1: 2020/03/25(水) 10:44:09.07 ID:CQKLj1Xn
ルビィ『かなんちゃん、おままごとやろうよぉ』
果南『いいよ、今日はどんな感じでやる?』
ルビィ『この前おねえちゃんとけっこんしきっていうのに行ってきてね』
ルビィ『はなよめさんとおむこさんがちかいのことばを言ってちゅーしたの』
ルビィ『ルビィ、はなよめさんやりたいなぁ』
果南『はは、結婚式かぁ。それじゃ私がお婿さん役だね』
ルビィ『ルビィは、かなんちゃんをやめるときもすこやかなるときも、とめるときもまずしいときも、つまとしてあいし、うやまい、いつくしむことをちかいます』
果南『ルビィちゃんすごいねぇ、そんな難しい言葉をすらすらと』
ルビィ『かなんちゃんもちかいのことば言ってよぉ~』
果南『私はそんな難しい言葉言えないから』
果南『とにかくルビィちゃんを一生愛する事を誓います』
ルビィ『それでは、ちかいのくちづけを』スッ
果南『く、くちづけかぁ……ちょっと恥ずかしいけど、おままごとだからいいか』
果南『―ちゅっ』
ルビィ『かなんちゃん……』ポーッ
ルビィ『ふつつかものですが、これからもよろしくおねがいします』
果南『うん、必ずルビィちゃんを幸せにするよ』
ルビィ『ぜったいしあわせにしてね、ちかったからね』
果南『はいはい、約束します』
果南『いいよ、今日はどんな感じでやる?』
ルビィ『この前おねえちゃんとけっこんしきっていうのに行ってきてね』
ルビィ『はなよめさんとおむこさんがちかいのことばを言ってちゅーしたの』
ルビィ『ルビィ、はなよめさんやりたいなぁ』
果南『はは、結婚式かぁ。それじゃ私がお婿さん役だね』
ルビィ『ルビィは、かなんちゃんをやめるときもすこやかなるときも、とめるときもまずしいときも、つまとしてあいし、うやまい、いつくしむことをちかいます』
果南『ルビィちゃんすごいねぇ、そんな難しい言葉をすらすらと』
ルビィ『かなんちゃんもちかいのことば言ってよぉ~』
果南『私はそんな難しい言葉言えないから』
果南『とにかくルビィちゃんを一生愛する事を誓います』
ルビィ『それでは、ちかいのくちづけを』スッ
果南『く、くちづけかぁ……ちょっと恥ずかしいけど、おままごとだからいいか』
果南『―ちゅっ』
ルビィ『かなんちゃん……』ポーッ
ルビィ『ふつつかものですが、これからもよろしくおねがいします』
果南『うん、必ずルビィちゃんを幸せにするよ』
ルビィ『ぜったいしあわせにしてね、ちかったからね』
果南『はいはい、約束します』
4: 2020/03/25(水) 10:54:26.84 ID:CQKLj1Xn
10年後 ルビィの部屋
ルビィ「―ん……んん~」
ルビィ「夢……?そう言えば昔果南さんとおままごとで結婚式の真似して遊んだっけ」
ルビィ「ルビィが花嫁で果南さんがお婿さんで……」
ルビィ『それでは、ちかいのくちづけを』
果南『く、くちづけかぁ……ちょっと恥ずかしいけどおままごとだからいいか』
果南『―ちゅっ』
ルビィ「……」スッ
ルビィ(あの時のくちづけの感触、今でも覚えてる……)
ルビィ「……あ」カァァ
ルビィ「や、やだなぁ。どうしてルビィ赤くなってるんだろ……」
ルビィ「こんな夢を見るなんて、どうしたのかな」
ルビィ「果南さん……」
ルビィ「果南さんはあの日の事、覚えているのかな……」
ダイヤ「ルビィ、いつまで寝ていますの。早く起きなさい、遅刻しますわよ」
ルビィ「わ、こんな時間!?今起きるよぉ‼」
ルビィ「―ん……んん~」
ルビィ「夢……?そう言えば昔果南さんとおままごとで結婚式の真似して遊んだっけ」
ルビィ「ルビィが花嫁で果南さんがお婿さんで……」
ルビィ『それでは、ちかいのくちづけを』
果南『く、くちづけかぁ……ちょっと恥ずかしいけどおままごとだからいいか』
果南『―ちゅっ』
ルビィ「……」スッ
ルビィ(あの時のくちづけの感触、今でも覚えてる……)
ルビィ「……あ」カァァ
ルビィ「や、やだなぁ。どうしてルビィ赤くなってるんだろ……」
ルビィ「こんな夢を見るなんて、どうしたのかな」
ルビィ「果南さん……」
ルビィ「果南さんはあの日の事、覚えているのかな……」
ダイヤ「ルビィ、いつまで寝ていますの。早く起きなさい、遅刻しますわよ」
ルビィ「わ、こんな時間!?今起きるよぉ‼」
5: 2020/03/25(水) 11:06:57.87 ID:CQKLj1Xn
放課後 学校 屋上
果南「やっほ、ルビィちゃん。今日も練習頑張ろ」
ルビィ「か、果南さん!?」ドキッ
ルビィ「あわわわ……」プイッ
果南「ん?どうしたの?」
ルビィ(ど、どうしよう……あんな夢を見たせいか果南さんの顔が見れないよぉ)
ルビィ「な、なんでもないでしゅ……」カァァ
果南「顔が赤いよ、具合でも悪い?」ズイッ
ルビィ「ぴぎゃあっ!?ちちち、近いよぉ果南さん!!」
果南「え?なんかよくわからないけどごめんね」
ダイヤ「ルビィ、どうしたのですか」
果南「なんか急に顔が赤くなってさ、ちょっと様子が変なんだよね」
ダイヤ「練習は出来そうですか?」
ルビィ「え、えっとぉ……」チラッ
果南「?」
ルビィ「~~~~!!」プッシュー
ルビィ「む、無理……かも」
ダイヤ「そうですか、なら先に家に帰って休んでいなさい」
果南「ルビィちゃん、お大事にね~」
ルビィ「はい……ごめんなさい、お先に失礼します」
果南「やっほ、ルビィちゃん。今日も練習頑張ろ」
ルビィ「か、果南さん!?」ドキッ
ルビィ「あわわわ……」プイッ
果南「ん?どうしたの?」
ルビィ(ど、どうしよう……あんな夢を見たせいか果南さんの顔が見れないよぉ)
ルビィ「な、なんでもないでしゅ……」カァァ
果南「顔が赤いよ、具合でも悪い?」ズイッ
ルビィ「ぴぎゃあっ!?ちちち、近いよぉ果南さん!!」
