1: 2021/01/22(金) 10:51:13.24 ID:jfXmh4Ps
ゆうせつ(ゆうなな)です。
4: 2021/01/22(金) 10:59:10.20 ID:jfXmh4Ps
侑「せつ菜ちゃん、お待たせ! 帰ろっか!」
菜々「二人きりの時は菜々と呼んで下さいと…お願いしたはずですが?」
侑「あ、ごめんごめん。まだその…菜々って呼ぶの、慣れてなくてさ」
菜々「全く…付き合い始めて何ヶ月経ったと思ってるんですか?」
侑「だからごめんってば~!」
菜々「冗談です…。それで…今日は同好会が終わった後、どこかへ行っていたようですが、どちらへ行かれてたんですか?」
侑「えーと…その~何て言うか…呼び出されちゃってさ」
菜々「あんな時間から…?どなたです?」
侑「え、ええと…1年生の子なんだけどね。私に伝えたい事があったみたいで…」
菜々「あんな時間にわざわざ呼び出してまで伝えなければならない事…?その子はなんと?」
侑「…その、…好きだって…言われちゃってさ…」
菜々「…」
菜々「はぁ!?」
菜々「二人きりの時は菜々と呼んで下さいと…お願いしたはずですが?」
侑「あ、ごめんごめん。まだその…菜々って呼ぶの、慣れてなくてさ」
菜々「全く…付き合い始めて何ヶ月経ったと思ってるんですか?」
侑「だからごめんってば~!」
菜々「冗談です…。それで…今日は同好会が終わった後、どこかへ行っていたようですが、どちらへ行かれてたんですか?」
侑「えーと…その~何て言うか…呼び出されちゃってさ」
菜々「あんな時間から…?どなたです?」
侑「え、ええと…1年生の子なんだけどね。私に伝えたい事があったみたいで…」
菜々「あんな時間にわざわざ呼び出してまで伝えなければならない事…?その子はなんと?」
侑「…その、…好きだって…言われちゃってさ…」
菜々「…」
菜々「はぁ!?」
12: 2021/01/22(金) 11:26:24.37 ID:jfXmh4Ps
菜々「そ、そそそそそれで! なんと答えたのですか!?」
侑「もちろん断ったよ! 気持ちは嬉しいけど、恋人がいるからごめんって断ったからね?」
菜々「あ、当たり前です! 私は二股なんてぜったい、ぜーったい!許しませんからねっ!」
侑「二股なんてするわけないじゃん? 私は菜々一筋…だからさ!」
菜々「…なっ///」
菜々「…」
菜々「…今日は1人で帰ります。ついてこないで下さい!」
侑「なっ、菜々!? ちょっと待ってよ~!」
侑「もちろん断ったよ! 気持ちは嬉しいけど、恋人がいるからごめんって断ったからね?」
菜々「あ、当たり前です! 私は二股なんてぜったい、ぜーったい!許しませんからねっ!」
侑「二股なんてするわけないじゃん? 私は菜々一筋…だからさ!」
菜々「…なっ///」
菜々「…」
菜々「…今日は1人で帰ります。ついてこないで下さい!」
侑「なっ、菜々!? ちょっと待ってよ~!」
30: 2021/01/22(金) 12:28:46.95 ID:jfXmh4Ps
菜々(はぁ…)
菜々(何なんですか、侑さんは)
菜々(他の子に告白されて…照れちゃて)
菜々(その上…気持ちは嬉しいけど、ってなんなんですか! 何を喜んでいるのですか!)
菜々(そもそもこんなこと…前にもありましたよね!? 確かあの時も今日と同じように…)
菜々「あーもう!!」
菜々(…一度冷静になりましょう)
菜々(確かに、侑さんがモテるのも分かります)
菜々(明るくって、人懐っこくて…ちょっと子供っぽいところもありますが、そこも可愛くて…)
菜々(優しくて…夢に向かってひたむきな姿がカッコよくて…挙げ出すとキリがありません)
菜々(そんな侑さんの魅力を知る私だからこそ、侑さんがモテるのも理解できます)
菜々(けど…頭では理解できても、心は追いついてきませんね)
菜々(…侑さんが他の子からそんな風に思われてると知って…妬いてしまっている自分がいます)
菜々(…そういえば)
菜々(侑さんと付き合い始めてからというもの、侑さんが嫉妬しているところ…見たことありません)
菜々(妬いているのは…いつも私だけ…?)
