【SS】しずく「SSなんてもう書けないよっ!!」【ラブライブ!虹ヶ咲】

SS


1: (茸) 2023/05/21(日) 15:50:39.13 ID:KD57F1/7
~部室~
 
しずく「うぇえ~ん!うぇえ~ん!辛いよ~っ!苦しいよ~っ!」ジタバタ
 
かすみ「……ねぇ、りな子、しお子」
 
璃奈・栞子「なに/なんですか」
 
かすみ「あれ。どうする」
 
璃奈「……触れなきゃだめっぽい。ほら、見て」
 
しずく「びええええんっ!無性に辛さが体を駆け巡るよ~っ!」チラッ
 
しずく「涙が滝のように流れてるよ~っ!」チラッ
 
しずく「チラッ。チラッ」
 
栞子「はぁ……。もはや口に出していますね。私が対応しましょう」ガタッ
 
3: (茸) 2023/05/21(日) 15:52:19.98 ID:KD57F1/7
栞子「どうしたんですかしずくさん。そんなに泣かないでください」
 
しずく「……栞子さんには関係ないもん」プイッ
 
栞子「……」イラッ
 
璃奈「構って貰いたいのに、いざ構うと拒否する奴」
 
栞子「ふぅ~……」パキポキ
 
栞子「そう言わず、教えてください。何があったんですか?」
 
かすみ「おぉ。流石生徒会長。イライラを抑えた」パチパチパチ
 
しずく「……本当はね、誰にも言うつもり無かったんだけど。栞子さんだけ特別だからね?(上目遣い)」
 
栞子(ここには璃奈さんとかすみさんもいるのですが……)ゲンナリ
 
しずく「私ね……もう、SSなんて書けないよ……」ズ~ン
 
~部室~ しずく「うぇえ~ん!うぇえ~ん!辛いよ~っ!苦しいよ~っ!」ジタバタ かすみ「……ねぇ、りな子、しお子」 璃奈・栞子「なに/なんですか」 かすみ「あれ。どうする」 璃奈「……触れなきゃだめっぽい。ほら、見て」 しずく「びええええんっ!無性に辛さが体を駆け巡るよ~っ!」チラッ しずく「涙が滝のように流れてるよ~っ!」チラッ しずく「チラッ。チラッ」 栞子「はぁ……。もはや口に出していますね。私が対応しましょう」ガタッ
5: (茸) 2023/05/21(日) 15:53:36.81 ID:KD57F1/7
栞子「……ふむ。SSを書けないのが悩み、ですか。無知蒙昧で申し訳ありません。SSとは何ですか?」
 
璃奈「SSは一般的にショートストーリーの略称と膾炙されてる。若しくは二次創作のサイドストーリーの略。他にネットの掲示板に投稿されるタイプのSho-SetsuをSSと呼称してる。しずくちゃんのはネットの掲示板に投稿する二次創作タイプのSSだね」
 
栞子「璃奈ペディアさんありがとうございます。ではなぜSSを書けなくなってしまったんですか?」
 
しずく「……なかったの」ボソッ
 
栞子「なかった?」
 
しずく「……反応が、なかったの」ボソッ
 
しずく「私が……授業中も、演劇の稽古中も、スクールアイドルの練習中もずっとずっと構想してた長編SSの反応が無かったのっ!!!!!!」
 
しずく「耐えられないよ!あんなに時間を注ぎ込んで書いた魂の傑作だったのに!予想外に反応が無かったんだよ!?」
 
しずく「もうSSなんて書けないよっ!!」
 
6: (茸) 2023/05/21(日) 15:54:59.96 ID:KD57F1/7
栞子「……つまり、苦労に見合った報酬が得られずに苦しんでいると」
 
しずく「……っ!」ブチッ
 
しずく「私の苦労を!そんな一言で片づけないでよ!!」
 
栞子「す、すみません……。些か軽率な物言いでした」ペコッ
 
しずく「あ、ごめんね……。栞子さんが悪いわけじゃないの……」
 
かすみ「よく分かんないけどさ、しず子がSSに対して本気なのは分かったよ。とりあえず、今は休もう、ね?一緒に外で遊んで気分転換しない?」ナデナデ
 
しずく「……うん。そうする」グスッ
 
璃奈・栞子(さすかす!!)
 