果南「え?なんかよくわからないけどごめんね」
ダイヤ「ルビィ、どうしたのですか」
果南「なんか急に顔が赤くなってさ、ちょっと様子が変なんだよね」
ダイヤ「練習は出来そうですか?」
ルビィ「え、えっとぉ……」チラッ
果南「?」
ルビィ「~~~~!!」プッシュー
ルビィ「む、無理……かも」
ダイヤ「そうですか、なら先に家に帰って休んでいなさい」
果南「ルビィちゃん、お大事にね~」
ルビィ「はい……ごめんなさい、お先に失礼します」
7: 2020/03/25(水) 11:19:37.72 ID:CQKLj1Xn
ルビィ「ただいまぁ……」
ルビィ「……はぁ」ドサッ
ルビィ「ルビィ、どうしちゃったんだろ……」
ルビィ「果南さんを見ただけであんなに動揺しちゃうなんて」
ルビィ「やっぱり、あの夢のせいなのかな」
ルビィ「ただのおままごとのはずだったんだけどなぁ」
ルビィ「……」
ルビィ『ふつつかものですが、これからもよろしくおねがいします』
果南『うん、必ずルビィちゃんを幸せにするよ』
ルビィ「~~~~!!」カァァ
ルビィ「あぁ~ダメだぁ~果南さんとあの日の事が頭から離れないよぉ~!!」
ルビィ「この胸のもやもやは一体なんなの~!!」
ルビィ「もう~!!」バタバタ
ルビィ「こんなに胸が苦しくなるの、初めて……」
ルビィ「はぁ……どうすればいいの……?」
ルビィ「……はぁ」ドサッ
ルビィ「ルビィ、どうしちゃったんだろ……」
ルビィ「果南さんを見ただけであんなに動揺しちゃうなんて」
ルビィ「やっぱり、あの夢のせいなのかな」
ルビィ「ただのおままごとのはずだったんだけどなぁ」
ルビィ「……」
ルビィ『ふつつかものですが、これからもよろしくおねがいします』
果南『うん、必ずルビィちゃんを幸せにするよ』
ルビィ「~~~~!!」カァァ
ルビィ「あぁ~ダメだぁ~果南さんとあの日の事が頭から離れないよぉ~!!」
ルビィ「この胸のもやもやは一体なんなの~!!」
ルビィ「もう~!!」バタバタ
ルビィ「こんなに胸が苦しくなるの、初めて……」
ルビィ「はぁ……どうすればいいの……?」
8: 2020/03/25(水) 11:35:11.67 ID:CQKLj1Xn
コンコン
ダイヤ「ルビィ、いいですか?」
ルビィ「お姉ちゃん……」
ダイヤ「入りますわよ」ガチャ
ダイヤ「具合はどうですか?果南さんも心配していましたわよ」
ルビィ「うん……具合が悪い訳じゃないの」
ルビィ「でも、胸がすごく苦しくて……どうしたらいいのかわからないの」
ダイヤ「なにかあったのですか?わたくしでよければ話を聞きますよ」
ルビィ「……」
ルビィ「じ、実はね……」
ダイヤ「なるほど……小さい頃にやったおままごとを思い出して果南さんの顔が見られなくなったと」
ダイヤ「それで胸が苦しいのですね」
ルビィ「ルビィ、どうしちゃったんだろう?お姉ちゃんわかる?」
ダイヤ「わたくしもはっきりとした事はわかりませんが……」
ダイヤ「それはもしかしたらルビィが果南さんに恋をしているのかもしれません」
ルビィ「恋を……している……?」
ルビィ「ルビィが、果南さんに……」キュウーンッ
ルビィ「あ……」
ルビィ「そう、だったんだ」
ルビィ「お姉ちゃん、ありがとう。少しだけ胸のもやもやが取れた気がする」
ダイヤ「本当に果南さんに恋をしているのですか?」
ルビィ「ちょっと、そんな事言わないでよぉ‼ドキドキしちゃうからぁ‼」カァァ
ダイヤ「あぁはいはい、ごめんなさいね」
ダイヤ(ルビィが果南さんに恋を……)
ダイヤ(わたくし、とんでもない秘密を知ってしまいましたわ)
ダイヤ「ルビィ、いいですか?」
ルビィ「お姉ちゃん……」
ダイヤ「入りますわよ」ガチャ
ダイヤ「具合はどうですか?果南さんも心配していましたわよ」
ルビィ「うん……具合が悪い訳じゃないの」
ルビィ「でも、胸がすごく苦しくて……どうしたらいいのかわからないの」
ダイヤ「なにかあったのですか?わたくしでよければ話を聞きますよ」
ルビィ「……」
ルビィ「じ、実はね……」
ダイヤ「なるほど……小さい頃にやったおままごとを思い出して果南さんの顔が見られなくなったと」
ダイヤ「それで胸が苦しいのですね」
ルビィ「ルビィ、どうしちゃったんだろう?お姉ちゃんわかる?」
ダイヤ「わたくしもはっきりとした事はわかりませんが……」
ダイヤ「それはもしかしたらルビィが果南さんに恋をしているのかもしれません」
ルビィ「恋を……している……?」
ルビィ「ルビィが、果南さんに……」キュウーンッ
ルビィ「あ……」
ルビィ「そう、だったんだ」
ルビィ「お姉ちゃん、ありがとう。少しだけ胸のもやもやが取れた気がする」
ダイヤ「本当に果南さんに恋をしているのですか?」
ルビィ「ちょっと、そんな事言わないでよぉ‼ドキドキしちゃうからぁ‼」カァァ
ダイヤ「あぁはいはい、ごめんなさいね」
ダイヤ(ルビィが果南さんに恋を……)
ダイヤ(わたくし、とんでもない秘密を知ってしまいましたわ)
9: 2020/03/25(水) 11:52:55.05 ID:CQKLj1Xn
次の日
ルビィ「今日は……果南さんの顔ちゃんと見れるかな」
ルビィ「……」カァァ
ルビィ「―って、赤くなっちゃダメ‼また果南さんに心配かけちゃう」
ルビィ「なるべくいつも通りを意識して……」
ルビィ「よし、がんば……ルビィ!!」
3年生の教室
果南「あ、ダイヤ。ルビィちゃん大丈夫だった?」
ダイヤ「へっ?あ、あぁルビィですわね。幸い大した事はなく今日も学校に来ていますわ」
ダイヤ(ルビィにあんな話を聞いたからかわたくしまで果南さんの顔が見辛くなりましたわ……)
果南「よかったぁ、昨日は一緒に練習出来なかったからさ。ホッとしたよ」
ダイヤ「そ、そうですわね……」
