【SS】しずく「びびびのびーむ♪」かすみ「...」【ラブライブ！虹ヶ咲】

しずかす

かすみ「だーもぉ疲れたぁ...」ｸﾞﾃﾞｰﾝ


しずく「お疲れ様～」ﾌﾘﾌﾘ


かすみ「しず子ぉぉぉ」ﾀﾞｷｯ


しずく「うわっ」


かすみ「なに、嫌そうな顔して」


しずく「うわっ、嫌だなぁ」ﾆｺﾆｺ


かすみ「口にわざわざ出さないで！」

しずく「かすみさんは今日はせつ菜さんと練習？」


かすみ「うん...シャッフルでCHASEを歌わせてもらうから、まずはお話聞いてこなきゃーって」


しずく「うんうん、偉いね」


かすみ「そしたらめちゃくちゃ...めっっっっためたに、むおぉおおおおおってしごかれた...クタクタ」ﾊﾞﾀﾘ


しずく「あはは、せつ菜さんは人一倍気合いがすごいからねぇ」


かすみ「ほんと！しず子知ってた？せつ菜せんぱいの半径1メートル以内は気温が周りより5℃くらい高いんだよ」


しずく「絶対嘘でしょ」


かすみ「かすみんの髪の毛焦げたもん」


しずく「絶対嘘でしょ」

かすみ「まぁでも...前みたいに喧嘩にはならないから」


しずく「うんうん、2人とも大人になったね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


かすみ「むっ...子供扱いしてる、かすみんのこと」


しずく「してるしてる」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


かすみ「んなっ！」


しずく「こどもじゃん」

かすみ「それはせつ菜せんぱいにも同じことを言ってることになるよ」ｼﾞｯ


しずく「うん、言ってる」


かすみ「言ってやろー、せつ菜せんぱいにチクってやる」


しずく「びびびのびーむ」


かすみ「誤魔化すな」


しずく「知らないもーん、しずちゃんボード、『しらんぷり』」


かすみ「うざ」

しずく「チクったら...どうなるか知らないからね」


かすみ「目が怖いからやめて、その顔」


しずく「おっと、つい素顔が出ちゃった、しずちゃんボード使わないと」


かすみ「...」ｼﾞﾄｯ


しずく「なに？」


かすみ「なんでもない」ﾌﾝｯ

かすみ「はぁーあ、しず子の方はりな子とうまくやってるの？」


しずく「バッチリ」


かすみ「嘘でしょ、りな子からLINEで愚痴がきてるよ」


しずく「え、なになに」


かすみ「びびびのびーむばっかり練習してて全然次に進まないって」


しずく「かすみさん知らないんだよ、あの片足で立つやつ難しいんだよ？」


かすみ「やってみて？」

しず子「こう...はっ」


かすみ「ちゃんと歌って」


しずく「やだ」


かすみ「照れないでちゃんとやらないと」


しずく「びびびのびーむ...」


かすみ「...」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ


しずく「なんか言ってよ」


かすみ「あの曲、それなりにダンスも激しいから難しいよね」


しずく「ね、りなさんの体力すごいよ」

かすみ「私はせつ菜せんぱいくらいには動けるようにならないと...あのエネルギーの塊みたいな先輩並に」


しずく「あ、もしもし、せつ菜さん？」


かすみ「ちょ、なにして」


しずく「さっきかすみさんがせつ菜さんの悪口言ってました...はい、はい」


かすみ「なにしてんのおおおおお！？」


ｶﾞﾗﾗｯ


かすみ「！？」

せつ菜「はい、優木せつ菜です」ﾆｺﾘ


しずく「早い」ｺﾞｸﾘｯ


かすみ「早い...じゃないよ！！？」


せつ菜「なんですかかすみさん、なにか私に言いたいことがあると？」


かすみ「いやいやいや、無いです、しず子が勝手に！」


せつ菜「ほう」


かすみ「それにさっき！せつ菜せんぱいのこと、子供っぽいって言ってましたこの1年生！！」


せつ菜「ほうほう」


しずく「びびびのびーむ」


かすみ「おい誤魔化すな！」


璃奈「なにしてんの、しずくちゃん」ｸﾞｲｸﾞｲｯ


しずく「え」

かすみ「りな子っ、いつの間に！」


せつ菜「私が呼びました」


しずく「な、なぜ！」


せつ菜「相談されたんです、璃奈さんに...しずくさんがびびびのびーむばかり練習して全然進まないと」


璃奈「...」


しずく「あはは、...璃奈さん、ボード使ってくださいよ...素顔でその目は怖すぎます」


璃奈「りなちゃんボード、『にっこりん』」


しずく「絶対嘘ですよね！？」

せつ菜「今日は一緒に帰りましょう、かすみさん」ﾆｺｯ


かすみ「えっ」


しずく「はいっ！」


せつ菜「はい、なんですか桜坂さん」


しずく「かすみさんは先客で私が予約してます！」


璃奈「...」ﾂﾝﾂﾝ


しずく「ひっ！？」

璃奈「しずくちゃん、話がある、大事な、大事な、だーいじな、おはなし...一緒に帰ろ？」


しずく「や、あの」


璃奈「嫌なの？私と一緒、嫌なの？...りなちゃんボード...『ぐすんっ』」


せつ菜「あー、璃奈さんのこと泣かせてます、上り坂下り坂桜坂さん」


かすみ「...ﾌﾌｯ」


せつ菜「...」ﾊﾞﾝｯ


かすみ「っっっ！？」ﾋﾞｸｯ


せつ菜「なに笑ってるんですか」ｷﾞﾛｯ


かすみ「は、...すみません」

せつ菜「しずくさん...お借りしますね、かすみさんのこと」


しずく「はい。いくらでもどうぞ...」ﾒｿﾗｼ


かすみ「しず子ぉ！？」


せつ菜「さっ、帰りましょう、かすかすさん...じゃなかった、かす子さん...じゃなかった、かすみさん」ﾆｺｯ


かすみ「ぎゃぁあああああ！！」


ｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙ


「しず子おおおおおおぉぉぉぉぉぉ！！！」


しずく「...」ﾌﾘﾌﾘ

璃奈「帰ろっか、私たちも」


しずく「そ、そうだね...」


璃奈「...」ｼﾞｯ


しずく「...」


璃奈「...」ｼﾞｰｯ


しずく「あ、あの...」


璃奈「なに」


しずく「怒って...るよね？」


璃奈「うん」

しずく「...」


璃奈「...」


しずく「さらば！」ﾀﾞｯ


璃奈「逃がさない」ｷﾞｭｯ


しずく「はやっ！？！！？」


璃奈「謝って」


しずく「え」


璃奈「びびびのびーむしながらでいいよ？びびびのびーむしながら謝って？」


しずく「ひっ！？」ﾋﾞｸｯ


璃奈「ほら、早く、ねぇ、成果見せて？練習の成果見せて？？？」ｼﾞｰｯ


しずく「ごめんなさい！こめんなさい！！！」ﾍﾟｺﾍﾟｺｯ


璃奈「だめ、許さない。びびびのびーむの刑、しずくちゃん」



「ひいいいいいぃぃぃぃぃ！！！」

「まだまだ、こんなんじゃだめ、私の家で続きする」

「まじめに練習します！もうふざけないですから！！」

「だめ」



ﾁﾗｯ


愛（...）


愛（関わらないで帰ろう...）


おやすみ

激おこりなりーで草

おふざけしずく可愛いな

しずかすかわいい、好き