尾ひれ、とっても似合ってるよ♪」
せつ菜「み、見ないでっ!! 今すぐ目を閉じてっ!!」👐メカクシ
侑「え、な、なんでっ!? せつ菜ちゃんのかわいい姿もっと見せてよーっ!」
しずく「あー……これはもう完全にバレてしまいましたね」
歩夢「うん……もう隠すのは無理そうだね?」
侑「あっ……しずくちゃんと歩夢の尾ひれもかわいいーっ!✨✨」
しずく「驚くよりも先にその言葉が出るんですか……♪」🧜♀
歩夢「なんか、侑ちゃんらしいね♪🧜♀
せつ菜「むぅっ!/// 二人のを褒めるくらいなら私の方を見てっ!///」
侑「えぇーどっちー?♪」アハハ
せつ菜「……///」カァァァァ
侑「あの時助けてくれた人魚は、やっぱりせつ菜ちゃんだったんだね♪」ニコッ
侑「その尾ひれ、とっても似合ってるよ♪」
せつ菜「み、見ないでっ!! 今すぐ目を閉じてっ!!」👐メカクシ
侑「え、な、なんでっ!? せつ菜ちゃんのかわいい姿もっと見せてよーっ!」
しずく「あー……これはもう完全にバレてしまいましたね」
歩夢「うん……もう隠すのは無理そうだね?」
侑「あっ……しずくちゃんと歩夢の尾ひれもかわいいーっ!✨✨」
しずく「驚くよりも先にその言葉が出るんですか……♪」🧜♀
歩夢「なんか、侑ちゃんらしいね♪🧜♀
せつ菜「むぅっ!/// 二人のを褒めるくらいなら私の方を見てっ!///」
侑「えぇーどっちー?♪」アハハ
せつ菜「……///」カァァァァ
90: (もんじゃ) 2023/02/06(月) 00:39:59.77 ID:lqW0P1DL
侑「ふふっ♪ うん、やっぱり可愛い! 私ときめいちゃった!!」
侑「もう、隠す必要なんてないのに〜♪」
せつ菜「そうじゃなくて見ちゃダメなのっ!」
せつ菜「……と言ってももう遅いよね、ごめんなさい……」
侑「え? なんで謝るの……?」
せつ菜「侑さん、その……足……」
侑「え、足? せつ菜の尾ひれ綺麗だよ?」
せつ菜「私じゃなくてっ!/// 侑さんの……」
侑「私? 私の足は、せつ菜ちゃんと同じ尾ひれが……」
侑「ん? 尾ひれ??」
侑「えぇーーーっ!!? 私も尾ひれになってるーーっ!!?」🧜♀
せつ菜「……だから言えなかったの」
しずく「私たち人魚は人間の姿になる力と共に、ある制約を受けたんです」
歩夢「確か、好きな人にその姿を見られると、その人も同じ人魚になる呪い……だったよね?」
侑「もう、隠す必要なんてないのに〜♪」
せつ菜「そうじゃなくて見ちゃダメなのっ!」
せつ菜「……と言ってももう遅いよね、ごめんなさい……」
侑「え? なんで謝るの……?」
せつ菜「侑さん、その……足……」
侑「え、足? せつ菜の尾ひれ綺麗だよ?」
せつ菜「私じゃなくてっ!/// 侑さんの……」
侑「私? 私の足は、せつ菜ちゃんと同じ尾ひれが……」
侑「ん? 尾ひれ??」
侑「えぇーーーっ!!? 私も尾ひれになってるーーっ!!?」🧜♀
せつ菜「……だから言えなかったの」
しずく「私たち人魚は人間の姿になる力と共に、ある制約を受けたんです」
歩夢「確か、好きな人にその姿を見られると、その人も同じ人魚になる呪い……だったよね?」
94: (もんじゃ) 2023/02/06(月) 00:49:02.52 ID:lqW0P1DL
侑「そっかぁ……私も人魚に……」
せつ菜「うぅ……ごめんなさいっ!!」
せつ菜「こんな事になるなら、最初から侑さんと一緒にいるべきじゃ……っ!」
侑「……せつ菜ちゃん」
せつ菜「……っ!」
侑「ありがとうっ♪」ニコッ
せつ菜「……え?」
侑「私を助けてくれて、そして……好きになってくれて……///」
侑「私、せつ菜ちゃんと出会えて本当に良かった!!」
侑「すっごくトキメク時間を過ごせたし、トキメク出会いにも沢山出逢えたっ!」
侑「だから別に、人魚になったことは気にしてないよ? むしろ泳げるようになって嬉しいくらいだよ!」
せつ菜「……え?」
せつ菜「いや、そんな簡単な話じゃなくてっ!」
せつ菜「人魚の姿になったらいつも通りの生活は出来ないし、それに人間の姿で暮らすのも色々大変なことがあって……」
侑「でも、せつ菜ちゃんはこれからも私と一緒に過ごしてくれるんでしょ?」
侑「だったら、同じ目線で過ごせる方が私は嬉しいな♪」ニコッ
せつ菜「ぇ?/// あ、あぅ……///」
せつ菜「も、もうなんでそんなあっさりと受け入れられるのっ!!///」
せつ菜「うぅ……ごめんなさいっ!!」
せつ菜「こんな事になるなら、最初から侑さんと一緒にいるべきじゃ……っ!」
侑「……せつ菜ちゃん」
せつ菜「……っ!」
侑「ありがとうっ♪」ニコッ
せつ菜「……え?」
侑「私を助けてくれて、そして……好きになってくれて……///」
侑「私、せつ菜ちゃんと出会えて本当に良かった!!」
侑「すっごくトキメク時間を過ごせたし、トキメク出会いにも沢山出逢えたっ!」
侑「だから別に、人魚になったことは気にしてないよ? むしろ泳げるようになって嬉しいくらいだよ!」
せつ菜「……え?」
せつ菜「いや、そんな簡単な話じゃなくてっ!」
