1: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 21:22:57.71 ID:mh/azgSx
~葉月家~
かのん「おじゃましまーす!」
恋「いらっしゃい、かのんさん。早速ですが……」
かのん「ん~~~!」
ボフッ!
かのん「くぅぅぅ~~~!」
ゴロゴロゴロゴロ
恋「……」
かのん「ぁぁ~~!」ゴロゴロ
恋「……はぁ。かのんさん、そんなに私のベッドがお気に入りなのですか?」
かのん「だって家のかったーいマットレスと違ってちょー気持ちいいんだも~ん♪」
恋「はぁ……」
かのん「ううううう~っ♡」ゴロゴロ
かのん(あぁぁ~♡どうしよ、一生このお布団の上でごろごろしていたい……)
ズルッ!
かのん「わっ!?」
恋「かのんさん!?」
ドッシーン!!
かのん「いたたたた……」
かのん「おじゃましまーす!」
恋「いらっしゃい、かのんさん。早速ですが……」
かのん「ん~~~!」
ボフッ!
かのん「くぅぅぅ~~~!」
ゴロゴロゴロゴロ
恋「……」
かのん「ぁぁ~~!」ゴロゴロ
恋「……はぁ。かのんさん、そんなに私のベッドがお気に入りなのですか?」
かのん「だって家のかったーいマットレスと違ってちょー気持ちいいんだも~ん♪」
恋「はぁ……」
かのん「ううううう~っ♡」ゴロゴロ
かのん(あぁぁ~♡どうしよ、一生このお布団の上でごろごろしていたい……)
ズルッ!
かのん「わっ!?」
恋「かのんさん!?」
ドッシーン!!
かのん「いたたたた……」
2: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 21:25:09.44 ID:0COeBVZl
恋「かのんさん、大丈夫ですか?」
かのん「れ、恋ちゃん……ありがと。いたたた……」
かのん「えっと、私は大丈夫だけど……」
ビシッ
かのん(えっ?)
かのん「……」
かのん(……あっ、さっき私がベッドから転げ落ちた時、置物が棚から落ちてきて)
かのん(で、私がさっき立ち上がった時に踏んづけちゃって……)
かのん「……」
かのん(……)
かのん「………うぎゃぁぁぁぁ~!!!!」
恋「かのんさん!?」
かのん「れ、恋ちゃん……ありがと。いたたた……」
かのん「えっと、私は大丈夫だけど……」
ビシッ
かのん(えっ?)
かのん「……」
かのん(……あっ、さっき私がベッドから転げ落ちた時、置物が棚から落ちてきて)
かのん(で、私がさっき立ち上がった時に踏んづけちゃって……)
かのん「……」
かのん(……)
かのん「………うぎゃぁぁぁぁ~!!!!」
恋「かのんさん!?」
3: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 21:30:36.33 ID:0COeBVZl
サヤ「澁谷様!?どうかなさいました
かのん「すみませんすみませんすみませんすみません!!!!」ペコペコ
サヤ「えっ?」
かのん「あのっ!!さっき私が高そうな物置を踏んでしまって!!」
サヤ「はぁ……」
かのん「わ、わざとじゃないんですっ!!悪気はなかったんです!!すみませんすみませんすみませんすみません!!!」
かのん「本当に!!本当にごめんなさい!!!」ペコペコ
恋「いえ、いいのですよかのんさん。それほど高いものでもないはずですし。ねっ、サヤさん?」
サヤ「ええ。数千円程度のものなので、たいしたことはありませんよ」
かのん「そ、そうなんですか……?」
かのん(ほっ、良かった
サヤ「まあ……そうですね。奥様と旦那様のハネムーンの際のお土産だと聞いているので、おそらく一般のお土産売り場等でご購入されたものかと。物品としての金銭的価値はそこまでではありませんので」
かのん(ふぇぇぇぇ!!!?)
かのん「わぁぁぁぁ……!!?ごっ、ごめんなさい!!本っ当にごめんなさい!!!」
ペコペコ
かのん「払えない分はちゃんと身体で返します!!な、なんでもしますから!!だからどうか!!どうか家族にだけは言わないで……!!」
サヤ「はぁ。身体で、ですか?でしたら……」
………
……
…
かのん「すみませんすみませんすみませんすみません!!!!」ペコペコ
サヤ「えっ?」
かのん「あのっ!!さっき私が高そうな物置を踏んでしまって!!」
サヤ「はぁ……」
かのん「わ、わざとじゃないんですっ!!悪気はなかったんです!!すみませんすみませんすみませんすみません!!!」
かのん「本当に!!本当にごめんなさい!!!」ペコペコ
恋「いえ、いいのですよかのんさん。それほど高いものでもないはずですし。ねっ、サヤさん?」
サヤ「ええ。数千円程度のものなので、たいしたことはありませんよ」
かのん「そ、そうなんですか……?」
かのん(ほっ、良かった
サヤ「まあ……そうですね。奥様と旦那様のハネムーンの際のお土産だと聞いているので、おそらく一般のお土産売り場等でご購入されたものかと。物品としての金銭的価値はそこまでではありませんので」
かのん(ふぇぇぇぇ!!!?)
