1: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 17:13:21.11 ID:BgbKyL9v.net
μ'sキャラで
3: (こんにゃく)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 17:14:18.67 ID:A+3IzUzX.net
ぱなよ
5: (もこりん)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 17:15:21.25 ID:cgkwUuKD.net
海未
8: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 17:17:20.37 ID:BgbKyL9v.net
海未「海未ちゃんと入れ替わっちゃった……」
花陽「こ、こんなことありえません!」
花陽「こ、こんなことありえません!」
10: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 17:25:58.92 ID:BgbKyL9v.net
花陽「待ってください、状況を整理しましょう」
花陽「私がここの廊下を歩いていたところ、曲がってきた花陽とぶつかって……」
海未「入れ替わっちゃった?」
花陽「そんな……人間の精神が入れ替わるなんてありえません!」
花陽「人間の脳の活動は、脳の中を飛び交う電気信号によるものなんですよ?」
花陽「それが、ただぶつかっただけで!」
海未「海未ちゃん落ち着いて!」
海未「目の前に起きてるんだから、信じようよぉ…」
花陽「私がここの廊下を歩いていたところ、曲がってきた花陽とぶつかって……」
海未「入れ替わっちゃった?」
花陽「そんな……人間の精神が入れ替わるなんてありえません!」
花陽「人間の脳の活動は、脳の中を飛び交う電気信号によるものなんですよ?」
花陽「それが、ただぶつかっただけで!」
海未「海未ちゃん落ち着いて!」
海未「目の前に起きてるんだから、信じようよぉ…」
13: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 17:41:52.39 ID:BgbKyL9v.net
花陽「ハァ…ハァ…」
花陽「では、こういう考え方はどうでしょう」
花陽「私は、もとから小泉花陽でした」
花陽「園田海未とぶつかったことで、私が園田海未だったと勘違いしてしまったのです」
花陽「そして、あなたも勘違いしている。これなら科学的にも説明がつきます。」
花陽「そうと決まったら、さあ、園田海未!早く正気を取り戻すのです!」ガバッ
海未「で、でも、海未ちゃん?わたしは海未ちゃんのこと覚えてないし、わたし……花陽が小さかったときのことよく覚えてるんだけどな……」
花陽「ハグゥ……。た、確かに……」
花陽「私も、小泉花陽が知らないはずの、小さいころの穂乃果やことりのことを覚えています……」
海未「だから、本当に…入れ替わったんじゃないかな…?」
花陽「ダトシタラ……ナゼ……アリエナイ……アリエマセン……」ブツブツ
海未「聞いてない」
海未「……ねえ、海未ちゃん?」
海未「原因は分からないけど、入れ替わったことは受け入れて、これからどうするか考えよ?」
花陽「っ……」
花陽「そうですね。私としたことが冷静さを欠いていました。対策を考えましょうか……花陽。」
花陽「では、こういう考え方はどうでしょう」
花陽「私は、もとから小泉花陽でした」
花陽「園田海未とぶつかったことで、私が園田海未だったと勘違いしてしまったのです」
花陽「そして、あなたも勘違いしている。これなら科学的にも説明がつきます。」
花陽「そうと決まったら、さあ、園田海未!早く正気を取り戻すのです!」ガバッ
海未「で、でも、海未ちゃん?わたしは海未ちゃんのこと覚えてないし、わたし……花陽が小さかったときのことよく覚えてるんだけどな……」
花陽「ハグゥ……。た、確かに……」
花陽「私も、小泉花陽が知らないはずの、小さいころの穂乃果やことりのことを覚えています……」
海未「だから、本当に…入れ替わったんじゃないかな…?」
花陽「ダトシタラ……ナゼ……アリエナイ……アリエマセン……」ブツブツ
海未「聞いてない」
海未「……ねえ、海未ちゃん?」
海未「原因は分からないけど、入れ替わったことは受け入れて、これからどうするか考えよ?」
花陽「っ……」
花陽「そうですね。私としたことが冷静さを欠いていました。対策を考えましょうか……花陽。」
14: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 17:50:57.27 ID:BgbKyL9v.net
花陽「では、戻る方法を考えましょうか」
花陽「こういう場合、入れ替わったときと同じことをすればよいというのが定石です」
海未(こういう場合ってどういう場合なんだろう…)
花陽「では、私が廊下を歩くので、花陽はぶつかってきてください」
ゴチン!モドラナイ!エイ!バショヲギャクニシテ!ヤー!コレデモカ!