せつ菜「人魚の姿になったらいつも通りの生活は出来ないし、それに人間の姿で暮らすのも色々大変なことがあって……」
侑「でも、せつ菜ちゃんはこれからも私と一緒に過ごしてくれるんでしょ?」
侑「だったら、同じ目線で過ごせる方が私は嬉しいな♪」ニコッ
せつ菜「ぇ?/// あ、あぅ……///」
せつ菜「も、もうなんでそんなあっさりと受け入れられるのっ!!///」
95: (もんじゃ) 2023/02/06(月) 00:57:53.18 ID:lqW0P1DL
侑「私はむしろそんなに私の事を気にしてくれたせつ菜ちゃんが優しくて、嬉しかったな〜♪」
せつ菜「も、もぅ……!///」カァァァァ
歩夢「むぅー……なんだかせつ菜ちゃんの一人勝ちみたいになってる……///」プクゥ
しずく「侑さんなら受け入れてくれるって思って私も告白したのに、結局せつ菜さんに取られてしまいましたね……」ムスゥ
歩夢「でも侑ちゃん、まだ私の告白の返事してないもんねっ! 侑ちゃん、答えを聞かせてっ♡」
しずく「私を選んでくれますよね? いい子いい子♡してあげますよ♡」
侑「えぇっ!!?/// そ、それはぁ……///」
せつ菜「ダメっ!!!/// 侑さんは私を選んでくれたのっ!!///」
歩夢「ときめいてくれたのは私も同じだもーん♪」
しずく「私にもときめいたって言ってましたよ♪」
せつ菜「私が最初に言われたのーーっ!!///」
侑「あ、あはは……///」
せつ菜「も、もぅ……!///」カァァァァ
歩夢「むぅー……なんだかせつ菜ちゃんの一人勝ちみたいになってる……///」プクゥ
しずく「侑さんなら受け入れてくれるって思って私も告白したのに、結局せつ菜さんに取られてしまいましたね……」ムスゥ
歩夢「でも侑ちゃん、まだ私の告白の返事してないもんねっ! 侑ちゃん、答えを聞かせてっ♡」
しずく「私を選んでくれますよね? いい子いい子♡してあげますよ♡」
侑「えぇっ!!?/// そ、それはぁ……///」
せつ菜「ダメっ!!!/// 侑さんは私を選んでくれたのっ!!///」
歩夢「ときめいてくれたのは私も同じだもーん♪」
しずく「私にもときめいたって言ってましたよ♪」
せつ菜「私が最初に言われたのーーっ!!///」
侑「あ、あはは……///」
97: (もんじゃ) 2023/02/06(月) 01:02:38.70 ID:lqW0P1DL
青い夢の旅、遥かな地平線のその向こう側へ。
どこまでも広がる大海原へ、夢とトキメキを探す旅をした少女はついに、最高のトキメキを見つける。
人魚達と少女が紡いだ物語の結末は、今もずっと一緒に時折海で泳いだりしながら大好きな歌を歌い続けて幸せに暮らしているのです♪
───めでたしめでたし♪
どこまでも広がる大海原へ、夢とトキメキを探す旅をした少女はついに、最高のトキメキを見つける。
人魚達と少女が紡いだ物語の結末は、今もずっと一緒に時折海で泳いだりしながら大好きな歌を歌い続けて幸せに暮らしているのです♪
───めでたしめでたし♪
98: (もんじゃ) 2023/02/06(月) 01:05:39.33 ID:lqW0P1DL
これにておしまいです。 読んでくださった方ありがとうございました!
ファンミも色々な事がありましたが無事に完結出来て良かったです!また、次の機会でも書ける事を楽しみにしています♪
ファンミも色々な事がありましたが無事に完結出来て良かったです!また、次の機会でも書ける事を楽しみにしています♪
99:sage(もんじゃ) 2023/02/06(月) 01:08:06.73 ID:lqW0P1DL
100: (もんじゃ) 2023/02/06(月) 01:08:27.59 ID:FHvJG8cv
乙
毎度凝った世界観の話書けてすごいわ
毎度凝った世界観の話書けてすごいわ
101: (くさや) 2023/02/06(月) 01:09:45.48 ID:ZGf2qKcH
乙
面白くて続き気になっちゃうしテンポいいしで楽しめたわ
面白くて続き気になっちゃうしテンポいいしで楽しめたわ
104: (もんじゃ) 2023/02/06(月) 01:22:25.55 ID:SyOzvduS
ほんとにこういうのが良いんだよ
maze townのも読んだことあってびっくりした
ありがとうと言いたい
maze townのも読んだことあってびっくりした
ありがとうと言いたい
107: (らっかせい) 2023/02/06(月) 02:34:35.22 ID:dcGHPTlJ
イチャイチャが良過ぎて好き過ぎる
前作も何度繰り返して読んでることか…
今回もありがとう!
前作も何度繰り返して読んでることか…
今回もありがとう!
108: (SIM) 2023/02/06(月) 07:39:14.60 ID:HiEuatGF
最高だよこのSS
109: (もも) 2023/02/06(月) 07:49:56.41 ID:VS21hpN+
素晴らしい
ハッピーエンド最高だね
ハッピーエンド最高だね
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1675515811/