かすみ「……今、かすって考えた人いない?」
 
璃奈・栞子(……!!)ブンブン!
 
8: (茸) 2023/05/21(日) 15:56:20.46 ID:KD57F1/7
~ジョイポリス・ZERO LATENCY VR~
 
しずく「うおりゃああああああああ!こなくそおおおおおおおおお!」バンバンバンッ
 
しずく「私を受け入れない世界が悪い!私の書くSSは面白い!」バンバンバンッ
 
しずく「全員死んじゃえばいいんだ~~~~~ッッッ!!」バンバンバンッ
 
かすみ(まあ、ストレス発散になっていいよね)
 
璃奈(侑さん達と来ておいてよかった。こんなところで役に立つなんて)
 
栞子(ファミチキください)
 
10: (茸) 2023/05/21(日) 15:57:42.06 ID:KD57F1/7
しずく「ふぅ~……。久々にこんなに声出した気がする」
 
かすみ「そういうゲームじゃ無いんだけど……。まあしず子の気分転換になってよかった」
 
栞子「聞いちゃいけないかもしれませんが、しずくさんはゾンビ達を読者に見立てて撃っていたんですか?」
 
璃奈(シオリコチャッ!!)
 
しずく「う~んまあ、そうだけど……。でも、今思えば変にストーリーと設定にこだわり過ぎて一次創作風味になってたかも。作者のエゴが前のめりになってたというか……」
 
栞子「ふむ。では、しずくさんに二次創作の適性は……いえ、一次創作の適性があるのではないですか?」
 
璃奈(シオリコチャッ!!)
 
しずく「……え」
 
栞子「二次創作では無く一次創作に移ってはどうですか。それなら悩みや苦しみから脱却できるかもしれません。環境を変えてみるのもありだと思いますよ」
 
11: (茸) 2023/05/21(日) 15:58:52.41 ID:KD57F1/7
しずく「……ないの」ボソッ
 
栞子「え?」
 
しずく「……伝えたいことなんてないの」
 
しずく「一次創作で書きたいことなんて、伝えたいことなんてないの!私はあくまで二次創作がしたいだけなの!」
 
しずく「既存のキャラのifを考えて『こんな世界があったら』を書いているだけなの!私自身が描きたいキャラなんてないの!!」
 
しずく「それに!二次創作だから見られているだけで、誰も私の書いた一次創作なんて見向きもしないよ!!」
 
栞子「そ、そうですか……。すみません。またしても軽率な物言いを……」
 
12: (茸) 2023/05/21(日) 16:00:17.29 ID:KD57F1/7
しずく「うぅん……。いいの。傍から見ればそう思うよね。二次創作はシェアワールド。楽しめる下地を作者も読者も共有してる。でも、一次創作はそうじゃないから……」
 
しずく「極論を言っちゃえば、二次創作は究極の内輪ノリだよ。仲間内ではウケているネタでも、テレビではダダ滑りするみたいな……」
 
栞子「なるほど……。一次創作の空気感とは全く別物と考えた方がいいんですね」
 
かすみ「そう言えばさぁ、しず子のSSって読んだこと無いや。魂を込めたって言われるとちょっと読みたくなる」
 
しずく「えぇ……?突然なに?」
 
かすみ「だってさ、書いてるの歩夢先輩とか侑先輩の奴でしょ?それなら私たちにも楽しめる下地ってのはあるんじゃないの?」
 
しずく「……外部の意見を取り入れるのも大切、か。うん。お願いみんな。読んで欲しい」スッ
 
璃奈「分かった。微力ながら力になるよ。璃奈ちゃんボード『むん!』」
 
栞子「こういうカルチャーに疎いのであまりお力添えは期待できないかもしれませんが……。精一杯取り組みますね」
 
14: (茸) 2023/05/21(日) 16:01:41.07 ID:KD57F1/7
~~
 
かすみ「なっがっ!!長編って言ってたけど、本当に長いじゃんっ!!」
 
しずく「そりゃあ……文庫本一冊くらいはあるし」
 
かすみ「げっ。そんな厚い本を読むなんてそもそも慣れてないし……」
 
璃奈「まずはそこかもね、しずくちゃん」
 
しずく「そこ?」
 
璃奈「SSは一般的にはショートストーリー。手軽に楽しめる短編が主なんだよ。胸躍るような、思わず涙しちゃうような長編は求められてないのかもしれない」
 
しずく「それは……そうかも」
 
栞子「しずくさん以外のSSを読んでみたんですが、地の文が無いのが九割方なんですね」
 
かすみ「あ~、こっちならスラスラ読めるかも」
 
16: (茸) 2023/05/21(日) 16:03:13.79 ID:KD57F1/7
璃奈「活字に触れる機会より動画から情報を取得するのが多い昨今、地の文も敬遠されがちな要因になるかもしれない」
 