ダイヤ(わたくしも余計な事を言わないように気をつけませんと)
ダイヤ「……」ジーッ
果南「ふふふんふんふーん♪」
ダイヤ(ルビィが恋をしていると知ったら果南さんはどんな反応をするのでしょうね)
ダイヤ(にぶちんの果南さんは手強いと思いますが……)
ダイヤ(ルビィ、わたくしも応援しますわよ)
ルビィ「今日は……果南さんの顔ちゃんと見れるかな」
ルビィ「……」カァァ
ルビィ「―って、赤くなっちゃダメ‼また果南さんに心配かけちゃう」
ルビィ「なるべくいつも通りを意識して……」
ルビィ「よし、がんば……ルビィ!!」
3年生の教室
果南「あ、ダイヤ。ルビィちゃん大丈夫だった?」
ダイヤ「へっ?あ、あぁルビィですわね。幸い大した事はなく今日も学校に来ていますわ」
ダイヤ(ルビィにあんな話を聞いたからかわたくしまで果南さんの顔が見辛くなりましたわ……)
果南「よかったぁ、昨日は一緒に練習出来なかったからさ。ホッとしたよ」
ダイヤ「そ、そうですわね……」
ダイヤ(わたくしも余計な事を言わないように気をつけませんと)
ダイヤ「……」ジーッ
果南「ふふふんふんふーん♪」
ダイヤ(ルビィが恋をしていると知ったら果南さんはどんな反応をするのでしょうね)
ダイヤ(にぶちんの果南さんは手強いと思いますが……)
ダイヤ(ルビィ、わたくしも応援しますわよ)
10: 2020/03/25(水) 12:11:01.72 ID:CQKLj1Xn
放課後 屋上
果南「―よっ、ほっ、とっ」
ルビィ「……」ジーッ
ダイヤ「ルビィ、扉の前に隠れてなにをしているのですか?」
ルビィ「ぴぎゃっ!?お姉ちゃん、脅かさないでよ……」
ルビィ「今日は果南さんと一緒に練習頑張ろうと思って来たけど、やっぱりルビィ……」
ダイヤ「だからと言っていつまでもそこにいる訳にはいかないでしょう」
ダイヤ「恋は当たらないと砕ける事も出来ませんわ」
ダイヤ「ほら、果南さんが待っていますわよ。行きましょう」グイッ
ルビィ「うわぁっ!?引っ張らないでよ~」
果南「お、来たねルビィちゃん。今日は一緒に練習しようね」
ルビィ「あ、あうあう……よ、よろしくお願いしましゅ……」カァァ
ダイヤ「ルビィ、尻込みばかりしていてはいけませんわよ」ボソッ
ダイヤ「恋は押しの一手あるのみ、がんばルビィですわ」
ルビィ「うぅ~わ、わかったよぉ……」
果南「―よっ、ほっ、とっ」
ルビィ「……」ジーッ
ダイヤ「ルビィ、扉の前に隠れてなにをしているのですか?」
ルビィ「ぴぎゃっ!?お姉ちゃん、脅かさないでよ……」
ルビィ「今日は果南さんと一緒に練習頑張ろうと思って来たけど、やっぱりルビィ……」
ダイヤ「だからと言っていつまでもそこにいる訳にはいかないでしょう」
ダイヤ「恋は当たらないと砕ける事も出来ませんわ」
ダイヤ「ほら、果南さんが待っていますわよ。行きましょう」グイッ
ルビィ「うわぁっ!?引っ張らないでよ~」
果南「お、来たねルビィちゃん。今日は一緒に練習しようね」
ルビィ「あ、あうあう……よ、よろしくお願いしましゅ……」カァァ
ダイヤ「ルビィ、尻込みばかりしていてはいけませんわよ」ボソッ
ダイヤ「恋は押しの一手あるのみ、がんばルビィですわ」
ルビィ「うぅ~わ、わかったよぉ……」
11: 2020/03/25(水) 12:25:52.16 ID:CQKLj1Xn
果南「それじゃ、まずは柔軟から始めようか」
ルビィ「は、はい‼」
果南「私が背中押すから痛い時は言ってね」グッ
ルビィ「ふんっ……痛たたっ」
果南「おっと、ここまでだね。次は私の番、ルビィちゃん背中押して」
ルビィ「う、うん」
ルビィ「……」ペタッ
ルビィ(果南さんの背中、柔らかい……)サワサワ
ルビィ(この感触、まるであの日のくちづけを思い出すような……)
果南「ルビィちゃん?背中を押すんだよ、撫でてどうするのさ」
ルビィ「ふえぇっ!?ご、ごめんなさい‼今押しますぅ!!」グイーッ
果南「うわっ!?ちょ、強すぎ!!」
ルビィ「ぴぎゃあっ!?」バタッ
果南「あはは……なにやってるのルビィちゃん」
ルビィ「ふえ~ん、失敗しちゃったよぉ~」
ダイヤ(少し空回り気味ですが、それでも1歩前進しましたかね)
ルビィ「は、はい‼」
果南「私が背中押すから痛い時は言ってね」グッ
ルビィ「ふんっ……痛たたっ」
果南「おっと、ここまでだね。次は私の番、ルビィちゃん背中押して」
ルビィ「う、うん」
ルビィ「……」ペタッ
ルビィ(果南さんの背中、柔らかい……)サワサワ
ルビィ(この感触、まるであの日のくちづけを思い出すような……)
果南「ルビィちゃん?背中を押すんだよ、撫でてどうするのさ」
ルビィ「ふえぇっ!?ご、ごめんなさい‼今押しますぅ!!」グイーッ
果南「うわっ!?ちょ、強すぎ!!」
ルビィ「ぴぎゃあっ!?」バタッ
果南「あはは……なにやってるのルビィちゃん」
ルビィ「ふえ~ん、失敗しちゃったよぉ~」
ダイヤ(少し空回り気味ですが、それでも1歩前進しましたかね)
12: 2020/03/25(水) 12:38:34.17 ID:CQKLj1Xn
練習後
ダイヤ「今日は果南さんと2人で帰りなさい」
ルビィ「ふ、2人でぇ!?」
ダイヤ「ルビィも自分の気持ちに気付いているはずです、いっその事あのおままごとの話を果南さんに言って覚えているのか聞いてみなさい」
ルビィ「そんな事……」
ダイヤ「あら、ではわたくしが果南さんに告白してもいいのですね」
ルビィ「そ、それはダメぇ‼ルビィだって果南さんが好きなんだから‼」
ダイヤ「うふふ、やっと本音が出ましたわね」
ダイヤ「頑張ってください、わたくしは先に帰っていますわ。あとは2人でごゆっくり」
ルビィ「あ、お姉ちゃん」
果南「ごめんごめん、お待たせ~」
果南「ありゃ?ダイヤは一緒に帰らないの?」
