1: 2019/11/10(日) 16:47:42.86 ID:khOoM5Rw
屋上
真姫 「………」ボー
真姫「………はぁ」
ガチャ
エマ「誰もいない、かな?」キョロキョロ
真姫(あれは虹ヶ咲の…エマ?)
真姫(なに周りを気にしてるのかしら……?)
エマ「……ん、んんっ」
エマ「し~あ~わせになろ~笑顔でLaLaLaLaLa~」
クルリ
エマ「ーあ、真姫ちゃん、いたんだ」
真姫「エマ……」
エマ「今の歌、聞こえてた?」
真姫「えぇ、まぁね」
エマ「やだ、恥ずかしいな。いるならいるって言ってくれればよかったのに」
真姫「知らないわよ、あなたが勝手に歌い出したんでしょ」
真姫「歌の練習?」
エマ「うん、今度虹ヶ咲の皆の新しいCDが発売されて次のライブに向けて練習しようかと思ってね」
エマ「真姫ちゃんはこんなところでどうしたの?」
真姫「………」
真姫「別に……ただ景色を見に来ただけよ」
エマ「………」
エマ「………そっか。ーはい、これ」スッ
真姫「なによ?」
エマ「このCDあげる。私の曲も入っているんだ、よかったら聞いてよ。結構いい曲だよ」
真姫「それ、自分で言う?」
エマ「あはは……」
真姫「……一応、貰っておくわ。ありがとう」
エマ「それじゃ、またね。お邪魔しました」
真姫 「………」ボー
真姫「………はぁ」
ガチャ
エマ「誰もいない、かな?」キョロキョロ
真姫(あれは虹ヶ咲の…エマ?)
真姫(なに周りを気にしてるのかしら……?)
エマ「……ん、んんっ」
エマ「し~あ~わせになろ~笑顔でLaLaLaLaLa~」
クルリ
エマ「ーあ、真姫ちゃん、いたんだ」
真姫「エマ……」
エマ「今の歌、聞こえてた?」
真姫「えぇ、まぁね」
エマ「やだ、恥ずかしいな。いるならいるって言ってくれればよかったのに」
真姫「知らないわよ、あなたが勝手に歌い出したんでしょ」
真姫「歌の練習?」
エマ「うん、今度虹ヶ咲の皆の新しいCDが発売されて次のライブに向けて練習しようかと思ってね」
エマ「真姫ちゃんはこんなところでどうしたの?」
真姫「………」
真姫「別に……ただ景色を見に来ただけよ」
エマ「………」
エマ「………そっか。ーはい、これ」スッ
真姫「なによ?」
エマ「このCDあげる。私の曲も入っているんだ、よかったら聞いてよ。結構いい曲だよ」
真姫「それ、自分で言う?」
エマ「あはは……」
真姫「……一応、貰っておくわ。ありがとう」
エマ「それじゃ、またね。お邪魔しました」
3: 2019/11/10(日) 16:49:07.24 ID:khOoM5Rw
浮かない顔してどうしたの?
何があったの?
あなたのペースでいいから 聞かせてよ
何があったの?
