1: (らっかせい) 2022/04/29(金) 21:49:05.39 ID:U2fYoFUg
ピピピピピ
ピピピピピ
愛「ん…」
ピピピピピ
愛「よし、3、2、1で起きよ」
愛「3、2、1」
愛「よし!おーきた!」
愛「…あれ?なんでこんな早く起きたんだっけ?」
愛「まいっか!ランニングして学校いこっと」
ピピピピピ
愛「ん…」
ピピピピピ
愛「よし、3、2、1で起きよ」
愛「3、2、1」
愛「よし!おーきた!」
愛「…あれ?なんでこんな早く起きたんだっけ?」
愛「まいっか!ランニングして学校いこっと」
4: (らっかせい) 2022/04/29(金) 21:52:52.13 ID:U2fYoFUg
───
──
愛「おばーちゃん行ってきまーす!」
愛「あれ?」
愛「…やっば!カリン忘れてた!!!」
愛「でんわでんわ!」
愛「もしもし?!カリン!?」
愛「ごめんかんっぜんに忘れてた!」
果林「え~…今何時なのよ…」
愛「8時だよ8時!カリンじゃ絶対間に合わないでしょ?」
果林「じゃあ今日は休むわね…」
──
愛「おばーちゃん行ってきまーす!」
愛「あれ?」
愛「…やっば!カリン忘れてた!!!」
愛「でんわでんわ!」
愛「もしもし?!カリン!?」
愛「ごめんかんっぜんに忘れてた!」
果林「え~…今何時なのよ…」
愛「8時だよ8時!カリンじゃ絶対間に合わないでしょ?」
果林「じゃあ今日は休むわね…」
7: (らっかせい) 2022/04/29(金) 21:57:17.93 ID:U2fYoFUg
果林「エマ…そこのワイシャツ取ってくれるかし…………」
ツーツーツー
愛「ちょっと?!カリン?!カーリーンー!!」
愛「てかエマっち今日からいないんじゃないのー?!」
プルルルルル
プルルルルル
タダイマ、デンワニデルコトガデキマセン
愛「もー!なんでよー!」
愛「どーしよ…とりあえずエマっちに連絡?」
愛〈ねーねー!エマっちどーしよ!カリン起こすの忘れちゃった!〉
愛〈てか電話しても出ない!〉
ツーツーツー
愛「ちょっと?!カリン?!カーリーンー!!」
愛「てかエマっち今日からいないんじゃないのー?!」
プルルルルル
プルルルルル
タダイマ、デンワニデルコトガデキマセン
愛「もー!なんでよー!」
愛「どーしよ…とりあえずエマっちに連絡?」
愛〈ねーねー!エマっちどーしよ!カリン起こすの忘れちゃった!〉
愛〈てか電話しても出ない!〉
11: (らっかせい) 2022/04/29(金) 22:04:26.49 ID:U2fYoFUg
エマ〈愛ちゃんは時間大丈夫なの?〉
愛〈アタシは全然大丈夫だけど…〉
エマ〈とりあえず愛ちゃんは学校行ってていいよ〉
愛〈カリンはどうするの?〉
エマ〈私が起こしに行ってくるね〉
エマ〈鍵も私が持ってるし〉
愛〈え!そうなの?〉
エマ〈うん!〉
エマ〈連絡ありがとう!〉
愛〈ほんとごめん!ありがと!〉
愛「カリン…ごめんより先に心配の方が勝つよ…」
愛〈アタシは全然大丈夫だけど…〉
エマ〈とりあえず愛ちゃんは学校行ってていいよ〉
愛〈カリンはどうするの?〉
エマ〈私が起こしに行ってくるね〉
エマ〈鍵も私が持ってるし〉
愛〈え!そうなの?〉
エマ〈うん!〉
エマ〈連絡ありがとう!〉
愛〈ほんとごめん!ありがと!〉
愛「カリン…ごめんより先に心配の方が勝つよ…」
14: (らっかせい) 2022/04/29(金) 22:13:22.61 ID:U2fYoFUg
───
──
果林「愛?」
愛「な、なに?」
果林「なんで起こしてくれなかったのよ」
愛「え?えー?」
果林「えー?じゃないわよ…お陰で1限は遅刻したじゃない」
愛「ほんっとにごめん!」
愛「けど一応電話したんだよね、2回」
