【SS】「エゴサ」【ラブライブ！虹ヶ咲】

ある日の部室。

かすみ「あ〜ん。全然だよ〜」

ミア「キャンキャン、キャンキャンやかましいな」

かすみ「むぅ。かすみ歳上なんだからね」　

ミア「学年で言ったらボクのが上だよ」

かすみ「うっ…それは」

侑「賑やかだね」

果林「今日も平和だわ」

エマ「それで何かあったの？」

かすみ「よくぞ聞いてくれました！さすがエマ先輩！」
　

ミア「そりゃあ、こんだけ騒いでれば」

エマ「うふふ」

かすみ「かすみんの！かすみんの評判を検索したんですけど！ここの所、可愛って評価が少ないんです！おかしくないですか？」

エマ「そうなんだ。それは変だよね」

かすみ「ですよね？」

果林「普段からエゴサーチなんてしてるの？」

ミア「エゴサーチ？」

侑「ネットで自分の評価とか評判を検索する事だよ」

ミア「あ〜そういうことか。日本人って独特な言葉の使い方をするよね」

エマ「確かにね。ちょっと困惑する時あるよね」
　

ミア「で？そんな自分の評価を検索してどうするのさ？」

かすみ「どうするって…そりゃあ…ミア子はしないの？」

ミア「しないね」

かすみ「うっそだー。絶対にした事あるよ」

ミア「ないって言ってるだろ」

かすみ「じゃあ、スマホの検索履歴見せてよ」

ミア「はあ？なんで」

かすみ「見せられないって事はエゴサしてるんだ」

ミア「分かったよ。そこまで言うなら見せてやるよ」
　

かすみ「どれどれ〜」

・baseball stadium
・hamburger Tokyo
・自分勝手　直す
・Two-way player successive generations

