【SS】真姫 「考え事」3

SS


3: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 21:15:57.06 ID:MvArbA36
真姫 「……」 ペラッ ペラッ

にこ 「こんな日にも変わらず真姫は静かに読書してるわね……いつも本ばかり読んで飽きないのかしら?」

海未 「読書は良いことですよ、にこ。にこももう少し読書をするべきです」

にこ 「あー、もううるさいわね、にこだってちゃんと本は読んでるわよ。花陽、例の!」

花陽 「はいっ、こちらに!!」 スッ

海未 「……それは?」
 
4: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 21:19:11.69 ID:MvArbA36
花陽 「こちらはあの有名雑誌の今月号です! なんと私とにこちゃんがお気に入りのアイドルの特集があるんですよ!!」

にこ 「ね? 読書してるでしょ?」

海未 「読書と言えば読書ですけど……そういうことではなくてですね……」

花陽 「それでここなんですけど……」

にこ 「なっ!? あのアイドルのインタビューも載ってるじゃない!?」

花陽 「そうなんです!! このアイドルがインタビューに答えるなんてものすごくレアですよ!!」
 
5: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 21:19:54.64 ID:MvArbA36
海未 「……」 チラッ

にこ・花陽 「「ワイワイ ワイワイ」」

海未 「……」 チラッ

にこ・花陽 「「……?」」

にこ 「なに、海未、興味あんの?」

海未 「そ、そんなわけはっ! ただ破廉恥かどうか確認しようとしただけで……」

にこ 「本当に? 実は海未も雑誌読みたいんじゃないの?」 ニヤニヤ

海未 「なっ!?///」 カァァ
 
7: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 21:25:42.22 ID:MvArbA36
花陽 「三人で一緒に読みましょう! このモデルさんのカッコいいポーズとか、振り付けを考えるのに役に立つかもしれませんし」

海未 「そ、そこまで言うのなら……///」

にこ 「へぇ、モデルさん、カッコいいわね。私もモデルやってみようかしら」

海未 「えっ?」

にこ 「なによ文句ある?」

海未 「えっと、モデルというのは、絵里くらいのスタイルの人がするものではないのですか?」

にこ 「私だってスタイル抜群よ!!」
 
8: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 21:26:14.39 ID:MvArbA36
海未 「……にこ、あなたにはあなたの良さがあるんですよ」 グスッ

にこ 「ぬぁんでよ!!」

花陽 「にこちゃん……にこちゃんの強い意志には本当に感動しちゃうな……」 グスッ

にこ 「さらにぬぁんでよ!!」

真姫 「……」 ペラッ ペラッ

真姫 (にこちゃん、モデル……)

—————

———


 
9: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 21:32:08.34 ID:MvArbA36
海未 「……」 キリッ

にこ 「……」 キリッ

ことり 「良いよ、良いよ。その感じだよ」 カシャカシャ

ことり 「じゃあ一回休憩入ろうか」

オツカレサマデース

真姫 「にこちゃん、お疲れ様。はい、水」

にこ 「ありがとう真姫マネージャー。どうだったかしら、にこのモデル仕事は」
 
10: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 21:34:09.13 ID:MvArbA36
真姫 「ええ、良かったわ。にこちゃんはスタイル抜群というわけではないけど、可愛い小悪魔的な魅力があるから……モデルの仕事もできると思ってたわ」

にこ 「ふふ、分かってるじゃない」

真姫 「でも、あのカメラマン……ことりさん? あの人、さっきから海未の方ばかり贔屓してない?」

にこ 「……やっぱりそう思う?」

真姫 「私がガツンと言ってくるわ!」
 
11: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 21:35:38.64 ID:MvArbA36
にこ 「ま、待って真姫! 大丈夫だから!」

真姫 「にこちゃんが大丈夫でも、私が嫌なのよ!」

にこ 「そうじゃなくて!」

真姫 「?」

にこ 「ちゃんと実力を見せつけてやるから、安心してって言ってるのよ」 フフ






 
12: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 21:36:31.02 ID:MvArbA36
ことり 「では再開しますので、よろしくお願いします」

海未 「はい、よろしくお願いします」 ペコッ

にこ 「よろしくお願いします」 ペコッ

真姫 「……」

真姫 (実力を見せつけてやるって、にこちゃん一体どうするつもりなのかしら)

にこ 「……海未」 ヒソヒソ

海未 「……ん? なんです、にこ。そんな小声で」 ヒソヒソ
 
13: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 21:39:34.75 ID:MvArbA36
にこ 「……同じモデルとして、負けないから」 ヒソヒソ

海未 「……望むところです。私も負けません」 ヒソヒソ

ことり 「じゃあ行きますよーー!」

海未 「……」 キリッ

にこ 「……」 キリッ

ことり 「うん!! 二人とも最高だよ〜特に海未ちゃん、そのクールな瞳が良いね!」 カシャカシャ
 
14: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 21:45:23.19 ID:MvArbA36
ことり 「でもクールじゃないのも欲しいかも」