果林「え?」
果林「一回しかなけなかったでしょ?」
愛「2回目かけようとしたら『タダイマ、デンワニデルコトガデキマセン』って」
──
果林「愛?」
愛「な、なに?」
果林「なんで起こしてくれなかったのよ」
愛「え?えー?」
果林「えー?じゃないわよ…お陰で1限は遅刻したじゃない」
愛「ほんっとにごめん!」
愛「けど一応電話したんだよね、2回」
果林「え?」
果林「一回しかなけなかったでしょ?」
愛「2回目かけようとしたら『タダイマ、デンワニデルコトガデキマセン』って」
15: (らっかせい) 2022/04/29(金) 22:20:57.82 ID:U2fYoFUg
果林「…………」
果林「…だから起こしてもらった時スマホの電源切れてたのね」ボソ
愛「カーーーリーーーンーーー????聞こえてるぞーーーーーーー?」
果林「き、今日は私が悪かったわ!ごめんなさい」
果林「明日も起こしてくれる?」
愛「1人で頑張って準備するんだよ?」
果林「…頑張るわ」
愛「頑張るじゃなくてやらなくちゃだめなんだってー!」
果林「できるだけは頑張るつもりよ、私も学校に遅れたい訳じゃないもの」
愛「ほんとに大丈夫かなー?」
果林「私だってやらなきゃいけない時はやるのよ?」
果林「じゃあまた明日」
愛「愛さんも超全力で起こすからねっ!」
果林「はいはい」
愛「よーし!アタシも今日は早く寝よーっと!」
果林「…だから起こしてもらった時スマホの電源切れてたのね」ボソ
愛「カーーーリーーーンーーー????聞こえてるぞーーーーーーー?」
果林「き、今日は私が悪かったわ!ごめんなさい」
果林「明日も起こしてくれる?」
愛「1人で頑張って準備するんだよ?」
果林「…頑張るわ」
愛「頑張るじゃなくてやらなくちゃだめなんだってー!」
果林「できるだけは頑張るつもりよ、私も学校に遅れたい訳じゃないもの」
愛「ほんとに大丈夫かなー?」
果林「私だってやらなきゃいけない時はやるのよ?」
果林「じゃあまた明日」
愛「愛さんも超全力で起こすからねっ!」
果林「はいはい」
愛「よーし!アタシも今日は早く寝よーっと!」
18: (らっかせい) 2022/04/29(金) 22:32:37.15 ID:U2fYoFUg
───
──
ピピピピピ
ピピピピピ
愛「んん…はっ!カリン!」
愛「同じ失敗はしないんだからね」
プルルルルル
果林「ん……ん…」
愛「もしもーし!おっはよー!」
愛「太陽がサンサン輝いてるよ!にひひ」
──
ピピピピピ
ピピピピピ
愛「んん…はっ!カリン!」
愛「同じ失敗はしないんだからね」
プルルルルル
果林「ん……ん…」
愛「もしもーし!おっはよー!」
愛「太陽がサンサン輝いてるよ!にひひ」
20: (らっかせい) 2022/04/29(金) 22:39:21.97 ID:U2fYoFUg
果林「ん…」
愛「ちょっとー!!今日はちゃんと起きるって言ってたでしょー?!」
果林「分かったわよ…エマ…服…」
愛「エマっちはいないんだってばー!!」
果林「…………うるさいわね…わかってるわよ…」
愛「ちょっと悲しそうなトーンで言わないのー、愛さんがいるでしょ?」
愛「はい、まずは洗顔しに行こうね」
果林「うん…」
愛「ちょっとー!!今日はちゃんと起きるって言ってたでしょー?!」
果林「分かったわよ…エマ…服…」
愛「エマっちはいないんだってばー!!」
果林「…………うるさいわね…わかってるわよ…」
愛「ちょっと悲しそうなトーンで言わないのー、愛さんがいるでしょ?」
愛「はい、まずは洗顔しに行こうね」
果林「うん…」
21: (らっかせい) 2022/04/29(金) 22:45:01.28 ID:U2fYoFUg
ドン!