ダイヤ「わたくしは急用が出来たので2人で帰ってください、では」
果南「ふ~ん。それじゃルビィちゃん、一緒に帰ろっか」
ルビィ「う、うん……」
ダイヤ「今日は果南さんと2人で帰りなさい」
ルビィ「ふ、2人でぇ!?」
ダイヤ「ルビィも自分の気持ちに気付いているはずです、いっその事あのおままごとの話を果南さんに言って覚えているのか聞いてみなさい」
ルビィ「そんな事……」
ダイヤ「あら、ではわたくしが果南さんに告白してもいいのですね」
ルビィ「そ、それはダメぇ‼ルビィだって果南さんが好きなんだから‼」
ダイヤ「うふふ、やっと本音が出ましたわね」
ダイヤ「頑張ってください、わたくしは先に帰っていますわ。あとは2人でごゆっくり」
ルビィ「あ、お姉ちゃん」
果南「ごめんごめん、お待たせ~」
果南「ありゃ?ダイヤは一緒に帰らないの?」
ダイヤ「わたくしは急用が出来たので2人で帰ってください、では」
果南「ふ~ん。それじゃルビィちゃん、一緒に帰ろっか」
ルビィ「う、うん……」
13: 2020/03/25(水) 12:56:15.78 ID:CQKLj1Xn
帰り道
果南「でさぁ、この前海に潜ったらいっぱい魚が泳いでてさ。キレイだったなぁ~」
ルビィ「……」ポーッ
果南「今度ルビィちゃんも潜ってみない?私がそばについてるから安心だよ」
ルビィ「……」
果南「ルビィちゃん?おーいどうした~?」
ルビィ「あっ、いやっ、その……」
果南「なんか最近のルビィちゃんおかしいよ、ボーッとしてどうしたの?悩みでもあるの?」
ルビィ「……悩み、かぁ」
ルビィ「……」
ルビィ「あのね、果南さん」
ルビィ「10年前に交わした誓い、覚えてる?」
果南「んあ?誓い?なにそれ?」
ルビィ「やっぱり……覚えていないんだね」シュン
果南「ちょ、ルビィちゃん!?あ~っとちょっと待ってね、今思い出すから。う~ん……」
果南「―なんだっけ?思い出せないや」
ルビィ「ひどいよ‼ルビィは今でも覚えいるのに‼」
ルビィ「おままごとの結婚式だよ‼忘れたの?」
果南「あ……あぁ~そう言えば昔そんな事をしたような」
ルビィ「やっと思い出してくれた?もう……」
果南「でさぁ、この前海に潜ったらいっぱい魚が泳いでてさ。キレイだったなぁ~」
ルビィ「……」ポーッ
果南「今度ルビィちゃんも潜ってみない?私がそばについてるから安心だよ」
ルビィ「……」
果南「ルビィちゃん?おーいどうした~?」
ルビィ「あっ、いやっ、その……」
果南「なんか最近のルビィちゃんおかしいよ、ボーッとしてどうしたの?悩みでもあるの?」
ルビィ「……悩み、かぁ」
ルビィ「……」
ルビィ「あのね、果南さん」
ルビィ「10年前に交わした誓い、覚えてる?」
果南「んあ?誓い?なにそれ?」
ルビィ「やっぱり……覚えていないんだね」シュン
果南「ちょ、ルビィちゃん!?あ~っとちょっと待ってね、今思い出すから。う~ん……」
果南「―なんだっけ?思い出せないや」
ルビィ「ひどいよ‼ルビィは今でも覚えいるのに‼」
ルビィ「おままごとの結婚式だよ‼忘れたの?」
果南「あ……あぁ~そう言えば昔そんな事をしたような」
ルビィ「やっと思い出してくれた?もう……」
14: 2020/03/25(水) 13:21:52.82 ID:CQKLj1Xn
果南「で、あのおままごとがどうかした?」
ルビィ「あの日、誓いの言葉を交わして誓いのくちづけをして」
ルビィ「果南さん、ルビィを一生愛するって、必ず幸せにしてくれるって言ってくれたよね」
ルビィ「ルビィも今までなんとも思ってなかったんだけど……」
ルビィ「2日前に10年前の夢を見てね」
ルビィ「それからおままごとと果南さんの事が頭から離れなくなって」
ルビィ「辛いの……果南さんを好きな気持ちが抑えられない、溢れて止まらないの」ドキドキ
果南「ルビィちゃん……」
果南(私にとっては忘れてた思い出の1つだけどルビィちゃんにはこんな強烈に残っていたんだね)
果南(そ、そう言われるとなんだか私もルビィちゃんを意識しちゃうかも……)カァァ
ルビィ「果南さん……?」
果南「あはは、どうすればいいんだろうねこういう時」
ルビィ「そんなの……ルビィにわからないよ」モジモジ
果南(うわぁ、急にルビィちゃんがすごくかわいく見えてきた)ドキドキ
果南「と、とりあえず~ハグしよっか。私と言えばこれだよね」ハグッ
ルビィ「うん……」ギュウ
ルビィ「はぁ、果南ちゃんの体、柔らかい……」
果南(果南ちゃん、か。昔はよくそう呼んでくれてたねぇ)
果南(ふふふ、おままごとの事思い出せてよかった)ナデナデ
ルビィ「あの日、誓いの言葉を交わして誓いのくちづけをして」
ルビィ「果南さん、ルビィを一生愛するって、必ず幸せにしてくれるって言ってくれたよね」
ルビィ「ルビィも今までなんとも思ってなかったんだけど……」
ルビィ「2日前に10年前の夢を見てね」
ルビィ「それからおままごとと果南さんの事が頭から離れなくなって」
ルビィ「辛いの……果南さんを好きな気持ちが抑えられない、溢れて止まらないの」ドキドキ
果南「ルビィちゃん……」
果南(私にとっては忘れてた思い出の1つだけどルビィちゃんにはこんな強烈に残っていたんだね)
果南(そ、そう言われるとなんだか私もルビィちゃんを意識しちゃうかも……)カァァ
ルビィ「果南さん……?」
果南「あはは、どうすればいいんだろうねこういう時」
ルビィ「そんなの……ルビィにわからないよ」モジモジ
果南(うわぁ、急にルビィちゃんがすごくかわいく見えてきた)ドキドキ
果南「と、とりあえず~ハグしよっか。私と言えばこれだよね」ハグッ
ルビィ「うん……」ギュウ
ルビィ「はぁ、果南ちゃんの体、柔らかい……」
果南(果南ちゃん、か。昔はよくそう呼んでくれてたねぇ)
