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1: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:27:24 ID:???00
※全員成人済み、飲酒描写あり
※かのちされん、クゥすみが前提になっています
以上よろしければどうぞ
※かのちされん、クゥすみが前提になっています
以上よろしければどうぞ
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2: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:28:06 ID:???00
晩秋 葉月邸
すみれ「仕事終わりの一杯は美味しいわね」
千砂都「うんうん、やっと気を緩められるのも相まって美味しく感じるよね」
恋「サヤさんが作ってくださったポトフです。どうぞ召し上がってください」
すみれ「においの時点で既に美味しいわ…」
千砂都「サヤさんの料理なら間違いないねぇ…」
千砂都・すみれ・恋「いただきます」
すみれ「仕事終わりの一杯は美味しいわね」
千砂都「うんうん、やっと気を緩められるのも相まって美味しく感じるよね」
恋「サヤさんが作ってくださったポトフです。どうぞ召し上がってください」
すみれ「においの時点で既に美味しいわ…」
千砂都「サヤさんの料理なら間違いないねぇ…」
千砂都・すみれ・恋「いただきます」
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3: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:28:39 ID:???00
すみれ「案外珍しいかもね、この面子」
恋「たしかに。意外とありませんね」
千砂都「まぁまぁ、たまには3人でしっぽりと飲もうよ」
千砂都・すみれ・恋「…」モグモグ
千砂都・すみれ・恋「おいしい!」
恋「たしかに。意外とありませんね」
千砂都「まぁまぁ、たまには3人でしっぽりと飲もうよ」
千砂都・すみれ・恋「…」モグモグ
千砂都・すみれ・恋「おいしい!」
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4: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:29:06 ID:???00
すみれ「この厚切りベーコン、反則級に美味しいわ…」
千砂都「この小さめの玉ねぎ、まあるい上に中まで味が染みててとっても美味しい!」
恋「ふふふ、サヤさんの料理ですから」ドヤ
千砂都「恋ちゃんがドヤるんだね…」
すみれ「でも美味しいもの。レシピを聞きたいくらいだわ…」
恋「今度サヤさんに伺っておきますね」
千砂都「可可ちゃんに作ってあげるのかな?」ニヤニヤ
すみれ「何だっていいでしょ、全く…。ありがとね、恋」
恋「お礼を言われるほどのことではありませんよ。それに、サヤさんのレシピなら可可さんにも喜んでいただけるかと」
すみれ「恋、あなたねぇ…」
恋「?」
千砂都「っ…」バンバン
すみれ「千砂都、後で覚えておきなさいよ…」
千砂都「この小さめの玉ねぎ、まあるい上に中まで味が染みててとっても美味しい!」
恋「ふふふ、サヤさんの料理ですから」ドヤ
千砂都「恋ちゃんがドヤるんだね…」
すみれ「でも美味しいもの。レシピを聞きたいくらいだわ…」
恋「今度サヤさんに伺っておきますね」
千砂都「可可ちゃんに作ってあげるのかな?」ニヤニヤ
すみれ「何だっていいでしょ、全く…。ありがとね、恋」
恋「お礼を言われるほどのことではありませんよ。それに、サヤさんのレシピなら可可さんにも喜んでいただけるかと」
すみれ「恋、あなたねぇ…」
恋「?」
千砂都「っ…」バンバン
すみれ「千砂都、後で覚えておきなさいよ…」
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5: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:30:18 ID:???00
千砂都「でも良かったの?すみれちゃん。可可ちゃんを一人で行かせて」
すみれ「かのんが変なことするわけないでしょ」
恋「かのんさんのこと、信頼していらっしゃるんですね」クスクス
すみれ「当たり前でしょ。本人に言うと調子に乗るから黙ってなさいよ」
すみれ「そういうあんたたちは良かったわけ?かのんを可可と行かせて」
恋「可可さんに限ってそのようなことはないでしょう」
千砂都「可可ちゃん、すみれちゃんのこと大好きだからね」
すみれ「…」///
恋「可愛らしい反応ですね」
千砂都「うんうん、可可ちゃんに見せたいね」
すみれ「だぁーもう、揶揄うんじゃないわよ!」
すみれ「かのんが変なことするわけないでしょ」
恋「かのんさんのこと、信頼していらっしゃるんですね」クスクス
すみれ「当たり前でしょ。本人に言うと調子に乗るから黙ってなさいよ」