ガタン!
ドン!ドン!
愛「?!」
愛「…カリン?」
果林「うぅ…ぐすん」
愛「え?泣いてるの?」
果林「もういやよ…」
愛「ええ?!本当に泣いてるの?!」
果林「愛…来て…」
ガタン!
ドン!ドン!
愛「?!」
愛「…カリン?」
果林「うぅ…ぐすん」
愛「え?泣いてるの?」
果林「もういやよ…」
愛「ええ?!本当に泣いてるの?!」
果林「愛…来て…」
23: (らっかせい) 2022/04/29(金) 22:49:04.15 ID:U2fYoFUg
愛「アタシまだ何も準備してないんだよね…」
愛「ほら立って!頑張って!」
愛「ってか家で転ぶってどういう状況??」
果林「ううん…」
愛「??」
愛「お水の音聞こえるし洗顔してるんだね、偉いよカリン」
果林「…………っよし」
果林「おはよう愛」
愛「うん!おはよー」
果林「もう大丈夫よ、ありがとう」
愛「ほんとに?」
果林「ええ、目も覚めたしあとは自分でできるわ」
愛「分かった!じゃあ同好会でね!」
果林「ええ、本当にありがとう」
愛「どーいたしまして!」
愛「ほら立って!頑張って!」
愛「ってか家で転ぶってどういう状況??」
果林「ううん…」
愛「??」
愛「お水の音聞こえるし洗顔してるんだね、偉いよカリン」
果林「…………っよし」
果林「おはよう愛」
愛「うん!おはよー」
果林「もう大丈夫よ、ありがとう」
愛「ほんとに?」
果林「ええ、目も覚めたしあとは自分でできるわ」
愛「分かった!じゃあ同好会でね!」
果林「ええ、本当にありがとう」
愛「どーいたしまして!」
24: (らっかせい) 2022/04/29(金) 22:55:34.12 ID:U2fYoFUg
───
──
果林「やっぱりエマがいなくてもなんとかなるわね」
果林「流石にこれ以上迷惑はかけてられないわ」
果林「鍵持った、教科書もある、今日は同好会だから着替え…」
果林「よし!完璧ね!」
果林「1、2年生の時と比べて遅刻回数減ったって言われたしこの調子で頑張らないと」
果林「逆にエマを起こしに行けるまで頑張っちゃうんだから♪」
──
果林「やっぱりエマがいなくてもなんとかなるわね」
果林「流石にこれ以上迷惑はかけてられないわ」
果林「鍵持った、教科書もある、今日は同好会だから着替え…」
果林「よし!完璧ね!」
果林「1、2年生の時と比べて遅刻回数減ったって言われたしこの調子で頑張らないと」
果林「逆にエマを起こしに行けるまで頑張っちゃうんだから♪」
25: (らっかせい) 2022/04/29(金) 23:03:17.64 ID:U2fYoFUg
───
──
愛「えーー?!カリンが学校に来てない?!」
エマ「うん…心配だから果林ちゃんの教室に行ったんだけど今日は来てないって…」
エマ「何か連絡もらってない?」
愛「ずっと機内モードにしてたからわかんないや…」
果林〈たすけて〉
愛「あ!助けてって言ってる!ちょうど2限の時間!」
エマ「今お昼休みだから結構時間経っちゃってるね…」
愛〈どうしたの?!事故とか?!〉
愛「カリンごめんね…愛さんが最後までいてあげれば…」
愛「どうしよう…もしかして本当に事故に遭ってたら…」
──
愛「えーー?!カリンが学校に来てない?!」
エマ「うん…心配だから果林ちゃんの教室に行ったんだけど今日は来てないって…」
