【SS】“のぞことまき”ことり「笑っちゃいけない…?」ことり「あははwww」

SS


1: 2016/09/12(月) 21:30:56.27 ID:IoOuAjq8.net
“のぞことまき”希「ユニット組まへん?」ことり「一期ですっ」
【SS】“のぞことまき”希「ユニット組まへん?」ことり「一期ですっ」【ラブライブ!】
■約57000文字■ 2016/05/04(水 01:38:36.16 ID:zYali34v.net ☆部室☆ 希「なあことりちゃん」 ことり「なに?」 希「ユニット組まへん?」 ことり「うん、いいよ」 希「即決やねwとなると残りの一人は…」


“のぞことまき”希「ドッキリ企画?」真姫「二期の始まりね」
【SS】“のぞことまき”希「ドッキリ企画?」真姫「二期の始まりね」【ラブライブ!】
■約40000文字■ 2016/05/31(火 20:32:07.75 ID:0DfYfqy8.net ☆放送室☆ 希「ドッキリ企画?」 ヒデコ「はい。放送部立案の企画で、私たちはその手伝いをさせてもらいます」 希「へぇ、おもしろそうやん。でも、何でウチらが?」 フミコ「先日の三人の演技を拝見させてもらいました。放送部部長曰く、ビビッときたらしいです」 ことり「希ちゃん! ことりたちのステージが評価されたよ!」 希「評価どころか、逆に理事長に怒られたからねw」 真姫「私たちもまだ捨てたものじゃないってね」


の続き。

前作読んでないとわからないことが結構出てくるかも。

2: 2016/09/12(月) 21:31:42.30 ID:IoOuAjq8.net
☆日曜日 とうじょう家☆


希「いつもウチが大変な役回りな気がする…」

希「だから明日こそ理事長に渡すんや!」

希「このこつこつ書き溜めた企画書を!」ダンッ!

希「ふっふっふっ…二人に地獄を見せてやるで」

3: 2016/09/12(月) 21:34:39.13 ID:IoOuAjq8.net
☆一週間後 校庭☆


真姫「それで」

真姫「練習も休みなのに学校まで呼び出されたわけだけど」

ことり「希ちゃんがことりと花陽ちゃんと真姫ちゃんだけを呼び出したってことは、NEWSの活動なのかな?」

真姫「そう考えるのが普通ね」

花陽「怖いなぁ…」


「おーい! 三人さーん!」

真姫「噂をすれば」

4: 2016/09/12(月) 21:38:34.42 ID:IoOuAjq8.net
希「ごめんね、待った?」

花陽「ううん、今来たところだよ」

希「ギリギリセーフやね」


ことり「今日は何をするの?」

希「ん? ああ、良い質問やな。ズバリ…!」


希「笑ったら罰ゲーム! 九時間耐久ユニット活動~!」

NEWNEWS(以下NEW^2S)「へ?」

6: 2016/09/12(月) 21:41:52.64 ID:IoOuAjq8.net
希「ということで、今から三人には九時間ぽっきりのユニット活動をしてもらいます。ただし!」

希「もし途中で笑ってしまった場合、キツい罰が待っているので注意してな」

ことり「待って待って待って」


真姫「私たち完全においてけぼりくらってるのだけど」

ことり「ちゃんと一つずつ整理しましょう」

花陽「………………」←既に悟った表情

8: 2016/09/12(月) 21:44:21.22 ID:IoOuAjq8.net
希「大体のルールは今説明した通りやで」

ことり「納得はしてないけど、企画の趣旨は理解したよ。だけど希ちゃんはどうするの?」

真姫「そうだそうだ」

希「ウチは今回仕掛け人なので、そちら側ではありません」

希「ということで代わりに来てもらったのが次期リーダーの花陽ちゃんってわけや」

真姫「とばっちりw」

花陽「就任直後から厳しすぎるよぉ」

希「他のメンバーは仕掛け人として動いてくれてるんよ。企画のプレゼンを行ったら喜んで協力してくれたで」

花陽「凛ちゃん、そんな素振りすら見せなかったのに…」

真姫「これは一本取られたわね」

10: 2016/09/12(月) 21:47:10.89 ID:IoOuAjq8.net
花陽「罰って、具体的にどんなものなの?」

花陽「もしかしてお尻吹き矢とか…」

ことり「待って待って待って」

ことり「死んじゃう。本当に」

真姫「(悪ノリしてないことりも久しぶりに見たわね。それだけ必死ってことかしら)」


希「安心して大丈夫よ。さすがに女子高生でアイドルだから肉体的な罰はNGってことになったから」

花陽「じゃあ…?」

希「ウチらが特別に調合した簡易版チュンチュンスープを笑うごとに飲んでもらうで」

ことり・真姫「」

11: 2016/09/12(月) 21:48:36.34 ID:IoOuAjq8.net
花陽「え? チュンチュン…?」

ことり「(知らないって残酷だよぉ…)」


希「更に特別に! 今回の企画で一番笑った回数の多かった人は、理事長と行く、心霊スポット一泊二日の旅をプレゼント!」

ことり・真姫「」


ことり「待って待って待って」

真姫「笑えない笑えない」

花陽「通販ショッピングみたいなノリで付けられちゃったけど…理事長と旅行かぁ」

真姫「(知らないって残酷ね…)」

13: 2016/09/12(月) 21:50:32.38 ID:IoOuAjq8.net
希「でも安心してええよ。仕掛け人、なんて言ってるけど、こっちからはほとんど何も仕掛けないから」

真姫「意外ね」

花陽「むしろ悪ノリに悪ノリを重ねた仕掛けが待っていると…」

希「ウチが笑いのプロだったら良かったんだけど…」

希「まあ、変に仕掛けなんて考えてもしらける未来しか見えないんよ」

希「(それに多分三人で話してるだけで自滅するもん)」

14: 2016/09/12(月) 21:53:49.72 ID:IoOuAjq8.net
真姫「今更だけど、理事長に許可はもらってるんでしょうね?」

ことり「後々バレてお仕置きのパターンはもう懲り懲りです」

希「理事長には企画の許可もらってるで」

希「(許可を得る代わりに理事長と心霊スポットをいくつも回ったけどな…)」


真姫「もうやるしかないのね」

ことり・花陽「はぁ」

希「二人とももっと元気だして」

ことり「だって絶対笑っちゃうもん」

花陽「精一杯頑張ります…」

15: 2016/09/12(月) 21:57:54.26 ID:IoOuAjq8.net
希「そんな元気のない二人に…」

希「スピリチュアルパワーた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆」

ことり「ンw」

ことり「始まってからは絶対にやらないでねw」

希「そういう意味で元気にしようと思ったわけじゃないんだけどなぁ」


希「それじゃあ時計の長針が十二を指したらスタートな~」

真姫「ヴェ!? 後三分もないじゃない!」

花陽「すーはーすーはー」

ことり「大丈夫、大丈夫、大丈夫」ブツブツ

16: 2016/09/12(月) 22:00:02.24 ID:IoOuAjq8.net
希「それじゃあウチはモニターから監視して何か言いたいときは放送室から伝えるから、ばいばーい!」