果南(ふふふ、おままごとの事思い出せてよかった)ナデナデ
16: 2020/03/25(水) 13:40:37.07 ID:CQKLj1Xn
ルビィ「ただいまぁ~」
ダイヤ「おかえりなさい、どうでしか?ちゃんとお話出来ましたか?」
ルビィ「うん、やっぱり果南ちゃんは忘れてたよ」
ルビィ「でも、思い出してくれてハグしてくれたんだ」
ダイヤ「それはよかったですわね、それにしても果南『ちゃん』とは」
ダイヤ「どうやら一気に距離を縮められたようですわね」
ルビィ「うん‼今度のお休みにデートの約束もしてきたんだ、えへへ」
ダイヤ「ほう、もうそこまでこぎつけたのですか。いい調子ですわね」
ルビィ「お姉ちゃんの言葉で勇気づけてもらえたよ、ありがとう」
ダイヤ「ふふ、それはなりよりですわね」
ダイヤ「デートも頑張ってくださいね、今のルビィならきっとうまくいきますわ」
ルビィ「早く日曜日にならないかなぁ~」ウキウキ
ルビィ「あ、なに着ていくか考えないと」
ルビィ「お姉ちゃん、ちょっと見てもらってもいい?」
ダイヤ「はいはい」
ダイヤ(ルビィは1度火が点くと燃え上がるタイプなのですわね)
ダイヤ(おままごととは言え結婚式の誓いを……)
ダイヤ(このまま果南さんが黒澤家にお婿さんに来たらどうしましょう)
ダイヤ(それはそれで複雑ですわね……)
ダイヤ「おかえりなさい、どうでしか?ちゃんとお話出来ましたか?」
ルビィ「うん、やっぱり果南ちゃんは忘れてたよ」
ルビィ「でも、思い出してくれてハグしてくれたんだ」
ダイヤ「それはよかったですわね、それにしても果南『ちゃん』とは」
ダイヤ「どうやら一気に距離を縮められたようですわね」
ルビィ「うん‼今度のお休みにデートの約束もしてきたんだ、えへへ」
ダイヤ「ほう、もうそこまでこぎつけたのですか。いい調子ですわね」
ルビィ「お姉ちゃんの言葉で勇気づけてもらえたよ、ありがとう」
ダイヤ「ふふ、それはなりよりですわね」
ダイヤ「デートも頑張ってくださいね、今のルビィならきっとうまくいきますわ」
ルビィ「早く日曜日にならないかなぁ~」ウキウキ
ルビィ「あ、なに着ていくか考えないと」
ルビィ「お姉ちゃん、ちょっと見てもらってもいい?」
ダイヤ「はいはい」
ダイヤ(ルビィは1度火が点くと燃え上がるタイプなのですわね)
ダイヤ(おままごととは言え結婚式の誓いを……)
ダイヤ(このまま果南さんが黒澤家にお婿さんに来たらどうしましょう)
ダイヤ(それはそれで複雑ですわね……)
17: 2020/03/25(水) 13:51:06.84 ID:CQKLj1Xn
日曜日
果南「やぁ、お待たせルビィちゃん」
ルビィ「もう、遅いよぉ果南ちゃん」
果南「あはは、ごめんごめん。なにを着ていくか朝まで悩んじゃってさ」
果南「そのピンクのワンピース、よく似合ってるね。かわいいよ」
ルビィ「ありがとう、お姉ちゃんと相談してこれに決めたんだぁ」
ルビィ「果南ちゃんもそのズボン、かっこいいよ」
果南「私にはルビィちゃんみたいなかわいい格好は出来なかったよ」
果南「それじゃ、行こうか」
ルビィ「うん‼」ギュッ
果南「ル、ルビィちゃん……さっそく腕を組んでくるなんて意外と大胆だね」カァァ
ルビィ「この前お話したらなんだか吹っ切れちゃった、うふふ」
果南(やっば、かわい過ぎる……)
果南「やぁ、お待たせルビィちゃん」
ルビィ「もう、遅いよぉ果南ちゃん」
果南「あはは、ごめんごめん。なにを着ていくか朝まで悩んじゃってさ」
果南「そのピンクのワンピース、よく似合ってるね。かわいいよ」
ルビィ「ありがとう、お姉ちゃんと相談してこれに決めたんだぁ」
ルビィ「果南ちゃんもそのズボン、かっこいいよ」
果南「私にはルビィちゃんみたいなかわいい格好は出来なかったよ」
果南「それじゃ、行こうか」
ルビィ「うん‼」ギュッ
果南「ル、ルビィちゃん……さっそく腕を組んでくるなんて意外と大胆だね」カァァ
ルビィ「この前お話したらなんだか吹っ切れちゃった、うふふ」
果南(やっば、かわい過ぎる……)
19: 2020/03/25(水) 14:03:53.40 ID:CQKLj1Xn
果南「ねぇルビィちゃん」
ルビィ「そのルビィちゃんって言うの、やめにしない?」
果南「え?じゃあなんて呼べば」
ルビィ「せっかくデートしてるんだし、『ルビィ』って呼んで欲しいな……ね?」
果南「そ、そう?それじゃ……ねぇルビィ」
ルビィ「なぁに果南ちゃん」
果南「まずはどこに行こうか、私なにも考えてなかったけど」
ルビィ「もう、そんなんじゃ恋人失格だよ」ムスッ
果南「あぁごめん、怒らないで」
ルビィ「ふふふ、なんてね。大丈夫、怒ってないよ」
ルビィ「この先においしいパンケーキのお店があるの、そこに行こう」
果南「お、いいねぇパンケーキ。朝ご飯抜きだったから丁度いいや」
ルビィ「朝ご飯食べて来なかったの?」
果南「家を出るギリギリまで服装で悩んでたから……ルビィとデートだからさ、張り切っちゃった」
ルビィ「気持ちは嬉しいけど朝ご飯はちゃんと食べないとダメだよ」
ルビィ「それならルビィがいっぱい食べさせてあげるね」
ルビィ「そのルビィちゃんって言うの、やめにしない?」
果南「え?じゃあなんて呼べば」
ルビィ「せっかくデートしてるんだし、『ルビィ』って呼んで欲しいな……ね?」
果南「そ、そう?それじゃ……ねぇルビィ」
ルビィ「なぁに果南ちゃん」
果南「まずはどこに行こうか、私なにも考えてなかったけど」
ルビィ「もう、そんなんじゃ恋人失格だよ」ムスッ
果南「あぁごめん、怒らないで」
ルビィ「ふふふ、なんてね。大丈夫、怒ってないよ」
ルビィ「この先においしいパンケーキのお店があるの、そこに行こう」
果南「お、いいねぇパンケーキ。朝ご飯抜きだったから丁度いいや」
