遥「しずくさん、今日もウチに泊まっていくんですか?」しずく「はい!」【SS】

はるか SS


1: 2021/01/11(月) 02:34:35.99 ID:kq8nNH8J
遥「本当ですか!? やったぁ! この前オススメしてくれた映画観たので、感想会しましょう!」

しずく「早速観てくれたんですか? 嬉しいです!」ニコリ

遥「しずくさんが教えてくれたあらすじだけでも面白そうだったので、すぐに観ちゃいました!」

キャッキャ、キャッキャ

彼方「………………」

3: 2021/01/11(月) 02:36:22.88 ID:kq8nNH8J
彼方「あ、あのぉ~、しずくちゃん?」

しずく「? どうかしましたか、彼方さん」

彼方「いや、えっと、そのぉ……今日は彼方ちゃんと一緒に映画観るって約束じゃあ……」

遥「そうなのお姉ちゃん? じゃあ私も一緒に観たい」

しずく「そうですね、遥さんも一緒に観ましょう!」

遥「はい!」

彼方「………………」

4: 2021/01/11(月) 02:38:41.34 ID:kq8nNH8J
彼方(最近、彼方ちゃんの愛しの妹と可愛い、とっても可愛い彼方ちゃんの後輩の仲がすごく良い)

彼方(いつ頃からだろう? しずくちゃんが彼方ちゃんのお家に泊まりに来る事が増えてからかな?)

彼方(……何はともあれ、遥ちゃんに友達が増える事はとっても嬉しい事なのに……)

遥「ーーーーちゃん! お姉ちゃん!!」

彼方「うへぇ!?」

7: 2021/01/11(月) 02:47:21.86 ID:kq8nNH8J
遥「もう、お姉ちゃん聞いてた? 今日の晩御飯は私“達”で作っていい?」

彼方「え? ぁ、ああ……うん。じゃあ任せちゃおっかな~」

しずく「彼方さんの為に、お手伝い頑張りますね!」

遥「はい! しずくさん、お姉ちゃんをびっくりさせちゃおうね」

しずく「はい! 一緒に頑張りましょうね、遥さん」

彼方「あっはっは~、彼方ちゃん楽しみ~」

彼方「………………」

彼方(嬉しい事なのに……)

しずく「うふふ」ニコニコ

遥「えへへ」ニコニコ

彼方(……なんだか物凄くモヤっとしちゃう)

10: 2021/01/11(月) 02:53:26.91 ID:kq8nNH8J
彼方(遥ちゃん達が一緒に作ったのは、オムライスだった)

彼方(あんまり綺麗な形じゃあなかったけれど、とっても美味しかった)

遥『お姉ちゃん、どう? 美味しい?』

しずく『……』ドキドキ

彼方『うん! とっても美味しいよ~』

遥『~~~~ッ!! やったぁ!』

しずく『やりましたね、遥さん!』

遥『うん!』

彼方『………………』

11: 2021/01/11(月) 02:59:09.67 ID:kq8nNH8J
彼方(遥ちゃんは、とっても大切で愛おしくて、本当に大好きな娘だ)

彼方(ちっちゃい頃からずっと一緒にいて、優しくて可愛くって芯が強いのにちょっと泣き虫で……大切な妹)

彼方(しずくちゃんは、しっかり者の優等生なのにちょっと抜けている所があって、なんか放って置けない彼方ちゃんの大切な後輩だ)

彼方(演劇の主演が決まった時も、絶対観に行きたいって思った)

彼方(もはやもう1人の妹って感じだ)

彼方(そんな大切な二人が仲良くしてくれるのは本当に嬉しい事なのに)

彼方「………………」

彼方(物凄く、モヤモヤしちゃう)

彼方(この気持ちは何なんだろ)

18: 2021/01/11(月) 03:07:59.61 ID:kq8nNH8J
~翌日~

しずく「彼方さん、一緒に柔軟体操しましょう!」

彼方「うん、いいよぉ~」ニコリ

しずく「ありがとうございます、彼方さん」ニッコリ

彼方(一緒にご飯を食べて、一緒に映画を観て、次の日も学校なのにいっぱい遊んだ後は3人で川の字になって皆で寝て)

彼方(とっても楽しい時間を昨日は過ごした)

彼方(遥ちゃんもしずくちゃんもとても楽しそうにしていた)

彼方(彼方ちゃんも……楽しかったと、思う)

彼方(でも――――)

19: 2021/01/11(月) 03:14:26.20 ID:kq8nNH8J
しずく「彼方さん、だいぶ身体柔らかくなりましたね~」

彼方「そう? えっへへ~皆のお陰だよ~」

しずく「いーえ、彼方さんが頑張ったのが一番の理由ですよ!」

彼方「そ、そうかな~/// 彼方ちゃん、照れちゃうよ~」

しずく「うふふ、照れている彼方さん可愛いです」ニッコリ

彼方「えへぇ!?」ドキッ

彼方「……//////」

しずく「……か、彼方さん? お耳が真っ赤ですけれど何かありましたか!?」

彼方「な、なんでもないよ~!?」

しずく「な、なら良かったです……強く押し過ぎちゃったかなって思いました」

彼方「あっはは~大丈夫大丈夫~。ごめんね~?」ニッコリ

しずく「いえいえ」

彼方(――――今のこの瞬間、しずくちゃんと一緒にいる“今”みたいに、笑えてたのかな……?)

彼方(……私、どうしちゃったのかなぁ)

46: 2021/01/11(月) 22:58:07.84 ID:pZV9YEqu
~練習後~

かすみ「しず子~、りな子~この後お台場でお買い物して行かない?」

しずく「あんまり遅くならなければ全然いいよ」

璃奈「私も行けるよ。璃奈ちゃんボード『ワクワク』」

かすみ「えへへ、2人ともありがとう!」ニッコリ

しずく「何か買いたい物でもあるの?」

かすみ「いっひっひ……新しいイタズラグッズが出るからそれを買いにね……!!」ニヤニヤ

しずく「璃奈さん、私達2人だけで行こっか」

璃奈「うん」

かすみ「じょ、冗談だって!! かすみんを置いていかないでー!!」

ワイワイガヤガヤ

彼方「………………」ジー

47: 2021/01/11(月) 23:07:30.74 ID:pZV9YEqu
彼方(うん、今は全然モヤモヤしない。それにしてもウチの同好会一年生ズは本当に可愛いね~癒されるよ~)ニマニマ

しずく「ん?」パッ

彼方(あ、しずくちゃんと目が合った)

しずく「……」ニコッ

彼方「!? ッ~~~~!!///」カァァァァ

彼方「あ、あはは~」テヲフリフリ

かすみ「ん? どしたのしず子~?」

しずく「なんでもないよ、かすみさん。ほら、善は急げだよ? お台場へレッツゴー!」

璃奈「そうだね、璃奈ちゃんボード『ゴーゴー』」

タッタッタッタ

彼方(な、何今の!? 目が合った瞬間何も言わずに彼方ちゃんを見て微笑んだよ!?)

彼方(しずくちゃん、可愛過ぎるよ~!!)

彼方(や、やっぱり最近の彼方ちゃんは何か変だ!!)

彼方(今日もバイトだし、帰ろ!!)