かすみ「………英語ばっか」

ミア「当たり前だろ」

かすみ「ミア子…自分勝手を直したいの？」

ミア「ボクの事じゃないよ！！！」
　

かすみ「じゃあ誰？ランジュ先輩？」

ミア「もそうだし！今、まさに目の前に居るよ」

かすみ「……言われてますよ、果林先輩」

果林「そうね。そう言う所よ」

かすみ「ん？」

ミア「で、してなかったろ？」

かすみ「なんでしないの？仮にもアイドルやってるんだから少し気にした方が良いと思うよ」

ミア「余計なお世話だよ」
　

侑「まあでも、確かにかすみちゃんの言う事も一理あるかな」

かすみ「でしょ！でしょ！流石、侑先輩！分かってますね」

ミア「すぐ調子に乗るな」

果林「まあ、それも才能かもね」

ガチャ

歩夢「あれ、まだ皆んな揃ってない？」

侑「歩夢！遅かったね」

歩夢「うん、ちょっと…」

かすみ「良い所に来ましたね〜歩夢先輩！」

歩夢「え？」
　

かすみ「歩夢先輩はエゴサしてますよ〜」　

歩夢「え？な、なに？エゴサ？」

かすみ「はい！先輩、エゴサしてますよね？」

歩夢「いや…えっと…何のこと？」

かすみ「だから〜普段、エゴサしてるかな〜って。してますよね？」

歩夢「して……ないよ？」

かすみ「いや、してます。断言します。歩夢先輩はしてるよ」

歩夢「えぇ…」

かすみ「さっ、スマホ見せて下さい」

歩夢「えぇ…いいけど…」
　

かすみ「どれどれ…」

歩夢「あっ、やっぱりダメ…」

かすみ「おおっ」

・レディース　秋冬
・スクールアイドル　人気
・幼馴染　人気
・微分積分　解説
・釘
・上原歩夢　かわいい　

かすみ「ほら！やっぱり、自分の事エゴサしてるじゃないですか！」

ミア「う、うん」

果林「そうね…うん。そうね」

歩夢「違う、違うの。ほら？かすみちゃんも言ってたでしょ？可愛く挨拶出来なきゃって。だから、どんな風に思われてるのかなって…一応、アイドルやってるし…」
　

侑「別に照れなくてもいいのに。歩夢は可愛いよ」

歩夢「も〜からかわないでよ」

侑「からかってなんかないって」

エマ「うふふ。仲良しさんだね」

果林「そう…ね。うん。そうね」

歩夢「も〜そう言う侑ちゃんはどうなの？」

侑「私？私のは見てもつまらないと思うよ？」

かすみ「そんな事言って〜変な事検索してたりしませんか？」

侑「しない、しない。変な事って例えば？」

かすみ「え…っと…取り敢えず見せて下さいよ」

侑「いいけど、はい」
　

かすみ「どれどれ。侑先輩はと」

歩夢「侑ちゃん普段どんな事を検索してるのかな」

ミア「なんか趣旨変わってないか？」

・虹ヶ咲　スクールアイドル　
・ニジガク　スクールアイドル　
・カフェオレ　カフェラテ　違い
・スクールアイドル　動画
・炒飯　パラパラ
・ラブライブ　伝説　地区
・収納　裏技　

かすみ「違い分かりました？」

侑「うん。おかげさまで」
　

歩夢「エゴサはないけど…やっぱり同好会のことを気にしててくれてたんだね」

侑「そりゃあ、まあ」

ミア「もう少し、音楽の事について調べてても良いと思うけどね」

侑「あ〜そっちはPCの方でやってるから」

かすみ「使い分けてるんですか？」

侑「一応ね。メリハリがつくかなって。だから、同期もさせてないんだ」

かすみ「ふ〜ん。何言ってるかよく分かりませんけど」

果林「さっきから人のばかり見せろって言って。かすみちゃんは見せないのかしら？」
　

かすみ「え？いや、かすみんは…」

ミア「言い出しっぺだろ」

かすみ「だって、かすみんはエゴサしてるもん」

ミア「どんな風にしてるのか見せてよ。まさか、嫌とは言わないよね？」

かすみ「いやぁ…」

ミア「人に強要したんだから。見せろよ」

かすみ「ううっ…分かったよ。はい」

果林「自分勝手な人間の相手、出来てるじゃない」
　

・中須かすみ　可愛い
・かすみん　可愛い
・クロワッサン　作り方
・身長　伸ばし方
・豊胸　コツ　
・ちくわ　ちくわぶ　違い
・勉強しないで　テスト　方法

ミア「取り敢えず勉強はしろよ」

侑「違い、分かった？」

かすみ「はい。おかげさまで」

ミア「まあ、想像通りと言うか……果林、アドバイスしてあげたら？」

果林「え？アドバンス？」
　

果林「そうね…まあ…ストレッチとかかしら？」

かすみ「な、なんの話ですか？」

侑「あはは。かすみちゃんは今のままでも可愛いよ」

かすみ「はい。そりゃあもう、当然です」
　

果林「………さあ、もうこんな所で終わりでいいんじゃない？」

エマ「そうだね〜」

かすみ「そんな訳ないじゃないですか。まだお二人が終わってませんし、なんならこれから来る、しお子とこしず子とか、そこら辺の面白そうな人達のもまだですから。と言う事でどちらから行きますか？」

