【SS】梨子「ハロウィンだし、曜ちゃんからドキッ！とするいたずらとかされちゃったりとか……？////」ﾄﾞｷﾄﾞｷ【ラブライブ！サンシャイン!!】

梨子（明日ハロウィンだし、お菓子の準備でもしよ～っと）

梨子「～♪」

梨子（えっと～……今年は何にしよう？）

梨子（い、一応、曜ちゃんの好感度上げることも考えて、曜ちゃんの好きな物とか……）

梨子「……待って」


曜『梨子ちゃん梨子ちゃん！とりっくおあとりーと！』


梨子「……」

梨子（ハロウィンって、別にお菓子じゃなくっていたずらでもいいのよね……？）

梨子「……」


曜『梨子ちゃん梨子ちゃん！いたずらしちゃうぞ～！がお～♡』

梨子『きゃーっ！！やだー！やめてよ～！』

曜『だーめ！逃がさないよ、梨子ちゃん！』

梨子『ひゃうんっ/////』

曜『えへへ。罰として梨子ちゃんは～、私だけのものにしちゃうであります！もう二度と放さないぞ～、かぷっ♡』

梨子『ううっ、曜ちゃんってばぁ……♡♡』


梨子「……～～～っ/////」

梨子（きゃ、きゃぁぁぁぁ～～～♡♡♡♡）

梨子「♪」ﾙﾝﾙﾝ

梨子（決めた！今年はお菓子準備しないことにする！）
　

～次の日～

梨子「……」

梨子（曜ちゃん、ぜんぜんイタズラしてきてくれない……）

梨子「……」

梨子（……）

梨子「………」

梨子（………）

梨子「…………」

梨子（…………）

梨子「……………むぅ」ﾌﾟｯｸﾘ
　

梨子（曜ちゃん、ぜんぜん私に話しかけようともしてきてくれないっ）

ルビィ「曜ちゃん、お菓子ちょーだい！」

花丸「とりっくおあとりーとずら！」

曜「えへへ、しょうがないなぁ～。はい、どうぞ！」

ルビィ「わーい！」

花丸「ありがとずら～！」

梨子「……」

梨子（なによ。一年生にデレデレしちゃって。後輩だからって優しくしてるといつか痛い目に遭うんだからね）

梨子（曜ちゃんのばかばか。天然女たらし。可愛いからって女の子に優しくするだなんてさいてーだもん。それに、そもそも……か、可愛い女の子だったら曜ちゃんのもーっと身近なところにちゃんといるのに）

梨子（私だって、私だってかわ……よ、曜ちゃんのことは満たしてあげられるもん。ぜぇ～ったい私の方が曜ちゃんの需要、満足させてあげられるっ。私の方が何十倍も曜ちゃんのことわかってあげられてるのに）

梨子（それなのに私のことは無視ですか。はいそーですか。あーあ、あ～あ～あ～あ………）

梨子「……」

梨子（……ばかばかばかばか、曜ちゃんのばか。どすけべ。むっつり口リコン馬鹿オタク）

ルビィ「曜ちゃん、お菓子ありがとね！」

花丸「バイバイずら～！」

曜「ばいば～い！」

梨子「……」
　

梨子「……」

曜「……？」

梨子（……）

梨子「……はぁ」

曜「？」

梨子（曜ちゃんって、そういうところあるのよね）

梨子（私のこと好きって言ってくれたと思ったら、次の瞬間には別の女の子に浮気してるし。それに曜ちゃんってカッコよくってモテモテだから、全然反省しないのよね）

梨子（むうっ。ばかばかばか、曜ちゃんのばか。落とした女の子だってちゃんと餌付けしないとダメなんだよ？放っておくと寂しくなって死んじゃうんだよ？）

梨子（なのに曜ちゃんってば、すぐふらふらして浮気ばっかり）

曜「……」
　

梨子（あーあ、曜ちゃんが私のほんとの魅力に気づいてくれればなぁ。そしたら、曜ちゃんだって、私のことぎゅ～って握りしめて、もう絶対に離さないよ～、とか、そんな甘い言葉とかも……）

