【SS】果林「私とエマの」 エマ「寮の日常♪」【ラブライブ!虹ヶ咲】

かりん先輩の部屋 SS


1: 2019/10/13(日) 17:47:18.93 ID:6qV3+VkW
ー学生寮ー

果林「ふわぁ…ダメ…昨日の撮影がハードだったからかしら…今日はもう少しだけ…」

ガチャ

エマ「果林ちゃん!起きてよ~寝ちゃダメだよ~!」ユサユサ

果林「い~や~・・・もう少しだけ」

エマ「むーそんなごうじょうな果林ちゃん…ならパジャマ脱がせちゃうね?」

スルスル

果林「・・さ~むい…」

エマ「いま、タイツはかせてあげるね?」

果林「ありがと~エマ♪」

2: 2019/10/13(日) 17:50:42.63 ID:6qV3+VkW
エマ「よいしょ…あ~!!果林ちゃんってばまた制服をなげっぱなしにしてるよ~ちょっとスチームアイロン持ってくるね!」ドタドタ

エマ「ふぅ…これで制服も大丈夫♪」

果林「ありがとう、おはようエマ♡」キリッ

エマ「えへへ♪いつものカッコいい果林ちゃんだよ~♡」

果林「今日の朝ごはんは何かしら?」

エマ「果林ちゃんのためにサンドイッチを焼いたよ♪」

果林「チーズとベーコンに目玉焼きをサンドしてあるのね、ボーノね♡」

エマ「えへへ♪果林ちゃんも私とおんなじだね」

果林「これだけ一緒にいたら似てきちゃうのかしらね♪」

3: 2019/10/13(日) 17:51:19.96 ID:6qV3+VkW
エマ「・・・それならもう少し果林ちゃんがしっかりしてくれたら嬉しいな♪」

果林「エ、エマぁ…ごめんなさい」

エマ「ううん♪気にしないで?果林ちゃんのことお世話するのも好きだし、果林ちゃんにもいろいろ助けてもらえてるから!」

果林「も、もう…///とにかく学校いきましょう?」

エマ「えへへ♪今日もエモエモでステキな日にしようね♪」ニコニコ

果林 (エマの言うとおりよね…食事制限や体型維持のための習慣を付けるのはいいけど、もう少ししっかりしないといけないわよね)

エマ「果林ちゃ~ん?」

果林「へっ?あら…ごめんなさいエマ!」

エマ「なんで果林ちゃんがあやまるの?早く学校行かないとちこくしちゃうよって…」

4: 2019/10/13(日) 17:51:49.07 ID:6qV3+VkW
果林「も、もうこんな時間!?急がないと、、行くわよエマ!」

エマ「は~い♪」

ー登校中ー

果林「ふぅ…なんとか間に合いそうね」

エマ「前みたいに別の道は通らないの?」

果林「・・・それはしばらくごめんだわ」

エマ「果林ちゃんまた謝ってるの?」

果林「えっと…これはね?うんざりとかって意味なのよ」

エマ「そうなの!?やっぱり日本語って難しいね~」

6: 2019/10/13(日) 17:52:17.49 ID:6qV3+VkW
彼方「えへへ~そんな日本語を使いこなしている彼方ちゃんってすご~い」

果林「彼方!?いつの間に…」

彼方「エマちゃんと果林ちゃんを見つけて~彼方ちゃん全力疾走しちゃったよ~♪」

エマ「偉いね彼方ちゃん♡」ヨシヨシ

彼方「エマちゃんにナデナデされたら~朝だけと…眠たくなっちゃうよ~♪すやぁ…」

エマ「彼方ちゃ~ん!?起きてよ~!」

果林 (・・・エマに撫でてもらうの気持ちいいわよね分かるわ彼方)

エマ「あっ!そういえば今日は日直だったよ~!!!彼方ちゃ~ん!」

彼方「すやぁ…」

7: 2019/10/13(日) 17:52:45.20 ID:6qV3+VkW
果林「はぁ…エマ、私に任せて?彼方は責任持って教室に連れて行くから」

エマ「だ、大丈夫果林ちゃん!?彼方ちゃんはなかなか起きないし…遅刻になったら…」アタフタ

果林「だいじょーぶよ♪伊達にクラスメイトやってないわよ♡それに、エマにばっかり任せてたら悪いから」

エマ「ありがと~!それじゃあ先に失礼するね!」タッタッタッ

果林「ほら、彼方~!?学校行くわよ?」

彼方「今の…彼方ちゃん…は~眠れる森の…お姫様…だぞ~」

果林 (はぁ…この彼方は手強いわね、いつもの私もエマからはこんな感じに見えてるのかしら?)

果林「彼方…ちょっと揺れるかもしれないけど我慢してね?」

9: 2019/10/13(日) 17:55:39.35 ID:6qV3+VkW
___
_____

彼方「・・・むにゃ…?ここは…?」

果林「私の背中の上よ♡」

彼方 (も、もしかして…彼方ちゃん…果林ちゃんのおんぶされてた…?///)

果林「彼方よく眠ってたわよ♡」

彼方「お~ろ~して~!!」ジタバタ

果林「ちょ、彼方っ!?そんなに暴れたら…危ないわよ!」 (それに…胸が当たって…恥ずかしいわ///)

___
_____

10: 2019/10/13(日) 17:56:10.37 ID:6qV3+VkW
ー部室ー

果林「ってことがあったのよ~」

しずく「ふふっ♪彼方さんらしいです。果林さんお疲れ様です」

愛「かなちゃんおんぶして登校なんて投稿したいネタじゃん、かりーん♪」

エマ「良いな~!!!私も彼方ちゃんおんぶしたい!」

かすみ (ぐぬぬぬ…今日1年生の教室が果林先輩の話題でざわついてたのはそういうことだったんですね…!かすみんの話題が持っていかれちゃいました…)

せつ菜「ふふっ♪練習後のガールズトーク…!すごく青春って感じがして素敵です!!!」

12: 2019/10/13(日) 17:59:08.29 ID:6qV3+VkW
歩夢「彼方さん大変だったんですね…」

彼方「うぅ~お陰で彼方ちゃんは恥ずかしくてしばらくうわの空だったよ~」

璃奈「彼方さん、元気出して?」璃奈ちゃんボード『ヨシヨシ』

果林「あっ…そういえば今日は寮の大掃除の日だったわよね…?」

エマ「そうだったね!それじゃあそろそろ帰っておかないとダメかな?」

しずく「そういえば、エマさんと果林さんは寮住まいなんですよね♪」

かすみ「ほぼ同じ場所で暮らしてると~果林先輩の秘密とかたくさん知れそうですよね♪エマ先輩~かすみんのきな粉とあんこコッペパンと普段の果林先輩の様子…交換しませんかぁ?」ニタァ

エマ「わぁ~♪美味しそう~♡」

果林「だ、だめよエマ!!!」

13: 2019/10/13(日) 17:59:40.73 ID:6qV3+VkW
せつ菜「あと片付けとかは私たちでやっておくので果林さんたちは先に帰っても良いですよ?」

果林「あ、ありがとうせつ菜…」

かすみ「先輩♪1つ貸しですからね~」

愛「この貸しはお菓子で返してってかすかす言おうとしてるなー♪」

かすみ「なっ、かすかすじゃないです、かすみんです!」

歩夢「あはは…果林さん、エマさんまた来週に♪」

エマ「そっか!しばらくはお休みだもんね~Ci vediamo♪」

彼方「・・・?」

14: 2019/10/13(日) 18:01:39.46 ID:6qV3+VkW
璃奈「たぶん、イタリア語…また今度って言ってる」 璃奈ちゃんボード『ムンッ』

しずく「確かそうだったよね、璃奈さんよく覚えてたね」

璃奈「ボードの裏にたまたまメモしてあった」璃奈ちゃんボード『ニヤリ』

かすみ「あっ!りな子ずるーい!!」

ワイワイガヤガヤ

果林「そ、それじゃあわたし達はこれで…」

エマ「みんなバイバ~イ♪」

ガチャン

15: 2019/10/13(日) 18:02:42.64 ID:6qV3+VkW
彼方「はぁ…」

愛「ん?どしたのかなちゃん?」

彼方「愛ちゃん、ううん…なんでもないよ~?」

彼方 (果林ちゃんもエマちゃんも一緒のお家でいいな~彼方ちゃんも…2人ともっと一緒にいたいよ~)

愛「そっか、まっなんにせよ!暗い顔してたらみんな心配しちゃうぞ~?アタシとりなりーとまたどこか一緒に行く?あの子も誘ってさ♪」

彼方「それ良いかも~♪行きた~い」

愛「よし決まり!それじゃ、片付け終えたらみんな誘ってどっか行こ~!」

16: 2019/10/13(日) 18:04:42.87 ID:6qV3+VkW
___
_____

エマ「えへへ♪今日の練習も楽しかった~♡」

果林「そうね、あの子・・・ううん、あの子たちに最初誘われた時は…まさか自分がスクールアイドルにここまでハマるなんて…思わなかったわ」

エマ「果林ちゃんと一緒に帰ることができるようになったのも…と~ってもうれしい!」

果林「えっ?…そ、そうね私もエマと一緒に帰れるのは嬉しいわ♡」

エマ「それじゃあ!早く帰って掃除しないとね♪」

果林「そうね♪私たちだけ遅くなるのも悪いものね」

___
_____

17: 2019/10/13(日) 18:05:32.26 ID:6qV3+VkW
ー掃除中ー

果林「ふう…ここのキッチンの油汚れには重曹を使うと良いのよね…愛の知恵には助けられるわね」

寮生A「朝香さ~ん!」

果林「何かしら?」

A「あっ、その……高いところの掃除なんだけど手が届かなくて」

果林「なるほどね、分かったわ♪そっちは私がやっておくからこっちをお願いしても良いかしら?」

A「ありがとう…こっちは任せてください。」

果林「あっ、それと…」クルッ

A「は、はい!!」

18: 2019/10/13(日) 18:06:22.51 ID:6qV3+VkW
果林「同い年なんだし…無理に敬語使わなくて良いのよ?」

A「わ、分かりました…」

果林「ふふっ♪まだ…難しそうね」

果林「ここね、確かにこの食器棚随分高いものね。かすみちゃんとかなら絶対届かないわね♡」(167cm)フキフキ

果林 (・・・それにしてもエマはどうしたのかしら?確かお風呂の方を掃除してるのよね?)

果林「よしっと…それにしても椅子の上に乗って作業ってバランスが不安定で少し刺激的よね♪エマのところに行ってみようかしら」

19: 2019/10/13(日) 18:07:52.91 ID:6qV3+VkW
ー浴場ー

果林「エマ~いる??」

エマ「あははは♪みんなやめてよ~」

B「エマちゃんに一切放水だー!」

C「水回りの掃除の醍醐味といえばこれっしょ~!」

ジャー

エマ「はっ!?か、果林ちゃん!?」

C「あ、朝香さん…!」

B「これはですねーそのぉ…」

果林「あ~なーた達…!」ゴゴゴゴゴゴ

20: 2019/10/13(日) 18:08:26.80 ID:6qV3+VkW
果林「水がもったいないじゃない!もう…出し過ぎよ」

B (えっ?そっち?)

果林「エマ、掃除は終わったの?」

エマ「う、うん!終わってるよ?ね~?」

C「もちろん!隅々までピカピカ!!エマちゃんがリーダーで助かったよ」

B「ね~」

果林「ま、まあそれなら良いのよ…」

B「それじゃあ、私たちで報告行ってくるね~」

C「エマちゃんありがと~!今度メレンゲクッキーの作り方教えてねー」

エマ「ありがと~♪Cちゃんならきっと美味しく作れるからがんばっておしえるね♪」

21: 2019/10/13(日) 18:09:29.96 ID:6qV3+VkW
果林「まったく…エマってば…なんで水遊びになってたの?」

エマ「えっ?えっとね…?早く掃除が終わって洗い流してたら~スイスでネーヴェちゃんたちに水浴びをさせてたこと思い出しちゃって…」シュン

果林「ご、ごめんなさい!別にエマを責めてるわけじゃないのよ!?」

果林「それに…」

エマ「果林ちゃん?」

果林「な、なんでもないわ!忘れて?」

エマ「えいっ♪」パシャ

22: 2019/10/13(日) 18:10:29.77 ID:6qV3+VkW
果林「ちょ、エ、エマ!?思いっきり濡れちゃったんだけど…」

エマ「えへへ♪果林ちゃんが暗い顔してたから、こういう時はね?」

果林「もうっ!着替えないと…」

エマ「え~?果林ちゃんも水かけないの?」

果林「・・・そうね、それじゃあ……負けないわよ!」シャーーーー

エマ「わっ♪」 (参加はするけど…やっぱり水の勢いは弱めなんだね♪)

エマ「私だって負けないよ~!」

23: 2019/10/13(日) 18:11:30.57 ID:6qV3+VkW
___
_____

果林「もうっ!エマってばなんでそんなに強いのよ~!」

エマ「えへへ♪こういう時はステップが大事なんだよ~♪」

B「おーい、エマちゃん、朝香さ……?」

かりエマ「?」スケスケ

B (・・・・黒に緑・・・そしてやっぱりおっき…神さまって不公平)

B「そろそろ掃除終わりだから片付けといて~って伝言!それじゃ!」

果林「あら…もうそんな時間?クチュン…」

エマ「あはは♪果林ちゃんくしゃみしてる~ハクチュ…」

果林「ふふっ♪エマだってくしゃみしちゃってるじゃない…♪」

24: 2019/10/13(日) 18:17:27.37 ID:6qV3+VkW
エマ「着替えよっか♪」

果林「そうね♪」

エマ「また着替えさせてあげようか?」

果林「エ、エマ…今はいいのよ///」

エマ「ええ~残念…」シュン…

果林「そこで残念がらないでほしいわ…」

25: 2019/10/13(日) 18:19:12.80 ID:6qV3+VkW
果林の日記

今日は、大掃除をした。私ってやっぱり背が高い方ってこういう時実感するわね…それにしても、もう少し周りのみんなからよそよそしさがなくなると良いんだけど…難しい。同好会のみんなはそう考えたら…ステキな娘たちよね。みんなに出会えて良かった。

今日の主菜:筑前煮 ご飯の量:いつも通り
カ口りーOK

エマの日記

大掃除の日だったよ~♪果林ちゃんってやっぱりカッコいいって思うことがたくさんあるんだ!みんなもう少し果林ちゃんにふつうに話しかけてあげたらいいのにって思うんだけど、どうしたらいいのかな?
いつもお世話されてる果林ちゃんを見たら…きっとかわいいって思うんだけど、やっぱり果林ちゃんに怒られちゃうよね?

日本語メモ ごめんは謝るってこと以外にうんざりって意味もあるよ!