エマ「え〜私のはつまらないと思うよ？」
　

かすみ「エマ先輩だってアイドルに憧れて日本まで来たんですから〜自分の人気くらい気になりますよね」

・エマ　スクールアイドル
・エマ　果林
・日本　スイスみたいな　場所
・南アルプス　
・エマヴェルデ　人気
・TKG 専門店

かすみ「がっつりエゴサしてたーーーーーー」

エマ「は、恥ずかしいよ」

かすみ「してるじゃないですか！！！エゴサ！！！」

ミア「かすみほど露骨じゃないけどね」

エマ「だって、気になるんだもん〜」

侑「そうだよね。気になるのは仕方ないし、むしろ気にしない方がおかしいよね」

エマ「うん」
　

かすみ「それ、かすみんの時も言って欲しかったんですけど」

侑「あはは。そうだね。かすみちゃんはプロ意識高いからちゃんと自分の評価を気にしてるんだよね」

かすみ「そうです！その通りです」

ミア「よく言い過ぎだろ」
　

かすみ「さあ、次は果林先輩ですよ〜」

果林「いや…私は…」

ランジュ「私は…何？」

果林「え？」

ミア「ランジュ…」

栞子「そうやって背後からいきなり会話に入るのやめた方がいいですよ」

かすみ「しお子も！良いところに来た！」

栞子「良いところ？」

かすみ「ランジュ先輩！スマホの検索履歴を見せて下さい！」

ランジュ「え？良いけど」

侑「凄い…何の疑いもない」

歩夢「見られても何も困らないんだね」

ミア「こう言う時、ランジュの性格が羨ましいね」
　

かすみ「ではでは〜」

・語尾　アル
・チャイナ　キャラ
・横浜　中華街
・友達　親睦　距離感
・冷やし中華　簡単に言うと
・人気　スクールアイドル　
・語尾　中国

かすみ「めっちゃキャラを気にしてるーーー」

歩夢「語尾にアルをつけて喋る人なんてアニメ以外で見た事ないよ」

ランジュ「そうよね。でも、アイドルだし、キャラ作りでやってみてもいいのかなって思ったの」

ミア「わざとらしくて引かれるんじゃない？」
　

ランジュ「そんな事ないアル」

ミア「やっぱり、不自然だね」

侑「そうアルね」

ランジュ「本当ね」

かすみ「さて、さっきから気配を消している、察しの良いしお子！」

栞子「私は…」

かすみ「大丈夫だよ。みんなやってるから。怖いのは最初だけだよ」

歩夢「いけない勧誘みたい…」
　

かすみ「さっ、しお子はエゴサーチしてるのでしょうか〜」

・リーダー論　
・可愛い　ポーズ
・流しそうめん　歴史　
・溶接　ガス　アーク
・八重歯　矯正　費用

侑「え〜八重歯はチャームポイントなのに？」

栞子「え…いや…別にちょっと気になっただけで」

歩夢「本人だけが気になる事ってあるもんね」

かすみ「しお子…色々ツッコミたい所はあるんだけど」
　

栞子「な、何でしょうか？」

かすみ「部長の座を狙ってる？リーダー論って」

ミア「生徒会長としてだろ」

かすみ「あっ、そっか」

栞子「いえ…恥ずかしながら…私には果たしてリーダーの適性があるのだろうかと…」

歩夢「栞子ちゃんは生徒会長として立派に責務を果たしてると思うよ」

ランジュ「そうよ。ランジュが認めてあげてるんだから自信持ちなさい」

ミア「まあ、かすみよりはリーダーの素質はあるよ。それよりも、溶接なんか調べてどうするんだよ？」
　

栞子「あっ、これは機械工作部の方々が取得したいと申請に来られたので」

侑「調べたの？」

栞子「知りもしないのに、許可だけ出すのは無責任じゃないですか」

ミア「まあ」

果林「真面目ね」

かすみ「って言うか堅いな。別に悪い事するわけじゃないし」

栞子「良い悪いではなく…」

侑「まっ、何にせよ栞子ちゃんはちゃんと生徒会長の責務を全うしてるよ」

歩夢「うん」
　
果林「そうね」

栞子「ありがとうございます。嬉しいです」

