1: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 20:12:28.20 ID:Pwm0YtJd
可可「ま、まさかこれは…?」
すみれ「どうしたのよ?何よその紐みたいなのは?」
可可「これはカラダトリカエールくんデス!」
かのん「ふふっ!なにそれ!」
可可「古来中国より伝わりし4000年アイテムデス!」
千砂都「なんか別人格生まれそうだね」
すみれ「ぷっ!あんたそんなの信じてるワケ?」ヒョイ
可可「あ!すみれ!危険デスよ!それは恐らく本物デス!!」
かのん「またまたぁ!そんなアニメや漫画じゃあるまいし」ヒョイ
かのすみ「!」
かのすみ「アバババババババ!!!!」ビリビリビリ
すみれ「どうしたのよ?何よその紐みたいなのは?」
可可「これはカラダトリカエールくんデス!」
かのん「ふふっ!なにそれ!」
可可「古来中国より伝わりし4000年アイテムデス!」
千砂都「なんか別人格生まれそうだね」
すみれ「ぷっ!あんたそんなの信じてるワケ?」ヒョイ
可可「あ!すみれ!危険デスよ!それは恐らく本物デス!!」
かのん「またまたぁ!そんなアニメや漫画じゃあるまいし」ヒョイ
かのすみ「!」
かのすみ「アバババババババ!!!!」ビリビリビリ
2: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 20:15:14.47 ID:Pwm0YtJd
恋「かのんさん!すみれさん!大丈夫ですか!?」
かのん「ええ、大丈夫ったら大丈夫よ」
すみれ「うぅ…大丈夫だけど、まだ体がピリピリするよ…」
千砂都「うん?」
可可「ま、マサカ…」
すみれ「いてて…あれ?」
かのん「ん?」
すみれ「ど、どうして私が目の前に?」
かのん「いるってワケぇ~!?」
かのん「もしかして、私たち…」
すみれ「入れ替わってるぅ~!?!?」
かのん「ええ、大丈夫ったら大丈夫よ」
すみれ「うぅ…大丈夫だけど、まだ体がピリピリするよ…」
千砂都「うん?」
可可「ま、マサカ…」
すみれ「いてて…あれ?」
かのん「ん?」
すみれ「ど、どうして私が目の前に?」
かのん「いるってワケぇ~!?」
かのん「もしかして、私たち…」
すみれ「入れ替わってるぅ~!?!?」
5: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 20:21:53.19 ID:Pwm0YtJd
すみれ「え…まさか…本物だったの…!?」
かのん「ちょっと可可!その変なのもっかい渡しなさい!」
可可「は、はいどうぞデス」
かのん「かのん!そっち持ちなさい!」
すみれ「は、はい!」
シーン…
かのん「なんで何も起こらないのよ!」
恋「もしかしたらさっきので壊れてしまったとか…」
すみれ「え…じゃあずっとこのままってコト!?」
かのん「可可、何か知らないの?」
可可「…」
かのん「なによ?どうしたのよ、可可?」
可可「なんか、かのんに呼び捨てにされるの違和感がアリマス…」
すみれ「そんなこと言ってる場合じゃないよぉ!お願い!可可ちゃん…」
可可「す…すみれ…!?いえ、かのんデシタカ…。わ、分かりマシタ。ちょっと調べてみマス。」
かのん「ちょっと可可!その変なのもっかい渡しなさい!」
可可「は、はいどうぞデス」
かのん「かのん!そっち持ちなさい!」
すみれ「は、はい!」
シーン…
かのん「なんで何も起こらないのよ!」
恋「もしかしたらさっきので壊れてしまったとか…」
すみれ「え…じゃあずっとこのままってコト!?」
かのん「可可、何か知らないの?」
可可「…」
かのん「なによ?どうしたのよ、可可?」
可可「なんか、かのんに呼び捨てにされるの違和感がアリマス…」
すみれ「そんなこと言ってる場合じゃないよぉ!お願い!可可ちゃん…」
可可「す…すみれ…!?いえ、かのんデシタカ…。わ、分かりマシタ。ちょっと調べてみマス。」
8: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 20:27:20.87 ID:Pwm0YtJd
千砂都「それまでは入れ替わった状態で過ごすしかないかもね~」
かのん「千砂都…アンタ他人事だと思って…!」
千砂都「かのんちゃんの姿で千砂都って呼ばないで!バレちゃうよ?」ニヤニヤ
かのん「ウグッ…分かったわよ…ちぃちゃん…?」
千砂都(照れながらのちぃちゃん呼び、たまんね~!!!)