26: 2019/10/13(日) 18:31:31.01 ID:6qV3+VkW
こんな感じでエマかりの日常を書いていきたいと思います。
見たい案があったら投げてやってください。

28: 2019/10/13(日) 19:00:13.19 ID:6qV3+VkW
果林「ふわぁ…そういえば今日はオフの日なのよね。何しようかしら?」

果林「ご飯も祝日は出ないし…悩みどころね」

エマ「果林ちゃ~ん起きてる?」

果林「起きてるわよ、エマおはよう♪」

エマ「おはよう~!朝ごはんどうしようかなって思ってる果林ちゃんにおすそわけだよ♪」スッ

果林「あら?これって……前に愛からもらった冷凍してもらったお手製お味噌汁の種と焼きおにぎりじゃない!確か1週間前でしょ?」

エマ「えへへ♪もったいなくて…せっかく2つもらえたから果林ちゃんと食べたいなって♪」

果林「そ、そう…」

エマ「うん♪…もしかしたら迷惑だった!?」

果林「そんなことないわ!愛のおばあちゃんの作ってくれたそれとても美味しかったもの。食べましょ♪」

エマ「それじゃあ、レンジとポットかりるね?」

果林「はーい」

29: 2019/10/13(日) 19:00:38.71 ID:6qV3+VkW
チン

エマ「できた♪わっ!あちちち…」

果林「大丈夫?そこにミトンあるから使ったら?」

エマ「ありがと~果林ちゃん♪おにぎりすっごく熱かったよ~」

果林「ラップをかけてるものはレンジにかける前軽くはずしてあげると熱さがマシになるみたいよ?」

エマ「そ、そうだったんだー反省しないと…」

果林「エマにばっかりしてもらうの悪いからじっとしてて?もうそろそろ沸騰してるみたいだから…お味噌汁は任せて?」

エマ (えへへ♪やっぱり果林ちゃんって優しくてカッコいい~)

30: 2019/10/13(日) 19:01:30.24 ID:6qV3+VkW
果林「ふぅ…良かった、それにしてもエマに渡したのはナスとほうれん草のお味噌汁なのね」

エマ「え~?果林ちゃんのは違ったの?」

果林「私のはなめことワカメね。好みとか栄養を考えてくれてるのかしら?愛には悪いわね」

エマ「美味しそう~♡」

果林「それじゃあ…いただきます。」

果林「はぁ…香ばしい醤油の香りが染み渡った焼きおにぎりに、温かいお味噌汁…日本人で良かったって思うわね♡」

エマ「そうなの?でも…すっごい美味しい~♡」

果林「エマ…もうおにぎり食べ切っちゃったの!?」

エマ「美味しくてつい…」

33: 2019/10/13(日) 19:06:01.71 ID:6qV3+VkW
果林「・・・・」

エマ「・・・・」ジー

果林「エマ、欲しいの?」

エマ「えっ!?そ、そんなことないよ?」

果林「・・・・半分あげるわよ?美味しいけど炭水化物の取りすぎはNGなのよね。エマ用のだからか私のより大きかったし…食べてくれると助かるわ」

エマ「良いの!!?」

果林「ふふっ、やっぱり食べたかったのね♪」

エマ「あっ…////」

34: 2019/10/13(日) 19:18:28.24 ID:6qV3+VkW
果林「良いのよ♪エマにはいつもお世話になってるし…それに」

エマ「それに…?」

果林「美味しそうに食べるエマを見てるとこっちまで幸せになるのよ♪」

エマ「~~~////」パクパクパクパク

果林「あら?エマ…そんなに勢いよく食べたら危ないわよー?」

エマ「だ、だいじょーぶだよ・・・///」

果林「そう?喉に詰まらせないよう気をつけないとダメよ?」

エマ (普段の果林ちゃんは…カッコよくて…時々無自覚でドキッとさせられちゃうから大変です)

37: 2019/10/13(日) 19:55:54.31 ID:6qV3+VkW
果林「さてと、どうしようかしら?」

エマ「今日は練習もお休みだもんね~」

果林「かと言って何もしないのは気がひけるのよね…」

エマ「それなら、お昼ご飯なにか作るのはどう?」

果林「ふふっ♪さっき食べたばかりなのにもうお昼ご飯のことなの?」

エマ「だ、だって~果林ちゃんがなにしようか悩んでたみたいだったから…」

果林「でも、良いかもしれないわね。そうしましょうか♡」

エマ「やったぁ♪それじゃあお買い物だよね♪お買い物~♪」

果林「ちゃんと寮の門限に間に合うように…それと余分に買いすぎないよう冷蔵庫の中のものをメモして…OKよ。」

エマ「よ~し、それじゃあ果林ちゃんと一緒にお買い物だね♪」

38: 2019/10/13(日) 19:56:26.09 ID:6qV3+VkW
【スーパー】

ザワザワガヤガヤ

エマ「今日はすっごい人が多いね~?何かあるのかな?」

果林「・・・・そういえば台風が近づいてるのよね、備えのためにたくさん人がいるのかもしれないわ」

エマ「たいふう?えっと…白い和菓子?」

果林「それは大福ね」

エマ「ん~それじゃあ…」

果林「・・・台風は強い風と雨をもたらす低気圧のことよ」

エマ「なるほど~!」

39: 2019/10/13(日) 19:58:02.54 ID:6qV3+VkW
果林「台風が通るかは五分五分だったはずだけど…私たちも備えておいた方が良いわね」

果林 (思ったよりも多く買うことになりそうね…お金足りるかしら?)

エマ「お昼ご飯はパスタなんてどうかな?」

果林「パスタね良いじゃない♪どんなのにする?カルボナーラ?ミートソース?それともボンゴレロッソとか…?」

エマ「ううん♪私ニッポンに来てとっても美味しいパスタを見つけたの!」

果林「ええっ?そんなパスタがあるの?」

エマ「うん!果林ちゃんにも食べてほしいな~♪」

果林「そうなのね、それは楽しみだわ♡何を買うのかしら?」

エマ「それじゃあ…ピーマンと、ウインナーと玉ねぎ!」

果林「・・・?」

40: 2019/10/13(日) 20:04:12.91 ID:6qV3+VkW
果林 (・・・ピーマンとかを使うスパゲティなんてあったかしら?)

エマ「えへへ♪果林ちゃんもきっと気に入ってくれると思うよ~♡」

果林「そ、そうなの?楽しみにしてるわ」

果林 (あら?よく見たら白菜が安いわね…前に愛が漬物を持ってきてくれてとっても美味しかったのよね。今度作り方教えてもらおうかしら?)

エマ「わぁ~お鍋だって果林ちゃん!!!」

果林「そうね♪やっぱり涼しくなってくると熱々のお鍋が美味しいのよね~♡」

エマ「果林ちゃん…」

果林「言わなくても分かるわ♪晩御飯お鍋にしたいんでしょ?」

エマ「うん!ダメかな…?」

果林 (・・・エマが楽しみにしてるのよねこれは…仕方ないわね)

果林「良いわよ♪それじゃあお昼はパスタで晩はお鍋にしましょっか♪」

エマ「わーい!果林ちゃんありがと~♪」

43: 2019/10/13(日) 20:09:27.01 ID:6qV3+VkW
エマ「お鍋、お鍋~♪」

果林 (ふふっ、エマったらスキップしながらスマホで鍋の具材をずっと調べてるわ…よっぽど楽しみなのね♡)

エマ「果林ちゃん!」

果林「へっ?何かしら?」

エマ「これ、欲しいんだけど…」

巨大鍋

果林「…エマ、それはいらないわ」

エマ「え~なんで~!?」

果林「私の部屋にはそれより少し小さいけどお鍋があるからよ♪」

エマ「果林ちゃん…!」パァァァ

果林 (一応カセットボンベもあるし心配はなさそうね)

果林 (・・・でもお水は買っておくにこしたことないかしら?あ、あと…お鍋に油揚げは入れたいわ!)

44: 2019/10/13(日) 20:09:41.54 ID:6qV3+VkW
エマ「お鍋、お鍋~♪」

果林 (ふふっ、エマったらスキップしながらスマホで鍋の具材をずっと調べてるわ…よっぽど楽しみなのね♡)

エマ「果林ちゃん!」

果林「へっ?何かしら?」

エマ「これ、欲しいんだけど…」

巨大鍋

果林「…エマ、それはいらないわ」

エマ「え~なんで~!?」

果林「私の部屋にはそれより少し小さいけどお鍋があるからよ♪」

エマ「果林ちゃん…!」パァァァ

果林 (一応カセットボンベもあるし心配はなさそうね)

果林 (・・・でもお水は買っておくにこしたことないかしら?あ、あと…お鍋に油揚げは入れたいわ!)

49: 2019/10/13(日) 20:27:10.14 ID:6qV3+VkW
エマ「えへへ♪お豆腐に~白菜に、もやしも入れたいな~♪あとは…お肉に…」

果林「・・・今日食べ切っちゃうかは分からないし消費期限先のものを買っておかないとダメね」

エマ「ふぅ…これで全部かな~?」

果林「お鍋用の具材とエマの作ってくれるパスタの材料…あら?パスタはなくていいの?」

エマ「私の部屋にあるから大丈夫♪」

果林「そうなのね、それなら買い忘れはなさそうね♪」

果林 (・・・来る前に考えてたより倍の量買っちゃったわ…まあ備えあれば憂いなしっていうし仕方ないわよね?)

エマ「あはは…それにしてもいっぱいだね~ちゃんと持って帰れるかな?」

果林「ちゃんと入れる袋も持ってきてるでしょ?大丈夫よ♪多分…」

51: 2019/10/13(日) 20:35:15.23 ID:6qV3+VkW
エマ「よいしょ…よいしょ…!」

果林「エマ、大丈夫?重くない・・・!?」

エマ「か、果林ちゃんの方が重そうだよ~?!大丈夫?」

果林「へ、平気よ…!?」ググググク…

果林 (そういえばエマはスイスの野山を駆け回ったりしてたのよね…その中でこういう重いもの持ちながらってこともあったのかしら…!)

エマ「辛かったら…いつでも言ってね?にもつ、果林ちゃんの方が多く持ってるんだもん。」

果林「わ、分かったわっ…!エマ…」

___
_____

果林「はぁ…結局エマに1つ持ってもらっちゃったわね…」

エマ「全然平気だよ~?果林ちゃんが途中まで2袋持ってくれてて助かったよ~♪」

果林「慰めはいいのよ…私この悔しさをバネに頑張るわ!」

エマ「おお~果林ちゃんに火がついたよ~♪」

果林「そろそろお昼よね?早いところ作っていきましょ」

エマ「お~♪」

53: 2019/10/13(日) 20:43:48.29 ID:6qV3+VkW
果林「取り敢えずだけど…ピーマンとウインナー、玉ねぎは出しておいたわ♪」

エマ「ありがと~♪それとケチャップと牛乳を出してもらって良いかな?」

果林「了解よ♪」サッ

果林 (・・ケチャップ?)

果林「エマ、もしかしてナポリタンを作るの?」

エマ「正解だよ~果林ちゃん♪」

果林「なるほどね、私の家ではウインナーじゃなくてベーコンを使うのよね。そしてナポリタンって…日本発祥だったのね知らなかったわ」

エマ「果林ちゃんのためにもエマ、とっても美味しくナポリタンを作っちゃうね♪」

果林「ちょっと…私もやるわよ?」

エマ「ふふっ、分かってるよ~♪果林ちゃんお手伝いお願い」

果林「玉ねぎ…目にしみるわね……ううっ…」ポロポロ

エマ「か、果林ちゃん!大丈夫!?ハンカチいる?!それとも…」

果林「エマ…危ないから包丁を持ったままジタバタしないで…ううっ…」ポロポロ

エマ「ご、ごめんね…」

54: 2019/10/13(日) 20:52:11.23 ID:6qV3+VkW
エマ「それじゃあ!果林ちゃんの切ってくれたピーマンと玉ねぎをオリーブオイルで炒めま~す♪」

果林「ふぅ…目が痛かったわ」

エマ「少ししんなりしたところで…お水とお塩、コンソメを入れて…」

果林「エマ~パスタってここに置いてあるので良いの?」

エマ「ありがと~果林ちゃん♪ふっとうしたところに半分に折ったパスタを入れてまたふっとうしたらウインナーを入れて…蓋をします!」

果林「エマ手際が良いのね、いつも作ってるの?」

エマ「いっつもじゃないけどたまに作ってるよ~♪温泉卵とかも乗せたら美味しいんだよ~♪」

果林「それ良いわね♪あっ、私まな板と包丁洗っておくわね♡」

エマ「はーい♪2人でできたら時間が短くできて助かるよ~」

果林 (…いつもお世話になってる分こういうところではしっかり手伝わないとね♪)

エマ「パスタの茹で時間の半分くらいで蓋をとって水がほとんどなければ牛乳とケチャップを適量入れて…完成!」

55: 2019/10/13(日) 20:59:26.88 ID:6qV3+VkW
果林「思ってたよりも簡単ね♪」

エマ「洗い物がそんなに多くないから便利なんだ~♪パスタを折ってフライパンで茹でるって考えついた人は偉い人!」

果林「ふふっ♪そうかもしれないわね…」

エマ「どう?果林ちゃん、美味しい?」

果林「ええ、とっても美味しいわ♡」

エマ「食べ終わったら後片付けは私がやっておくね?」

果林「ええっ!?そんなの悪いわ…私がやるわ」

エマ「ダメだよ!果林ちゃんがお皿割ったりしてケガしたら大変だもん!」

果林「・・・エマ、私もそこまでドジじゃないわよ?」ジトー

エマ「ご、ごめんね?私そんなつもりで言ったんじゃなくて…」

果林「冗談よ♪心配してくれてるのよね、分かるわ♡でも、エマにばっかりじゃ不公平じゃない?だから私にも手伝わせてもらえたら…嬉しいんだけど…」

エマ (果林ちゃん可愛いな~♪…妹たちがよくお手伝いする~って言ってくれたときもこんな感じだったよね~)

エマ「それじゃあ…」

56: 2019/10/13(日) 21:06:40.86 ID:6qV3+VkW
エマ「果林ちゃん大丈夫~?」

果林「ええ、問題ないわよ♡」

果林 (まさか洗い物を拭くことだけやるとは思いもしなかったわ…エマったら)

果林「それにしても…」

エマ「どうしたの?」

果林「こうして台所で並んでると…私たち夫婦みたいじゃない?」

エマ「・・・・?」

エマ「雨風のこと?」

果林「それは風雨ね」

エマ「遠回しに言うこと?」

果林「・・・それは諷諭じゃない?」

エマ「夫婦って…旦那さんと奥さんのこと?」

果林「え、ええ…そうよ?ていうかエマよく諷諭なんて知ってたわね」

エマ「///」

59: 2019/10/13(日) 21:43:52.99 ID:6qV3+VkW
果林「もう…エマってばどうして赤くなってるの?」

果林「もしかして熱でもあるのかしら?あんまり無理しちゃダメよ?」

エマ「あ、ありがとう…///」

果林「どうしようかしら…?宿題も済ませちゃってるし…エマのこと看病しようかしら?」

エマ「わ、私は大丈夫だよ!?熱もないから!」

果林「そうなの?」

エマ「・・うん!」

果林「それじゃあ…せつ菜から借りてきたこのゲームでもやってみる?」

エマ「ゲーム?」

果林「ええ、借りたというよりは…置き場所に困ってたみたいだから…預かってる形になるんだけど」

___
_____

せつ菜「果林さんさえよければ是非やってみてください!!!このゲームの面白さはやってみてこそだと思うので!」

果林「って言ってたのよね…」

エマ「せつ菜ちゃんらしいね♪どんなゲームなの?」

果林「複数あるんだけど…これなんてどうかしら?」

エマ「ぷよぷよ?」

果林「一応知ってるわ、パズルゲームよね」

エマ「4つ同じ色をくっつけたら消えるの?ふしぎだね~」

果林「・・と、とにかくやってみましょ♪」

60: 2019/10/13(日) 21:55:03.00 ID:6qV3+VkW
___
_____

果林「・・・・な、なんで勝てないの…」プルプル

エマ「あははは…果林ちゃん、もう10回以上やってるよ~?休憩…」

果林「もう一回!もう一回だけやって~エマァ…」

エマ「いいよ♪」

エマ (負けず嫌いな果林ちゃん可愛い~♪)