果林「じゃあ、そろそろ」
　

かすみ「おっと〜逃げる気ですか？」

果林「人聞きが悪いわね。見せる義務なんてないはずよ」

かすみ「でも、人のはみたじゃないですか」

果林「かすみちゃんが勝手に見せたんでしょ」

かすみ「まあまあ。ここは見せましょうよ。果林先輩」

果林「うっ、分かったわよ」

ミア「なんで分かるんだよ」
　

果林「はい、どうぞ」

かすみ「どれどれ〜」

・歩行　練習　
・部屋　収納　スペース
・成り上がり
・パンダ　飼育している　動物園
・栄養　アプリ　管理

かすみ「何の面白味もないですね。果林先輩みたいな普段クールを気取ってる人が、ちょっとお茶目な事検索して慌てるのが定番じゃないですか」

果林「そんな事知らないわよ」

エマ「果林ちゃん」

果林「な、なに？」

エマ「収納の問題じゃないと思うな。スペースはちゃんとあるから」

果林「なっ…」

かすみ「何の事ですか？」

果林「何でもないわよ」
　

かすみ「何でもないなら、何でそんなに慌てるんですか」

果林「かすみちゃんは知らなくていいのよ。さあ、これで満足でしょ」

かすみ「まだ、全員見てないですよ」　

ミア「まだ見る？」　

栞子「かすみさん、やめましょう。これ以上はプライバシーの侵害ですよ」

果林「とっくに侵害行為よ」

かすみ「でも、気になりませんか？しず子とか普段どんな事検索してるのか」

果林「ならないわよ」

かすみ「え〜そんな事言って」

せつ菜「何か悪巧みですか？」

かすみ「え？わっ、せつ菜先輩！！？」
　

侑「実はかくかくしかじかで…」

せつ菜「なるほど。良いですよ」

かすみ「え？」

せつ菜「減るものじゃないですし。はい」　　

かすみ「あっ、じゃあ…」

・優木せつ菜　評判
・今期　期待作
・瞬間　心　重ねて
・筋トレ　腹直筋　
・ビーフストロガノフ　レシピ　調理

かすみ「いやいや！カレーとかシチューから手を出して下さい！」

せつ菜「へ？」

かすみ「ビーフストロングとか難しい料理に手を出す前に簡単なのからいきましょうよ」

ミア「ストロガノフ」

かすみ「それ」

せつ菜「ですが…カレーやシチューは既に作れますし」
　

かすみ「作れるのハードルが低すぎます」

せつ菜「え？ルーを使わないでって事ですか？」

かすみ「違います。せつ菜先輩は先ずルーを使ってカレーやシチューをですね」

せつ菜「それは既に出来ますから…」

かすみ「えぇ…」

歩夢「まあ…その…うん。だよね」

侑「そうだね」　　　

栞子「かすみさん。こう言うのは徐々に気がつくようにしていくものです。いきなり言われたらかすみさんだってショックでしょう？」

かすみ「まあ…そうだけど…」
　

栞子「せつ菜さん。頑張りましょう！」

せつ菜「え…は、はあ。ありがとうございます」

ランジュ「めでたし、めでたしね！」

ミア「何がめでたいんだよ」

かすみ「ま、まあいいです。それよりも、しず子達はまだ来ないんですかね」

果林「確かに遅いわね」

かすみ「何やってるんですかね」
　

〜10分後〜

しずく「で、納得出来ないのですが」

彼方「そうだ〜そうだ〜」

愛「別に愛さんは見られても困らないけど」

璃奈「私も別に困らない」

かすみ「じゃあ、愛先輩からお願いします」

しずく「じゃあって…勝手に話を進めないで」
　

愛「愛さんのはこれだよ〜」

・ダンス　ステップ
・流行り　曲
・流し打ち　コツ
・バスケ　神プレイ　特集
・蕎麦　打つ

かすみ「以外ですね…ダジャレ特集とかあると思ってたんですけど」

歩夢「私も」

愛「あ〜ダジャレは自分で思い付くのが良いんだよ。それに、特集なんて組まれたら笑い死んじゃうよ」

かすみ「どれだけツボが浅いんですか」

侑「確かに笑い死ぬ」