梨子「……」

梨子（……はぁ。私って本当は魅力、ないのかな？）

曜「り、梨子ちゃん！これっ……お、お菓子！あげる！」

梨子「えっ？」
　

梨子（？）

梨子「え、えっと……」

曜「ほ、ほら！今日ハロウィンだし！せっかくお菓子作って来たし！ど、どうせだったら梨子ちゃんにも、なんて……」

梨子「……」

曜「こ、後輩たちにあげて梨子ちゃんにはあげないなんてのもおかしな話だからさっ！ほらっ！」

梨子「あむっ」ﾊﾟｸｯ

曜「ひゃんっ！？////」

梨子「んっ……♡」

曜「え、えっ！？」

曜（いま梨子ちゃん、私の指ごとぱくっ！って……）

梨子「ん……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

曜（ちょ、ちょっとドキっとしたであります……////）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

梨子「……」
　

梨子「……」

曜「お、美味しい……？」

梨子「うん」

曜「ほっ。よ、よかったぁ～！」

梨子「……」

曜「いやぁ～、梨子ちゃんちょびっとだけ機嫌悪いみたいだったからさ～、話しかけない方がいいのかな～、とか」

曜「やっぱり梨子ちゃんってめんどくさいな～とか色々考えちゃったんだけど……でも梨子ちゃん機嫌直してくれたのなら良かったよ～！」

梨子「ふーん」

曜「あっ」

梨子「……」

曜「あ、いや違うよ？今のは、えっと……」

梨子「曜ちゃん？」

ﾑｷﾞｭ

曜「わっ！？」
　

梨子「ん……」ﾑｷﾞｭｰ

曜「り、梨子ちゃん！？」

梨子「ん～……」ｷﾞｭｰ

曜「う、うぅぅ……」

梨子「はぁ。仕方ないから今回は半分だけ合格にしてあげる。特別なハロウィンだし」

曜「えっ！？あ、ありがと……」

梨子「どういたしまして」

曜「……って半分だけなの！？」

梨子「うん」

曜「えぇぇ～！？ちなみに残りの半分は……？」

梨子「それくらい曜ちゃんが当ててみてよ」

曜「えっ！？」

曜（や、やっぱり梨子ちゃんめんどくさいよ～！）
　

梨子「ほーら。私のこと、大好きなんでしょ？」

曜「うっ」

曜（そう言われると言い返せない……）

梨子「曜ちゃん？」ﾑｷﾞｭ

曜「うぅぅ………そ、そうだ！」

梨子「？」

曜「梨子ちゃんもお菓子持ってきてるとかでしょ！えへへ、お菓子ちょーだい！」

梨子「ごめんね曜ちゃん。今日はお菓子、用意してきてないの」

曜「え゛！？」
　

曜「ち、違うの！？」

梨子「半分だけ。半分だけ正解よ」

曜「えぇぇ～！？」

曜（だったらもう絶対にわかんないよ～！！）

曜「うぅぅ……」

梨子「……」

曜「うぅ……」

梨子「……続きは？」

曜「えっ！？続きってなに！？」

梨子「曜ちゃん、今日はハロウィンでしょ？」

曜「あ、うん……」

梨子「それで？」

曜「え？」
　

梨子「……」

曜「……？」

梨子「……むぅ」

曜「ええっ！？ちょ、ちょっと待ってよ！梨子ちゃん機嫌悪くならないで～！！」

梨子「だったら早く正解してよ。私の気持ちにも」

曜「そんなぁ～……」

梨子「……」

曜「……」

梨子「むぅ……」ﾌﾟｸｰ

曜（お、怒られてもわからないものはわからないよ～！！）

梨子「……」

曜「っ……！！せ、正解！正解教えて！！」

梨子「いたずら！！曜ちゃんにいたずらされたかったの！！」

曜「えっ！？」
　

曜「い、いたずらぁ！！？」

梨子「うん」

曜「な、なんで……？」

梨子「せっかくのハロウィンだもん。何か特別なことくらいしてよ」

曜「ううっ、そうかもだけどぉ……」

梨子「……」

曜「……ほ、ほんとに梨子ちゃんにいたずらしてもいいの？」

梨子「うん。今日だけ特別だよ」

曜「そ、そっかぁ。じゃあ……////」

梨子「うん」

曜「っ、っ……////」

梨子「？」

曜「っ、ていっ！////」

梨子（えっ？）

曜「……////」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

曜（っ………////）ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

梨子「……」
　

梨子「……」

曜「……///」

曜（う、うぅぅ。梨子ちゃんの頭、ぽんぽんしちゃったぁ……♡）

梨子「……」

曜「……っ、はい、おしまいっ！////」

曜（ふ、ふぅ～……////）

梨子（……）

曜「ん～……な、なあに？」

梨子「ふーん」

曜「えっ！？」

梨子「ふーん。ふーん、ふ～ん……」

曜「り、梨子ちゃん！？」