___
_____

果林「な、なんで勝てないの~!!!!」

エマ「か、果林ちゃん、他のゲームやらない?」

果林「そ、そうね…これは…不思議なダンジョン?1人でしか遊べないみたいだけど…」

カチッ

果林 (・・・せつ菜、パートナーの名前をアユムにしてるじゃない…これは見なかったことにしておくわね・・)

エマ「どうしたの?」

果林「な、なんでもないのよなんでも…って!?もう夕方じゃない…外は…」

ビュー ザーーーーーー

エマ「す、すごい風が吹いてるね…雨もたくさん降ってるしこれが台風なんだね…」

コンコン

果林「あら?誰かしら…ちょっと待っててー」

62: 2019/10/13(日) 22:09:16.38 ID:6qV3+VkW
にこ「はぁ…はぁ…お邪魔するわ…」

エマ「あれ?にこちゃん!」

希「にこっちだけじゃないよ~?」

絵里「突然お邪魔してごめんなさいね」

果林「あら、希ちゃんに…絵里ちゃんどうしたの?」

希「実は生徒会で虹ヶ咲学園の視察をすることになってて、あの子に案内してもらってたんやけど…」

絵里「予想以上に長引いちゃって…あの子には先に帰ってもらったんだけど、電車が止まったちゃってて…」

にこ「それで、虹学の寮があってアンタたちがいるって聞いたから来たのよ…」

エマ「3人とも濡れちゃってるよ~今タオル持ってくるからまっててね?」タッタッタッ

希「電車が動き出すまでいても大丈夫?」

果林「・・・台風が結構近くに来てるみたいだし泊まっていったらどうかしら?」

絵里「えっ、大丈夫なの?」

果林「本来なら申請が必要だったと思うんだけど…今は寮母さんもいないし、絵里ちゃんたちをあの状態の外に出すわけにもいかないから♪」

にこ「・・・ありがと、恩にきるわ」

64: 2019/10/13(日) 22:28:33.17 ID:6qV3+VkW
エマ「タオル持ってきたよ~♪」

希「ありがとエマちゃん♪」

果林「絵里ちゃんの髪の毛拭いてあげるわね」

絵里「えっ?いいわよ…そんな悪いわ」

エマ「それじゃあ私はにこちゃんを…」

にこ「お断りよ」

エマ「うぅ…」

希「まあまあ、えりちこういう時は~お言葉に甘えてみるのも良いんやない?」

絵里 (たしかに、果林の好意を無下にするのも悪いわよね…)

絵里「それじゃあ、お願いしても良いかしら?」

果林「ええ、任せて♪」

エマ「にこちゃ~ん!逃げないでよ~」

にこ「だ、だからぁ!お断りって言ってんのよ~!」

果林「絵里ちゃんって…肌も綺麗だったけど髪まで綺麗なのね…一本一本が絹糸みたいに艶があって…ふふっ♪」

絵里「…ま、前にも思ったけど随分ロマンチックな例えをするのね」

果林「あら、嫌いだったかしら?」フキフキ

絵里「き、嫌いじゃないけど…」

果林「けど…?」

絵里「果林、ほかの娘のことはちゃん付けで呼ばないでしょ?わたしだけちゃん付けだから気になったのよ」

果林「そ、それは…やっぱり私なんかがμ’sの人を呼び捨てにするのってなんか違うかなって思っちゃって…」

絵里「そんなにかしこまらなくて良いのよ?いつも通りの果林でいた方が私は良いと思うから♪」

果林「・・・考えておくわ」

66: 2019/10/13(日) 22:45:01.07 ID:6qV3+VkW
エマ「あっ、でもこうしてたくさん人がいると~」

果林「?」

エマ「お鍋が楽しいね♪」

のぞにこえり「!!!」

希「今日お鍋なん?」

果林「ええ♪じつは少し買いすぎちゃった感もあったからちょうど良かったかも」

絵里「突然押しかけてご飯もご馳走になるなんて悪いわね、今度何かお返しするわ」

にこ「・・・・チ、チーズケーキとかないわよね?」

エマ「・・?」

果林「チーズケーキなんて買ってないわよ?」

にこ「ほっ、そうよね…」

絵里「にーこ?」

にこ「わ、分かってるわよ!流石にこんなところじゃ急かさないわよ!」

希「あれは苦い記憶よね…」

エマかり「??」

エマ「それじゃあ果林ちゃん、カセットコンロをお願い♪」

果林「任せておいて♪すぐ取ってくるわ♡」タッタッタッ

希「ねえねえ、エマっちって…果林ちゃんと一緒に暮らしてるん?」

エマ「えっ?」

にこ「ここ、アンタの部屋なんでしょ?それにしてはあの子くつろぎすぎじゃない?」

エマ「あはは…私も果林ちゃんもお互い部屋を行き来する仲だから」

絵里「ハラショー!そういうのって素敵ね~♪ねぇ、にこ~希~?」

にこ「・・・なに?」

絵里「私たちも一緒の家の下…」

にこ「お断りよ、アンタと毎日一緒にいたら毎日騒がしそうだもの」

希「ウチはいつでも大歓迎よ♪」

絵里「希~!!!」ギュー

にこ「・・・なにこのコント」

エマ「2人は仲良しさんなんだね~♪」

67: 2019/10/13(日) 23:09:17.69 ID:6qV3+VkW
果林「ごめんなさ~い…カセットコンロ見つけるのが遅くなっちゃって…あら?」

のぞえり ギュー

果林「あら……邪魔しちゃったみたいねごめんなさい」

にこ「ちょっとぉ!」

エマ「果林ちゃ~ん!!」

___
_____

果林「ごめんなさいね?私ったら勘違いして…」

にこ「しょーがないわよ、希と絵里がいきなりあんなことしてたらビックリするし」

絵里「ごめんなさい…」

希「それにしても…随分大きい鍋やね♪」

エマ「本当だよ~果林ちゃんの言った通りあのお鍋買わなくても大丈夫だったね♪」

果林「そうでしょ?ふふっ♪親から送られてきたものが役に立って良かったわ♡」 (大人数でこういうことやりたかったから買ったとは口が裂けても言えないわ…)

71: 2019/10/14(月) 11:53:11.09 ID:166EccTX
にこ「ふう…材料は大体切れたわよ~?」

エマ「ありがとうにこちゃん♪」

希「泊まらせてもらうわけやしこれくらい当然やん♪」ゴロゴロ

絵里「ええ、その通りよね」パラパラ

にこ「って!あんたたちは思いっきりくつろいでるだけじゃない!」

希「エマっちの部屋に置いてある漫画が面白すぎるのが悪いんよ~」

エマ「そのマンガ面白いよね~♪せつ菜ちゃんのおすすめなんだよ♪」

希「なるほどな~次の巻はある?」

エマ「あっ、ごめんねーまだ借りられなくって…」

希「それは仕方ないね。ウチこの漫画気に入っちゃったかも♪今度買ってみよっかな~?」

果林「その言葉…せつ菜が聞いたらとっても喜びそうね♪」

エマ「うんうん♪好きなもののことで喜んでるせつ菜ちゃん…とーってもかわいいんだよ?」

絵里「ふふ♪素敵な後輩なのね♡」

希「ウチらの後輩自慢もしちゃう~?」

果林「あら…可愛い後輩って点ならきっと私たち負けないと思うわよ?ね、エマ?」

エマ「えっ?う、うんそうだね~」

にこ「あ~んたたち~!!!ちょっとは手伝いなさいよ~!!!」

希「わっ、にこっちが怒った~♪」

果林「・・後輩トークはまた今度ね♪」

絵里「そうね、残念だわ」シュン…

72: 2019/10/14(月) 15:03:59.02 ID:166EccTX
にこ「ほっ…具材持っていくわね~」

果林「大丈夫?半分持つわよ?」ガシッ

にこ「えっ?…あ、ありがと」

絵里「果林羨ましい~にこにお礼言われてる~」

果林「えっ?」

希「にこっちってば素直じゃないから~中々そういうことないんよ?」

エマ「でも、入れてあげてた時はお礼言ってたよ?」

絵里「あれは流石にねぇ…?」

果林「・・・ふふっ♪」

にこ「ふんっ!良い気にならないでよね」フイッ

果林「あら…嫌われちゃったかしら…?」

希「気にしなくていいと思うよ?照れてるだけやろうし♪」

にこ「~~~~!はーい!それじゃ点火して、具材入れていくわよ!!」アセアセ

絵里「この手際の良さ・・・さすがにこね♪」

エマ「ねえねえ、お豆腐は入れないのー?」

にこ「火が通りやすいからあとよ。白菜もね」

絵里「は、はい…」

果林 (・・・μ’sの3年生って案外にこが一番しっかりしてるのかしら?)

グツグツ

エマ「わぁ~♪美味しそうー♡」

希「ふふふ♪」

果林「もう良いんじゃないかしら?」

にこ「そうね、それじゃあ…」

のぞにこえりエマかり「いただきます!」

73: 2019/10/14(月) 16:54:49.01 ID:166EccTX
エマ「はふ…はふ…あつ~い…でも、ボーノ~♪」

果林「エ、エマ…そんなに急いで食べたらやけどあふ…///しちゃうわよ?」

にこ「・・・あんた今熱がってなかった?」

絵里「にこ~?ボーッとしてると無くなっちゃうわよ…あっつ!・・・こ、このエリンギ美味しいわね~」

希「ふふっ♪」 (にこっちとえりちと一緒にこういうことできるだけでも幸せなのに…ウチ、こんなに幸せでいいんかな♪)

にこ「だいぶ、具材が少なくなってきたけど…シメはどうするの?」

エマ「ちゃんとご飯があるよ!」

果林「エマ、このくらいで良いかしら?」

エマ「うん!大丈夫だと思うよ♪」

絵里 (・・・なんでエマのお部屋のご飯の場所を知ってるのかしら?)

希 (仲良しなんやね~♪)

エマ「それじゃあ入れても良いよね?にこちゃん!」

にこ「なんでにこに聞くのよ…良いわよね、希、絵里?」

絵里「OKよ♪」

希「ウチも入れていいと思う♪カードもそう告げてるよ」

エマ「それじゃあいくよ~」

ドポン

74: 2019/10/14(月) 17:15:12.65 ID:166EccTX
___
______

にこ「うぅ…もう無理…」

絵里「想像以上の量だったわね」

果林「エマは…たくさん食べるのよね…」ガクッ

希「エマっちーこの雑炊に~チーズか卵を入れたらまろやかになって美味しいよ~?」

エマ「わぁ~♪美味しそう!!チーズならあるよ!取ってくるね♪」

絵里 (・・・希、殆ど食べてなかったのはこうなることを見越してたのね)

___
______

エマ「ごちそうさま~美味しかったね♪」ニッコリ

絵里「そ、そうね♪」(さすが花陽との対決に勝っただけのことはあるわね…)

にこ (・・・しばらくご飯は良いかもしれないわ)

果林「そういえば、お風呂もあるけどどうする?」

希「ええっ?お風呂も入っていいん?」

にこ「それじゃ、お願いするわ」

絵里「に、にこ…即答ね」

にこ「スクールアイドルたるもの清潔さは大事よ!」

果林 (・・まあ人前に立つ以上それは当然よね)

エマ「それじゃあ、昨日お掃除した大浴場行ってみない?」

絵里「ハラショー!大きなお風呂があるの!?」

希「それなら行ってみよっか♪良いやろにこっち?」

にこ「ええ…?にこは1人で入るわよ…」

のぞえりかりエマ「・・・」ジー

にこ「わ、分かったわよ!一緒に入ればいいんでしょ~!」

79: 2019/10/14(月) 21:48:24.55 ID:166EccTX
ー浴場ー

絵里「ハラショー!広いお風呂ね~♪」

希「虹学のみんなはこんなお風呂が利用できるなんてビックリやね…」

果林「虹学の娘なら誰でもってわけじゃないのよ?」

エマ「えへへ♪果林ちゃんと一緒にお風呂入るの久しぶりだよ~♪」ギュー

果林「ちょ、エマ…///あんまり引っ付かないで…?」

エマ「え~?なんで??」タユン♪

にこ「・・・認められないわ」ペターン

果林「それにしても絵里ちゃ…絵里って綺麗な身体してるのね♪まさか全身がまだ足跡の付いてない雪みたいに白いなんて…どんなケアしてるの?」

絵里「ふふっ♪合格よ。でもそれは…ま、また後でいいかしら?寒いのと…ここで話すのも恥ずかしいから///」

にこ「あんたたち~!!早くしないと時間もったいないわよ~!」

希「にこっちもああ言ってるし…早いところ身体洗っちゃおっか♪」

エマ「そうだね♪」

80: 2019/10/14(月) 21:58:10.54 ID:166EccTX
希「はぁ~♪ちゃんとシャワーまで気兼ねなく浴びれるなんて思わなかったよ~」

エマ「希ちゃんも髪の毛キレイだね~♪よくお手入れしてるの?」

希「うーん…ウチはそう特別なことはしてないかな~?エマっちも結構綺麗だと思うし…それに…」ジー

エマ「・・・?」

希「ちょっとごめんね♪」ワシッ

エマ「ひゃっ…//」

希「おお~~♪すっごいね…μ’sの誰よりも大きいっていうのは本当みたいやね…ワシワシワシ~♪」

エマ「ダ、ダメだよ希ちゃん…///くすぐったいよぉ~」

果林 (シャンプー中)「ちょ、エマに何してるの…!!?」

にこ「希…その辺にしておきなさいよ」

希「にこっち怒った?あっ、もしかしてにこっちもしてほしかったん?」

にこ「だ、誰が・・・・」

希「エマっちをわしわししたウチに今してもらえたら…もしかしたらルビィちゃんくらいにはなるかもよ~?」

にこ「・・・・!?しょ、しょーがないわね~!希がどーしてもって言うからこれはしょーがなくなんだからね?」

希「はいはい♪わしわしわしわし~」

にこ「ちょ、勢い強いんだけど…!?んっ…///」

希 (・・・にこっち相変わらず胸が・・)ホロリ

81: 2019/10/14(月) 22:09:35.70 ID:166EccTX
絵里「エマ~」

エマ「なーに??」

絵里「もし良かったらなんだけど…背中の流し合いしない?希とにこはあんな感じだし…」

エマ「良いよ♪それじゃあ絵里ちゃんの背中洗ってあげるね♪」

絵里「お願いするわ♡」

エマ (わぁ…果林ちゃんの言ってた通り本当に白くてきれいだよ~)