すみれ「でもこれからどうしよう…」
恋「とりあえず、お互いのルーティンを共有して、バレないようにしてはいかがでしょう?」
すみれ「そうだね、ちぃちゃん、紙とペンある?」
千砂都(すみれちゃんのちぃちゃん呼びもなかなか…)ニヨニヨ
かのん「千砂都…アンタ他人事だと思って…!」
千砂都「かのんちゃんの姿で千砂都って呼ばないで!バレちゃうよ?」ニヤニヤ
かのん「ウグッ…分かったわよ…ちぃちゃん…?」
千砂都(照れながらのちぃちゃん呼び、たまんね~!!!)
すみれ「でもこれからどうしよう…」
恋「とりあえず、お互いのルーティンを共有して、バレないようにしてはいかがでしょう?」
すみれ「そうだね、ちぃちゃん、紙とペンある?」
千砂都(すみれちゃんのちぃちゃん呼びもなかなか…)ニヨニヨ
9: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 20:32:01.13 ID:Pwm0YtJd
かのん「まってよ!別にバラしちゃっても良いんじゃないの?」
すみれ「え?どうして?」
かのん「隠すのなんていずれボロが出るわよ。そうなる前にバラしちゃった方が楽じゃない?」
可可「それはやめておいた方が良いと思いマス」
かのん「どうしてよ」
千砂都「身体と身体が入れ替わるなんて、信じてもらえないんじゃないかな?」
恋「それに、信じてもらえたとして、そのアイテムが研究対象として回収されたり、かのんさんとすみれさんが実験体として連れていかれるかもしれませんよ!」
可可「そうなったら大変デス!実験なんて何をされるか…くすぐられたり、背中に氷を入れられたり…」
かのん「まぁ…確かにそうね」
すみれ「人体実験はともかく、私たちも最初は信じてなかったもんね…」
すみれ「え?どうして?」
かのん「隠すのなんていずれボロが出るわよ。そうなる前にバラしちゃった方が楽じゃない?」
可可「それはやめておいた方が良いと思いマス」
かのん「どうしてよ」
千砂都「身体と身体が入れ替わるなんて、信じてもらえないんじゃないかな?」
恋「それに、信じてもらえたとして、そのアイテムが研究対象として回収されたり、かのんさんとすみれさんが実験体として連れていかれるかもしれませんよ!」
可可「そうなったら大変デス!実験なんて何をされるか…くすぐられたり、背中に氷を入れられたり…」
かのん「まぁ…確かにそうね」
すみれ「人体実験はともかく、私たちも最初は信じてなかったもんね…」
11: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 20:36:59.42 ID:Pwm0YtJd
かのん「じゃあとりあえず、書き出していきましょうか」
すみれ「おー!」
数分後
すみれ「こ…こんなに!?」ドッサリ
かのん「こ…これだけ…?」チンマリ
かのん「かのん!その体は私のものなんだから、肌や髪の手入れはしっかりしておくこと!」
すみれ「でも…こんなに…?」
かのん「当然でしょ!?ショウビジネスを目指すものとしては当たり前の努力よ!」
千砂都「さすがすみれちゃん!」
かのん「むしろアンタはこんだけで良いの?たまに歌う、とかぐらいしか書いてないじゃない」
すみれ「い、いや~改めて書き出すと自分でも悲しいというか…」
すみれ「おー!」
数分後
すみれ「こ…こんなに!?」ドッサリ
かのん「こ…これだけ…?」チンマリ
かのん「かのん!その体は私のものなんだから、肌や髪の手入れはしっかりしておくこと!」
すみれ「でも…こんなに…?」
かのん「当然でしょ!?ショウビジネスを目指すものとしては当たり前の努力よ!」
千砂都「さすがすみれちゃん!」
かのん「むしろアンタはこんだけで良いの?たまに歌う、とかぐらいしか書いてないじゃない」