梨子「……曜ちゃん、そこでヘタレるんだ」

曜「えっ！？」

梨子「せっかく何でもしていいよって言ったつもりだったのに。そういうところでヘタレちゃってチャンス逃しちゃうんだ。ふ～ん……」

曜「うっ……」

曜（な、なんか批判されてる！！？）
　

梨子「ふ～ん……」

曜「う、うぅぅ～……じゃ、じゃあ梨子ちゃんがお手本見せてよ～！！」

梨子「えっ？」

曜「い、いきなりいたずらしていいって言われても何したらいいかわかんないよ～！！普通の人は！！」

曜「だから梨子ちゃんがお手本みせて！！お手本っ！！」

梨子（お手本……）

梨子「いいけど……ほんとにいいの？」

曜「いいの！！////」

曜（というか私、ヘタレじゃないし！！）

梨子「ふ～ん」

曜「な、なあに梨子ちゃん！！？今さら私にごめんなさいしても遅いんだからね！！私、ヘタレなわけじゃないんだからね！！普通なんだからね

梨子「曜ちゃんっ♡」

曜「わっ！？」

ﾑｷﾞｭｰ

曜「ちょ、ちょっと梨子ちゃん……////」

梨子「曜ちゃん、動かないで」ｶﾁｬｶﾁｬ
　

曜「えっ！？な、何してるの……？」

梨子「ん～、準備？」

曜「じゅ、じゅんび！！？」

曜（いたずらってそんなに手間がかかるものなの！？）

梨子「えっと……はい、できた！」

曜「ふぅ、やっと終わ……って梨子ちゃん！！？」

梨子「うふふっ、曜ちゃんはこれで私に逮捕されちゃいました♡」

曜（えっ、えぇぇぇ～！！？）
　

曜（り、梨子ちゃん！！？）

曜「逮捕ってなに！！？って言うか手錠外してよ～！！」ｶﾁｬｶﾁｬ

梨子「だ～め。いたずらし終わるまで外しません♡」

曜「そんなぁ～！！」

梨子「曜ちゃんが悪いんだからね？」

曜「なっ、なんで！！？」

梨子「曜ちゃんがいたずらしていいって言うからこうなったんだよ？後先考えずになんでも口に出しちゃうからそうなるんだもん」

曜（けど普通の人は逮捕されるなんて想定しないよ～！！）

曜「うぅぅぅ～！！じゃあどうやったら外してくれるの～！！？」ｶﾁｬｶﾁｬ

梨子「ん～、曜ちゃんが私のこと満足させてくれたらとか？」

曜「え゛！？」
　

梨子「それっ！こちょこちょこちょこちょ～♡」

曜「わぁぁぁ！！？ちょ、ちょっとやめてよ梨子ちゃんっ！！くすぐったいよ～！！」

梨子「んー♡」ｺﾁｮｺﾁｮ

曜「へ、変なところ触らないで～！！////」

梨子「ん～♡♡♡」

曜「や、やだっ！！もぞもぞもダメっ！！////」

梨子「んっ……♡」

曜「やんっ……♡」

曜（うぅぅ、耳も噛まれちゃいそうっ……♡♡って言うか梨子ちゃん暴走しすぎだよ～！！）

梨子「曜ちゃん？」

曜「な、なあに！！？」

梨子「あのね曜ちゃん、今ね、私の方が曜ちゃんより強い立場にいるんだよ？」

曜「っ……！？」
　

梨子「ほーら。今の私は曜ちゃんになんでも出来ちゃうの」

梨子「だからさっきの仕返しですっ。曜ちゃんが他の女の子に色目使った罰よ。こちょこちょこちょこちょ～♡」

曜「わぁぁぁ！！？っ、わ、わかった！！ごめんね梨子ちゃんっ！！/////もう梨子ちゃんに寂しい思いさせたりしないから～っ！！/////」

梨子「じゃあ私のものになってくれる？」

曜「うっ。そ、それは無理かもぉ……////」

梨子「ふーん。こちょこちょこちょこちょ～♡」

曜「わぁぁぁぁぁ～！！？っ！！/////ご、ごめんっ！！じゃあ手錠外してくれるなら……」

曜（……って手錠外れても束縛されたままだったら意味ないじゃ～ん！！/////）

梨子「～♪」ﾑｷﾞｭﾑｷﾞｭ♡

曜「うっ、うぅぅぅ……////」

梨子「曜ちゃん、手錠外しても私から逃げないって約束してくれる？」

曜「ぅぅぅぅ………////」

曜（こ、これは、本能的に『うん』って言ったらダメな要求の気が……////）

梨子「わかってくれないなら体にわからせちゃお～っと。それっ♡もぞもぞもぞもぞ～っ♡♡♡」

曜「わぁぁぁ～！！？/////」

梨子「ん～っ、曜ちゃんっ♡♡」ﾑｷﾞｭｰ

曜「うぅぅぅ……////」

曜（……って梨子ちゃん絶対さりげなく変なことしようと考えてるし～！！）

曜「うっ////」

梨子「……～～～っ♡♡」

曜（う、うぅぅぅ～！！もうハロウィンは懲り懲りだよ～！！/////）





千歌「……」

千歌（梨子ちゃん、お菓子もらったくせにいたずらまでしてるのだ……）
　

終わりです。まともなネタが思いつかなかった
　

乙
相変わらずのめんどくさ内w
この子ら毎度イチャついとるな
　

|c||^.- ^||💯
　

千歌ちゃんの冷静なツッコミで草
　

めんどくさ内彼女梨子ちゃんほんと好き
今回も甘々で最高だった！おつおつ！