ルビィ「朝ご飯食べて来なかったの?」
果南「家を出るギリギリまで服装で悩んでたから……ルビィとデートだからさ、張り切っちゃった」
ルビィ「気持ちは嬉しいけど朝ご飯はちゃんと食べないとダメだよ」
ルビィ「それならルビィがいっぱい食べさせてあげるね」
21: 2020/03/25(水) 14:23:11.16 ID:CQKLj1Xn
ルビィ「わぁ~どれもおいしそうだねぇ~」
ルビィ「ね、果南ちゃんはなににする?」
果南「私はこういうのよくわからないからルビィに任せるよ」
ルビィ「それじゃあね~」ジーッ
ルビィ「ダブルベリーとポテトのパンケーキをお願いしまーす」
果南「へぇ、ポテトのパンケーキなんてあるんだ」
ルビィ「うん、ルビィポテト大好きだから楽しみだなぁ」
店員「お待たせしました」コトッ
ルビィ「あ、来た来た。いいにお~い」
果南「結構ボリュームあるね~朝ご飯抜いて来てよかったよ」
ルビィ「さっそくポテトの方から」パクッ
ルビィ「―う~ん!!ほっくほく‼パンケーキとも合う~おいっしい~」
果南「うんうん、しょっぱい味付けも中々イケるねぇ」モグモグ
ルビィ「あ、果南ちゃんダメだよ。ルビィが食べさせてあげるって言ったじゃない」
果南「えぇ?本当にやるの?人の目が……」キョロキョロ
ルビィ「そんなの気にしないで、今はルビィだけを見て」
ルビィ「ほら、あ~ん」スッ
果南「やれやれ……ルビィには敵わないなぁ」
果南「あ~ん」パクッ
ルビィ「おいしい?」
果南「―んぐっ……うん、ルビィから食べさせてもらうとまた一段とおいしさが増すね」
ルビィ「やだぁ果南ちゃんったら」クスクス
ルビィ「ダブルベリーもあるよ、もっとも~っと食べてね」
ルビィ「はい、あ~ん」
ルビィ「ね、果南ちゃんはなににする?」
果南「私はこういうのよくわからないからルビィに任せるよ」
ルビィ「それじゃあね~」ジーッ
ルビィ「ダブルベリーとポテトのパンケーキをお願いしまーす」
果南「へぇ、ポテトのパンケーキなんてあるんだ」
ルビィ「うん、ルビィポテト大好きだから楽しみだなぁ」
店員「お待たせしました」コトッ
ルビィ「あ、来た来た。いいにお~い」
果南「結構ボリュームあるね~朝ご飯抜いて来てよかったよ」
ルビィ「さっそくポテトの方から」パクッ
ルビィ「―う~ん!!ほっくほく‼パンケーキとも合う~おいっしい~」
果南「うんうん、しょっぱい味付けも中々イケるねぇ」モグモグ
ルビィ「あ、果南ちゃんダメだよ。ルビィが食べさせてあげるって言ったじゃない」
果南「えぇ?本当にやるの?人の目が……」キョロキョロ
ルビィ「そんなの気にしないで、今はルビィだけを見て」
ルビィ「ほら、あ~ん」スッ
果南「やれやれ……ルビィには敵わないなぁ」
果南「あ~ん」パクッ
ルビィ「おいしい?」
果南「―んぐっ……うん、ルビィから食べさせてもらうとまた一段とおいしさが増すね」
ルビィ「やだぁ果南ちゃんったら」クスクス
ルビィ「ダブルベリーもあるよ、もっとも~っと食べてね」
ルビィ「はい、あ~ん」
24: 2020/03/25(水) 14:38:52.99 ID:CQKLj1Xn
ルビィ「はぁ~パンケーキおいしかったねぇ」
果南「私ばかり食べてルビィは少ししか食べてなかったけどね、足りなかったんじゃないの?」
ルビィ「ううん、果南ちゃんに食べさせるのが楽しかったからルビィはそれで満足」
果南「そっか、ならよかったよ」
果南「次はどこに行く?」
ルビィ「そうだねぇ、次は~」
ルビィ「あ、アクセサリーのお店に行こう‼欲しい物があるんだぁ」
ルビィ「果南ちゃんにも選んでもらうからね」
果南「アクセサリーねぇ、私にわかればいいけど。あまりおしゃれしないからなぁ私」
ルビィ「大丈夫だよ、その服装はセンスあるんだから」
ルビィ「早く行こう果南ちゃん」グイッ
果南「そんな引っ張らなくてもついて行くってば」
果南「私ばかり食べてルビィは少ししか食べてなかったけどね、足りなかったんじゃないの?」
ルビィ「ううん、果南ちゃんに食べさせるのが楽しかったからルビィはそれで満足」
果南「そっか、ならよかったよ」
果南「次はどこに行く?」
ルビィ「そうだねぇ、次は~」
ルビィ「あ、アクセサリーのお店に行こう‼欲しい物があるんだぁ」
ルビィ「果南ちゃんにも選んでもらうからね」
果南「アクセサリーねぇ、私にわかればいいけど。あまりおしゃれしないからなぁ私」
ルビィ「大丈夫だよ、その服装はセンスあるんだから」
ルビィ「早く行こう果南ちゃん」グイッ
果南「そんな引っ張らなくてもついて行くってば」
25: 2020/03/25(水) 14:57:01.63 ID:CQKLj1Xn
果南「はぁ~アクセサリーが沢山ある……」
ルビィ「果南ちゃんはこういうお店来ないの?」
果南「うん、せいぜいシュシュを買うくらいだからアクセサリーは買った事ないねぇ」
ルビィ「そんな果南ちゃんにこれからセンスが問われます」
果南「んあ?そう言えばなんか選ぶとか言ってたね」
ルビィ「ルビィは果南ちゃんに、果南ちゃんはルビィに指輪を買うよ。お店を出るまでなにを買ったかは内緒ね」
果南「そして交換するって事?へぇ、面白いじゃない。いいね、やろうか」
ルビィ「う~ん……どれにしようかなぁ……」
ルビィ「―ん?これ……」スッ
ルビィ「これいいなぁ、果南ちゃんにぴったりだ。これにしよっと」
果南「面白いなんて言ったけどこれは難しいぞ……ルビィに変な物は渡せないし」
果南「これは、違うな……これも、なんかなぁ」
果南「お、これは」スッ
果南「いいね、これならルビィに似合うかも」
ルビィ「果南ちゃんはこういうお店来ないの?」
果南「うん、せいぜいシュシュを買うくらいだからアクセサリーは買った事ないねぇ」