タッタッタッタ

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

49: 2021/01/11(月) 23:24:07.69 ID:pZV9YEqu
しずく(私、桜坂しずくは正直に言って友達が少ない)

しずく(小さい頃から昔の映画を観たり、観劇が趣味だった)

しずく(周りにはそんな子供はいなかったし、おままごとをした時は設定を深く考え過ぎてドン引きされた事もある)

しずく(……引かれている事にすら気が付けなかった私は、そのまま“重い”おままごとをやり続けた)

しずく(━━そのうち誰も遊んでくれなくなっちゃいました)

しずく(けれど、そんな今の私にもスクールアイドル同好会の皆さんがいる)

しずく(こんな変な私を受け入れてくれる友達ができた)

しずく(同好会の皆さんのお陰で、毎日楽しい日々を過ごしている)

しずく(そして最近、気になる子も増えた)

しずく「あっ……このリボン遥さんに似合いそう」ボソッ

しずく(私の尊敬する先輩、彼方さんの妹━━━━遥さんだ)

52: 2021/01/11(月) 23:42:15.71 ID:pZV9YEqu
しずく(虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のレベルはかなり高いと私は思っている)

しずく(自分の大好きを歌に込めて盛り上げるせつ菜さんに愛さん)

しずく(当たり前のように、極自然と圧倒的ヒロイン力を歌に込めて会場を湧かせる歩夢さん)

しずく(他の方々も勿論すごい。挙げればキリがないくらいだ)

しずく(……だけれど、その中で一人だけ別格な方がいた)


彼方『みなーさんおはよーございますー♪ たぶんここは夢の中だけどー♪』

しずく『…………』ポカーン


しずく(スクールアイドル同好会に入る前、一度見学に行った私に、オリエンテーションとして先輩方が自分の持ち歌を披露してくれた)

しずく(私は、彼方さんの歌に物凄く惹かれた)

53: 2021/01/12(火) 00:10:26.76 ID:d2plAGDk
しずく(私が目指す理想の歌は……聴いている方々を“私が表現し、私が作り出す物語の世界”へと導ける歌だ)

しずく(そんな歌を目指し、私は歌い……演じ、人々を魅力させる表現力を鍛えている)

しずく(でも、彼方さんは自然体のまま歌で世界を作り出す)

しずく(そして人々を魅力させる)

しずく(彼方さんは、私が目指す理想の歌を当たり前のように作り出せる方だった)

しずく(そんな彼女に憧れて、私はスクールアイドル同好会に入ったんだ)

しずく(━━そしてある時、彼女の妹のスクールアイドルとしての噂もよく聴くようになった)

しずく(東雲学院の注目度ナンバーワンのスクールアイドル、近江遥さん)

しずく(遥さんはどんな歌を表現するのだろうか……気になった私はすぐに彼女について調べた)

54: 2021/01/12(火) 00:39:33.83 ID:d2plAGDk
しずく(驚く事に、遥さんの歌は彼方さんの歌とは全然違った)

しずく(グループで歌っているからとかは関係なく、彼女の歌はアイドルとして王道を極めたものだった)

しずく(全力で踊り、お客さんを意識したパフォーマンス、可愛らしい声から奏でられる力強い歌声。会場は熱狂の渦に巻き込まれていた)

しずく(……私の推しが増えた瞬間でした)

しずく(アイドルとしての遥さんは、日常の中でもアイドルなのでしょうか? 純粋に気になった)

しずく(そんな中、遥さんがスクールアイドル同好会を見に来る機会が生まれた)

しずく(虹ヶ咲学園へと見学に来た彼女、遥さんは……極々普通のお姉さん想いの女の子だった)

しずく(スクールアイドルとしての遥さんと、日常の遥さんは別人だった)

しずく(私と少し近い気がした。彼女もスクールアイドルを演じているのだろうか? 理想の自分を見せているのだろうか?)

しずく(もっと、もっと遥さんについて知りたくなった)

しずく(最近はお泊まり会のおかげで仲良くなってきたと思うけれど、もっと遥さんと仲良くなりたい)

55: 2021/01/12(火) 00:51:55.76 ID:d2plAGDk
かすみ「ねぇねぇしず子ー。さっきからずっとそのヘアリボン見てるけど、欲しいの?」