すみれ「そういうあんたたちは良かったわけ?かのんを可可と行かせて」
恋「可可さんに限ってそのようなことはないでしょう」
千砂都「可可ちゃん、すみれちゃんのこと大好きだからね」
すみれ「…」///
恋「可愛らしい反応ですね」
千砂都「うんうん、可可ちゃんに見せたいね」
すみれ「だぁーもう、揶揄うんじゃないわよ!」
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6: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:31:42 ID:???00
すみれ「でも心配どうこうよりも、たまには二人だけで会って話して欲しいじゃない?」
千砂都「みんなそれなりに忙しいし、ゆっくり会う機会も中々ないしね」
すみれ「それにやっぱり、私たちがこうしているのもあの二人が始まりなんだから」
恋「はい。お二人だけの時間を作ってあげたいというすみれさんの気持ち、よく分かります」
恋「かのんさんと可可さんは特別な関係だと思いますから。単なる友人や仲間というものを超えた…」
すみれ「そうそう。それに、あの二人には色んなことで助けてもらったしね」トクトクトク
千砂都「みんなそれなりに忙しいし、ゆっくり会う機会も中々ないしね」
すみれ「それにやっぱり、私たちがこうしているのもあの二人が始まりなんだから」
恋「はい。お二人だけの時間を作ってあげたいというすみれさんの気持ち、よく分かります」
恋「かのんさんと可可さんは特別な関係だと思いますから。単なる友人や仲間というものを超えた…」
すみれ「そうそう。それに、あの二人には色んなことで助けてもらったしね」トクトクトク
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8: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:33:46 ID:???00
千砂都「すみれちゃん好きだよね、ウイスキー」
すみれ「はじめはそうでもなかったんだけどね。ほら、お酒ってカ口リー高いじゃない?」
すみれ「蒸留酒ならそこまでだから、人と飲むときはハイボールとか選んでたんだけど。気づいたら好きになってたわ」
恋「そんな理由があったのですね。そう聞くとすみれさんらしいです」
すみれ「味だけで言えば甘いのも好きなんだけどね」
千砂都「私もコークハイならよく飲むけど、お酒の種類自体のこだわりはないかなぁ。結局コーラとか桃の文字を見るとそればっかり選んじゃうかも」
恋「私もです。イチゴに関するものがあるとそればかりになってしまいます」
すみれ「はじめはそうでもなかったんだけどね。ほら、お酒ってカ口リー高いじゃない?」
すみれ「蒸留酒ならそこまでだから、人と飲むときはハイボールとか選んでたんだけど。気づいたら好きになってたわ」
恋「そんな理由があったのですね。そう聞くとすみれさんらしいです」
すみれ「味だけで言えば甘いのも好きなんだけどね」
千砂都「私もコークハイならよく飲むけど、お酒の種類自体のこだわりはないかなぁ。結局コーラとか桃の文字を見るとそればっかり選んじゃうかも」
恋「私もです。イチゴに関するものがあるとそればかりになってしまいます」
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9: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:34:16 ID:???00
すみれ「別に好きで飲むものなんだし、飲みたいものでいいでしょ」
千砂都「そうだねぇ…。次、何飲もうかな」
恋「よろしければ、イチゴの果実酒はいかがですか?毎年サヤさんが仕込んでくれているのですが、今年は特に出来が良いそうで」
千砂都「いいねぇ!普段イチゴのお酒なんて飲まないから、どんな味か気になる!」
すみれ「なにそれ、私も飲みたいんだけど」
恋「ふふふ、お二人の分持ってきますね」
千砂都「そうだねぇ…。次、何飲もうかな」
恋「よろしければ、イチゴの果実酒はいかがですか?毎年サヤさんが仕込んでくれているのですが、今年は特に出来が良いそうで」
千砂都「いいねぇ!普段イチゴのお酒なんて飲まないから、どんな味か気になる!」
すみれ「なにそれ、私も飲みたいんだけど」
恋「ふふふ、お二人の分持ってきますね」
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10: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:34:44 ID:???00
千砂都・すみれ「おいしい!」
恋「良かったです。サヤさんに好評だったと伝えねばなりませんね」
千砂都「お酒を作るなんて、サヤさんも凝ってるね」
恋「ジャムなども手作りされているのですが、大人になってからお酒も仕込んでいると知ったのです」
