【SS】侑「風　は浮気じゃないからいいの！」歩夢「…」ﾌﾟｯﾂﾝ【ラブライブ！虹ヶ咲】

侑「なのになんでこんなに問い詰められなきゃいけないかなぁ！」

侑（あ～やっぱりバレちゃった…）

侑（で、でも職場の先輩だって浮気じゃないって言ってたし！ここは強気に…！）

歩夢「……」

侑「な、なに…急に黙って……」

歩夢「……もう一回言って」

侑「えっ、い、いや…その…」

歩夢「取り消す？」

侑「と、取り消すわけないじゃん！風俗は浮気じゃない！」

歩夢「……」ﾋﾟｯ

侑「！？」

侑（ろ、録音…？）

歩夢「……わかったよ、侑ちゃん。私が侑ちゃんの価値観に合わせることにする」

侑「え…？う、うん…？」

侑（やばい…何にかはわからないけど目が本気だ…）

歩夢「それじゃ私ちょっと行ってくるね」

侑「へ？ど、どこに…？」

歩夢「風俗」

侑「！！？」

歩夢「夕飯も適当に食べてくるから、じゃあね」

侑「ちょ、ちょ、ちょ、待って！待って！」ｶﾞｼ

歩夢「……なぁに？」

侑（あっ…キレてる……）ｿﾞﾜ

侑「だ、だめだよ！私が行ったからって！歩夢はだめに決まってるじゃん！」

歩夢「……どうしてか当ててあげよっか」

侑「えっ」

歩夢「侑ちゃんが稼いだお金だから…でしょ？」

侑「そ…そうだよ！家のことしてくれてるのはすっごく感謝してるけど、でもっ！」

歩夢「……お願いだから歩夢は家にいてよって言ってくれたとき嬉しかったんだけどなぁ」

侑「う…うぅ…」

歩夢「でもそれを真に受けたらいけなかったんだね。ごめんね」

侑「や……その…それは…」

歩夢「安心して、働いてたときの貯金から出すから」

侑「そ、それでもだめ！私はお小遣い以外ぜんぶ歩夢に渡してるのに！」

歩夢「……わかった。お金は使わない」

侑「え…？」

歩夢「私は稼いでくる側になるね」ﾆｺ　

侑「…？？……えっ！！？」

歩夢「知り合いに会ったら気まずいから少し遠くの駅にしようかな」ｽﾀｽﾀ

侑「まっ…待って待って待ってってば！！何考えてるの！？おかしいって！」

歩夢「…」ﾋﾟｯ

　『風俗は浮気じゃない！』

侑「だっ…うっ…ち、違うじゃん！それは違うでしょ！！」

歩夢「なにが違うのかな？私にもわかるように教えて？」ﾆｺ

侑「ぅ……ふ…風俗嬢のお嫁さんなんて嫌だよ！」

歩夢「"なんて"？…ねえ、それは失礼だよね？侑ちゃんは良くしてもらっておいてそういうことを言うの？」

侑「そ、それは…」

歩夢「大体、それならお金を払ってる侑ちゃんってなんなの？」

侑「……」

歩夢「わぁ…こういうお店のHP初めて見たけど一回で何万円もするんだね」ｽｯｽｯ

歩夢「私、侑ちゃんと日帰り旅行とか行きたかったな」

侑「ぅ……」

歩夢「でも、そもそも侑ちゃんは私じゃ満足できないからそういうところに行っちゃうんだよね」

侑「それは…その……」

歩夢「私は侑ちゃんしか知らないから…ごめんね？でももう大丈夫」

歩夢「これからはお金も貰えるし経験も積んでくるからね」ﾆｺ

侑（だめだ多分これ今すぐ土下座しないと取り返しがつかないやつだ）

侑（は、はやく謝らなきゃ…けどそうしたら浮気したってことに…）

侑（で、でもお客さんとして行くのと就職するのは絶対話が違うよね！？うまく言い返せないけど…！）

侑（いや正直お客さんとして行かれそうになっても止めるけど…棚上げだろうとなんだろうと…）

侑（謝ったら浮気したことになっちゃう…でも絶対行かせたくない……うぅぅ……）

侑「い……行ったら別れるからね」

歩夢「……」

侑（さ、最低すぎる…言ってて自分が嫌になるけど歩夢ならこれで……）

歩夢「……撤回はない？」

侑「えっ」

歩夢「撤回。しないんだね？」

侑「…！？」

歩夢「どうして驚いてるの？侑ちゃんが言ったんだよね？」

侑「あ、あゆっ…」

歩夢「話がないなら私は行ってくるね」

侑「ぇ、あ、待って……待ってよ…」

歩夢「……あ、そうだね、忘れてた」ｺﾞｿｺﾞｿ

歩夢「はい、これ」

侑「え…家の鍵…？な、なんで…」

歩夢「もう使ってほしくないでしょ？家のものは好きにしてね」

侑「あ、歩夢？冗談だよね？」

歩夢「ばいばい」ｽﾀｽﾀ

ﾊﾞﾀﾝｯ!