NEW^2S「ばいばい…」


カチッ…カチッ…カチッ…

希『スタートー!』スピーカー


NEW^2S「………………」

ことり「何か喋ってよ」

真姫「まかまかマカロン」

ことり「フッw」


デデデデデーン♪

希『ことりちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』

17: 2016/09/12(月) 22:01:36.14 ID:IoOuAjq8.net
ことり「待って待って待って」

真姫「どうしたのよ」

ことり「嵌められた」

ことり「あれは反則だよ」

真姫「だって何か喋ってって言うから」

ことり「どこに何か喋ってって言われてまかまかマカロンって言う人がいるんですか?」

ことり「完全に狙ってたよね」

真姫「元をたどれば、一番最初にまかまかマカロンで笑わそうとしたのはことりじゃない」

ことり「そんな前のこと覚えてません」ツーン

18: 2016/09/12(月) 22:03:01.44 ID:IoOuAjq8.net
凛「ことりちゃーん!」タッタッタッ

花陽「あ、凛ちゃん」

凛「おはよう。ことりちゃん、はいこれ、希ちゃんから」スッ

ことり「………………」


花陽「…なにあれ?」

真姫「あれがチュンチュンよ」

真姫「紫の煙が出てないからそこまで怯えなくて大丈夫…なはず。確か簡易版って言ってたしね」

花陽「(大丈夫じゃないよね…)」

19: 2016/09/12(月) 22:03:35.27 ID:IoOuAjq8.net
凛「一気でいったほうがいいって希ちゃんが」

ことり「………………」

ことり「」グイッ


ことり「………………」

真姫「どう?」

ことり「…吐くほどじゃないです」

真姫「飲めるレベルっていうのが、またいやらしいわね」


凛「じゃあ凛は戻るね」

花陽「あ、ばいばい」

21: 2016/09/12(月) 22:04:49.23 ID:IoOuAjq8.net
真姫「私たちはこの後どこに行けばいいのかしら」

ことり「まさか校庭で九時間ってわけないよね」


希『三人とも部室に移動してー』


花陽「部室だって」

ことり「早く移動しましょうっ」

23: 2016/09/12(月) 22:09:26.63 ID:IoOuAjq8.net
☆部室☆


希『何かあるまで適当に雑談でもしといてやー』


真姫「雑談以前に企画が適当なんじゃない?」

ことり「といってもやることもないし、何か話題ある?」

花陽「話題かぁ」

真姫「今日の朝ごはんとか」

花陽「本当に適当な雑談だなぁ」

真姫「もっと適当な話題があるって?」

ことり「そっwんなに適当適当言わないで」

花陽「ごめんね」

24: 2016/09/12(月) 22:10:14.47 ID:IoOuAjq8.net
NEW^2S「………………」


NEW^2S「(話すことがない…)」


真姫「(いざ話題って言われると出ないのよね)」

花陽「(ここで好きなおにぎりの具とか聞いても盛り上がらないまま話が終わるんだろうなぁ)」

ことり「そうだ、ゲームしよっ♪」

花陽・真姫「ゲーム?」

25: 2016/09/12(月) 22:10:57.02 ID:IoOuAjq8.net
ことり「お題に沿ったことを順番に答えていくの」

真姫「すっごいつまらなそうだけど大丈夫?」

ことり「…多分」

花陽「お題は?」

ことり「………………」

ことり「何か適当なお題ない?」

真姫「フッw堂々巡りしないでw」


デデデデデーン♪

希『真姫ちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


真姫「ヴェェ…」

26: 2016/09/12(月) 22:11:43.07 ID:IoOuAjq8.net
ガチャ


凛「はい、真姫ちゃん!」

真姫「ヴェェ…」

凛「じゃあ!」


ガチャ


花陽「凛ちゃんすぐに来たけど、ずっとチュンチュン持ってそこで待機してるのかな」


花陽「フッw」


デデデデデーン♪

希『花陽ちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』

27: 2016/09/12(月) 22:12:08.53 ID:IoOuAjq8.net
ことり「花陽ちゃん!?」

花陽「紙コップ持ってずっと廊下で待機してる凛ちゃんのこと想像したらなんか面白くてwww」


ガチャ


凛「はい、かよちん!」

ことり「………………」

凛「ばいばい!」


ガチャ


ことり「…ンフw」


デデデデデーン♪

希『ことりちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』

28: 2016/09/12(月) 22:12:52.89 ID:IoOuAjq8.net
ことり「花陽ちゃんが変なこと言うから想像しちゃったじゃん!www」


ガチャ


凛「はぁ…はい!」

ことり「このタイミングで来ないでwww」

真姫「ンw」

凛「じゃあね!」


ガチャ

30: 2016/09/12(月) 22:13:25.35 ID:IoOuAjq8.net
ことり「結局三人ともチュンチュン…」

花陽「凛ちゃん汗かいてたね」

ことり「フヒッwもう凛ちゃんの話はいいでしょ!www」


デデデデデーン♪

希『ことりちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


真姫「二個目ね」

ことり「嬉しくないよ!」

31: 2016/09/12(月) 22:14:53.96 ID:IoOuAjq8.net
ガチャ


凛「はぁ…はぁ…はい」

ことり「ンwチェンジ! 持ってくる人チェンジして!www」

花陽「(ことりちゃん、ツボに入ると長いからなぁ)」


真姫「凛」

凛「なに? 真姫ちゃん」

真姫「走り続けで疲れてるでしょ。これあげるから飲みなさい」スッ

凛「ありがとう!」ゴクッ

凛「ブーー!」フイタ

凛「まっず! なにこれ!? …ってこれさっき凛が真姫ちゃんに渡した飲み物じゃん!」

32: 2016/09/12(月) 22:15:28.12 ID:IoOuAjq8.net
NEW^2S「………………」

凛「笑ってよ! これじゃあ凛が可哀想な子みたいじゃん!」

NEW^2S「………………」

凛「かよちん! かよちんは凛の味方だよね!?」

花陽「…………うん」

凛「ならちゃんと凛の方を向いて話してよ!」

花陽「りっw凛ちゃんごめんね。それ以上話しっwかけないで…!」

凛「かよ…ちん……」

凛「………………」

凛「ことりちゃんも真姫ちゃんも…かよちんも…」

凛「大っ嫌いにゃああぁぁぁ!」ダッ!


ガチャバタンッ

33: 2016/09/12(月) 22:18:26.53 ID:IoOuAjq8.net
NEW^2S「………………」

ことり「嫌いって言われちゃった」

花陽「怒ってるだろうなぁ凛ちゃん」

真姫「大丈夫よ。明日には」

真姫「かよちんかよちんかよちーん!」

真姫「って」

花陽「フンッwww真姫ちゃん!www」


デデデデデーン♪

希『花陽ちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


花陽「なんで何かを仕掛けられたわけでもないのにこんなに罰を受けてるの!?」

真姫「ただ凛の話をしてただけなのに」

花陽「もう凛ちゃんの話は禁止です!」

ことり「そうだね」

34: 2016/09/12(月) 22:20:40.44 ID:IoOuAjq8.net
ガチャ

絵里「はぁい」

真姫「あらエリー。チュンチュンを持ってくるのは凛じゃないの?」

絵里「さっきのですっかり拗ねちゃって。そのうち機嫌も直ると思うんだけど」

絵里「ということで、これからは私が持ってくるから宜しくね」

バタンッ

花陽「あれっ…?」

35: 2016/09/12(月) 22:21:32.66 ID:IoOuAjq8.net
ガチャ

絵里「………………」スタスタ

絵里「ごめんなさい。さっき花陽に持ってきたチュンチュンを渡すの忘れてたわ…」

花陽・真姫「んっw」

ことり「ハヒッwww」


デデデデデーン♪

希『花陽ちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』

36: 2016/09/12(月) 22:22:58.61 ID:IoOuAjq8.net
>>35
希『ことりちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』

37: 2016/09/12(月) 22:23:39.35 ID:IoOuAjq8.net
ことり「絵里ちゃん待って! ふっw二人も笑って…wましたw」チラッ

絵里「えっ」チラッ


真姫「花陽、そこのステップが乱れてるわよ」シンケン

花陽「はいっ。曲の振り付け…もっと完璧にしないと」シンケン


絵里「すごい真面目だけど…」

ことり「………………」

絵里「じゃあことりだけもう一つ追加ね」

ことり「いいもんっ!」

38: 2016/09/12(月) 22:26:30.84 ID:IoOuAjq8.net
真姫「練習はこれくらいにしておきましょ」

花陽「ふぅ、いい汗かきました」

花陽「練習も一段落ついたことだし、早くこのチュンチュンを飲まないと…」

ことり「ことり四つも…」

花陽「私は二個…」

真姫「にっこにっこにー!」

花陽「真姫ちゃん静かにして」

真姫「」シュン…

39: 2016/09/12(月) 22:27:09.41 ID:IoOuAjq8.net
ことり「というか真姫ちゃん飲まなくていいの?」

真姫「だってほら、凛が飲みたいって」

ことり「言ってなかったです!」


ことり「それならことりの分も一つ飲んで」

真姫「お断りします」

ことり「………………」

40: 2016/09/12(月) 22:27:49.60 ID:IoOuAjq8.net
ことり「花陽ちゃん乾杯…」

花陽「か、乾杯…?」

ことり・花陽「」ゴクッ

ことり・花陽「………………」


花陽「気持ち悪い…」


ことり・花陽「」ゴクッ

ことり「」ゴクッ


ことり「なんだろう、舌がピリピリする」

花陽「本当に食材しか入ってないの…?」

41: 2016/09/12(月) 22:30:08.80 ID:IoOuAjq8.net
真姫「それにしても、あの笑ったときに流れる希の言葉」

真姫「すごいイラッとするの私だけかしら」

ことり「わかる」

真姫「こっちはこれからダークマターを飲まされるのに」

真姫「真姫ちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆」

真姫「ぷしゅじゃないわよ」


ことり「ゴッwゴホンゴホンッ! あのテンションであんなこと言われるとね」

真姫「それにその前に流れるぷわぷわーおのイントロ」

ことり「煽ってるとしか思えません」


花陽「(既に二人ともグレてるよぉ)」

42: 2016/09/12(月) 22:30:40.36 ID:IoOuAjq8.net
花陽「…あれ?」

真姫「どうしたの?」

花陽「いつもならここに伝伝伝が飾ってあるはずなのに、知らないDVDが置いてある」

ことり「ちょっと待ってね。なになに…」


ことり「『四馬鹿抜き打ちテスト』?」

花陽「罠だね」

真姫「罠ね」

43: 2016/09/12(月) 22:31:29.32 ID:IoOuAjq8.net
ことり「…ちょっと興味あります」

真姫「まあ見たいのなら止めないけど」

花陽「(さっきあんなに凛ちゃんにツボってたのに…また凛ちゃんで笑うんだろうなぁ)」


ことり「それじゃあ入れるね」パカ


ウィーン


ことり「」ワクワク

モニター『』ファン

44: 2016/09/12(月) 22:36:32.17 ID:IoOuAjq8.net
にこ『まだ始まらないのー?』

凛『もう飽きたにゃー』

穂乃果『そろそろだと思うんだけど…』


にこ『それにしてもなんでこの三人なのよ』

凛『ユニットもバラバラだし、学年も違うよね』

穂乃果『穂乃果もこの教室に集まってとしか言われてないよー』

45: 2016/09/12(月) 22:37:11.14 ID:IoOuAjq8.net
穂乃果『でも、三人で一緒に何かをするらしいよ。希ちゃんがチーム名付けてくれたもん』

にこ『へえ、なんて?』

穂乃果『確か…ザ・フール? って名前』

凛『なんかかっこいい』



花陽「フッw」


デデデデデーン♪

希『花陽ちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


花陽「凛ちゃん…」

46: 2016/09/12(月) 22:38:46.78 ID:IoOuAjq8.net
ガチャ


絵里「はぁ…結構疲れるわね、これ」

絵里「あ、モニターに集中してていいわよ。この後何度も持ってくることになりそうだし」

真姫「…それじゃあお願いね」



穂乃果『でも、三人で一緒に何かをするらしいよ。希ちゃんがチーム名付けてくれたもん』

にこ『へえ、なんて?』

穂乃果『確か…ザ・フール? って名前』

凛『なんかかっこいい』

にこ『ザ・風流?』

にこ『私たちに風流があるからかしら』


花陽「ンフw」


デデデデデーン♪

希『花陽ちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


絵里「はい」トン


花陽「(私これやばいかも知れません…)」

47: 2016/09/12(月) 22:41:09.01 ID:IoOuAjq8.net
モニター『』


ガラガラバーン!