かのん「わぁぁぁぁ……!!?ごっ、ごめんなさい!!本っ当にごめんなさい!!!」
ペコペコ
かのん「払えない分はちゃんと身体で返します!!な、なんでもしますから!!だからどうか!!どうか家族にだけは言わないで……!!」
サヤ「はぁ。身体で、ですか?でしたら……」
………
……
…
5: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 21:32:16.08 ID:0COeBVZl
* * *
かのん「おぉぉ~!!////」
クルクル
かのん(えへへ。人生で初めてメイド服着ちゃった~♪)
かのん「どうですか!?へ、変じゃないですか……?////」
サヤ「ええ。とっても良くお似合いですよ」
かのん「本当ですか!?えへへ、良かった~♪」
かのん(むふふふ、こーんなに可愛いメイド服着せてもらえるなんてラッキーだなぁ~。ちょっと不謹慎かもだけど、置物壊しちゃった甲斐があったかもっ)
かのん(えへへ、これがほんとの『棚からぼたもち』なんちゃって~)
サヤ「澁谷様、それを言いたいのなら『禍い転じて福となす』などの方が適切であろうと思いますよ」
かのん「おぉぉ~!!////」
クルクル
かのん(えへへ。人生で初めてメイド服着ちゃった~♪)
かのん「どうですか!?へ、変じゃないですか……?////」
サヤ「ええ。とっても良くお似合いですよ」
かのん「本当ですか!?えへへ、良かった~♪」
かのん(むふふふ、こーんなに可愛いメイド服着せてもらえるなんてラッキーだなぁ~。ちょっと不謹慎かもだけど、置物壊しちゃった甲斐があったかもっ)
かのん(えへへ、これがほんとの『棚からぼたもち』なんちゃって~)
サヤ「澁谷様、それを言いたいのなら『禍い転じて福となす』などの方が適切であろうと思いますよ」
7: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 21:33:47.64 ID:0COeBVZl
かのん「それで、メイドさんって具体的に普段何をやっているんですか?」
サヤ「私ですか?ふふっ、私はトップofトップのメイドなので、常に沢山の仕事を抱えていますよ。例えば……」
サヤ「お屋敷のほうきと雑巾がけとか」
かのん「え゛!?この広いお屋敷全部をですか!?」
サヤ「それからお庭の剪定とか」
かのん「うぇぇぇ、日差しジリジリで日焼けしそうだよぉ……」
サヤ「あとはチビのお世話をしてたり」
ワンワン!
かのん「うぎゃぁぁぁ~~!!こ、こないでぇ~!!!」
サヤ「それとインターネット上での治安維持活動、ですかね?」
かのん「はぁぁ、こいつらまーた恋ちゃんのことでレスバしてるよ、ブロックブロック……」
かのん「……って後半の方はメイドのお仕事関係なくなってきてますっ!!」
サヤ「私ですか?ふふっ、私はトップofトップのメイドなので、常に沢山の仕事を抱えていますよ。例えば……」
サヤ「お屋敷のほうきと雑巾がけとか」
かのん「え゛!?この広いお屋敷全部をですか!?」
サヤ「それからお庭の剪定とか」
かのん「うぇぇぇ、日差しジリジリで日焼けしそうだよぉ……」
サヤ「あとはチビのお世話をしてたり」
ワンワン!
かのん「うぎゃぁぁぁ~~!!こ、こないでぇ~!!!」
サヤ「それとインターネット上での治安維持活動、ですかね?」
かのん「はぁぁ、こいつらまーた恋ちゃんのことでレスバしてるよ、ブロックブロック……」
かのん「……って後半の方はメイドのお仕事関係なくなってきてますっ!!」
8: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 21:34:49.30 ID:0COeBVZl
サヤ「まあ今のは全て嘘のお話なのですが」
かのん「ふぇぇ!?う、嘘だったんですか!!?」
サヤ「さすがに毎日このお屋敷を隈なく掃除していては日が暮れてしまいます。もちろん炊事と洗濯と簡単な掃除くらいは毎日やっておりますが」
かのん「な、なんだぁ。じゃあ、メイドの一番のお仕事って……?」
サヤ「はい、メイドの一番のお仕事は……」
恋「……」
恋(むぅ……)プクーッ
恋(かのんさんもサヤさんも、私のことを放っておきすぎですっ)
恋(私はかのんさんのお友達でありサヤさんにとってはお嬢様なのですっ。メイドの練習だかなんだか知りませんが、私のことを放っておかないで下さいっ。もっと私に構ってくださいっ)プクッ
サヤ「……とお嬢様がそろそろ考え始める頃合いですので、その相手をするのが最も重要なメイドのお仕事なのだと思いますよ」
かのん「なるほど~…」
かのん「えっと、じゃあ私は何をしたら……」
サヤ「そうですね、では……」
かのん「ふぇぇ!?う、嘘だったんですか!!?」
サヤ「さすがに毎日このお屋敷を隈なく掃除していては日が暮れてしまいます。もちろん炊事と洗濯と簡単な掃除くらいは毎日やっておりますが」
かのん「な、なんだぁ。じゃあ、メイドの一番のお仕事って……?」
サヤ「はい、メイドの一番のお仕事は……」
恋「……」
恋(むぅ……)プクーッ
恋(かのんさんもサヤさんも、私のことを放っておきすぎですっ)
恋(私はかのんさんのお友達でありサヤさんにとってはお嬢様なのですっ。メイドの練習だかなんだか知りませんが、私のことを放っておかないで下さいっ。もっと私に構ってくださいっ)プクッ
サヤ「……とお嬢様がそろそろ考え始める頃合いですので、その相手をするのが最も重要なメイドのお仕事なのだと思いますよ」
かのん「なるほど~…」
かのん「えっと、じゃあ私は何をしたら……」
サヤ「そうですね、では……」