───
花陽「まさか戻らないとは……」ハァハァ
海未「頭が痛いよぉ……」
花陽「こういう場合、入れ替わったときと同じことをすればよいというのが定石です」
海未(こういう場合ってどういう場合なんだろう…)
花陽「では、私が廊下を歩くので、花陽はぶつかってきてください」
ゴチン!モドラナイ!エイ!バショヲギャクニシテ!ヤー!コレデモカ!
───
花陽「まさか戻らないとは……」ハァハァ
海未「頭が痛いよぉ……」
15: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 17:58:06.20 ID:BgbKyL9v.net
花陽「授業も始まってしまいます。ここはお互いのフリをして授業に出ましょう」
海未「μ'sのみんなに相談した方がいいんじゃないかな?」
花陽「それも考えましたが、わたし自身信じられないことを信じてもらえるはずがないですし、それに……」
花陽「大会前に皆さんに心配かけるわけにいきませんから」
海未「……うん、そうだね」
海未「よし、がんばるね」ニコッ
花陽「ふふっ、お願いしますね」
花陽「花陽のことだから心配要らないと思いますが、ノートはお願いしますね。
あと、口調も。
お弁当は、わたしのを代わりに食べてください」
海未「わかった!海未ちゃんもよろしくね?」
花陽「もちろんです。それでは」
海未「μ'sのみんなに相談した方がいいんじゃないかな?」
花陽「それも考えましたが、わたし自身信じられないことを信じてもらえるはずがないですし、それに……」
花陽「大会前に皆さんに心配かけるわけにいきませんから」
海未「……うん、そうだね」
海未「よし、がんばるね」ニコッ
花陽「ふふっ、お願いしますね」
花陽「花陽のことだから心配要らないと思いますが、ノートはお願いしますね。
あと、口調も。
お弁当は、わたしのを代わりに食べてください」
海未「わかった!海未ちゃんもよろしくね?」
花陽「もちろんです。それでは」
16: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 18:09:10.02 ID:BgbKyL9v.net
2年生の教室
海未(うう……2年生の教室って緊張するなあ……。)
海未(ここ……でいいんだよね)
海未「おはよう……ございます」オズオズ
穂乃果「あ、海未ちゃんおっそーい!穂乃果待ちくたびれちゃったよ!」
ことり「海未ちゃんが時間ギリギリなんて、珍しいね」
海未「穂乃果ちゃん!ことりちゃん!」パァッ
穂乃果・ことり「ちゃん?」
海未「あ、いえ。穂乃果、ことり」キリッ
ことり(……この違和感はなんだろう?)
穂乃果「ほら、海未ちゃん!早く座らないと朝礼始まっちゃうよ!」
海未「は、はい!」
海未「あ……えと」
海未「わたしの席はどこでしたっけ?」
穂乃果「えっ!」
穂乃果「そ、そこだよ?」
ことり「海未ちゃん、大丈夫?」
海未「は、はい。大丈夫です!」
海未「ありがとうございますっ」ニパッ
穂乃果・ことり(はうぅっ)
穂乃果(どうしたんだろ海未ちゃん)
ことり(いつもより純真な感じで)
穂乃果・ことり(ギャップがかわいい……!)
海未(うう……2年生の教室って緊張するなあ……。)
海未(ここ……でいいんだよね)
海未「おはよう……ございます」オズオズ
穂乃果「あ、海未ちゃんおっそーい!穂乃果待ちくたびれちゃったよ!」
ことり「海未ちゃんが時間ギリギリなんて、珍しいね」
海未「穂乃果ちゃん!ことりちゃん!」パァッ
穂乃果・ことり「ちゃん?」
海未「あ、いえ。穂乃果、ことり」キリッ
ことり(……この違和感はなんだろう?)
穂乃果「ほら、海未ちゃん!早く座らないと朝礼始まっちゃうよ!」
海未「は、はい!」
海未「あ……えと」
海未「わたしの席はどこでしたっけ?」
穂乃果「えっ!」
穂乃果「そ、そこだよ?」
ことり「海未ちゃん、大丈夫?」
海未「は、はい。大丈夫です!」
海未「ありがとうございますっ」ニパッ
穂乃果・ことり(はうぅっ)
穂乃果(どうしたんだろ海未ちゃん)
ことり(いつもより純真な感じで)
穂乃果・ことり(ギャップがかわいい……!)
