1: (えびふりゃー) 2022/05/17(火) 18:14:42.79 ID:g0KXXWhY
ちさすみです
2: (えびふりゃー) 2022/05/17(火) 18:15:31.80 ID:g0KXXWhY
カランカラン…
店員「いらっしゃいませー」
千砂都「こんにちは~…一人で…あ」
店員「お一人様ですか?」
千砂都「えっと…ゴニョゴニョ…」
―――――
店員「すみませんお客様」
???「はい?」
店員「お連れの方がいらっしゃったようですが…」
???「え、連れなんて…」
千砂都「やっほ、すみれちゃん」ヒョコッ
店員「いらっしゃいませー」
千砂都「こんにちは~…一人で…あ」
店員「お一人様ですか?」
千砂都「えっと…ゴニョゴニョ…」
―――――
店員「すみませんお客様」
???「はい?」
店員「お連れの方がいらっしゃったようですが…」
???「え、連れなんて…」
千砂都「やっほ、すみれちゃん」ヒョコッ
4: (えびふりゃー) 2022/05/17(火) 18:20:13.28 ID:g0KXXWhY
店員「ごゆっくりどうぞ~」
すみれ「…あのね、私は一人で優雅にお茶してたのだけれど?」
千砂都「いいじゃんいいじゃん、ご一緒させてよ?」
すみれ「はぁ…まぁいいけど」
千砂都「やったぁ♪」
すみれ「あんたって、一人で喫茶店とか行くタイプだったのね」
千砂都「まぁね~。店員さーん!この白桃のケーキとホットミルク一つ!」
すみれ「…あのね、私は一人で優雅にお茶してたのだけれど?」
千砂都「いいじゃんいいじゃん、ご一緒させてよ?」
すみれ「はぁ…まぁいいけど」
千砂都「やったぁ♪」
すみれ「あんたって、一人で喫茶店とか行くタイプだったのね」
千砂都「まぁね~。店員さーん!この白桃のケーキとホットミルク一つ!」
6: (えびふりゃー) 2022/05/17(火) 18:25:03.45 ID:g0KXXWhY
千砂都「すみれちゃんも喫茶店巡りとかするの?」
すみれ「ちょくちょく。ここは抹茶ラテが美味しいから」ズズッ
千砂都「へぇ~!ねぇねぇ、一口分けてくれない?」
すみれ「無理矢理相席までして図々し過ぎない??」
千砂都「ねぇ~いいでしょ?おねがぁい」ウルウル
すみれ「もう…一口だけよ?」
千砂都「わぁい♪ありがと!いただきま~す♪」
すみれ「ちょくちょく。ここは抹茶ラテが美味しいから」ズズッ
千砂都「へぇ~!ねぇねぇ、一口分けてくれない?」
すみれ「無理矢理相席までして図々し過ぎない??」
千砂都「ねぇ~いいでしょ?おねがぁい」ウルウル
すみれ「もう…一口だけよ?」
千砂都「わぁい♪ありがと!いただきま~す♪」
8: (えびふりゃー) 2022/05/17(火) 18:30:03.56 ID:g0KXXWhY
千砂都「ぷは~!これ、美味しいね」
すみれ「ふふっ、わかるでしょ?ほろ苦い抹茶と優しい甘さのミルクが」
千砂都「もう一口飲みたい!いい?」
すみれ「聞きなさいよ!あとダメったらダメ!」
千砂都「ちぇ~。すみれちゃんのケチー」ブーブー
すみれ「ケチで結構よ」
千砂都「どうしてもダメ?」ウルウル
すみれ「…そんな聞き方ズルいじゃない…いいわよ」
千砂都「やったぁ!ありがと、すみれちゃん♡」ケロッ
すみれ「あっ…!あんたダマしたわね!!」
すみれ「ふふっ、わかるでしょ?ほろ苦い抹茶と優しい甘さのミルクが」
千砂都「もう一口飲みたい!いい?」
すみれ「聞きなさいよ!あとダメったらダメ!」
千砂都「ちぇ~。すみれちゃんのケチー」ブーブー
すみれ「ケチで結構よ」
千砂都「どうしてもダメ?」ウルウル
すみれ「…そんな聞き方ズルいじゃない…いいわよ」
千砂都「やったぁ!ありがと、すみれちゃん♡」ケロッ
すみれ「あっ…!あんたダマしたわね!!」
9: (えびふりゃー) 2022/05/17(火) 18:35:01.42 ID:g0KXXWhY
ーーーーー
店員「お待たせしました~。こちら白桃のケーキとホットミルクです」
千砂都「わぁ~い!えへへ、美味しそ~♪」
すみれ「あんた、桃好きなんだっけ」
千砂都「うん!甘くて瑞々しくて~、それに何よりあのまん丸なフォルム!可愛いよね~!」
すみれ(これは切られてるけどいいのかしら…?)
千砂都「あむっ。ん~!美味し~♡」
店員「お待たせしました~。こちら白桃のケーキとホットミルクです」
千砂都「わぁ~い!えへへ、美味しそ~♪」
すみれ「あんた、桃好きなんだっけ」
千砂都「うん!甘くて瑞々しくて~、それに何よりあのまん丸なフォルム!可愛いよね~!」
すみれ(これは切られてるけどいいのかしら…?)
