【SS】あなた「今年はチョコたくさん貰っちゃった♪当分は困らないし要らないね」歩夢「そ、そうだね…」【ラブライブ！虹ヶ咲】

あなた「じゃあ、また明日」

歩夢「う、うん…じゃあね」

ｶﾞﾁｬｯﾊﾞﾀﾝ…

歩夢(…どうしよう、渡すタイミング逃しちゃった……)

あなた(歩夢ちゃん今年はチョコくれなかったな……)

あなぽむ「「はぁー……」」

みたいなの誰か書いて

君が書くんだよ

歩夢「明日渡せばいいよね…？」

あなた「それでねー、せつ菜ちゃんったら…」

歩夢「あははっ」(よし、今だ…)

歩夢「あ、あのね」

かすみ「あ、先輩！かすみんのチョコ食べてくれましたか？」

あなた「うん、食べたよー。すっごく美味しかった！」

かすみ「本当ですか！まあ、かすみんの愛情がたーっぷりと詰まったチョコですから当然ですね♡」

あなた「あははっでも本当に美味しかったよ、ありがとうね」ﾖｼﾖｼ

かすみ「えへへ～///」

歩夢「…」ｻｯ

歩夢「ふふっ良かったね？」

歩夢(あの子のあんな嬉しそうな顔見たら渡せないよ…)

歩夢「どうしよう、自信なくしちゃった……もう自分で食べちゃおうかな……」

歩夢「…」ﾊﾟｸｯ

歩夢「……ふふっ全然美味しくないや。こんなの渡せないね……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

歩夢「……もう要らない」ﾎﾟｲｯ

歩夢「来年は渡せるといいな」


おわり

ぽむ…( ；∀；)

@cﾒ*◉ _ ◉ﾘ10が見えない

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

歩夢「！」ｸﾞｼｸﾞｼ

歩夢「はーい」

ｶﾞﾁｬｯ

あなた「こんばんは」

歩夢「あ、あれ……どうしたの？」

あなた「歩夢ちゃん、今日は何だか思い詰めてるように見えたから心配で…」

歩夢「え？そ、そうだった？心配かけてごめんね。でももう大丈夫だよ」

あなた「そ、そっか……」

歩夢「うん……」

あなぽむ「「……」」

歩夢「……じゃあ、また明日ね」

あなた「……ま、待って！歩夢ちゃんやっぱり元気ないよ！」

あなた「……それに、今年はチョコ、くれなかったよね……？毎年くれてたのに」

あなた「あ、だからって催促してるわけじゃないんだけど…だからその、心配なんだ」

歩夢「……」

歩夢「……ごめんね。あなたへのチョコ、捨てちゃった」

あなた「え？どうして……」

歩夢「美味しくなかったの。そんなのあげれないから、だから捨てちゃった」

歩夢「ごめんね？来年はかすみちゃんのより美味しいチョコ作れるように頑張るからね？」

あなた「……」

あなた「それ、まだある？」

歩夢「え？もうないよ。部屋のゴミ箱に捨てたんだから」

あなた「つまり歩夢ちゃんの部屋にあるんだね？ごめん、勝手に入るね、おじゃまします！」ｸﾞｲｯ

歩夢「え、ちょ、ちょっと！？」

あなた「……」ｶﾞｻｺﾞｿﾞ

あなた「あった」

歩夢「だ、駄目！美味しくないし、そんな汚いの……！」

あなた「汚くなんかないよ」ﾊﾟｸｯ

あなた「……うん、美味しい」ﾊﾟﾘﾊﾟﾘ

歩夢「どうして……」

あなた「だって、歩夢ちゃんが私のために作ってくれたチョコなんだよね？私は食べたいな」

あなた「それに歩夢ちゃんはお料理上手で、チョコだって美味しいのに……」

あなた「なのにどうして？捨てるなんてことしちゃったの？」

歩夢「……だって、かすみちゃんのチョコ、凄く美味しかったんでしょ？……本当はね、あのとき渡そうと思ったの」

歩夢「でも、あなたのあんな笑顔を見ちゃったら……渡す勇気も、自身もなくなっちゃった……」

(来年はかすみちゃんのより美味しいチョコ作れるように頑張るからね？)