17: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 18:16:30.36 ID:BgbKyL9v.net
1年生の教室
花陽「おはようございます」
凛「かよちんおっはよー!今日は遅かったにゃー」
凛「かよちん、かよちん、真姫ちゃんてばひどいんだよー」
凛「凛が土曜日までの宿題手伝って、って言ったら、『そんなの絶対嫌ー!』だって」ブー
真姫「当たり前じゃない。自分の宿題は自分でやらないと」
凛「真姫ちゃんのケチー!」
真姫「ケチじゃない!」
花陽「……凛!」
花陽「いつまでも甘えていないで、自分のことは自分でできるようにならないと、これから大変なんですよ?全く」
凛・真姫「!!!」
凛「ふぇぇ、かよちんがぁ……海未ちゃんみたいなことをぉ……」
真姫「花陽もたまには言うじゃない」
花陽(はっ……花陽のカラダで……言い過ぎてしまったでしょうか)
花陽「おはようございます」
凛「かよちんおっはよー!今日は遅かったにゃー」
凛「かよちん、かよちん、真姫ちゃんてばひどいんだよー」
凛「凛が土曜日までの宿題手伝って、って言ったら、『そんなの絶対嫌ー!』だって」ブー
真姫「当たり前じゃない。自分の宿題は自分でやらないと」
凛「真姫ちゃんのケチー!」
真姫「ケチじゃない!」
花陽「……凛!」
花陽「いつまでも甘えていないで、自分のことは自分でできるようにならないと、これから大変なんですよ?全く」
凛・真姫「!!!」
凛「ふぇぇ、かよちんがぁ……海未ちゃんみたいなことをぉ……」
真姫「花陽もたまには言うじゃない」
花陽(はっ……花陽のカラダで……言い過ぎてしまったでしょうか)
19: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 18:31:09.41 ID:BgbKyL9v.net
昼休み・2年生の教室
海未「はぁぁ……疲れたよぉ」
海未「授業中当てられなくてよかったです」
穂乃果「海未ちゃーん!お昼ご飯食べよ?」
海未「お昼ご飯!そうだった!」パアアッ
海未「食べましょう食べましょう!」ニコニコ
ことり「ふふっ……今日は海未ちゃんなんだか楽しそう」
海未(これが海未ちゃんちのお弁当かぁ)
海未「いただきまぁす!」
海未「ムグムグムグ」
海未(さすが海未ちゃん!もちろん冷凍食品はひとつもなく、食材も厳選されたもの)
海未(彩りも鮮やか、また、この卵焼きひとつとっても細部にこだわりが見える……)
海未(なによりこのご飯!普通のお米にも関わらず、この炊き方がおかずにマッチしてて……)
海未「う~ん!おいひい~~~」
穂乃果・ことり(かわいすぎて写真に撮りたい)
海未「むん?どうかひまひたか?」モグモグ
穂乃果「ううん!なんでもないよ」
穂乃果「あの、穂乃果のおにぎりも食べる?」
海未「いいの!?食べます!」
海未「うふふ……おいし~い」
穂乃果・ことり(見つめてられない///)
海未「はぁぁ……疲れたよぉ」
海未「授業中当てられなくてよかったです」
穂乃果「海未ちゃーん!お昼ご飯食べよ?」
海未「お昼ご飯!そうだった!」パアアッ
海未「食べましょう食べましょう!」ニコニコ
ことり「ふふっ……今日は海未ちゃんなんだか楽しそう」
海未(これが海未ちゃんちのお弁当かぁ)
海未「いただきまぁす!」
海未「ムグムグムグ」
海未(さすが海未ちゃん!もちろん冷凍食品はひとつもなく、食材も厳選されたもの)
海未(彩りも鮮やか、また、この卵焼きひとつとっても細部にこだわりが見える……)
海未(なによりこのご飯!普通のお米にも関わらず、この炊き方がおかずにマッチしてて……)
海未「う~ん!おいひい~~~」
穂乃果・ことり(かわいすぎて写真に撮りたい)
海未「むん?どうかひまひたか?」モグモグ
穂乃果「ううん!なんでもないよ」
穂乃果「あの、穂乃果のおにぎりも食べる?」
海未「いいの!?食べます!」
海未「うふふ……おいし~い」
穂乃果・ことり(見つめてられない///)