すみれ「い、いや~改めて書き出すと自分でも悲しいというか…」
13: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 20:41:55.13 ID:Pwm0YtJd
すみれ宅
すみれ(た、他人の家に帰るの緊張するな~)
すみれ「た、ただいま~」
すみれ妹「あ、お姉ちゃんおかえり~!お風呂沸いてるよ~」
すみれ(確かすみれちゃんは家に帰ると先にお風呂に入るんだったよね)
すみれ「ありがとう、入ってくるね」
すみれ「あ!お風呂に入るということは…裸になるってことだよね…」
すみれ「うう…なんだかドキドキしてきた…///」
スルスル
すみれ「出来るだけ自分の身体は見ないようにしよう!!」
すみれ「凄い…すみれちゃんの肌…スベスベだぁ…」
すみれ「…///」
すみれ(た、他人の家に帰るの緊張するな~)
すみれ「た、ただいま~」
すみれ妹「あ、お姉ちゃんおかえり~!お風呂沸いてるよ~」
すみれ(確かすみれちゃんは家に帰ると先にお風呂に入るんだったよね)
すみれ「ありがとう、入ってくるね」
すみれ「あ!お風呂に入るということは…裸になるってことだよね…」
すみれ「うう…なんだかドキドキしてきた…///」
スルスル
すみれ「出来るだけ自分の身体は見ないようにしよう!!」
すみれ「凄い…すみれちゃんの肌…スベスベだぁ…」
すみれ「…///」
14: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 20:45:12.48 ID:Pwm0YtJd
かのん宅
かのん「ただいま~!」
ありあ「おねぇ、おかえり~」
かのん母「おかえり、ご飯できてるわよ~」
かのん「あ、ありがとうございます!」
かのん母「え?」
かのん(あっ!やっちゃったったらやっちゃった!)
かのん「いや、感謝の気持ちよ!いつもありがと~って!」
かのん母「ようやくお母さんの大変さが分かったようね」
ありあ「…」
かのん(せ~ふ!!)
かのん母「今日はハンバーグよ!」
かのん「あ、はい。いただきます」
ありあ「…?」
かのん「ただいま~!」
ありあ「おねぇ、おかえり~」
かのん母「おかえり、ご飯できてるわよ~」
かのん「あ、ありがとうございます!」
かのん母「え?」
かのん(あっ!やっちゃったったらやっちゃった!)
かのん「いや、感謝の気持ちよ!いつもありがと~って!」
かのん母「ようやくお母さんの大変さが分かったようね」
ありあ「…」
かのん(せ~ふ!!)
かのん母「今日はハンバーグよ!」
かのん「あ、はい。いただきます」
ありあ「…?」
16: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 20:49:01.60 ID:Pwm0YtJd
食後
ありあ(今日のお姉ちゃん、なんか変だな…)
ありあ「お姉ちゃん、いつものは良かったの?」
かのん「え゛!?」
ありあ「ほら、ハンバーグが出てきたらいつも歌ってたじゃん?」
かのん(ちょっとかのん!そんなの聞いてないわよ!)
かのん「それは…お、お姉ちゃん忘れてた~!なんちゃって!」
ありあ「…嘘だよ…」
かのん(は…ハメられた!!)
ありあ「で、どうしたの?お姉ちゃん?」
かのん(まぁ、かのんの妹だし別に良いか…)
ありあ(今日のお姉ちゃん、なんか変だな…)
ありあ「お姉ちゃん、いつものは良かったの?」
かのん「え゛!?」
ありあ「ほら、ハンバーグが出てきたらいつも歌ってたじゃん?」
かのん(ちょっとかのん!そんなの聞いてないわよ!)
かのん「それは…お、お姉ちゃん忘れてた~!なんちゃって!」
ありあ「…嘘だよ…」
かのん(は…ハメられた!!)