ルビィ「そんな果南ちゃんにこれからセンスが問われます」
果南「んあ?そう言えばなんか選ぶとか言ってたね」
ルビィ「ルビィは果南ちゃんに、果南ちゃんはルビィに指輪を買うよ。お店を出るまでなにを買ったかは内緒ね」
果南「そして交換するって事?へぇ、面白いじゃない。いいね、やろうか」
ルビィ「う~ん……どれにしようかなぁ……」
ルビィ「―ん?これ……」スッ
ルビィ「これいいなぁ、果南ちゃんにぴったりだ。これにしよっと」
果南「面白いなんて言ったけどこれは難しいぞ……ルビィに変な物は渡せないし」
果南「これは、違うな……これも、なんかなぁ」
果南「お、これは」スッ
果南「いいね、これならルビィに似合うかも」
26: 2020/03/25(水) 15:16:16.94 ID:CQKLj1Xn
ルビィ「果南ちゃん、遅かったね」
果南「私って優柔不断なのかな、ちょっと悩んじゃった。ルビィにはなんでも似合いそうだからさ」
ルビィ「果南ちゃん……さっきのパンケーキのお店でもそうだったけど、結構キザなんだね」カァァ
果南「へ?なにが?」
ルビィ「気付いてないなんて、果南ちゃんらしいよ。ふふ」
ルビィ「あ、見て果南ちゃん」
果南「ん?あぁ、ここって教会だね」
ルビィ「誰かいるのかなぁ、ちょっと覗いてみない?」
果南「まぁ別にいいけど、他に行く所も浮かばないし」
ギギィー……
果南「私、教会って初めて入ったよ。椅子がいっぱい並んでるね」キョロキョロ
ルビィ「あ、神父さんがいる。こんにちは‼」
神父「こんにちは、教会になにかご用ですか?」
ルビィ「ご用って言う事もなかったんですけど少し気になって……あ、あの写真は」
神父「あれはこの間ここで結婚式を挙げた夫婦が贈ってくれた物です」
ルビィ「わぁ~キレイな花嫁‼やっぱり結婚式をやるなら教会だよねぇ」
果南「おままごとを思い出すね」
ルビィ「おままごと……そうだ、神父さん」
神父「なんでしょうか」
ルビィ「お願いがあるんですけど……」
果南「私って優柔不断なのかな、ちょっと悩んじゃった。ルビィにはなんでも似合いそうだからさ」
ルビィ「果南ちゃん……さっきのパンケーキのお店でもそうだったけど、結構キザなんだね」カァァ
果南「へ?なにが?」
ルビィ「気付いてないなんて、果南ちゃんらしいよ。ふふ」
ルビィ「あ、見て果南ちゃん」
果南「ん?あぁ、ここって教会だね」
ルビィ「誰かいるのかなぁ、ちょっと覗いてみない?」
果南「まぁ別にいいけど、他に行く所も浮かばないし」
ギギィー……
果南「私、教会って初めて入ったよ。椅子がいっぱい並んでるね」キョロキョロ
ルビィ「あ、神父さんがいる。こんにちは‼」
神父「こんにちは、教会になにかご用ですか?」
ルビィ「ご用って言う事もなかったんですけど少し気になって……あ、あの写真は」
神父「あれはこの間ここで結婚式を挙げた夫婦が贈ってくれた物です」
ルビィ「わぁ~キレイな花嫁‼やっぱり結婚式をやるなら教会だよねぇ」
果南「おままごとを思い出すね」
ルビィ「おままごと……そうだ、神父さん」
神父「なんでしょうか」
ルビィ「お願いがあるんですけど……」
27: 2020/03/25(水) 15:41:06.27 ID:CQKLj1Xn
果南「ほ、本当にやるの……?」
ルビィ「もちろん、神父さんも協力してくれるって言ってくれたし」
ルビィ「それじゃ神父さん、よろしくお願いします」
神父「では……こほん」
神父「新郎果南、あなたはここにいる新婦ルビィを、健やかなる時も病める時も、富める時も貧しい時も、妻として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」
果南「はい、誓います」
神父「新婦ルビィ、あなたはここにいる新郎果南を、健やかなる時も病める時も、富める時も貧しい時も、夫として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」
ルビィ「はい、誓います」
神父「よろしい、それでは指輪の交換を」
ルビィ「果南ちゃん、あの指輪出して」ゴソゴソ
果南「う、うん」ゴソゴソ
神父「まずは新婦から新郎へ」
ルビィ「果南ちゃん、手を出して」
果南「この指輪……珊瑚?」
ルビィ「果南ちゃん、海が好きだから」
ルビィ「レプリカだけどね、本物じゃなくてごめん。でも、よく似合うよ」
果南「嬉しい……ありがとうルビィ」
ルビィ「もちろん、神父さんも協力してくれるって言ってくれたし」
ルビィ「それじゃ神父さん、よろしくお願いします」
神父「では……こほん」
神父「新郎果南、あなたはここにいる新婦ルビィを、健やかなる時も病める時も、富める時も貧しい時も、妻として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」
果南「はい、誓います」
神父「新婦ルビィ、あなたはここにいる新郎果南を、健やかなる時も病める時も、富める時も貧しい時も、夫として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」
ルビィ「はい、誓います」
神父「よろしい、それでは指輪の交換を」
ルビィ「果南ちゃん、あの指輪出して」ゴソゴソ
果南「う、うん」ゴソゴソ
神父「まずは新婦から新郎へ」
ルビィ「果南ちゃん、手を出して」
果南「この指輪……珊瑚?」
ルビィ「果南ちゃん、海が好きだから」
ルビィ「レプリカだけどね、本物じゃなくてごめん。でも、よく似合うよ」
果南「嬉しい……ありがとうルビィ」
28: 2020/03/25(水) 15:54:55.73 ID:CQKLj1Xn
神父「続いて新郎から新婦へ」
果南「私からは、これ」
