【SS】かすみ「しず子～？今日は何の日か分かる？」 しずく「ええ？」【ラブライブ！虹ヶ咲】

中須家

かすみ「しず子～♪」

しずく「どうしたの、かすみさん？おうちに呼んでくれたと思ったらやけにご機嫌だね♪」

かすみ「ふふ～ん♪しず子～？今日は何の日でしょ～か？」

しずく「ええっ？このパターンどこかで見たことがあるような…」

かすみ「そういうこと言っちゃダメだから！？」

しずく「・・・ええっと8月28日…確かテレビ放送が始まった日だったかな？」

かすみ「ええっ！？そうなの？」

しずく「確か、そうだったって聞いたことがあるような気がしたんだけど…違った？」

かすみ「違うよー？」

かすみ「そ～んなことじゃなくってぇ～かすみんとしず子にとって…す～っごく大事な日だよ？」

しずく「ええ…？ますます分からなくなっちゃった…」

かすみ「えぇ～？しず子ってばこんなことも分からないんだ～♪」

しずく「…かすみさんがそんな風にバカにしてくるなんて嫌いになっちゃいそう…」

かすみ「ご、ごめんってばしず子ぉ～♪」

かすみ「それじゃあヒントをあげるね～♪ヒントは～かすみんだよ♡」

しずく (・・・かすみさんがヒント？かすみさんの誕生日は1月23日だし…私と付き合った日とかも関係ないはずだし…)

回想中

かすみ「良いよ♪だって…かすみんもしず子のこと好きになっちゃったんだもん///」

かすみ「かすみんのこと幸せにしてよね///？」

しずく (・・・あの時のかすみさん…可愛かったな///)

かすみ「しず子～？ど～したの？」ｼﾞｰ

しずく「あっ、ううん！ただ…かすみさん…可愛いなって♪」

かすみ「ふぇ！？か、かすみんが可愛いのは当たり前だもん///」

しずく「はいはい♪かわいいかわいい♪」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

かすみ「も～！子供みたいな扱い禁止～！！」

かすみ「そ、それより！どう？何の日か分かった？」

しずく「…えっと、かすみさんのご両親の方の誕生日…とか？」

かすみ「ち、違うもん！かすみんのお父さんとお母さんの誕生日は今は関係ないもん」

しずく「そっか…それじゃあ、かすみさんヒントをもう一つもらえないかな？」

かすみ「・・・しず子が…」

しずく「えっ？」

かすみ「しず子がりな子にやってたみたいに壁ドンしてくれたら教えてあげる」

しずく「か、かすみさん！？」

かすみ「りな子だけズルい～！かすみんだってしず子に壁ドンされたいもん！！」

しずく「あ、あれは…演劇の練習のため仕方なくで…///」

かすみ「へぇ～練習のためりな子にはできて恋人のかすみんにはできないんだ～？」

しずく「はぁ…分かりました、その代わり一回だけだからね？」

かすみ「やった～♪そうこなくっちゃ♪」

しずく「・・・・・」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

かすみ「・・・・・」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

かすみ (しず子…すっごく真剣な眼差し…いっつも演劇の時はこんな感じなのかな？)

しずく「そ、それじゃあいくよ？」

かすみ「い、いつでも良いよ♪」

ﾄﾞﾝｯ

かすみ「！！」

しずく「かすみさん…あなた、私のモノになりなさい？」

かすみ (わっ…しず子近い…///)

しずく「何も言わないと分からないわよ？」

かすみ (えっ？えっ？前にやってた時はこんなセリフなかったよね？)

しずく「どうしたの？私がここまでやってるのに…あなたはダンマリなんてズルくないかしら？」ｽｯ…

かすみ (あ、顎クイってやつだよね…///しず子本気すぎ…///)

かすみ「か、かすみんは～しず子のモノだよ♪でもでも？…しず子もかすみんのモノなんだから忘れちゃ…やだよ？」

しずく「っ…///」ﾌﾟｲｯ

かすみ「ふふ～ん♪かすみんの勝ち～♪」

しずく「かすみさん…今のはズルいです///」

かすみ「え～？しず子だって前の練習ではなかったものをやってたじゃ～ん？」

しずく「そ、それは…」

しずく「・・・・好きな人に言う台詞だからあれだけで終わりたくなかったんだもん」

かすみ「～～～～///」

かすみ「反則！！！しず子そういうの反則だから///」

しずく「ふふっ♪かすみさんには言われたくないよ？それに…かすみさんも私もずるいもの同士♪でしょ？」

かすみ「そ、そうだけど…///」

かすみ (かすみんばっかりドキドキさせられっぱなしなの…納得いかない…///)