千砂都「あむっ。ん~!美味し~♡」
10: (えびふりゃー) 2022/05/17(火) 18:40:12.94 ID:g0KXXWhY
すみれ「ね、私にも一口わけてちょうだいよ」
千砂都「いいよ~。はいっ!」
すみれ「ありがと」ザクッ
千砂都「あ~!ちょっと、すみれちゃん一口大きすぎ!」
すみれ「さっきのお返しよ、はむっ…ん、コレ結構イケるわね」
千砂都「ぶーぶー、すみれちゃんの欲張り~!」
すみれ「あんたには言われたくないわっ!」
千砂都「いいよ~。はいっ!」
すみれ「ありがと」ザクッ
千砂都「あ~!ちょっと、すみれちゃん一口大きすぎ!」
すみれ「さっきのお返しよ、はむっ…ん、コレ結構イケるわね」
千砂都「ぶーぶー、すみれちゃんの欲張り~!」
すみれ「あんたには言われたくないわっ!」
11: (えびふりゃー) 2022/05/17(火) 18:46:58.04 ID:g0KXXWhY
―――――
千砂都「ごくっ…ごくっ…ぷはぁ~。ご馳走様でしたっ!」
すみれ「ふぅ…私もご馳走様」
千砂都「すみれちゃんはこの後どうするの?」
すみれ「ん~…もうちょっとゆっくりしようと思ってたけど…千砂都は?」
千砂都「私はこれからランニング。食べた分きっちり運動しなきゃだからね!」
すみれ「そ。なら、私も付き合うわ」
千砂都「えっ、いいの?すみれちゃん、ゆっくりしたいんじゃ…」
すみれ「まぁ…楽しいティータイムのお返し、かしらね?」
千砂都「…!えへへ、ありがとっ!」
千砂都「ごくっ…ごくっ…ぷはぁ~。ご馳走様でしたっ!」
すみれ「ふぅ…私もご馳走様」
千砂都「すみれちゃんはこの後どうするの?」
すみれ「ん~…もうちょっとゆっくりしようと思ってたけど…千砂都は?」
千砂都「私はこれからランニング。食べた分きっちり運動しなきゃだからね!」
すみれ「そ。なら、私も付き合うわ」
千砂都「えっ、いいの?すみれちゃん、ゆっくりしたいんじゃ…」
すみれ「まぁ…楽しいティータイムのお返し、かしらね?」
千砂都「…!えへへ、ありがとっ!」
12: (えびふりゃー) 2022/05/17(火) 18:54:11.63 ID:g0KXXWhY
―――――
すみれ「お待たせ、着替えてきたわ」
千砂都「じゃあ、軽く10kmぐらい走ろっか!」
すみれ「げ、それで軽く…?」
千砂都「余裕だって!あれ、もしかしてすみれちゃんビビってる?」
すみれ「ビビってなんかないわよ!走ればいいんでしょ?走れば!」
千砂都「うんうん!それじゃ、よーいドン!」ビューン
すみれ「あっ、フライング!待ちなさいったら待ちなさーい!!」
すみれ「お待たせ、着替えてきたわ」
千砂都「じゃあ、軽く10kmぐらい走ろっか!」
すみれ「げ、それで軽く…?」
千砂都「余裕だって!あれ、もしかしてすみれちゃんビビってる?」
すみれ「ビビってなんかないわよ!走ればいいんでしょ?走れば!」
千砂都「うんうん!それじゃ、よーいドン!」ビューン
すみれ「あっ、フライング!待ちなさいったら待ちなさーい!!」
13: (えびふりゃー) 2022/05/17(火) 18:59:16.50 ID:g0KXXWhY
すみれ「はっ、はぁっ…あんたね、序盤から飛ばしすぎよ」
千砂都「いいじゃんいいじゃん!これぐらい、すみれちゃんもワケないでしょ?」
すみれ「ま、まぁね。はぁ、今頃家でゆったり過ごしてた筈なのに…」
千砂都「でもさ、こっちの方が楽しいんじゃない?」
すみれ「…まぁね」
千砂都「えへへっ」
タッタッタッ…
千砂都「ね、すみれちゃん」
すみれ「なぁに?」
千砂都「いいじゃんいいじゃん!これぐらい、すみれちゃんもワケないでしょ?」
すみれ「ま、まぁね。はぁ、今頃家でゆったり過ごしてた筈なのに…」
千砂都「でもさ、こっちの方が楽しいんじゃない?」
すみれ「…まぁね」
千砂都「えへへっ」
タッタッタッ…
千砂都「ね、すみれちゃん」
すみれ「なぁに?」
14: (えびふりゃー) 2022/05/17(火) 19:04:29.32 ID:g0KXXWhY
千砂都「ランニングが終わったらさ、タコ焼き食べに行かない?」
すみれ「夕飯も近いでしょ。ダメよ」
千砂都「ちぇー。すみれちゃんと一緒の時間が伸ばせるかなぁって思ったのに」
すみれ「…別に」
千砂都「…?」
すみれ「今日じゃなくても、いつでも行ってあげるわよ。それぐらい」
千砂都「…!えへへ、ありがとっ」
すみれ「夕飯も近いでしょ。ダメよ」
千砂都「ちぇー。すみれちゃんと一緒の時間が伸ばせるかなぁって思ったのに」
すみれ「…別に」
千砂都「…?」
すみれ「今日じゃなくても、いつでも行ってあげるわよ。それぐらい」
千砂都「…!えへへ、ありがとっ」
15: (えびふりゃー) 2022/05/17(火) 19:04:43.70 ID:g0KXXWhY
おしまい
ありがとうございました。
ありがとうございました。
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1652778882/