あなたのペースでいいから 聞かせてよ
6: 2019/11/10(日) 17:03:03.33 ID:khOoM5Rw
音楽室
~♪~♪~♪
真姫「………」
真姫「………ダメだわ」
真姫「こんな調子じゃとても……」
ガラッ
ダイヤ「あら、真姫さん」
歩夢「こんにちは真姫ちゃん。どうやら先客がいたみだいですね」
真姫「珍しいわね二人が音楽室に来るなんて。なんの用よ」
ダイヤ「梨子さんの作曲のお手伝いが出来ればと思いピアノの練習に来たのですわ」
歩夢「私も、あの人に色々任せきりだからダイヤさんと一緒に練習しようかと思って」
真姫「……ふぅん」
ダイヤ「真姫さん、顔色がすぐれませんがどうかしましたか?」
歩夢「何か悩みでもあるの?私達でよければ話を聞かせて?」
真姫「……」
真姫「いいの……?」
ダイヤ「当然ですわ、真姫さんを放っては置けません」
真姫「でもピアノの練習に来たんでしょ」
歩夢「それも大事だけど今は真姫ちゃんの話を聞く方が大事だよ。ゆっくりでいいからさ」
~♪~♪~♪
真姫「………」
真姫「………ダメだわ」
真姫「こんな調子じゃとても……」
ガラッ
ダイヤ「あら、真姫さん」
歩夢「こんにちは真姫ちゃん。どうやら先客がいたみだいですね」
真姫「珍しいわね二人が音楽室に来るなんて。なんの用よ」
ダイヤ「梨子さんの作曲のお手伝いが出来ればと思いピアノの練習に来たのですわ」
歩夢「私も、あの人に色々任せきりだからダイヤさんと一緒に練習しようかと思って」
真姫「……ふぅん」
ダイヤ「真姫さん、顔色がすぐれませんがどうかしましたか?」
歩夢「何か悩みでもあるの?私達でよければ話を聞かせて?」
真姫「……」
真姫「いいの……?」
ダイヤ「当然ですわ、真姫さんを放っては置けません」
真姫「でもピアノの練習に来たんでしょ」
歩夢「それも大事だけど今は真姫ちゃんの話を聞く方が大事だよ。ゆっくりでいいからさ」
7: 2019/11/10(日) 17:22:40.93 ID:khOoM5Rw
真姫「……」
真姫「実は今度ピアノのコンクールがあるんだけどスランプなの……」
真姫「パパとママも期待してるから最高の演奏をしないといけないのに上手くピアノが弾けなくて」
ダイヤ「そうでしたの」
歩夢「プレッシャーを感じちゃうと余計緊張しちゃうよね」
真姫「私、今までずっとコンクールでは優勝してきたの。このままだと入賞出来なくてパパとママの期待を裏切ってしまうわ」
真姫「本当に自分が嫌いになる」
ダイヤ「そんな事を言うものではありませんわ」
歩夢「少し気負い過ぎじゃないかな?」
ダイヤ「わたくしもピアノではありませんがお琴の発表会等に出た事があるので真姫さんの気持ちはわかりますわ」
ダイヤ「抑えれば抑える程、不安は溢れるものです。ならば今、真姫さんが持てる全力を持ってコンクールに望めばいいのです」
歩夢「そうだよ。演奏前に深く息を吸って深呼吸すれば落ち着くよ。私、いつもやってる」
真姫「………ありがとう、少しは気が紛れたわ」
ダイヤ「自分の部屋で引いてると思えばいいですわ」
歩夢「なるべく気楽に、ね?」
真姫「実は今度ピアノのコンクールがあるんだけどスランプなの……」
真姫「パパとママも期待してるから最高の演奏をしないといけないのに上手くピアノが弾けなくて」
ダイヤ「そうでしたの」
歩夢「プレッシャーを感じちゃうと余計緊張しちゃうよね」
真姫「私、今までずっとコンクールでは優勝してきたの。このままだと入賞出来なくてパパとママの期待を裏切ってしまうわ」
真姫「本当に自分が嫌いになる」
ダイヤ「そんな事を言うものではありませんわ」
歩夢「少し気負い過ぎじゃないかな?」
ダイヤ「わたくしもピアノではありませんがお琴の発表会等に出た事があるので真姫さんの気持ちはわかりますわ」
ダイヤ「抑えれば抑える程、不安は溢れるものです。ならば今、真姫さんが持てる全力を持ってコンクールに望めばいいのです」