璃奈「しずくちゃんのSSは、『手軽に楽しめる』、この一点において致命的な弱点を持ってる」
 
しずく「うぅ……。そうなんだよね。でもさ、地の文をきちんと書かないと心情の変化とかが急に見えちゃうんだよね……」
 
璃奈「それはきっと、作者の事情。読者はそもそも緻密な心理描写なんて求めていない可能性がある」
 
かすみ「心理描写とか難しいことは分かんないけど、かすみん的にこういうの好きだよ」スッ
 
──
13.かすみ「歩夢先輩から侑先輩を寝取っちゃいますよ~」(92)
──
 
17: (茸) 2023/05/21(日) 16:04:41.76 ID:KD57F1/7
しずく「……確かに、キャッチーなタイトルだとは思う」
 
璃奈「内容も一貫してるね。歩夢さんの嫉妬心を煽ってひたすらハラハラする作風。心理描写って言うより展開の面白さに重きを置いてる」
 
かすみ「それに、1レス1レスも短いからサラっと読めちゃうんだよね。それに、最後はあゆかすハッピーエンドになっててビックリしちゃった」
 
栞子「おや、こちらはすごい伸び方をしていますね」ササッ
 
──
23.しずく「かすみさん、認知してよ……」かすみ「今からしお子と生でエ チするか堕ろしなよ」
(739)
──
 
19: (茸) 2023/05/21(日) 16:06:06.03 ID:KD57F1/7
璃奈「……過激な内容に全振りって感じ。でも、だからこそたくさんのレスを貰ってる」
 
かすみ「かすみん、こんな邪悪じゃないですけど……」
 
栞子「でも、伸びていますよね。つまり、面白いんじゃないですか?」
 
しずく「……ちがう」
 
しずく「……こんなの、絶対認めない」ガタンッ
 
栞子「しずくさん?」
 
しずく「こんなのっ!キャラ愛も無いレス乞食が書いているだけの作品だよ!過激な内容にすれば、そりゃあレスはたくさん貰えるよ!!」
 
しずく「スナッフビデオと同じだよ!そこには娯楽としての面白さがあるのかもしれない!でも!こんなの愛じゃない!二次創作は愛に溢れているべきだよ!!」
 
しずく「それに見なよ!散々胸糞展開にしておいて最後はこの適当さ加減!キャラを虐めたいって気持ちが先行して、物語を書こうと思ってない典型だよ!」
 
しずく「こんなSS、絶対私は認めないっ!!」
 
栞子・璃奈・かすみ「……」
 
20: (茸) 2023/05/21(日) 16:07:30.30 ID:KD57F1/7
しずく「あ……ごめんなさい……私、また……」
 
璃奈「……たぶん、それも作者の事情なんだと思う」
 
しずく「え……?」
 
璃奈「同じSS作者から見れば、ただ過激なことを描写しているだけでたくさん反応が貰えて羨ましいのかもしれない。それも、その人がキャラ崩壊しないように気を遣っていればいるほど」
 
璃奈「でも、読者から見れば気を遣っていようといまいがどちらも同じSSなんだよ。シャーデンフロイデ、人の不幸は蜜の味なんて言葉がある通り、人が不幸を娯楽として楽しむのは当然のことなんだよ」
 
璃奈「そこにキャラ愛が多分に含まれていようと、一切無かろうと、読者には関係ないんだよ。それに、二次創作は『~するべき』なんて、それはルールを押し付けているだけ。創作は自由だよ」
 