21: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 18:44:49.24 ID:BgbKyL9v.net
昼休み・1年生の教室
花陽(たまには1年生の復習をするのもいいものですね)
花陽(帰ったら今日の2年の授業内容を自力で学ぶのが少し大変ですが、2年の授業を分からないまま受けている花陽の方が大変ですよね)
凛「かよちんどうしたの?お箸止まってるにゃー」
花陽「え、ええ。タベルヨリンチャン」
真姫「なんでカタコトなのよ」
花陽(それにしても花陽のお弁当のご飯はおいしいですね)
花陽(この間食べさせてもらったものより、さらに衝撃的においしいような……)
花陽(花陽の味覚だからでしょうか)
花陽(この味覚でご飯を味わえただけでも入れ替わってよかったかもしれません)
凛「かよちん、ご飯に対する目が真剣そのものにゃ」
真姫「いつものことじゃない」
花陽(たまには1年生の復習をするのもいいものですね)
花陽(帰ったら今日の2年の授業内容を自力で学ぶのが少し大変ですが、2年の授業を分からないまま受けている花陽の方が大変ですよね)
凛「かよちんどうしたの?お箸止まってるにゃー」
花陽「え、ええ。タベルヨリンチャン」
真姫「なんでカタコトなのよ」
花陽(それにしても花陽のお弁当のご飯はおいしいですね)
花陽(この間食べさせてもらったものより、さらに衝撃的においしいような……)
花陽(花陽の味覚だからでしょうか)
花陽(この味覚でご飯を味わえただけでも入れ替わってよかったかもしれません)
凛「かよちん、ご飯に対する目が真剣そのものにゃ」
真姫「いつものことじゃない」
22: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 19:00:56.77 ID:BgbKyL9v.net
5時間目・体育
真姫「持久走大会の予行演習だから、体育は2年生と合同らしいわよ」
凛「やった!じゃあ、海未ちゃんたちと競争だね」
花陽(私も運動部の端くれ、予行演習とは言え、年下には負けるわけにはいきません!)メラメラ
真姫「持久走大会の予行演習だから、体育は2年生と合同らしいわよ」
凛「やった!じゃあ、海未ちゃんたちと競争だね」
花陽(私も運動部の端くれ、予行演習とは言え、年下には負けるわけにはいきません!)メラメラ
24: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 19:14:33.55 ID:BgbKyL9v.net
花陽「勢いよく出発したはいいですが……」
花陽「花陽のカラダなので体力が無かったことを忘れていました……」ゼェゼェ
花陽「それに、胸が大きくて……邪魔と言うか……」
花陽「バランスも取りづらいし…」
花陽「違和感があって……くすぐったい///」ハァ…ハァ…
ことり「花陽ちゃん、大丈夫?顔赤いよ?」
花陽「////」
海未(海未ちゃんのカラダ、すっごく体力がある!どこまでも走れそう!)
海未(初めて…走るのが…気持ちいい!)
海未(海未ちゃんには悪いけど、胸も軽いし!)
凛「さすが海未ちゃん、負けないにゃ!」
海未「凛ちゃん、私も負けないよ!」
「星空凛1位!15分23秒!」
「園田海未2位!15分40秒!」
凛「やったにゃ!海未ちゃんに勝った!」
海未「さすが凛ちゃんだね、えへへ」
海未「そうだ、花陽は…」
穂乃果「真姫ちゃんと花陽ちゃんはまだ……」
真姫・花陽「ヒィ…ヒィ…」
海未(海未ちゃんごめん)
花陽「戻ったら、本大会では負けません!」ゼェゼェ
花陽「花陽のカラダなので体力が無かったことを忘れていました……」ゼェゼェ
花陽「それに、胸が大きくて……邪魔と言うか……」
花陽「バランスも取りづらいし…」
花陽「違和感があって……くすぐったい///」ハァ…ハァ…
ことり「花陽ちゃん、大丈夫?顔赤いよ?」
花陽「////」
海未(海未ちゃんのカラダ、すっごく体力がある!どこまでも走れそう!)
海未(初めて…走るのが…気持ちいい!)
海未(海未ちゃんには悪いけど、胸も軽いし!)