恋「イチゴの他に、梅、ブルーベリー、桃、リンゴ、ゆずなど、季節の果物で作られていて、度々頂いているんです」
すみれ「なんでもできるわね…、サヤさん」
恋「保存がきくので他のものもあるのですが、持ってきましょうか?」
千砂都・すみれ「お願いします」
恋「ふふふ、かしこまりました」
恋「良かったです。サヤさんに好評だったと伝えねばなりませんね」
千砂都「お酒を作るなんて、サヤさんも凝ってるね」
恋「ジャムなども手作りされているのですが、大人になってからお酒も仕込んでいると知ったのです」
恋「イチゴの他に、梅、ブルーベリー、桃、リンゴ、ゆずなど、季節の果物で作られていて、度々頂いているんです」
すみれ「なんでもできるわね…、サヤさん」
恋「保存がきくので他のものもあるのですが、持ってきましょうか?」
千砂都・すみれ「お願いします」
恋「ふふふ、かしこまりました」
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11: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:37:14 ID:???00
すみれ「でも昔はかのんと可可が仲良くしてるのを見ると、少し複雑な気分になったのよね」
千砂都「どうしたの急に。嫉妬とか?」
すみれ「…嫉妬ね。無いとは言わないけど、そういうのとも少し違うのよ」
恋「どういう感情なのですか?」
すみれ「うーん…、何ていうのかしら」
すみれ「私はかのんにスカウトされてスクールアイドルを始めたし、可可のおかげで初めてセンターに立てたし。2人にはすごい恩があるの」
すみれ「でも、可可の夢を初めに応援したのも叶えてあげたのも、かのんじゃない?私にはどうしたって届かない領域があるっていうか…」
すみれ「かのんにも本当に感謝してるのよ。だからこそ、嫉妬とか羨ましいっていうのと、でもあの2人だからって思うのと…。…駄目ね、まとまらないわ」
千砂都「どうしたの急に。嫉妬とか?」
すみれ「…嫉妬ね。無いとは言わないけど、そういうのとも少し違うのよ」
恋「どういう感情なのですか?」
すみれ「うーん…、何ていうのかしら」
すみれ「私はかのんにスカウトされてスクールアイドルを始めたし、可可のおかげで初めてセンターに立てたし。2人にはすごい恩があるの」
すみれ「でも、可可の夢を初めに応援したのも叶えてあげたのも、かのんじゃない?私にはどうしたって届かない領域があるっていうか…」
すみれ「かのんにも本当に感謝してるのよ。だからこそ、嫉妬とか羨ましいっていうのと、でもあの2人だからって思うのと…。…駄目ね、まとまらないわ」
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12: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:38:17 ID:???00
千砂都「その気持ち、分かるかも。私もクーカーの活動を最初から近くで見てたから」
千砂都「私が誰よりもかのんちゃんの力になりたいって思ってたんだけど、私じゃできなくて。でも、可可ちゃんがかのんちゃんのことを引っ張ってくれたんだよね」
千砂都「嬉しいとか羨ましいとか自分への失望とか、色々な気持ちがごちゃ混ぜになっちゃって」
千砂都「可可ちゃん、多分こっちのそういう気持ちをある程度気づいてて。代々木のフェスの前にスクールアイドルに誘ってくれてたんだよね」
千砂都「…その時は考えがあって断ったんだけど。やっぱりステージにいる二人を見たら色んな感情があふれちゃった」
千砂都「可可ちゃん、優しいからなぁ…」
千砂都「私が誰よりもかのんちゃんの力になりたいって思ってたんだけど、私じゃできなくて。でも、可可ちゃんがかのんちゃんのことを引っ張ってくれたんだよね」
千砂都「嬉しいとか羨ましいとか自分への失望とか、色々な気持ちがごちゃ混ぜになっちゃって」
千砂都「可可ちゃん、多分こっちのそういう気持ちをある程度気づいてて。代々木のフェスの前にスクールアイドルに誘ってくれてたんだよね」
千砂都「…その時は考えがあって断ったんだけど。やっぱりステージにいる二人を見たら色んな感情があふれちゃった」
千砂都「可可ちゃん、優しいからなぁ…」
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13: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:38:53 ID:???00
恋「お二人の感覚とは違うかもしれませんが、私もかのんさんと可可さんには返しきれないくらいの恩があると思っています」
恋「初対面からずっと強硬な態度だった私に、それでも声をかけてくれたのはかのんさんでした。あの時、私に手を差し伸べてくれたのも…」
恋「可可さんは、ずっと敵対していた私を真っ先に輪に加えようとたくさん話かけてくださいました。きっと、思うところはあったはずなのに…」
恋「あの頃はお二人の優しさに本当に助けられました…」