しずく「……それは、そうだけど。でも、こんなの……」
 
22: (茸) 2023/05/21(日) 16:08:41.70 ID:KD57F1/7
栞子「しずくさん」
 
しずく「……栞子さん」
 
栞子「割り切るしかありませんよ。しずくさんの描く心理描写が緻密な作品は、言ってしまえば分かり辛い作品なんです」
 
しずく「……」
 
栞子「こちらの過激な作品は、分かりやすく新鮮な作品です。キャラ崩壊は言わば、絶対にしない行動を取らせるわけですから新鮮なんです」
 
栞子「ですが、そう落ち込まなくてもいいと思います。ほら、見てください。しずくさんの立てたスレッド」スッ
 
しずく「え……」
 
24: (茸) 2023/05/21(日) 16:10:04.75 ID:KD57F1/7
──
72.せつ菜「大好きを、貫けない」(263)
 
258
めっちゃええやん
せつ菜のこともっと好きになったわ
 
259
この人の書くせつ菜、すごい好きだなぁ
過去作とかありますか?
 
260
抜いた
 
261
序盤の甘々展開から中盤の絶望パート、そして終盤の胸熱展開!
当方、こういう作品好き好き侍です
 
262
構成(゚д゚)ウマー
 
263
抜いたし泣いた
お前のせつ菜、めっちゃええやん
──
 
栞子「一目見ただけでは魅力に気付きにくい作品なのかもしれません。ですが、じっくりと弱火で煮ていくようにして読めば、こうして気付いてくれる人もいるんです」
 
しずく「な、なんで……。さっきまで感想レスはゼロだったのに……」
 
かすみ「そりゃあ、文庫本一冊分の作品なのにすぐ読めるわけないじゃん」
 
しずく「あ……」
 
26: (茸) 2023/05/21(日) 16:11:28.68 ID:KD57F1/7
璃奈「さっきしずくちゃんが否定してた作品に、『○○のこともっと好きになった』ってレスはあった?」
 
しずく「……うぅん」フリフリ
 
璃奈「じゃあ、しずくちゃんのキャラ愛がきちんと伝わったんだね」
 
しずく「……っ」ゾワッ
 
しずく「~~~~~っ!!」ゾワゾワッ
 
栞子「……一先ず、これで解決、ですかね」
 
璃奈「うん。後はしずくちゃん、掲示板なら戦い方も考えないと」
 
しずく「……た、たたかい方?」
 
璃奈「かすみちゃんが言った通り、長編SSは一気に投稿しても読者が全て読み切る前に落ちちゃう可能性がある」
 
璃奈「だから、文庫本一冊程度の文量があるのならもう少し小分けにして投稿すべき」
 
しずく「で、でもそれって……。レス乞食に思われないかな」
 
28: (茸) 2023/05/21(日) 16:12:52.05 ID:KD57F1/7
璃奈「問題ないよ。週刊連載のクリフハンガーみたいな楽しみ方もできる。それに、レスの上限ギリギリで投稿し続けたとしても、十万字以上じゃあ投稿し終わるまで一時間半以上かかるし」
 
しずく「そっかぁ……。確かに、途中途中に挟まれる他の人の反応も合わせて楽しめるのも掲示板SSの醍醐味だよね」
 
璃奈「それと、後は投稿時間と日にち。この掲示板にはニートと社会人、少しの学生さんしかいない。だから、休日前の夜とかに投稿する方が目に触れて貰える機会は増える」
 
璃奈「短編なら構わないけど、長編ってなると休日の方がいいよね」
 
しずく「じゃあ、次はそうしてみようかなぁ……」
 
栞子「次、ですか?」
 
しずく「え?うん……あ」
 
栞子「SSなんてもう書かない、のではありませんでしたか?」
 
しずく「う、うぅ……か、書くよぉ。書きますよぉ……。だって、まだまだ書きたいことはたくさんあるし……」
 
かすみ「それじゃあ、今日はもう帰ろ。しず子も気分転換できたみたいだし」
 
しずく「うん……っ!ありがとうみんな!私、まだまだSS書くの続けるよ!!」
 
29: (茸) 2023/05/21(日) 16:14:19.01 ID:KD57F1/7
~璃奈宅~
 
璃奈(あれから数日、しずくちゃんのスレには結局感想レスが10個ほど付いた。今の掲示板の盛況具合から見ると重畳だろう)
 