侑「……」

侑「う、嘘でしょ……」

侑「え…？鍵…なかったら家入れないよ…？」

侑「……」ﾎﾞｳｾﾞﾝ

侑（……あっ！さては追いかけてほしくて…！玄関の前にいるやつでしょ）

侑（そう…だよね？まさか本当に行くわけないよね？）

侑（歩夢も後に引けなくなっちゃったんだよねきっと！し、仕方ないなぁ…）ｽﾀｽﾀ

ｶﾞﾁｬ

侑「歩夢ー……あ、あれ…」

侑（いない…！？も、もう外？）ﾊﾞｯ

歩夢「……」ｽﾀｽﾀ

侑「いた！ちょ、ちょっと待ってよ…！」

歩夢「……」ｽｯ

侑「！？た…タクシー…！？」

ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ...ﾌﾞﾛﾛﾛ...

侑「いっ…ちゃった……」

侑「え…ほ、ほんとに……？」

侑（風俗…？風俗に向かったの…？本気で…？）

侑（歩夢が？え？他の人に抱かれ……え？？）

侑（色んな人に触られて…してるときの歩夢の蕩けた顔とか、声とか、全部）

侑（私以外の…人が……？）

侑「…………」



侑「?」

侑「ぁ…あ…わあああぁぁ！！歩夢！ごめん！歩夢！！」ﾋﾟﾋﾟｯ prrrr

侑「……出て…はやく出てよっ…！」

prrrr…prrrr…ﾂ-ﾂ-

侑「……ああもうっ！！」

侑「お、落ち着け…落ち着け……！」ｳﾛｳﾛ

侑「そ、そうだ、風俗だって誰でも採用するわけじゃないし！一応面接とかあるはずだし…」

侑「……」

侑「うわああああ落ちるわけないでしょ！！歩夢が！！歩夢がダメなら誰が受かるの！！」

侑「いや、いやでもっ、な、なんか可愛すぎて逆にダメみたいな、そういう感じで…いや私何言ってんだ…？」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

侑（あ！歩夢には優しくしかしなかったし、きっとプレイとか何も知らないから実技試験みたいなので…！）

侑「実技……？」

～～～

店員「じゃ上原さん、ちょっと実技のほう見せてもらえるかな？」

歩夢「あ…ごめんなさい、私あんまりそういうの詳しくなくて…」

店員「いいのいいの、そういうのが好きってお客さんもいるし！あまりに反応悪くないかとか確かめるだけだよ」

歩夢「そうなんですね」

店員「だから……力抜いて…？」ｻﾜ...