菜々「…」
菜々(何なんですか、侑さんは)
菜々(他の子に告白されて…照れちゃて)
菜々(その上…気持ちは嬉しいけど、ってなんなんですか! 何を喜んでいるのですか!)
菜々(そもそもこんなこと…前にもありましたよね!? 確かあの時も今日と同じように…)
菜々「あーもう!!」
菜々(…一度冷静になりましょう)
菜々(確かに、侑さんがモテるのも分かります)
菜々(明るくって、人懐っこくて…ちょっと子供っぽいところもありますが、そこも可愛くて…)
菜々(優しくて…夢に向かってひたむきな姿がカッコよくて…挙げ出すとキリがありません)
菜々(そんな侑さんの魅力を知る私だからこそ、侑さんがモテるのも理解できます)
菜々(けど…頭では理解できても、心は追いついてきませんね)
菜々(…侑さんが他の子からそんな風に思われてると知って…妬いてしまっている自分がいます)
菜々(…そういえば)
菜々(侑さんと付き合い始めてからというもの、侑さんが嫉妬しているところ…見たことありません)
菜々(妬いているのは…いつも私だけ…?)
菜々「…」
41: 2021/01/22(金) 20:01:44.58 ID:6PE0rN2z
しずく「なるほど。侑さんを嫉妬させるために私とかすみさんに手伝ってほしい、ですか」
せつ菜「 こんな事をお願いできるのはお二人だけですから…お願いします!」
しずく「…もっと別のことで頼って欲しかったですが…せつ菜さんのお願いですからね、聞かない訳にはいきません!」
せつ菜「しずくさん…!ありがとうございます!」
かすみ「かすみんも、侑先輩が嫉妬してるとこ見てみたいですし、協力しますよぉ♡」
せつ菜「かすみさん! ありがとうございます!」
せつ菜「では作戦の内容ですが…」
せつ菜「 こんな事をお願いできるのはお二人だけですから…お願いします!」
しずく「…もっと別のことで頼って欲しかったですが…せつ菜さんのお願いですからね、聞かない訳にはいきません!」
せつ菜「しずくさん…!ありがとうございます!」
かすみ「かすみんも、侑先輩が嫉妬してるとこ見てみたいですし、協力しますよぉ♡」
せつ菜「かすみさん! ありがとうございます!」
せつ菜「では作戦の内容ですが…」
42: 2021/01/22(金) 20:10:20.53 ID:6PE0rN2z
侑「かすみちゃーん! 見つかった?」
かすみ「ふぇぇん、見つかりません~!かすみんの髪飾り、どこいっちゃったんでしょう…」
侑「こんなに探しても見つからないなんて…」
かすみ「…ってあれれぇ?あれは…せつ菜先輩?生徒会長モードですね」
侑「せつ菜ちゃんと1年生の子…だね。なんで2人で校舎裏に向かってるんだろ…あんなところに何か用事あるのかな?」
かすみ「何やら怪しげな雰囲気ですねぇ…! 侑先輩、様子を見に行きましょう!」グイッ
侑「ちょ…ちょっとかすみちゃーん!?」
タッタッタッ…
かすみ「ふぇぇん、見つかりません~!かすみんの髪飾り、どこいっちゃったんでしょう…」
侑「こんなに探しても見つからないなんて…」
かすみ「…ってあれれぇ?あれは…せつ菜先輩?生徒会長モードですね」
侑「せつ菜ちゃんと1年生の子…だね。なんで2人で校舎裏に向かってるんだろ…あんなところに何か用事あるのかな?」
かすみ「何やら怪しげな雰囲気ですねぇ…! 侑先輩、様子を見に行きましょう!」グイッ
侑「ちょ…ちょっとかすみちゃーん!?」
タッタッタッ…
45: 2021/01/22(金) 21:21:29.56 ID:uUVUOTY4
侑「待ってよー!」
かすみ「侑先輩、お静かに…!って、なんだかあの2人…いい雰囲気じゃないですかぁ?」
侑「そう、だね…」
かすみ(ふふっ…侑先輩、効いてるのでは?)
かすみ(ここからさらに畳み掛けます…しず子!)