ありあ「で、どうしたの?お姉ちゃん?」
かのん(まぁ、かのんの妹だし別に良いか…)
17: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 20:53:07.48 ID:Pwm0YtJd
かのん「実は…かくかくしかじかで…」
ありあ「えぇ!?じ…じゃあ今は…」
かのん「そう、私はすみれなの…」
ありあ「そんなこと…あるんだなぁ~」
かのん「受け入れるの早くない?」
ありあ「だっておかしいと思いましたもん。今までそんなことした事ないはずなのにパックしたり、化粧水にこだわったり…」
かのん「はぁ…やっぱり無理があったのよ…」
ありあ「まぁ、私は協力しますよ」
かのん「ホント!?ありがとう!」
ありあ「その代わり…良いですよね?」
かのん「え?」
ありあ「えぇ!?じ…じゃあ今は…」
かのん「そう、私はすみれなの…」
ありあ「そんなこと…あるんだなぁ~」
かのん「受け入れるの早くない?」
ありあ「だっておかしいと思いましたもん。今までそんなことした事ないはずなのにパックしたり、化粧水にこだわったり…」
かのん「はぁ…やっぱり無理があったのよ…」
ありあ「まぁ、私は協力しますよ」
かのん「ホント!?ありがとう!」
ありあ「その代わり…良いですよね?」
かのん「え?」
20: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 20:55:41.12 ID:Pwm0YtJd
ありあ「良いですよ~すみれさん!」パシャパシャ
かのん「まだやるの~?」
ありあ「当然です!こんなのお姉ちゃんに言ってもやってもらえる訳ないんですから!」
かのん「それにしても…この格好は…」
ありあ「あれあれ?良いんですよ?バラしても?」
かのん「グッ…立場的に圧倒的に弱い…」
かのん「分かったったら分かったわよ!気のすむまで取りなさい!思えばこれもショウビジネスに向けての修行みたいなもんよ!!」
ありあ「あざ~す!!」パシャパシャ
かのん「まだやるの~?」
ありあ「当然です!こんなのお姉ちゃんに言ってもやってもらえる訳ないんですから!」
かのん「それにしても…この格好は…」
ありあ「あれあれ?良いんですよ?バラしても?」
かのん「グッ…立場的に圧倒的に弱い…」
かのん「分かったったら分かったわよ!気のすむまで取りなさい!思えばこれもショウビジネスに向けての修行みたいなもんよ!!」
ありあ「あざ~す!!」パシャパシャ
22: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 20:59:20.98 ID:Pwm0YtJd
次の日、学校
かのん「おはよう!」
女子生徒A「おはよう!かのんちゃん!」
女子生徒B「あ!かのんちゃんだ!」
女子生徒C「おはようかのんちゃん!あれ?シャンプー変えた?」
女子生徒D「あ!かのんちゃ~んだぁ!」
かのん(このチヤホヤ感!たまらん!流石かのんね…)ゾクゾク
千砂都「おはよう、すみれちゃん!」
かのん「ぎゃわぁ!!」
かのん「なんだ、千砂都じゃない」
千砂都「…」ジー
かのん「お、おはよう、ちぃちゃん」
千砂都「それでよし♪」
千砂都「おはよう、かのんちゃん?」
かのん「おはよう!」
女子生徒A「おはよう!かのんちゃん!」
女子生徒B「あ!かのんちゃんだ!」
女子生徒C「おはようかのんちゃん!あれ?シャンプー変えた?」
女子生徒D「あ!かのんちゃ~んだぁ!」
かのん(このチヤホヤ感!たまらん!流石かのんね…)ゾクゾク
千砂都「おはよう、すみれちゃん!」
かのん「ぎゃわぁ!!」
かのん「なんだ、千砂都じゃない」
千砂都「…」ジー
かのん「お、おはよう、ちぃちゃん」
千砂都「それでよし♪」
千砂都「おはよう、かのんちゃん?」
23: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 21:03:19.57 ID:Pwm0YtJd
すみれ(とても静かな登校!)
すみれ(私の家からだとみんなと同じ道だからのんびり出来ないんだよね~!)
恋「あ、すみれさん、おはようございます!」
すみれ「あ、恋ちゃん!おはよー!」
恋「あっ!今はかのんさんでしたね」
すみれ「そうだよ!恋ちゃんもこっちの道だったんだね」
恋「はい!それでは一緒に行きましょうか!」
すみれ「うん!」
すみれ(落ち着いた登校、仲の良い友達、最高!)
すみれ(私の家からだとみんなと同じ道だからのんびり出来ないんだよね~!)
恋「あ、すみれさん、おはようございます!」
すみれ「あ、恋ちゃん!おはよー!」
恋「あっ!今はかのんさんでしたね」
すみれ「そうだよ!恋ちゃんもこっちの道だったんだね」
恋「はい!それでは一緒に行きましょうか!」
すみれ「うん!」
すみれ(落ち着いた登校、仲の良い友達、最高!)