歩夢「そうだよ。演奏前に深く息を吸って深呼吸すれば落ち着くよ。私、いつもやってる」
真姫「………ありがとう、少しは気が紛れたわ」
ダイヤ「自分の部屋で引いてると思えばいいですわ」
歩夢「なるべく気楽に、ね?」
8: 2019/11/10(日) 17:24:33.86 ID:khOoM5Rw
上手くいかなくてつらいとき
自分嫌いになりそうなとき
深呼吸 深くついて
この歌を思い出して欲しいの
自分嫌いになりそうなとき
深呼吸 深くついて
この歌を思い出して欲しいの
10: 2019/11/10(日) 17:50:29.87 ID:khOoM5Rw
屋上
真姫「はっ、たぁっ、ほっ」
ダンッダンッダダッタン
果南「ストップ。真姫、また間違えてるよ」
真姫「くっ……」
果南「なんだか今日はダンスのミスが多いね。何かあったの?」
真姫「うるさいわね……何もないわよ」
彼方「まぁまぁ果南ちゃん。真姫ちゃんだって失敗や間違いはあるよ~」
果南「あ~真姫、ごめんね。私責めるつもりで言った訳じゃないんだ」
果南「ただ、いつもと様子が違うから気になってさ」
真姫「そ、それは……」
彼方「果南ちゃんは優しいね~」
彼方「ねぇ真姫ちゃん」
真姫「……なによ?」
彼方「なんでも完璧に出来る人なんていないよ。誰だって間違える。彼方ちゃんも果南ちゃんも皆そうなんだよ」
果南「私は難しい事はよくわかんないけどさ」
果南「何かに悩んでるならそれは考えても無駄だと思うんだ。悩む前にやる、これしかないよ」
彼方「そうそう、果南ちゃんの言う通り。明日は明日の風が吹くってね~のんびりいこうよ」
果南「気を取り直してもう1回やってみようか」
真姫(二人には事情を話してないのに……」
真姫「わかった、よろしく頼むわ」
真姫「はっ、たぁっ、ほっ」
ダンッダンッダダッタン
果南「ストップ。真姫、また間違えてるよ」
真姫「くっ……」
果南「なんだか今日はダンスのミスが多いね。何かあったの?」
真姫「うるさいわね……何もないわよ」
彼方「まぁまぁ果南ちゃん。真姫ちゃんだって失敗や間違いはあるよ~」
果南「あ~真姫、ごめんね。私責めるつもりで言った訳じゃないんだ」
果南「ただ、いつもと様子が違うから気になってさ」
真姫「そ、それは……」
彼方「果南ちゃんは優しいね~」
彼方「ねぇ真姫ちゃん」
真姫「……なによ?」
彼方「なんでも完璧に出来る人なんていないよ。誰だって間違える。彼方ちゃんも果南ちゃんも皆そうなんだよ」
果南「私は難しい事はよくわかんないけどさ」
果南「何かに悩んでるならそれは考えても無駄だと思うんだ。悩む前にやる、これしかないよ」
彼方「そうそう、果南ちゃんの言う通り。明日は明日の風が吹くってね~のんびりいこうよ」
果南「気を取り直してもう1回やってみようか」
真姫(二人には事情を話してないのに……」
真姫「わかった、よろしく頼むわ」
11: 2019/11/10(日) 17:53:17.62 ID:khOoM5Rw
間違わない人なんていない!
気にしすぎないで?
明日は明日の風が吹くからさ!
気にしすぎないで?
明日は明日の風が吹くからさ!
12: 2019/11/10(日) 18:09:47.99 ID:khOoM5Rw
数日後 昇降口
真姫(ダイヤや果南達に励ましてはもらったものの相変わらずピアノはスランプから抜け出せないしダンスもよく間違える……)
真姫「……」
真姫(皆の気持ちがありがたいだけに自分が本当に情けなくなるわ……)
エマ「あ、真姫ちゃん」
真姫「エマ、あなたも今帰り?」
エマ「うん、CD聞いてくれた?」
真姫「まぁ聞いたのは聞いたけど……」
エマ「ありがとう、嬉しいな」
真姫「……」
エマ「……」
エマ「真姫ちゃん」
ニコッ
「はぁ?なによ急に」
エマ「どんな時も笑顔でいれば乗り越えられるよ。笑顔は幸せになれる魔法」
真姫「幸せになれる……魔法」
エマ「ふふっ、また明日ね。さようなら」
