1: 2019/12/01(日) 16:27:31.31 ID:t9DMouPk
「『俺に何か言わなきゃいけないことないか?』とカマかけられたら、ベタに余計なこと喋っちゃう説~」
「ワハハハ」
ダイヤ「ンマー! 低俗な番組ですこと」
ダイヤ「ルビィにはこんなもの見せられませんわね」
ダイヤ「まあ、ルビィは夜8時には眠っていますから心配ありませんが」
ダイヤ「……」
「ワハハハ」
ダイヤ「ンマー! 低俗な番組ですこと」
ダイヤ「ルビィにはこんなもの見せられませんわね」
ダイヤ「まあ、ルビィは夜8時には眠っていますから心配ありませんが」
ダイヤ「……」
2: 2019/12/01(日) 16:28:03.04 ID:t9DMouPk
「~~~~」
ダイヤ「プフッw」
ダイヤ「……はっ! いけませんわね……わたくしも早く寝ましょう」
布団の中
ダイヤ「しかし、先程のはなかなか面白いかもしれませんわね」
ダイヤ「明日、果南さんあたりに試してみましょう」
ダイヤ「プフッw」
ダイヤ「……はっ! いけませんわね……わたくしも早く寝ましょう」
布団の中
ダイヤ「しかし、先程のはなかなか面白いかもしれませんわね」
ダイヤ「明日、果南さんあたりに試してみましょう」
3: 2019/12/01(日) 16:29:13.50 ID:t9DMouPk
果南「や。ダイヤ」
ダイヤ「ええ、果南さん」
果南「話って何?」
ダイヤ「わたくしに何か言うことがあるのでは?」
果南「え? うーんと……」
果南「特にないけど」
ダイヤ「よく思い出してください」
果南「今さら言うことなんてあったかな……」
ダイヤ「わたくしの口から言わせるつもりですか?」
果南「うーん……」
ダイヤ「ええ、果南さん」
果南「話って何?」
ダイヤ「わたくしに何か言うことがあるのでは?」
果南「え? うーんと……」
果南「特にないけど」
ダイヤ「よく思い出してください」
果南「今さら言うことなんてあったかな……」
ダイヤ「わたくしの口から言わせるつもりですか?」
果南「うーん……」
5: 2019/12/01(日) 16:30:33.70 ID:t9DMouPk
果南「何かあったっけ?」
ダイヤ「ご自分から言った方がいいと思いますよ?」
果南「ええと……」
果南「卒業したら家の手伝いじゃなくて大学行こうか迷ってる……こと?」
ダイヤ「えっ」
果南「まあ勉強間に合わないだろうから浪人するつもりで……結局手伝いしながらだけど」
ダイヤ「どうしてそんなことを黙っていたのですか?」
果南「ごめん……っていうか、これじゃなかった?」
ダイヤ「え、ええ……」
ダイヤ (それも大変気になりますが……)
ダイヤ「もっと大事なことがあるでしょう?」
果南「えー? 他には……」
ダイヤ「ご自分から言った方がいいと思いますよ?」
果南「ええと……」
果南「卒業したら家の手伝いじゃなくて大学行こうか迷ってる……こと?」
ダイヤ「えっ」
果南「まあ勉強間に合わないだろうから浪人するつもりで……結局手伝いしながらだけど」
ダイヤ「どうしてそんなことを黙っていたのですか?」
果南「ごめん……っていうか、これじゃなかった?」
ダイヤ「え、ええ……」
ダイヤ (それも大変気になりますが……)
ダイヤ「もっと大事なことがあるでしょう?」
果南「えー? 他には……」
6: 2019/12/01(日) 16:32:06.06 ID:t9DMouPk
果南「ダイヤの誕生日に鞠莉のホテルでパーティするって話は……」
ダイヤ「えっ?」
果南「正月はそれぞれ予定あるだろうから日にちはズラすけど」
ダイヤ「初耳ですわ……」
果南「そりゃ本当はまだ内緒だもん……千歌とかから知らされる手筈だけど、ちゃんと知らないフリしといてよ?」
ダイヤ「そうですか……それは……すみません……」
ダイヤ「ですが、そうではなく」
ダイヤ「わたくしに言わないといけないことがあるでしょう?」
ダイヤ「えっ?」
果南「正月はそれぞれ予定あるだろうから日にちはズラすけど」
ダイヤ「初耳ですわ……」
果南「そりゃ本当はまだ内緒だもん……千歌とかから知らされる手筈だけど、ちゃんと知らないフリしといてよ?」
ダイヤ「そうですか……それは……すみません……」
ダイヤ「ですが、そうではなく」
ダイヤ「わたくしに言わないといけないことがあるでしょう?」
7: 2019/12/01(日) 16:33:12.11 ID:t9DMouPk
果南「あとは……」
果南「下級生の子からラブレターもらったこと……?」
ダイヤ「果南さん……が?」
果南「うん……」
ダイヤ「そ、それはどうなさったのですか?」
果南「断った……けど……」
ダイヤ「けど?」
果南「下級生の子からラブレターもらったこと……?」
ダイヤ「果南さん……が?」
果南「うん……」
ダイヤ「そ、それはどうなさったのですか?」
果南「断った……けど……」
ダイヤ「けど?」
9: 2019/12/01(日) 16:37:25.30 ID:t9DMouPk
果南「いや、断ったよ」
ダイヤ「今も連絡はしていると」
果南「まあ……メールをちょっと……」
ダイヤ「なぜ?」
果南「なぜって……かわいそうかなって……メールくらいならまあ……」
果南「勇気出して告白してくれたのに、振られてはい終わりじゃあんまりかなって……」
ダイヤ「へぇ~……」
果南「……」
ダイヤ「今も連絡はしていると」