凛「さすが海未ちゃん、負けないにゃ!」
海未「凛ちゃん、私も負けないよ!」
「星空凛1位!15分23秒!」
「園田海未2位!15分40秒!」
凛「やったにゃ!海未ちゃんに勝った!」
海未「さすが凛ちゃんだね、えへへ」
海未「そうだ、花陽は…」
穂乃果「真姫ちゃんと花陽ちゃんはまだ……」
真姫・花陽「ヒィ…ヒィ…」
海未(海未ちゃんごめん)
花陽「戻ったら、本大会では負けません!」ゼェゼェ
25: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 19:42:24.57 ID:BgbKyL9v.net
放課後
花陽「はい、早く練習始めますよ!大会も近いんですからね。起立!」
7人「……」
花陽「どうしました?早く!」
7人「……」
真姫「……花陽、今日のあなた、何かおかしいわよ?」
凛「なんか、いつもより厳しいというか…」
花陽「へ?」
海未「は、花陽はいつも通りだとオモイマスヨ?」オロオロ
穂乃果「そうそう、海未ちゃんも今日なんかおかしいよ!」
ことり「なんかキレがないと思う……」
海未「ピャァッ」
にこ「本当にどうしたの?二人とも」
絵里「何か心配ごとがあるなら遠慮なく言うのよ?」
花陽「いえ、そういうわけでは……」
海未「そうそう、いつも通りで!」
希「ははーん、さては二人、入れ替わったんやな?」
花陽・海未「な、なぜそれを!」
希「えっ」
花陽「はい、早く練習始めますよ!大会も近いんですからね。起立!」
7人「……」
花陽「どうしました?早く!」
7人「……」
真姫「……花陽、今日のあなた、何かおかしいわよ?」
凛「なんか、いつもより厳しいというか…」
花陽「へ?」
海未「は、花陽はいつも通りだとオモイマスヨ?」オロオロ
穂乃果「そうそう、海未ちゃんも今日なんかおかしいよ!」
ことり「なんかキレがないと思う……」
海未「ピャァッ」
にこ「本当にどうしたの?二人とも」
絵里「何か心配ごとがあるなら遠慮なく言うのよ?」
花陽「いえ、そういうわけでは……」
海未「そうそう、いつも通りで!」
希「ははーん、さては二人、入れ替わったんやな?」
花陽・海未「な、なぜそれを!」
希「えっ」
29: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/05(火) 20:23:36.09 ID:BgbKyL9v.net
穂乃果「朝ぶつかって入れ替わった!?」
凛「びっくりにゃー」
希「スピリチュアルなこともあるもんやね」
花陽「信じて……もらえるのですか?」
希「当たり前やん。2人の言うことやし」
花陽「ありがとうございます……!」
にこ「それで、どうすんのよこれから」
花陽「戻れるよう試みたのですが……」
海未「全然戻れなくて……」
にこ「打つ手なしってことね」
凛「びっくりにゃー」
希「スピリチュアルなこともあるもんやね」
花陽「信じて……もらえるのですか?」
希「当たり前やん。2人の言うことやし」
花陽「ありがとうございます……!」
にこ「それで、どうすんのよこれから」
花陽「戻れるよう試みたのですが……」
海未「全然戻れなくて……」
にこ「打つ手なしってことね」
35: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/08(金) 23:46:52.80 ID:Ggu7BwZR.net
海未宅前
海未「非常事態ってことで、結局練習もそこそこに帰ることになっちゃった。……お互いの家に。」
海未「ううう、海未ちゃんち緊張するよぉ」ガラガラガラ
海未「ただいま……」キョロキョロ
海未母「あら、海未さんお帰りなさい」
海未母「お風呂沸いてますから、先に入ってくださいな」
海未「は、はい!」
海未母「?」
海未(お風呂ってつまりそういうことだよね……うわあああ/////)
海未「非常事態ってことで、結局練習もそこそこに帰ることになっちゃった。……お互いの家に。」
海未「ううう、海未ちゃんち緊張するよぉ」ガラガラガラ
海未「ただいま……」キョロキョロ
海未母「あら、海未さんお帰りなさい」
海未母「お風呂沸いてますから、先に入ってくださいな」
海未「は、はい!」
海未母「?」
海未(お風呂ってつまりそういうことだよね……うわあああ/////)
36: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/08(金) 23:47:35.08 ID:Ggu7BwZR.net
─────チャポン
海未「ふぅ……疲れちゃったな」
海未「海未ちゃんと入れ替わるなんて、今朝は想像もしなかったよ……」
海未「それにしても……」
