【SS】梢「私を叱ってちょうだい、日野下さん」　花帆「え？」【ラブライブ！スーパースター!!】

スクールアイドルクラブ部室

花帆「ど、どうしたんですか急に？　梢先輩は叱られる様なことしてないですよね？」
　

梢「私、最近ラ板で日野下さんにセクハラばかりしてるでしょ？」

花帆「それは......確かに叱られる様なことかもしれませんね......」
　

梢「もっとあなたの不安と向き合って、ふたりでしっかりと話し合うべきだったわ」

花帆「話し合ったところで、と思いますけど......」

梢「私、あなたに叱ってもらわなくっちゃダメになってしまうの......」

花帆「既に大分ダメダメだと思いますけど......まあ、わかりましたよ」
　

梢「......」ｳｷｳｷ

花帆「こほん、梢先輩、先輩の立場を利用して後輩にいやらしいことしたらダメですよ。二度としないでください」

梢「はい、ごめんなさい......」
　

花帆「......」

梢「......」

花帆「これでいいですか？」

梢「待ってちょうだい。その...... もっと口汚く罵ってもらえないかしら？」

花帆「へ？」
　

梢「例えば、このいやらしいメスゴリラ！とか」

花帆「そ、そんなこと言えませんよ！」

梢「私も完璧な先輩ではないのよ......お願い........」
　

花帆「脈絡がよくわかりませんけどわかりましたよ。　この年中発情期のいやらしいメスゴリラ！」

梢「ごめんなさいごめんなさい、私は力ずくで後輩を襲ってしまういやらしいメスゴリラですぅ！」ｿﾞｸｿﾞｸ

花帆「いや、そこまで言わなくても。もういいですよね？」
　

梢「待ってちょうだい。その......私のおしりをぶってくれないかしら？」

花帆「ええっ！？　無理です無理です！　そんなことできるわけないですよ！」

梢「私は下半身でモノを考えてるケダモノなの...... 痛みを伴わないと躾けられないのよ......」

花帆「いや、無理ですって」
　

梢「私は不器用で、思い込みが激しくて、融通のきかない先輩なの」

花帆「まあそういうところもありますけど......」

梢「お願い、花帆さん！」

花帆「っ......！」
　

花帆「わかりましたよ、少しだけですよ」

梢「ありがとう、花帆さん。私は四つん這いになるからおしりをぶってちょうだい」ｳｷｳｷ

花帆「じゃあいきますよ？　えいっ」ﾊﾟｼｯ

梢「はっ......///」
　

花帆「気が済みましたか？」

梢「もっと強くぶってちょうだい......」

花帆「もうどうにでもなれです。えいっ」ﾊﾞｼｯ

梢「あんっ！///　もっと！」
　

花帆「えいっ！」ﾊﾞｼｯ

梢「いいん！///」

花帆「えいっ」ﾊﾞｼｯ

梢「罵りながら！///」

花帆「このセクハラ部長！」ﾊﾞｼｯ

梢「ああっん！　私はイケないセクハラ部長ですぅ！///」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
　

部室の外

さやか「また立入禁止、ですか」

綴理「行こう、さや。僕たちにできることはない」
　

さやか「でも部室の中から変な音が聞こえてますよ？」

< ｱﾋｨ! ｱﾋｨ!

綴理「こずも、スクールアイドルになれたんだね...」

さやか「？」

綴理「行こう......」
　

花帆「やらしい声出して気持ちよくなってんじゃないですよ！」ﾊﾞｼｯ

梢「ひぃん！/// スカートをめくって！　直におしりをぶってちょうだい！」ﾋﾟﾗｯ

花帆「あ、なんですかこのいやらしいTバックは！　いつもこんなの付けて学校に来てたんですか！」ﾊﾞﾁﾝ

梢「はいぃ！　わたくしはいやらしい下着を付けて学校に来てる〇乱スクールアイドルですぅ！」ｶﾞｸｶﾞｸ
　

花帆「おしりデカデカ罪ですよ」ﾊﾞﾁﾝ

梢「おしりが大きくてごめんなさいいい///」ｶﾞｸｶﾞｸ

花帆「あ、ア　ルが見えてるじゃないですか、ヒクヒクしてる」
　

梢「いやぁ...見ないでぇ.....」ﾋｸﾋｸ

花帆「ぽちっと♡」ﾎﾟﾁｯ

梢「きゃあ！」ﾌﾟｼｭｰ

花帆「うわ！　潮吹いた！」

梢「ああっ！　後輩に潮〇き見られてるぅ～！/// 見ないでぇ～！　あっ！　あーーーっ！」ﾌﾟｼｬｰ ｶﾞｸｶﾞｸ


...
...
...
　

花帆「......落ち着きました？」

梢「はい...」

花帆「部室ビチャビチャですよ」

梢「これが私の水彩世界なのだけど」

花帆「何バカなこと言ってるんですか」
　

梢「花帆さんには恥ずかしいところたくさん見られちゃったわね」

花帆「自分から進んで見せてた気がしますが......」

梢「ねえ、花帆さん、もし、あなたが良ければ、なのだけれど、...改めて私と一緒にスクールアイドルをしてもらえないかしら？」

花帆「普通良くないですよ」
　

梢「私とあなたでこの衣装を着て...」

花帆「なんですかこのボンテージ衣装は！？」

梢「スクールアイドルクラブで引き継がれてきた衣装よ」

花帆「ほんとですか......？」
　

梢「頑張るあなたのその隣で叩かれていたいの......」

花帆「わかりましたよ。私もなんかSに目覚めてきたんで」

梢「ありがとう、花帆さん！」

花帆「いっしょに花咲きましょう！」

梢「花咲く......」ｿﾞｸｿﾞｸｯ


第３話「アメと、ムチと、太陽と」　完
　

ひどかった（褒め言葉）
　

伝統ならしょうがないのではないかしら……
　

これもう分かんねぇなぁ……
　

水彩世界でダメだった
　

曲名見る度に笑わせてくる記憶刻むのやめろ
　

花帆のツッコミもいいわね