海未『お待たせしました!』

穂乃果『あ、海未ちゃん。言われた通り、にこちゃんと凛ちゃんを呼んだけど…』

にこ『わざわざ日曜日に呼び出して何するのよ』

海未『まあまあ、そう慌てないでください』


海未『それでは始めましよう』

海未『三馬鹿抜き打ちテスト!』


にこほのりん『』

49: 2016/09/12(月) 22:42:10.05 ID:IoOuAjq8.net
にこ『ぬぁんでにこたちがそんなことしなきゃいけないのよ!』

凛『そうにゃそうにゃ!』

穂乃果『テストなんてしたくないよ!』


海未『ほら、一週間後に希の持ち込み企画をやると伝えたでしょう』

海未『そこで使う映像を今から撮るらしいですよ』


穂乃果『穂乃果テストやるなんて聞いてないよ!?』

海未『それじゃ抜き打ちテストになりませんからね』

50: 2016/09/12(月) 22:42:58.36 ID:IoOuAjq8.net
凛『撮るって?』

海未『周りをよく見てみるとカメラが幾つも設置してあるでしょう?』

にこ『確かに…全く気付かなかったわ』

穂乃果『普通教室に幾つもカメラが設置してあるなんて思わないよ』


海未『それじゃあ今から始める企画の説明をしていきますね』

海未『今回の抜き打ちテストで決定させます!』


海未『μ's一の馬鹿を!』


にこほのりん『』

51: 2016/09/12(月) 22:45:09.28 ID:IoOuAjq8.net
凛『ちょ、ちょっと待ってよ! 上級生と凛とじゃ凛の方が勉強進んでないに決まってるじゃん!』

にこ『黙らっしゃい! 羨ましいなら二年早く生まれ直してきなさいよ!』

凛『にこちゃん…三年生が有利になるからって必死すぎない…?』

穂乃果『穂乃果一年生の頃の内容なんて覚えてないよ~!』

にこ『そうよ! 私なんて中学の内容習ってから三年以上経ってるのよ!? 三年あったら忘れるわよ! あんたはまだ中学の内容を習ってから一年も経ってないじゃない!』

凛『絶対にこちゃんの方が有利にゃー!』

穂乃果『にこちゃん…ちょっとその言い分は…』

52: 2016/09/12(月) 22:47:12.29 ID:IoOuAjq8.net
海未『大丈夫、安心してください。基本の部分は中学生で習った内容を取り入れていますが、発展問題は学年ごとに合った内容にしてありますから』

海未『まあ、習ってる内容しか出ませんので、ちょっとしたハンデだと思ってください』

にこ『』


穂乃果『そういうことなら…』

凛『凛が最下位になるはずないね!』

53: 2016/09/12(月) 22:47:44.50 ID:IoOuAjq8.net
海未『教科は国語、理科、英語、数学、社会、一般教養の順にそれぞれ30分で解いてもらいます』

にこ『…本当に本格的にやるのね』

穂乃果『そんなに机に座ってたら体が石になっちゃうよ~!』

凛『石にはならないと思うけど…』

にこ『せめて寝ないように…』

海未『そこからですか…』

海未『それではまず国語からです。プリントを配るので席についてください』

54: 2016/09/12(月) 22:48:54.15 ID:IoOuAjq8.net
ガラガラ

希『やっほー!』

凛『あ、希ちゃん!』

希『暇だったから様子見に来たでー』

穂乃果『酷いよ希ちゃん! 穂乃果たちに内緒でこんなこと考えるなんて!』

にこ『そうよそうよ!』

希『いやーごめんごめん』

希『まあウチもやることあるし適材適所ってことで、な?』

55: 2016/09/12(月) 22:49:29.03 ID:IoOuAjq8.net
凛『でも今は暇なんでしょ?』

希『うん』

凛『じゃあ希ちゃんも一緒にテスト受けてくにゃ!』

にこ・穂乃果『…!』

穂乃果『それだ!』

にこ『ねえ海未! どうせだから希も受けさせましょうよ!』

海未『ふむ…』


海未『良いかもしれませんね』

希『待て待て待て』

56: 2016/09/12(月) 22:50:03.90 ID:IoOuAjq8.net
穂乃果『ほら! ここ座って!』

希『いやー、急にやること思い出しちゃって』チラッ


希『さらばっ!』ダッ!


ガラガラバーン!


にこ『凛!』

凛『了解!』ダッ!


ガラガラバーン!


カンネンスルニャ!

マッテ!


ガラガラ

凛『連れてきたよ』

海未『それでは始めましょうか』

希『あんたら鬼か』

57: 2016/09/12(月) 22:52:59.74 ID:IoOuAjq8.net
穂乃果『やばい…やばいよ』ズーン

海未『普段怠けているからこういったときに慌てるんです。わかってるとは思いますけどテスト中は助けてあげられませんからね』

凛『穂乃果ちゃんファイト!』

にこ『あんたは自分の心配をしたら…?』

希『』トオイメ


☆国語テスト終了☆


凛『終わったにゃ…』ズーン…

にこ『最初からそんな調子で大丈夫? 次は数学よ』

凛『遺灰は海に撒いてくれにゃ…』

穂乃果『穂乃果も…』

希『あはは…』

58: 2016/09/12(月) 22:54:49.04 ID:IoOuAjq8.net
☆理科テスト終了☆


穂乃果『理科ってすごいんだね。ミクロなことからマクロなことまでやるんだもん』

海未『そんな悟ったようなこと言わないでください』

希『思ったよりできない…』


☆英語テスト終了☆


凛『』

穂乃果『灰になってる…』

凛『わっふる…わんだふる…びゅーてぃふる…』

希『フッw』

59: 2016/09/12(月) 22:55:30.32 ID:IoOuAjq8.net
☆数学テスト終わり☆


にこ『なんか立ってる蛇みたいな記号が出てきたのだけ覚えてるわ』

希『にこっち……それインテグラルや…』

穂乃果『つ、次の社会から取り返せばいいんだよ!』

凛『最後二教科で挽回しようねっ!』


☆社会テスト終了☆


にこ『10分かからなかったわ』アハハ

穂乃果『社会の問題が難しかったんだよ! 穂乃果も全然解けなかったし!』

凛『凛もダメダメだったよ!』

希『あと一教科だから頑張ろうな』

60: 2016/09/12(月) 22:56:31.19 ID:IoOuAjq8.net
☆六教科終了☆


のぞにこほのりん『』

 

真姫「目からハイライトが…」

花陽「凛ちゃんよく頑張ったね!」グスッ

 

海未『それではここで一旦お昼休憩を取ります』

穂乃果『…? テストを受けて終わりなんじゃないの?』

希『いや、お昼休憩中に採点をして、午後に問題の解説をするんよ…』

穂乃果『…ふふ』

凛『穂乃果ちゃん!? しっかりしてっ!』


海未『それではここにお弁当を置いておきますね』

61: 2016/09/12(月) 23:00:50.57 ID:IoOuAjq8.net
☆昼休憩後☆


ガラガラ

のぞにこほのりん『』ビクッ!