エマ「何か連絡もらってない?」
愛「ずっと機内モードにしてたからわかんないや…」
果林〈たすけて〉
愛「あ!助けてって言ってる!ちょうど2限の時間!」
エマ「今お昼休みだから結構時間経っちゃってるね…」
愛〈どうしたの?!事故とか?!〉
愛「カリンごめんね…愛さんが最後までいてあげれば…」
愛「どうしよう…もしかして本当に事故に遭ってたら…」
27: (らっかせい) 2022/04/29(金) 23:14:30.17 ID:U2fYoFUg
果林〈ここってどこかわかる?〉
愛「あ!連絡きた!」
愛「…ん???」
愛〈そこって上野の動物園じゃない?〉
果林〈確かに地図にはそうかいてあるわね〉
愛〈ニジガクからだいぶ離れたところだと思うけど…〉
果林〈あら、そうなのね〉
愛〈もしかして誘拐されちゃったとか?!〉
果林〈大丈夫よ、自分の脚でちゃんと来たわ〉
愛「自分の脚?」
愛「あ!連絡きた!」
愛「…ん???」
愛〈そこって上野の動物園じゃない?〉
果林〈確かに地図にはそうかいてあるわね〉
愛〈ニジガクからだいぶ離れたところだと思うけど…〉
果林〈あら、そうなのね〉
愛〈もしかして誘拐されちゃったとか?!〉
果林〈大丈夫よ、自分の脚でちゃんと来たわ〉
愛「自分の脚?」
29: (らっかせい) 2022/04/29(金) 23:20:32.88 ID:U2fYoFUg
エマ「どうだった…?」
愛「たぶん道に迷った?のかな?」
エマ「あ、道に迷ってるだけなんだね~無事でよかったよ~」
愛「それって無事なの?」
エマ「うん!大丈夫だよ!」
果林〈見て〉
愛〈その写真今日撮ったの?〉
果林〈そうよ〉
果林〈本当パンダってかわいいわね〉
愛〈もしかして動物園の中に入ってるの?〉
愛「たぶん道に迷った?のかな?」
エマ「あ、道に迷ってるだけなんだね~無事でよかったよ~」
愛「それって無事なの?」
エマ「うん!大丈夫だよ!」
果林〈見て〉
愛〈その写真今日撮ったの?〉
果林〈そうよ〉
果林〈本当パンダってかわいいわね〉
愛〈もしかして動物園の中に入ってるの?〉
33: (らっかせい) 2022/04/29(金) 23:28:40.79 ID:U2fYoFUg
果林〈人が多かったから並んでみたのよ〉
果林〈そうしたらいつの間にかここにいたわ〉
果林〈つい見惚れちゃって〉
愛〈確かにめっちゃ可愛いよね!〉
愛〈でもさ学校は?〉
愛「…………」
愛「…………」
愛「……………………」
愛「………………………………」
愛〈ちょっと既読無視しないでよ~!〉
愛〈せっかく起こしたのにサボるのはよくないよ~〉
果林〈そうしたらいつの間にかここにいたわ〉
果林〈つい見惚れちゃって〉
愛〈確かにめっちゃ可愛いよね!〉
愛〈でもさ学校は?〉
愛「…………」
愛「…………」
愛「……………………」
愛「………………………………」
愛〈ちょっと既読無視しないでよ~!〉
愛〈せっかく起こしたのにサボるのはよくないよ~〉
38: (らっかせい) 2022/04/29(金) 23:45:28.97 ID:U2fYoFUg
果林〈サボる気はなかったわよ〉
果林〈自分でも登校できるように敢えてエマには連絡しなかったし〉
