【SS】ランジュ「ペットを飼うわよ！」【ラブライブ！虹ヶ咲】

栞子「確かにペットは良いですね。心が安らぎます」

栞子「しずくさん家のオフィーリア。学園のはんぺんどちらも可愛いですからね」

栞子「ランジュは何を飼うつもりなんですか？」

ランジュ「ᶘｲ^⇁^ﾅ川よ！」

栞子「え？」

ランジュ「だから、ᶘｲ^⇁^ﾅ川よ！！」
　

栞子「ランジュ！本気ですか！？」

ランジュ「ええ！だってもうここにいるもの！」

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 ﾍﾟｺﾘｯ

栞子「あ、どうも。三船栞子です」ﾍﾟｺﾘｯ

ランジュ「良い娘良い娘！礼儀正しいのね！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
　

栞子「や、やめて下さいっ//」

ランジュ「あら、ランジュ間違えちゃったわ！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 ｺﾞﾛｺﾞﾛ

栞子「結構大人しいんですね」

ランジュ「飼い主に似て賢いのよ！」

栞子「…まぁ、はい」

ランジュ「なによぅ…」
　

栞子「それより！生類ᶘｲ^⇁^ﾅ川憐れみの令を知らないのですか？」

栞子「このままだと発令されますよ！？」

ランジュ「それくらい知ってるわよ」

ランジュ「でも、それは海外輸入のᶘｲ^⇁^ﾅ川に限る場合でしょ？」

栞子「まさか」

ランジュ「そうよ！このᶘｲ^⇁^ﾅ川は日本国内で繁殖飼育されたᶘｲ^⇁^ﾅ川なのよ！」
　

ランジュ「日本の限られたᶘｲ^⇁^ﾅ川ブリーダーの手によって安心安全設計ᶘｲ^⇁^ﾅ川をついに飼うことが出来たの！」

栞子「それは…凄いですね。」

栞子「それなりの価格だとは思いますけど一体いくらしたんですか？」

ランジュ「まぁそれなりね！ラブライブ!出場券シード枠くらいよ」

栞子「私達に必要ないモノで助かりました」
　

栞子「生後何ヵ月なんですか？」

ランジュ「ブリーダー情報によると188ヵ月になるわね」

栞子「私と同じじゃないですか！まだまだ若いですね」

ᶘｲ^⇁^ﾅ川

ランジュ「若さを誉められて喜んでるᶘｲ^⇁^ﾅ川も可愛いわね」
　

ランジュ「これくらいでお喋り出来るらしいんだけど、まだᶘｲ^⇁^ﾅ川の声を聞いたことがないのよね…」

栞子「ᶘｲ^⇁^ﾅ川にも個ᶘｲ^⇁^ﾅ川差がありますからね」

栞子「そのうち喋る思いますよ。焦ってもしょうがありません」

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 …ｯ
　

ランジュ「ᶘｲ^⇁^ﾅ川！！！」

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 …ﾐｹ

ランジュ「何か喋るわよ！」

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 三毛猫にはオスがほとんど生まれないらしいですよ

ランジュ「そうなのね！」

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 何故か知っていますか？

ランジュ「うーん、分からないわね」

栞子「私もそれは知らないです」

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 私もです

ランジュ「そうなのね！」
　

ランジュ「喋り始めなのに賢いわ！」

栞子「流石ᶘｲ^⇁^ﾅ川ですね」

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 いぇーい✌

ランジュ「ラーっ！✌」

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 あっ、指キッスはやめて下さい…

ランジュ「ごめんラ…」
　

栞子「あの…撫でても良いですか？」

ランジュ「良いわ」

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 良いですよ

栞子「噛みませんか？」

ランジュ「ほとんど噛まな」

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 噛みません
　

栞子「では、早速」ｽｯ

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 さぁ、存分と撫でくり回して下さい

ランジュ「なんだか今日のᶘｲ^⇁^ﾅ川は気分が良さそうね」

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 当たり前です。ランジュの友達は初めて見たのでこちらもテンションが上がります

ランジュ「そ、そうね！」
　

栞子「いいですか？」ﾅﾃﾞｯ

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 あっ

栞子「なかなか触り心地が良いですね」ｻﾜｻﾜｯ

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 あっあっﾋﾞｸｯ

ランジュ「こんな気持ち良さそうなᶘｲ^⇁^ﾅ川初めて見たわ…」
　

栞子「ここが気持ちいいんですよね？」ｻﾜｻﾜｯ

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 そ、そこまでです✋

栞子「そんな事言って我慢しなくて良いんですよ？」ｻﾜｻﾜｯ

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 違ｯ…いますっ…ﾋﾞｸｯ

栞子「八重歯の付け根が好きなんですね」ｻﾜﾜﾜﾜｯ

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 やめぇっ

ランジュ「…」
　

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 これ以上触られたら…変に…

栞子「可愛い反応じゃないですか」ｻﾜｻﾜｯ

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 変になってしまいますーっっ！！！

ｼｭﾊﾟｰｰｰｯﾝｯ!!

栞子「ｯ！？」

ランジュ「まぶしっ」
　

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 ﾌﾞﾙﾙﾙﾝｯﾌﾞﾙﾙﾙﾝｯ

ランジュ「変身したラ！？」

栞子「なんですかこれは？」

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 ドライブモードです！

ランジュ「？」

栞子「？」

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 ？
　

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 散歩の時間ですよランジュ

ランジュ「分かったわ！そろそろ我慢出来ないのね」

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 そういうことは言わないで下さい！

栞子「我慢とはなんですか？」

ランジュ「ほら、ᶘｲ^⇁^ﾅ川だってお花を摘みたくなるのよ」

栞子「あっ…ごめんなさい」

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 謝らないで下さい！余計恥ずかしくなります！
　

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 早く私に乗ってください

ランジュ「の、乗って大丈夫なのかしら？」

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 その為のドライブモードです！

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 栞子さんも早く！

栞子「私も良いのですか？」

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 栞子さんの好きなサイドカーは付いてませんがどうぞ！

栞子「別に好きで乗ってたわけではありませんが…よいしょっと」
　

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 流石に二人は重っ…ﾁｮﾛｯ

ランジュ「ᶘｲ^⇁^ﾅ川…？」

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 無問題です！少しだけです！

栞子「それ有問題ですよ」
　

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 あれです、オイル漏れみたいなものです ﾌﾞｰﾝｯ

栞子「それも問題ですが…」

ランジュ「あまり私のᶘｲ^⇁^ﾅ川を苛めないであげてよ…」

栞子「それもそうですね。ペットの責任は飼い主の責任でもありますしね」

ランジュ「とんだ飛び火ラ…」
　

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 飛び火！？オイルに着火してしまいます！！！

栞子「いえ、物理的な事ではありませんが…」

ランジュ「危ないラぁあああ！！！」

ﾄﾞｯｯｶｧｱｱｱｱﾝｯｯｯ!!!!!
　

ᶘｲ^⇁^ﾅ川 口は災いの元とはこういう事ですね

栞子「爆発オチを体験したのは初めてです」

ランジュ「ペット飼うのやめるラ…」

終わり