しずく「え? あぁ、うん。プレゼントしようかなぁって思って」

かすみ「えぇ!? かすみんそんなにプレゼント受け取れないよ~!!」

しずく「いや、かすみさんのじゃないよ?」

かすみ「え?」

しずく「かすみさんには前ヘアピンあげたでしょ?」

かすみ「じゃ、じゃあ誰にプレゼントするの!? まさかオフィーリア!?」

しずく「かすみさんの世界では犬にヘアリボン付けるんだね、すごいね」

かすみ「あれ? 今かすみんの事バカにしてた!?」

しずく「うん」

かすみ「むきー!!」プンスカ

璃奈「もしかして、彼方さん?」

しずく「あ、惜しい」

しずく「遥さんにあげようかなぁって思ってるの」ニコニコ

かすみ「へ?」ポカーン

璃奈「おぉ~」

56: 2021/01/12(火) 01:02:08.09 ID:d2plAGDk
かすみ「な、なんで!?」

しずく「いや、特に理由は……」

しずく「……あ、いやある。これをきっかけにもっと仲良くなれたらなぁって」

かすみ「もっとな、仲良く!?」

しずく「うん。最近よく彼方さんのお家に泊まりに行っててさ、遥さんとも結構話すようになったんだよー」テレテレ

璃奈「へー、そうなんだ」

しずく「うん!」

かすみ「………………」プクー

しずく「かすみさん? 顔膨らませてどうしたの……?」

かすみ「なんでもないっ!!」プン

しずく「え、えぇ……」

璃奈「……しずくちゃん、とりあえずお会計行ってくれば? かすみちゃんと私はこの辺プラプラしてるから」

しずく「う、うん、そうするね」 タッタッタッ

かすみ「ぐぬぬぬぬぬ……」

璃奈「かすみちゃんボード『嫉妬』だね」

かすみ「嫉妬なんてしてないからっ!!」

58: 2021/01/12(火) 01:28:23.42 ID:d2plAGDk
璃奈「まぁまぁ、しずくちゃんの友達の輪が広がるのはとっても良い事だよ」

かすみ「まぁ……それはそうだけどぉ……」

璃奈「しずくちゃんが遥ちゃんと仲良くなったからって、私達との仲が悪くなるわけじゃないよ?」

かすみ「……うん、知ってる」

璃奈「だからさ、機嫌治そ?」

かすみ「……べ、別に機嫌悪くなってなんて……」

かすみ「……いや、ごめんりな子。雰囲気悪くしちゃったかも。しず子にも後で謝る」

璃奈「素直に自分の思いを出せるかすみちゃんの事、私好きだよ」

かすみ「!?」

かすみ「あ、え、えっと!! ……かすみんもりな子の事好きだよ!!」

璃奈「璃奈ちゃんボード『テレテレ』」

璃奈「……私達スクールアイドル同好会一年生ズは、ずっと友達だよ。大人になっても、ね?」

かすみ「……うん!」ニッコリ

59: 2021/01/12(火) 01:47:15.70 ID:d2plAGDk
タッタッタッタ

璃奈「あ、しずくちゃん戻ってきた」

かすみ「!!」

しずく「二人共、お待たせしました!」

かすみ「あ、えと、しず子……さっきは不貞腐れちゃってごめんね?」

しずく「へ? いや、私こそごめんね? あんまり2人には関係の無い話なのに1人で盛り上がっちゃって……」

かすみ「いや、しず子は悪くないよ」

かすみ「……しず子が取られちゃう~と思って……かすみんが嫉妬してただけ……だからごめん!」

しずく「かすみさん……」

61: 2021/01/12(火) 02:16:53.60 ID:d2plAGDk
しずく「……ふふふ」

かすみ「え!? ここ笑う所!?」

しずく「!! あ、ち、違うの!!」

しずく「ショボーンとしてるかすみさんが珍しくて……つい……その、ごめんね?」

かすみ「もう!!」

しずく「ほ、本当にごめんなさい!」

かすみ「……こ、今度かすみんとりな子も……一緒に遊びに誘って! ……あの子と遊ぶ時に……」

かすみ「━━しず子が仲良くなりたい子なんだから良い子なんだろうし、かすみんも一緒に遊びたい!」

しずく「!!」

しずく「うん! かすみさんも璃奈さんも絶対遥さんと仲良くなれるよ!」

璃奈「同じ一年生だし、私も遥さんとはお話してみたかった。タイミング合わせて皆で遊ぼう」

しずく「うん! 二人共私の親友だって紹介するね!」

かすみ「えへへ、よろしくー!」ニッコリ


しずく(……かすみさんの素直さは、私も見習った方が良いかも)

しずく(……よし、今度遥さんと会った時、今の気持ちを正直に伝えてみよう)

しずく(もっと貴方と仲良くなりたいって!)

63: 2021/01/12(火) 02:30:50.18 ID:d2plAGDk
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

遥「お姉ちゃん、帰ってくるの遅いなぁ」

遥「残業でもしてるのかな? 後で連絡入れてみようかなぁ……」

遥(近江家は両親が共働きの為、基本的に家の中は静かだ)

遥(でもそんな家をいつも賑やかにしてくれていたのはお姉ちゃんだった)

遥(私の事を第一に考えてくれて、とにかく一緒にいてくれた)

遥(悲しい時も、楽しい時も、いっつも一緒にいてくれた。人生で一番長い時を、お姉ちゃんと一緒に過ごしている)

遥(私の誰よりも大切な人)

遥(……私は、お姉ちゃんが好き。━━大好き)

遥(だけどこれは、家族愛を超越している、“禁断の愛”だ)

遥(気持ち悪いって思われると思う。お姉ちゃんに知られるのなんて以ての外だ。これは打ち明けてはいけない。誰にも言ってはいけない。この想いは私の中で留めなければいけない)

遥(私はこの想いを抱えたまま人生を過ごしていく、そう考えていた)

遥(……だけど、そんな中、私はとある歌に出会った)

遥(お姉ちゃんがよく可愛がっている、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の後輩。私と同い年の桜坂しずくさんの歌だ)

64: 2021/01/12(火) 03:04:53.15 ID:d2plAGDk
遥(彼女の事はお姉ちゃんからたまーに話を聞いていた)

遥(虹ヶ咲学園に見学しに行った時は特に会話もせず終わったけれど)

遥(お姉ちゃんからオススメされたから、なんとなくネットに上がっていた彼女のMVを一人で観た)


しずく『どーんな、わたーしかーらも逃げたりはしなーい♪』

遥『………………』ポカーン

遥(綺麗な歌声だった)

遥(一瞬で心を奪われた)

遥(胸の奥、変わらないたった一つの思いにやっと気付いたの)

遥(迷いも不安も全部、ありのまま抱き締めたなら。眩しいあの空へと飛び立つよ)

遥(……聞けば彼女、一度公演の主役を降ろされてしまったとお姉ちゃんから聞いた)

遥(だけど、彼女は再び主役へと選ばれ)

遥(歌った。その歌に私は心を奪われ)


遥『…………』ポロ、ポロ


遥(気が付けば涙を流していた)

65: 2021/01/12(火) 03:05:52.43 ID:d2plAGDk
遥(一瞬で感じ取ったけど、しずくさんも私と一緒だ)

遥(しずくさん、私もスクールアイドルを演じているよ)

遥(私がスクールアイドルになった理由は、お姉ちゃんだ)

遥(お姉ちゃんは私の事を愛おしい、可愛いと言ってくれる)

遥(正直自分ではそんなに可愛いって思わないけれど、スクールアイドルは可愛くなければ人気は出ない)

遥(こんな事思っていたら、色々な人に怒られると思う)

遥(だけど、現実である。髪型だってウケの良いツインテールにしている。私がナンバーワンスクールアイドルになる事で“お姉ちゃんが可愛いと語る妹の可愛さ”を簡単に証明する事が出来る)

遥(努力した。お姉ちゃんの為だもん。辛くなかった)

遥(それに、スクールアイドルも結構楽しいから普通にハマってしまった)

遥(だけど、自分の為にスクールアイドルを続けたいとは別に思わない)

遥(私の行動は、全てお姉ちゃんの為)

遥(……気持ち悪いよね、私。こんな私、大嫌い)

遥(だからこそかも知らない。理想のスクールアイドルを演じているとインタビューで答えていたしずくさんとは、仲良くなれる気がした)

遥(話してみると良い人だし可愛いし、好きになった)

遥(……いつか私のこのお姉ちゃんへの気持ち、しずくさんへ打ち明けてみたい)

遥「しずくさん……聞き入れてくれるかな?」

遥(もっと仲良くなりたいなぁ)

66: 2021/01/12(火) 03:07:45.77 ID:d2plAGDk
眠気が限界の為続きはまた今度更新します。
日を大分跨いでしまい申し訳ないのです。

74: 2021/01/14(木) 02:08:10.59 ID:4S/a1wk/
ガチャ バタン

遥「!!」

彼方「たっだいまぁ~」

遥「お姉ちゃん!」パァッ

遥「おかえりなさい、ちょっと遅かったね?」

彼方「うん、すこーし忙しくってさぁ~。残業になっちゃったよ」

彼方「待たせちゃってごめんね~? 遥ちゃん~」

遥「全然大丈夫だよっ! むしろ今日もお疲れ様、ご飯作ってあるから一緒に食べよ? あっ、でもお風呂先に入りたいかな?」

彼方「今日もご飯作ってくれたの? 遥ちゃんありがとう~!」

彼方「早く食べたいし、先にご飯からにしようかな~」ニッコリ

遥「分かった! レンジでチンするね」ニッコリ

彼方「ありがとう~遥ちゃん大好き!」

遥「!?///」

遥「も、もうっ! からかわないでよお姉ちゃんっ!///」

彼方「えへへ~」ニコニコ

彼方(うーん、やっぱり遥ちゃんは可愛いな~)

彼方(モヤモヤする事も無いし、本当に昨日のはなんだったんだろう)

彼方(しずくちゃんが原因……なのかな?)

彼方(いや、原因って言い方すると何か悪い言い方な気がする。しずくちゃんが影響しているのかな? うん、こっちの方がしっくり来る気がするよ)

彼方(遥ちゃんにちょっと相談してみようかな?)

