【SS】千歌「イケメンな」梨子「月曜の本性」【ラブライブ！サンシャイン!!】

モブ1「月せんぱ～い！！」

月「…」ﾆｺｯ

モブ達「きゃー♡♡」

モブ2「曜せんぱ～い！！」

曜「ヨーソロー！」ﾋﾞｼｯ!

モブ達「キャー♡♡」

モブ3「やっぱり月先輩カッコイイなぁ…」

モブ4「曜先輩もカッコイイよねぇ…」

沼津の高校名物 イケメンな二人

生徒会長で最高クラスの学力と運動能力の持ち主

渡辺月

元スクールアイドルでなんでも出来る才能の持ち主

渡辺曜

このツートップが沼津の高校の名物である。

この学校ではまず、月派か曜派で別れる

中立派は1人を除いていない。

派閥があるからといってケンカはしない

なぜなら…

モブ1「月さんの方がカッコイイ！」

モブ2「なに言ってるの！？曜さんでしょ！」

モブ1.2「ぐぬぬぬ…」

月「こ～らケンカしちゃダメだよ～」ｸﾞｲｯ

モブ1「つ、月さん！」ｷｭﾝ

曜「可愛い顔が台無しだよ～」ｸﾞｲｯ

モブ2「よ、曜さん！」ｷｭﾝ

これで終わるからだ。

そんな二人の日常…
　

『登校』

モブ3「曜さんお、おはようございます！」

曜「あ、おはよーそろー！」

モブ3「キャ～！！」

モブ4「つ、月さん！おはようございます！」

月「やぁ！おはよう！」

モブ4「きゃー！！！」
　

モブ5「見て！曜さんと月さんが一緒に歩いてる！」

モブ6「なんて神々しいの…！」

モブ7「あぁ…ふつくしい…」ﾊﾞﾀﾝ

モブ6「あ、倒れた。」

千歌「それでね～美渡ねえったらまたね～」ﾃｸﾃｸ

梨子「ふふっ楽しそうな姉妹だね…」ﾃｸﾃｸ

月曜「…」ﾃｸﾃｸ

千歌「あっ！よーちゃんと月ちゃんだ！」

梨子「あら、本当だ！」
　

千歌「よーちゃん！おはよう！」ｷﾞｭｯ

曜「おひょ！ち、ち、千歌ちゃん！おおお、おはよ！！」ｱﾀﾌﾀ

梨子「月ちゃんも！おはよう！」

月「うへぇ！り、梨子ちゃんさん！！お、おっふ！おはようございます！！」ｱﾀﾌﾀ

千歌「一緒にがっこーいこ！」

曜「うへぇ！でゅふ！そ、そうでありますね！」

梨子「ほ～ら！月ちゃんも！」

月「え、あ、は、は、は、はい！！」
　

…

梨子「…ふぅ、この坂道もキツイよね～」

曜「そうかな？」

梨子「でも、頑張らないと！」

曜「じゃあカバンは私が持ってあげる！」

梨子「そ、そんな！悪いよ！」

曜「気にしないで！」

曜「可愛い梨子ちゃんのためだから…」ｲｹﾎﾞ

梨子「曜ちゃん…///」ﾄｩﾝｸ

月「…」
　

千歌「朝からすごいね～」

月「そ、そうだね…」

千歌「あっ！」ｺｹｯ

月「あ、千歌ちゃん！」ｷﾞｭｯ

千歌「いた……くない？」

月「…大丈夫？」ｷﾞｭｯ

千歌「月ちゃん！ありがとう！」

月「えへへ…そんなことないよ」

月「だって千歌ちゃんの可愛いお顔が傷ついたら嫌だもん…」ｲｹﾎﾞ

千歌「月ちゃん…///」ﾄｩﾝｸ

曜「…」
　

下駄箱

曜「ちょっと月ちゃん！なにしてんのさ！」ﾄﾞﾝｯ!