エマ「絵里ちゃんの背中…きれ~い」

絵里「そ、そう?ありがとう…///」

エマ「はっ!?私声に出てた!?」サスサス

絵里「ふふふ♪そうね。それと…もう少し強くてもいいのよ?」

エマ「そ、そうなの?・・これくらい?」ゴシゴシ

絵里「あ~ちょうど良いくらいよ……果林にはこういうことしたことないの?」

エマ「普段はあんまりいっしょに入らないから…実は1度も…お家の子ヤギにシャワーとブラッシングとかはあるんだけど…」ゴシゴシ

絵里「ふふっ♪それならやってあげたらいいんじゃない?」

エマ「・・・果林ちゃん迷惑じゃないかな~?」

絵里「果林ならきっと嬉しいと思うわよ♪私はもう十分だから行ってあげたらどう?」

エマ「絵里ちゃん、ありがとう!それじゃあ行ってくるね!」

絵里「あっ、、、流して欲しかったわ…エマってなんというか力加減が絶妙ね」

82: 2019/10/14(月) 22:36:52.87 ID:166EccTX
エマ「果林ちゃ~ん♪」

果林「?」

エマ「背中の洗いっこしよ♪」

果林「エ、エマ…?気持ちは嬉しいんだけど…」

果林 (目を閉じてた状態で…エマのあんな声聞いたから心配だわ・・・)

エマ「・・だめ?」

果林「…分かったわ、それじゃあ私がエマを洗うわね♪」

エマ「よろしくね~」

果林 (・・・エマの背中大きいわね、身長はギリギリ私の方が高いけど…体格的にはエマの方が大きいのよね。)ゴシゴシ

エマ「ふふ♪」

果林「どうしたの?くすぐったかったかしら?」

エマ「ううん♪スイスでは妹や弟たちの身体を洗ってあげてたから…こうして洗ってもらってるの…おかしくなっちゃって♪」

果林「なるほどね、それじゃあ今日は私がエマのお姉さんってところかしら?」ゴシゴシ

エマ「え~?果林ちゃんはお姉ちゃんってよりも…妹だよ~♪」

84: 2019/10/14(月) 23:24:40.92 ID:166EccTX
果林「い、妹なの…?」ゴシゴシ

エマ「うん♪とびっきりキレイで……カッコいいところがある…♪」

バシャー

果林「えっ?綺麗のあと…なんて言ったの?」

エマ「な、なんでもないよ~///」

果林「?変なエマ、次は私をお願いね?」クルッ

エマ「ラジャー♪私にお任せだよ~」

エマ (はわわわ…絵里ちゃんもきれいな背中だったけど…果林ちゃんもすっごくきれいだよ~)

エマ「…これくらいでどうかな~?」ゴシゴシ

果林「ふふっ、気持ちいいわよ~♡エマにしてもらって良かったわ…♪」

エマ「本当!?良かった~♪」ゴシゴシ

果林「ねえ、エマ?」

エマ「どうしたの?」

果林「スクールアイドルって…素敵よね…」

果林「たくさんの人と繋がれて…同好会のみんなもとてもいい子ばっかりで…エマともこんなに仲良くなれて…♪」

果林「…ってやだ私ったら…恥ずかしいわ///」

エマ「果林ちゃん…私も!彼方ちゃんや果林ちゃん同好会のみーんなと会えてスクールアイドルしててよかったよ♪」

果林「ふふっ♪随分正直ね…私もだけど」

エマ「愛ちゃんに教えてもらったよ!はだかの付き合い?だよね。普段話せないようなことも自然と話せちゃうんだね♪」ゴシゴシ

果林 (・・・愛ったらまたエマに色々教えてるのね…でもまあ・・)

果林「それは間違ってないかもね…♪」

エマ「それ~♪」パシャー

果林「ふぅ…気持ちよかったわ…それじゃ湯船に浸かりましょ?」

88: 2019/10/15(火) 11:20:04.53 ID:ZhYI7EMC
にこ「はぁ~生き返るわ~♪」

絵里「ふふっ、にこったらお祖母様みたい…♪」

にこ「どぅわれがおばさんよ!!!」

希「まあまあ、にこっち♪」ススス

にこ「ちょ、寄ってこないでよ。」ススス

希「え~にこっちのいけず~」

エマ「にこちゃん希ちゃんのこときらいなの?」

にこ「べ、別にそういうのじゃないわ…」ジー

果林「・・・?」

にこ「ふんっだ!」

エマ「にこちゃん、ぎゅー♪」

にこ「なっ!!!?」

エマ「えへへ~こうしてくっついてるともっとあったかくてきもちーね~♪」

ポヨンポヨン

にこ (ぐぬぬぬぬぬぬぬ…背中に当たる感触が…悔しい…!でも、にこだっていつかは…)

エマ「?」

果林「そうしてくっついてるのを見ると…エマにまた新しい妹ができたみたいね♪」

エマ「えへへ♪そうかな~?」

にこ「に、にこだって姉なのよ!?」

絵里「まあそうだけど…」ススス

希「その状態を見たらにこっちが妹にしか見えんよ?」ススス

にこ「ちょ、絵里、希!?なんであんたたちまで寄ってくるのよ!!」

希「え~エマっちだけにこっちを独占するのずるいやん?」

エマ「あっ、わたしったら…希ちゃんごめんね~!」

絵里「そ・れ・に、こういう機会ってなかなか無いじゃない?たまには…良いでしょ?」

90: 2019/10/15(火) 17:04:11.15 ID:ZhYI7EMC
果林「・・・・」ポカーン

絵里「果林もそんなところいないでこっちにきたらどう?」

希「そうそう♪こういう時って楽しんだもの勝ちやん?」ギュー

エマ「わっ!希ちゃんあったか~い♪果林ちゃんもおいでよ~♪」

にこ (・・・にこは全然楽しくないけど)

果林「そ、そうね…それじゃあお邪魔するわ…」チャプ… スススス

絵里「…こうしていると、私たちつい最近出会ったとは思えないわね♪」

エマ「えへへ、そうかも♪こうしてみんなでお風呂に入れるなんて思いもしなかったよ~」

希「スイスではお風呂に入る習慣とかあるの?」

エマ「えっとね…とっても寒い日とか体調が悪い時にたまに入るよ!」

にこ「へぇー、それじゃあそれ以外の時はシャワーなのね」

エマ「うん!でも…日本に来てからはお風呂に入ることが多くて…とってもクセになったよ~気持ちいいね~♪」

絵里「ふふ♪その気持ち分かるわ」

希「えりち…絶対嘘やろ?」

絵里「の、のぞみぃ…少しくらいいいじゃないー」

希「見栄を張って恥をかくよりマシやん?」タユン

果林 (・・・最初あった時から思ってたけど希の胸ってやっぱり大きいわよね…触ったらさすがにまずい…わよね…?せつ菜より大きな胸触ったことないし…ちょっと触りたい…!でもでも、それでもしμ’sとの交友関係に亀裂でも入ったら…)

91: 2019/10/15(火) 17:57:48.71 ID:ZhYI7EMC
希「んー?果林ちゃんどうかしたん?」

果林「へっ!?な、なんでもないのよ…なんでも…」

希「・・・・はは~ん♪分かった、えりちの胸が気になるんでしょ!」

絵里「へ?」

果林「?」

希「えりちはμ’sの誇るプロポーションの持ち主で美バストやからね~♪触ってみたいなら頼んでみたら?」

絵里「ちょ、希!?」

希「いいやん♪減るものじゃないし、こういうときは親睦を深めるってことで♪」

果林 (・・・本当は希のが良かったんだけど…熱くなってきたし…もうそれでも良いかもね///)

果林「絵里…触っても良いかしら?」

絵里「わ、分かったわよ…///もうっ…少しだけよ?」(なんで果林はそんなに真剣に頼むのよ~!)

果林「そ、それじゃあ触るわね…?」ドキドキ

絵里「…ええ///」ドキドキ

にこ (・・・なにこの茶番)

92: 2019/10/15(火) 20:29:55.25 ID:ZhYI7EMC
果林「・・・///」ムニッ

絵里「ひゃっ///」

果林「ご、ごめんなさい!痛かった!?」

絵里「だ、大丈夫よ!?その…思ったよりソフトだったからびっくりしただけで…」

果林 (・・・な、なにこれすごく柔らかくて張りがあるわ…///)ドキドキ

エマ「ねえ、希ちゃん」

希「ん~?」

エマ「果林ちゃんと絵里ちゃんはなにをしてるの?」

希「そうやね…日本流のコミュニケーションかな?」

エマ「本当!?わたし全然知らなかったよ~」

にこ (まーた希がくだらないこと言ってるわね…)

果林 (こ、これくらいで動揺したらダメよ…仮にもセクシー系なのに…私ったら///)ドキドキ

絵里「ねえ?」

果林「?」

絵里「1回だけで…いいの?」

果林「」ザッパーン

エマ「果林ちゃん!?」

果林「~~~~」

希「のぼせちゃったみたいやね…」

にこ「あんたと絵里のせいでしょ~!?」

絵里「えっ?わ、私!?」

にこ (ダメね…無自覚だったのかしら絵里ってば…)

にこ「と、とにかく運ぶわよ!」

エマ「果林ちゃ~ん!しっかりして~」

93: 2019/10/15(火) 21:06:12.86 ID:ZhYI7EMC
___
_____

果林「はっ!?ここは…!?」

エマ「果林ちゃんのお部屋だよ~?」

果林「エ、エマ!?わたしったら…///」

エマ「びっくりしちゃったよ~果林ちゃん急に倒れちゃって・・心配したんだよ?」

果林「ご、ごめんなさい。あら?絵里たちはどうしたの?」

エマ「絵里ちゃんたちはわたしのお部屋だよ♪わたしのお部屋で5人でねるのは難しいから…今日は果林ちゃんのお部屋で眠らせてね♪」

果林「分かったわ、介抱してくれてありがとうねエマ♪」

エマ「解放…?・・・・どういたしまして♪」

果林「それにしても…酷い雨ね」

ゴロゴロ・・・

エマ「ほんとうだね~風もすごい強いみたいで果林ちゃんが眠ってる間窓がガタガタしてたんだよ~?」

ビシャーン!

果林「ひっ…!か、かみなり…?」ブルブル

エマ「果林ちゃん大丈夫?」

果林「へ、平気よ?怖いとかそんなのじゃ…」ブルブル

ドドーン

果林「うぅ…」ブルブル

ギュッ…

エマ「へいきへいき♪こわくないよ?」ポンポン

果林「あっ…エマ……」 (不思議ね…エマに抱きしめられてると不安がなくなって…安心するわ)

94: 2019/10/15(火) 22:14:12.19 ID:ZhYI7EMC
果林「ねぇ…エマ…」

エマ「~?」

果林「このまま…ギュッとしてもらって…寝ても良いかしら?」

エマ「良いよ♪果林ちゃんのお願いだもん…私果林ちゃんをお世話するのも大好きだから・・・」ナデナデ

果林「ありがと…エ…マ…Zzzz」

エマ「ふふっ♪おやすみ果林ちゃん♡」

エマ「ふぅ…よかった…果林ちゃんの前でお姉ちゃんの私が怖がるなんてできないもん…ね♪」プルプル

ーその頃ー

絵里「いやー!!!カミナリよ~!」

にこ「絵里…うるさいわよ」

パチッ

絵里「ひあ!!!!!?て、ててててて停電!!!?にこ~!!動かないでぇ~離れたらだめよ!?」ギューーーーー

希 (・・・えりち仕掛けたうちが言うのもあれやけど)

希「え~りち、うるさいよ?」

絵里「ご、ごめんなさい希…」

にこ「」グタッ

絵里「の、希ぃ~!?にこが気絶しちゃってる……」

希「にこっち~!!?」

ドタバタドタバタ

___
_____

95: 2019/10/15(火) 22:33:35.23 ID:ZhYI7EMC
ー翌日ー

エマ「晴れて良かったね~♪」

絵里「近づきはしたけど…通過しなかったのが幸いだったわね」

希「1日お世話になりました、ありがとうね♪」

にこ「・・・にこはもう二度とあんな目にあいたくないわ」

果林「にこ、色々ごめんなさいね?」

にこ「ちょっと!謝られるとにこが惨めな気持ちになるんだけど!?」

エマ「またお泊まりとかしてみたいな~♪今度は彼方ちゃんも、同好会のみんなも集まって!」

絵里「それなら~真姫に頼んでみると良いかもしれないわね♪」

希「えりち…あんまり真姫ちゃんに頼りすぎるのも考えものよ?」ジトー

絵里「わ、分かってるわよ!今のは冗談で…」

果林「みんなで囲んで食べたお鍋忘れることはないと思うわ・・・こちらこそありがとね♪」

96: 2019/10/15(火) 22:35:04.92 ID:ZhYI7EMC
希「それもまたみんなでやりたいね♪それじゃ、電車の時間だからウチらはこれで~♡」

エマ「バイバ~イ♪」ブンブン

にこ「ふんっ…」フリフリ

希 (ふふっ♪にこっちはやっぱり素直じゃないなぁ)

希 (なんだかんだで楽しかったって顔に出とるよ?)