果南「まあ……メールをちょっと……」
ダイヤ「なぜ?」
果南「なぜって……かわいそうかなって……メールくらいならまあ……」
果南「勇気出して告白してくれたのに、振られてはい終わりじゃあんまりかなって……」
ダイヤ「へぇ~……」
果南「……」
11: 2019/12/01(日) 16:40:57.86 ID:t9DMouPk
果南「このことで、よかった……?」
ダイヤ「まだあるでしょう? わたくしに言わないといけないことが」
果南「もうないって……」
ダイヤ「本当にそれでいいんですのね? ちゃんと言った方がいいですわよ?」
果南「えーっと……」
果南「花丸と善子にも告白された……こと……?」
ダイヤ「……」
ダイヤ「まだあるでしょう? わたくしに言わないといけないことが」
果南「もうないって……」
ダイヤ「本当にそれでいいんですのね? ちゃんと言った方がいいですわよ?」
果南「えーっと……」
果南「花丸と善子にも告白された……こと……?」
ダイヤ「……」
12: 2019/12/01(日) 16:41:57.41 ID:t9DMouPk
果南「『どっちが好きなの? 選んで』って……ふたりいっぺんに来て……」
ダイヤ「選んだの……ですか?」
果南「いや、その時はとりあえず帰したよ」
ダイヤ「最終的なお返事は?」
果南「まだ出してない……保留にしてもらって……」
ダイヤ「選んだの……ですか?」
果南「いや、その時はとりあえず帰したよ」
ダイヤ「最終的なお返事は?」
果南「まだ出してない……保留にしてもらって……」
14: 2019/12/01(日) 16:48:59.06 ID:t9DMouPk
ダイヤ「はっきりしませんわね……」
果南「どっちも断るよ……なるべく傷付けないような言葉を考えてるんだって……」
ダイヤ (とんでも話がボロボロ出てきますわね……)
果南「この話でよかった?」
ダイヤ (もう行くところまで行ってしまいましょう)
ダイヤ「もっと大事な話があるでしょう?」
果南「どっちも断るよ……なるべく傷付けないような言葉を考えてるんだって……」
ダイヤ (とんでも話がボロボロ出てきますわね……)
果南「この話でよかった?」
ダイヤ (もう行くところまで行ってしまいましょう)
ダイヤ「もっと大事な話があるでしょう?」
16: 2019/12/01(日) 16:55:33.46 ID:t9DMouPk
果南「そっか……ダイヤにはお見通しか……」
果南「この前、鞠莉にも告白されてさ……」
ダイヤ「……」
ダイヤ「お付き合い、しているのですか?」
果南「いや、それもまだ保留というか……」
ダイヤ「はあ?」
果南「花丸と善子の件も片付いてないし……」
ダイヤ「その気がないなら即刻お断りしなさい!」
果南「わかってるよ……」
ダイヤ「……」
果南「この前、鞠莉にも告白されてさ……」
ダイヤ「……」
ダイヤ「お付き合い、しているのですか?」
果南「いや、それもまだ保留というか……」
ダイヤ「はあ?」
果南「花丸と善子の件も片付いてないし……」
ダイヤ「その気がないなら即刻お断りしなさい!」
果南「わかってるよ……」
ダイヤ「……」
19: 2019/12/01(日) 16:57:36.70 ID:t9DMouPk
ダイヤ (軽はずみでこんなことをしていたら大ダメージを負いましたわ。もう終わりにしましょう)
果南「あとは……」
ダイヤ「果南さん。もう結構です」
ダイヤ「もう結構ですから、それ以上言わないでください」
果南「ちょっと、まだ一番大事なこと話してないよ」
ダイヤ「はい?」
果南「あとは……」
ダイヤ「果南さん。もう結構です」
ダイヤ「もう結構ですから、それ以上言わないでください」
果南「ちょっと、まだ一番大事なこと話してないよ」
ダイヤ「はい?」
20: 2019/12/01(日) 16:58:09.70 ID:t9DMouPk
果南「ダイヤ。好き。大好き」
果南「私と付き合って、大学卒業したら結婚しよう」
果南「あ、別に学生結婚でもいいかなん?」
ダイヤ「なっ……」
果南「はーこれで心置き無く全員断れるよ」
果南「最初からそのつもりだけどさ」
果南「私と付き合って、大学卒業したら結婚しよう」
果南「あ、別に学生結婚でもいいかなん?」
ダイヤ「なっ……」
果南「はーこれで心置き無く全員断れるよ」
果南「最初からそのつもりだけどさ」
21: 2019/12/01(日) 16:58:48.13 ID:t9DMouPk
ダイヤ「果南さん……それは、本当ですの?」
果南「いま目の前で連絡してもいいよ?」
ダイヤ「そちらではなく……」
果南「好きだよ、ダイヤ」
果南「返事は?」
ダイヤ「ぁっ……」
ダイヤ「はい」
ダイヤ「わたくしも……果南さんのことが好きです」
果南「ふふっ」
|c||^.-^|| オチが弱い? ンマー! なんと言おうとこれで終わりですわよ!
果南「いま目の前で連絡してもいいよ?」
ダイヤ「そちらではなく……」
果南「好きだよ、ダイヤ」
果南「返事は?」
ダイヤ「ぁっ……」
ダイヤ「はい」
ダイヤ「わたくしも……果南さんのことが好きです」
果南「ふふっ」
|c||^.-^|| オチが弱い? ンマー! なんと言おうとこれで終わりですわよ!
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1575185251/