月「そっちこそなにしてるのさ！」

モブ8「きゃー！曜先輩が月先輩を壁ドンしてる～！！」

モブ9「やばい…鼻血が…」ﾀﾗｰ

曜「私の千歌ちゃんに手を出さないで！」

月「僕の梨子ちゃんに手を出さないで！」

※付き合ってません。
　

千歌「お～い！なにしてるの～！」

梨子「そろそろホームルーム始まるよ～」

曜「でゅふ！ち、千歌ちゃん！ちょっとまっててぇ！！」

月「りりり梨子ちゃん！！？ごめんね～！」

曜「…ヘタレ」ﾎﾞｿｯ

月「そっちこそ」ﾎﾞｿｯ

ちかりこ（早く告白して欲しいな～）

千歌（好きってことはもうわかってるからさ～）

梨子（あとはがんばルビィするだけなのにな～）

千歌（私もよーちゃんのこと好きなのにぃ…）

梨子（私だって月ちゃんのこと好きなのに…）
　

体育

先生「うーし2人組でストレッチしろ～」

月曜（よし！ここは！）

曜「ちちちち千歌ちゃわん！！」

千歌「ん？なーに？」

曜「あの！その！一緒に…その！！あの！」

千歌「あ、2人組？いーよ！」ｷﾞｭｯ

曜「うぇ！ふぉんとに！？」

月「あ、あのあのあの！梨子ちゃんさん！！」

梨子「…ん？」

月「あの！一緒にその、あの！2人で…その！組みたいで候！！」

梨子「あ、そうだね！一緒にやろ！」ｷﾞｭｯ

月「うぇ！？でゅふ！ありがとうございます！」
　

…

曜「じ、じゃあ背中…押すでありますよ…」

千歌「お願いね～」

月「あ、あの！お！押すよ！」

梨子「わかった～」

曜（あれ？これって私が千歌ちゃんに触れるって事だよね…）

月（これは僕が梨子ちゃんの背中に触るって事だよね…）

曜（それって…）

月（それって…）

月曜（セ　　　って事では…！）
　

曜（落ち着くんだ！渡辺曜！これはただのストレッチ！）

月（これはセ　　　でもあるけどストレッチでもあるんだ！）

曜（勢いを大事にするんだ…勢いを！）

月（梨子ちゃんに触るんだ…そっと優しく…）

曜「とりゃ！」ｸﾞｲｯ!

月「…そっと」ｿｯ

千歌「あぁ！よーちゃん！痛いよぉ…」

梨子「ん……月ちゃん…もっと強く押して…」

月曜（！？）
　

曜の脳内再生

千歌『あぁん♡よーちゃん激しいよぉ…♡』

月の脳内再生

梨子『ん…///月ちゃん…もっとつよくしてぇ…♡』

月曜「よ…」

ちかりこ「よ？」

月曜「ヨーソロー！！！」ﾌﾞｼｭｰｰｰ

ちかりこ「！！？」

千歌「先生！よーちゃんと月ちゃんが！」

梨子「鼻血出して倒れました！」

先生「またかよ…」
　

お昼ご飯

千歌「よーちゃん！ご飯たべよー！」

梨子「月ちゃんも～！」

曜「うひょ！い、いいのであ、ありますか？」

月「え、りりり梨子ちゃん！！いいの！？」

千歌「え、もちろんじゃん！」

梨子「一緒に食べましょ！」

曜「あ、ありがとう！」

月「やった！！」
　

モブ1「あの！曜先輩！」

モブ2「月先輩！」

曜「ん？どうしたの？」ｷﾘｯ

月「僕に何か用？」ｷﾘｯ

モブ1「曜先輩のためにお昼ご飯作って来ました！」

モブ2「ぜひ食べてください！」

曜「わぁ！ありがとう！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

月「おいしくいただくよ！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

モブ1.2「キャー！！」
　

曜「じゃあね！」ｳｲﾝｸ!

月「ありがとうね！」ｳｲﾝｸ!