海未『はい、採点が終わりました』

海未『えー、非常に言いにくいんですが…』

海未『どうやって音ノ木坂に入学したのでしょうか…?』


のぞにこほのりん『』グサッ


海未『あと、私が困惑するような回答が多くて…』


のぞにこほのりん『』グサグサッ

62: 2016/09/12(月) 23:01:36.92 ID:IoOuAjq8.net
海未『まあ百聞は一見に如かずということで』

海未『まずは国語!』

海未『国語は漢字の問題やことわざなど、初歩的な問題を入れたつもりだったんですけど…』

海未『まあ想像以上に伸びなくて』


穂乃果『そりゃあいつも敬語使ってる海未ちゃんからしたら簡単だっただろうね!』

凛『そうにゃ!』

海未『別に敬語を使ってるから国語の成績が良いわけでは…』

63: 2016/09/12(月) 23:03:25.85 ID:IoOuAjq8.net
海未『ゴホンッ! 気を取り直して』

海未『大問の1。ここは全員が解ける問題を用意したつもりでした』

海未『その問題の一つがこちらです』


モニター『大問1 次のひらがなを漢字に直しなさい。』

モニター『問1 あやせ 絵里』

64: 2016/09/12(月) 23:07:58.90 ID:IoOuAjq8.net
にこ『これは当然わかったわよ。同じ学年だし』

希『ウチは生徒会の資料でえりちの名前は嫌というほど見たから』

海未『それでは、にこの答え』


モニター『〇絢瀬 絵里』


にこ『さすがにメンバーの名字だし』

希『これはね』

65: 2016/09/12(月) 23:08:55.16 ID:IoOuAjq8.net
海未『穂乃果の答え』


モニター『×綾瀬 絵里』


にこ『ブフッwww』

希『えりちが見たらなんて言うんやろw』


花陽「(笑ったら絵里ちゃんがチュンチュンを渡しに来るからこれを見ることに…)」


穂乃果『ち、違うの! 最近綾瀬駅に行くことがあったからついうっかりしてて…!』アタフタ


にこ『…そうよね。さすがに半年以上一緒にいるんだもの』

穂乃果『う、うん!』ホッ

66: 2016/09/12(月) 23:10:14.99 ID:IoOuAjq8.net
海未『凛の答え』


モニター『× 瀬 絵里』


希『フw』


花陽「………………」モモツネリ

花陽「(絶対に笑えない…)」


凛『ちがっ! みんなこれはねっ!』

希・にこ『なに?』

凛『………………』

凛『…わかんなかった…』

希『知ってたw』


穂乃果『フッwww』

海未『笑える立場ではないでしょう』ペチッ

穂乃果『いたっ』

67: 2016/09/12(月) 23:14:46.73 ID:IoOuAjq8.net
海未『大問1はこんなものでいいとして…次は大問の2』


モニター『大問2 次の漢字の読みを書きなさい。』

モニター『問4 だってだって噫無情』


穂乃果『これはさすがにμ'sの曲だし』

にこ『というかみんなライブで歌ってるじゃない』

凛『アームジョー! ってね!』

希『…ん?』

68: 2016/09/12(月) 23:16:07.97 ID:IoOuAjq8.net
海未『凛の答え』


モニター『×アームジョー』


のぞにこほの『ブフッwwwww』



NEW^2S「ンw」


デデデデデーン♪

希『花陽ちゃん、ことりちゃん、真姫ちゃんチュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


花陽「ふぅ…wふぅ…w(生まれて初めて凛ちゃんを恨むよ…)」

真姫「(まさかここまでだったなんて…)」

69: 2016/09/12(月) 23:17:44.29 ID:IoOuAjq8.net
凛『え!? アームジョーって読むんじゃないの!?』

希『り、凛ちゃん…フフッwこれは、ンフフwwああむじょうって読むんだよwアームジョーって…www』

穂乃果『フフッwww』

にこ『これはさすがに…w』

凛『…………………』


海未『盛り上がっているところ悪いですけど次行きますよ』

海未『大問の3は一番荒れましたねえ』

海未『基本的なことわざ問題しか入っていない気がするんですけど』

70: 2016/09/12(月) 23:21:27.55 ID:IoOuAjq8.net
モニター『大問3 次のことわざの意味を答えなさい。またそのことわざを用いて文を作りなさい。』

モニター『問1 青菜に塩』


海未『模範解答です』


モニター『意味:〇急に元気がなくなること。例:〇抜き打ちテストと聞いて今の凛は青菜に塩だ。』


凛『海未ちゃん!』

にこ『だって本当のことじゃないw』


海未『それでは凛の答えも見てみましょう』


モニター『意味:×青菜に塩をかけること。例:×凛は砂糖よりも青菜に塩派だ。』



NEW^2S「ブファwwwwww」


デデデデデーン♪

希『花陽ちゃん、ことりちゃん、真姫ちゃんチュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』

71: 2016/09/12(月) 23:22:41.30 ID:IoOuAjq8.net
ことり「待ってwクッwwwこれ前に真姫ちゃんが物真似フッwしてたやつだよねwww」

真姫「ネタだったのにwww」


にこ・穂乃果『あはははははwwwwww』ツクエバンバン

希『フフッwwwクッw』プルプル


真姫「ついに希が凛に何も言えなくなったわねw」


凛『』


ことり「凛ちゃんも何も言わなくなっちゃった…w」

72: 2016/09/12(月) 23:26:18.10 ID:IoOuAjq8.net
海未『次はこちら』


モニター『問3 秋の扇』


海未『模範解答です』


モニター『意味:〇男に飽きられ、見捨てられた女性。例:〇知り合いの恋人が見知らぬ女性と仲睦まじく歩いてるのを見た。可哀想なことに、知り合いは秋の扇のようだ。』


にこ『例文が穏やかじゃないわね…』

海未『これ以外に良い例文が思い浮かばなかったので…』

穂乃果『海未ちゃんが考えてるんだ』

73: 2016/09/12(月) 23:26:58.67 ID:IoOuAjq8.net
海未『穂乃果の答え』


モニター『意味:×和風であるもの。例:×海未ちゃんはまるで秋の扇のようだ。』


にこ『例文が穏やかじゃないってレベルじゃないわよ』

海未『ほんの少しだけ…ほんの少しだけ傷つきました』

穂乃果『穂乃果はそんなこと思ってないからね!?』

海未『本当ですか…?』

穂乃果『きっと海未ちゃんのことを大事にしてくれる人が現れるよ!』

にこ『フォローになってるのかしら…?』

凛『あはは』


海未『まだまだありますよ!』

74: 2016/09/12(月) 23:28:16.72 ID:IoOuAjq8.net
モニター『問5 縁の下の力持ち』


海未『模範解答がこちら』


モニター『意味:〇人知れず支える人のこと。例:〇希はμ'sの縁の下の力持ちを買って出てくれている。』


希『ふふっ照れるなぁ』


海未『凛の答え』


モニター『意味:×誰も気にしてないような、どうでもいいことに力を入れる人。例:×部室のアイドルグッズの整理をするにこちゃんは縁の下の力持ちだ。』


にこ『ちょっとどうでもいいってどぉいうことー!?』

75: 2016/09/12(月) 23:29:04.21 ID:IoOuAjq8.net
希『凛ちゃんの方の意味だとウチはμ'sのただのありがた迷惑なおせっかいやな…』

凛『希ちゃん!?』

希『まさか凛ちゃんにこんなふうに思われてたなんて…』グスグス

凛『ちがっ! 希ちゃんは凛のお姉ちゃんみたいな人だよ!』

希『…ほんと?』

凛『うんっ!』

希『凛ちゃん!』ダキッ

凛『希ちゃーん!』ダキッ


にこ『ちょっと私の話無視するのやめなさいよ…』

穂乃果『フッw』


海未『続けていきますよ』

76: 2016/09/12(月) 23:30:38.21 ID:IoOuAjq8.net
モニター『問8 後の祭り』


海未『模範解答』


モニター『意味:〇手遅れなこと。例:〇テストの出来が悪かったけど、もう後の祭りだ。』


穂乃果『ほえ~こういう意味だったんだ~』


海未『そんな穂乃果の答え』


モニター『意味:×空欄。例:×花火が終わった後の祭りは寂しい。』


海未『あの穂乃果……ことわざって知ってますか…?』

穂乃果『さすがに知ってるよっ!』

凛『あははw』

77: 2016/09/12(月) 23:31:43.51 ID:IoOuAjq8.net
海未『問10、どうぞ』


モニター『問10 犬猿の仲』


海未『こちらが模範解答です』


モニター『意味:〇仲が悪いこと。例:〇真姫とにこは端から見ると喧嘩ばかりで、犬猿の仲だと思われがちだが、私は魚と水の間柄だと思っている。』


希『随分ストレートやね』アハハ

海未『二人とも素直じゃないですから』

希『にこっちも後輩に愛されてて羨ましいなぁ』

にこ『』ダラダラ…

78: 2016/09/12(月) 23:33:46.67 ID:IoOuAjq8.net
海未『にこの答え』


モニター『意味:×うるさく言い争う仲。例:×私と真姫ちゃんは犬猿の仲だ。』



真姫「」

ことり「フッwww」


デデデデデーン♪

希『ことりちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


真姫「」

79: 2016/09/12(月) 23:34:35.20 ID:IoOuAjq8.net
にこ『これ真姫ちゃん観るのよね…?』

海未『ええ、もうバッチリと』

にこ『………………』

にこ『…真姫ちゃんならわかってると思うけど、意味を知らなかっただけだからね?』

 

真姫「」プルプル…

真姫「にこちゃんの馬鹿!」

花陽「んw」

 

海未『次は少し自由度が高い問題でした』

海未『にも関わらず…変なところで考えが似通ってると言いますか…』

希『…?』

80: 2016/09/12(月) 23:36:35.69 ID:IoOuAjq8.net
モニター『問13 鬼という言葉が入っていることわざを使って文を作りなさい。』