絵里「あっ」

希「どうしたんえりち?」

絵里「そ、その…ね?筆箱とかをエマの部屋に置いてきたなーって…」

にこ「えっ」

希「えりち…」

絵里「希お願い!一緒に取りに戻って…!」

希「い~やや…!お別れの後そんなことうちしたくないもん…」

絵里「にこぉ…」

にこ「お断りよ」

絵里「そんな~!!!!」
___
_____

果林の日記

μ’sの3年生の娘たちとお泊り会?をしたわ。せつ菜が聞いたらきっと羨ましがっちゃうかしら♪
私ってば…よそよそしいのが悲しかったのに知らない間に私がそうしかけていたなんて…反省ね
冷蔵庫を見たら油揚げが残ってた、お鍋に入れないのかしら?今度同好会かラジオでアンケートを取りたいわね…

それと絵里がすごく柔らかかったけど…ますますエマが気になったわ。

今日の主菜:鍋 ご飯の量:いつもよりちょっと多め?
カ口りー ちょっとオーバー、ダンスレッスンを増やしておこうかしら。

エマの日記

希ちゃんから日本人の女の子のコミュニケーションを教えてもらったよ♪今度果林ちゃんにやってみようかな~♪
にこちゃんがお部屋を出て行く前にとってもきれいにしてくれたのがうれしかったな~♪今回はあんまり話せなかったから…お礼も兼ねてなにかお返しを持っていきたいな。

日本語メモ かいほうってどういう意味?今度先生か同好会のみんなに説明してもらおっと♪

97: 2019/10/15(火) 22:48:13.46 ID:ZhYI7EMC
エマ「はぁ……」

果林「エマ、どうかしたの?」

エマ「あっ!か、果林ちゃん…なんでもないよ?なんでも…」サッ

果林「そうなの?ちょっと私、ちょっとその辺りを走ってこようと思ったから…」

エマ「ランニング?お疲れさま~♪がんばってね」

果林「ええ♪行ってくるわ」

果林 (・・・エマもあんな表情するのね)タッタッタッ

___
_____

果林「ただいま~♪エマいるかしら?」

エマ「はぁ……」

果林「・・・大丈夫?」

エマ「あれ!?か、果林ちゃん!!?な、なんでもないよ~!?」アタフタ

果林「もう…エマったら…ねえ、たまには私のこと頼ってくれてもいいんじゃない?」ソッ

98: 2019/10/15(火) 22:58:13.50 ID:ZhYI7EMC
エマ「果林ちゃん…実はね」

エマ「スイスの家族から手紙が来たの」

果林「いつもエマお返事書いたりしてるものね♪手紙が来るのはいつものことでしょ?」

エマ「うん…それでね?1番下の子が熱を出しちゃったみたいで」

果林「あら…それは心配ね」

エマ「ううん、もう治ってるから大丈夫。」

果林「・・?それなら良いんじゃないの?」

エマ「そうなんだけど…なんだろう…そんな当たり前の毎日がわたしがいないところで進んでるって思ったら…」

エマ「なんだかさみしくなってきちゃって…」ポロポロ

果林「エマ…」 (ホームシックって感じなのかしら…スイスと日本って遠いものね。私とはわけが違うわ)

エマ「テレビ電話だってしてるのに…わたし、おかしいよね・・ひっく…」ポロポロ

果林「エマ…」 (こんなエマ見たことないわ…私に、私に何かしてあげられることは…)

99: 2019/10/15(火) 23:30:13.37 ID:ZhYI7EMC
___
_____

果林「ねえ、エマお腹空かない?」

エマ「あっ…」グー

果林「ふふっ♪エマのお腹は正直ね♡私が作るからちょっと待ってて?」

エマ「わ、悪いよ果林ちゃん!それに危ないよ~!火を使うなら目をはなさないようにしてね?包丁の刃の部分をにぎったらダメだよ?」アタフタ

果林「ど、どこまで心配されてるの…」

エマ「やっぱりわたしも手伝ったほうがいい?・・ううっ…」アタフタ

果林「エ~マ?今日は私があなたにしてあげる番だと思って?」

エマ「う、うん…」

果林「よろしい♪それじゃあちょっと私の方のキッチンで作ってくるわね♡エマは待ってていいわよ♪」

エマ (・・・果林ちゃんほんとうに大丈夫かなぁ?ケガでもしちゃったら…心配だよ~)

100: 2019/10/15(火) 23:31:11.72 ID:ZhYI7EMC
本日はここまで、案投げてもらえたものは可能な限り思いついたものから消化していきます。

103: 2019/10/16(水) 16:08:43.00 ID:aoMt+CMb
果林 (ふぅ…とは言ったもののどうしようかしら…?そういえば歩夢に前・・・)

___
______

ー部室ー

歩夢「果林さん、エマさんいますか?」

果林「エマは…今日はお休みよ。どうかしたの?」

歩夢「この前デパートでスイス料理のインスタント?みたいなものを見つけたから、エマさんに渡したいなって思って持ってきたんです♪」

果林「なるほどね、それなら私が預かっておきましょうか?部室に置きっ放しにするのもあれだし持って帰るのも手間でしょ?」

歩夢「いいんですか?ありがとうございます!」

果林「エマもきっと喜ぶと思うわ♪ありがとうね歩夢♪」ナデナデ

歩夢「ふふ…♪」

かすみ (・・・歩夢先輩はワンコですか)

果林「結局渡せてなかったのよね…確かこの辺りに・・・」ガサゴソ

果林「あったわ!えっと…作り方は……なるほど簡単ね♪それだけだと寂しいからもう一工夫したいわね」

___
______

104: 2019/10/16(水) 17:25:05.58 ID:aoMt+CMb
エマ (うぅ…おなか空いたけど…それよりも果林ちゃんが心配だよぉ…果林ちゃ~ん)

果林「おまたせ、エマ♪」

エマ「か、果林ちゃん!よかったぁ…」

果林「口に合うかどうか…分からないけど召し上がれ♪・・あっ、もちろんダメだったら食べなくて良いのよ!?…そんなにうまくできたとも思えないし」

エマ (・・・オムレツにトースト…それにこれは…なにかな?)

エマ「ありがとう果林ちゃん、いただきま~す♪」

エマ「あれ?果林ちゃんのご飯は?」

果林「私?わ、私はもう食べたから…」

エマ「そうなの?それじゃあ改めて…」パクッ

エマ「・・・これって」

果林 (ど、どうかしら…エマの口にあえば良いんだけど…そもそも大丈夫なのかしら…)ドキドキ

エマ「もしかしてレシティ!?」

果林「・・・ええ♪そうよ」

エマ「ひさしぶりに食べたよ~♪昔お父さんがたまに作ってくれてたんだー」パクパク

エマ「トーストと一緒に食べたらとってもボーノ♪」

果林「歩夢が前に買ってきてくれてたのよ♪喜んでくれて良かったわ♡」

エマ「あっ、こっちのオムレツも…」パクッ

106: 2019/10/16(水) 17:34:49.42 ID:aoMt+CMb
エマ「な、なにこれ!!!!?」

果林「エ、エマ!?不味かったかしら…?それなら早く…」アタフタ

エマ「ううん…違うの…ううっ…」ポロポロ

果林「・・・!?」

エマ (これ、オムレツの中に刻んだベーコンや玉ねぎ…レシティが入ってるんだ)

___
_____

エマ(小) 「お姉ちゃんのぶんをあげるからケンカしちゃダメだよ?」

弟's「おねえちゃんありがと~!」

エマ(小)「ふぅ…よろこんでくれてよかった~♪」グゥー

エマ(小)「・・・///」

エマ(母)「あらあらエマ、お腹が空いてたのね。」

エマ(小)「ママ!?ちがうよ?!わたしおなかすいてないもん!」グゥー

エマ(母)「エマはお姉ちゃんだからっていつもあの子たちのこと気にかけてくれて偉いわね♪」ナデナデ

エマ(小)「そ、そんなことない…」

エマ(母)「あら?パパが作っててくれたレシティがあるわね…それじゃあこれを使ってエマにもっと美味しいもの食べさせてあげちゃうわ♪」

エマ(小)「ほんとう!?ありがとう、ママ♪」ギュー

107: 2019/10/16(水) 17:53:20.78 ID:aoMt+CMb
エマ (そっか…あの時ママが作ってくれたのもこんな感じだったもんね)

果林「エ、エマ…大丈夫?何か言って?やっぱり少し焦げてたから美味しくなかったかしら…?」アタフタ

エマ (・・・でも、同じじゃない…でもね?果林ちゃんが私の好きなパンにスイスの料理を私のために…一生懸命作ってくれたって気持ちも美味しくて…)

エマ「果林ちゃん」

果林「や、やっぱり何か飲み物ホットココアとかを…えっ?エマ?」

エマ「・・・ありがとうね♪」ポロポロ

エマ「果林ちゃんの気持ち…とってもエモエモで…あったかくて・・・おいしいよぉ…///」ポロポロ

果林「な、泣くほどそんな風に言ってもらえるなんて…思ってもみなかったわ…///」

グゥー

エマ「…あれ?今のお腹の音…果林ちゃん?」

果林「ち、違うのよ!?これは…その…///」アセアセ

エマ (あっ…果林ちゃんの指に…ばんそうこう………そうだよね、がんばってくれたんだもんね…♪)

エマ「果林ちゃん♪」

果林「・・・?」

エマ「いっしょに食べよう?すっごく美味しいよ…♪」スッ

果林「…ありがとうエマ///」

エマ (ママ、パパ、みんな・・・わたしはこんなに…わたしのことを心配してくれるお友だちができました…とっても幸せだよ♪だから心配しないでね?)

エマ「果林ちゃん、果林ちゃん♪」

果林「なに?」

エマ「あ~ん♪」スー

果林「ちょ、エマ…それは、恥ずかしいわ…///」

エマ「えー?ダメ…?」

果林「勘弁して~!!!!」

エマ (・・・ほんとうのほんとうに、ありがとう果林ちゃん♪)

108: 2019/10/16(水) 20:52:30.47 ID:aoMt+CMb
果林の日記

今日はエマがホームシックになってたわ。みんなのことを見守ってくれるエマだけど…やっぱり寂しくなることもあるのよね…私がエマを支えてあげられるようになりたいと思った。
料理はもう少し手際よくできるようにならないとダメね…今度彼方に習ってみようかしら?

今日の主菜 レシティ パンの枚数1.5枚
カ口りー エマと半分にしたと仮定すると適正ね

エマの日記

今日は久々に泣いちゃった。ホームシックっていうんだよね?送りだしてくれた家族のためにもわたしがしっかりしないとダメだよね。

でも、わたしの悲しい気持ちを果林ちゃんが受け止めてくれて…嬉しかったな。大切なお友達の果林ちゃん、前にはげましてくれた彼方ちゃんやしずくちゃん。わたしの周りは優しい人ばっかりで日本にきて良かったよ♪

メモ 果林ちゃんが指をきっちゃってたからばんそうこうの予備を用意しておこっと!

111: 2019/10/17(木) 20:03:04.31 ID:RH8gnDyT
果林「はぁ…もうダメ、今日の撮影ハードすぎたわ…」フラフラ

ガチャ

果林「はぁ~♪ヤギちゃん、猫ちゃん…羊ちゃん私の疲れを癒して~♪」ギュー

ピャア!?

果林「あぁ~♪…なんだかとってもあったかいわ…彼方じゃないけど…眠たくなって…きたわ…Zzzz」

___
______

エマ「果林ちゃ~ん…おきて~?」

果林「へっ!?エ、エマ!?私…どうして」

エマ「ここ…わたしのお部屋だよ?」

果林「・・・・・?」

果林「・・・・・!?」

112: 2019/10/17(木) 20:38:54.46 ID:RH8gnDyT
果林「なっ…なぁ…////」

エマ「急に果林ちゃんが抱きついてきたときはびっくりしちゃったよ~♪羊さんやヤギさんって…もしかして誕生日プレゼントであげたぬいぐるみ?」

果林「そ、そうよ…」

エマ「うれしい~♪枕元に置いてくれてるんだー♪」

果林「エ、エマ・・・そのね?」

エマ「大丈夫!果林ちゃんが可愛いって写真みんなに送っておいたから♪」

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 (10)

エマが写真を送信しました

果林「///」

エマ「果林ちゃんの可愛いところみんなに知ってもらいたいな~♪」

114: 2019/10/17(木) 21:11:10.17 ID:RH8gnDyT
果林「エマ?部屋を間違えたことは…内緒にしてね?」

エマ「わかった、約束するね♪」ギュー

果林「・・・それと、離してくれたら嬉しいんだけど・・・」

エマ「えっ~!?果林ちゃんから抱きついてきたのに…」

果林「だ、だって…ぬいぐるみだと思ったんだのよ…フカフカしてたし」

エマ「…ぬいぐるみだけじゃなくてもっとわたしにも甘えてくれて良いんだよ?」

プツン

果林「・・・・エマぁ~♡」ギュー

エマ「わぁ~♡」

果林「監督ってば酷いのよ!?納得がいかないからって周りの子に野次を飛ばして無理難題を突きつけるのよ!…今回の撮影は散々だったわ」

エマ「えらいね、果林ちゃん♪果林ちゃんが頑張ったから無事に撮影終わったんでしょ?よくがまんしたね♪」ナデナデ

果林「ぐすっ…ありがとエマぁ…///」トローン

エマ「いつもモデルとスクールアイドルの両方をがんばる果林ちゃんはえらいよ~それに…カッコいいよ♪」

果林「そ、そうかしら…面と向かってそう言われるの初めてかも…///」

果林「そう言ってくれるエマのためにも…もっと頑張らないといけないわね♡」キリッ

エマ (えへへ、いつものカッコいい果林ちゃんだ♪)

果林「って…もう晩御飯の時間過ぎちゃってるわね…もしかして今日はごはん抜き?…でも抜くのは身体に悪いし…」

エマ「大丈夫だよ、果林ちゃん♪果林ちゃんの分ちゃんととっておいたから♪」

果林「助かったわ…ありがとねエマ♪」

エマ「どういたしまして♪」

果林 (・・・・こんなにエマにお世話になってるけど、私エマ無しで生活てきるのかしら?)

116: 2019/10/17(木) 22:02:01.18 ID:RH8gnDyT
果林の日記

エまくら…気持ちいいわね。なでなでも合わさると至福って言ってた彼方の気持ちがよく分かったわ。もう少ししっかりしないととは思うけど…エマがいるとつい気が緩んじゃうのよね。・・・次から頑張るわがんばれ私。

今日の主菜 肉じゃが ご飯の量 適量
カ口りー ちょっと少ないくらいかも?また別の日に余裕ができたと考えるわ♡


エマの日記

今日は果林ちゃんがいっ~ぱい甘えてくれました♪甘える果林ちゃんって…すっごく可愛くてみんなにも見せてあげたいけど…やっぱり今はまだヒミツ♪わたしだけ独り占めできるたからものだよ♪
もっとも~っと果林ちゃんが甘えてくれたら嬉しいな♪いっぱいお世話してあげたい!

日本語メモ ヤジっていうのは非難や冷やかしなんだって。ちゃんと我慢できてる果林ちゃんはえらいな~♪

117: 2019/10/17(木) 22:18:12.66 ID:RH8gnDyT
果林「ふわぁ…ダメ…昨日の撮影がハードだったからかしら………いいえ!ここで折れたらダメよ果林!」

ガチャ

エマ「果林ちゃん!起きてる~?」

果林「あら、おはようエマ♪いい朝ね♡」

エマ「・・・か、かりんちゃんがおきてる?!」

エマ(しかも制服に着替えてタイツも履いてるよ~!?)