1年生女子「…私、ずっとずっと、会長の事が、中川菜々さんの事が好きだったんです! 私と付き合って下さい!」
かすみ(言われなきゃしず子って分からないくらい完璧な変装と演技ですね…)
菜々「…お気持ちはとても嬉しいです。ありがとうございます…///」
かすみ(せつ菜先輩、ナイスリアクションです!)
菜々「誰かに好意を伝えられるのは…嫌いじゃありません」
菜々「ですが…私には既に恋人がいまして…あなたの気持ちに応えることは、できません。ごめんなさい…」
1年生女子「そう、ですか…それなら、仕方ないですよね…」ポロッ
かすみ(しず子…あんな自然に嘘泣き出来るなんて…こわいです…)
菜々「ほら、こっち向いて下さい? せっかくの可愛い顔が…台無しですよ?」フキフキ
1年生女子「…ありがとう、ございます/// 」
かすみ(ナイス演技でした、せつ菜先輩、しず子!)
かすみ(さーて、侑先輩の様子は…)
かすみ「侑先輩、お静かに…!って、なんだかあの2人…いい雰囲気じゃないですかぁ?」
侑「そう、だね…」
かすみ(ふふっ…侑先輩、効いてるのでは?)
かすみ(ここからさらに畳み掛けます…しず子!)
1年生女子「…私、ずっとずっと、会長の事が、中川菜々さんの事が好きだったんです! 私と付き合って下さい!」
かすみ(言われなきゃしず子って分からないくらい完璧な変装と演技ですね…)
菜々「…お気持ちはとても嬉しいです。ありがとうございます…///」
かすみ(せつ菜先輩、ナイスリアクションです!)
菜々「誰かに好意を伝えられるのは…嫌いじゃありません」
菜々「ですが…私には既に恋人がいまして…あなたの気持ちに応えることは、できません。ごめんなさい…」
1年生女子「そう、ですか…それなら、仕方ないですよね…」ポロッ
かすみ(しず子…あんな自然に嘘泣き出来るなんて…こわいです…)
菜々「ほら、こっち向いて下さい? せっかくの可愛い顔が…台無しですよ?」フキフキ
1年生女子「…ありがとう、ございます/// 」
かすみ(ナイス演技でした、せつ菜先輩、しず子!)
かすみ(さーて、侑先輩の様子は…)
46: 2021/01/22(金) 21:27:03.37 ID:uUVUOTY4
侑「…かすみちゃん、そろそろ髪飾り探すの再開しようよ! 私はこっち見てくるね!」
かすみ(あれ…?侑先輩、ふつう…)
かすみ「あっ、あの…侑先輩? …せつ菜先輩が知らない女の子に告白されてたんですよ? その…嫉妬とか、しないんですか?」
侑「嫉妬?…全然しないよ! せつ菜ちゃんも菜々もすっごく魅力的だから、みんなにモテて当然だしね!」
かすみ「そ、そうですかぁ…」
かすみ(侑先輩、全然嫉妬してないみたいです。残念ながら作戦は失敗ですね…)
かすみ(あれ…?侑先輩、ふつう…)
かすみ「あっ、あの…侑先輩? …せつ菜先輩が知らない女の子に告白されてたんですよ? その…嫉妬とか、しないんですか?」
侑「嫉妬?…全然しないよ! せつ菜ちゃんも菜々もすっごく魅力的だから、みんなにモテて当然だしね!」
かすみ「そ、そうですかぁ…」
かすみ(侑先輩、全然嫉妬してないみたいです。残念ながら作戦は失敗ですね…)
47: 2021/01/22(金) 21:32:21.35 ID:uUVUOTY4
菜々(はぁ~)
菜々(せっかくしずくさん、かすみさんにご協力頂いたのに…効果なし、ですか)
菜々(侑さんには、嫉妬心というものが無いという事なのでしょうか)
菜々(それとも…私に対する気持ちって…その程度のもの、という事なのでしょうか)
侑「せっ…菜々! 帰ろっか!」
菜々「そうですね、帰りましょう…」
侑「…あのさ? 今日…菜々の家、寄って帰ってもいいかな?」
菜々「…今日は親が遅くなるようなので構いませんが…」
侑「よかったぁ! それじゃ早く行こうよ!」
菜々「ちょ、ちょっと侑さん!いきなり走り出さないで下さい! 」
侑「…」
菜々(せっかくしずくさん、かすみさんにご協力頂いたのに…効果なし、ですか)
菜々(侑さんには、嫉妬心というものが無いという事なのでしょうか)
菜々(それとも…私に対する気持ちって…その程度のもの、という事なのでしょうか)
侑「せっ…菜々! 帰ろっか!」
菜々「そうですね、帰りましょう…」
侑「…あのさ? 今日…菜々の家、寄って帰ってもいいかな?」
菜々「…今日は親が遅くなるようなので構いませんが…」
侑「よかったぁ! それじゃ早く行こうよ!」
菜々「ちょ、ちょっと侑さん!いきなり走り出さないで下さい! 」
侑「…」
49: 2021/01/22(金) 21:51:40.60 ID:uUVUOTY4
菜々「侑さんが私の家に来るのも久しぶりですね? 飲み物をもってきますので寛いでて…」
侑「その前にさ…聞きたい事があるんだけどいいかな?」
菜々「構いませんが…なんでしょう?」
侑「今日の放課後…菜々が校舎裏で告白されてるの見ちゃったんだけどさ…」
菜々(ゆ、侑さん!? その話題を持ち出すという事は…もしや?)