歩夢「んっ……ぁ…」ﾋﾞｸ

店員「おぉ、反応いいね」ﾁｭｯ　

歩夢「ふ…んむっ…ちゅっ…」

～～～


侑「?」

侑「だっ…だめだ…だめだだめだ…面接に行った時点でもうダメだ…」

侑（どこ行ったか分からないけど、とにかく追いかけなきゃ…！）

侑（あ、でも鍵が…！うう、オートロックだから私が出ちゃったら歩夢が締め出されちゃう）

侑「い、いや、夜には帰ってくるよね、うん。財布ぐらいしか持っていかなかったし…うん」

侑（帰ってきたら土下座しよう……）

侑「……」ｿﾜｿﾜ

侑「……」ﾋﾟｯﾋﾟｯ

侑「…………」prrrr

『はいもしもしー？どうしたのよ』

侑「あ、お母さん？歩夢って今そっちいってる？」

『？聞いてないし見てないけど…？』

侑「……そっか。…いや、大丈夫…うん、うん……それじゃ」ﾋﾟｯ

侑「うぅ～じっとしてられない…！」

侑「そ、そうだ、誰か呼んで留守番をお願いすれば…！」

ﾋﾟﾛﾝｯ

侑「？……！！あ、歩夢っ…！」ﾊﾞｯ

ーーーーーーーー

　　　　　　　　　　　　　　通話なし >

　　　　　　　　　　　　　歩夢ごめん >

　　　　　　　　　　今どこにいるの？ >

　　　　　　　　ー新着ー

　歩夢 < 身分証とか全部置いてきちゃった

　歩夢 < それだけ取りに行かせてくれる？　

ーーーーーーーー

侑「…っ…！」ｽｯｽｯ

ーーーーーーーー

　ごめん、私が悪かったから帰ってきて >

　歩夢 < 浮気じゃないんでしょ？侑ちゃんは悪くないよ

　　　　　　　　ほんとにごめんなさい >

　　　　　　　　　　にどと行きません >

　　　　　　　　　どこにいるか教えて >

ーーーーーーーー

侑「……」ｿﾜｿﾜ

侑「……」ﾄﾝ...ﾄﾝ...

侑「…………」ﾄﾝﾄﾝﾄﾝﾄﾝﾄﾝ

侑「…………」ﾄﾝﾄﾝﾄﾝﾄﾝﾄﾝ

ﾋﾟﾛﾝｯ

侑「！！」ﾊﾞｯｯ

ーーーーーーーー

　歩夢 < やっぱり浮気したってこと？

　　　本当にそのつもりはなかったけど >

　　　　歩夢がそう思うなら浮気でした >

　　　　　傷つけて本当にごめんなさい >

　　　　　　　　　お願い、帰ってきて >

ーーーーーーーー

ーーーーーーーー

ﾋﾟﾛﾝｯ

ーーーーーーーー

　歩夢 < じゃあおあいこにしてもいいよね？

　　　　　　　　　　　　　　　まって >

　　　　　　　　　　　　　　通話なし >

　　　　　　　　　　　　　　通話なし >

　　　　　　　　　　　　　　通話なし >

　　　　　　　　　　電話出て、お願い >

　　　　　ごめんなさい、お願いだから >

ーーーーーーーー

侑「うぅ、うぁぁ…歩夢…歩夢ぅ……」

侑「いやだ…ごめん…ごめんなさい……」

prrrr…

侑「！！も、もしもしっ！！」ﾊﾞｯ

『あ、もしもしー？』

侑「っ…！？だ、誰！？なんで歩夢のっ…！」

『え、ちょっとゆうゆー？最近会ってなかったけど流石にショックだぞー？』

侑「え…？愛…ちゃん…？」

愛『ゆうゆ久しぶり～！』

侑「なんで…愛ちゃんが歩夢のスマホを…」

愛『んー？歩夢お風呂行っちゃったからさ、代わりに連絡しといてあげるねーって』

侑「お、お風呂……？」

愛『ちょっと盛り上がりすぎて汗かいちゃって』

侑「」

愛『最近りなりーも忙しくて相手してくれなくてさ、愛さん張り切っちゃった』

侑「」

愛『今日はこのままウチ泊めちゃうね、それじゃ！』ﾌﾟﾂﾝ

侑「」

侑「……」ﾌﾗ...

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー

歩夢「愛ちゃんごめんね突然…」

愛「いーっていーって！それよりさ、もっかいしよ？」

歩夢「えぇ！？お風呂入ってきちゃったのに…」

愛「歩夢思ったより激しいタイプだよね」

歩夢「うぅ…ついつい熱が入っちゃって…」

ﾋﾟﾝﾎﾟ-ﾝ

歩夢「！」

愛「お、早いね！」

ﾋﾟﾝﾎﾟ-ﾝ...ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟ-ﾝ...ﾄﾞﾝ!ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ!

「歩夢！愛ちゃん！開けて！！」

愛「はいはい、今開けるよ～」ﾋﾟｯﾋﾟｯ

ｶﾁｬﾝ

ｶﾞﾁｬｯ!!