海未「海未ちゃん、髪が綺麗だなぁ」
海未「私クセっ毛だから羨ましい……」サワサワ
海未「繊細な髪の毛……」
海未「肌もいつもより敏感な気がする」
海未「スベスベで……」
チラッ
海未「うわぁっ海未ちゃん!?こ、これは違うの! 」
海未「……って鏡か」
海未「海未ちゃんやっぱりかわいいなあ」
海未「いつもキリッとしてるところが素敵で、でもたまに見せる無邪気さがアイドルとしても先輩としても最高で……!」
海未「色んな表情見てみたいな……いいよね、今は自分の顔だし!」
海未「ニコッ」
海未「上目遣い」
海未「穂乃果ちゃんを叱る顔」コラッ
海未「甘え顔」テヘッ
海未「えへへー」
海未母「海未さんまだ上がりませんかー」
海未「え、は、はい!すぐ上がります////」
海未「ふぅ……疲れちゃったな」
海未「海未ちゃんと入れ替わるなんて、今朝は想像もしなかったよ……」
海未「それにしても……」
海未「海未ちゃん、髪が綺麗だなぁ」
海未「私クセっ毛だから羨ましい……」サワサワ
海未「繊細な髪の毛……」
海未「肌もいつもより敏感な気がする」
海未「スベスベで……」
チラッ
海未「うわぁっ海未ちゃん!?こ、これは違うの! 」
海未「……って鏡か」
海未「海未ちゃんやっぱりかわいいなあ」
海未「いつもキリッとしてるところが素敵で、でもたまに見せる無邪気さがアイドルとしても先輩としても最高で……!」
海未「色んな表情見てみたいな……いいよね、今は自分の顔だし!」
海未「ニコッ」
海未「上目遣い」
海未「穂乃果ちゃんを叱る顔」コラッ
海未「甘え顔」テヘッ
海未「えへへー」
海未母「海未さんまだ上がりませんかー」
海未「え、は、はい!すぐ上がります////」
37: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/08(金) 23:55:30.42 ID:Ggu7BwZR.net
花陽宅前
花陽「ただいま帰りました」
花陽母「あら、お帰りなさい。ご飯できてるわよ」
花陽「はい、いただきます」
花陽母「どうしたの?そんな言葉遣い」クスッ
花陽「あ、や、タベルヨー!」
花陽(難しいです……)
花陽「ただいま帰りました」
花陽母「あら、お帰りなさい。ご飯できてるわよ」
花陽「はい、いただきます」
花陽母「どうしたの?そんな言葉遣い」クスッ
花陽「あ、や、タベルヨー!」
花陽(難しいです……)
40: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/09(土) 00:08:24.27 ID:UxFs2oSs.net
風呂
花陽「あんなに食べることになるとは思いませんでした……」
花陽「お弁当は少なめだったのですね。花陽らしいです」ふふっ
花陽「しかし、花陽は胸が……大きいですね」
花陽「視界がこんなに遮られるなんて」
花陽「このくらいあれば私も……やめておきましょう」
花陽「自分がなってみて気づきましたが、洗いづらいんですね///」
花陽「肩も重いですし、私は今のままでよかったかも知れません!」
花陽「私は何を言っているんでしょう///」
花陽「あんなに食べることになるとは思いませんでした……」
花陽「お弁当は少なめだったのですね。花陽らしいです」ふふっ
花陽「しかし、花陽は胸が……大きいですね」
花陽「視界がこんなに遮られるなんて」
花陽「このくらいあれば私も……やめておきましょう」
花陽「自分がなってみて気づきましたが、洗いづらいんですね///」
花陽「肩も重いですし、私は今のままでよかったかも知れません!」
花陽「私は何を言っているんでしょう///」
41: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/09(土) 00:17:58.21 ID:UxFs2oSs.net
翌朝通学路
穂乃果「海未ちゃんおっはよー!」ダキィッ
海未「ほ、穂乃果ちゃん!?」
ことり「穂乃果ちゃん、今は花陽ちゃんだよ?」
穂乃果「ああ、そっかそっかぁ」
海未(びっくりしたぁ、穂乃果ちゃんに抱きつかれちゃった///)
穂乃果「で、どうだった?海未ちゃんちは」
海未「海未ちゃんのお母さん綺麗でした……ご飯も和風でおいしいし、それに海未ちゃんも綺麗だし……」
穂乃果「海未ちゃんが綺麗?」
ことり「花陽ちゃん昨日何したの?」
海未「あっ!な、何もシテナイヨ?///」
ことり「へー、そっかぁ」ふふふ
海未「本当にしてないんですって!///」
穂乃果「海未ちゃんおっはよー!」ダキィッ
海未「ほ、穂乃果ちゃん!?」
ことり「穂乃果ちゃん、今は花陽ちゃんだよ?」
穂乃果「ああ、そっかそっかぁ」