24: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 21:07:32.49 ID:Pwm0YtJd
休み時間
女子生徒A「かのんさん!」
女子生徒B「かのんちゃん!」
ワイキャイ
かのん「まぁまぁ、落ち着いて」ウフフフフ
すみれ「すみれちゃん、凄い人気だね~」
可可「ちがいマス、あれはかのんの人気デス!」
すみれ「そんなことないよ~。みんなすみれちゃんの魅力に気がついたんだよ!」
千砂都「あんな嬉しそうなかのんちゃん中々レアだねぇ」パシャ
すみれ「ちぃちゃん?」
千砂都「いや~ついつい!」
すみれ「消して?」
女子生徒A「かのんさん!」
女子生徒B「かのんちゃん!」
ワイキャイ
かのん「まぁまぁ、落ち着いて」ウフフフフ
すみれ「すみれちゃん、凄い人気だね~」
可可「ちがいマス、あれはかのんの人気デス!」
すみれ「そんなことないよ~。みんなすみれちゃんの魅力に気がついたんだよ!」
千砂都「あんな嬉しそうなかのんちゃん中々レアだねぇ」パシャ
すみれ「ちぃちゃん?」
千砂都「いや~ついつい!」
すみれ「消して?」
25: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 21:11:10.00 ID:Pwm0YtJd
かのん(かのんってば大人気じゃない!人気になるってこういうことなのね…)ゾクゾク
かのん(これは…しばらく戻らなくても良いかも…!)
一週間後
女子生徒A「かのんさん!」
女子生徒B「かのん!」
女子生徒C「かのんちゃん!」
かのん「うふふふふ」
さらに一週間後
女子生徒A「かのんさん!」
女子生徒B「かのん!」
かのん「うふふふふふ」
女子生徒C「平安名さん!」
すみれ「はい!?」
かのん(これは…しばらく戻らなくても良いかも…!)
一週間後
女子生徒A「かのんさん!」
女子生徒B「かのん!」
女子生徒C「かのんちゃん!」
かのん「うふふふふ」
さらに一週間後
女子生徒A「かのんさん!」
女子生徒B「かのん!」
かのん「うふふふふふ」
女子生徒C「平安名さん!」
すみれ「はい!?」
26: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 21:13:56.60 ID:Pwm0YtJd
さらに一週間後
女子生徒A「かのんさん!」
かのん「…あれ?」
女子生徒B「すみれちゃん!」
女子生徒C「すみれさん!」
すみれ「あはは、どうしたのー?」
さらに一週間後
女子生徒A「すみれさん!」
女子生徒B「すみれちゃん!」
女子生徒C「すみれさん!」
ワイキャイ
すみれ「み…みんなありがとー!」
かのん「ど…どうなってるの…?」ポツーン
女子生徒A「かのんさん!」
かのん「…あれ?」
女子生徒B「すみれちゃん!」
女子生徒C「すみれさん!」
すみれ「あはは、どうしたのー?」
さらに一週間後
女子生徒A「すみれさん!」
女子生徒B「すみれちゃん!」
女子生徒C「すみれさん!」
ワイキャイ
すみれ「み…みんなありがとー!」
かのん「ど…どうなってるの…?」ポツーン
30: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 21:19:16.14 ID:Pwm0YtJd
かのん「ちょっと!!どういうことよ!」
千砂都「どうしたの?すみ…かのんちゃん?」
かのん「なんで全部持ってかれてるのよ!!!」
千砂都「持ってかれてるって…」
可可「ヒトは見た目ではなく中身ということデスね。つまりすみれは…」
かのん「みなまで言うんじゃないわよ!」
かのん「なんで…!なんで、かのんばっかり…!!」
千砂都「…」
千砂都「うーん、じゃあ観察してみる?」
かのん「観察?」
千砂都「うん、観察。かのんちゃんを一日観察すれば、その理由がわかると思うよ。かのんちゃんの本当の魅力がね!」
千砂都「どうしたの?すみ…かのんちゃん?」
かのん「なんで全部持ってかれてるのよ!!!」
千砂都「持ってかれてるって…」
可可「ヒトは見た目ではなく中身ということデスね。つまりすみれは…」
かのん「みなまで言うんじゃないわよ!」