果林〈そうしたらいつの間にかここにきちゃってて…〉
愛〈そっか…〉
愛〈遅刻でもいいから学校来ようね〉
果林〈そのことについてなんだけど〉
果林〈愛が動物園まで来てくれないかしら?〉
愛〈今から?!〉
愛〈アタシ今学校なんだけど…〉
果林〈自分でも登校できるように敢えてエマには連絡しなかったし〉
果林〈そうしたらいつの間にかここにきちゃってて…〉
愛〈そっか…〉
愛〈遅刻でもいいから学校来ようね〉
果林〈そのことについてなんだけど〉
果林〈愛が動物園まで来てくれないかしら?〉
愛〈今から?!〉
愛〈アタシ今学校なんだけど…〉
39: (らっかせい) 2022/04/29(金) 23:57:16.85 ID:U2fYoFUg
果林〈困ったわね…エマがお泊まり会してる時くらいはエマに頼りたくないのよね…〉
果林〈とりあえず部活の時間までには着くように頑張るわ〉
果林〈できるだけ頑張るから休み時間ごとに連絡してくれるかしら〉
愛〈わかった!一緒に頑張ろっ〉
果林〈ありがとう〉
エマ「大丈夫そう?」
愛「うん、なんとかなりそう」
エマ「よかったよ~寝る前に連絡はしてたんだけどやっぱり心配だったんだよね」
愛「愛さんに任せて!」
エマ「ありがとう!4日目は私の部屋でお泊まり会するからあと1日だけよろしくね」
愛「うん!」
愛「あ、そういえばちょっと貸して欲しいものがあるんだけど…」
果林〈とりあえず部活の時間までには着くように頑張るわ〉
果林〈できるだけ頑張るから休み時間ごとに連絡してくれるかしら〉
愛〈わかった!一緒に頑張ろっ〉
果林〈ありがとう〉
エマ「大丈夫そう?」
愛「うん、なんとかなりそう」
エマ「よかったよ~寝る前に連絡はしてたんだけどやっぱり心配だったんだよね」
愛「愛さんに任せて!」
エマ「ありがとう!4日目は私の部屋でお泊まり会するからあと1日だけよろしくね」
愛「うん!」
愛「あ、そういえばちょっと貸して欲しいものがあるんだけど…」
40: (らっかせい) 2022/04/30(土) 00:05:37.65 ID:cPXTVssy
───
──
キーンコーンカーンコーン
果林〈今ここなんだけど…〉
愛〈ええ?!そこってニジガクから真反対じゃない?!〉
果林〈黄緑色の電車に乗ったらここまできてたのよ〉
愛〈あー…〉
愛〈6時間目終わったらそっこー迎えに行くからできるだけニジガクに近づいててね!〉
果林〈わかったわ〉
愛〈『新橋』って駅で降りるといいと思う!〉
果林〈ありがとう〉
愛「大丈夫かな…愛さん心配だよ…」
──
キーンコーンカーンコーン
果林〈今ここなんだけど…〉
愛〈ええ?!そこってニジガクから真反対じゃない?!〉
果林〈黄緑色の電車に乗ったらここまできてたのよ〉
愛〈あー…〉
愛〈6時間目終わったらそっこー迎えに行くからできるだけニジガクに近づいててね!〉
果林〈わかったわ〉
愛〈『新橋』って駅で降りるといいと思う!〉
果林〈ありがとう〉
愛「大丈夫かな…愛さん心配だよ…」
41: (らっかせい) 2022/04/30(土) 00:15:50.92 ID:cPXTVssy
───
──
果林〈今日は本当に助かったわ〉
愛〈全然だいじょーぶだよ〉
愛〈でも新橋じゃなくてレインボーブリッジにいるとは思わなかったよ…〉