海未『凛の答え』

モニター『〇海未ちゃんに見事勝利して、私は鬼の首を取ったように喜んだ。』


海未『鬼という表現が使われたのはいささか不本意ではありますが…よくできましたね、凛』ニコッ

凛『えへへ…』

凛『そのまんまの意味で書いたなんて口が裂けても言えないにゃ…』ボソッ

81: 2016/09/12(月) 23:37:39.49 ID:IoOuAjq8.net
海未『矢澤にこの答え』

にこ『なんでフルネーム…?』


モニター『×海未に弓は鬼に金棒だ。』


希『フフッw』

海未『…にこ?』ニッコリ

にこ『いや~海未に弓を持たせたら鬼みたいにカッコいいなぁって……』

凛『鬼に金棒…絶対にそのまんまの意味で書いてるよね』ボソッ

にこ『外野は黙らっしゃい!』

82: 2016/09/12(月) 23:38:55.46 ID:IoOuAjq8.net
海未『そして高坂穂乃果の答え』

穂乃果『』ダラダラ


モニター『×海未ちゃんが、鬼が笑った。』



のぞにこりんぱなことまき『「ブフッwww」』


デデデデデーン♪

希『花陽ちゃん、ことりちゃん、真姫ちゃんチュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』

84: 2016/09/12(月) 23:47:09.62 ID:IoOuAjq8.net
海未『………………』マガオ

穂乃果『あ、あの…海未ちゃん?』

海未『あ、どうしたのですか? 穂乃果』ニッコリ

穂乃果『…怒ってるよね…?』

海未『怒ってませんよ?』ニコニコ


にこ『なんだか珍しい怒り方ね』

希『触らぬ神に祟りなしや…』


海未『大問の4と5は文章読解の為、割愛させていただきますね』ニコニコ

海未『ということで大問6。ここでは文学の知識を問いました』ニコニコ

穂乃果『海未ちゃんが怖いよ…』

85: 2016/09/12(月) 23:48:09.95 ID:IoOuAjq8.net
モニター『大問6 問2 次の俳句を書いた偉人の名前を答えよ。』


モニター『松島や ああ松島や 松島や』


海未『模範解答はこちら』


モニター『〇松尾芭蕉』


希『これは有名やね』

海未『繰り返している特徴的な俳句だから頭に残りやすいですよね』


海未『穂乃果の答え』


モニター『×とく川家やす』

86: 2016/09/12(月) 23:48:42.01 ID:IoOuAjq8.net
穂乃果『…笑えばいいよ』

希『穂乃果ちゃん……』

にこ・凛『あはははw』バンバン


凛『得川家泰なんて凛でも書けるにゃーwww』

にこ『德川家廉ならにこも書けるにこーwww』


海未『二人とも笑っていると自分の時に返ってきますよ?』

凛『もう十分返ってきてるにゃ!』

にこ『逝くときは三人一緒なのよ!』

87: 2016/09/12(月) 23:50:25.21 ID:IoOuAjq8.net
海未『大問6はこんなものですかね』

海未『最後の大問7…これはちょっとしたおまけ問題でした』

にこ『ああ、あの関西弁の問題ね』

凛『同じ日本語でも意味がわからない問題ばかりだったにゃあ…』


海未『これに関しては希が有利になると思っていたのですが』

海未『予想外の展開になりまして』チラッ

にこほのりん『?』


希『………………』

88: 2016/09/12(月) 23:52:12.46 ID:IoOuAjq8.net
モニター『大問7 次の関西弁の意味を答えなさい。』

モニター
『1 さいぜん
 2 なんきん
 3 あんじょう
 4 ほかす
 5 さら』


希『』ダラダラ

凛『希ちゃん?』


ことり・真姫「フッwww」


デデデデデーン♪

希『ことりちゃん、真姫ちゃんチュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


ことり「展開が読めましたw」

89: 2016/09/12(月) 23:53:06.03 ID:IoOuAjq8.net
にこ『希…?』

希『はい…』

海未『それでは、希の答え』


モニター
『1 ×最善
 2 ×錠
 3 ×案の定
 4 ×ほったらかす
 5 ×お皿』


希『………………』

凛『これって…』ボソッ

にこ『なんて声をかければいいのよ』ボソッ

90: 2016/09/12(月) 23:54:26.89 ID:IoOuAjq8.net
希『どうしたん? みんな』

希『早くウチを笑って…関西通ぶってたけどバリバリ関東人のウチを笑ってや』


穂乃果『希ちゃん!』テヲサシダシ

にこ・凛『』ニコ

希『穂乃果ちゃん…?』


穂乃果『こちら側へようこそ!』

希『嫌やぁぁぁ!』



花陽「フフッwww」


デデデデデーン♪

希『花陽ちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


花陽「(ああ、目の前にチュンチュンが増えていく…)」

91: 2016/09/12(月) 23:55:16.88 ID:IoOuAjq8.net
海未『ということで、国語はここまで!』

穂乃果『はぁ~長かった~』


フミコ『それでは理科に移りましょう』

穂乃果『』ピシッ


凛『やっと理科だよー』

希『怒涛の珍回答ラッシュだったからね、さすがにウチも疲れたわ』

にこ『さも自分は常識人みたいな言い方ね』ボソッ

94: 2016/09/13(火) 00:22:42.09 ID:SMyCSp/t.net
>>91
フミコ→海未

101: 2016/09/13(火) 19:00:07.15 ID:SMyCSp/t.net
海未『大問の1は例のごとく基礎問題でした……出来はともかく』


モニター『問1 大気の内訳。大気の中で最も多い成分は何か答えなさい。』


海未『穂乃果の答え』


モニター『×酸素』


穂乃果『ええ~!? 酸素じゃないの!? だって酸素だよ!? 酸素がなかったら穂乃果たち生きていけないんだよ!?』

凛『ぷーくすくすw酸素のわけないにゃーwww』

102: 2016/09/13(火) 19:05:28.30 ID:SMyCSp/t.net
希『笑っちゃダメよ凛ちゃん』

凛『だって酸素だよw』


海未『凛の答え』


モニター『×空気』

 

ほのにこぱなことまき『「あははははwwwwww」』バンバン


デデデデデーン♪

希『花陽ちゃん、ことりちゃん、真姫ちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』

103: 2016/09/13(火) 19:10:30.55 ID:SMyCSp/t.net
花陽・ことり「ヒィwwwwww」

花陽「いw息がwwwヒヒッwww」

真姫「呼吸困難www」

 

凛『え!? だって一番多いのは空気じゃん!』

穂乃果『酸素より酷いwww』


花陽「こうなる予感がしたから…ぷっw聞きたくなかったのにwひっwww」

ことり「お腹痛くて死んじゃうwww」

 

凛『じゃあ答えってなんなのさ!』

104: 2016/09/13(火) 19:12:04.43 ID:SMyCSp/t.net
海未『希の答え』


モニター『〇窒素』


穂乃果『あ、そういえばそうだった』

海未『これくらいは一般常識だと思うのですが…』


凛『あー、チッソね。チッソチッソ。かよちんチ~ッソ、ってね』

にこ『チンピラの挨拶かwww』

 

ことり「ンフwwwww」


デデデデデーン♪

希『ことりちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


真姫「あれは素なの…?w」

 

にこ『ふざけてないで次行くわよw』

105: 2016/09/13(火) 19:21:30.51 ID:SMyCSp/t.net
モニター『問2 次の元素記号を答えなさい。』

モニター
『H 
He
Li
Be
B
C
N
O
F
Ne』


穂乃果『これは語呂合わせがあるから答えられたよ!』

凛『水兵リーベ僕の船ってね!』

海未『水兵は僕の船を愛している、という意味らしいですよ』

106: 2016/09/13(火) 19:23:48.06 ID:SMyCSp/t.net
海未『凛の答え』


モニター
『H:〇水素
He:×兵素
Li:×リー素
Be:×ベ素
B:×僕素
C:×ノ素
N:×船素
O:×船素
F:×船素
Ne:×船素』


凛『………………』

にこ『……そのままの意味だったら世話ないわよ…』

凛『うん…』

107: 2016/09/13(火) 19:28:07.43 ID:SMyCSp/t.net
海未『にこの答え』


モニター
『H:〇水素
He:〇ヘリウム
Li:〇リチウム
Be:〇ベリリウム
B:〇ホウ素
C:〇炭素
N:〇窒素
O:〇酸素
F:〇フッ素
Ne:〇ネオン』


凛『にこちゃんの裏切り者!』

にこ『…私一応今年受験生よ?』

108: 2016/09/13(火) 19:31:38.03 ID:SMyCSp/t.net
モニター『問4 化学式O3とは何か答えなさい。』


海未『模範解答です』


モニター『〇オゾン』


海未『はい、穂乃果の答え』


モニター『×三(酸)素』


海未『…上手いこと言ったつもりですか?』

にこ『んふっw』

109: 2016/09/13(火) 19:36:48.75 ID:SMyCSp/t.net
海未『はい気を取り直して次』


モニター『次のケルビン温度は摂氏何度になるか答えなさい。0.15K。』


海未『答えはこちらです』


モニター『〇-273度』


海未『続いてにこの答え』


モニター『×0.15度』


にこ『こんなのわかるわけないでしょ!』

穂乃果『いつケルビン温度なんて使うって言うのさ海未ちゃん!』

海未『使うときが来るかもしれないから勉強しているのです』

110: 2016/09/13(火) 19:37:49.11 ID:SMyCSp/t.net
穂乃果「………………」

穂乃果『凛ちゃん、今この部屋何度くらい?』

凛『えーと、20度くらいだよ』

穂乃果『じゃあだいたい300ケルビンだねーwww』

にこ『まあ! 300ケルビンですって!?www』

凛『それは大変ですことwwwww』

穂乃果『大変大変おほほほほwww』

111: 2016/09/13(火) 19:39:01.99 ID:SMyCSp/t.net
穂乃果『使う…?』

海未『……はい』

 

ことり「フフンw」


デデデデデーン♪

希『ことりちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


ことり「」ゴクッゴクッ

花陽「(もうやけ飲みしてる…)」

113: 2016/09/13(火) 20:44:08.13 ID:SMyCSp/t.net
モニター『問9 長さの単位。10^15メートルと10^-12メートルはそれぞれ何と読むか答えなさい。』


海未『希の答え』


モニター『〇ペタメートル、ピコメートル』


海未『穂乃果の答え』


モニター『×デカメートル、ミニメートル』


穂乃果『こんなの使うわけないじゃん!』

海未『そんなこと言ってたらキリがありませんよ…』

にこ『ついに穂乃果が駄々こね始めたわね』

114: 2016/09/13(火) 20:45:52.46 ID:SMyCSp/t.net
穂乃果『凛ちゃん! 穂乃果が将来これを使う可能性を手を広げて表してみてよ!』

凛『えーと…これくらい?』テキトウ

穂乃果『正解はこれだよ! この指と指の間! 1ピコメートルもないよ!』

穂乃果『使うわけないじゃん!』

 