9: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 21:36:45.33 ID:0COeBVZl
~恋の部屋~
コンコン♪
かのん「し、失礼します!お嬢様っ!」
恋「はい」
ガチャッ
かのん「じゃじゃーん!見て見て!さっきサヤさんに教わってね、クッキー焼いてきたんだよ!」
かのん「一緒に食べ……じゃなくって、えっと、ぜひ召し上がって下さい。お嬢様」ペコリ
恋「ふぇっ!?あ、あのっ……」
かのん「?」
恋「そのっ……お、お嬢様って言うの、やめてくれませんか……?////」
かのん「えっ?」
恋「かのんさんに言われると少しムズ痒い気持ちになるのですっ。うぅぅ……/////」
かのん「えぇ~?でも、せっかくメイドの格好にもなれたんだし……」
恋「ダメなものはダメなのですっ!!いいから普通に接して下さいっ!!これはお嬢様命令ですっ!!/////」
かのん「むぅぅ……せっかくメイドさん気分になれると思ったのに~…」プクッ
コンコン♪
かのん「し、失礼します!お嬢様っ!」
恋「はい」
ガチャッ
かのん「じゃじゃーん!見て見て!さっきサヤさんに教わってね、クッキー焼いてきたんだよ!」
かのん「一緒に食べ……じゃなくって、えっと、ぜひ召し上がって下さい。お嬢様」ペコリ
恋「ふぇっ!?あ、あのっ……」
かのん「?」
恋「そのっ……お、お嬢様って言うの、やめてくれませんか……?////」
かのん「えっ?」
恋「かのんさんに言われると少しムズ痒い気持ちになるのですっ。うぅぅ……/////」
かのん「えぇ~?でも、せっかくメイドの格好にもなれたんだし……」
恋「ダメなものはダメなのですっ!!いいから普通に接して下さいっ!!これはお嬢様命令ですっ!!/////」
かのん「むぅぅ……せっかくメイドさん気分になれると思ったのに~…」プクッ
10: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 21:37:18.66 ID:0COeBVZl
かのん「で、サヤさんに教わりながら焼いたクッキーなんだけど……」
恋「はい。頂いてもよろしいですか?」
かのん「あ、待って恋ちゃん!あ、あのねっ!」
恋「?」
かのん「さ、最後に一つだけやらなくちゃいけないことが……」
恋「……?」
かのん「え、えっと……////」
かのん「お、美味しくなあれ。萌え萌えきゅんっ……♡」キャルン♪
恋「なっ!?/////」
恋「はい。頂いてもよろしいですか?」
かのん「あ、待って恋ちゃん!あ、あのねっ!」
恋「?」
かのん「さ、最後に一つだけやらなくちゃいけないことが……」
恋「……?」
かのん「え、えっと……////」
かのん「お、美味しくなあれ。萌え萌えきゅんっ……♡」キャルン♪
恋「なっ!?/////」
11: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 21:39:16.34 ID:0COeBVZl
かのん「っ……!!/////はいっ!!召し上がれっ!!/////」プイッ
恋「ふぇぇぇ!!?なっ!!?い、今のはいったい何なのですかかのんさんっ!!?/////」
かのん「え゛っ!!?だ、だって!!!葉月家のメイドは食事前にこれをやるのが鉄則だって!!!サヤさんが!!////」
恋「ふぇぇぇ!!?そ、そんなことをやってもらった記憶は一切ありませんっ!!勝手に破廉恥な真似をしないでください~っ!!!/////」
かのん「えぇぇ!!?だってサヤさんが~!!!////」
サヤ「申し訳ございません。お嬢様が喜ぶかと思って、ついうっかり学生の頃のバイト先のルールと間違えてしまいました」ペコリ
かのん「え゛!?や、やっぱり嘘だったんですか!!?もーっ、私で遊ぼうとしないで下さいーっ!!/////」
恋「それに私だってそんなこと一ミリも望んでません~っ!!!/////」
恋「ふぇぇぇ!!?なっ!!?い、今のはいったい何なのですかかのんさんっ!!?/////」
かのん「え゛っ!!?だ、だって!!!葉月家のメイドは食事前にこれをやるのが鉄則だって!!!サヤさんが!!////」
恋「ふぇぇぇ!!?そ、そんなことをやってもらった記憶は一切ありませんっ!!勝手に破廉恥な真似をしないでください~っ!!!/////」
かのん「えぇぇ!!?だってサヤさんが~!!!////」
サヤ「申し訳ございません。お嬢様が喜ぶかと思って、ついうっかり学生の頃のバイト先のルールと間違えてしまいました」ペコリ
かのん「え゛!?や、やっぱり嘘だったんですか!!?もーっ、私で遊ぼうとしないで下さいーっ!!/////」
恋「それに私だってそんなこと一ミリも望んでません~っ!!!/////」
14: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 21:42:04.16 ID:0COeBVZl
* * *
かのん(はぁ~……)
かのん「……」
かのん(さっきのって、サヤさんなりのユーモアなのかなぁ……?)
かのん(どう見たって新人メイドの私をからかって遊んでいたようにしか見えなかったけど……)
かのん「……」
サヤ『では澁谷様には洗濯物をたたむお仕事をして頂きましょうか』
かのん『洗濯物、ですか?』
サヤ『はい。本日分のお洗濯は既に済ませてしまいましたので。たたんでしまう作業をして頂きたいのですが……』
かのん「はぁ……」パタン、パタン
かのん(はぁ~……)
かのん「……」
かのん(さっきのって、サヤさんなりのユーモアなのかなぁ……?)