モブ1.2「ごふっ！」ﾄﾞｻｯ

曜「ありゃりゃ」

月「気絶しちゃったね…」

千歌「よーちゃん！月ちゃん！」

梨子「はやくご飯食べよっ！」

曜「へ、あ、はいぃ！」

月「い、今いくでありますっす！」
　

………

……

…

ちかりこ「いただきまーす！」

曜「じ、じゃあいただきま…」

モブ3「あの！曜先輩！」

曜「ん？」

月「いただきま…」

モブ4「月先輩！」

月「ん？」

モブ3「こ、これ！読んでください！」

モブ4「わ、私も！」

曜「これは…？」
　

モブ3「私を想いを綴った手紙です！」

モブ4「私もです！読んでください！」

曜「ありがとう！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

月「しっかり読むね！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

モブ3.4「ふぁぁぁ…///」

モブ5「キャー！モブ4ちゃんが月先輩に撫でられる～！」

モブ6「私も撫でて～！」

モブ7「私も～！！」

曜「わ、わぁ…」

月「こんなにたくさん…！」

モブ達「曜先輩～！」ｿﾞﾛｿﾞﾛ

モブ達「月先輩～！」ｿﾞﾛｿﾞﾛ

ちかりこ「…」
　

………

……

…

モブ25「曜さん！ハグしてください！」

ｷﾞｭｯ

曜「君は可愛いね…」ｲｹﾎﾞ

モブ25「いやぁぁぁ！！」

モブ26「月先輩！壁ドンしてください！」

ドンッ！

月「僕だけを見てろ…」ｲｹﾎﾞ

モブ26「きゃあぁぁ！！！」

ちかりこ「…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
　

廊下では…

花丸「相変わらず人気者ずらね…曜ちゃんと月さん…」

ルビィ「まぁ2人ともカッコイイからね…」

善子「…そうね」

花丸「まるは月さん派ずら！」

ルビィ「えぇ！ルビィは曜ちゃん派…」

花丸「ル、ルビィちゃんは曜ちゃん派なの！？」

ルビィ「は、花丸ちゃんも月しゃん派なの！？」

善子「…」
　

花丸「月さんの方がカッコイイずらよ！」

ルビィ「曜ちゃんの方がカッコイイ！」

ルビィ「うゆー！」

花丸「ずら～！」

花丸「あ、じゃあ善子ちゃんはどっち派ずらか！」

善子「うぇ！？私ぃ！？」

ルビィ「善子ちゃんはどっちが好きなの？やっぱり曜ちゃんだよね！」

花丸「い～や！月さんずら！」

善子「私は…」
　

………

……

…

ルビまる「どっちも嫌だぁ！？」

善子「え、えぇ…」

ルビィ「なんでなの！？」

花丸「頭がおかしいずら…」

ルビィ「花丸ちゃん…それはもともとだよ！」

花丸「そうだったずら。」

善子「ひどいわね！」

花丸「でもおかしいずら！」

ルビィ「なんでなんで！」

善子「ちょっと前のことなんだけど…」
　

…

善子｢～♪」

善子（今日は日曜日！）

善子（1人でこの時間を満喫するわよ～！）

ﾖｰｼｺｰ!!

善子（なにか身に覚えのある声が…）

曜「よーしこー！海いこー！！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ...