かのん「なんで…!なんで、かのんばっかり…!!」
千砂都「…」
千砂都「うーん、じゃあ観察してみる?」
かのん「観察?」
千砂都「うん、観察。かのんちゃんを一日観察すれば、その理由がわかると思うよ。かのんちゃんの本当の魅力がね!」
31: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 21:24:32.23 ID:Pwm0YtJd
朝
すみれ「いってきまーす!」
千砂都「ほら、いくよ、すみれちゃん」コソ
かのん「わ、分かったわよ」コソ
すみれ「あ、おばちゃん!おはようございます!」
おばちゃん「おはよう、今日も元気だねぇ」
すみれ「おじいさん!おはようございます!大変そうですね!お荷物持ちましょうか?」
お爺さん「おやすみれちゃん、いつもすまないねぇ」
すみれ「おはよー!」
小学生「おはよーございます!」
すみれ「おはようございます!何かお困りごとですか?」
外国人「オー、グッモーニン!渋谷駅ハドウヤッテイクデスカ?」
かのん「朝からフルスロットルじゃない」
千砂都「流石かのんちゃんだね」
すみれ「いってきまーす!」
千砂都「ほら、いくよ、すみれちゃん」コソ
かのん「わ、分かったわよ」コソ
すみれ「あ、おばちゃん!おはようございます!」
おばちゃん「おはよう、今日も元気だねぇ」
すみれ「おじいさん!おはようございます!大変そうですね!お荷物持ちましょうか?」
お爺さん「おやすみれちゃん、いつもすまないねぇ」
すみれ「おはよー!」
小学生「おはよーございます!」
すみれ「おはようございます!何かお困りごとですか?」
外国人「オー、グッモーニン!渋谷駅ハドウヤッテイクデスカ?」
かのん「朝からフルスロットルじゃない」
千砂都「流石かのんちゃんだね」
32: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 21:29:50.83 ID:Pwm0YtJd
昼
女子生徒A「ごめんすみれちゃん!宿題忘れちゃった!」
すみれ「また?もー、しょうがないなぁ…じゃあ教えてあげるから、一緒にやろっか?」
女子生徒B「すみれちゃん!この前はありがとう!おかげで友達と仲直りできたよ!」
すみれ「ホントに!?良かった~。心配してたんだから!」
女子生徒C「すみれちゃん、私…今度初めて試合に出るんだけど緊張して…」
すみれ「おお!おめでとう!!私はCちゃんがずっと頑張ってたの知ってるよ!Cちゃんならきっと出来るよ!」
すみれ「あ!先生!大変そうですね!プリント持ちますよ!」
すみれ「用務員さん!中庭の掃除やっときました!」
かのん「いつもあんなことやってたのね…」
千砂都「うん」
かのん「もういいわ、分かったわ。」
女子生徒A「ごめんすみれちゃん!宿題忘れちゃった!」
すみれ「また?もー、しょうがないなぁ…じゃあ教えてあげるから、一緒にやろっか?」
女子生徒B「すみれちゃん!この前はありがとう!おかげで友達と仲直りできたよ!」
すみれ「ホントに!?良かった~。心配してたんだから!」
女子生徒C「すみれちゃん、私…今度初めて試合に出るんだけど緊張して…」
すみれ「おお!おめでとう!!私はCちゃんがずっと頑張ってたの知ってるよ!Cちゃんならきっと出来るよ!」
すみれ「あ!先生!大変そうですね!プリント持ちますよ!」
すみれ「用務員さん!中庭の掃除やっときました!」
かのん「いつもあんなことやってたのね…」
千砂都「うん」
かのん「もういいわ、分かったわ。」
34: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 21:35:33.67 ID:Pwm0YtJd
かのん「あんなに人の為に頑張っちゃってバカみたいじゃない」
千砂都「そうかな?」
かのん「そうよ!良いように使われてるだけよ!!!」
かのん「それが、かのんの魅力ってわけ?私も他人の為に馬車馬になれってこと?」
千砂都「違うよ」
かのん「!」
千砂都「私はそうは思わない。」
かのん「どういうことよ?」
千砂都「そうかな?」
かのん「そうよ!良いように使われてるだけよ!!!」
かのん「それが、かのんの魅力ってわけ?私も他人の為に馬車馬になれってこと?」