かのん(どう見たって新人メイドの私をからかって遊んでいたようにしか見えなかったけど……)
かのん「……」
サヤ『では澁谷様には洗濯物をたたむお仕事をして頂きましょうか』
かのん『洗濯物、ですか?』
サヤ『はい。本日分のお洗濯は既に済ませてしまいましたので。たたんでしまう作業をして頂きたいのですが……』
かのん「はぁ……」パタン、パタン
15: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 21:42:39.09 ID:0COeBVZl
かのん「えっと……」
かのん(キャミソールは、四つ折りにして……)
かのん(パンツは、三つ折り……)
かのん(ブラジャーは、箱に詰める……)
かのん(で、またキャミソールが、四つ折りにして……)
かのん(パンツは、三つ折り……)
かのん(そしてまたまたブラジャーが……)
かのん「……」
かのん(……ってやけに下着多くない!?しかも全部色っぽいし!!/////)
かのん(キャミソールは、四つ折りにして……)
かのん(パンツは、三つ折り……)
かのん(ブラジャーは、箱に詰める……)
かのん(で、またキャミソールが、四つ折りにして……)
かのん(パンツは、三つ折り……)
かのん(そしてまたまたブラジャーが……)
かのん「……」
かのん(……ってやけに下着多くない!?しかも全部色っぽいし!!/////)
16: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 21:44:41.02 ID:0COeBVZl
かのん(ま、まさか……)
かのん(これって全部、れ、恋ちゃんの下着なんじゃ……////)
かのん「……/////」
かのん(……って違うよー!!違うよ絶対に!!まだそうと決まったわけじゃないからーっ!!/////)
かのん(こ、これだってサヤさんが仕掛けた罠に決まってるもん!!私に恋ちゃんで変な妄想させて、面白がってるだけだもーん!!/////)
かのん「~~っ/////」
かのん(うぅぅぅ~っ!!集中集中!!////無心で、無心で……////)
かのん(これって全部、れ、恋ちゃんの下着なんじゃ……////)
かのん「……/////」
かのん(……って違うよー!!違うよ絶対に!!まだそうと決まったわけじゃないからーっ!!/////)
かのん(こ、これだってサヤさんが仕掛けた罠に決まってるもん!!私に恋ちゃんで変な妄想させて、面白がってるだけだもーん!!/////)
かのん「~~っ/////」
かのん(うぅぅぅ~っ!!集中集中!!////無心で、無心で……////)
17: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 21:46:27.08 ID:0COeBVZl
かのん「えっと……」
キョロキョロ
かのん「ね、ねえ恋ちゃん?」
恋「はい。どうかいたしましたか、かのんさん?」ヒョコッ!
かのん「あ、あのさ。サヤさんのお洋服の収納場所って、ここで合ってる……?」
恋「はい?そこのケースは私の……って!!?////」
かのん「?」
恋「か、かのんさん~っ!!!////」
ササッ!
かのん「ひゃっ!?」
恋「な、なんでかのんさんが私の下着を持っているのですか!!?勝手に他人の下着を見ないで下さい~っ!!/////」
かのん「え゛っ!?///」
キョロキョロ
かのん「ね、ねえ恋ちゃん?」
恋「はい。どうかいたしましたか、かのんさん?」ヒョコッ!
かのん「あ、あのさ。サヤさんのお洋服の収納場所って、ここで合ってる……?」
恋「はい?そこのケースは私の……って!!?////」
かのん「?」
恋「か、かのんさん~っ!!!////」
ササッ!
かのん「ひゃっ!?」
恋「な、なんでかのんさんが私の下着を持っているのですか!!?勝手に他人の下着を見ないで下さい~っ!!/////」
かのん「え゛っ!?///」
18: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 21:48:13.35 ID:0COeBVZl
かのん「や、違うの恋ちゃんーっ!!////これはサヤさんが
恋「破廉恥ですっ!!プライバシーの侵害ですーっ!!いくら一日メイド体験でも、やっていいことと悪い事があるのですっ!!////」
恋「クビですっ!こんな破廉恥なことをしてくるメイドなんて即刻クビです~っ!!!////」
かのん(えぇぇ!!?さっきの色っぽい下着って、もしかして全部恋ちゃんのものだったの~!!?////)
恋「ふぇぅぅぅぅ……!!!////」ぷくっ
かのん「だ、だからぁ……!!違うんだってばぁ~!!私はただサヤさんに言われたことを!!」
サヤ「はい。お呼びでしょうか」ヒョコッ
かのん「さっきの下着ってサヤさんのものじゃなかったんですかぁぁ!!?////」
サヤ「私は一度も自分の下着だと言った覚えはありませんが……それに私は、自分の衣類はお嬢様のものとは分けて洗濯するようにしているので」
かのん「ふぇぇぇ!!?////」
サヤ「ちなみに選択した衣類に下着類が多めだったのは、お嬢様が普段制服で過ごされていることが多いからで、色っぽいお下着が多かったのは決してお嬢様の趣味ではなく、単に私がそういうものを選別して澁谷様にお渡ししていただけですよ。その方が面白くなると思ったのです」
かのん「なるほど……っていちいち私の思考を読まないで下さいっ!!////」
恋「いちいち私の生活環境を説明しないで下さいっ!!破廉恥です~っ!!!/////」
恋「破廉恥ですっ!!プライバシーの侵害ですーっ!!いくら一日メイド体験でも、やっていいことと悪い事があるのですっ!!////」
