【SS】ランジュ「やっとみんながビュッフェに来てくれたのラ！」【ラブライブ！虹ヶ咲】

ランジュ「嬉しいわ！」

せつ菜「お招きいただきありがとうございます！！！」

彼方「美味しいね～」

かすみ「ぬぬぬぬぬ、味だけは認めてあげますっ」

ランジュ「遠慮しないでドンドン食べなさい！」ｱｯﾊｯﾊ

栞子「…」

果林「これを機に、みんなも部に入ったらどうかしら？」

愛「そうだよそうだよ！」

エマ「アリかも～」

しずく「またお世話になりますね！」

璃奈「璃奈ちゃんボード、入部届」

歩夢「うふふっ」


栞子「…ランジュ」

ランジュ「…なによ？」

栞子「もう、やめませんか？」

ランジュ「なんでよ、今良いところじゃない！」

栞子「ひとまず、その全く似てないモノマネをやめましょう？ランジュにはモノマネの適性がありません」

ランジュ「…」

ランジュ「栞子ちゃん！（歩夢真似）」

栞子「ランジュ！」

ランジュ「ラ！」ﾋﾞｸｯ

ランジュ「…分かったわ。もうみんなの寝そべりぬいぐるみで遊ぶのはやめるのラ」

栞子「…」

ランジュ「…」ﾑｷﾞｭｰ

栞子「…」ｸﾞﾀｯ

ランジュ「…ランジュ、一人で何をやってるのかしら」

ランジュ「まさか、ランジュ以外のみんなでビュッフェに行ってしまうなんて…栞子まで行くなんてあんまりラ」

ランジュ「ランジュだって、みんなと話したりレッスンをしたり、食事をしたりしたいのよ…」ｳﾙｳﾙ


「らしくないじゃないか、ランジュ」


ランジュ「ラ！？」

ミア「置いてけぼりにされたのは僕だって同じさ」

ミア「僕の寝そべりぬいぐるみはまだ出ないのかな？璃奈との共通点が他の子たち全員にプラスワンされて不快なんだけど」

ランジュ「ミア。たしか今日は部屋にこもって作曲をするって」

ミア「ああ、そのつもりだったさ。でも、思わぬ来客がね…」

ランジュ「来客…？」

ミア「もうすぐこっちに来るよ」

ランジュ「…」

ｶﾞﾁｬ

あなた「ええっと…こんにちは…？」ｿｯ

ランジュ「！」

ランジュ「あなた…！」

あなた「えへへ」

ランジュ「あなたはスクールアイドルじゃないからわかるけど、ランジュたちはどうして仲間はずれなの？」

あなた「それは…留学前に同好会のライブを見たってお店の人からのお願いだったから…」

あなた「それで…ね？」ﾁﾗｯ

ランジュ「？」

ミア「ベイビーちゃんは、僕たちは僕たちでパーティーをしようって言いにきたのさ」

ランジュ「え！？」

ランジュ「…ラ、ランジュはあなたに散々酷いことを言ってきたのよ？」

あなた「自覚あったんだ…」ﾆｶﾞﾜﾗｲ

あなた「でも、まだ私とランジュちゃんはお互いのことよく知らないよね？だったら私は、ランジュちゃんと仲良くなれるよう努力したいなって」

ランジュ「…」

ミア「良いじゃないか。それとも、僕と2人でバーガーでも食べる方が良いのかい？」

ミア「璃奈に教えてもらったんだけど、日本には、『オナジカマノメシ』という言葉があるらしい」

ランジュ「どういう意味よ？」

ミア「なんでも、一緒に食事をすれば、それはもう友達だっていうジャパニーズルールさ」

ランジュ「…ふーん…」

ランジュ「…今からでも、まだ間に合うかしら？」

あなた「もちろん！」

ランジュ「…」

ランジュ「ありがとう！」ﾆｺｯ

～その日の夜～


歩夢「あなたにも来てほしかったな…」

あなた「仕方ないよ。スクールアイドルとしてお店の宣伝をしてほしいって依頼だったんだから」

あなた「さっき、同好会のアドレスにお礼のメールが来てたよ。今は同好会と部に分かれちゃってるけど、虹ヶ咲学園のスクールアイドルとして、みんながこれからも輝けるといいな」

歩夢「…ふふっ」

あなた「ん？」

歩夢「あなたって、本当に優しいよねっ」

歩夢「そういうところが好き」ﾆｺﾆｺ

あなた「え、ええ///」

ﾋﾟﾛﾝｯ

あなた「あ、メッセージだ」ｽｯ

歩夢「誰から？」


ランジュ『今日の写真よ。その、えっと…またね！（1枚の写真）』

あなた「…」ﾎﾟﾁｯ


【あなた・ランジュ・ミアが3人で写った自撮り】


歩夢「ねぇねぇ」ﾕｻﾕｻ

あなた「んー？」

あなた「…ないしょ」ﾆｺｯ



完

終わりです

おつ！このくらいの距離感正直かなり好き

こういうのでいいんだよ

これが公式でいいよ

メタ要素も込み込みで全体的にいい塩梅
こういうのが見たかった

乙乙
良かったです！

歩夢「侑ちゃん…これは…どういうことなの？」
https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1614058056/

ありがとうございます。一応最近書いたので雰囲気近いやつ貼っときます。