果林〈仕方ないじゃない、私の知ってる橋はそこしかなかったのよ〉
愛〈そうだね!それならしょうがない!〉
果林〈何はともあれ明後日でエマが帰ってくるから愛に起こしてもらうのは明日で終わりね〉
果林〈ありがとう、本当に助かったわ〉
愛〈なんだかんだ楽しかったよ〉
果林〈そう?それはよかったわ〉
果林〈でももう心配はしなくていいわよ〉
果林〈明日はちゃんと起きるから電話しなくていいわ〉
愛〈大丈夫?〉
果林〈メッセージだけで十分よ〉
愛〈わかった〉
愛〈じゃあまた明日ね!〉
果林〈ええ〉
愛〈おやすみー〉
──
果林〈今日は本当に助かったわ〉
愛〈全然だいじょーぶだよ〉
愛〈でも新橋じゃなくてレインボーブリッジにいるとは思わなかったよ…〉
果林〈仕方ないじゃない、私の知ってる橋はそこしかなかったのよ〉
愛〈そうだね!それならしょうがない!〉
果林〈何はともあれ明後日でエマが帰ってくるから愛に起こしてもらうのは明日で終わりね〉
果林〈ありがとう、本当に助かったわ〉
愛〈なんだかんだ楽しかったよ〉
果林〈そう?それはよかったわ〉
果林〈でももう心配はしなくていいわよ〉
果林〈明日はちゃんと起きるから電話しなくていいわ〉
愛〈大丈夫?〉
果林〈メッセージだけで十分よ〉
愛〈わかった〉
愛〈じゃあまた明日ね!〉
果林〈ええ〉
愛〈おやすみー〉
42: (らっかせい) 2022/04/30(土) 00:25:00.71 ID:cPXTVssy
───
──
ピピピピピ
ピピピピピ
愛「…んん」
愛「3、2、1」
愛「よっし!おはよ!っと」
愛「この時間に起きれば…多分カリンの寮まで余裕持って着けるはず…」
愛「にしし、カリンびっくりするかな?」
──
ピピピピピ
ピピピピピ
愛「…んん」
愛「3、2、1」
愛「よっし!おはよ!っと」
愛「この時間に起きれば…多分カリンの寮まで余裕持って着けるはず…」
愛「にしし、カリンびっくりするかな?」
43: (らっかせい) 2022/04/30(土) 00:33:13.54 ID:cPXTVssy
───
──
ピピピピピ
ピピピピピ
ピピピピピ
ピピピピピ
果林「…………うるさいわね」
ピピピピピ
ピピピピピ
ピピピピピ
果林「わかってるわよ……」
──
ピピピピピ
ピピピピピ
ピピピピピ
ピピピピピ
果林「…………うるさいわね」
ピピピピピ
ピピピピピ
ピピピピピ
果林「わかってるわよ……」
44: (らっかせい) 2022/04/30(土) 00:38:31.36 ID:cPXTVssy
果林「エマ……」
果林「……」
ピロン
愛〈朝だよ!〉
果林「あ…愛」
果林〈眠い〉
果林「また電話してくれるかしら……」
果林「……」
ピロン
愛〈朝だよ!〉
果林「あ…愛」
果林〈眠い〉
果林「また電話してくれるかしら……」
45: (らっかせい) 2022/04/30(土) 00:44:36.85 ID:cPXTVssy
ピロン
愛〈そろそろ起きて!〉
果林「んん…」
果林〈あと5分〉
果林「…やっぱりダメね」
果林「ちゃんと起きないと」
果林〈今起きた〉
…ガチャン!
愛〈そろそろ起きて!〉
果林「んん…」
果林〈あと5分〉
果林「…やっぱりダメね」
果林「ちゃんと起きないと」
果林〈今起きた〉
…ガチャン!