海未(びっくりしたぁ、穂乃果ちゃんに抱きつかれちゃった///)
穂乃果「で、どうだった?海未ちゃんちは」
海未「海未ちゃんのお母さん綺麗でした……ご飯も和風でおいしいし、それに海未ちゃんも綺麗だし……」
穂乃果「海未ちゃんが綺麗?」
ことり「花陽ちゃん昨日何したの?」
海未「あっ!な、何もシテナイヨ?///」
ことり「へー、そっかぁ」ふふふ
海未「本当にしてないんですって!///」
42: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/09(土) 00:28:34.43 ID:UxFs2oSs.net
凛「かよちんおっはよー!」ギューッ><
花陽「うわぁぁぁ凛!」
凛「あれ、『凛』?」
花陽「……私は花陽だと、昨日話したではないですか」
凛「あ、そうだった。忘れてたにゃ!」バッ
花陽「別に放さなくてもいいですが…」
凛「だって……海未ちゃんいつも怒ってるイメージがあるんだもん」ボソッ
花陽「ふふ、いつも厳しいことを言うのは、怒っているわけではないですよ。私はただ皆さんと一緒に夢を叶えたいだけです」
花陽「ただ、そう想われてるなら、ちょっと伝えかたが悪いんでしょうか」
凛「……」
凛「海未ちゃん、手、つなご?」
花陽「いいのですか?」
凛「うん!凛は海未ちゃん大好きだもん!」
凛「凛はかよちんになった海未ちゃんも海未ちゃんになったかよちんも大好きにゃー!」
花陽「凛ったら……笑」
花陽「うわぁぁぁ凛!」
凛「あれ、『凛』?」
花陽「……私は花陽だと、昨日話したではないですか」
凛「あ、そうだった。忘れてたにゃ!」バッ
花陽「別に放さなくてもいいですが…」
凛「だって……海未ちゃんいつも怒ってるイメージがあるんだもん」ボソッ
花陽「ふふ、いつも厳しいことを言うのは、怒っているわけではないですよ。私はただ皆さんと一緒に夢を叶えたいだけです」
花陽「ただ、そう想われてるなら、ちょっと伝えかたが悪いんでしょうか」
凛「……」
凛「海未ちゃん、手、つなご?」
花陽「いいのですか?」
凛「うん!凛は海未ちゃん大好きだもん!」
凛「凛はかよちんになった海未ちゃんも海未ちゃんになったかよちんも大好きにゃー!」
花陽「凛ったら……笑」
43: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/09(土) 00:38:13.49 ID:UxFs2oSs.net
校門
希「おおーい!花陽ちゃん、海未ちゃーん!」タッタッタッ
希「ハァ…ハァ…よかった…会えた」
希「あのな、うちな、昨日入れ替わりについてしらべてたんやけど、戻りかた分かったんよ!」
花陽「本当ですか!」
穂乃果「希ちゃんすごーい!」
希「戻りかたについては行きながら説明するから、とりあえず2人とも昨日ぶつかったところ案内して!」
花陽・海未「分かりました!」
穂乃果「わたしたちも行こう!」
ことり・凛「うん!」
希「おおーい!花陽ちゃん、海未ちゃーん!」タッタッタッ
希「ハァ…ハァ…よかった…会えた」
希「あのな、うちな、昨日入れ替わりについてしらべてたんやけど、戻りかた分かったんよ!」
花陽「本当ですか!」
穂乃果「希ちゃんすごーい!」
希「戻りかたについては行きながら説明するから、とりあえず2人とも昨日ぶつかったところ案内して!」
花陽・海未「分かりました!」
穂乃果「わたしたちも行こう!」
ことり・凛「うん!」
46: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/09(土) 01:14:09.87 ID:4ufw8TLt.net
希「あのな、やり方は簡単。同じ場所で、同じ状況を再現する」
花陽「それは昨日もやりましたが」
希「昨日言ってたもんね。それが気に掛かってたんやけど、もう1つ条件があったんよ」
希「それが、太陽の高度。」
海未「つまり…」
花陽「時間……!」
希「二人とも察しがええね。さて、その時間まであと……2分!急ご、2人とも!」
花陽「それは昨日もやりましたが」
希「昨日言ってたもんね。それが気に掛かってたんやけど、もう1つ条件があったんよ」
希「それが、太陽の高度。」
海未「つまり…」
花陽「時間……!」
希「二人とも察しがええね。さて、その時間まであと……2分!急ご、2人とも!」
47: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/09(土) 01:19:22.57 ID:Bk6tVUGF.net
希「さあ、2人とも準備はええ?」
花陽・海未「はい!」
希「いくでえええええ……」
希「ハイ!」
ゴッチーン!
