【SS】しずく｢初夢｣【ラブライブ！虹ヶ咲】

栞子｢実は、初夢にしずくさんが出てきたんですよ｣

しずく｢え？そうなの！？｣

栞子｢はい｣

しずく｢へ、へえ～ …その初夢はさ、どんな内容だったの？｣ｿﾜｿﾜ

栞子｢デートでした｣

しずく｢で、デート～！？｣

栞子｢はい｣

しずく｢夢の中でわたしと栞子さんがデートしたの？！｣

栞子｢はい あれはデートでした｣

しずく｢そ、そうなんだぁ～｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ
　

栞子｢すごくどきどきしましたね｣

しずく｢そ、そっかぁ｣

栞子｢初夢にまでしずくさんが出てくるなんて、なんだか運命を感じますね｣

しずく｢そ、そうだね///｣

栞子｢ふふ｣

しずく｢ち、ちなみにだよ？｣

栞子｢はい｣

しずく｢で、デートで具体的に何をしたの？｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ

栞子｢そうですね｣
　

栞子｢一緒にスイーツを食べに行きました｣

しずく｢スイーツ？｣

栞子｢いつものところです｣

しずく｢あー、あそこか！｣

栞子｢はい｣

しずく｢夢の中でもあのスイーツ屋に行くだなんて、栞子さんもしかしてはまってる？｣ｸｽｯ

栞子｢正直…///｣

しずく｢ふふ、あそこ美味しいからね｣

栞子｢はい また行きましょうね？｣

しずく｢うん！もちろん！｣
　

しずく｢で～、その後は？｣

栞子｢その後？｣

しずく｢デートしたんでしょ？｣

栞子｢はい スイーツデートです｣

しずく｢え｣

栞子｢わたしの初夢です｣

しずく｢いや、それじゃただスイーツ食べに行っただけじゃん！｣

栞子｢デートでは？｣

しずく｢でっ…デートだけどさ～！もっとこう他にないの！？｣

栞子｢他にというのは？｣

しずく｢ロマンチックな場所に言ったとかさぁ！｣

栞子｢う～ん…｣
　

栞子｢あ！｣

しずく｢思い出した！？｣

栞子｢イルミネーションが綺麗な場所へ行きました！｣

しずく｢それでそれで！！｣

栞子｢そこは素通りしました｣

しずく｢｣ｽﾞｺｰ

栞子｢その先にある公園で2人で温かい飲み物を飲みました｣

しずく｢なんで素通りしちゃうの！！！｣

栞子｢座りたいって言ったのはしずくさんです！｣

しずく｢言ってないよ！！…いや、夢の中のわたしはそう言ったんだ…｣

栞子｢言いました｣

しずく｢はぁ…他には？｣

栞子｢他ですか？｣
　

しずく｢お出かけしただけ？｣

栞子｢そうですね｣

しずく｢はあ！？どうして！？｣

栞子｢どうしても言われても…｣

しずく｢デートって言ったら、お出かけが終わったらお互いの家に行くもんなんだよ！？｣

栞子｢お互いの家ですか｣

しずく｢そう！｣

栞子｢……あ！｣

しずく｢行ったの！？｣

栞子｢しずくさんの家に行きました！｣

しずく｢！！！｣
　

しずく｢それで？！｣

栞子｢ゲームをして寝ました｣

しずく｢｣ｽﾞｺｰ

栞子｢楽しかったです｣

しずく｢楽しくないよ！！！｣

栞子｢ええ…｣

しずく｢あのさあ！一緒にスイーツ食べに行って、ロマンチックなところも素通りしたらしいけど行ったんだよ！？｣

栞子｢はい｣

しずく｢それでわたしの家に来たならさあ！！｣

栞子｢はい｣

しずく｢その…｣

栞子｢なんですか｣
　

しずく｢き、キスとか…///｣

栞子｢はい？｣

しずく｢普通するじゃん！｣

栞子｢何言ってるんですかしずくさんは｣

しずく｢くっ…｣

栞子｢変なこと言うのはやめてください｣

しずく｢ふん！栞子さんのわからず屋！｣

栞子｢ええ…｣

しずく｢まあ夢の中まで栞子さんはにぶちんの根性なしだったっていう事は置いといて｣

栞子｢酷い言い草ですね｣
　

しずく｢初夢でわたしの夢を見るなんて、栞子さんってわたしのこと好きすぎない～？｣ﾆﾔﾆﾔ

栞子｢ふふっ｣

しずく｢何がおかしいの？｣

栞子｢確かにそうかもしれませんね｣ﾆｺｯ

しずく｢っ！｣ﾄﾞｷｯ

栞子｢最近はしずくさんのことを考える時間が増えたと思います｣

しずく｢え、そ、それって｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ

栞子｢もしかすると、自分が思ってる以上にしずくさんのことが好きなのかもしれませんね｣

しずく｢っ///｣ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

栞子｢でもそれは…｣

ｸﾞｲｯ

しずく｢！！｣
　

栞子｢しずくさんも一緒では？｣ﾎﾞｿｯ

しずく｢えっ…？｣

栞子｢しずくさん、知ってました？｣

しずく｢な、なにを？｣

栞子｢初夢に出てくる人って、自分が想ってることはもちろん、相手が自分のことを強く想っていることの暗示でもあるってことです｣

しずく｢！｣

栞子｢普段わたしのことをいたずらな笑顔でからかいつつも、わたしの初夢に出てきちゃうくらいわたしのことを想っているのでしょう？｣

しずく｢な、なななな、何言ってるの！？///｣

栞子｢認めませんか？｣

しずく｢み、認めないから！！｣

栞子｢そうですか ではもう1つお話をしましょう｣

しずく｢！｣
　

栞子｢しずくさんは先程、わたしを夢の中までにぶちんの根性なしと言いましたね？｣

しずく｢言ったよ｣

栞子｢…わたしだって、なるべく自分の気持ちには素直になりたいと思ってます｣

しずく｢うん｣

栞子｢ですが、その…き、キスなどはまだ現実でもしたことないですよね？｣

しずく｢そうだね｣

栞子｢……なのに、夢の中で先にって言うのは嫌だったのです｣

しずく｢！！｣

栞子｢するなら最初は…現実でしたいんです｣

しずく｢そ、それって…///｣
　

栞子｢しずくさん｣

しずく｢う、うん｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ

栞子｢今日は同好会の練習をさぼって、しずくさんの家で初夢の続きをしませんか？｣

しずく｢えっー！ウソー！！///｣


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しずく｢って言う初夢を見たんだけど///｣

栞子｢はれんちです！！///｣

しずく｢栞子さんのばか！！！｣
　

終わり
　

夢オチかぁ
これから現実にしろ
　

jΣﾐｲ˶º ᴗº˶ﾘ👍
　

いいしおしずですね
　

　

タメ口しずくは良い