菜々「はい…気持ちは嬉しかったのですが、もちろんお断りしました」
侑「…そっか。もう1つ、ちょっと変な事聞いてもいい?」
菜々「なんでしょう?」
侑「あの告白…菜々が仕込んだお芝居なのかなーって思ってさ…」
菜々「…なっ!?」
侑「その前にさ…聞きたい事があるんだけどいいかな?」
菜々「構いませんが…なんでしょう?」
侑「今日の放課後…菜々が校舎裏で告白されてるの見ちゃったんだけどさ…」
菜々(ゆ、侑さん!? その話題を持ち出すという事は…もしや?)
菜々「はい…気持ちは嬉しかったのですが、もちろんお断りしました」
侑「…そっか。もう1つ、ちょっと変な事聞いてもいい?」
菜々「なんでしょう?」
侑「あの告白…菜々が仕込んだお芝居なのかなーって思ってさ…」
菜々「…なっ!?」
51: 2021/01/22(金) 22:08:53.67 ID:uUVUOTY4
菜々「…なぜ、そう思ったのですか?」
侑「…みんなの事を一番近くで見てきたからさ、何となく思ったんだ。 あの1年生の女の子…変装したしずくちゃんかなーって」
菜々「…」
侑「かすみちゃんも、今思えば髪飾りを無くした場所が変だったし…しかも偶然そこに菜々が来るのも変だなーって」
菜々「…」
侑「あ、菜々の事責めてるわけじゃないんだよ! ただ、菜々が誘われてあんな事に付き合うとは思えないからさ、菜々主導で考えたお芝居だったのかなって…」
菜々(…正直に話すしかないようですね…)
菜々「…はい、そうです。あれは私がしずくさんとかすみさんにお願いしたお芝居です」
侑「…どうしてあんなお芝居しようって考えたの…?」
菜々「…先日侑さんが1年生の女の子に告白された話を聞いて…妬いちゃったんです」
菜々「その時ふと…侑さんが嫉妬しているところを見たこと無いなと思いまして。侑さんは嫉妬するのかな…と思い、あのようなお芝居を企画しました」
侑「そういうことだったんだね…それじゃあ、お芝居を見た、私の感想を伝えるね?」
侑「…みんなの事を一番近くで見てきたからさ、何となく思ったんだ。 あの1年生の女の子…変装したしずくちゃんかなーって」
菜々「…」
侑「かすみちゃんも、今思えば髪飾りを無くした場所が変だったし…しかも偶然そこに菜々が来るのも変だなーって」
菜々「…」
侑「あ、菜々の事責めてるわけじゃないんだよ! ただ、菜々が誘われてあんな事に付き合うとは思えないからさ、菜々主導で考えたお芝居だったのかなって…」
菜々(…正直に話すしかないようですね…)
菜々「…はい、そうです。あれは私がしずくさんとかすみさんにお願いしたお芝居です」
侑「…どうしてあんなお芝居しようって考えたの…?」
菜々「…先日侑さんが1年生の女の子に告白された話を聞いて…妬いちゃったんです」
菜々「その時ふと…侑さんが嫉妬しているところを見たこと無いなと思いまして。侑さんは嫉妬するのかな…と思い、あのようなお芝居を企画しました」
侑「そういうことだったんだね…それじゃあ、お芝居を見た、私の感想を伝えるね?」
52: 2021/01/22(金) 22:41:17.25 ID:uUVUOTY4
菜々「侑さん…?急にどうしちゃ…ん!?」
侑「…あ…」チュッ…クチャ…クチュ…
菜々(…!?侑さんの舌が…口の中に!?」
侑「…んっ…」
菜々「はぁぁ…侑さん、いきなりキス…なんて…」
侑「今のキスが私の感想だよ?」
菜々「…えっ?」
侑「さっきさ…私が妬いたことないって言ってたよね?」