エマ「か、果林ちゃん…どうしちゃったの?」オロオロ

果林「どうしたって…自分で着替えるのは普通でしょ?」

エマ (そっか…そうだよね、果林ちゃんだって子どもじゃないんだもん。わたしがお世話する必要なんて・・・)ショボーン

果林「・・・・・あー!ジャージどこにやったかしら?それに…制服のリボンも上手く結べないわ~!」

エマ「!!!果林ちゃんやってあげる!ジャージも探しておくからその間に朝ごはん食べておくといいよ♪」

果林「ふふっ♪ありがとうエマ♡」

果林 (・・・・まだまだエマのお世話から抜け出すのは…難しそうね)

エマ (よーし、果林ちゃんのためにわたし、頑張っちゃうよ~♪)

おわり
エマかり良いよね…
スレ残ってる間に案とかくれて書けそうなら書いていきます。

118: 2019/10/17(木) 23:15:18.58 ID:0NNUvMaf
乙でした
ネタとモチベが続く限り書き続けてほしい

119: 2019/10/17(木) 23:25:36.23 ID:TFjVy1Fo
いつもありがとう

120: 2019/10/18(金) 21:50:38.41 ID:CP3yYacE
すごくいいエマかりだった おつです

149: 2019/10/22(火) 23:09:45.84 ID:jXS1oVZJ
エマかりもエマかなもかりかなも良い…
スレ残ってたらまた>>123>>124のシチュでも書こうと思います。
落ちたらまた別の機会に…

127: 2019/10/20(日) 23:00:22.17 ID:XKD3rUl9
果林ちゃんへ

ちょうど妹の誕生日とネーヴェちゃんが寂しがってるっていうのもあって、ちょっとスイスに帰省します。
わたしがいなくてもちゃんと朝起きないとダメだよ?
なるべく早く戻ってくるね!エマより

果林「」

果林 (・・・久々に練習のない休日にエマと出かけようと思ったら、まさかの置き手紙ね…)

果林「家族の誕生日っていうのは分かるけどヤギが寂しがってるっていうので帰るっていうのはすごくエマらしいわね♪」

果林「・・・私、独り言が多くなってないかしら?一人暮らしゆえの弊害かしら?」

果林「まあ、エマも寂しがってた時もあったことだし…ちょうど良い機会よね♪」

___
______

しずく「…ここでターンです!」

かすみ「せんぱ~い♪かすみんの華麗なターン!見てくれました~?」クルッ

果林「・・・」ポケー

せつ菜「果林さん!果林さ~ん!!」

果林「へっ?な、何かしら?」

愛「かりんってば、上の空だったぞ~!」

彼方「あれ~?そういえば果林ちゃん…その靴下~左右で逆ではないかね~?」

果林「へっ?!……ほ、本当だわ///」

璃奈「果林さん、ミスするなんて珍しいね」璃奈ちゃんボード『すんっ』

129: 2019/10/20(日) 23:18:17.97 ID:XKD3rUl9
せつ菜「取り敢えず…今は部長はμ’sの取材に行ってることですし、練習はこのくらいにしておきますか?」

かすみ「エマ先輩はまたスイスに帰っちゃったんですよねぇ…はっ!?」

しずく「ちょ、ちょっとかすみさん…」

果林「はぁ…エマぁ……」

愛「どーどー!果林ってば落ち着いてー!?まさしくエマージェンシーな状況じゃん?エマっちだけに!」

かすみ (・・・さっきエマ先輩のことをちょっと言っただけなのに、こんなに果林先輩がしょんぼりしてるなんて弱点発見しちゃいましたぁ……ま、まあ?どうしてもっていうならかすみんが代わりに…)

彼方 (果林ちゃん重症だよ~彼方ちゃんもエマちゃんと会えないのは寂しいけど…)

璃奈「か、果林さん!」 璃奈ちゃんボード『あせあせ』

果林「あら…どうしたの璃奈ちゃん?うふふふ…今日も空がきれいねー」

璃奈「な、なんでもないの…」 璃奈ちゃんボード『シュン・・』

せつ菜 (璃奈さん…触らぬ神になんとやらかもですね)

130: 2019/10/20(日) 23:29:53.70 ID:XKD3rUl9
ー果林の部屋ー

果林「はぁ…私ってばみんなに余計な心配かけちゃったわね」ドサッ

果林 (・・・自分でもエマがいないだけでこんなに気が抜けるなんて思わなかったわ)

果林 (朝ギリギリに起きちゃうし、着替えでボタンを掛け違えたり、服がすぐに見つからなかったり…靴下を左右別々のを履いたり…あと、モデルの愚痴とかあんまりエマ以外には言えないのよね)

果林 (…なんだかんだで私、エマがいないとまだまだダメかも)

果林 (エマが、このまま帰ってこなかったら…私どうなっちゃうのかしら…?)

果林 (・・・ダメね、頭の中グルグルして…眠たく…Zzzzz)

_____
___
__

果林「はっ!?いつのまにか寝てしまってたのね…あら?毛布かけてもらえてるし…暖かい…?」

彼方「Zzzzzz…」

果林「か、彼方!!!?」

彼方「ふわぁ~はっ!ここはどこ…?」

果林「果林ちゃんのベットの上よ♪…ってコーレスやってる場合じゃないのよ…なんで彼方がここにいるの?」

彼方「彼方ちゃんは~果林ちゃんのことが心配だったのだよ~」

果林「彼方が?私のことを!?」

彼方「その反応は傷ついちゃうよ~彼方ちゃんショックで眠れなくなっちゃいそう…Zzz」

133: 2019/10/21(月) 14:42:49.26 ID:3XeNPs6D
果林「そう言ってる側から寝そうになってるじゃない…」

彼方「はっ!?寝てないよ~」

果林「彼方が私のことを心配してくれるのは嬉しいけど…私、心配されるようなことはないわよ?」

彼方「~?エマちゃんがいなくて寂しいんじゃないの~?」

果林「…そんなことないわ」

彼方「寝言でずっ~とエマちゃんのこと呼んでたのに?」

果林「や、やだ…私ってばそんなこと言ってたの///」

彼方 (嘘だけど、この反応を見る感じやっぱりそうみたいだよね~・・・彼方ちゃんのことももっと頼ってくれていいのに)

彼方「果林ちゃ~ん」

果林「な、なにかしら?」

ギュー

彼方「・・・たまには彼方ちゃんに甘えてもいいんじゃないかな?」

果林「なっ…///」

134: 2019/10/21(月) 15:00:22.97 ID:3XeNPs6D
果林 (ど、どうしてこんなことになってるの…///彼方が後ろからハグしてくるなんて…)

彼方「…エマちゃんみたいにしてあげられるかはわかんないけど、いつも甘える側の彼方ちゃんが甘やかしてあげるなんて~特別だよ~?」ナデナデ

彼方「果林ちゃんがいつも人一倍スクールアイドルの練習、頑張ってるの~彼方ちゃん知ってるよ~?」

果林「なっ!!?み、見てたの…?///」

彼方「彼方ちゃんの目はごまかせないのだ~♪」 (本当はかすみちゃんから聞いたんだけど…内緒だよ~?)

彼方「果林ちゃんって~読モとスクールアイドル両方頑張って…いつもカッコいい果林ちゃんでいるけど~もう少し色んな人に素顔をさらけ出していいんじゃないかな~?」ナデナデ

果林「か、彼方…なに言ってるのよ///私はそんな…」

彼方 (…?これはあんまり良い方法じゃなかったかな~?それなら…)

彼方「果林ちゃんは~彼方ちゃんに何してほしい~?」

果林「・・・・・・」

彼方 (あれれ…シーンとなっちゃったやっぱり彼方ちゃんじゃあ力不足かな~?エマちゃんってば…)

果林「・・でて」

彼方「~?」

果林「も、もっと…撫でて…褒めてくれたら嬉しいわ…///」

136: 2019/10/21(月) 21:53:16.37 ID:3XeNPs6D
彼方「彼方ちゃん、普段は言えないけど~しっかりしてて…しゃっきりでカッコいい果林ちゃんのこと~尊敬してるよ~?」ナデナデ

果林「あ、ありがと…///・・・でも、それなら今の私のことは…嫌い?」

彼方「ううん、彼方ちゃんにも~そういう弱いところ見せてくれるようになってくれて……嬉しいよ~♪」ナデナデ

果林「そう…ふふっ♪…こんな私を受けとめてくれてありがとう♡」

彼方「いいのいいの~♪その代わり~彼方ちゃんが授業中に眠気でピンチになっちゃいそうになったら~助けてほしいなー?」

果林「それくらいはお安い御用よ♪わざわざ頼まなくても、彼方が負担にならないよう頑張ってることは知ってるから協力するわよ♡」

彼方「わぁ~♪果林ちゃん大好き~彼方ちゃんの好感度が~ぐーんと上がったよ」ナデナデ

果林 (・・エマと違うけどこれはこれでありね)

彼方「果林ちゃ~ん?」

果林「何かしら?」

彼方「頑張る果林ちゃんを応援するため…彼方ちゃん…腕によりをかけて料理を作ったんだけど食べる~?」

果林「ええ!?いつのまに作ってたの?」

彼方「果林ちゃんが寝てる間だよ~?」

果林「さすが彼方ね…いただくわ」

137: 2019/10/21(月) 22:06:21.31 ID:3XeNPs6D
ー食事中ー

果林「…美味しいわ、これってミネストローネよね?私の部屋にある食材だけで作ったとは思えないわ」

彼方「ふふ~ん♪もっと褒めてくれていいのだよ~彼方ちゃんは褒められて伸びるタイプだから~」

果林「もうっ♪彼方ってば…そうね、あんなに少ない材料でこんな美味しい料理を作っちゃうなんて…彼方と結婚できる人は幸せね♡」

彼方「け、結婚!?・・・彼方ちゃんまだその発想はなかったよ~遥ちゃんのお世話があるもん」

彼方 (・・危なかった~果林ちゃんにドキドキしちゃうところだったよ~)

彼方「あっ、果林ちゃんほっぺについてるよ~?」

果林「えっ!?本当?この辺りかしら…??」

彼方「も~違うよ~……動かないでね~今の彼方ちゃんは~果林ちゃんよりお姉ちゃんだからとってあげるよ~♡」

果林「・・・お、お願いするわ」ギュー

果林 (か、彼方ってば…ノリノリじゃない?)ドキドキ

彼方 (果林ちゃん…なんで目を瞑ってるんだろ~?でも目を閉じたからかな…?寝顔もさっき少しは見たけど~綺麗な顔だよね~)

138: 2019/10/21(月) 22:13:08.74 ID:3XeNPs6D
スー

彼方「取れたよ~?」

果林「あ、ありがとう彼方…//なんだか恥ずかしいわね…」

彼方「いつも頑張ってる果林ちゃんへのご褒美なんだよ~?堂々と受け取ればいいのだよ~♪」

彼方 (・・・・指でとったのはいいけど~どうしよう?ティッシュで拭いたりしたら果林ちゃんに嫌な思いさせちゃうかな~?)

彼方「・・・・」

果林「彼方~どうかしたの?」

ペロッ

果林「!!!!?」

彼方「えへへ~ごちそうさま~♪」

彼方「食べ終わったら~彼方ちゃんに言ってくれたら洗っておくからね~それと、果林ちゃんの冷蔵庫に余りを入れてあるからまた食べるといいよ~」

果林「わ、分かったわ…わざわざありがとう」

139: 2019/10/21(月) 22:32:04.86 ID:3XeNPs6D
果林 (もうっ…彼方ってば相変わらず私のペースを狂わせてくるのよね…)

果林「・・・ありがとう、ご馳走さま♪」

彼方 (えっへん、これで彼方ちゃん少しはお姉ちゃんらしいところを見せられたかな~?…こういう果林ちゃんが可愛いってエマちゃんがよく話してたけど…分かった気がするよ~)

ジャージャー

果林「ねぇ、彼方…」

彼方「なに~?」

果林「その…ね?もし、またエマがいない時…辛くなっちゃったらまた、、、甘えさせてもらって良いかしら…?」

彼方「・・・・」

果林「ご、ごめんなさい!迷惑よね!?今のは忘れて!!言葉のあやというか…その…」アセアセ

彼方「いいよ~?」

果林「えっ?」

彼方「果林ちゃんには~いつもお世話になってるし~そういう時は彼方ちゃんがお世話してあげるよ~♡」

果林「かなたぁ~♪ありがとう♡」ギュー

彼方「うぅ…苦しいよ~それに洗ってる途中だから我慢して~」

140: 2019/10/21(月) 23:29:56.28 ID:3XeNPs6D
___
______

それから…


果林「彼方~今日撮影でね~」

彼方「よしよし♪果林ちゃんはよく頑張ってるよ~♪彼方ちゃんとお昼寝しよ~?」ナデナデ

果林「彼方…その、リボンがほどけちゃったんだけど…」

彼方「しょーがないな~彼方ちゃんに任せなさい」フンス

彼方「果林ちゃんのために~彼方ちゃんお弁当作ってきたよ~?食べて~♪」

果林「あら、ありがとう彼方♪今日は中庭で寝るんでしょ?膝枕してあげるわね♡」

彼方「ほんと~?果林ちゃんありがとう~♪・・・早くも眠たくなってきたよぉ…すやぴぃ…」



愛「・・・・最近さ~かなちゃんとかりんの距離なんか近くない?」

しずく「エマさんがスイスに帰省してるからじゃないですかね?」

歩夢「仲が良いことは悪いことじゃないと思うけど…」

愛「いやいや!エマっちがションボリしちゃうかもだし…ねえ?」

しずく (たしかにエマさんが少し心配ですね…)

142: 2019/10/22(火) 16:16:36.31 ID:jXS1oVZJ
___
______

エマ「Ciao♪ただいま~果林ちゃ…ん…!?」

果林「彼方~モデルの娘たちってば…他の子を蹴落とす事ばかり考えてて…酷いのよ~私はもっと仲良くできたらいいなって思ってるのに…」

彼方「よしよ~し♪果林ちゃんはよく頑張りました~♪そういう人たちは~きっといつかつまずいちゃうよ~だから正々堂々としてる果林ちゃんがえらいと思うし~彼方ちゃんはい~っぱい・・・・!?」

果林「かなたぁ…ナデナデは……!?」

エマ「・・・・」ポカーン

彼方「エ、エマちゃん!!」

果林「エマ!これは…その・・・違うの!!」

146: 2019/10/22(火) 20:03:34.46 ID:jXS1oVZJ
エマ「・・・るいよ」

彼方「・・へっ?」

エマ「彼方ちゃんばっかり果林ちゃんをお世話してずる~い!!わたしにもお世話させて!?…彼方ちゃんのお世話もわたし頑張るから~!」

果林「エ、エマ~?」

彼方 (エマちゃんが怒ってないようで良かった~彼方ちゃんはどっちかといえばお世話されたい側だからそれは願ったりかなったりだよ~)

果林「エマ…怒ってないの?」

エマ「?」

果林「ほら、私が彼方に甘えてたこととか…///」

エマ「果林ちゃん寂しかったんだもんね♪」ヨシヨシ

エマ「わたしも果林ちゃんや彼方ちゃんをお世話できない間妹や弟たちをいっ~ぱいお世話してたからおあいこだよ♪」

彼方 (エマちゃん…天使だよ~彼方ちゃん感激)

果林「ありがとうエマ♪またよろしくね♡」

エマ「うん!」スッ

かりかな「??」

ギュー♡

エマ「えへへ、彼方ちゃんも果林ちゃんも~また、いっ~ぱいお世話しちゃうからね♪」

147: 2019/10/22(火) 20:17:57.31 ID:jXS1oVZJ
果林 (・・・エマの腕の中…やっぱり落ち着くわ…//)

彼方 (エ枕は彼方ちゃんの大好物だよ~♪やっぱり彼方ちゃんは、甘やかされる方が好きなのだ~♪・・・でも、たまには…また甘やかしちゃおっかな~?)

エマ「くんくん…なんだかとってもボーノな匂い♪」

果林「あっ、彼方に作ってもらった料理をちょうど食べようかなと思ってたところなのよ」

彼方「たくさん作ってきたから~3人で食べても十分あると思うよ~?エマちゃんもいかが~?」

エマ「彼方ちゃんのお料理楽しみ~もちろんいただくよ~♡」

果林の日記

今日ようやくエマが戻ってきたわ。短い間だったはずなんだけどなんだかんだで彼方にはすごくお世話になった気がするわ…
戻ってきたエマが寂しく感じないようにまた、たくさんお話し&お世話されちゃおうかしら?ふふっ、こんなこと書くのも変な感じね♪

今日の主菜 彼方特製アクアパッツァ エマの持って帰ってきたライ麦パン カ口りー的には大丈夫…よね?