しずく「それでかすみさんもう一つのヒントはなんなの？」

かすみ「あっ、もう一つのヒントは～しず子だよ♪」

しずく「私？？」

しずく「私…えぇ…？なんだろう？」

かすみ「むぅ～しず子鈍感なの～？」

しずく「だって付き合って何ヶ月記念とかではないよね？」

かすみ「そういうのは…良い線言ってるかも」

しずく「えぇ…？？ますます分からなくなってきました」

かすみ「じゃあ～答え言っちゃっても良い？良いよね？」ｳｷｳｷ

しずく「・・・かすみさんに負けた気がするけど…このまま考え続けても分からないだろうし…良いよ？」

かすみ「ふふ～ん♪では、では♪発表しま～す♪今日は～かすみんとしず子の真ん中バースデーだよ♪」

しずく「真ん中バースデー？」

かすみ「お互いの誕生日の中間にあたる日のことだよ♪」

しずく「なるほどね♪でも、かすみさんがそういうの気にするなんて珍しいね？」

かすみ「そ、そう？」

しずく「うん、いつものかすみさんならそんなの知らないですよぉ～♪とか言いそうだもん」

かすみ「そ、そんなこと……あるかも」

しずく「もしかして…何か企んでる…？」ｼﾞｰ

かすみ「た、企んでないもん！」

かすみ「ただ…」

しずく「ただ…？」

かすみ「しず子と一緒にお祝いできる日が少しでもたくさんあるなら…嬉しいな～って…///」

しずく「かすみさん…♪」

かすみ「だ、だからプレゼント！」ｽｯ

しずく「これって…かすみさんの付けてる髪留めの色違い？」

かすみ「せ、せっかく恋人なんだから…何かお揃いにしたいなって…///どう？」

しずく (・・・かすみさん私のためにイメージカラーの水色にしてくれたんだ♪)

しずく「ふふっ…すっごく嬉しいよ？」

かすみ「しず子ってば反応うす～い！！！」

しずく「・・・付けてみても良い？」

かすみ「えっ？こ、ここで？」

しずく「ダメなの？」

かすみ「そ、それはもちろん良いけど…///」

しずく「・・・どうかな？」

かすみ「すっごく似合ってる…もちろんかすみんの方が可愛いけど…///」

しずく「はいはい♪」

かすみ「ぐぬぬ…しず子ってばなんでそんなに余裕しゃくしゃくなの～！？」

しずく「・・・これでもそんなに余裕ないんだよ…？」

ﾋﾟﾄｯ

かすみ「し、しず子・・近くない・・・？」

しずく「ほら…かすみさん？私の心臓すっごくドキドキしてるでしょ///」

しずく「演劇で培った表現力で照れ隠しはできても…好きな人とこうしてステキな時間を過ごせてるんだもん…//」

かすみ (・・・しず子の柔らかい優しい笑顔…かすみんやっぱり、しず子のこと…///)

しずく「ねえ、かすみさん？」

かすみ「な、何？？」

しずく「私がもらってばっかりだと悪いからお返ししないとだよね？」

かすみ (えっ…しず子ってば実は知っててプレゼントを…！？)

しずく「ちょっと、5秒で良いから目閉じてもらえないかな？」

かすみ「良いよ♪」ｷﾞｭｰ

しずく「・・・動かないでね？」

かすみ (目を閉じるとしず子のドキドキがさっきよりも感じられて…ふふっ♪しず子の素を垣間見たみたいで～♪)

チュ♡

かすみ「！！！！？し、しず子…///今…かすみんの唇に…///」

しずく「かすみさんの素敵なプレゼントに…どうしても、お返ししたかったから…///」

かすみ (か、かすみんからしたかったのにぃ…///)

しずく「ふふっ…///」

かすみ「な、何がおかしいのしず子ぉ？！」

しずく「ううん…幸せだなぁって///」

しずく「かすみさん？改めてこれからもよろしくね？」

かすみ「よ、よろしく…///今度はかすみんがたくさんしず子をドキドキさせちゃうからね！」

しずく (ふふっ♪かすみさんの可愛さで私はずっーとドキドキしてるんだけどね…///)

終わり
しずかすは良い… しずかす真ん中バースデーおめでとう！

(一応計算はしたのですが間違ってたらすみません…指摘お願いします)

乙乙しずかす良いよね

乙乙
正統派のしずかすだった

乙
良いしずかすだった
最近また虹SS増えてきて嬉しい限りだ

尊みに満ちた空間

乙です、これまた良いしずかす
2人のツンツンしたところとピュアピュアなところが可愛らしい……

おつおつ
今回もよかった