【SS】可可「千砂都ー♡♡」ﾋﾟﾄｯ【ラブライブ！スーパースター!!】

これと話は地続きですが、読まなくても楽しめるようになってマス

　

ｼﾞｭｳｳｩｩｩ…

千砂都「はいっ、おまちどおさま！ちぃちゃん特製、まん丸なタコ焼きだよ！」

可可「わ～♡美味しそうデス～♡」

千砂都「冷めないうちにどうぞ♪」

可可「いただきマ～ス！あむっ、はふはふ…ん～♡とっても美味ひいデス！」

千砂都「そっかそっか、よかった」ﾆｺｯ

可可「むぐむぐ…ごくんっ。千砂都も食べるデスか？」

千砂都「あはは、私はまだバイト中だから…あ、お客さん来た！ちょっと行ってくるね！」

可可「あ…」

千砂都「いらっしゃーい！ご注文は…チーズ二つ！少々お待ちくださいね！」

可可「千砂都、頑張ってるデスねー…」
　

千砂都「ふぅ…終わった終わった…」

可可「千砂都ー！お疲れ様デスよ～！」

千砂都「あれ、可可ちゃん？帰ってなかったの？」

可可「千砂都のコト、ずっと待ってたデス！」

千砂都「…そっか。ふふっ」

可可「ほら、タコ焼き！千砂都に一つ残しておいたデスよ！」

千砂都「いいの？可可ちゃんが買ったのに…」

可可「千砂都の分も含めて買ったので無問題デス！」
　

千砂都「えへへ、ありがとっ。可可ちゃん、隣座っていい？」

可可「勿論デス！千砂都っ、千砂都っ」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

千砂都「はいは～い。んしょっと…」

可可「ほら千砂都、あーんデス♡可可が食べさせてげマス♡」

千砂都「それじゃお言葉に甘えて…あーん♡」ﾊﾟｸｯ

可可「お味はどうデスか？」

千砂都「ごくんっ…うん、我ながら美味しく焼けてるっ！可可ちゃんが食べさせてくれたから、もっと美味しく感じちゃうな♪ありがとねっ♡」

可可「にへへ、千砂都～♡♡」ﾋﾟﾄｯ

千砂都「ふふ、可可ちゃんくすぐった～い♡」ｽﾘｽﾘ
　

可可「…千砂都は凄く頑張ってマスよね」

千砂都「ん～？どうしたの、急に？」

可可「いえ、なんとなくそう思ったので…」

千砂都「まぁね、かのんちゃんや…皆の役に立てるのが嬉しいから」

可可「5人分の振り付けを考えて、その上バイトまで…頑張りすぎて、倒れちゃわないか心配デス。それに」

千砂都「それに？」

可可「可可は…そんな千砂都と比べて、リエラの役に立ててるでしょうか？かのんは作詞、レンレンは作曲、グソク…すみれも、悔しいですがダンスも歌も上手デス。可可は、体力が無いデスし、鈍臭いデスし、いっつも心配かけられてマス…だから…」

千砂都「可可ちゃん」ﾋﾟﾄｯ

可可「ほぇ、千砂都…？」

千砂都「…自分の事、そんな風に言わないで。私、可可ちゃんの事大好きだから。可可ちゃんが自分を悪く言っちゃうの、凄く悲しいな」

可可「千砂都…」
　

千砂都「可可ちゃんだって、頑張ってるじゃん。可可ちゃんが一生懸命振り付け覚えて、『できマシタっ！』って満面の笑顔で言ってくれるの、私凄く嬉しいし…元気を貰えるんだ」

可可「可可が、千砂都を元気に…？」

千砂都「うんっ。可可ちゃんが一生懸命スクールアイドルの魅力を語ってる所や、私に甘えてくれる事とかも…凄く、可愛くて。見てると、胸がぽかぽか～ってしてくるの。きっと、皆も可可ちゃんの笑顔から元気を貰ってるよ」

可可「…えへへ///千砂都にそう言って貰えて、可可嬉しいデス♡」

千砂都「うんうん、私の好きな笑顔の可可ちゃんだ…可可ちゃんは充分、リエラの役に立ってるよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

可可「んふふ、ちしゃとー♡」

千砂都「それに、役に立つとか立たないとかじゃなくて…みんな、可可ちゃんの事大好きだし、ずっとリエラで一緒にいたいって思ってるからね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

可可「ちしゃとぉ～♡♡♡可可、千砂都の事だぁい好きデス～♡♡」ｽﾘｽﾘ

千砂都「はいは～い♡」
　

可可「ちしゃとちしゃと～♡♡♡」ｷﾞｭ~ｯｽﾘｽﾘ

千砂都「ほらほら可可ちゃん、私も帰りの準備したいから一旦離して？」

可可「しゅん…」

千砂都「…帰りも、ずっとギュッてしてていいからね？」

可可「…！ハイ！」
　

ｽﾀｽﾀ…

可可「今日で千砂都の事、もっともぉ～っと好きになっちゃったデス♡」ｷﾞｭｯ

千砂都「私もっ、可可ちゃんだぁ～い好き♡」ﾆｷﾞﾆｷﾞ

可可「明日は一緒にお弁当食べたいデス！可可のおかず、分けてあげマス！」

千砂都「ホント！？やったぁ♡私も可可ちゃんの好きな物持ってくるね♪」

可可「わぁい♡ちしゃと～♡♡」ｽﾘｽﾘ

千砂都「きゃっ♡ほらほら、他の人の邪魔になっちゃうから程々にね♡」

可可「はぁ～い♡」
　

―――――

千砂都「はいっ、可可ちゃん♪あ～ん♡」

可可「あ～む！ん～♡千砂都の作ったナポリタン、とっても美味しいデス！」

千砂都「えへへ、お弁当用に一口で食べれるようにアレンジしたの♪味付けも可可ちゃん好みでしょ♡」

可可「デスデス！これなら毎日でも食べれマスよ！さ、千砂都も♪可可は桃を持ってきたデスよ♡」ﾊﾟｶｯ

千砂都「ホント！？私が桃大好きなの、覚えててくれたんだ！」

可可「勿論デス。大好きな千砂都の事デスからね♡」ﾋﾟﾄｯ

千砂都「えへへ、可可ちゃ～ん♡♡」ｽﾘｽﾘ

可可「ん～♡くすぐったいデスよ～♡」
　

かのん「…なんか、あの二人」

すみれ「めっちゃ距離近いわよね」

恋「あのぅ…お二人とも、何かあったのでしょうか？」

千砂都「別に～。私達、大好き同士ってだけ。ね～、可可ちゃん♡」

可可「ハイ！それだけデスよね、千砂都♡」

くぅちぃ「えへへっ♡♡」
　

おしまい
ありがとうございました。