46: (らっかせい) 2022/04/30(土) 00:46:45.53 ID:cPXTVssy
果林「?!誰…?」
果林「エ、エマ…?」
果林「もしかして私鍵落としちゃったのかしら…」
果林「本当に誰…?返事して!」
愛「カーーリーーーンーー!!おっはよーーー!!!」
果林「ええ!?愛?!どうして?」
愛「エマっちから合鍵借りてきたんだよねー」
愛「どう?びっくりした?」
果林「エ、エマ…?」
果林「もしかして私鍵落としちゃったのかしら…」
果林「本当に誰…?返事して!」
愛「カーーリーーーンーー!!おっはよーーー!!!」
果林「ええ!?愛?!どうして?」
愛「エマっちから合鍵借りてきたんだよねー」
愛「どう?びっくりした?」
47: (らっかせい) 2022/04/30(土) 00:56:53.16 ID:cPXTVssy
果林「あ、当たり前よ!」
愛「目ちゃんと覚めたでしょ?」
果林「まあそうだけど…」
愛「玄関じゃ寒いから中入ってもいい?」
果林「少し散らかってるけどいいわよ」
愛「ありがとっ!お邪魔しまーす」
果林「まさかここに来るから早く起きたとかじゃないでしょうね」
愛「ん?そーだけど?」
果林「別にここまでしなくてもいいのよ」
愛「いいのいいのー好きでやってるんだから」
果林「そう…ありがとう」
愛「うん!どーいたしま…」
愛「目ちゃんと覚めたでしょ?」
果林「まあそうだけど…」
愛「玄関じゃ寒いから中入ってもいい?」
果林「少し散らかってるけどいいわよ」
愛「ありがとっ!お邪魔しまーす」
果林「まさかここに来るから早く起きたとかじゃないでしょうね」
愛「ん?そーだけど?」
果林「別にここまでしなくてもいいのよ」
愛「いいのいいのー好きでやってるんだから」
果林「そう…ありがとう」
愛「うん!どーいたしま…」
48: (らっかせい) 2022/04/30(土) 01:08:15.96 ID:cPXTVssy
愛「うっわ!部屋散らかりすぎじゃない?!」
愛「ちょっとちょっと!洗濯物はどれなの?!」
愛「教科書も床に置きっぱなしじゃん!表紙とか折れちゃうよ!」
果林「洗濯物はそこにあるもの全部ね」
愛「多くない?!」
愛「洗濯はしてるの?」
果林「…いつもはエマがやってくれてるからここ3日間くらいはやってないわね…………」
愛「学校のワイシャツとか…もしかして…」
果林「それは1週間分用意してあるわ!」
愛「それならいいんだけど…」
愛「ちょっとちょっと!洗濯物はどれなの?!」
愛「教科書も床に置きっぱなしじゃん!表紙とか折れちゃうよ!」
果林「洗濯物はそこにあるもの全部ね」
愛「多くない?!」
愛「洗濯はしてるの?」
果林「…いつもはエマがやってくれてるからここ3日間くらいはやってないわね…………」
愛「学校のワイシャツとか…もしかして…」
果林「それは1週間分用意してあるわ!」
愛「それならいいんだけど…」
49: (らっかせい) 2022/04/30(土) 01:16:49.50 ID:cPXTVssy
愛「じゃあ…果林は教科書とか片付けてね」
愛「愛さんは洗濯物やるから」
果林「それより私は学校に行く準備したいんだけど」
愛「そっか…どーしよ…」
愛「わかった!愛さんが片付けとかしとくから準備しておいて!」
果林「わかったわ」
愛「1時間あれば干すまではできるよね…この時間に洗濯機って回していいの?うるさくならない?」
果林「エマは回してたしいいんじゃない?」
愛「もしかしてやったことないの?」
果林「エマが来てからはやったことないわね…」
愛「ちゃんとありがとうって言わなきゃだめだよ?」
果林「もちろんよ」
果林「じゃあ用意してくるわね」
愛「愛さんは洗濯物やるから」