花陽「イタタタタ」
海未「痛い…」
穂乃果「海未ちゃん!」
凛「かよちん!」
海未「穂乃果…?」
花陽「凛ちゃん…」
6人「……戻ったー!」
花陽・海未「はい!」
希「いくでえええええ……」
希「ハイ!」
ゴッチーン!
花陽「イタタタタ」
海未「痛い…」
穂乃果「海未ちゃん!」
凛「かよちん!」
海未「穂乃果…?」
花陽「凛ちゃん…」
6人「……戻ったー!」
48: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/09(土) 01:28:48.43 ID:Bk6tVUGF.net
花陽「そういうわけで、この話は幕を閉じました」
海未「と思ったんですが……」
真姫「わー!真姫ちゃん背ー高いにゃー!」
凛「凛、なんてことしてくれたのよ!」
穂乃果「おもしろーい!ね、絵里ちゃんも明日やろ?」
絵里「もう……みんな……」
花陽「次の日には戻れるってことで悪ふざけが……ね……」
海未「全く……」
海未「穂乃果、凛!悪ふざけはやめなさいとあれほど言ったではないですか!」
真姫「そっちは真姫ちゃんだにゃー!」
海未「ああ……もう!!!」
花陽「しばらく騒がしい日が続きそうです、えへへ」
おしまい
海未「と思ったんですが……」
真姫「わー!真姫ちゃん背ー高いにゃー!」
凛「凛、なんてことしてくれたのよ!」
穂乃果「おもしろーい!ね、絵里ちゃんも明日やろ?」
絵里「もう……みんな……」
花陽「次の日には戻れるってことで悪ふざけが……ね……」
海未「全く……」
海未「穂乃果、凛!悪ふざけはやめなさいとあれほど言ったではないですか!」
真姫「そっちは真姫ちゃんだにゃー!」
海未「ああ……もう!!!」
花陽「しばらく騒がしい日が続きそうです、えへへ」
おしまい
45: (芋)@\(^o^)/ 2015/05/09(土) 01:03:54.83 ID:s87vlrtv.net
かよちんに海未ちゃんのアイドルとしての可能性を模索してほしい
49: (茸)@\(^o^)/ 2015/05/09(土) 01:39:48.25 ID:Bk6tVUGF.net
>>45
海未「海未ちゃんかわいいんだから色々やってみたらいいのに……」
海未「例えば隣の高校のあの人みたいに」
海未『みんなー!来てくれてありがとー\(*^^*)/』
海未「かわいい……」
海未「雑誌に出てたあの人みたいな」
海未『海未ね、今日は疲れたなの』
ズキューン
海未「こ、これは破壊力高いです……!」
海未『あんた、やるじゃん』
海未「うーんギャップがいいなあ……」
海未「じゃあこれは……!」
─────────
海未「ふう、楽しかったあ」
海未「……でも、やっぱりいつも海未ちゃんがいちばんいいね!」
海未「早く海未ちゃんが出す海未ちゃんの笑顔が見たいなあ」
海未「海未ちゃんかわいいんだから色々やってみたらいいのに……」
海未「例えば隣の高校のあの人みたいに」
海未『みんなー!来てくれてありがとー\(*^^*)/』
海未「かわいい……」
海未「雑誌に出てたあの人みたいな」
海未『海未ね、今日は疲れたなの』
ズキューン
海未「こ、これは破壊力高いです……!」
海未『あんた、やるじゃん』
海未「うーんギャップがいいなあ……」
海未「じゃあこれは……!」
─────────
海未「ふう、楽しかったあ」
海未「……でも、やっぱりいつも海未ちゃんがいちばんいいね!」
海未「早く海未ちゃんが出す海未ちゃんの笑顔が見たいなあ」
引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1430813601/