侑「歩夢！！」

愛「いらっしゃい！久しぶりー」ﾆｺﾆｺ

侑「っ……！」ｷｯ

歩夢「……」

侑「……愛ちゃんと…何してたの…？」

愛「気になる？今からまたやろって話してたけど」

歩夢「……」ｺｸ

侑「なっ…！？」

愛「悪いけどさ、ゆうゆはちょっと見学しててよ。次代わってあげるから」

侑「ふ、ふざけないでよ！！」

愛「これ三人でもできたらよかったんだけどな～」

侑「いい加減に……え？」

愛「ほい、歩夢コントローラー！ビーチフラッグしよ！」

歩夢「ま、またぁ？それもう疲れたよぉ…」

侑「……すいっ…ち？」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー

侑「すみませんでした」ﾄﾞｹﾞｻﾞ

歩夢「……愛ちゃんに謝って」

侑「本当にすみませんでした…連絡してくれてありがとう…」ﾄﾞｹﾞｻﾞ

愛「いいっていいって！ね、歩夢、愛さんに免じてゆうゆの話聞いてあげて？」

歩夢「……」

侑「歩夢……」

愛「ほら、さっきのゲーム愛さんが勝ったし！ね？」

歩夢「……」ｺｸ

愛「ん！じゃあ今度は皆で遊ぼーね！」

歩夢「……うん、またね。ありがとう」

ﾊﾞﾀﾝ

歩夢「……」

侑「あ、歩夢……その、」

歩夢「……荷物取りに行かせてね」

侑「……ぅ…」

侑・歩夢自宅

歩夢「……愛ちゃんにお願いされたから、話があるなら聞きます」

侑「ごめんなさい…私が悪かったです、行かないで…！」

歩夢「おうちに来てくれるのもあるんでしょ？呼べばいいのに」

侑「嫌です…歩夢が…歩夢がいいです……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

歩夢「じゃあなんで風俗なんて行ったの」

侑「…………」

歩夢「……飽きちゃったんでしょ」

侑「違うよ！それは本当に違う！！」

歩夢「じゃあなんで…」

侑「……仕事のストレスで…思いっきり、めちゃくちゃにしたくなるときがあって…」

侑「でも歩夢にそんなことしたくないし…そもそも最近私の帰りが遅くてできなくて…そんなときに先輩に誘われて、つい…」

侑「もう行かない…ぜったい行かないから…！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

歩夢「……私、復職してもいいんだよ？」

侑「嫌でず…歩夢めちゃくちゃモテるんだもん…」ｸﾞｽｸﾞｽ

歩夢「私のことは閉じ込めておくのに自分は浮気するんだ。お金のことまで持ち出して」ﾑｽ

侑「ごめんなざい…最低でした…もう二度と言いまぜん…」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ　

歩夢「……何したの？」

侑「えっ」

歩夢「お店で、どんなことしたの？」

侑「……」

歩夢「言って」

侑「……」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

歩夢「……」ｽｯｽｯ

歩夢「……『キス』」

侑「え…？」

歩夢「『キス』…『全身リップ』…した？」

侑（オプション一覧見てる…！？）

侑「し、してないです…」

歩夢「……これは？『素股』…？」

侑（ってなんだろうって顔してる）

侑「してません…というかできないです…」

歩夢「ふーん…？……え…『AF』…？これは？」

侑「してないです」

歩夢「……何したの」

侑「…………」

歩夢「……私やっぱり出てい」

侑「目隠しして手錠！！」

歩夢「えっ」

侑「その上で…あらゆる道具を全部一気に…その…使って眺めたり…強めに叩いたりしました…」ﾄﾞｹﾞｻﾞ

歩夢「……」ﾋｷ

侑「ごめんなさい…ごめんなさい…死にます……」

歩夢「それは、相手の人は大丈夫なの…？」

侑「そういう店だから…」

歩夢「そ…そっか…」

侑「しにます……」

歩夢「侑ちゃんは…ほ、本当はそういう風にしたいの？」

侑「ちがうんです…ほんとにちがくて…！我慢してるとかじゃなくて歩夢には酷いことしたくないんです…！」

歩夢「う…うーん……難しいんだね……」

侑（何に悩ませてるんだ…死にたい……）

歩夢「侑ちゃんは何してもらったの？」

侑「私…？私はするばっかりでされる方は特に…服も脱いでないし」

歩夢「ふ、ふーん……そっか……そうなんだ……」

侑（……？ほんの少し気温が上がった気がする）

歩夢「……胸触ったりは？」

侑「……」

歩夢「したんだね」ﾑｽ

侑「……」ﾄﾞｹﾞｻﾞ

歩夢「……口つけた？」

侑「…………」ﾄﾞｹﾞｻﾞ

歩夢「そっか。じゃあ私も」

侑「ごめんなさい！！ごめんなさい！！ごめんなさい！！」ｶﾞﾝ!ｶﾞﾝ!