真姫「……」
真姫「笑顔、か……」
真姫(ダイヤや果南達に励ましてはもらったものの相変わらずピアノはスランプから抜け出せないしダンスもよく間違える……)
真姫「……」
真姫(皆の気持ちがありがたいだけに自分が本当に情けなくなるわ……)
エマ「あ、真姫ちゃん」
真姫「エマ、あなたも今帰り?」
エマ「うん、CD聞いてくれた?」
真姫「まぁ聞いたのは聞いたけど……」
エマ「ありがとう、嬉しいな」
真姫「……」
エマ「……」
エマ「真姫ちゃん」
ニコッ
「はぁ?なによ急に」
エマ「どんな時も笑顔でいれば乗り越えられるよ。笑顔は幸せになれる魔法」
真姫「幸せになれる……魔法」
エマ「ふふっ、また明日ね。さようなら」
真姫「……」
真姫「笑顔、か……」
13: 2019/11/10(日) 18:11:09.31 ID:khOoM5Rw
俯きそうで苦しいとき
誰かに気付いてほしいとき
深呼吸 深くついて
この歌で教えて欲しいの
誰かに気付いてほしいとき
深呼吸 深くついて
この歌で教えて欲しいの
15: 2019/11/10(日) 18:21:48.10 ID:khOoM5Rw
ピアノコンクール当日
真姫(結局、調子は戻らなかった……)
真姫(パパとママが見に来ている、あぁ心臓の鼓動が早鐘みたいに)
ダイヤ『抑えれば抑える程、不安は溢れるものです。ならば今、真姫さんの持てる全力を持ってコンクールに望めばいいのです』
歩夢『そうだよ。演奏前に深く息を吸って深呼吸すれば落ち着くよ。私、いつもやってる』
真姫(ダイヤ、歩夢)
彼方『なんでも完璧に出来る人なんていないよ。誰だって間違える。彼方ちゃんも果南ちゃんも皆そうなんだよ』
果南『何かに悩んでるならそれは考えても無駄だと思うんだ。悩む前にやる、これしかないよ』
真姫(彼方、果南)
真姫(皆、私に力を貸して……)
~♪~♪~♪
真姫(結局、調子は戻らなかった……)
真姫(パパとママが見に来ている、あぁ心臓の鼓動が早鐘みたいに)
ダイヤ『抑えれば抑える程、不安は溢れるものです。ならば今、真姫さんの持てる全力を持ってコンクールに望めばいいのです』
歩夢『そうだよ。演奏前に深く息を吸って深呼吸すれば落ち着くよ。私、いつもやってる』
真姫(ダイヤ、歩夢)
彼方『なんでも完璧に出来る人なんていないよ。誰だって間違える。彼方ちゃんも果南ちゃんも皆そうなんだよ』
果南『何かに悩んでるならそれは考えても無駄だと思うんだ。悩む前にやる、これしかないよ』
真姫(彼方、果南)
真姫(皆、私に力を貸して……)
~♪~♪~♪
16: 2019/11/10(日) 18:38:31.26 ID:khOoM5Rw
真姫「……」
ダイヤ「真姫さん、ピアノのコンクールいかがでしか?」
歩夢「緊張しないで演奏出来た?」
真姫「……」
真姫「……さい」プルプル
真姫「……ごめんなさい」ジワァ
真姫「ごめんなさい‼」ポロポロ
ダイヤ「真姫さん⁉」
歩夢「大丈夫⁉」
真姫「わた、わたし……ダイヤや歩夢、彼方と果南にも応援してもらってたのに……全力でやったのに……入賞すら出来なかった」
真姫「皆の気持ちに……わたし、応えられなかった‼」
ダイヤ「真姫さん……」
歩夢「真姫ちゃん……」
ギュウ
真姫「……え?」
歩夢「真姫ちゃん、自分を責めないで。全力でやりきったんだから後悔なんてしちゃダメだよ」
ダイヤ「順位など関係ありません。真姫さんがコンクールに参加した事に意味があるのですわ」
真姫「やめて……優しくしないで。わたし……わたし……」
歩夢「いいんだよ、自分の気持ちに素直になって」
ダイヤ「わたくし達も一緒に泣きますわ」
真姫「う……」
真姫「うわあぁぁぁぁぁん‼」
ダイヤ「真姫さん、ピアノのコンクールいかがでしか?」
歩夢「緊張しないで演奏出来た?」
真姫「……」
真姫「……さい」プルプル
真姫「……ごめんなさい」ジワァ
真姫「ごめんなさい‼」ポロポロ