千砂都「違うよ」
かのん「!」
千砂都「私はそうは思わない。」
かのん「どういうことよ?」
37: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 21:37:39.24 ID:Pwm0YtJd
千砂都「かのんちゃんはね、他人の為に本気になれるんだよ。」
千砂都「まるで自分のことのように、喜んだり、悲しんだり、怒ったり。」
千砂都「私のときも、可可ちゃんのときも、恋ちゃんのときも」
千砂都「すみれちゃんのときも、そうだったんじゃないかな」
かのん「!」
千砂都「誰かのために本気になれて、誰よりもみんなの為に行動できる、それって凄いことじゃないかな?」
千砂都「かのんちゃんはみんなのことが大好きなんだよ。だから大好きな皆のために頑張れる。」
千砂都「みんなはそんなかのんちゃんの姿を見て、大好きになるんじゃないかな。」
千砂都「それが、かのんちゃんの魅力」
かのん「…」
千砂都「まるで自分のことのように、喜んだり、悲しんだり、怒ったり。」
千砂都「私のときも、可可ちゃんのときも、恋ちゃんのときも」
千砂都「すみれちゃんのときも、そうだったんじゃないかな」
かのん「!」
千砂都「誰かのために本気になれて、誰よりもみんなの為に行動できる、それって凄いことじゃないかな?」
千砂都「かのんちゃんはみんなのことが大好きなんだよ。だから大好きな皆のために頑張れる。」
千砂都「みんなはそんなかのんちゃんの姿を見て、大好きになるんじゃないかな。」
千砂都「それが、かのんちゃんの魅力」
かのん「…」
38: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 21:43:02.35 ID:Pwm0YtJd
すみれ「あれ?ちぃちゃんにすみ…かのん!」
かのん「あ…かのん…」
かのん「かのん…私…」
可可「お~い!!!」
ちぃかのすみ「!」
可可「出来マシタ!修理完了デス!」
千砂都「もしかして!」
すみれ「出来たの!?」
可可「はい!!さっきレンレンと試したのですが、無事成功することを、確認シマシタ!」
かのん「何してんのよ!?下手したらさらにカオスになってたじゃないのよ!」
恋「はっ!?確かに…!」
すみれ「わぁ!恋ちゃんもきてたんだね!」
可可「レンレンになるのは新鮮デシタ!」
かのん「あ…かのん…」
かのん「かのん…私…」
可可「お~い!!!」
ちぃかのすみ「!」
可可「出来マシタ!修理完了デス!」
千砂都「もしかして!」
すみれ「出来たの!?」
可可「はい!!さっきレンレンと試したのですが、無事成功することを、確認シマシタ!」
かのん「何してんのよ!?下手したらさらにカオスになってたじゃないのよ!」
恋「はっ!?確かに…!」
すみれ「わぁ!恋ちゃんもきてたんだね!」
可可「レンレンになるのは新鮮デシタ!」
39: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 21:47:48.20 ID:Pwm0YtJd
すみれ「ようやく戻れるね!」
かのん「えぇ!一ヶ月って長すぎよ!」
すみれ「私、戻る前にすみれちゃんに言っておきたいことがあるんだ!」
かのん「な…何よ?」
すみれ「すみれちゃんになって…改めてすみれちゃんって凄い!って思ったの!」
かのん「!」
すみれ「毎日美味しいご飯作ったり、スキンケアに時間かけたり、髪のお手入れだって…わたしなんかじゃ到底出来ないなって思った。」
すみれ「すみれちゃんは夢のために頑張ってる、とっても努力家だったんだなって改めて思ったよ!」
すみれ「すみれちゃんはやっぱり凄いよ!」
かのん「えぇ!一ヶ月って長すぎよ!」
すみれ「私、戻る前にすみれちゃんに言っておきたいことがあるんだ!」
かのん「な…何よ?」
すみれ「すみれちゃんになって…改めてすみれちゃんって凄い!って思ったの!」
かのん「!」
すみれ「毎日美味しいご飯作ったり、スキンケアに時間かけたり、髪のお手入れだって…わたしなんかじゃ到底出来ないなって思った。」
すみれ「すみれちゃんは夢のために頑張ってる、とっても努力家だったんだなって改めて思ったよ!」