ルビィ「わぁ、ピンクの宝石だ。キレイ」
果南「ピンクサファイアだって、もちろんこれも本物じゃないけど」
ルビィ「サファイア……ルビィの誕生石」
ルビィ「ルビィの誕生日、覚えててくれてたんだ」
果南「覚えててよかったよ、よく似合ってる」
ルビィ「ありがとう……果南ちゃん」
神父「最後に誓いのくちづけを交わしてもらいます」
ルビィ「ん……」スッ
果南「いやいや。まさか、神父さんが見ている前でやるの?」
神父「私は見慣れていますから気にせずどうぞ」
果南「いや、こっちが気にするんだけど」
ルビィ「果南ちゃん、早く……」
果南「しょうがないなぁ……神父さん、やっぱり恥ずかしいから後ろ向いてください」
神父「わかりました」クルッ
果南「―よし、それじゃルビィ……いくよ」
ルビィ「うん……」
チュッ
果南「私からは、これ」
ルビィ「わぁ、ピンクの宝石だ。キレイ」
果南「ピンクサファイアだって、もちろんこれも本物じゃないけど」
ルビィ「サファイア……ルビィの誕生石」
ルビィ「ルビィの誕生日、覚えててくれてたんだ」
果南「覚えててよかったよ、よく似合ってる」
ルビィ「ありがとう……果南ちゃん」
神父「最後に誓いのくちづけを交わしてもらいます」
ルビィ「ん……」スッ
果南「いやいや。まさか、神父さんが見ている前でやるの?」
神父「私は見慣れていますから気にせずどうぞ」
果南「いや、こっちが気にするんだけど」
ルビィ「果南ちゃん、早く……」
果南「しょうがないなぁ……神父さん、やっぱり恥ずかしいから後ろ向いてください」
神父「わかりました」クルッ
果南「―よし、それじゃルビィ……いくよ」
ルビィ「うん……」
チュッ
29: 2020/03/25(水) 16:16:22.22 ID:CQKLj1Xn
帰り道 浜辺
果南「いやぁ、まさか教会で結婚式の真似事するとは思わなかったなぁ」
ルビィ「昔やったおままごとよりも本格的でよかったよね」
ルビィ「誓いの言葉に指輪の交換、誓いのくちづけまで交わして……」
ルビィ「果南ちゃん、もう忘れちゃダメだよ。ルビィ達は神父さんに認めてもらった夫婦なんだから」
果南「あはは、夫婦かぁ。参ったなぁ」
ルビィ「これからもルビィと、ずうっと一緒だよ」
果南「うん、今度は忘れない。私はずっとルビィのそばにいる」
ルビィ「うふふ、幸せだなぁ~」コテン
果南「私も、今日は楽しかったよ」ナデナデ
ルビィ「果南ちゃん、大好き」ギュウッ
ルビィ「この溢れる気持ち、これからも受け止めて」
果南「ルビィ……」ギュウ
果南「私も、ルビィの事が大好き」
果南「この気持ちに気付かせてくれてありがとう」
果南「これからも、よろしくね」
ルビィ「―ねぇ、果南ちゃん」
果南「なに?」
チュッ
ルビィ「えへへ……ルビィからキスしちゃったぁ」
ルビィ「ずっと果南ちゃんからしてもらってたからルビィもやりたくなっちゃった」
果南「本当、ルビィは大胆な娘だよ」
果南「今度はお互いに唇を寄せてみない?」スッ
ルビィ「いいね、それ」スッ
チュッ
ルビィ「―ありがとう、果南ちゃん」
ルビィ「愛してる……」
果南「いやぁ、まさか教会で結婚式の真似事するとは思わなかったなぁ」
ルビィ「昔やったおままごとよりも本格的でよかったよね」
ルビィ「誓いの言葉に指輪の交換、誓いのくちづけまで交わして……」
ルビィ「果南ちゃん、もう忘れちゃダメだよ。ルビィ達は神父さんに認めてもらった夫婦なんだから」
果南「あはは、夫婦かぁ。参ったなぁ」
ルビィ「これからもルビィと、ずうっと一緒だよ」
果南「うん、今度は忘れない。私はずっとルビィのそばにいる」
ルビィ「うふふ、幸せだなぁ~」コテン
果南「私も、今日は楽しかったよ」ナデナデ
ルビィ「果南ちゃん、大好き」ギュウッ
ルビィ「この溢れる気持ち、これからも受け止めて」
果南「ルビィ……」ギュウ
果南「私も、ルビィの事が大好き」
果南「この気持ちに気付かせてくれてありがとう」
果南「これからも、よろしくね」
ルビィ「―ねぇ、果南ちゃん」
果南「なに?」
チュッ
ルビィ「えへへ……ルビィからキスしちゃったぁ」
ルビィ「ずっと果南ちゃんからしてもらってたからルビィもやりたくなっちゃった」
果南「本当、ルビィは大胆な娘だよ」
果南「今度はお互いに唇を寄せてみない?」スッ
ルビィ「いいね、それ」スッ
チュッ
ルビィ「―ありがとう、果南ちゃん」
ルビィ「愛してる……」
30: 2020/03/25(水) 16:19:30.26 ID:CQKLj1Xn
終わりです。ルビィちゃんは恋をするとこんなイメージかなと思って書いてみました。支援、最後まで読んでいただきありがとうございました。
31: 2020/03/25(水) 16:26:33.91 ID:YltbXM4O
お疲れ~
今日も素晴らしかったよ
今日も素晴らしかったよ
32: 2020/03/25(水) 16:32:52.62 ID:UX8pcdG9
33: 2020/03/25(水) 16:34:56.13 ID:0+iaRdUj
果南ママ
34: 2020/03/25(水) 17:03:18.19 ID:zoWoyWxl
おつおつ
最高かよ
最高かよ
36: 2020/03/26(木) 16:54:06.63 ID:Xo8lMNg0
いいかなルビだった
37: 2020/03/26(木) 23:46:06.76 ID:I7H8s85K
素敵なかなルビをありがとう
2人とも初々しくてかわいい
2人とも初々しくてかわいい
38: 2020/03/27(金) 21:43:07.73 ID:KKFQDix9
可愛くて良き
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1585100649/