ことり「フヒッwww穂乃果ちゃん!www」


デデデデデーン♪

希『ことりちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』

115: 2016/09/13(火) 20:59:30.14 ID:SMyCSp/t.net
モニター『問13 無性生殖には(  )、(  )、(  )などがある。』


海未『凛の答え』


モニター『〇分裂、出芽、栄養生殖』


凛『凛が無性生殖できたとしたら、凛が二人に分裂したり、凛の手から小さな凛が生えてきたりするんだ!』

にこ『その表現はやめなさいよ…』

穂乃果『凛ちゃんのそんなところ見たくないよ』

116: 2016/09/13(火) 21:01:13.94 ID:SMyCSp/t.net
海未『希の答え』


モニター『×処〇懐胎、想…妊…』


海未『…希は聖母か何かなのですか?』

希『ふふふ、ウチはμ'sの聖母でもあり女神でもあるのだー!』

穂乃果・凛『女神ノゾミ様~!』

希『もっとウチを敬え~!』


にこ『もう一つの雑に消した跡がある回答は触れない方がいいのかしら…?』ボソッ

117: 2016/09/13(火) 21:06:01.02 ID:SMyCSp/t.net
モニター『問15 アノマロカリスやレアンコイリアなどは(  )動物群の化石である。』


海未『希の答え』


モニター『〇バージェス』


にこ『私、このアノマロカリスやらレアンコイリアもそうだけど、どうしてもこの頃の生物って苦手で…』

希『見た目がね…その分スピリチュアルでウチは好きなんやけど』

にこ『あんた趣味悪いわね…』

118: 2016/09/13(火) 21:10:28.32 ID:SMyCSp/t.net
海未『はい、これで理科は終了です』

海未『あと一教科で折り返しですね』


穂乃果『やっと三教科目…』

凛『次は凛の苦手な英語だ…』


海未『英語はあまり出来は良くありませんでした、が』

海未『その中でもなんと希が90点以上を取りました』


にこ『すごいわね希』

希『えりちや真姫ちゃんには敵わんよ』


穂乃果『英語で90点以上…?』

凛『化け物にゃ…』

119: 2016/09/13(火) 21:16:08.90 ID:SMyCSp/t.net
海未『それでは早速解説に入ります』

海未『初歩的な大問1は飛ばして』


モニター『大問2 次の英単語の意味を答えなさい。』

モニター『問8 coupling』


海未『希の回答』


モニター『〇結合』


希『英単語は知識があるかどうかの問題だからなぁ』

凛『そうだよ』

にこ『………………』

120: 2016/09/13(火) 21:17:14.51 ID:SMyCSp/t.net
にこ『』チラッ

にこ『』ダッ


海未『あ! 待ちなさい!』


ガラガラバーン!


凛『凛に任せるにゃ!』ダッ


ガラガラバーン!

 

ツカマエタニャ!

イヤァ!ハナシテ!

 

ガラガラ


凛『連れ戻してきたよ』

希『よくやった星空二等兵!』

121: 2016/09/13(火) 21:18:33.04 ID:SMyCSp/t.net
穂乃果『それにしても、なんで急に逃げ出したりしたの?』

海未『多分、次の回答のせいですね。私も度肝をぬかれました』

にこ『』ダラダラ…


海未『にこの答え』


モニター『×乳輪』


にこ『嫌ぁぁぁ!』


のぞことぱな『「」』マガオ

ほのりんまき『「」』カァ///

122: 2016/09/13(火) 21:19:26.76 ID:SMyCSp/t.net
希『どうしてこんな答えにたどり着いたん…?』

にこ『………カップで…』


~~~~~


にこ「(coupling…カップ…そういえば希って何カップなのかしら…)」

にこ「(リングリング…輪…)」


~~~~~


にこ『…って』


希『』

 

ことり「希ちゃんが固まってる…」

真姫「そりゃそうなるわよ」

123: 2016/09/13(火) 21:29:39.62 ID:SMyCSp/t.net
海未『……次行きますよー』

穂乃果『海未ちゃんが気を利かせてくれて良かった…』


モニター『問10 news』


海未『希の答え』


モニター『〇知らせ』


海未『普段からニュースと使っているので案外出てこないかと思いましたが、心配なかったようですね』


穂乃果『newsって新しい情報だからnewsなの? それとも東西南北から集まる情報だからnews?』

海未『気になったら調べてみたらどうでしょう。勉強になりますよ』ニッコリ

穂乃果『うっ…』

124: 2016/09/13(火) 21:38:50.84 ID:SMyCSp/t.net
モニター『大問3 次の英文を日本語に訳せ。』

モニター『問1 Kotori put a cheesecake in a pan.』


海未『模範解答がこちらです』


モニター『〇ことりは鍋の中にチーズケーキを入れた。』



ことり「………………」

花陽「ことりちゃんから表情が消えた…」

真姫「あれは何かを悟ってる顔ね…」

125: 2016/09/13(火) 21:40:06.60 ID:SMyCSp/t.net
海未『穂乃果の答え』


モニター『〇小鳥はお鍋の中にチーズケーキを入れた。』


穂乃果『やったー!』


海未『凛の答え』


モニター『×小鳥は言った、パンがないならチーズケーキを食べればいいじゃない』


凛『パンってパンじゃないの!?』


花陽「フフンwww」

真姫「どこの女王かしらw」


デデデデデーン♪

希『花陽ちゃん、真姫ちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


真姫「乾杯」

花陽「か、乾杯」


花陽・真姫「」ゴクッ

花陽「味覚が麻痺してきてる…」

126: 2016/09/13(火) 21:40:51.73 ID:SMyCSp/t.net
海未『次です』


モニター『問2 Umi is good at writing poetry.』


海未『希の答え』


モニター『海未は詩を書くのが得意だ。』


海未『……………』

 

真姫「あれは海未も悟りを開いてるわね」

花陽「(なんでこんな例文入れたんだろう…)」

127: 2016/09/13(火) 21:42:00.08 ID:SMyCSp/t.net
海未『穂乃果の答え』


モニター『〇海はポエムを書くのが上手だ』


にこ『…ん?』


海未『凛の答え』


モニター『×海は…』


にこ『やっぱり…』

にこ『もしかして二人とも…Kotoriを動物の小鳥、Umiをあの海だと勘違いない?』


穂乃果・凛『あっ…』

128: 2016/09/13(火) 21:42:35.17 ID:SMyCSp/t.net
穂乃果『そんなわけないじゃん!』メソラシ

凛『そうだよ! たまたまだよ!』メソラシ


海未『…本当ですか?』

穂乃果『本当だよ! 凛ちゃんは知らないけど』

凛『そんな事言って穂乃果ちゃんが勘違いしてたんじゃない?』


にこ『まあまあ落ち着きなさいよ』

凛『うるさいバカ!』

にこ『』カチン

にこ『上等じゃない!』

129: 2016/09/13(火) 21:43:27.28 ID:SMyCSp/t.net
穂乃果『勝負なら受けて立つよ!』

凛『ああ! もうこんなまどろっこしいことは止めにゃ! 勝負なら肉体勝負が一番だよ!』

にこ『わかったわ! それじゃあ一番最初に校庭に出た人が勝ち!』ダッ!

穂乃果『そう来ると思ってたよ!』ダッ!

凛『あっ! ずるい!』ダッ!

海未『あ、こら! 待ちなさい!』ダッ!


ガラガラバーン!


希『行っちゃった…』


『馬鹿たちの一日はまだまだ続く…』

 

NEW^2S「………………」

花陽「(打ち切り感が半端ないです)」

134: 2016/09/13(火) 23:40:11.54 ID:SMyCSp/t.net
花陽「あ、もうこんな時間だ」

ことり「お腹ぺこぺこだよ~」


ガチャ

絵里「お昼持ってきたわよー」

真姫「ジャストタイミングね」


ことり「ンハッピーエンドねw」

真姫「そういうの要らないから」

135: 2016/09/13(火) 23:40:47.55 ID:SMyCSp/t.net
花陽「ンw …んん? なんだか変な臭いが…」

ことり「これ…どこかで嗅いだような臭い…」

絵里「多分これのせい」パカッ

NEW^2S「うっ…!」ハナツマミ


花陽「なにあれ…」

ことり「チュンチュン…」サー…

真姫「あれがお昼ご飯…?」サー…

136: 2016/09/13(火) 23:41:36.76 ID:SMyCSp/t.net
絵里「それでこっちがコンビニ弁当で、こっちがにこの手料理」パカッ

絵里「というわけで…」

絵里「今から好きな料理を選ぶ権利をかけて勝負してもらうわ!」

花陽「勝負…?」

絵里「といっても勝負の内容は至ってシンプル♪」

絵里「今貴方たちがしていることよ」


真姫「笑ったら駄目ってこと?」

絵里「そういうこと」

絵里「三人の中で最後まで笑わなかった人から好きな料理を選べるってワケ」

花陽「(それってつまり…助かるには誰かを笑わせにいかないと…)」チラッ


絵里「今からスタートね。私は決まるまでここで待ってるから」

137: 2016/09/13(火) 23:42:37.79 ID:SMyCSp/t.net
NEW^2S「………………」


ことり「ごほんごほんっ」

花陽・真姫「………………」

ことり「ぐーぐー」ツクエフセ


ことり「おっ…」

絵里「お…?」

ことり「おばあさまぁ…!」

花陽「ヒッw」ホオツネリ

真姫「クッw」ツクエズツキ

絵里「」カァ///

138: 2016/09/13(火) 23:43:20.75 ID:SMyCSp/t.net
 

シーン


ことり「………………」


シーン


ことり「ンフwww」


デデデデデーン♪

希『ことりちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


真姫「人を陥れようとした罰ね」

花陽「自爆してたら世話ないよ」

139: 2016/09/13(火) 23:43:52.50 ID:SMyCSp/t.net
ことり「チュンチュン嫌だよ~!」

ことり「やだやだ~!」バタバタ

真姫「んwちょっと黙ってて」


ことり「」シュン…


ことり「これじゃあオモチャのチョコレート食べる方がマシだよ」ボソッ

真姫「フハンッwww」

絵里「」カァ///


デデデデデーン♪

希『真姫ちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


絵里・真姫「ことりっ!」

ことり「」シラー

140: 2016/09/13(火) 23:44:37.14 ID:SMyCSp/t.net
絵里「ちょっとお茶目なだけでしょ!? そんな事言ったら穂乃果とか凛の方がよっぽどお馬鹿なことしてるわよ!」