侑「私…これでも結構妬いちゃうタイプなんだよ?」
侑「この前も、せつ菜ちゃんのファンの子が直接ラブレター渡しにきたことがあったよね? あの時のせつ菜ちゃん、すっごく喜んでた…」
菜々「あれはっ…! スクールアイドル優木せつ菜が好きだというお手紙で…!」
侑「…今日だって、あの子はしずくちゃんだって途中から分かってたけどさ」
侑「菜々の嬉しそうな顔を見て…嫉妬でおかしくなっちゃいそうだったんだよ?」
菜々「ゆうさ…んんっ!?」
侑「…」クチャクチャ…
菜々「はぁ…そんなところ…触ったら…だめです…わたしが、悪かったですから…許してぇ…」
侑「だーめ」
侑「今日は私の気持ちが…大好きが菜々に伝わるまで…ぜったいやめないからね?」
侑「…あ…」チュッ…クチャ…クチュ…
菜々(…!?侑さんの舌が…口の中に!?」
侑「…んっ…」
菜々「はぁぁ…侑さん、いきなりキス…なんて…」
侑「今のキスが私の感想だよ?」
菜々「…えっ?」
侑「さっきさ…私が妬いたことないって言ってたよね?」
侑「私…これでも結構妬いちゃうタイプなんだよ?」
侑「この前も、せつ菜ちゃんのファンの子が直接ラブレター渡しにきたことがあったよね? あの時のせつ菜ちゃん、すっごく喜んでた…」
菜々「あれはっ…! スクールアイドル優木せつ菜が好きだというお手紙で…!」
侑「…今日だって、あの子はしずくちゃんだって途中から分かってたけどさ」
侑「菜々の嬉しそうな顔を見て…嫉妬でおかしくなっちゃいそうだったんだよ?」
菜々「ゆうさ…んんっ!?」
侑「…」クチャクチャ…
菜々「はぁ…そんなところ…触ったら…だめです…わたしが、悪かったですから…許してぇ…」
侑「だーめ」
侑「今日は私の気持ちが…大好きが菜々に伝わるまで…ぜったいやめないからね?」
54: 2021/01/22(金) 23:03:18.26 ID:uUVUOTY4
せつ菜「ふぁ…」
せつ菜(昨日の侑さん…凄かったです…)
せつ菜(侑さんが帰ったあとも…こうふ…いえ!ドキドキしてしまってマトモに眠れませんでした…)
せつ菜「お疲れ様です…」
かすみ「あ、せつ菜先輩!聞いて下さい!」
しずく「私たち、次の作戦を考えたんです」
せつ菜「作戦って…?」
かすみ「はい!昨日失敗しちゃった、侑先輩嫉妬作戦です!」
しずく「昨日は侑さんを嫉妬させる演技が出来ませんでしたが…次は必ず、侑さんを嫉妬させてみせますね!」
せつ菜「いやっ、えっと、あの、その作戦はもう…」
せつ菜(ダメですダメです! またそんな事しちゃったら…侑さんが!)
ガラッ!
侑「お疲れ様ー! あれ?3人で盛り上がってたみたいだけど…何の話してたの?」
せつ菜「…っ!、何でもありません何でもありませんから! しずくさん、かすみさん、大事なお話がありますので場所を変えましょう!」
侑「えっ? お~い、どこいっちゃうの!?」
せつ菜(昨日の侑さん…凄かったです…)
せつ菜(侑さんが帰ったあとも…こうふ…いえ!ドキドキしてしまってマトモに眠れませんでした…)
せつ菜「お疲れ様です…」
かすみ「あ、せつ菜先輩!聞いて下さい!」
しずく「私たち、次の作戦を考えたんです」
せつ菜「作戦って…?」
かすみ「はい!昨日失敗しちゃった、侑先輩嫉妬作戦です!」
しずく「昨日は侑さんを嫉妬させる演技が出来ませんでしたが…次は必ず、侑さんを嫉妬させてみせますね!」
せつ菜「いやっ、えっと、あの、その作戦はもう…」
せつ菜(ダメですダメです! またそんな事しちゃったら…侑さんが!)