かすみ「え〜…」
　

ミア「バスケ好きなの？」

愛「好きだよ。助っ人も頼まれてるから、動画見て研究かな〜」

果林「大変ね。ダンスの練習もしながら、バスケも」

愛「好きだからね」

せつ菜「お蕎麦も打ちたいんですか？」

愛「愛〜これも助っ人で」

せつ菜「なるほど」

ミア「なるほど？」　

かすみ「じゃあ、次はりな子だね」

璃奈「うん、いいよ。はい」
　

・三億円　時効　いつ
・三億円　自首　何年
・府中　警察署
・バイク　免許
・笑顔　練習
・圧電素子　発電　廊下
・世界征服　やり方

かすみ「色々と不穏！！！！」

せつ菜「ダメですよ。世界征服なんてしちゃ」

璃奈「はい」

かすみ「そこじゃなくて」
　

エマ「三億円？」

ランジュ「時効って何かしら？」

ミア「何かの事件？」

侑「そっか。海外組は知らないんだ」

栞子「三億円事件… 1968年の12月10日の早朝、東京都府中市で金融機関の現金輸送車に積まれた約3億円の現金が白バイ警察官に扮した男に奪われた…日本国内でも有名な強盗事件です」

せつ菜「犯人検挙には至らず、時効もとっくに過ぎています」

しずく「私達が生まれる前の事件だけど、知らない人はいないんじゃないかな？」

かすみ「………」

果林「………」

愛「……知らなの？」

果林「いえ…」
　

侑「三億円事件を何故、璃奈ちゃんが？」

ランジュ「まさか…真犯人は…」

璃奈「あ〜あ、バレちゃった。璃奈ちゃんボード、あせあせ」

かすみ「え…うそ…りな子？」

栞子「嘘に決まってるでしょう。私が生まれる前の事件なんですから」

璃奈「…璃奈ちゃんボード…えへへ」

かすみ「も、も〜心臓に悪いよ」

侑「なんで、調べてたんだろうね？」

歩夢「さ、さあ？」
　

かすみ「さ、さて…気を取り直して…しず子、彼方先輩！どちらから行きますか？」

彼方「じゃあ〜彼方ちゃんからでいいよ〜」

しずく「え？待って下さい。抵抗しましょうよ」

彼方「どうせ、見せる事になるんだからさ〜」

しずく「だから、抵抗して…」

かすみ「諦めなよ、しず子」

しずく「なんで…」
　

彼方「これが彼方ちゃんの検索履歴だよ〜」

・近江遥　可愛い
・安眠　枕
・縮毛矯正　値段
・近江遥　ファン　
・近江遥　かわいい
・バイト　時給　単発

かすみ「シスコンの鑑…」

ランジュ「自分の事は一切検索しないのね」

彼方「そりゃ〜遥ちゃんの事の方が気になるもん」

かすみ「もし、悪口書かれてたら？」

彼方「そんな事はありえないよ」

かすみ「まあ…」

彼方「けど、許さない」
　

かすみ「こ、怖い…」

彼方「遥ちゃんを守る為なら、鬼にだってなるよ〜」

果林「笑顔で言わないで」

かすみ「さ、さあ。最後はしず子だよ。あれ？しず子は？あーーーー」

しずく「な、なに」

かすみ「検索消そうとしてるーーーー」

しずく「してないよ」

かすみ「そんなに見られたくないの？」

しずく「そうじゃなくて…そうだけど…」
　

かすみ「さあ…」

しずく「あっ…」

かすみ「どれどれ」

・あ
・あか
・あいう
・あ　声
・身内　参考

かすみ「………消すの間に合わないからって適当に打ち込んで履歴上書きしたな〜」

しずく「いえ…その…」
　

かすみ「でも、これって履歴を上から消していけば…」

せつ菜「はい、そこまでにしましょう」

栞子「そうですね」

かすみ「え？」

侑「本気で嫌がってるんだからさ。この辺でやめておこうよ、かすみちゃん」

しずく「本当に嫌です…」

かすみ「分かったよ。じゃあ、やめる」

栞子「そうですよ。それがいいですよ」

せつ菜「そもそも、人のスマホを勝手に見る事自体御法度ですからね」

かすみ「分かりましたよー」




・身内　参考



終わり