エマの日記

久しぶりの彼方ちゃんと果林ちゃん!2人がもっと仲良くなってたなんてエモエモだったよ~♪また家族としばらく会えなくなる寂しさはあるけど…同好会のみんなに2人がいれば吹き飛んじゃう!
彼方ちゃんも果林ちゃんもわたしにたくさん甘えてほしいな~♪彼方ちゃんにわたしがいない間の果林ちゃんのことも聞きたいな♪

164: 2019/10/28(月) 21:08:34.34 ID:2sR6Avtb
果林「ふわぁ…あら、今日はエマは起こしに来なかったのかしら?」

コンコン

果林「あら、噂をすればね。」

エマ「うぅ……果林ちゃん、起きてる…?良かったぁ…///コホコホ」

果林「エ、エマ!?顔赤いわよ、もしかして…熱があるんじゃないの?」

エマ「え~?そ、そんなこと…ケホケホ…」

果林「エマ、ちょっとごめんなさいね動かないで…」グイッ

エマ「か、果林ちゃん…近いよぉ…」

果林「・・・熱いわね、エマあなた今日は休んだ方が良いんじゃないかしら」

エマ「で、でも…同好会もあるし、果林ちゃんは大丈夫?」

果林「・・・そこで私が心配されてるのが納得いかないけど、エマは病人なんだから部屋に戻って大人しくしておきましょ?」

エマ「で、でもぉ…」

果林「エ~マ?」

エマ「うぅ……休むね」シュン

165: 2019/10/28(月) 21:26:41.80 ID:2sR6Avtb
果林「ふふっ、分かれば良いのよ♪」

果林「・・・それにしても熱があるのに私の部屋に来るなんてさすがエマね。」

エマ「ケホケホ…//えへへ、果林ちゃんに褒められちゃった♪」

果林「はぁ…褒めてないわよ、ちょっと呆れてるわ」

エマ「ええ、そうなの!?」

果林「・・・とにかくエマには自分の部屋で大人しくしててもらうから、戻るわよ?」

エマ「…うん」

果林 (そうは言ってもやっぱり熱があるから怠そうね…ここは私が頑張らないとダメよね!)グッ

エマ「・・・果林ちゃん?」

果林「エマ、ちょっと力抜いて?」

エマ「?」

ガシッ

果林「・・・ふぅ、こんな感じでどうかしら?」

エマ「か、果林ちゃん…///これって…」

果林「気分はどうかしら?」

エマ (お、お姫様抱っこっていうのだよね…///恥ずかしいよぉ…///)

166: 2019/10/28(月) 21:44:43.56 ID:2sR6Avtb
エマ「か、果林ちゃん恥ずかしいよ…それに重いでしょ?降ろしていいよ」

果林「ふふっ、そんなことないわよ?エマもスクールアイドルで普段からしっかり動いてる賜物ね♪」

エマ (うぅ…せつ菜ちゃんの漫画にこういうシーンがあったけど…実際にやってもらうと恥ずかしいんだね…///)

果林「あ、あら?エマ…顔真っ赤になってるわよ?」ジー

エマ「そ、そんなことないよ…?」

果林 (いつもエマに助けてもらってばかりなんだから…こんな時は私がしっかりしないと)キリッ

エマ (こんな時に果林ちゃんにジッと見つめられたら…変な気持ちになっちゃうよぉ~しずくちゃんの言ってたつり橋効果ってこういうこと?)

ガチャ

果林「ふぅ…エマの部屋に着いたわよ?下ろすわね?」

ポフッ

エマ「あ、ありがとう果林ちゃん…コホッ…もう大丈夫だから…ケホッ…」

果林「取り敢えず、熱がどのくらいあるのか測らないとダメね体温計ってどこに置いてるの?」

エマ「つ、机の引き出し…かな」

果林「…ありがとう見つかったわ♪整頓されてて助かったわ」ピッ

果林「あっ、その前に…汗拭いておかないとダメね。私のタオルで拭くわね?」

エマ「ふ、拭く!?身体を!?自分でできるよ~!」アセアセ

168: 2019/10/29(火) 18:28:12.34 ID:0++xRxH3
エマ「で、でも果林ちゃんそろそろ学校に行かないと…」

果林「残念だけど…学校はお休みするわ♡」

エマ「ええっ!?そんな…果林ちゃんが不良になっちゃったよ~」

果林「・・・エマのこと心配なのよ」

エマ「果林ちゃん…?」

果林「ふふっ♪なんでもないわ♡いつも私がお世話になってるんだもの、こういう時くらい頼ってくれても良いんじゃない?」

エマ「・・あ、ありがとう…でも無理しちゃダメだよ?ケホケホ…、。ちゃんとマスクしてね・・?」

果林 (まさか看病される側の人からここまで心配されるなんてね…)

果林「さ・て・と、マスクもちゃんとしたところで身体を拭かせてもらうわね♡」

エマ「はうぅ…お願いします・・」

果林 (だいぶ汗かいてるわね…それにしても、ピッチリしたパジャマで汗ばんでるエマ…すごいセクシーね///)

169: 2019/10/29(火) 18:47:30.41 ID:0++xRxH3
果林「そ、それじゃあ拭くわね///」 (ダメよ果林!エマのためにも早く拭いてあげないと!)ピラッ

フキフキ

果林「大丈夫?痛くないかしら…」

エマ「大丈夫だよ…♪果林ちゃんの手つきとっても優しいから…」

果林「そ、そう…良かったわ」フキフキ (一瞬やらしいって聞こえちゃったわ・・・)

エマ「ひゃっ///」

果林「ど、どうかした!?」

エマ「ごめんね…お腹から急に胸に来たから…びっくりしちゃって・・」

果林「…謝らないといけないのはこっちの方ねごめんなさい」

エマ「い、良いよ~!ケホッ…果林ちゃんが私のために頑張ってくれてるんだもん」

果林「…それじゃあ続けるわね?」フキフキ

エマ「はぅ…♡ふふ…///」

果林「エ、エマ?」

エマ「ご、ごめん……なんだかくすぐったいみたいで…」プルプル

果林 (それであんな色っぽい声…?もうっ…エマってば)

果林「…それじゃあ時間をかけずに一気に拭くわよ。」ゴゴゴゴ…

エマ「果林ちゃんが燃えてる…?!」

エマ「ひゃっ…///か、果林ちゃん…くしゅぐったいよ~あはははは!!コホコホ…」

___
_____

果林「ふぅ…こんなところかしらね?」(エマの胸の感触がなんとも手に心地いいわね♪)

エマ「面倒かけちゃってごめんね…?今からならまだ学校1時間目の途中からだよ?」ケホケホ

果林「もう…今日は私がエマの………エマのお母さんなんだから!!ね?こんなに弱ってる娘をほっとけないわ」

エマ「あはは…果林ちゃんがお母さん…コホコホ」

170: 2019/10/29(火) 22:51:58.14 ID:0++xRxH3
果林「そ、そんなにおかしかったかしら…」

エマ「ううん」フルフル

エマ「果林ちゃんならきっといいお母さんになれそうだなって思ったの♪」

果林「・・・あ、ありがとう///」

果林「取り敢えず…服を着替えておいた方が良いわね私のパジャマで良いかしら?」

エマ「あ、ありがとう…」ヌギヌギ

果林「どういたしまして♪エマの脱いだパジャマは洗濯に出しておくわね」

エマ (えへへ…いつもと逆だけど…たまにはこういうのも良いかも♡)

果林「…どうしようかしら?熱は測ったしここは、冷やすものよね。」タッタッタッ

エマ「ふぅ…このパジャマを着てると果林ちゃんに包まれてるみたいでと~ってもエモエモかも…///」

ガチャ

エマ「!!!?」

果林「良かった…熱さまシートがあったわよ。ちょっとおでこ失礼するわね」フワッ

エマ「///」

果林「動かないで…」

ピトッ

エマ (び、びっくりしたよぉ…果林ちゃん戻ってくるのはやいよ…でも、それだけ私のこと心配してくれてたってことだよね?)

171: 2019/10/29(火) 22:59:27.97 ID:0++xRxH3
果林「エマ気分はどう?」

エマ「うん…ひんやりしてて気持ちいいよ?」

果林「そう、それは良かったわ」ニコッ

果林「それじゃあ………」

エマ「?」

果林 (・・・こういう時って私はどうしてもらってたかしら?意外と思いつかないわ…)

エマ「あはは…無理して一緒にいなくても良いんだよ果林ちゃん?」

果林「・・・そうよ!寝るのよエマ!」

エマ「!?」

果林「こういう時ってちゃんと汗とか拭いて着替えた後は寝て英気を養うに限るわ!エマが寝るまで…私が見ててあ・げ・る♪」

エマ「あ、ありがとう…?」

果林「あっ、水分補給も大事よね。ちょっと外に買ってくるわポカリで良い?」

エマ「大丈夫だよ。」

ガチャ

果林「それじゃあさくっと行ってくるわね♪」

エマ (ふふっ…♪しっかりしてると思ったらいつものちょっと抜けてる果林ちゃんだよ・・・可愛いな~♡)

174: 2019/10/30(水) 16:14:19.17 ID:jSIFN6pC
エマ (・・・・・遅いな、果林ちゃん。もしかして…迷子になっちゃったのかな!?)

エマ (寝てなさいって言われちゃったけど心配で眠れないよ~!!)ソワソワ

エマ (ダメダメ…それじゃあまた果林ちゃんに怒られちゃう…こ、こういうときは彼方ちゃんを数えるといいって彼方ちゃんが言ってたよね…?)

エマ (・・・彼方ちゃんが1人)

彼方1「エマちゃ~ん♪おやつ作ってきたから~食べさせあいっこしよ~♪」

エマ (ふふふ…♪この前のクッキー美味しかったなぁ~♪おっとっと…彼方ちゃんがー2人~)

彼方2「エマちゃんのエ枕は彼方ちゃんがいただいたよ~♪」

エマ (えへへ…彼方ちゃんが一番しっくりくるんだよね)

エマ (彼方ちゃんが3人…♪)

彼方3「むふふ~見てみてエマちゃん、彼方ちゃん…この前のテストで満点を取ったよ~♪」

エマ (褒めてあげると彼方ちゃんとっても喜んでくれるもんね…彼方ちゃんが4人)

彼方4「むふふ♪しずくちゃんも頑張ってるね~エマちゃんの代わりに 彼方ちゃんが褒めてあげよ~」

エマ (うんうん…彼方ちゃんもお姉ちゃんだからたまにお姉さんらしいところが見られるのも尊みが深いよ~♪)

一方その頃・・・

果林 (・・・こ、ここどこ~!!!!?もうっ!エマ~!彼方~!誰でも良いから助けて~)



エマ (・・・彼方ちゃんが25人…ってダメ~!!彼方ちゃんが可愛くて眠れないよ~!!)

175: 2019/10/30(水) 16:23:18.47 ID:jSIFN6pC
彼方19「すやぴぃ…」

エマ (そうだ!眠ってる彼方ちゃんのことだけを考えてたら眠たくなるよね!!むむむむ・・・・)

エマ「・・かなたちゃんZzzzz」

___
_____
________


エマ「ふわぁあ……」

果林「あら、起きた?気分はどうかしら?」

エマ「か、果林ちゃん!?帰ってこれたの!?道に迷わなかった!?」

果林「エマは私のことをなんだと思ってるのよ…ちゃんとこの通り戻ってきたわ♪」

果林 (・・・本当は道に迷って何度も知らない人に道を尋ねたけど)

エマ「そっか~良かった♪」

果林「良かったって…心配してるのは私の方よ?今熱はどうかしら?」ソッ

エマ「か、果林ちゃん…!?」

果林「・・・少しあるって感じかしら?でも下がったみたいで良かったわ♡」

エマ (・・お、おでこで測るのが日本では主流なのかな?せつ菜ちゃんの貸してくれる漫画にもあったし)

176: 2019/10/30(水) 16:31:34.50 ID:jSIFN6pC
果林「エマ、お腹すいたでしょ?」

エマ「はっ!そういえば…何も食べてないよ~」

果林「ふふっ♪そう思って、りんごを買ってきておいたわ」

エマ「果林ちゃん、ありがと~今切るね?」

果林「そうはいかないわ、エマはまだ風邪なんだから大人しくしてて?」

エマ「はぅぅ…」ションボリ

果林「包丁借りるわね…それじゃあ始めるわよ♪」

エマ「か、果林ちゃん大丈夫?最初に皮をむくよりもまな板用意した方がいいんじゃ…」

果林「エマったら心配性ね大丈夫よ♪このくらいこなしてみせるから…っ!?」サクッ

エマ「ゆ、指切っちゃった!!?どうしよう!あっ、絆創膏机の小物入れの中に入れてるから使って!!」

果林「よ、余計な心配かけちゃったわね…今度こそ…」

エマ「ダメ~!!果林ちゃん、まな板あるからそれを使って切った後皮をむこう?」

果林「・・・わかったわ」

177: 2019/10/30(水) 22:52:20.02 ID:jSIFN6pC
果林「はぁ…お待たせ」

エマ「わぁ~♪ありがとう果林ちゃん♪」

果林 (エマのためにできるところ見せようとしたのに…全然ダメじゃない私…)ハァ…

エマ「ボーノ~♪・・・果林ちゃん?」

果林「へっ!?ど、どうかした?喉に詰まった!?それとも…食べにくかったかしら?」

エマ「ううん、果林ちゃんため息ついてたからどうしたのかなって」

果林「・・・私、エマのために全然何もしてあげられなかったわ。ごめんなさい…」

エマ「果林ちゃん……そんなことないよ?果林ちゃんの一生懸命な気持ちが伝わってきて私のために学校も休んでくれて…私、嬉しかったよ!」ケホケホ

果林「・・・ほんと?」ウルウル

エマ「もちろんだよ~♪果林ママっていうのもすっごくエモエモだったよ~」

果林「か、果林ママって…///あれは勢いでつい言っちゃっただけで…忘れて?」

エマ「それじゃあ、忘れる代わりに・・・」

果林「代わりに…?」

エマ「また寝ようと思うから…ナデナデしてほしいな…///ダメ・・?」

果林「・・///そのくらいならお安い御用よ」

ナデナデ

果林「こ、こんな感じで良いかしら?」

エマ「えへへ…果林ちゃんの手つきがとっても優しくて…すぐにでも眠れちゃうよ~」

果林 (…なんだかんだでエマが喜んでくれてるなら、まあ結果オーライかしら)

エマ「果林ちゃん…」コソッ

果林「・・?」

エマ「Ti voglio tanto bene...///」

果林「えっ?今のってイタリア語よね…?エマ~!!?」

エマ「すやぁ…すや…Zzzzz」

果林「も~寝ちゃってるじゃない!…でも、無理やり起こすのは悪いし今日はこのままね。いつもありがとうエマ。」ナデナデ

エマ (うぅ…ついイタリア語で言っちゃった…なんだか改まって言うの恥ずかしいね…///)

179: 2019/10/30(水) 23:19:15.19 ID:jSIFN6pC
果林「ふわぁ…それにしてもこうして眠ってるエマを見たら…安心したからかしら?・・私も眠く……Zzzzzz」

___
_____

彼方「失礼するよ~彼方ちゃんが~しずくちゃんと一緒にお見舞いにきたよ~」

しずく「か、彼方さん、エマさんのためにももう少し声を抑えてください…!」

彼方「あれ~?」

しずく「?」

エマ「むにゃむにゃ…みんな~ありがと~Zzzzz」

果林「エマ…そんなに食べてばっかりはダメよ…Zzzz」

しずく「2人とも、眠ってますね♪」

彼方「彼方ちゃんとしずくちゃんからのお見舞いの品は~置いておこ~」

彼方 (・・・2人だけでお昼寝なんてずるいぞ~今度は彼方ちゃんも混ぜてよね?)