善子「よ、曜！？いやよ行きたくないわ！」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

曜「おぉ？追いかけっこか！負けないぞ～！」

善子「いやぁぁあ！！」
　

月「あれ？曜ちゃん！」

曜「あ！月ちゃん！」

月「なにしてるの？」

曜「善子ちゃんと追いかけっこ！」

曜「月ちゃんもやる？」

月「…やる！！」

善子「はぁ……はぁ…！」

善子（なんとか逃げれたかしら…？）

曜「とりゃ！！」ﾀﾞｷｯ

善子「！！？！？」

善子「曜！？」
　

月「僕もいるよ！」ﾀﾞｷｯ

善子「月さんまで！？」

善子（なんなのよ…暑苦しい！）

善子（あれ？月と曜？）

善子（…）

善子（…げつよう！？）

善子「月曜が…来る！」

月「僕達からは～！」

曜「逃げられないぞ！」

津島善子の脳内再生

月曜日『逃げられないぞ～！』

善子「い…」

月曜「い？」

善子「いやだぁぁぁぁ！！！」

善子「うっ…」ｶﾞｸｯ
　

…

善子「と言うことよ。」

ルビィ「月曜日が嫌いなんだね…」

善子「引きこもりにとっては月曜日が絶望の日なのよ…」

花丸「だから月さんと曜ちゃんが来た時に…」

善子「えぇ…死ぬかと思ったわ…」

善子「だから私は中立派よ。」

津島善子は

この学校唯一の中立派

いわば変人

善子「変人じゃないわよ！」
　

………

……

…

モブ50「曜先輩！お姫様抱っこしてぇ！」

ひょい

曜「軽いね…君は……」ｲｹﾎﾞ

モブ50「おほほっーー！！」

モブ51「月先輩！ほっぺにチューして！」

月「じゃあ目をつぶって…」ｲｹﾎﾞ

チュッ

モブ51「幸せ…♡」

モブ50.51「ありがとうございました！」

月曜「じゃあね～！」ﾆｺｯ

モブ50.51「きゃーーー///」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ...
　

曜「よし！じゃあご飯に…」

千歌「む～！」

曜「うへぇ！ち、千歌ちゃん！！」

月「どうした…の！？」

梨子「…ふん！」

月「あ、へ、り、梨子ちゃん！！」

千歌「よーちゃん！」

梨子「月ちゃん！」

月曜「は、はい！」
　

千歌「千歌をほっておくってどーゆーこと！」

曜「べ、別にほっておいたわけじゃ…」

梨子「私たちのこと嫌いなの…？」ｳﾙｳﾙ

月「き、嫌いじゃない！」

ちかりこ「…」ﾆﾔﾘ

千歌「じゃあよーちゃん！」

梨子「月ちゃん！」

ちかりこ「私のこと好き？」ｳﾙｳﾙ

月曜「！？」
　

曜（今言わないでいつ言うんだ！ヘタレ卒業するんだ！渡辺曜！）

曜「す……す…！」

千歌「す～？」

月（ここはヘタレるな！渡辺月！梨子ちゃんに想いをぶつけるんだ！）

月「僕は…り、梨子ちゃんがぁ……」

梨子「が～？」

曜「す～！！」

千歌「す～？」

月「す～！！」

梨子「す～？」
　

月曜「好きです！！」

月曜（やった…言えた……！！）

ちかりこ「♡」

千歌「私も大好きだよ～！よーちゃん♡」ｷﾞｭｯ

梨子「この言葉を待ってたよ～月ちゃん♡」ｷﾞｭｯ

曜「ふぉあ！？ち、千歌ちゃん///」

曜（お胸が…！）

月「おぶぅ！？り、梨子ちゃん///」

月（吐息が…！）
　

千歌「よーちゃん♡」ﾁｭｯ

曜「！！？？！？！？？？！！！？！」

梨子「月ちゃん♡」ﾁｭｯ

月「！！？？！？！？？？！！！？！」

千歌「えへへ…ほっぺたにちゅーしちゃった♡」

梨子「私もキスしちゃった♡」

千歌「次はよーちゃんが唇に…///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

梨子「月ちゃんが唇にキスを…///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

月曜「」

千歌「…あり？」

梨子「あらら？」

月曜「」

ちかりこ「気絶してる…」
　

おまけ

曜ママ「あの！」

千歌ママ「ん？」

曜ママ「高校時代からずっと！」

千歌ママ「ん？」

曜ママ「えっと！あの！」

千歌ママ「な～に？」

曜ママ「その……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

千歌ママ「…♡」ﾆｯｺﾘ

千歌ママ「ねぇねぇ！」

曜ママ「は、はい！」

ﾁｭｯ♡

曜ママ「…へ？」

曜ママ（ほっぺになにかが…）

千歌ママ「ずっと気づいてたよ…バカ…///」

曜ママ「…」

千歌ママ「あれ？」

千歌ママ「気絶してる…」

ヘタレは遺伝する。
　

終わりです。ありがとうございました。

このあと千歌ちゃんと曜ちゃんは姉妹になりましたとさ。