75: 2021/01/14(木) 02:22:10.11 ID:4S/a1wk/
彼方「ねーねー、遥ちゃん~」

遥「んー? どうしたのお姉ちゃん?」

彼方「彼方ちゃん、昨日さぁ~」

彼方「遥ちゃんとしずくちゃんが仲良くしてたの見て嬉しかったんだ~」

遥「え? ほ、ほんと? 私としずくさん仲良さそうだった?」

彼方「うん~。とっても仲良しさんだったよ~」

遥「え、えへへ~そっか。仲良しに、見えたんだ」

遥「良かったぁ~。最近しずくさんと凄く仲良くなりたかったし、そう見えてたのなら良い感じなのかも!」ニッコリ

彼方「微笑ましかったよ~?」

遥「えへへへ」

彼方「……でも、さぁ」

遥「ん?」

彼方「何か、2人が仲良くしてたの見て物凄くモヤモヤしちゃったんだ~」

遥「────え?」

76: 2021/01/14(木) 02:30:05.02 ID:4S/a1wk/
彼方「最近さ~気が付くとしずくちゃんを目で追っちゃってる彼方ちゃんがいるんだー」

彼方「笑顔が可愛くて、優しくて~、よく彼方ちゃんの事見てくれて~服装が乱れてる時はささっと直してくれる」

彼方「でもあの子、リボンちょっとズレてる時もあってよく彼方ちゃんが直してあげてるんだ~。ちょっと抜けてるんだよねー」

彼方「そんな可愛いしずくちゃんが、最近凄く彼方ちゃんの心をポカポカさせてくれるんだ~」ニッコリ

遥「………………」

彼方「いつもはポカポカするのにさー」

彼方「大好きな遥ちゃんと大好きなしずくちゃんが仲良くしてるの見て、なぜかポカポカせずモヤモヤしちゃったんだ~」

彼方「本当に、あの気持ちは何なんだろう……」

彼方「遥ちゃん、何が思い当たる事ある? もしくは経験とかあったりするかなぁ……?」

遥「………………」

彼方「? 遥ちゃん……?」キョトン

遥「………………」

77: 2021/01/14(木) 02:36:28.72 ID:4S/a1wk/
遥「お姉ちゃん」

彼方「んー?」

遥「お姉ちゃん、私の事好き?」

彼方「そんなの当然、大好きだよ~!!」

彼方(あ、あれ……彼方ちゃんの質問は……?)

遥「じゃあさ、ちょっと思い浮かべてほしいことがあるんだ。想像力をフルで活かして」

彼方「う、うん」

遥「場所は夕暮れの放課後。周りには誰もいません。お姉ちゃんと私の二人っきりです。教室の隅っこで、二人は見つめ合います」

遥「どんな気持ちになる?」

彼方「うーん、うーん……」

彼方(夕暮れの放課後……遥ちゃんと二人きり……)

彼方「うーん、今日も遥ちゃんは可愛いなぁ~って思うかなぁ。癒される気持ちになると思う」

遥「そっか」

遥「じゃあさ」

遥「────相手を私なんかじゃなくて、しずくさんで思い浮かべてみてよ」

遥「どんな気持ちになる?」

彼方「……え?」

78: 2021/01/14(木) 02:38:11.83 ID:4S/a1wk/
彼方「………………」


しずく『彼方さん』


彼方「………………」


しずく『夕日、綺麗ですね』ニッコリ


彼方「!?///」

遥「………………」

彼方「な、何か凄いドキドキしたよ」

遥「うん。だろうね」

遥「顔、真っ赤だよ?」

彼方「あ、あはは~……//////」

遥「………………」


遥(お姉ちゃん、私としずくさんが仲良くしてるの見て、モヤモヤしたんだ)

遥(お姉ちゃん)

遥(その気持ちはね)

遥(────嫉妬って言うんだよ)

80: 2021/01/14(木) 02:54:52.03 ID:4S/a1wk/
彼方(物凄くドキドキした)

彼方(そっか、なんとなく……分かったかもしれない)

彼方(彼方ちゃん──私の気持ちが)

彼方「………………」

遥「………………」

遥(そっか、私)

遥(……お姉ちゃんに嫉妬されてたんだ)

遥「お姉ちゃん……しずくさんが好きなんだね」ボソッ

彼方「へ?///」

遥「………………」

遥(私への大好きとは違う、別方向の愛)

遥(私が……お姉ちゃんへ向ける方向性と同じ愛)

彼方「うん……そうかも」

彼方「彼方ちゃん……しずくちゃんの事」

彼方「恋愛感情として、大好きなんだと思う」

遥「………………」

彼方「……遥ちゃん?」

遥「へ?」

彼方「なんで……泣いてるの?」

遥「え? ……へ?」ポロ、ポロ

81: 2021/01/14(木) 02:58:13.56 ID:4S/a1wk/
遥「あ、あはは……目にホコリが入っちゃって!」ゴシゴシ

彼方「だ、大丈夫~……?」

遥「うん、大丈夫だよっ」

遥(なんで私は泣いているのだろうか)

遥(喜ばなければいけないはずなのに)

遥(お姉ちゃんに想い人が出来たんだ)

遥(しかも相手はしずくさんだ。彼女が良い人だってのは最近身に染みて分かっている)

遥(しずくさんも、結構お姉ちゃんの事好きだろうし、お似合いだ)

遥(私の想いは一生届かないものだ。だから、お姉ちゃんに想い人ができた事を、喜ばなければいけないのに!!)

遥(だけど、だけど……!!)

遥(喜べない自分がいる)

遥「……ッ、っ……っ!!」ポロポロ

遥(しずくさんが羨ましいと思ってしまう“大嫌いな私”がここにいる)

82: 2021/01/14(木) 03:04:06.61 ID:4S/a1wk/
彼方「は、遥ちゃん……どうしたの……?」アセアセ

遥「ううん……ごめんね、ほんとに……ごめんなさい……っ」

彼方「あ、謝らなくていいよ……私こそ、何かごめんね……?」

遥「………………」

遥「ね、ねぇ……お姉ちゃん」

彼方「う、うん」

遥「お姉ちゃん、しずくさんの事……恋愛感情で好きって言ったよね?」

彼方「っ!!/// う、うん!///」

遥「………………」

遥「…………」

遥「……」

遥「」

遥「────それさ」

遥「勘違いなんじゃないの?」

彼方「ぇ……?」

83: 2021/01/14(木) 03:13:45.30 ID:4S/a1wk/
遥(私は何を言っているんだろう)

遥「だってさぁ、私“も”お姉ちゃんも女の子だよ?」

遥(私は何を言っているんだろう)

遥「しずくさんも女の子だよ」

遥(私は何を言っているんだろう)

遥「だってさ、“普通”は女の子は男の人を好きになる筈だよね?」

遥(私は何を言っているんだろう)

遥「……女の子が女の子を好きになるなんてさぁ……っ!!」

遥(やめろ近江遥。これ以上何も言うな。お姉ちゃんを傷付けちゃダメだ)

遥「そんなの」

遥(やめろ、やめろやめろやめろやめろ、やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろ────ダメだやめろッ!!)