真姫「そうだそうだ!」


絵里「もうっ! それじゃあここにお昼置いておくからね」

絵里「チャオ」


ガチャ…バタンッ

 

141: 2016/09/13(火) 23:49:34.07 ID:SMyCSp/t.net
☆そして☆


花陽「わあぁぁぁ!」キラキラ

花陽「にこちゃんの手料理のお弁当…すっこく美味しそうだよぉ!」


真姫「コンビニ弁当…特に感想はないわね」


ことり「………………」

ことり「これって実質お昼抜きだよね?」

花陽・真姫「………………」


真姫「さ、早く食べましょ」

花陽「そうだね」

142: 2016/09/13(火) 23:50:32.05 ID:SMyCSp/t.net
花陽・真姫「いただきます!」

ことり「……いただきます…」


花陽「どれも最高です!」パクパク

真姫「普通のコンビニ弁当って感じね」 パク

ことり「………………」ゴクゴク←お茶でお腹を膨らませようとする



花陽「ねえ、百合営業ってどう思う?」

真姫「突然どうしたのよ」

花陽「ただのご飯中の雑談です」

真姫「ふぅん。そうね…」

143: 2016/09/13(火) 23:51:34.86 ID:SMyCSp/t.net
花陽「最近スクールアイドルの間でも取り入れてるところがあるらしくて」

花陽「ほら、ファンの人たちの中にはそういうのを喜ぶ層もいるから」

真姫「百合営業ねえ…」

真姫「他人がやってるのを見る分にはなんとも思わないけど、やっぱり自分の立場になってみると、ねぇ?」

花陽「やっぱりそう思うよね」


ことり「…やってみる?」

花陽・真姫「は?」

ことり「やってみましょうっ♪」

花陽「や、やってみるって何を!?」

144: 2016/09/13(火) 23:52:35.06 ID:SMyCSp/t.net
ことり「あーん♡」(チュンチュン)