侑「許してください…許してください…歩夢がいいです…違うんです…」ﾄﾞｹﾞｻﾞ

歩夢「……」

侑「なんでも…なんでもします…ほんとになんでもします……」

侑「だから他の人としないでください……」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

歩夢「なんでもしてくれるの？」

侑「する…多分引くほどなんでもする…」

歩夢「本当に？約束する？」

侑「する、絶対する」

歩夢「じゃあ、」

侑「…！」

歩夢「もう…別れるって…脅すのはやめてくれる…？」ｸﾞｽ

侑「ぅ…うぁ……ごめん…ごめんっ…もう絶対しないから…！！」

歩夢「……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

侑「ごめんなさい…ごめん…ごめんね歩夢…！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー

侑（これからはもっと歩夢との時間をたくさん取ろう…そう思っていたけど現実は厳しい）

侑（お互いに泣きじゃくった次の日から私はまたプロジェクトが佳境で連日タクシー帰り）

侑（自らGPSをオンにして出来る限り写真も送ったけど、信じてもらえているのか気が気じゃなくて）

侑（そして数日後、やっと貰えた休日）

侑（改めて謝ろうとした私に、歩夢は一枚の紙を突き出した）

侑「…っ！？……っ！！」ｼｭﾊﾞﾊﾞｯ

歩夢「えっ！ゆ、侑ちゃん！？」

侑「離婚は…離婚だけは…！お願い、許して…！」ﾄﾞｹｻﾞ

歩夢「ち、違うよ！それに私たちはそういう届けは…じゃなくって、よく見て！」

侑「……」ﾁﾗ

侑「え、こ、これは…」

歩夢「侑ちゃんのストレス解消になるといいなって」

侑（一番上に『オプション』と書かれた紙には、ゲームやスポーツが箇条書きで並んでいた）

侑「あ……歩夢……」

歩夢「あの後ね？侑ちゃんは何もされないなら、それでお仕事を頑張ってる侑ちゃんの嫌な気持ちがなくなるなら、って少し考えたんだけど」

歩夢「やっぱり行ってほしくなくて……代わりに身体を動かせば少しでもスッキリしないかなって」

侑「ごめん……ありがとう、こんな…こんな私のために……」ｸﾞｽ

歩夢「ううん、私も意地になっちゃったから」

侑「歩夢ぅ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

歩夢「……でも、私は多分次はもっと意地になっちゃうから…もうしないでね？」

侑「…！…！」ｺｸｯｺｸｯ

数日後

侑「ふぁー……つ、疲れたー……」ｸﾞｯﾀﾘ

侑（次の休日、早速歩夢のリストから選んで身体を動かしにきた）

侑（スカッとしたけど明日は筋肉痛だろうなぁ…）

歩夢「すごいよ侑ちゃん、最後の方はバットにちゃんと当たってたね！」

侑「歩夢はどんどんかっ飛ばしてたけどね…」

歩夢「どうかな、スッキリした？」

侑「うん！ありがとね歩夢！でも今日はもう遊べないや……動けない……」

歩夢「あっ……そ、そっか」ｼｭﾝ

侑「も、もしかしてまだバスケとかロデオとかするつもりだった…？」

歩夢「う、ううん！少し休んだら家に帰ろう？」

侑「そうだね、今日マットレスまで干してくれてたし取り込まなきゃ」

歩夢「……うん」

侑「あとなんかお洒落な照明？も届くんだっけ」

歩夢「……」ｺｸ

侑「歩夢？どうかした？」

歩夢「……」

侑「え、大丈夫？歩夢も疲れちゃった？」

歩夢「ん……ううん、その……えっと……」

侑「……？」

歩夢「きょ……今日は、早く寝ちゃう？」

侑「……」

侑「……帰ろう」

歩夢「え、もういいの？」

侑「うん」

歩夢「そう…？じゃあ行こっか」

侑「あの、今すぐ帰れば夕飯の前にしてもいいよね？」

歩夢「……え！？///」

侑「私が布団取り込むから先にシャワー浴びてて」ｳｷｳｷ

歩夢「も、もー！疲れたんじゃなかったの！」

侑「つ、疲れてるけど…なんか…すごい…今なら走って帰れそうっていうか…」

歩夢「う、うう、さっきまでもう遊べないって言ってたのに！」

侑「歩夢との時間は遊びじゃないからいいの！」


完

最悪の展開にならなくてよかったな

おつ
ところどころ実体験かと思うくらいリアルで面白かった

読んでて緊張感のある上手いSSだった

脳が回復した

おつです
ハッピーエンドで安心した