遥「へん────

prrrrrrrrッ!!!!

遥「!?」

彼方「!?」

彼方「で、電話?」スッ

From:桜坂しずく prrrrrrrr

彼方「しずくちゃん?」

遥「………………」

彼方「………………」

遥「出ないの……?」

彼方「はっ! あぁ、え、えっと!! ……出るね! ごめん遥ちゃん!!」

遥「ううん、平気だよ」

遥(謝らなくて……良いのに)

遥「私……本当に最低だ」ボソッ

遥(嫌い)

遥(こんな私)

遥(──大ッ嫌い)

84: 2021/01/14(木) 03:39:44.89 ID:4S/a1wk/
彼方「もしもし」

しずく『あっ!! 彼方さん、夜分遅くにすみません。今お時間よろしいでしょうか?』

彼方「う、うん。大丈夫だよ」

しずく『よかった!』

しずく『今日、かすみさんと璃奈さんとお買い物に行ったんです。その時に遥さんに似合いそうなヘアリボン見つけたので、今度お渡しに行きたいんです』ボソッ

しずく『また彼方さんのお家、遊びに行っていいですか?』

彼方「………………」

しずく『彼方さん……?』

彼方「え? あ、ううん! ごめん!」

彼方「そ、そうだねぇ~、その事については明日また話そ!」

しずく『はいっ、分かりました!』

しずく(彼方さん、何か元気ないなぁ)

しずく『えと、お仕事後でお疲れだったのにごめんなさい。また明日楽しみにしてますっ』

彼方「ぜんぜん、大丈夫だよー。また……明日ね。おやすみ、しずくちゃん」

しずく『はい、おやすみなさい彼方さん』

85: 2021/01/14(木) 03:47:14.60 ID:4S/a1wk/
ピッ

彼方「………………」

遥「………………」

彼方「ご、ごめん遥ちゃん。話の途中だったのに」

遥「う、ううん。大丈夫だよ」ガタッ

遥「わ、私お風呂入ってくるね! ごめんなさい……ご飯は先に、食べてて」ダッ

彼方「ちょ、は……遥ちゃん!」

タッタッタッタ

彼方「………………」


遥『……ッ、っ……っ!!』ポロポロ


彼方「………………」

彼方(遥ちゃん、すごく泣いてた)

彼方(私の発言で、遥ちゃん泣かせちゃった)

彼方(大切な、大切な妹を泣かせた)

彼方「私……馬鹿だ」

彼方(遥ちゃんとしずくちゃんが仲良くしてるの見てモヤモヤしちゃったって言った後にさ)

彼方「……遥ちゃんの前で、しずくちゃんを恋愛感情で好きって言ったんだ」

彼方「そんなの……遥ちゃんに嫉妬してたって言っているのと、同じじゃんか」

彼方「私の……馬鹿……」

彼方「遥ちゃん……ごめんね」


遥『勘違いなんじゃないの?』


彼方「………………」

彼方「……しずくちゃん……」

86: 2021/01/14(木) 03:56:11.40 ID:4S/a1wk/
ピッ

しずく「………………」

しずく(彼方さん、本当にどうしたのかな)

しずく(元気、なかった)

しずく「体調とか崩してなければ良いんだけど……」

ミナーサンオハヨーゴザイマスー prrrr

しずく「ん?」スッ

From: 近江遥 prrrrr

しずく「!?」

しずく「は、遥さん!?」

ピッ

しずく「も、もしもし!?」

遥『……しずくさん?』

しずく「はい、桜坂しずくです。遥さん、どうしました?」

遥『こんな時間ごめんなさい』

しずく「いえいえ、大丈夫ですよ!」

遥『しずくさん』

遥『明日の放課後……私とデートしてほしいんです』

しずく「へ?///」

87: 2021/01/14(木) 03:57:22.69 ID:4S/a1wk/
続きはまた今度更新します。次回更新で完結予定です。よろしくお願い致します。

91: 2021/01/14(木) 09:12:09.17 ID:4S/a1wk/
レスくれる方々本当にありがとうございます。
本日の夜更新予定です。21時前後くらいから更新できると思います。よろしくお願いしまーす。

92: 2021/01/14(木) 09:13:08.53 ID:4S/a1wk/
申し訳ない……ageてしまった……。

95: 2021/01/14(木) 21:06:44.42 ID:4S/a1wk/
~翌日 放課後~

スタスタスタスタ

しずく「ふぅ……ちょっと早く着くかも」

しずく(本日は同好会の練習も演劇部の練習もおやすみ。完璧フリーな日だ)

しずく(かすみさんと璃奈さんに遊びに誘われたけど、予定があると伝え、遥さんとの集合場所へ向かう)

しずく「今度埋め合わせしなきゃ」

しずく(……そして彼方さんは、本日欠席だった)

しずく(連絡は取れたし、ただの体調不良だってメッセージも届いたけれど……心配だ……)

96: 2021/01/14(木) 21:15:09.66 ID:4S/a1wk/
スタスタスタスタ

しずく「えーっと、この辺、だよね?」

しずく(遥さんとの集合場所へと到着する。まだ集合時間まで30分前だけれど、とりあえず辺りをキョロキョロと見渡す)

しずく「あれ? 遥さん?」


遥「………………」


しずく(す、すごい。30分前集合だ。いつもギリギリか遅刻する彼方さんとは大違い……)

タッタッタッタ

遥「あ、しずくさん」

しずく「遥さん、早いですね。お待たせしちゃってごめんなさい」

遥「いえ、ちょっと早く着き過ぎただけなんで、謝る必要なんてないです」ニコリ

しずく「あと……今日はリボン、付けてないんですね」

遥「……うん」

遥「たまには、イメチェンもありかなーって思いまして」

しずく(そこにはツインテールの彼女ではなく、髪を下ろした遥さんがいた)

しずく(何か、新鮮だ)

しずく「髪下ろしているのも可愛いですよっ、遥さん」

遥「あはは、ありがとう……ございます」ニッコリ

しずく「……」

しずく(なんだか、遥さんも元気無さそうに見える……)

97: 2021/01/14(木) 21:30:07.93 ID:4S/a1wk/
しずく「あ、そう言えば遥さん。彼方さん、体調どうでした……?」

遥「!!」

しずく「彼方さんが学校休むのなんて珍しくて……」

遥「今日お姉ちゃん、学校休んだんですか……?」

しずく「え!?」

遥「ごめんなさい、私今日……お姉ちゃんと顔合わせ辛くて、お姉ちゃんが起きる前に早く家を出たんです」

しずく「え、えぇ!?」

遥「そ、そんなに驚きます?」

しずく「あっ、ごめんなさい!」

しずく「け、けど……顔を合わせ辛いって……」

しずく(遥さんと彼方さん……とっても仲良しなのに)

遥「………………」

しずく「もしかして、喧嘩でもしちゃったんですか?」

遥「う、うーん……喧嘩したと言うよりも……」

遥「私がお姉ちゃんを……傷付けてしまったんです」

遥「昨日、お姉ちゃんとしずくさん電話してましたよね?」

遥「あの時、お姉ちゃんが元気なかったの……私が原因なんです」

遥「私が……お姉ちゃんを傷付けたんだ……」

しずく「遥さん……」

98: 2021/01/14(木) 21:47:40.62 ID:4S/a1wk/
遥「……ごめんなさい! 暗い話は、また後で話します!」

遥「今日は、私とのデートに付き合って下さい!」

しずく「………………」

しずく(きっと、何かあったんだ。私に何か出来るかは分からないけど)