花陽「え? えっ!?」

ことり「はい、あーん♡」

花陽「……あむ」

花陽「」モグモグ

花陽「おえええ…」ゲロゲロ

真姫「フフッwww」


デデデデデーン♪

希『真姫ちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


真姫「花陽…お気の毒様w」

146: 2016/09/14(水) 12:10:22.59 ID:zyzqGSTX.net

150: 2016/09/14(水) 19:43:09.66 ID:qtOEDfCr.net



花陽「はぁ♡ もうお腹いっぱいです」

真姫「つかの間の休息だったわね」

花陽「(休憩どころかチュンチュンで吐かされたんだけど…)」

ことり「………………」ホオヅエ

真姫「ことりすごく眠そうね」ボソッ

花陽「そうだね(笑いっぱなしだったからなぁ)」ボソッ


NEW^2S「………………」

151: 2016/09/14(水) 19:49:44.04 ID:qtOEDfCr.net



ガチャ…

希「やっほー…」シノビアシ


NEW^2S「」スゥ…スゥ…

希「みんなぐっすり寝ちゃってるやん…」

希「ふっふっふっ、ウチは休憩の暇なんて与えんで」ニヤリ


ことり「希ちゃん…」ボソッ

希「ん? ことりちゃん起きてたんか」

152: 2016/09/14(水) 19:50:27.96 ID:qtOEDfCr.net
ことり「希ちゃん……卒業しないで…」スゥ…スゥ…

希「え?」

ことり「嫌だよぉ…」ジワ…

希「(今日の今日まで全然そんな素振り見せんかったのに…)」


ことり「行かないで…」スゥ…スゥ…


希「…ウチはここにいるよ」ギュッ

ことり「えへ…へ……」ギュッ

希「もう…ちょっとだけよ?」

153: 2016/09/14(水) 19:52:23.45 ID:zyzqGSTX.net



真姫「」パチ

真姫「…やだ、いつの間にか寝ちゃってたみたい」

花陽「ふぇ」パチ

花陽「………………」ボー

花陽「あっ、そういえば今って!」

真姫「企画中に寝ちゃってたみたいね。ほら、ことりも起きて」ユサユサ

ことり「うーん…」パチ

ことり「………………」ボー

154: 2016/09/14(水) 19:53:19.36 ID:qtOEDfCr.net
ことり「…あれ、このブレザー誰が掛けてくれたの…?」

真姫「さあ」

ことり「」クンクン

ことり「(希ちゃんの匂いがする)」ボー


NEW^2S「………………」ボー


真姫「(何かないのかしら)」ボー

真姫「………………」ガサゴソ

真姫「…!」


真姫「…クフッw」


デデデデデーン♪

希『真姫ちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』

155: 2016/09/14(水) 19:54:21.65 ID:qtOEDfCr.net
花陽・ことり「?」

真姫「これ…w」スッ

花陽・ことり「」ズイッ


真姫「海未のポエム…」

花陽・ことり「………ムフッw」


デデデデデーン♪

希『花陽ちゃん、ことりちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』

156: 2016/09/14(水) 19:55:02.91 ID:qtOEDfCr.net
 

ガチャ

絵里「はい、目覚めの一杯」

真姫「ヴェェ…」


ガチャ


NEW^2S「かんぱーい…」

NEW^2S「」ゴクッ

NEW^2S「うぇ…」


真姫「最悪の目覚めね…」

157: 2016/09/14(水) 19:55:44.76 ID:qtOEDfCr.net
ガチャ
凛「はっろー! 歌によばーれーてー!」

凛「光あふーれる街はカニバみたい!」


真姫「やけにテンションの高い目覚ましが来たわね」

花陽「(もう怒ってないのかな?)」


ガチャ


希「やっほー!」

海未「思ったより元気そうで何よりです」


NEW^2S「リリホワ…」

希「そんなあからさまに嫌な顔しないで」

海未「そうです。私たちは3人のことを応援しに来たのですから」

165: 2016/09/15(木) 20:05:06.66 ID:QempXnos.net

166: 2016/09/15(木) 20:05:34.14 ID:QempXnos.net
花陽「応援?」

凛「うん! それで、どんな応援をしようかって話し合ったんだけど」

希「やっぱりウチらはスクールアイドルやん?」

海未「だから私たちの歌でがんばれの想いを届けようと」

ことり・真姫「へえ…」


凛「もしかして…迷惑だった?」

花陽「ううん! すっごく嬉しいよ!」

167: 2016/09/15(木) 20:51:57.94 ID:QempXnos.net
海未「それでは早速歌わせていただきます」

凛「すぅ…」


凛「へいwへいwへいw見てよっwww」

海未「ヘイwヘイwヘイwこっちwww」

希「ヘイwヘイwヘイw元気www」

リリホワ「わーwけーwてあーwげーwるよwおいでwww」

リリホワ「イェーイwww」


NEW^2S「………………」


リリホワ「イェーイwww」


NEW^2S「………………」

168: 2016/09/15(木) 20:52:29.76 ID:QempXnos.net
海未「ど、どうしたんですか? 気に触ったのなら…」

ことり「だって笑わせに来てるもん」

海未「そんな…私たちは純粋に…!」

ことり「あのねじゃなくてチアデイ選んでくるあたり悪意が見え見えだもん」

ことり「あと海未ちゃんその演技フッ…やめて」

169: 2016/09/15(木) 20:53:21.74 ID:QempXnos.net
海未「も、もう一曲だけ私たちにチャンスをください!」

希・凛「お願いっ」


ことり「………………」

リリホワ「」キラキラ

ことり「うっ……あと一回だけなら…」

海未「ありがとうございます!」

凛「ことりちゃんはやっぱり優しいにゃ!」

ことり「えへへ」


真姫・花陽「(これ、またふざけるパターンね(だ))」

171: 2016/09/15(木) 21:20:37.63 ID:QempXnos.net
海未「それでは行きます」

凛「ふぅ…」


凛「デデンデンッwww」

海未「帰りにチズバガwモグモグッwww」

凛「デデンデンッwww」

希「それよりラーメンッwつるつるwww」

凛「デデンデンッwww」

希・海未「女子ならっわっふるっwもふもふっwww」

リリホワ「どーしょ?wどーしょ?wまーようよねっ?wはいっwww」

ことり「ハフッw」


デデデデデーン♪

希『ことりちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


真姫「もう魂胆がバレたから完全にふざけにきたわね」

花陽「(なんで海未ちゃんそこまで体張ってるの…)」

172: 2016/09/15(木) 21:21:19.56 ID:QempXnos.net
真姫「………………」

真姫「駄目ね」

真姫「花陽、見本を見せてあげなさい」

花陽「うぇ!?」

真姫「あなたならイケるはずよ」

花陽「(全くイケないけど…)」

花陽「………うん、わかった」


ことり「(今のうちに溜まったチュンチュン消費しないと…)」ゴクッ

173: 2016/09/15(木) 21:41:05.14 ID:QempXnos.net
凛「デデンデンッwww」

海未「帰りにチズバガwモグモグッwww」

凛「デデンデンッwww」

希「それよりラーメンッwつるつるwww」

凛「デデンデンッwww」

花陽「女子ならっマカロンmkmk(まかまか)www」


ことり「ハグッwwwゴフッwゴフッwww」

のぞうみまきりん「ブフッwww」

174: 2016/09/15(木) 21:41:36.26 ID:QempXnos.net
デデデデデーン♪

希『ことりちゃん、真姫ちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


ことり「ゲホッゲホッ!」

ことり「チュンチュンが逆流して鼻が」

海未「フッwww」


ことり「ふう…ふう…」

ことり「鼻がピリピリツーンって…」


海未・花陽「(ピリピリ…?)」

175: 2016/09/15(木) 21:42:12.11 ID:QempXnos.net
ガチャ

絵里「はぁい」


ことり「もう早く出てって!」

絵里「え、私?」

ことり「え、絵里ちゃんも!」

絵里「」シュン…


海未「心外です…私たちは三人を応援するために駆けつけたのに…」

ことり「フフンwwwそういう変な演技が要らないって言ってるの!www」


デデデデデーン♪

希『ことりちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


ことり「ほらぁ!」

176: 2016/09/15(木) 22:05:14.25 ID:QempXnos.net
海未「すみません…じゃあ最後にこれを」スッ

凛「だーからーwwwこっちをーwwwみーてよーwww」

希「ねぇwねぇwこっちwww」

ことり「ディッwDVD?」


海未「あとそれを見る時は花陽はこれを付けるようにと」スッ


花陽「これ…アイマスク?」

希「一応教育上よろしくないものだから、R花陽指定入ってるんよ」

花陽「R花陽指定って何!?」


海未「それではそろそろお暇しますね」

希・凛「ばいばーい!」


ガチャ

177: 2016/09/15(木) 22:05:51.04 ID:QempXnos.net
花陽「嵐のようでした…」

ことり「リリホワの嵐には、逆らえぬ運命だったんだね」

真姫「無理矢理歌詞にこじつけようとしなくていいからw」


真姫「それで…このDVDどうするの?」

ことり「…見ましょう」

真姫「ヴェェ…観ないって選択肢はないのね」

ことり「それじゃあ花陽ちゃんはこのアイマスクをつけて」スッ

178: 2016/09/15(木) 22:15:15.25 ID:QempXnos.net
☆花陽視点☆


ことり「それじゃあ花陽ちゃんはこのアイマスクをつけて」スッ

「う、うん」


………………。

うわぁ…当たり前だけど本当に真っ暗だよぉ。

ことりちゃんと真姫ちゃんが立ち上がったのか、椅子を引く音が聞こえてきました。


それにしても、周りが見えないで音だけが聞こえる状況って思った以上に怖い。

絵里ちゃんだったらアイマスクを付けただけでも慌てちゃいそうです。

179: 2016/09/15(木) 22:15:50.86 ID:QempXnos.net
あれ? そういえばさっきから二人の声が聞こえないような…。


「ことりちゃん? 真姫ちゃん?」


呼びかけてみたけど返事がありません。

まさか…私を置いて帰っちゃたりとか…?

ドッキリ企画の時の希ちゃんみたいに…。


「ね、ねえ…真姫ちゃん?」


シーン


「ことりちゃん…?」


シーン


本当に帰っちゃった…?

え、ええぇぇぇ!? どうすればいいの!?

早く追いかけないと…ああ、その前にアイマスクを…。


プニッ

「ひゃあ!?」

180: 2016/09/15(木) 22:16:33.11 ID:QempXnos.net
今何かが頬っぺに…。


プニップニッ

「ぴゃあぁ!?」


今度は両方から!? 多分…何か棒のようなものなのかな。

頬っぺたを触られてこそばゆい。

はっ! 何だかこの状況に順応しつつある自分が怖いです。

こういうときは伝家の宝刀!


「だ、誰か助けてえぇぇ!」


…伝家の宝刀、と言う割には普段から多用しているような気もするけど、気にしない気にしない。

私の言葉が通じたのかな? 頬っぺを触られる感覚は無くなりました!

181: 2016/09/15(木) 22:17:06.50 ID:QempXnos.net
…というかこれ、途中から薄々は気付いてたんですけど…

「ことりちゃんと真姫ちゃんだよね」


やっぱり花陽の予想は当たってたみたいです。だって隣でことりちゃんの押し〇した笑い声が聞こえるから。


デデデデデーン♪

希『ことりちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


ほら。


真姫「ふふっ、ごめんなさい」


「もうっ」フイッ


ことり「ごめんねw」

182: 2016/09/15(木) 22:27:23.56 ID:QempXnos.net
真姫「早く観ちゃいましょ」

ことり「うん」


ウィーン


ディスクを入れたみたいだけど、一体どんな内容なんだろう…。私が見られない内容…?


~♪

あ、始まった。

聴こえてくる軽快な音楽。ホラーとか…エ チなDVDとは思えないけどなぁ。


ことり「え…? こ、これって…」


え? 表情が見えないからわからないけど…ことりちゃん怯えてる!?

やっぱりホラー!?

183: 2016/09/15(木) 22:28:06.29 ID:QempXnos.net
真姫「…何となくこれを観る予感はしてたけど」


真姫ちゃんも何かを悟ったような声音。

「な、何が映って…」

そう言おうとすると同時、


ことり「あはははははwwwwww」


希『ことりちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


「えっ!?」


ことり「ちょっとwwwフヒッwww止めてwww」

184: 2016/09/15(木) 22:32:12.29 ID:QempXnos.net
真姫「そうね………あれ?」

真姫「モニターの電源が消えない…?」


…何となくだけど、今の真姫ちゃん、すっごく悪い笑みを浮かべているような…。


ことり「あははははははwww」


希『ことりちゃん、チュンチュンた~ぷり注入! はーいぷしゅ☆』


ことり「フハッw飲むから! 許してぇwww」

…一体何が映ってるんだろう。

185: 2016/09/15(木) 22:32:41.60 ID:QempXnos.net
真姫「マッキーって恐ろしいわね…」ボソッ

「えっ?」

真姫「なんでもないわ」


三十分程経ったでしょうか。

ううん、実はもっと短かったかもしれません。

ようやく映像が終わり、アイマスクを外した私の目に映ったのは、机に突っ伏すことりちゃんとシャンパンタワーならぬチュンチュンタワーでした。

186: 2016/09/15(木) 22:33:10.83 ID:QempXnos.net
☆そして☆


希「結果発表ー!」

NEW^2S「………………」

希「結果発表ー!」

花陽・真姫「わー…」パチパチ…

ことり「………………」

187: 2016/09/15(木) 22:48:12.44 ID:QempXnos.net
海未「果たして最も笑った回数が多かったのは誰なのか?」

海未「私から発表させてもらいます」


花陽「三位からとかじゃないんだね」

真姫「まあ三人しかいないから」

ことり「………………」

188: 2016/09/15(木) 22:48:37.03 ID:QempXnos.net
海未「皆さん心の準備は大丈夫ですか?」

花陽・真姫「うんっ(ええ)」

海未「それでは発表します」

海未「今日最も笑っていたメンバーは…!」

希「デレデレデレデレデレデレデレデレ……」


希「デデンッ!w」

海未「南ことり!」


ことり「………………」

真姫・花陽「知ってた(ました)w」

189: 2016/09/15(木) 22:49:04.20 ID:QempXnos.net
海未「見事一位に輝いたことりには、理事長と行く、心霊スポット一泊二日の旅を賞品として贈呈します」


のぞまきぱな「」パチパチパチ

ことり「………………」


海未「理事長と楽しんできてください」

ことり「待って」

のぞうみまきぱな「…?」

ことり「こんなのただの親子旅行じゃん」

ことり「行き先が心霊スポットなだけの酔狂な親子の旅行だよ」


真姫「なんで二回言ったのw」

190: 2016/09/15(木) 22:55:30.48 ID:QempXnos.net
ことり「………………」

真姫「腹を括った方がいいわよ」


ことり「…!」ピコーンッ!

ことり「じゃあもう一層の事みんなで行こっ?」

のぞまきぱな「は?」

ことり「みんなで行ったほうが絶対に楽しいから!」

191: 2016/09/15(木) 22:56:02.13 ID:QempXnos.net
ことり「ね? 真姫ちゃん」


真姫「ごめんなさい。私心霊スポットに行くと絶対に腹痛に見舞われるの」


ことり「花陽ちゃん!」クルッ

花陽「親子旅行なんだから家族水入らずで楽しんできて!」


ことり「希ちゃん…!」キラキラ

希「………………」


希「ごめんな、旅行の経費が二人分しか落ちなくて」


ことり「………………」

ことり「なら…しょうがないね……」


この一週間後の土日、ことりと理事長は有名な廃墟に寝袋を持ち込んで篭り、μ'sメンバーを震撼させることとなった。

192: 2016/09/15(木) 23:03:36.27 ID:2FtewFQC.net
面白かったぞ乙乙

193: 2016/09/15(木) 23:30:43.93 ID:+1WeCy4m.net
乙ー面白かった
ってかマッキー動画の時点でことりに勝機はなかったなw

194: 2016/09/16(金) 00:22:21.02 ID:8XECcYMw.net
安定のクオリティ

引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1473683456/

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