恋「初対面からずっと強硬な態度だった私に、それでも声をかけてくれたのはかのんさんでした。あの時、私に手を差し伸べてくれたのも…」
恋「可可さんは、ずっと敵対していた私を真っ先に輪に加えようとたくさん話かけてくださいました。きっと、思うところはあったはずなのに…」
恋「あの頃はお二人の優しさに本当に助けられました…」
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14: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:39:17 ID:???00
千砂都・すみれ・恋「…」
恋「しんみりしてしまいましたね」
千砂都「…『Tiny Stars』の映像、見てみない?」
すみれ「良いわね、しばらく見てないわ」
――駆け抜けるシューティングスター…
恋「しんみりしてしまいましたね」
千砂都「…『Tiny Stars』の映像、見てみない?」
すみれ「良いわね、しばらく見てないわ」
――駆け抜けるシューティングスター…
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15: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:39:42 ID:???00
千砂都「かのんちゃんも可可ちゃんも可愛いね」
恋「今から見ると随分とあどけなく見えますね」
すみれ「歌もダンスもまだまだだけど、やっぱりこの時の『Tiny Stars』が好きだわ」
千砂都「わかる、わかるよすみれちゃん…」
恋「ふふふ。私も同感です」
すみれ「お酒が進むわ」プハー
千砂都「わかる、わかるよすみれちゃん…」プハー
恋「お二人とも、さすがにペースが速すぎませんか…?」
恋「今から見ると随分とあどけなく見えますね」
すみれ「歌もダンスもまだまだだけど、やっぱりこの時の『Tiny Stars』が好きだわ」
千砂都「わかる、わかるよすみれちゃん…」
恋「ふふふ。私も同感です」
すみれ「お酒が進むわ」プハー
千砂都「わかる、わかるよすみれちゃん…」プハー
恋「お二人とも、さすがにペースが速すぎませんか…?」
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16: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:41:16 ID:???00
*****
恋「かのんさんと可可さん、こっちに来られるそうです」
すみれ「あれ?今日は二人でいるんじゃなかったの?」
恋「私達に会いたくなったそうです。可愛いですよね」
千砂都「Oh…。二人とも可愛いねぇ…」
すみれ「ふふっ。こっちについたら可愛がってあげましょう」
恋「しかしお二人はお強いですね。もう大分飲まれているのでは?」
すみれ「私は結構回ってきたかも。でも、千砂都なんてあれだけ飲んでるのに顔も仕草も普段通りだものね。」
千砂都「私も割と酔ってるよ?ちょっとご機嫌かも」
恋「かのんさんと可可さん、こっちに来られるそうです」
すみれ「あれ?今日は二人でいるんじゃなかったの?」
恋「私達に会いたくなったそうです。可愛いですよね」
千砂都「Oh…。二人とも可愛いねぇ…」
すみれ「ふふっ。こっちについたら可愛がってあげましょう」
恋「しかしお二人はお強いですね。もう大分飲まれているのでは?」
すみれ「私は結構回ってきたかも。でも、千砂都なんてあれだけ飲んでるのに顔も仕草も普段通りだものね。」
千砂都「私も割と酔ってるよ?ちょっとご機嫌かも」
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18: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:41:39 ID:???00
恋「全然分かりませんね…」
すみれ「というか酔ってもちょっとご機嫌で済むんだ…」
千砂都「ん-、他の人の感覚が分からないからなぁ」
恋「では、ボードゲームをしませんか?それなりに集中力が重要になってくるものなので、酔っているかどうか試せるのではないかと」
すみれ「ふん、この平安名すみれが負けるわけないわ!」
千砂都「大きく出たね、すみれちゃん。この勝負、乗ったよ!」
恋「やはりお二人とも酔ってますか?」
すみれ「というか酔ってもちょっとご機嫌で済むんだ…」
千砂都「ん-、他の人の感覚が分からないからなぁ」
恋「では、ボードゲームをしませんか?それなりに集中力が重要になってくるものなので、酔っているかどうか試せるのではないかと」
すみれ「ふん、この平安名すみれが負けるわけないわ!」
千砂都「大きく出たね、すみれちゃん。この勝負、乗ったよ!」
恋「やはりお二人とも酔ってますか?」
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19: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:43:21 ID:???00