しずく(力になる為に。彼女から話してくれる時を待って、今は全力で遥さんと遊びましょう)

しずく「はいっ! エスコートしてくださいね、遥さん」ニコッ

遥「……うんっ」グッ

99: 2021/01/14(木) 22:26:27.73 ID:4S/a1wk/
───────

遥「ねぇ、しずくさん。このワンピース可愛くないですか?」

しずく「あっ、すっごく可愛い! そのままアウター羽織れば秋コーデとしてお洒落できそうです!」

遥「ですよね! うーん……買っちゃおうかなぁ……」

しずく「お洋服って結構値段するので、悩みますよね……」

遥「ですよね」

しずく「あっ、こっちのワンピースの方が値段も安くて、柄も少し似てますよ!」

遥「わぁ~!! かわいいっ!! そっち買います!!」キラキラ

しずく(目を輝かせてる遥さん、すっごく彼方さんに似てる)クスクス

───────

遥「し、しずくさん……VRゲームってやった事ありますか……?」オロオロ

しずく「い、いや……なかったのでやってみたくなったんですけど……これ臨場感凄いですね……」オロオロ

遥「本当に……この銃? みたいなのも結構重いし……」

しずく「ですねー……」

ザッザッザッザッ!!

ゾンビィ「」

しずく「ひっ!」
遥「いっ!」

遥「え!?」

しずく「ぞ、ゾンビ!? これ敵ゾンビなの!? 可愛い鳥みたいなのじゃないの!?」

遥「げ、ゲーム間違えたっぽいです!!」

しずく「ちょ、えぇ!?」

ダッダッダッダッダッ!!!!

ゾンビィ「ウ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッ!!」 ゾロゾロゾロッ!!


しずく「ひぃいいいいいいいッ!!」

しずく「は、遥さん!! あんなの戦えないよ!! 逃げましょう!!」

しずく「あれ、無理ですぅ!! こ、怖すぎるって!! ビジュアル本気出しすぎです!!」ダッ

遥「は、はいいいいいいいいッ!!」ダッ

101: 2021/01/14(木) 23:51:35.09 ID:4S/a1wk/
───────

しずく(色々な事をして、遊んで、時間はあっという間に過ぎていった)

しずく(もうすぐ夕日が沈み、夜になる)

しずく(暗くなるのが少しずつ早くなってきて、夏の終わりを感じさせる)

しずく(そんな雰囲気が私はちょっと好き)

遥「いやぁ、ははは……疲れましたねー」

しずく「ですねー」

しずく「けど、充実した時間でした」

遥「はい! 私もです」

しずく「ふふっ」ニコッ

遥「えへへ~」ニッコリ

遥「…………あぁ~、楽しかった」

しずく「私もですよ、遥さん」

遥「しずくさん、今日は本当にありがとうございました」

遥「今日、改めてしずくさんの人柄が分かりました」

遥「……本当に、よく分かりました」

遥「美人で可愛くって、気が利いて、真面目でお堅い人なのかなぁ~って印象があるのに、よく笑うしちょっとお茶目な一面もある」

遥「……理想のヒロインって感じです」ニコッ

しずく「遥さん……」

しずく「私は、そんな絶賛される様な人間じゃないですよ」

遥「ううん。そんなことないです。凄い人……だよ」

しずく「………………」

遥「しずくさん」

遥「最後に、一緒に行ってほしい所があるんです」

遥「お時間、いいですか?」

103: 2021/01/15(金) 00:12:28.79 ID:bDrKN0KN
───────

しずく「あっ、ここ……」

遥「はい。ヴィーナスフォートのライブ会場です」

遥「今日はライブ予定は何もないから、誰もいません」

遥「お姉ちゃんが……『Butterfly』を歌った所」

しずく「何か……懐かしいですね」

遥「はい」

しずく「……遥さん」

遥「……何でしょう、しずくさん」

しずく「彼方さんと昨日、何があったんですか……?」

しずく「それを教えてくれる為に、ここに連れて来てくれたんですよね?」

遥「……半分正解です」

遥「お姉ちゃんの事を話す前に、私の気持ちを打ち明けたくて、ここに連れて来ました」

しずく「遥さんの……気持ち?」

遥「うん」

遥「しずくさん」

遥「私……」






遥「──しずくさんの事が好きなんです」

しずく「え?」

104: 2021/01/15(金) 00:20:23.42 ID:bDrKN0KN
しずく「私の事が……好き?」

遥「はい」

しずく「え、えと! 私も遥さんの事好きですよ!?///」

遥「ううん、違います」

遥「しずくさんの好きと、私の好きは方向性が違います」

しずく「えぇ!?///」

遥「恋愛感情で、私はしずくさんが好きです」

遥「私と……付き合って下さい」

しずく「!!」

遥「………………驚いてますね、しずくさん」

しずく「そ、それはそうですよ……あまりにも予想外な展開過ぎて……」

遥「………………」

スタスタ

ピタッ

しずく(ち、近い……っ///)