海未 「……クールじゃないの、ですか?」

ことり 「うん。もっと負けてる感じというか」

海未 「はぁ……」

ことり 「ふふ、涙目というか」 ニヤリ

海未 「っ!」 ビクッ

海未 (なぜか一瞬寒気が……)
 
15: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 21:46:17.99 ID:MvArbA36
ことり 「次はマケミちゃんって感じで行こうか!」 カシャカシャ

海未 「ひぃ!」

真姫 「! また海未の方ばかり贔屓して!」

にこ (なるほどね……)

にこ 「ことりさん」

ことり 「……」 カシャカシャ

にこ 「にこのアイドル力を見せてやるわっ!」 キラッ
 
17: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 21:54:23.81 ID:MvArbA36
ことり 「ぐへへ、良いよ海未ちゃ……」

にこ 「にっこにっこにーーっ!」 パァァ

ことり 「!?」

にこ 「あなたのハートににこにこにー♪ 笑顔届ける矢澤にこにこー♪ にこにーって覚えてラブにこっ♪」

ことり (何この眩しい光は!?)

真姫 「ふっ……そういうことね、にこちゃん」
 
18: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 21:59:44.04 ID:MvArbA36
にこ 「ことりさん! 最高の海未と私を撮ってください!」

ことり 「!」

ことり (そうだ……)

ことり (私は服が好きだった。そしてその服を着こなして輝く人たちも……)

ことり (そんな人たちの最高の写真を撮るために……たくさん勉強して今こうして仕事にできてるのに……)

ことり (すっかり忘れてた)
 
19: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 22:00:22.96 ID:MvArbA36
ことり 「海未ちゃん。もっと凛々しいあなたを撮るよ」

海未 「えっ? もう少し涙目の方が良いとさっき……」

ことり 「ううん、その海未ちゃんも魅力的だけど、一番輝くのはカッコいい海未ちゃんだから。そして、にこちゃん」

にこ 「!」
 
20: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 22:04:25.69 ID:MvArbA36
ことり 「最高に可愛いあなたを撮る。私、頑張るよ!!」

ナイススマイルッ!

アリガトウゴザイマシタ!

真姫 「……海未やカメラマンだけじゃなく、みんなを、現場の雰囲気を明るくした」

真姫 「これがアイドルなのね……にこちゃん!」



———

—————
 
21: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 22:22:32.82 ID:MvArbA36
真姫 「……っ」 ペラッ ペラッ

にこ 「!?」

花陽 「も、もしかして今のって……」 ヒソヒソ

海未 「ええ、ページがめくれる音より小さかったですが……」 ヒソヒソ

にこ 「舌打ちよね……」 ヒソヒソ

花陽 「そうだよね、普通、読書中にこんなうるさかったらイラっとするよね……」 ヒソヒソ

海未 「少し静かにしましょう……」 ヒソヒソ

にこ 「そうしましょう……」 ヒソヒソ
 
22: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 22:37:10.61 ID:MvArbA36
真姫 「……」 ペラッ ペラッ

真姫 (いけないわ。我ながらあまりに完璧な脚本に泣いてしまうところだったわ)

にこ 「じゃあ静かに話すけど、こないだ刑事ドラマがテレビでやってたのよ。あの九時にやってる」

花陽 「あっ! あの刑事ドラマですね!」

にこ 「そうそう」

海未 「刑事ドラマというと……太陽にほえ ! ですね!」

にこ 「いや古すぎるわよ!?」
 
23: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 22:38:19.03 ID:MvArbA36
海未 「すいません……家庭の事情で昔のドラマしか知らなくて……」 ショボーン

にこ 「え、え、えっと! 違うのよ海未! 別に古いから悪いってわけじゃなくて」 アセアセ

花陽 「海未ちゃん! 知らなくても大丈夫! そのドラマの魅力を今から教えるよ!」

海未 「花陽……!」 パァァ

花陽 「その刑事ドラマは、テンポ感が良くて、あっという間に見終わっちゃうの」
 
24: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 22:39:13.55 ID:MvArbA36
にこ 「そうね。出演者たちの演技も臨場感がすごくて、気付いた時にはもう一話見終わってるわ」

海未 「そんなに面白い刑事ドラマなんですね……今度両親にお願いしてみます! そういえばにこは、先程はモデルの話をしましたが、女優には興味はないんですか?」

にこ 「女優? まあアイドルが女優をするのは昭和からあるあるだし……興味がないわけではないけど、今はアイドル一筋ね」
 
25: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 22:40:03.01 ID:MvArbA36
海未 「にこなら女優もきっとできますよ! 演技かと思うくらい、いつもオーバーリアクションですし!」