彼方「それじゃ~しずくちゃん、帰ろっかー」ササッ

しずく「はい♪」 (・・彼方さんさりげなく果林さんに毛布かけてあげてたの私は見てましたよ)


果林の日記

今日はエマが風邪を引いてしまったわ。看病で色々してあげたかったんだけど、まだまだね失敗が多かったわ。(特にりんごの皮むき・・・次こそは完璧に成功させるわ!)
いつのまにか寝て起きたら彼方の作ってくれた夜食があったのはエマにとって良かったと思うんだけど…ちょっとジェラシーね。


エマの日記
今日は風邪を引いてたよ…風邪なんて滅多に引かなかったのに。日本で急に涼しくなったからかな~?でも、果林ちゃんが私のために一生懸命看病してくれたのは嬉しかったな~♪
彼方ちゃんにもお礼を言わないとだよね!あとは…果林ちゃんに聞かれても覚えてないことにしておこうかな?これからも楽しく過ごせますように♪

189: 2019/11/05(火) 14:13:07.30 ID:RBSFGbzx
果林「ふわぁ…まさかこんな真夜中に目が覚めちゃうなんて…彼方のお昼寝に付き合っちゃったのが悪かったのかしら?」

果林 (美容のためにも早く寝たいところなんだけど…取り敢えず食堂の方からお茶をもらってこようかしら) トコトコ

エマ「あれ、果林ちゃん?」

果林「あら、エマも起きてたの?珍しいわね。」

エマ「あはは…璃奈ちゃんに教えてもらったスクールアイドルの動画を見てたら興奮して眠れなくなっちゃった」

果林「なるほど、それは納得♪」

エマ「果林ちゃんは?」

果林「私?私は…彼方のお昼寝に付き合ったから変な時間に目が覚めちゃったのよ」

エマ「そういえばお昼休みに一緒に寝てたもんね~♪とってもエモエモだったよ~」

果林「全く…彼方にはいつもペースを乱されてばっかりよ」

エマ「ふふ、そう言いながら果林ちゃん、彼方ちゃんのこと大好きだよね♪」

果林「なっ…ま、まあ…そうね」

エマ「えへへ♪はい、果林ちゃん」スッ

果林「あら…ジャスミンティー」

エマ「果林ちゃんがここにきたってことはこれかなって♪」

果林「ありがと、エマ♪」

190: 2019/11/05(火) 21:04:01.20 ID:RBSFGbzx
エマ「ねえねえ、果林ちゃん!少し良いかな・・?」

果林「・・・・・?どうしたの?」

エマ「えっとね、私……ぶっちゃけトークがしたいな~なんて・・」

果林「ぶ、ぶっちゃけトーク?良いけど…そんな言葉誰に聞いたの?」

エマ「鞠莉ちゃん!お話してるときにもっと仲良くなるにはこれが1番って教えてくれたんだよ~♪」

果林 (・・・何か掴みどころないわね鞠莉ちゃんとは1度じっくりお話した方が良いのかもしれないわ)

果林「それじゃあ、私の部屋にする?」

エマ「うん!ついでに果林ちゃんのお部屋お掃除しちゃおっかな?」

果林「エ、エマぁ…それは大丈夫よ?多分……」

-果林の部屋-

エマ「えへへ~♪果林ちゃんの枕~♪」ギュー

果林「もうっ…そんなに珍しいものでもないでしょ?」

エマ「あはは・・・なんだかこんな時間まで起きてるのが珍しくてテンアゲ?になっちゃって…」

果林 (確か…夜は理性が失われるのよね?普段の私ならぶっちゃけトークなんて断ってるかしら・・・いや無理そうね、そもそもエマはなにを話すつもりなのかしら?)

エマ「果林ちゃ~ん!聞いてる!?」

果林「な、何かしら!?聞いてなかったわ・・・」

エマ「あのね、果林ちゃんって……付き合ってる人いる?」モジモジ

果林「えっ?」

191: 2019/11/05(火) 22:54:56.45 ID:RBSFGbzx
果林「きゅ、急にどうしたのエマ!?」

エマ「えへへ…果林ちゃんってカッコいいし・・・綺麗で、凛としててスタイルもよくて…色んな人から人気だからいるのかなーって思って」

果林「そ、そんなに褒めないで・・・///恥ずかしいわ」

果林 (な、なんで急にこんな話に???どう答えるのが正解なのかしら…?)

エマ「~♪」

果林 (落ち着くのよ果林・・・今のエマは深夜テンションでおかしくなってるの事実を言うだけで満足してくれるとは思えないけど……エマに嘘はつけないわね)

果林「私はいないわよ?」

エマ「そ、そうなんだ~」ホッ…

果林「そういうエマこそ、いないの?」

エマ「ええ!?わ、わたしはいないよ~!」アタフタ

果林 (・・怪しい、これは何かあるわね)

果林「あっ、分かったわ。エマ・・あなた好きな人がいるんでしょ?」

エマ「ええっ!?い、いいいないよ!?」

果林「その反応・・図星ね♡誰?誰なの!?私の知ってる人?」

エマ (か、果林ちゃんの方がノリノリだよ~!)

198: 2019/11/10(日) 23:17:16.25 ID:h9V1BlJ5
エマ「・・・内緒にしてね?」

果林「ふふっ♪もちろんよ、エマとこんな話ができるなんて思ってもみなかったもの♡」

エマ「えっとね…わ、わたしの好きな人は・・・」

果林「・・・」ワクワク

エマ「かっこよくて…」

果林 (・・まあエマが好きになるくらいだし、そのくらいは当然よね)

エマ「とっても優しくて・・・それで時々可愛くて・・私のことをすっごくわかってくれてて♪」

果林 (・・・・なんだか少し妬けちゃうわね、私の知らないエマがいるみたいで…別に私エマにとって特別ってわけでもないのに)

エマ「それで私よりも……背が高い人なんだ///」

果林「エマより背が高いねぇ…まあそうよね」

エマ「えへへ・・・///改めて言ったら恥ずかしいね//」

果林「そ、それで一体誰なの!?私の知ってる人!?真面目な人なの!?」

エマ「えっ?えっ?」

果林「弱みを握られてるとか…じゃないわよね!?もう!エマみたいな純真な子に思われてるんだし、良い人じゃないと・・・」

エマ「か、果林ちゃん落ち着いて~!!」

果林「はっ…ご、ごめんなさい…私ったら///」

199: 2019/11/10(日) 23:32:39.11 ID:h9V1BlJ5
エマ「ふわぁ…なんだか、話してる間に…眠たくなってきちゃったね~」

果林「ええっ!?」 (・・・嘘でしょ?こんなの生〇しじゃない…)

エマ「果林ちゃん、一緒に寝ない?寝れないなら…」ゴロン

果林「わ、わかったわ…」 (はぁ…ここで無理に聞くのも良くないわよね。でも、気になって眠れなくなりそう)

エマ「果林ちゃん」

果林「?」

エマ「わたしと友達になって一緒に過ごしてくれてありがとう♡いつもすっごく楽しいよ♪」

果林「・・・・私もよ、改めてありがとうエマ♡」

エマ「ふふふ♪じゃあおやすみ」

カチッ

果林 (はぁ…エマの好きな人…気になるわ)

エマ (果林ちゃん、うそついちゃってごめんね?でも…こんな夜のテンアゲな時間じゃなくて・・・もっとちゃんとした私で好きって気持ち伝えたいな…///)

エマ「果林ちゃん…大好きだよ♡」ボソッ

エマの日記

果林ちゃんと深夜にお話をしたよ!あとからわかったけど夜にテンアゲになるのは深夜テンションって言うみたい。修学旅行でみんなで同じお布団・・・エモエモで憧れちゃうよ~!

果林ちゃんは前にせつ菜ちゃんが話してたダンガン系?主人公なのかなぁ?思いを伝えるのって難しいけど…いつかは絶対伝えたいな
追記:ドンカン系だったよ~

果林の日記

エマと深夜トークをしたわ♡これだけなら良かったんだけど。
はぁ…エマに好きな人がいて語るエマの顔がすっごく乙女だったわ。私に止める権利とかはないけど複雑な気持ちね…

いつかエマの好きな人を突き止めて吟味したいわね。もっともそんなことしてエマに怒られたら辛いからやらないけど・・・いつか気持ちに整理をつけたいわね


終わり
みなさんの案消化しましたありがとうございました!

202: 2019/11/11(月) 21:40:56.58 ID:A88GHXf7
果林「はぁ・・・今日の撮影が多いのは嬉しいけど・・ここまで多いと少し大変だわ…ただいま~」ガチャ

エマ「あっ、果林ちゃんおかえりなさい♪」ポキッ

果林「聞いてエマ~!!!撮影で…ってあら?」

エマ「?」

果林「・・・なにこの大量の箱?」

エマ「ポッキーだよ♪果林ちゃんにって色んな子から預かってたの~あとはわたしが買ったものもあるよ?」

果林「はぁ・・・直接渡してくれたらいいのに」

エマ「えへへ、果林ちゃん人気者だもんね♪」パクパク

果林 「・・・」ジー

エマ「ふふ、果林ちゃんも一緒にたべよ?レッツシェアだよ♪」ニコッ

果林 (・・ダメよ果林…気持ちは嬉しいんだけど今ここで食べたら…でも、無碍にするのも良くないわよね・・・・ここ最近はハードな練習でご飯も少なめだったし大丈夫かしら?)

果林 (いえ、やっぱりスクールアイドルもやってる以上そんな生半可な気持ちで食べたらダメよ…!悪いけどここは・・)

エマ「・・・?もしかして果林ちゃんポッキー嫌いだった?」

果林「えっ?」

エマ「ご、ごめんね!わたしそんなこと全然知らなくて・・・すぐ片付けるから!」アタフタ

203: 2019/11/11(月) 22:10:29.58 ID:A88GHXf7
果林「き、嫌いとかそんなことないわよ!!?ちょっとカ口りーのこととか考えてただけよ♪」

エマ「そうなの?」

果林「ええ♪」

エマ「よかった~♪じゃあ一緒にたべよ♪」ニコニコ

果林 (はぁ…やっぱり私、エマには弱いのかも…ふふっ♪) ポリポリ

エマ「日本にはポッキーの日っていう日があるんだね♪知らなかったよ~♪」パクパク

果林「あんまり意識したことがなかったけど…それで根付いてるんだから不思議ね」

エマ「そうだね~♪」

果林「エマ…あなた本当に分かってる?」

エマ「あはは…でも!ポッキーが美味しいってことは分かるよ!!」

果林「ふふ、エマらしいわね♪」

エマ「ねえ、果林ちゃん」

果林「どうしたの?」

エマ「実は彼方ちゃんにポッキーに関することを教えてもらったんだけどよく分からないことがあって…果林ちゃん分かる?」

果林「私もそんなに詳しいわけじゃないんだけど…私で良ければ力になるわ♪何かしら?」

エマ「ありがとう!えっとね…ポッキーゲームっていうんだけど…」

果林「・・・・!?」

204: 2019/11/11(月) 22:39:35.94 ID:A88GHXf7
果林 (・・・彼方!エマになんてこと教えてるのよあの子は…)

ーその頃ー

彼方「くちゅん…!誰か彼方ちゃんの噂してるな~?彼方ちゃんのことを褒めてくれてると嬉しいなー」


果林 (どうしようかしら…誤魔化す?)

エマ「果林ちゃん、何か知ってるの!?教えて~!!」

果林 (・・・多分それは無理そうね、なにより真剣なエマに失礼よね)

果林「はぁ…あのねエマ?ポッキーゲームっていうのは・・」

エマ「どうやるの?」

果林「まずポッキーを用意して…」スッ

果林「はい、エマ咥えて?」

エマ「ほぉ?」

果林「そうね、そのまま…まだ食べたらダメよ?」

果林「・・・///」

果林 (ポッキーを咥えてるエマ…なんだかセクシーね//彼方ったらあとでただじゃおかないわよ・・!)

エマ「ふぎはほうするの~?」

果林「次はどうするのってことね・・?ふぅ…それで私が反対から咥えて落とさないように食べきるってゲームよ、こんなところかしら……?」

ガシッ

エマ「・・・」ウルウル

果林 (や、やりたいって顔してるわ)

205: 2019/11/11(月) 22:54:37.48 ID:A88GHXf7
果林「あぁ…もう分かったわ。一回だけよ?」ハムッ

エマ「・・・!!!」パァァァア

果林 (流石にエマでも途中で止まるわよね…?)

エマ「・・・」サクサクサク

果林 (えっ、うそ…?!すっごい速さで食べてるわ)

果林 (それにしてもエマの顔、こんな近くで見るの初めてよね…すごく大きくて綺麗な瞳にチャームポイントのそばかす…エマは気にしてるみたいだったけど可愛いわね)

エマ「・・・」サクサクサク

果林 (えっ。ちょ、ちょっと!?エマ!?)

チュッ♡

エマ「ふぅ、成功だね♪」

果林「エ、エマ…///あなた今……///」プルプル

エマ「?」

果林「わ、私の唇と…///」

エマ「あっ…///」

エマ「ご、ごめんね!果林ちゃん!そんなつもりじゃなくて…そういうゲームなんだって集中しちゃって…」

207: 2019/11/11(月) 23:01:37.19 ID:A88GHXf7
果林「はぁ…良いのよエマ。ワザとじゃないんでしょ?」

エマ「う、うん…」

果林「ならOKよ♪あれは事故♪ね?」

エマ「果林ちゃん…!!」

果林「それじゃ、お詫びに~ポッキーじゃなくてエ枕で返してもらおうかしら♪」

エマ「・・・!!うん!果林ちゃんに気持ちよく休んでもらえるようにがんばるね♪」

果林 (・・・・エマの唇柔らかかったわ///)

エマ (果林ちゃん、ごめんね!ちょっと嬉しい気持ちになっちゃった…///)

エマ (・・・だから代わりに果林ちゃんのことこれからもいっ~ぱい甘やかしてお世話しちゃうからね♡)



彼方「ふわぁ……なんだか彼方ちゃん…とっても良いことをしてしまった気がするよ~♪すやぴぃ・・Zzz」


ポッキーの日に思いついたので投下
終わり

208: 2019/11/11(月) 23:03:26.15 ID:mgzECy5X
してからあわてるエマっちかわいい

181: 2019/10/31(木) 21:53:00.64 ID:67NtmQ9n
素晴らしい……
3年組ほんとかわいいんだよなぁ……

180: 2019/10/30(水) 23:25:44.55 ID:S/dz3aTh
虹3年組とかいう楽園

210: 2019/11/12(火) 00:43:42.31 ID:I7LRx8Y5
彼方ちゃん有能

211: 2019/11/12(火) 21:48:48.84 ID:3MXtXY6d
彼方ちゃんとかいう名アシスト

213: 2019/11/14(木) 02:59:16.78 ID:+imMqldW
日記が毎回かわいさに溢れてる

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1570956438/

タイトルとURLをコピーしました