遥「しずくさん」

遥「私、変ですよね?」

遥「私……気持ち悪いですよね?」

しずく「──へ?」

105: 2021/01/15(金) 00:34:25.59 ID:bDrKN0KN
遥「だって、私は女の子ですよ?」

遥「しずくさんも、女の子です」

遥「普通じゃないですよね?」

遥「女の子が女の子を恋愛感情で好きになるなんて!」

しずく「は、はる──」

遥「正直に言ってください!!」

遥「気持ち悪いですよね?」

遥「こんなの普通じゃない。変な子なんです、私」

遥「普通じゃないんですッ!!」

しずく「は、遥さん待っ──」

遥「言ってくださいよ!! 思っている事を正直に!!」

遥「こんな子、周りにはいません!!」

遥「──近江遥は、普通じゃないんです!!」

遥「私は!! 彼方お姉ちゃんが思っているような可愛くて、いい子なんかじゃないんです!!」

遥「……禁断の恋をしている、気持ちの悪い、変な子なんです!!」

遥「だから──

しずく「──遥さんっ!!」

しずく「聞いてッ!!」ガシッ

遥「ッ!!」ハッ

しずく「………………」

遥「はぁ、はぁ、はぁ……っ」

しずく「遥さん」

しずく「聞いて」

遥「………………」

遥「…………」コクリ

106: 2021/01/15(金) 00:35:31.66 ID:bDrKN0KN
しずく「気持ち悪くなんか、ない」

遥「!?」

107: 2021/01/15(金) 00:45:33.03 ID:bDrKN0KN
遥「……嘘つかないで下さい」

しずく「嘘じゃないです」

遥「嘘」

しずく「気持ち悪くない。変じゃない」

遥「!!」

遥「どうして!!」

遥「そんな事が言えるんですかッ!!」

遥「普通じゃないんですよ!?」

遥「私は、普通の子じゃ──」

しずく「普通って!! なんですか!!」

遥「!!」

しずく「……いつ、どこにでもあるような、有り触れたものであること。他と特に異なる性質を持ってはいないさま」

遥「え?」

しずく「普通の意味です」

遥「………………」

しずく「……女の子が女の子を好きになっちゃいけないなんて、誰が決めたんですか?」

遥「………………」

109: 2021/01/15(金) 01:01:50.63 ID:bDrKN0KN
しずく「遥さん」

遥「……」

しずく「本当に、私の事が好きなんですか?」

遥「へ?」

しずく「正直に、言って?」

しずく「大丈夫だから」

遥「………………」

遥「……ごめんなさい」

しずく「大丈夫」

しずく「自分の気持ちに、正直になって」

しずく「……私じゃないよね?」

遥「────ッ!!」ポロ、ポロ

遥「わ、……わたし……」

遥「彼方お姉ちゃんが……好きなんです……っ……!!」

112: 2021/01/15(金) 01:12:30.63 ID:bDrKN0KN
しずく「……うん」

遥「けど……お姉ちゃんは……お姉ちゃんはぁ……!!」

遥「私の事は、妹としては愛してくれるけど」

遥「一人の女の子としては……愛してくれない……っ!!」

しずく「…………」スッ

────ギュッ

遥「つらい……つらいよ!! 誰にも言えなかった……変な子って思われるの怖かったし……!お姉ちゃんにも嫌われたくなかった!!」

遥「しずくさんに、いつか打ち明けようと思ってた……でも、昨日お姉ちゃんの事を傷付けちゃって……もう、心を壊したくなっちゃった」

遥「何も考えられないように、壊してほしかった……消えたかったの……!! いなくなりたかった!!」

遥「しずくさんに、否定してもらって、気持ち悪いって言ってもらって……もう終わりにしようと思ってた!!」

遥「……しずくさんを、巻き込んだ……!!」

遥「私、最低なんです……!!」

しずく「…………」ギュッー

遥「ごめんなさい!! ……ごめん、なさい……!!」

遥「しずくさん……ごめんなさい……ッ!!」

遥「嘘ついて……ごめんなさい……まきこんで、ごめんなさい……」

しずく「遥さん、辛かったよね?」

遥「ッ!!」

しずく「……教えてくれて、ありがとう」ニッコリ

遥「ッ────!!」

遥「──うあああああああああッ!!」 ギュッ!!

しずく「………………」ギュー

113: 2021/01/15(金) 01:20:35.77 ID:bDrKN0KN
───────

しずく(遥さんは、暫く泣き続けていた)

しずく(今は少し落ち着いたけれど)

遥「…………」ギュー

しずく(ずっと手を握って離してくれない)

しずく(妹ってこんな感じなのかなぁ……妹欲しいなぁ……でも流石にこの歳になってから妹出来るとなると色々想像しちゃって何か嫌ですね……)

遥「しずくさん」

しずく「!!」ビクゥ!!

しずく「は、はい! 何でしょう!?」

遥「本当に、ごめんなさい」

遥「ありがとうございました」

しずく「…………大丈夫ですよ」ニッコリ

しずく「………………」

遥「………………」

しずく(静かだ……この感覚、何か落ち着く)

遥「私の行動は全部お姉ちゃんの為なんです」

114: 2021/01/15(金) 01:29:49.37 ID:bDrKN0KN
しずく「そうなんですか?」

遥「はい」

遥「スクールアイドルも、お姉ちゃんの為に続けてます」

遥「理想のスクールアイドルを演じているんです」

しずく「……」

遥「しずくさんのインタビュー記事を見て、『Solitude Rain』もいっぱい聴きました」

遥「歌詞が好きで、聴いていると勇気付けられるから大好きなんです」ニッコリ

しずく「///」カァァァ

遥「だから、かな」

遥「しずくさんには何か親近感湧いて、仲良くなりたいなぁって思ったんです」

しずく「……うん」

しずく「私も遥さんと似たような理由で仲良くなりたかった」

遥「え? ほ、本当ですか?」

しずく「うん」

しずく「私達、案外似た者同士かもですね」クスクス

遥「ですねー」ニッコリ

115: 2021/01/15(金) 01:35:36.77 ID:bDrKN0KN
しずく「……ねぇ、遥さん」

遥「はい」

しずく「お互い、敬語やめにしない?」

遥「!!」

しずく「友達に、なろうよ」

しずく「私と、桜坂しずくと────友達に!」ニッコリ

遥「……ッ」グスッ

遥「……」ゴシゴシ

遥「……」スゥー

遥「────うんっ!!」

116: 2021/01/15(金) 01:46:34.96 ID:bDrKN0KN
───────

しずく(私と遥さんは、近江家に向かって一緒に歩いていた)

しずく(手を繋ぎながら、他愛のない話をしながら──)

しずく「私もさ、普通じゃないって思われるのが怖かったんだ」

遥「そうなの?」

しずく「うん」

しずく「誰から嫌われたどうしよう。嫌われるのは怖い」

しずく「ずっとそう考えて15年生きてきたんだ」

遥「…………」

しずく「だから、遥さんの気持ちよく分かったの」

遥「そう、だったんだ」

遥「本当に……ごめんね?」

しずく「ううん、いいの」

しずく「私も……大切な友達に助けて貰ったから。救ってもらったから」

しずく「私がそれを他の友達にしてあげた。それだけだよ」ニッコリ

117: 2021/01/15(金) 01:55:49.39 ID:bDrKN0KN
遥「しずくさん……」

しずく「……結局さ、普通か普通じゃないかなんて、関係ないんだと思う」

しずく「自分は自分だし」

しずく「その人の大好きは誰にも止められないもん」

しずく「だから、女の子が女の子を大好きになったって……別にいいんだよ」

遥「……うん」

遥「ありがとう、しずくさん」

しずく「いーえ!」ニッコリ

しずく「それに、さ」

遥「?」

しずく「例え周りの誰かが遥さんを嫌ったって」

しずく「私は──近江遥の事大好きだよ」

遥「!? ──っっっっ!?///」カァァァッ!!

遥「……しずくさんの天然女の子タラシ」プンッ

しずく「えぇ!?」ガーン

遥「……でも」

遥「ありがとう」ニッコリ

しずく「うん!!」




しずく(────今度かすみさんにお礼言わなきゃだなぁ)