にこ 「ぬぁんでよ!!」

花陽 「にこちゃんなら、どんな役でもきっとすごく目立つと思う! 例えば刑事ドラマなら、仮に死体役だったとしても倒れるときにトリプルアクセルを決めて倒れたりするはずだよ!」

にこ 「さらにぬぁんでよ!!」

真姫 「……」 ペラッ ペラッ

真姫 (刑事ドラマに出てるにこちゃん……)

―――――

―――


 
26: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 22:56:54.22 ID:MvArbA36
にこ 「真姫刑事! ここが強盗犯が人質を取って立て篭った倉庫に違いないのよね?」

真姫 「ええ、そのはずよ」

にこ 「……時間はない。直接交渉するしかない」

真姫 「! 真正面から向き合うつもり!? 相手は銃を持ってるのよ!?」

にこ 「それでも、放っておいたら何をするか分からないわ」
 
27: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 23:00:29.53 ID:MvArbA36
ガラッ

にこ 「銃を下ろせ!」

穂乃果 「この拳銃が見えないかな? 下手に攻撃したら人質の命は無いよ?」 カチャリ

花陽 「ひぃぃぃ! ダレカタスケテェー!」

真姫 「そちらは一人……こちらは二人。素直に諦めた方が身のためだと思うけど」

穂乃果 「悪いけど、百発百中の穂乃果と呼ばれてる私が、負けるとは思えないな」
 
28: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 23:01:00.63 ID:MvArbA36
にこ 「百発百中? 世の中に100パーセントなんて存在しない。100パーセント果汁と書いてあっても、濃縮還元であるようにね!」

真姫 「いまいち例えが分かりにくいわね」

穂乃果 「うるさいっ! 悪いけどあなたには消えてもらうよ!」 バンッ

カキン

カキン

カキン

穂乃果 「ぐはっ!?」 バタッ
 
29: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 23:02:13.88 ID:MvArbA36
にこ 「……」

真姫 「……」

穂乃果 「……ふふ、まさか穂乃果が見えない速度で銃を撃つなんて、やるね」

にこ 「いや撃ってないんだけど……」

穂乃果 「でもまだ膝に受けた程度。まだまだ弾丸は残ってるんだよ? 人質なんて簡単に消せるくらいにね」 カチャリ

花陽 「ダンガンノコッテルノォ!?」
 
30: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 23:02:59.84 ID:MvArbA36
にこ 「こうなったらこっちも撃つしかないみたいね……」 カチャリ

真姫 「! にこちゃん!?」

にこ 「仕方ないのよっ! 人質を助けるためには!」 バンッ

カキン

カキン

カキン

にこ 「ぐはっ!?」 バタッ
 
31: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 23:11:06.25 ID:MvArbA36
穂乃果 「……」

真姫 「……」

にこ 「……ふふ、百発百中の穂乃果だったかしら? 残念だけど心臓は狙えなかったみたいね」

穂乃果 「いや撃ってないんだけど……」

にこ 「お互い負傷してるこの状況で、どっちが勝つと思う? 犯人さん?」

穂乃果 「ふふ、それはもちろん穂乃果だよ。悪いけど刑事さんお二人とも、命は貰うよ」
 
32: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 23:11:54.41 ID:MvArbA36
真姫 「こうなったら!」 カチャリ

にこ 「真姫!?」

真姫 「邪魔しないでにこちゃん! 私だってできる!」 バンッ

カキン

カキン

カキン

花陽 「ぐはっ!?」 バタッ
 
33: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 23:12:48.31 ID:MvArbA36
真姫 「……」

にこ 「……」

穂乃果 「……」

花陽 「最後に……お米山盛りが食べ……たかった……」 パタッ

真姫 「……やってしまったわ」

にこ 「何やってるのよぉぉぉぉぉーーー!! 真姫ぃぃぃぃぃーーー!!」
 
34: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 23:40:14.33 ID:MvArbA36
穂乃果 「人質がいなくなってしまったのなら仕方ない。さよなら、おバカ刑事コンビっ!」 バンッ

にこ 「なっ! そうはさせるかっ!」 バンッ

カキン

カキン

カキン

穂乃果 「っ!?」 バタッ

にこ 「っ!?」 バタッ

真姫 「にこちゃん!?」
 
35: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 23:40:59.86 ID:MvArbA36
真姫 (そのにこちゃんが倒れる姿は……まるで……そう、スケートリンクでのトリプルアクセルのよう)

にこ 「フィナーレよ」 クルクル

にこ 「」 パタッ

真姫 「そ、そんな……嘘でしょ……」

穂乃果 「」

花陽 「」

真姫 「にこちゃん……にこちゃーーーーーーーん!!」

ニコチャーーーン

ニコチャーン

ニコチャ



———

—————
 
36: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 23:42:12.81 ID:MvArbA36
真姫 「……ふふふ、あはは」 ペラッ ペラッ