ガラッ!
侑「お疲れ様ー! あれ?3人で盛り上がってたみたいだけど…何の話してたの?」
せつ菜「…っ!、何でもありません何でもありませんから! しずくさん、かすみさん、大事なお話がありますので場所を変えましょう!」
侑「えっ? お~い、どこいっちゃうの!?」
55: 2021/01/22(金) 23:05:39.12 ID:uUVUOTY4
侑「菜々!お待たせ!」
菜々「…ようやく、菜々ってちゃんと呼んでくれるようになりましたね」
侑「あはは…今でもちょっと照れくさいけどね?」
侑「…あのさ」
菜々「なんですか?」
侑「昨日はその…ごめんね?」
菜々「な、なっ…!せ、せっかく忘れてたのに…」
侑「あ…ごめん」
菜々「謝らないでください…そもそも私が悪かったのですから…」
侑「昨日は私も…ちょっとおかしくなっちゃってて、色々…しちゃったけどさ」
侑「菜々に本当に伝えたかったことはね…」
侑「菜々の事、大好きだよってこと!」
菜々「…!」
侑「他の女の子に嫉妬しちゃうくらい、菜々のことが大好きなんだよって分かって欲しくてさ…」
菜々「…みなまで言わなくとも分かっています」
菜々「…私も、侑さんのこと大好きですよ」
侑「へへっ、嬉しいなぁ」
菜々「…昨日みたいな事はもう2度としない、という条件つきですが」
侑「えー? たまにはいいでしょ?」
菜々「まったく…たまになら…構いません…」
侑「やったー!」
菜々「もう…すぐ調子に乗らないで下さい!!」
侑「じゃあさじゃあさ、今日も菜々の家行ってもいいかな?昨日の続き、しようよ?」バッ
菜々「先程たまに、と言ったばかりではないですか! ちょっと侑さん、人の話を聞いて下さい~!」
おわり
菜々「…ようやく、菜々ってちゃんと呼んでくれるようになりましたね」
侑「あはは…今でもちょっと照れくさいけどね?」
侑「…あのさ」
菜々「なんですか?」
侑「昨日はその…ごめんね?」
菜々「な、なっ…!せ、せっかく忘れてたのに…」
侑「あ…ごめん」
菜々「謝らないでください…そもそも私が悪かったのですから…」
侑「昨日は私も…ちょっとおかしくなっちゃってて、色々…しちゃったけどさ」
侑「菜々に本当に伝えたかったことはね…」
侑「菜々の事、大好きだよってこと!」
菜々「…!」
侑「他の女の子に嫉妬しちゃうくらい、菜々のことが大好きなんだよって分かって欲しくてさ…」
菜々「…みなまで言わなくとも分かっています」
菜々「…私も、侑さんのこと大好きですよ」
侑「へへっ、嬉しいなぁ」
菜々「…昨日みたいな事はもう2度としない、という条件つきですが」
侑「えー? たまにはいいでしょ?」
菜々「まったく…たまになら…構いません…」
侑「やったー!」
菜々「もう…すぐ調子に乗らないで下さい!!」
侑「じゃあさじゃあさ、今日も菜々の家行ってもいいかな?昨日の続き、しようよ?」バッ
菜々「先程たまに、と言ったばかりではないですか! ちょっと侑さん、人の話を聞いて下さい~!」
おわり
53: 2021/01/22(金) 22:42:42.70 ID:jqXY0UAg
/⁄*イ`^ᗜ^リあなたは最高です!!!!!
60: 2021/01/23(土) 00:00:56.57 ID:7xy4ZHRA
ゆうせつは病に効く
侑ちゃんイケメンでたまらんな?
侑ちゃんイケメンでたまらんな?
57: 2021/01/22(金) 23:22:38.27 ID:UA/zcFG4
おつです!!
61: 2021/01/23(土) 00:06:40.01 ID:Bhvf2rFu
乙でした
やっぱゆうせつはいいわ…
やっぱゆうせつはいいわ…
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1611280273/