118: 2021/01/15(金) 02:04:11.43 ID:bDrKN0KN
遥「……着いちゃった」

しずく「着きましたねぇ、遥さんのお家」

遥「うん……」

しずく「それじゃあ、彼方さんと仲直りしよっか」

遥「あ、で、でも……体調悪いんだよね……?」

遥「あぁ……お姉ちゃん本当にごめん……ごめん……」ドヨーン

しずく「大丈夫です。彼方さんメンタルが結構体調に反映しやすい性格なので」

しずく「お互い、想いをぶつけ合って仲直りしましょう」

しずく「……ね?」

遥「……う、うん。いっぱい謝る」

しずく「その意気です」

しずく「大丈夫です。私も一緒にいますので」

遥「……しずくさん、今日もウチに泊まっていく?」

しずく「うん!」

しずく「もう親には連絡済!」

遥「!!」パァァァ

遥「やった」ボソッ グッ

しずく(かわいいなぁ)ニッコリ

遥「な、なら早くお姉ちゃん謝らなきゃ!! 早速お姉ちゃんに会いに行こう!!」

しずく「あっ、遥さんちょっと待って」

遥「え?」

120: 2021/01/15(金) 02:16:12.55 ID:bDrKN0KN
しずく「ちょっと髪触るね?」ササッ

遥「わわっ!?」

遥「く、くすぐったい///」

しずく「我慢我慢ー」 ササッ

しずく「……よし! できた!」

遥「へ?」

しずく「遥さん、かわいいよ」

鏡 スッ

遥「ツインテール……え、このヘアリボン……!!」

しずく「私からのプレゼント」

しずく「遥さんに似合うと思って、買っちゃった」

遥「え、ええ!? あ、ありがとう!! ……あっ!! お金っ!」アタフタ

しずく「プレゼントだよ」

しずく「友達の印」

遥「うぅ……何から何まで……何なのこの人本当に……」ボソッ

遥(お姉ちゃんじゃなくても好きになっちゃうよこんなの……///)

しずく「……これからも、よろしくね。遥さん」

遥「こ、こちらこそ!! 本当にありがとうっ!///」

しずく「さっ、彼方お姉ちゃんと仲直りしに行きますよー!」ギュッ

遥「う、うん!」ギュッー

タッタッタッタ





しずく(遥さんにあげたヘアリボンは黄色い花のマネッチアの柄が入ったリボン)

しずく(マネッチアの花言葉は)

しずく(────たくさん話しましょう!)

121: 2021/01/15(金) 02:28:13.58 ID:bDrKN0KN
───────


~後日 朝 学校~

彼方「ねぇねぇ! しずくちゃんー!」ギュッ

しずく「彼方さん、どうしました?」

彼方「これ、見た!?」

彼方「じゃじゃーん! 本日発表の遥ちゃんのソロ曲のMVー!」

しずく「……ふっふっふっ」

しずく「24時になった瞬間に、ダウンロード済みですよ! 彼方さん!!」

彼方「なっ!?」

しずく「ヘビーローテーションが止まりません……もうかれこれ100回は聴いています。良い歌ですね本当に」ニコニコ

彼方「ひゃ、100回~!? そんな……彼方ちゃんより多く……聴いている……!!」

彼方「悔しいよ~!! 彼方ちゃん悔しい!!」

しずく「はいはい、お姉ちゃん嫉妬しないで下さいっ」

彼方「うぅ……」

しずく「また今度3人でカラオケ行った時、お二人のデュエットソング聞かせて下さい」

しずく「あれは彼方さんと遥さんにしか出来ない特別なものですから」

彼方「────!? お、おぉー!! そうだよね~!!」

彼方「いやぁ~、彼方ちゃんは最強のマウント力を持っていたから嫉妬しなくていいんだ~。そーだよねー、あれは彼方ちゃんと遥ちゃんの特別な歌で、彼方ちゃん達にしか歌えない歌だもんね~!」

しずく「すーぐ調子にのるんだから……」フー

122: 2021/01/15(金) 02:36:23.32 ID:bDrKN0KN
彼方「ねーねー、しずくちゃん」

しずく「はいはい、今度は何ですか?」

彼方「昨日のお返事、聞かせて欲しいなぁ」

しずく「ぁえ!?///」

しずく「き、昨日、ですか!?」

しずく「……な、何かありましたっけ!? ……記憶にございませんねぇ……」

彼方「も~、逃げないでよ~」

彼方「何度でも言うよ~?」

彼方「彼方ちゃん、しずくちゃんの事が大好きなの~! 私と付き合って下さいー!」

しずく「ちょ、ちょ!! ここ学校っ!!」アセアセ

彼方「えー? いいじゃーん。もう彼方ちゃんは自分の気持ちに嘘をつかないって決めたんだもーん」

彼方「遥ちゃんの気持ちを聞いて、あの時から正直に生きるって決めたんだも~ん」エッヘン

しずく「だからって! 場所が!」

彼方「大丈夫大丈夫~、周りに誰もいないよ~!!」

しずく「うぅ……///」

彼方「恥ずかしがってるしずくちゃんも可愛いね~」ニマニマ

しずく「むぅー……!!///」

123: 2021/01/15(金) 02:50:42.75 ID:bDrKN0KN
しずく「…………分かりました!!」

しずく「いま、ここでお返事返します!!」

彼方「おぉ~、ドンと来い~!」

しずく「彼方さん、私は貴方とは付き合えません」

彼方「……そっかぁ」

しずく「待って下さい、最後まで聞いて」

彼方「──!! ……うん」

しずく「彼方さんは尊敬する先輩です。けど私……女性を恋愛対象として今まで、そういう目で見ていなかったんです」

彼方「うん」

しずく「でも」

しずく「──今日から見ていきます」

しずく「どうなるかは、分からないですけど」

しずく「しっかりと、見つめてみます」

しずく「そして」

しずく「もし、貴方に恋をしたら」

しずく「────私から告白いたします」

しずく「……待っていて、くれますか?」

彼方「────はいっ」


普通か普通じゃないかなんて、関係ない。


彼方「えへへ~……絶対しずくちゃん落としてやるぜ~……ッ!!」ニヤニヤ

しずく「もー! 可愛い笑顔作って下さいよ彼方さんっ!!」


これは────


彼方「……えへへ~」ニッコリ

しずく「……もうっ」ニッコリ



────彼女達のひとつの物語。

124: 2021/01/15(金) 02:50:53.10 ID:bDrKN0KN
おしまい

126: 2021/01/15(金) 02:55:54.31 ID:bDrKN0KN
長らくお付き合い頂き本当にありがとうございました。
思いの他長くなってしまい申し訳なかったです。
何とか完結出来て良かったです。

誤字や色々なオリジナル設定ばかりで人を選ぶ内容だと思いますが、ひとつの二次創作として見てくれると嬉しいです。本当にありがとうございました!

128: 2021/01/15(金) 03:00:27.38 ID:bDrKN0KN
あと2年生とエマかり3年生はこれ以上風呂敷広げ過ぎるのはまずいと思い、登場させることが出来なかったです。
今後もSSは投稿していく予定なので、またのご縁がありましたらよろしくお願い致します。おやすみなさい。

125: 2021/01/15(金) 02:54:07.27 ID:68MRA4D8
ありがとう!!!!

127: 2021/01/15(金) 02:56:13.96 ID:Sw41Wsqy
最高やった

129: 2021/01/15(金) 06:52:24.92 ID:FksvOMHe
最高でした。ありがとう!

130: 2021/01/15(金) 07:38:20.33 ID:eFuFQkH0
jΣミイ˶º ᴗº˶リおつ

131: 2021/01/15(金) 08:11:14.80 ID:Ukzum3Hn
激重遥ちゃん好き

134: 2021/01/15(金) 13:05:26.89 ID:t+SvFRSt
遥ちゃんの場合は同性の壁に加えて近親の壁まであるからな。後者の壁は高すぎる

132: 2021/01/15(金) 12:00:39.80 ID:bhdw3hXN

シリアス具合がちょうどいい塩梅で面白かった
次作も待っとるで

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1610300075/

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