あなた「それで……」

あなた「たしかに美味しかったよ。でも、バレンタインデーのチョコって、どっちのが美味しいとか、そういうことじゃないと思うな」

あなた「な、なんて、貰ってるだけの私が言うと偉そうなんだけど…」

歩夢「……でもあなた、チョコたくさん貰って、もうチョコは当分要らないって言ってたよね……？」

歩夢「だから渡さないほうがいいかなって……躊躇しちゃった」

あなた「そ、そんなことない！確かにそんなこと言ったけどそれはそういう意味じゃなくて……！」

あなた「みんなから貰ったたくさんのチョコは大切なものだし、お腹いっぱいだけど……でも、歩夢ちゃんのくれるチョコは、私にとってそれ以上に大切で特別なんだ！！！」

歩夢「！」

あなた「でもそっか、歩夢ちゃんそれで思い詰めてたんだね？私が変なこと言っちゃったから……ごめんね？」

歩夢「ううん……わたしこそ、あなたは楽しみにしてくれていたのに、勝手に悩んで、結果的にそんなチョコになっちゃってごめんね……」

あなた「味も、形も、関係ないよ。歩夢ちゃんが私のために作ってくれる、それだけで私は嬉しいし幸せなんだよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

歩夢「うん……うん……！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

あなた「だから、これからも歩夢ちゃんのチョコもお料理も、たくさん食べたいな」

あなた「って、これじゃあ私、貰ってばかりだね？」ｱﾊﾊ

歩夢「……！」ｶﾞﾊﾞｯ

あなた「……わわ、歩夢ちゃん？」

歩夢「そんなことない……！私もあなたからたくさんのもの、貰ってるよ……！」ｷﾞｭｰｯ

歩夢「それに、大好きな人が美味しいって喜んでくれると、私も幸せなんだよ……♡」ﾊﾟｱｯ

あなた「！」ﾄﾞｷｯ♡

あなた「あ、歩夢ちゃん///」

歩夢「ふふっ///これからもずーっと私のそばに居てね？」

あなた「うん、もちろんだよ」

あなた「あ、でも、貰ってばかりじゃやっぱり悪いし……そうだ！今から二人で作ろうよ！チョコ！」

歩夢「い、今から！？……ふふっ♪でもいいね、それ」

あなた「ね、そうでしょ！歩夢ちゃん、材料ってまだあるかな？」

歩夢「うん、丁度二人分くらいなら残ってるよ♪」

あなた「よし！じゃあ早速取り掛かろう！」

歩夢「はーい♡」

…

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

歩夢「はーい」

ｶﾞﾁｬｯ

あなた「おはよう歩夢ちゃん！」

歩夢「おはよう♡ふふっ今日は早起きだね？」

あなた「えへへ…それより、もう出来てる？」

歩夢「うん、ばっちりだよ」

歩夢「はい、こっちがあなたが作ったので、こっちは私のだね」

あなた「歩夢ちゃんありがとう！」

歩夢「ふふっどういたしまして♡」

あなた「それじゃあ、あとはラッピングだね」

歩夢「うん、そうだね♪」

あなぽむ「「完成ー！」」

あなた「流石歩夢ちゃん、ラッピングが凄く可愛いね」

歩夢「あなたのも良く出来てるよ♪」

あなた「えへへ、ありがとう！」

歩夢「ふふっじゃあ、交換しようね♡……はい！」

あなた「うん！2日遅れだけど……はい！」

あなぽむ「「ハッピーバレンタインデー！！」」

おわり

歩夢ちゃんは面倒臭いくらいが可愛いよね

綺麗なあなぽむ良いぞー！

そうそうそう
こういうのでいいんだよ

思い詰める歩夢ちゃん
やっぱり歩夢ちゃんはこうじゃないと
純愛日常SS最高だな

少女漫画みたいでキュンキュンするずらぁ～

お前…SS作家の才能あるな…

こういうのでいいだよ

いいぞ…@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ

@cﾒ*˶ˆ ᴗ ˆ˵ﾘ 素敵なバレンタインデーになりました

有能じゃねえかよ