恋「クビですっ!こんな破廉恥なことをしてくるメイドなんて即刻クビです~っ!!!////」
かのん(えぇぇ!!?さっきの色っぽい下着って、もしかして全部恋ちゃんのものだったの~!!?////)
恋「ふぇぅぅぅぅ……!!!////」ぷくっ
かのん「だ、だからぁ……!!違うんだってばぁ~!!私はただサヤさんに言われたことを!!」
サヤ「はい。お呼びでしょうか」ヒョコッ
かのん「さっきの下着ってサヤさんのものじゃなかったんですかぁぁ!!?////」
サヤ「私は一度も自分の下着だと言った覚えはありませんが……それに私は、自分の衣類はお嬢様のものとは分けて洗濯するようにしているので」
かのん「ふぇぇぇ!!?////」
サヤ「ちなみに選択した衣類に下着類が多めだったのは、お嬢様が普段制服で過ごされていることが多いからで、色っぽいお下着が多かったのは決してお嬢様の趣味ではなく、単に私がそういうものを選別して澁谷様にお渡ししていただけですよ。その方が面白くなると思ったのです」
かのん「なるほど……っていちいち私の思考を読まないで下さいっ!!////」
恋「いちいち私の生活環境を説明しないで下さいっ!!破廉恥です~っ!!!/////」
19: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 21:50:08.40 ID:0COeBVZl
恋「むぅぅぅ……!!考えてみたらこんなの絶対におかしいですっ!!お嬢様である私のことを指しおいて、お二人だけで盛り上がってるだなんて絶対におかしいですっ!!」
恋「私も仲間に入れて下さいっ!私にもメイドごっこ遊びをやらせて下さい~っ!!」プクーッ
かのん「いや、ごっこ遊びでやってるつもりはないんだけど……」
恋「なんでもいいですっ。とにかく私の分のメイド服も用意してくださいっ!これはお嬢様命令ですっ!!」
サヤ「はぁ……」
恋「私もサヤさんのお仕事を体験してみたいのですっ!」
サヤ「そうですか。ですがお嬢様、メイドというものは……」
………
……
…
恋「私も仲間に入れて下さいっ!私にもメイドごっこ遊びをやらせて下さい~っ!!」プクーッ
かのん「いや、ごっこ遊びでやってるつもりはないんだけど……」
恋「なんでもいいですっ。とにかく私の分のメイド服も用意してくださいっ!これはお嬢様命令ですっ!!」
サヤ「はぁ……」
恋「私もサヤさんのお仕事を体験してみたいのですっ!」
サヤ「そうですか。ですがお嬢様、メイドというものは……」
………
……
…
21: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 21:51:39.40 ID:0COeBVZl
サヤ「……ほんとにお嬢様にメイドが務まるのですか?」
恋「ふぇっ!?で、できますっ!普段からサヤさんのお仕事を見学しているのですよ?」
サヤ「ですがお嬢様、失礼ながらお嬢様が家事をやられているお姿というものを、全くもって想像することが出来ないのです」
恋「ふぇぇぇぇ!!?」
サヤ「例えば、食器類のお片付けも……」
恋「きゃぁっ!?うぅぅ、水道の水は冷たいです……」ピチャピチャ
サヤ「それから、お夕食の材料のお買い物も」
恋「えっと……うぅぅ、お肉ってこれだけの量で五千円もするのですね……」
かのん「ストップ恋ちゃん!絶対もっと安く売ってるやつがあるからぁ~!!」
恋「ふぇぇぇ!!?」
サヤ「あとは炊事も……」
恋「お塩が小さじ一杯……」サラサラ
かのん「ちょっと待って恋ちゃん!!その小箱、お塩じゃなくてベーキングパウダーだよ~っ!!」
恋「ふぇぇぇ!!?」
サヤ「……何一つ器用にこなせないお嬢様に、メイドが務まると思っているのですか?」
恋「うぅ、ぅぅぅぅ……」シュン
恋「ふぇっ!?で、できますっ!普段からサヤさんのお仕事を見学しているのですよ?」
サヤ「ですがお嬢様、失礼ながらお嬢様が家事をやられているお姿というものを、全くもって想像することが出来ないのです」
恋「ふぇぇぇぇ!!?」
サヤ「例えば、食器類のお片付けも……」
恋「きゃぁっ!?うぅぅ、水道の水は冷たいです……」ピチャピチャ
サヤ「それから、お夕食の材料のお買い物も」
恋「えっと……うぅぅ、お肉ってこれだけの量で五千円もするのですね……」
かのん「ストップ恋ちゃん!絶対もっと安く売ってるやつがあるからぁ~!!」
恋「ふぇぇぇ!!?」
サヤ「あとは炊事も……」
恋「お塩が小さじ一杯……」サラサラ
かのん「ちょっと待って恋ちゃん!!その小箱、お塩じゃなくてベーキングパウダーだよ~っ!!」
恋「ふぇぇぇ!!?」
サヤ「……何一つ器用にこなせないお嬢様に、メイドが務まると思っているのですか?」
恋「うぅ、ぅぅぅぅ……」シュン
22: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 21:52:55.37 ID:0COeBVZl
サヤ「ですからお嬢様は少しの間、お休みなさっていて下さい。メイドの本業は私と澁谷様ですぐに終わらせてしまいますから」
かのん「恋ちゃんごめんね。すぐに終わらせるから、その後一緒に遊ぼうね!」
恋「はい。いつもいつもすみません。サヤさん、かのんさん。はぅぅぅぅ……」シュン
サヤ「それとお嬢様、お召し物が少し汚れているみたいなので、少しの間……お風呂とかに入られてはどうですか?新しいお召し物はこちらですぐに準備しておきますね」
恋「はい。ありがとうございます、サヤさん」
恋(はぁ……)
恋「うぅぅ……」シュン
かのん「……」
かのん(あれ、恋ちゃん……?)