果林「それより私は学校に行く準備したいんだけど」
愛「そっか…どーしよ…」
愛「わかった!愛さんが片付けとかしとくから準備しておいて!」
果林「わかったわ」
愛「1時間あれば干すまではできるよね…この時間に洗濯機って回していいの?うるさくならない?」
果林「エマは回してたしいいんじゃない?」
愛「もしかしてやったことないの?」
果林「エマが来てからはやったことないわね…」
愛「ちゃんとありがとうって言わなきゃだめだよ?」
果林「もちろんよ」
果林「じゃあ用意してくるわね」
50: (らっかせい) 2022/04/30(土) 01:25:51.97 ID:cPXTVssy
───
──
愛「あーーやばいよ~~!!!おわんないよ~~!!」
果林「流石に諦めましょ?ここまでやれば十分だと思うわ」
愛「あ~~~!!諦めるのはなんか嫌な感じする~~!!」
愛「あと5分!あと5分だけ!」
果林「今の愛なら絶対に20分くらいやるわね…」
愛「はい!カリン!」
果林「え?いきなり掃除機渡されても…」
愛「え?」
愛「やるでしょ?掃除」
果林「ええ…?」
──
愛「あーーやばいよ~~!!!おわんないよ~~!!」
果林「流石に諦めましょ?ここまでやれば十分だと思うわ」
愛「あ~~~!!諦めるのはなんか嫌な感じする~~!!」
愛「あと5分!あと5分だけ!」
果林「今の愛なら絶対に20分くらいやるわね…」
愛「はい!カリン!」
果林「え?いきなり掃除機渡されても…」
愛「え?」
愛「やるでしょ?掃除」
果林「ええ…?」
51: (らっかせい) 2022/04/30(土) 01:38:53.22 ID:cPXTVssy
───
──
愛「はっ…はっ…」
果林「はあ…はあ…」
果林「はあ…少し歩きましょ?」
愛「だめだよー!少しでも歩いたら絶対間に合わないよーー!!」
果林「愛ってばムキになりすぎなのよ…」
愛「だって気になるじゃん?」
果林「気になりすぎよ!」
愛「あははははっ!走ってる途中に笑わせないでよー!」
果林「でもこれできっとエマに褒められるわ」
愛「そりゃそうだよ~!めっちゃ綺麗になったもん!」
キーンコーンカーンコーン
あいかり「あ」
愛「あははははは!!!」
果林「ふふっ」
愛「ゆっくりいこっか」
果林「そうね」
愛「また先生に遅刻したこと怒られちゃうんじゃない?」
果林「その時はエマに助けてもらおうかしら?」
愛「エマージェンシーって感じ?」
果林「そうね、エマだけに」
おしまい
──
愛「はっ…はっ…」
果林「はあ…はあ…」
果林「はあ…少し歩きましょ?」
愛「だめだよー!少しでも歩いたら絶対間に合わないよーー!!」
果林「愛ってばムキになりすぎなのよ…」
愛「だって気になるじゃん?」
果林「気になりすぎよ!」
愛「あははははっ!走ってる途中に笑わせないでよー!」
果林「でもこれできっとエマに褒められるわ」
愛「そりゃそうだよ~!めっちゃ綺麗になったもん!」
キーンコーンカーンコーン
あいかり「あ」
愛「あははははは!!!」
果林「ふふっ」
愛「ゆっくりいこっか」
果林「そうね」
愛「また先生に遅刻したこと怒られちゃうんじゃない?」
果林「その時はエマに助けてもらおうかしら?」
愛「エマージェンシーって感じ?」
果林「そうね、エマだけに」
おしまい
52: (らっかせい) 2022/04/30(土) 01:39:52.69 ID:cPXTVssy
こんな感じな距離感かなーって4話のスマホ画面見ながら思いました
最後まで読んでくれてありがとうございました
最後まで読んでくれてありがとうございました
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1651236545/