ダイヤ「真姫さん⁉」
歩夢「大丈夫⁉」
真姫「わた、わたし……ダイヤや歩夢、彼方と果南にも応援してもらってたのに……全力でやったのに……入賞すら出来なかった」
真姫「皆の気持ちに……わたし、応えられなかった‼」
ダイヤ「真姫さん……」
歩夢「真姫ちゃん……」
ギュウ
真姫「……え?」
歩夢「真姫ちゃん、自分を責めないで。全力でやりきったんだから後悔なんてしちゃダメだよ」
ダイヤ「順位など関係ありません。真姫さんがコンクールに参加した事に意味があるのですわ」
真姫「やめて……優しくしないで。わたし……わたし……」
歩夢「いいんだよ、自分の気持ちに素直になって」
ダイヤ「わたくし達も一緒に泣きますわ」
真姫「う……」
真姫「うわあぁぁぁぁぁん‼」
17: 2019/11/10(日) 18:40:51.23 ID:khOoM5Rw
悲しいことも
笑顔で LaLaLaLaLa
涙がこぼれたら 手を取り合おう
笑顔で LaLaLaLaLa
涙がこぼれたら 手を取り合おう
18: 2019/11/10(日) 19:03:31.52 ID:khOoM5Rw
次の日
真姫(ダイヤと歩夢には情けないところを見せてしまった)
真姫(でも、二人のおかげで私の胸の中にあった何かが溶けて落ちて行った気がする)
真姫(今なら、周りを見る事が出来る)
真姫(また、ピアノを練習しよう)
ガラッ
真姫「あ、ダイヤ、歩夢」
ダイヤ「真姫さん、気分はどうですか?」
真姫「まぁ、悪くないわ」
歩夢「昨日泣いてスッキリしたね」
真姫「歩夢、思い出させないで。恥ずかしい」
歩夢「あはは、ごめんね」
ダイヤ「どうやら吹っ切れたようですわね」
歩夢「やっと調子が戻ってきたかな」
真姫「そうね。あなた達、ピアノの練習?」
ダイヤ「えぇ、ですがやはり素人二人では練習になりませんわね」
歩夢「お役に立てなくてごめんなさい」
真姫「……」
真姫「ふふっ」
真姫「いいわ、二人には助けてもらったしお礼に私がピアノを教えてあげるわ」
ダイヤ「まぁ、真姫さんに教えて頂けるならばきっと梨子さんの手助けが出来るようになれますわ」
歩夢「心強い助っ人が来てくれてよかったですね」
~♪~♪~♪
真姫(ダイヤと歩夢には情けないところを見せてしまった)
真姫(でも、二人のおかげで私の胸の中にあった何かが溶けて落ちて行った気がする)
真姫(今なら、周りを見る事が出来る)
真姫(また、ピアノを練習しよう)
ガラッ
真姫「あ、ダイヤ、歩夢」
ダイヤ「真姫さん、気分はどうですか?」
真姫「まぁ、悪くないわ」
歩夢「昨日泣いてスッキリしたね」
真姫「歩夢、思い出させないで。恥ずかしい」
歩夢「あはは、ごめんね」
ダイヤ「どうやら吹っ切れたようですわね」
歩夢「やっと調子が戻ってきたかな」
真姫「そうね。あなた達、ピアノの練習?」
ダイヤ「えぇ、ですがやはり素人二人では練習になりませんわね」
歩夢「お役に立てなくてごめんなさい」
真姫「……」
真姫「ふふっ」
真姫「いいわ、二人には助けてもらったしお礼に私がピアノを教えてあげるわ」
ダイヤ「まぁ、真姫さんに教えて頂けるならばきっと梨子さんの手助けが出来るようになれますわ」
歩夢「心強い助っ人が来てくれてよかったですね」
~♪~♪~♪
19: 2019/11/10(日) 19:05:18.74 ID:khOoM5Rw
あなたに優しくなれたとき
隣の人を思えたとき
深呼吸 深くついて
この歌を思い出して欲しいの
隣の人を思えたとき
深呼吸 深くついて
この歌を思い出して欲しいの
20: 2019/11/10(日) 19:19:01.95 ID:khOoM5Rw
屋上
果南「お、真姫だんだんミスがなくなってきたんじゃないの?」
真姫「いつまでも間違っていられないからね」
彼方「う~ん成長したね~真姫ちゃん」
果南「よし、それじゃ次はこのステップを」
タンッタンッタタッ…グキッ
果南「わわっ⁉」
ズテン!