かのん「恋ちゃんごめんね。すぐに終わらせるから、その後一緒に遊ぼうね!」
恋「はい。いつもいつもすみません。サヤさん、かのんさん。はぅぅぅぅ……」シュン
サヤ「それとお嬢様、お召し物が少し汚れているみたいなので、少しの間……お風呂とかに入られてはどうですか?新しいお召し物はこちらですぐに準備しておきますね」
恋「はい。ありがとうございます、サヤさん」
恋(はぁ……)
恋「うぅぅ……」シュン
かのん「……」
かのん(あれ、恋ちゃん……?)
23: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 21:54:38.35 ID:0COeBVZl
* * *
恋「うぅ……」
チャポン♪
恋「うぅぅぅ……////」
恋(はぅぅ……私ってばダメダメですっ。何をやっても上手く行きません)
恋(今日だって。本当はかのんさんと……二人で仲良く作曲をする予定だったのに)
恋「……」
恋(全部私がダメダメなのが悪いのですっ。ポンコツな私自身が悪いのですっ)
恋(うぅぅぅぅ~……だからもっと私が、しっかりしなくては……)
かのん「し、失礼しまーす////」
恋(なっ!?////)
かのん「お、お嬢様。お背中を流しに参りました。なんちゃって……/////」
恋「ふぇぇぇぇ!!?/////」
恋「うぅ……」
チャポン♪
恋「うぅぅぅ……////」
恋(はぅぅ……私ってばダメダメですっ。何をやっても上手く行きません)
恋(今日だって。本当はかのんさんと……二人で仲良く作曲をする予定だったのに)
恋「……」
恋(全部私がダメダメなのが悪いのですっ。ポンコツな私自身が悪いのですっ)
恋(うぅぅぅぅ~……だからもっと私が、しっかりしなくては……)
かのん「し、失礼しまーす////」
恋(なっ!?////)
かのん「お、お嬢様。お背中を流しに参りました。なんちゃって……/////」
恋「ふぇぇぇぇ!!?/////」
24: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 21:57:37.44 ID:0COeBVZl
恋「っ!!/////」
かのん「?」
パシャッ!!
恋「むうぅぅぅぅ~っ!!!//////」ブクブク
かのん「えっ!?////」
恋「ど、どうして入浴中に入ってくるのですか!!?あっち行って下さい~っ!!/////」バシャバシャ
かのん「わっ!?水かけないでよっ
恋「変態ですっ!!かのんさんは変態です~っ!!私の裸を覗かないで下さい~っ!!!/////」
かのん「うぇぇぇ!!?だ、だって恋ちゃんはいつもメイドの人と一緒にお風呂に入ってるって!!サヤさんがぁ!!////」
サヤ「はい。呼びましたか?」ヒョコッ
かのん「どうして嘘ばっか教えるんですか~!!////」
サヤ「すみません。お嬢様の思考が余りにも幼稚園児並み過ぎたので、つい中学生の頃と勘違いをしてしまいました。申し訳ございません」ペコリ
恋「その話も嘘ですーっ!!お母様と一緒に入っていたのも小学生の時までです~っ!!/////」
かのん「?」
パシャッ!!
恋「むうぅぅぅぅ~っ!!!//////」ブクブク
かのん「えっ!?////」
恋「ど、どうして入浴中に入ってくるのですか!!?あっち行って下さい~っ!!/////」バシャバシャ
かのん「わっ!?水かけないでよっ
恋「変態ですっ!!かのんさんは変態です~っ!!私の裸を覗かないで下さい~っ!!!/////」
かのん「うぇぇぇ!!?だ、だって恋ちゃんはいつもメイドの人と一緒にお風呂に入ってるって!!サヤさんがぁ!!////」
サヤ「はい。呼びましたか?」ヒョコッ
かのん「どうして嘘ばっか教えるんですか~!!////」
サヤ「すみません。お嬢様の思考が余りにも幼稚園児並み過ぎたので、つい中学生の頃と勘違いをしてしまいました。申し訳ございません」ペコリ
恋「その話も嘘ですーっ!!お母様と一緒に入っていたのも小学生の時までです~っ!!/////」
25: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 21:59:06.47 ID:0COeBVZl
サヤ「そうですか……あ、ところで澁谷様」
かのん「はい?」
サヤ「せっかくですし、お嬢様とご一緒にお風呂に入られてはどうですか?」
かのん「え、えぇぇ!!?////」
サヤ「今お召しになっているメイド服も一度洗濯をしてしまいたいので。脱いでいただけますでしょうか?」
かのん「あ、いや、でも……////」
かのん「れ、恋ちゃんだって私と一緒にお風呂に入りたくないって思ってるだろうし……///」
恋「っ……////」
ギュッ
かのん(ふぇっ!?)
恋「っ/////」
モジモジ
かのん(へっ!?ふぇぇぇぇ~!!?////)
かのん「はい?」
サヤ「せっかくですし、お嬢様とご一緒にお風呂に入られてはどうですか?」
かのん「え、えぇぇ!!?////」
サヤ「今お召しになっているメイド服も一度洗濯をしてしまいたいので。脱いでいただけますでしょうか?」
かのん「あ、いや、でも……////」
かのん「れ、恋ちゃんだって私と一緒にお風呂に入りたくないって思ってるだろうし……///」
恋「っ……////」
ギュッ
かのん(ふぇっ!?)