*****
すみれ「っ、だぁーもう無理!」ガシャン
千砂都「ちょっとすみれちゃん、こっちのも崩れちゃったじゃん!」
恋「ふふ…、私の勝ちのようですね」
千砂都「ちょっと!私負けてないよね?」
すみれ「千砂都、負けは負けよ」
千砂都「ぐぬぬ、巻き添えにしたすみれちゃんに言われるのだけは納得いかない…」
恋「まぁまぁ、あくまでゲームですし…」
千砂都「…」ゴクゴクゴク
千砂都「…」プハー
千砂都「もう一回、やろっか」
すみれ「望むところよ!」ゴクゴク
恋「あのー、千砂都さん、すみれさん…?」
すみれ「っ、だぁーもう無理!」ガシャン
千砂都「ちょっとすみれちゃん、こっちのも崩れちゃったじゃん!」
恋「ふふ…、私の勝ちのようですね」
千砂都「ちょっと!私負けてないよね?」
すみれ「千砂都、負けは負けよ」
千砂都「ぐぬぬ、巻き添えにしたすみれちゃんに言われるのだけは納得いかない…」
恋「まぁまぁ、あくまでゲームですし…」
千砂都「…」ゴクゴクゴク
千砂都「…」プハー
千砂都「もう一回、やろっか」
すみれ「望むところよ!」ゴクゴク
恋「あのー、千砂都さん、すみれさん…?」
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20: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:44:01 ID:???00
*****
すみれ「あの子はねぇ!いちいち可愛すぎるのよ!」
千砂都「可可ちゃん、結構分かりずらいサインとか出してるよね」
すみれ「そうなのよ!最初は気づかなかったけど、やけに構ってくる時って甘えたい時みたいなのよね…。ずるいわよね、ほんと」
千砂都「でもかのんちゃんもねぇ、普段かっこいいのに急に甘えてきて可愛いんだから!」
すみれ「あー、あるわよね。急に『何も聞かずに、私のこと褒めてくれない?』とか言ってきたことあったわ。あんな表情不意に出されたら反則ものよね」
千砂都「出た、褒められたいモードのかのんちゃん。自分から頼んできたのに、結局照れて顔真っ赤になっちゃって可愛いんだよねぇ」
すみれ「あの子はねぇ!いちいち可愛すぎるのよ!」
千砂都「可可ちゃん、結構分かりずらいサインとか出してるよね」
すみれ「そうなのよ!最初は気づかなかったけど、やけに構ってくる時って甘えたい時みたいなのよね…。ずるいわよね、ほんと」
千砂都「でもかのんちゃんもねぇ、普段かっこいいのに急に甘えてきて可愛いんだから!」
すみれ「あー、あるわよね。急に『何も聞かずに、私のこと褒めてくれない?』とか言ってきたことあったわ。あんな表情不意に出されたら反則ものよね」
千砂都「出た、褒められたいモードのかのんちゃん。自分から頼んできたのに、結局照れて顔真っ赤になっちゃって可愛いんだよねぇ」
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21: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:45:22 ID:???00
恋「…」
すみれ「恋、さっきから静かね。ごめん、こっちで勝手に盛り上がりすぎちゃったかしら」
恋「…いえ、何でもありません」
千砂都「…もしかして、かのんちゃんばっかり可愛いって言ってて拗ねちゃった?」
恋「」ゴホッゴホッ
すみれ「…図星?」
恋「違います!」///
すみれ「恋、さっきから静かね。ごめん、こっちで勝手に盛り上がりすぎちゃったかしら」
恋「…いえ、何でもありません」
千砂都「…もしかして、かのんちゃんばっかり可愛いって言ってて拗ねちゃった?」
恋「」ゴホッゴホッ
すみれ「…図星?」
恋「違います!」///
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22: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:45:57 ID:???00
千砂都「もう、恋ちゃんが可愛いなんて言うまでもないんだから。よしよし」ナデナデ
恋「千砂都さんはそうすれば私の機嫌をとれると思っていませんか?」
千砂都「嫌だった?」
恋「…」
千砂都「恋ちゃんは可愛いねぇ」
恋「知りません!」///
恋「千砂都さんはそうすれば私の機嫌をとれると思っていませんか?」
千砂都「嫌だった?」
恋「…」
千砂都「恋ちゃんは可愛いねぇ」
恋「知りません!」///
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23: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:46:39 ID:???00
すみれ「急にイチャイチャしださないでよ」
恋「すみません、そんなつもりはなかったのですが」
すみれ「全くもう。…千砂都?」
千砂都「んっ」