すみれ「すみれちゃんはやっぱり凄いよ!」
40: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 21:50:48.25 ID:Pwm0YtJd
かのん「…ッ!」ポロポロ
すみれ「わっ!すみれちゃん!?」
かのん「なんで…なんでアンタは私が一番欲しい言葉を的確にくれるのよ…!」
かのん「ずるいわよ…!」ポロポロ
すみれ「すみれちゃん…?」
かのん「私だって!かのんのこと凄いって一杯思ったわよ!!」
かのん「みんなのために頑張って!!みんなに愛されてるかのんが凄いって!!」
かのん「だから…!戻ってもかのんに負けないんだからね…!」
すみれ「すみれちゃん…」
すみれ「もちろん!私だって負けないよ!」
すみれ「わっ!すみれちゃん!?」
かのん「なんで…なんでアンタは私が一番欲しい言葉を的確にくれるのよ…!」
かのん「ずるいわよ…!」ポロポロ
すみれ「すみれちゃん…?」
かのん「私だって!かのんのこと凄いって一杯思ったわよ!!」
かのん「みんなのために頑張って!!みんなに愛されてるかのんが凄いって!!」
かのん「だから…!戻ってもかのんに負けないんだからね…!」
すみれ「すみれちゃん…」
すみれ「もちろん!私だって負けないよ!」
41: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 21:54:08.43 ID:Pwm0YtJd
恋「良い話です…」ウルウル
千砂都「すみれちゃん…」
可可「じゃあ戻しマスヨ?」
かのん「ちょっと!?まだ余韻が…!」
ヒョイ
かのすみ「アバババババババ!!」ビリビリビリ
かのん「あ…!すみれちゃん!」
すみれ「かのん…?てことは…?」
かのすみ「戻ったぁぁぁぁ!!!」
千砂都「良かったね、二人とも!」
可可「ふぅ~成功して良かったデス…」
恋「え゛!?」
千砂都「すみれちゃん…」
可可「じゃあ戻しマスヨ?」
かのん「ちょっと!?まだ余韻が…!」
ヒョイ
かのすみ「アバババババババ!!」ビリビリビリ
かのん「あ…!すみれちゃん!」
すみれ「かのん…?てことは…?」
かのすみ「戻ったぁぁぁぁ!!!」
千砂都「良かったね、二人とも!」
可可「ふぅ~成功して良かったデス…」
恋「え゛!?」
42: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 21:57:42.35 ID:Pwm0YtJd
かのん「ふぅ~、久しぶりの我が家だぁ~」
かのん「すみれちゃんの姿で喫茶店にはちょくちょく来てたんだけどね…」
ありあ「あ、おかえりなさ~い」
かのん「あ、ありあ!ただいま~」
ありあ「じゃあ今日も晩御飯の後で、ね?」
かのん「?」
ありあ「?じゃないでしょ!約束でしょ!」
かのん(すみれちゃん、何か約束でもしてたのかな?)
ありあ(ふふっ今日は結構際どいの用意したんだ~!楽しみ!!)
かのん「すみれちゃんの姿で喫茶店にはちょくちょく来てたんだけどね…」
ありあ「あ、おかえりなさ~い」
かのん「あ、ありあ!ただいま~」
ありあ「じゃあ今日も晩御飯の後で、ね?」
かのん「?」
ありあ「?じゃないでしょ!約束でしょ!」
かのん(すみれちゃん、何か約束でもしてたのかな?)
ありあ(ふふっ今日は結構際どいの用意したんだ~!楽しみ!!)
43: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 21:59:56.94 ID:Pwm0YtJd
その後、元に戻った事を知ったありあ
そして、すみれに色々した事を知ったかのん
姉妹の間に生じた溝は修復困難になったのでした。
リエラは絆がより深まっていい感じになりました。
そして、すみれに色々した事を知ったかのん
姉妹の間に生じた溝は修復困難になったのでした。
リエラは絆がより深まっていい感じになりました。
44: (SB-iPhone) 2022/01/23(日) 22:00:26.68 ID:Pwm0YtJd
めでたしめでたし…
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1642936348/