恋「っ/////」
モジモジ
かのん(へっ!?ふぇぇぇぇ~!!?////)
26: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 22:00:52.99 ID:0COeBVZl
チャポン♪
かのん「……////」
恋「/////」ギュッ
かのん「う、うぅ……////」
恋「……////」ムギューッ
かのん「ぐぇっ」
恋「……/////」
かのん「ね、ねえ……恋ちゃん?////」
恋「は、はいっ////」
かのん「お、お風呂の中ではくっついてる必要なくない?湯舟こーんなに広いんだし……////」
恋「ふぇっ!?うぅ、うぅぅぅぅ………//////」
かのん「……/////」
恋「ぅぅぅ……////」
かのん(れ、恋ちゃん……)
恋「うぅ……/////」
かのん「恋ちゃんひょっとして……寂しかった?」
恋「ふぇっ!?////」
かのん「……////」
恋「/////」ギュッ
かのん「う、うぅ……////」
恋「……////」ムギューッ
かのん「ぐぇっ」
恋「……/////」
かのん「ね、ねえ……恋ちゃん?////」
恋「は、はいっ////」
かのん「お、お風呂の中ではくっついてる必要なくない?湯舟こーんなに広いんだし……////」
恋「ふぇっ!?うぅ、うぅぅぅぅ………//////」
かのん「……/////」
恋「ぅぅぅ……////」
かのん(れ、恋ちゃん……)
恋「うぅ……/////」
かのん「恋ちゃんひょっとして……寂しかった?」
恋「ふぇっ!?////」
27: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 22:02:40.16 ID:0COeBVZl
かのん「私がサヤさんと話している間……恋ちゃんずーっと寂しかったでしょ」
恋(ふぇぇぇぇ!?////)
恋「っ!!///」パシャン!
かのん「あ、ひょっとして恋ちゃん図星だった?」
恋「うぅぅぅ………////だってかのんさんが全然私と作曲のお話をしてくれないからぁ~っ!!////」
かのん「えっ?」
恋「今日は二人っきりで作曲をするために家に呼んだのですっ!!目的を見失われては困りますっ!!私のこと忘れられては困ります~っ!!////」
かのん「そっかぁ~、ごめんごめん。えへへへへ」
恋「うぅぅ!!うぅぅぅ~っ!!」プクッ
かのん「そっかそっか~、恋ちゃん寂しがりやだもんね~」
恋「なっ!?///さ、さみしがりではありませんっ!!ただ作曲が進まないのが私的には困るというだけで
かのん「じゃあここから先はずーっと恋ちゃんに構ってあげるね♪」
恋「ふぇぇぇ!!?////」
かのん「ほらほらお嬢様、お痒いところはございませんか~?お背中お流しいたしますよ~?」ナデナデ
恋「だ、だからぁ!!かのんさんはお嬢様って呼ばないで下さい~っ!!/////」
恋(ふぇぇぇぇ!?////)
恋「っ!!///」パシャン!
かのん「あ、ひょっとして恋ちゃん図星だった?」
恋「うぅぅぅ………////だってかのんさんが全然私と作曲のお話をしてくれないからぁ~っ!!////」
かのん「えっ?」
恋「今日は二人っきりで作曲をするために家に呼んだのですっ!!目的を見失われては困りますっ!!私のこと忘れられては困ります~っ!!////」
かのん「そっかぁ~、ごめんごめん。えへへへへ」
恋「うぅぅ!!うぅぅぅ~っ!!」プクッ
かのん「そっかそっか~、恋ちゃん寂しがりやだもんね~」
恋「なっ!?///さ、さみしがりではありませんっ!!ただ作曲が進まないのが私的には困るというだけで
かのん「じゃあここから先はずーっと恋ちゃんに構ってあげるね♪」
恋「ふぇぇぇ!!?////」
かのん「ほらほらお嬢様、お痒いところはございませんか~?お背中お流しいたしますよ~?」ナデナデ
恋「だ、だからぁ!!かのんさんはお嬢様って呼ばないで下さい~っ!!/////」
28: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 22:03:52.43 ID:0COeBVZl
* * *
かのん「~♪」
ガァー
かのん「ん~……はい。恋ちゃん、髪乾いたよ」
恋「あ、ありがとうございます。はぅぅ……」
かのん「えへへ、どういたしまして。お嬢様」ペコリ
恋「だからお嬢様って呼ばないで下さいっ!」
かのん「えぇ~?」
恋「むぅぅ……じゃあ今度は私がかのんさんの髪を乾かしてあげますっ」
かのん「えっ、いいの?」
恋「はい!ですからここに座って下さ
ツルッ!
恋「きゃぁっ!?」
ドッシーン!!!
恋「いたたたたた……」
かのん「~♪」
ガァー
かのん「ん~……はい。恋ちゃん、髪乾いたよ」
恋「あ、ありがとうございます。はぅぅ……」
かのん「えへへ、どういたしまして。お嬢様」ペコリ
恋「だからお嬢様って呼ばないで下さいっ!」
かのん「えぇ~?」
恋「むぅぅ……じゃあ今度は私がかのんさんの髪を乾かしてあげますっ」
かのん「えっ、いいの?」
恋「はい!ですからここに座って下さ
ツルッ!
恋「きゃぁっ!?」
ドッシーン!!!
恋「いたたたたた……」
29: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 22:05:14.30 ID:0COeBVZl
かのん「れ、恋ちゃん!!?大丈夫
サヤ「お嬢様!!?大丈夫ですか!!?」
恋「は、はい。私は大丈夫なのですが……」
ピッシャーン!