恋「んむっ、ち、千砂都さん!///」
千砂都「ん-、おいし」
恋「すみません、そんなつもりはなかったのですが」
すみれ「全くもう。…千砂都?」
千砂都「んっ」
恋「んむっ、ち、千砂都さん!///」
千砂都「ん-、おいし」
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24: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:47:22 ID:???00
すみれ「ちょっと。そういうのは私のいないところでやりなさいよね」
千砂都「ちゅー」
すみれ「ちょ、ちょっと!待ちなさいったら待ちなさい!」
千砂都「大丈夫、ほっぺにするから」ドサッ
すみれ「そういう問題じゃないわよ!恋も止めて!」
恋「はぅ…///」ポー
千砂都「ちゅー」
すみれ「ちょ、ちょっと!待ちなさいったら待ちなさい!」
千砂都「大丈夫、ほっぺにするから」ドサッ
すみれ「そういう問題じゃないわよ!恋も止めて!」
恋「はぅ…///」ポー
0
25: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:48:06 ID:???00
すみれ「ダメか!こんなところ可可に見られたら…」
ドサッ
すみれ「なんて言われるか…」
可可「…一体何をしているのデスか」
千砂都「あ、可可ちゃん。うぃっすー」
すみれ「軽っ!」
かのん「すみれちゃん、ちぃちゃんに何してるのかな?」
すみれ「何でこの状況で私が悪いみたいになってんのよ!押し倒してるの千砂都でしょうが!」
恋「…はっ!」
ドサッ
すみれ「なんて言われるか…」
可可「…一体何をしているのデスか」
千砂都「あ、可可ちゃん。うぃっすー」
すみれ「軽っ!」
かのん「すみれちゃん、ちぃちゃんに何してるのかな?」
すみれ「何でこの状況で私が悪いみたいになってんのよ!押し倒してるの千砂都でしょうが!」
恋「…はっ!」
0
26: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:48:34 ID:???00
カクカクシカジカ…
恋「というわけで、すみれさんは無実です」
すみれ「恋がいて助かったわ…」
千砂都「大袈裟だなぁ…」
すみれ「あんたねぇ…」
かのん「まぁまぁ、誤解だったみたいだし。可可ちゃんも機嫌直して、ね?」
すみれ「千砂都へのお咎めはないわけ?」
恋「というわけで、すみれさんは無実です」
すみれ「恋がいて助かったわ…」
千砂都「大袈裟だなぁ…」
すみれ「あんたねぇ…」
かのん「まぁまぁ、誤解だったみたいだし。可可ちゃんも機嫌直して、ね?」
すみれ「千砂都へのお咎めはないわけ?」
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27: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:49:06 ID:???00
可可「…」
すみれ「はぁ…。ほら、私が悪かったから。機嫌なおしなさいよ」ナデナデ
可可「な、何するデスカいきなり!」バッ
すみれ「暴れないの」ギュッ
可可「ぐっ…。別に怒ってないから離すデス!誰か助けを…」///
千砂都「かのんちゃん、今日もとっても可愛いね…」
恋「かのんさん、どこにも行ってはダメですよ?」
かのん「可可ちゃん、こっちもダメかも…」
すみれ「はぁ…。ほら、私が悪かったから。機嫌なおしなさいよ」ナデナデ
可可「な、何するデスカいきなり!」バッ
すみれ「暴れないの」ギュッ
可可「ぐっ…。別に怒ってないから離すデス!誰か助けを…」///
千砂都「かのんちゃん、今日もとっても可愛いね…」
恋「かのんさん、どこにも行ってはダメですよ?」
かのん「可可ちゃん、こっちもダメかも…」
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28: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:49:26 ID:???00
すみれ「…」ギュッ
可可「…」///
千砂都「…」ギュッ
恋「…」ギュッ
かのん「…」///
千砂都・すみれ・恋「スゥ…スゥ…」
かのん「寝ちゃったみたい…」
可可「デスね…」
可可「…」///
千砂都「…」ギュッ
恋「…」ギュッ
かのん「…」///
千砂都・すみれ・恋「スゥ…スゥ…」
かのん「寝ちゃったみたい…」
可可「デスね…」
0
29: ◆QvluM6pz★ 2024/09/17(火) 22:49:51 ID:???00
次の日に目覚めた3人はクーカーからお叱りの言葉を受けました。
後日千砂都はお詫びのたこ焼きをすみれに振る舞いました。
おしまい
後日千砂都はお詫びのたこ焼きをすみれに振る舞いました。
おしまい
引用元: https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/11188/1726579644/