真姫 (いやいくら刑事ドラマに詳しくないからって、こんなとんでもギャグ展開が思い付くなんて……さすが天才真姫ちゃんね)

にこ 「!?」

花陽 「も、もしかして今のって……」 ヒソヒソ

海未 「ええ、ページがめくれる音より小さかったですが……」 ヒソヒソ

にこ 「笑ってたわよね……」 ヒソヒソ

花陽 「私たちの話を聞いてたとか……」 ヒソヒソ
 
37: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 23:43:02.72 ID:MvArbA36
海未 「にしては間が空きすぎじゃないですか……」 ヒソヒソ

にこ 「じゃあ本が面白かったのよ、本の題名は……」 ヒソヒソ

海未 「Happy Birthday 西木野……」

にこ 「……いくらなんでもアピールしすぎじゃない?」

花陽 「真姫ちゃん……」

真姫 「……」 ペラッ ペラッ
 
38: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 23:44:16.12 ID:MvArbA36
にこ 「ねえ、真姫」

真姫 「! 何かしらにこちゃん」

にこ 「そんなアピールしなくたって、みんなちゃんと、あんたの誕生日は覚えてるわよ」

ガラッ

希 「ハッピーバースデー真姫ちゃん!! いぇーーい! 後で真姫ちゃんの一年間がハッピーになるように、ウチがパワーをあげるイベントがあるから楽しみにしててな」

絵里 「おめでとう真姫。誕生日ケーキも用意したわよ!! 上のチョコは私が貰っても良いかしら!?」
 
39: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 23:45:17.77 ID:MvArbA36
穂乃果 「真姫ちゃんおめでとーー! その刑事ドラマ、穂乃果も見てるから部屋につい入りたくなっちゃったけど、ちゃんと我慢したよ!」

ことり 「おめでとう真姫ちゃん! 真姫ちゃんに似合いそうな服もたくさん用意したから楽しみにしててね♪」

凛 「かよちんと一緒にプレゼント選んだんだ〜。おめでとう真姫ちゃん! これからもよろしくにゃーーー!」

真姫 「みんな……」
 
40: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 23:45:58.49 ID:MvArbA36
花陽 「おめでとう真姫ちゃん! えっと花陽はまだまだ不器用で上手く話せないことも多いけど、でもこれからも真姫ちゃんといっぱい話せたら嬉しいな! よろしくね!!」

海未 「……みんな言いたいことがたくさんあるでしょうから私からは一言だけ。メロディに乗せる私の言葉は、真姫のメロディだからこそ輝くんです。いつもありがとう、真姫」

真姫 「……」

にこ 「良かったわね、真姫」
 
41: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 23:47:01.48 ID:MvArbA36
真姫 「……まったく、みんないつまでそういうごっこ遊びが好きなのかしら」

にこ 「もう、あんた相変わらず素直じゃないんだから。誕生日くらい素直に喜びなさいよ。おめでとう、真姫」

真姫 「……うん」

にこ 「じゃあ改めて」

一同 「「ハッピーバースデー! 真姫(ちゃん)!」」

真姫 「みんな……ありがとう!」 ニコッ

おわり
 
42: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 23:50:03.03 ID:MvArbA36
貼り忘れましたが、この作品はこちらのシリーズの続編となっております。前回から約一年越しの更新ですね。

真姫 「考え事」
【SS】真姫 「考え事」【ラブライブ!】
真姫 「……」 ペラッ ペラッ にこ 「今日も真姫は静かに読書してるわね……いつも本ばかり読んで飽きないのかしら?」 絵里 「本を読むことは素晴らしいことよ、にこ。にこも少しは本を読みなさい」 にこ 「わ、私は良いのよ! アイドルの勉強は基本的に本じゃなくて映像でするんだから!」 アセアセ 絵里 「あのねぇ……アイドルの勉強も大事だけど、そもそも私たちは学生なんだから、本を読む習慣はつけるべきなの!」


真姫 「考え事」2
【SS】真姫「考え事」2【ラブライブ!】
真姫 「……」 ペラッ ペラッ にこ 「相変わらず真姫は静かに読書してるわね……いつも本ばかり読んで飽きないのかしら?」 希 「にこっちと違って真姫ちゃんはしっかりしとるからね」 フフ にこ 「なに? 本を読まない私がしっかりしてないって言いたいわけ?」 希 「別に~」 にこ 「なによ! その態度!」 穂乃果 「ちょ、にこちゃん落ち着いて!」

 
43: (やわらか銀行) 2022/04/19(火) 23:52:35.69 ID:MvArbA36
ありがとうございました。
ギリ日付が終わる前に書き切れて良かったです。
真姫ちゃんお誕生日おめでとうございます!!
 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1650370267/

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