真姫「果南‼」
彼方「大丈夫?」
果南「痛っ……あはは、軽く捻ったみたい」
真姫「笑い事じゃないでしょ」
彼方「彼方ちゃんにお任せ。保健室にお届けするよ」ヒョイ
果南「きゃっ、ちょっと彼方」
真姫「これでよし、と」
果南「悪いね真姫、手当てしてもらっちゃって」
真姫「け、怪我人を手当てするのは当然じゃない」
彼方「さすが医者の卵。先生いなかったから真姫ちゃんがいてくれて助かったね~」
果南「うんうん、ありがとう真姫」
真姫「……どういたしまして」
果南「お、真姫だんだんミスがなくなってきたんじゃないの?」
真姫「いつまでも間違っていられないからね」
彼方「う~ん成長したね~真姫ちゃん」
果南「よし、それじゃ次はこのステップを」
タンッタンッタタッ…グキッ
果南「わわっ⁉」
ズテン!
真姫「果南‼」
彼方「大丈夫?」
果南「痛っ……あはは、軽く捻ったみたい」
真姫「笑い事じゃないでしょ」
彼方「彼方ちゃんにお任せ。保健室にお届けするよ」ヒョイ
果南「きゃっ、ちょっと彼方」
真姫「これでよし、と」
果南「悪いね真姫、手当てしてもらっちゃって」
真姫「け、怪我人を手当てするのは当然じゃない」
彼方「さすが医者の卵。先生いなかったから真姫ちゃんがいてくれて助かったね~」
果南「うんうん、ありがとう真姫」
真姫「……どういたしまして」
21: 2019/11/10(日) 19:21:29.90 ID:khOoM5Rw
優しさ溢れてる!伝わってるよね?
小さな思いが
重なる LaLaLaLaLa
小さな思いが
重なる LaLaLaLaLa
22: 2019/11/10(日) 19:35:37.53 ID:khOoM5Rw
屋上
真姫「……」
ガチャ
エマ「ふふっ、今日はちゃんと真姫ちゃん見つけられた」
真姫「私も、エマがここに来るんじゃないかと思ってたわ」
エマ「今日は何してたの?」
真姫「今日は……あなたにお礼を言いたくて」
真姫「あなたの曲、今の私の心に刺さったわ。あなたの歌声に1番助けられた」
真姫「ありがとう、エマ。あなたの曲とてもいい歌だったわ」ニコッ
エマ「……ふふっ」
エマ「……よかったぁ、真姫ちゃんが笑顔になって」ニコッ
真姫「あなたが教えてくれたのよ笑顔は幸せになれる魔法だって」
真姫「私、また頑張ってみるわ。ピアノの練習しに行くからこれで」
エマ「うん、それじゃまたね」
エマ「ひとりひとりでひとつだよ~こえ~つな~ご~うよ」
真姫「……」
ガチャ
エマ「ふふっ、今日はちゃんと真姫ちゃん見つけられた」
真姫「私も、エマがここに来るんじゃないかと思ってたわ」
エマ「今日は何してたの?」
真姫「今日は……あなたにお礼を言いたくて」
真姫「あなたの曲、今の私の心に刺さったわ。あなたの歌声に1番助けられた」
真姫「ありがとう、エマ。あなたの曲とてもいい歌だったわ」ニコッ
エマ「……ふふっ」
エマ「……よかったぁ、真姫ちゃんが笑顔になって」ニコッ
真姫「あなたが教えてくれたのよ笑顔は幸せになれる魔法だって」
真姫「私、また頑張ってみるわ。ピアノの練習しに行くからこれで」
エマ「うん、それじゃまたね」
エマ「ひとりひとりでひとつだよ~こえ~つな~ご~うよ」
23: 2019/11/10(日) 19:37:30.85 ID:khOoM5Rw
終わりです。最近エマちゃんの声繋ごうよにドハマリしてつい書いてしまいました
読んでくれた人に、感謝
読んでくれた人に、感謝
24: 2019/11/10(日) 19:40:00.56 ID:Qzcjl8+Y
乙
珍しい組み合わせもいいね
珍しい組み合わせもいいね
25: 2019/11/10(日) 19:56:03.93 ID:yY50QmNK
たまにはこうゆうのもいいと思う
27: 2019/11/10(日) 20:45:00.56 ID:d+Vl6fL6
乙
これを見て、もう一度聴きたくなった♪♪
これを見て、もう一度聴きたくなった♪♪
30: 2019/11/11(月) 18:44:16.16 ID:tYPuMR9o
珍しい面子だなぁと思ったけどこういう子たちが優しく支え合う姿って素敵だね
おつおつ
おつおつ
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1573372062/