恋「転んだ瞬間に、置いてあったグラスを落としてしまい……」
サヤ「まあ」
かのん「えっ!?それって、結構お高いやつなんじゃ……」
サヤ「いえ、そんなに高価ではないので大丈夫ですよ。お嬢様が無事でいらっしゃるなら何よりです」
サヤ「すぐに割れた破片を片付けてしまいますので、怪我しないよう、お嬢様は近づかないで下さいね」
恋「ありがとうございます、サヤさん。ちなみに……」
恋「わ、私が壊してしまったグラスは、いくらぐらい……」
サヤ「えっ?えっとですね、確か……」
サヤ「私が購入をしたときには、数百万円くらい……」
恋「す、すうひゃくまんえん~!!?/////」
サヤ「お嬢様!!?大丈夫ですか!!?」
恋「は、はい。私は大丈夫なのですが……」
ピッシャーン!
恋「転んだ瞬間に、置いてあったグラスを落としてしまい……」
サヤ「まあ」
かのん「えっ!?それって、結構お高いやつなんじゃ……」
サヤ「いえ、そんなに高価ではないので大丈夫ですよ。お嬢様が無事でいらっしゃるなら何よりです」
サヤ「すぐに割れた破片を片付けてしまいますので、怪我しないよう、お嬢様は近づかないで下さいね」
恋「ありがとうございます、サヤさん。ちなみに……」
恋「わ、私が壊してしまったグラスは、いくらぐらい……」
サヤ「えっ?えっとですね、確か……」
サヤ「私が購入をしたときには、数百万円くらい……」
恋「す、すうひゃくまんえん~!!?/////」
30: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 22:06:06.90 ID:0COeBVZl
~次の日~
恋「はぁ……」
パシャパシャ
恋(うぅぅ、お皿洗いは水が冷たくて大変です……)
ありあ「恋さん!それおわったらこっちの食器もお願いしますね!」
恋「は、はいっ!!頑張りますっ!!」
恋(うぅぅぅ……)
パシャパシャ
恋「うぅぅぅ……」
かのん「……ってどーして恋ちゃんがウチで働いてるのーっ!!?」
恋「ふぇぇぇ!!?」
恋「はぁ……」
パシャパシャ
恋(うぅぅ、お皿洗いは水が冷たくて大変です……)
ありあ「恋さん!それおわったらこっちの食器もお願いしますね!」
恋「は、はいっ!!頑張りますっ!!」
恋(うぅぅぅ……)
パシャパシャ
恋「うぅぅぅ……」
かのん「……ってどーして恋ちゃんがウチで働いてるのーっ!!?」
恋「ふぇぇぇ!!?」
31: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 22:07:20.08 ID:0COeBVZl
恋「ア、アルバイトの一環ですっ!!他に良い仕事先が見つからなかったので仕方なかったのですっ!!」
かのん「でもわざわざ私の家で働く必要ないじゃーん!!」
ありあ「お姉ちゃん、うるさいっ!!口じゃなくって手を動かして!!」
かのん「!!?」
ありあ「ほらそこの机!!汚れ残ってる!!」
かのん「は、はい。すみません……ってどーして私まで働く羽目になってるの~!!?」
ありあ「お姉ちゃんが他人の家でたくさんものぶっ壊すからでしょ!!?ウチにこーんなにたくさん請求が来てるんだからね!!」ビシッ!
かのん「そうでした。すみません、許して下さい……」
恋「私からも、すみません。はぅぅ……」
ありあ「わかったら二人ともきりきり働いて下さい!恋さんはさっさとお皿全部洗っちゃって下さい!!お姉ちゃんは机の拭き掃除終わったら家の前の落ち葉掃きして……あ、あとはお姉ちゃんの部屋散らかりっぱなしだったから片付けてきて!!」
かのん「ごめんなさい、今やります……って最後のはアルバイト関係ないじゃーん!!」
ありあ「文句言わないっ!!口ごたえするなら今月の給料無しにするよ!!?」
かのん「むぅぅぅ~!!悪徳上司~っ!!」
恋「ふぇぇぇ………も、もうっ!!お仕事なんて懲り懲りです~っ!!」
この後めちゃくちゃ弁償した。体で
かのん「でもわざわざ私の家で働く必要ないじゃーん!!」
ありあ「お姉ちゃん、うるさいっ!!口じゃなくって手を動かして!!」
かのん「!!?」
ありあ「ほらそこの机!!汚れ残ってる!!」
かのん「は、はい。すみません……ってどーして私まで働く羽目になってるの~!!?」
ありあ「お姉ちゃんが他人の家でたくさんものぶっ壊すからでしょ!!?ウチにこーんなにたくさん請求が来てるんだからね!!」ビシッ!
かのん「そうでした。すみません、許して下さい……」
恋「私からも、すみません。はぅぅ……」
ありあ「わかったら二人ともきりきり働いて下さい!恋さんはさっさとお皿全部洗っちゃって下さい!!お姉ちゃんは机の拭き掃除終わったら家の前の落ち葉掃きして……あ、あとはお姉ちゃんの部屋散らかりっぱなしだったから片付けてきて!!」
かのん「ごめんなさい、今やります……って最後のはアルバイト関係ないじゃーん!!」
ありあ「文句言わないっ!!口ごたえするなら今月の給料無しにするよ!!?」
かのん「むぅぅぅ~!!悪徳上司~っ!!」
恋「ふぇぇぇ………も、もうっ!!お仕事なんて懲り懲りです~っ!!」
この後めちゃくちゃ弁償した。体で
32: (もんじゃ) 2022/07/04(月) 22:07:41.50 ID:0COeBVZl
終わりです。お粗末様でした
40: (茸) 2022/07/05(火) 12:53:38.83 ID:jtDOBbfJ
レンレンかわよ
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1656937377/