璃奈「さて、私もしずくちゃんに負けられないね」ポキポキ
 
璃奈「前はしずかす堕胎SSを書いたし、次は……」
 
璃奈「あ、ゆうぽむから幼馴染設定を消すスイッチの話にしようかな。うぅん、これじゃあパンチが弱い」
 
璃奈「そうだ!歩夢さんとせつ菜さんを幼馴染にして、侑さんを曇らせる展開にしよう!」
 
璃奈「もちろん、侑『歩夢!せつ菜ちゃんの方が大事なの!?』歩夢『当たり前だよ。だって、せつ菜ちゃんは私の幼馴染なんだから』は入れないと。もはや鉄板だね」
 
31: (茸) 2023/05/21(日) 16:15:45.51 ID:KD57F1/7
璃奈「それで、物語はリアルタイムで書く。そうすれば、時間もいい具合に開いてレスも貰える」カタカタカタ…
 
璃奈「……ここで、侑さんが歩夢さんに食って掛かる……。そして、歩夢さんは侑さんが本当の幼馴染だと気付く……。でも、またせつ菜さんが幼馴染だと思い込んでしまい再び侑さんが絶望するっと……」カタカタカタ…
 
璃奈「そして、侑さんが幼馴染設定をトレードするスイッチを作った私、璃奈に暴力を振るう展開。暗い感情をぶつける侑さんは、そこを歩夢さんに見つかる」カタカタカタ!!
 
璃奈「璃奈のことを庇う歩夢さん。敵愾心丸出しで侑さんのことを強く睨む。侑『私は、ただ……歩夢ともう一度幼馴染に……』歩夢『幼馴染だったとしても!璃奈ちゃんに暴力を振るうような人のことなんて大嫌いだよ!!』」カタカタカタ!!
 
璃奈「むふ~っ。筆が乗ってきたよ。みんなも順調に脳が壊れてるね」
 
32: (茸) 2023/05/21(日) 16:17:12.92 ID:KD57F1/7
──
226
🤯🤯🤯🤯🤯🤯🤯🤯🤯
 
227
おいおい……
 
228
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リこれ書いた人、今から〇すね
 
229
😭
 
130
ハッピーエンドで頼むよぉ!?
──
 
璃奈「承認欲求が満たされまくる……」ジュワワワッ
 
璃奈「さて、ここからどうしようかな……。侑さんが自〇する……うぅん、流石に安直過ぎて叩かれる。それなら……うん」
 
34: (茸) 2023/05/21(日) 16:18:39.09 ID:KD57F1/7
璃奈「失意に沈む侑さんに、未だ頬に青痣が残る璃奈が話掛ける。璃奈『侑さん、私ならどんな侑さんでも愛してみせるよ……?』侑『……だめだよ。そんな優しい言葉、言わないで』璃奈『殴ったって、蹴ったって、私は侑さんを好きなままだよ。私に堕ちて、侑さん……』」
 
璃奈「侑さんは璃奈に溺れていく。そして、今ここで。スイッチの効力が切れて世界が正常に戻る。歩夢さんは侑さんに酷い言葉を吐いてしまったことを思い出す」カタカタカタ!!
 
璃奈「必死で走る歩夢さん。侑さんに辿り着くも、そこには……。侑『あ、歩夢ちゃん。どうしたの……?』目からハイライトが消えている侑さん。歩夢『あ、歩夢ちゃん、だなんて……。ごめんね侑ちゃん……幼馴染じゃないなんて酷いこと言っちゃって……でも!私の幼馴染は──』侑『あぁ、いいんだよ、歩夢ちゃん。私にはもう、璃奈がいるから』」
 
璃奈「侑さんと璃奈がくっつき、歩夢さんとせつ菜さんは罪の意識から互いを避けてしまう結末……。誰も得をしない、誰もが傷つく世界。いや、まだ終わらない」
 
璃奈「璃奈『ふふ。今度は、私と歩夢さんが幼馴染になるスイッチでも作ろうかな。また、素敵な顔を見せてね、侑さん』」
 
璃奈「全て璃奈の掌の上だったことが判明して物語の幕が降りる。まあ、これも安直と言えば安直かもね。さてさて……レスはどんな感じかな」
 
35: (茸) 2023/05/21(日) 16:20:05.72 ID:KD57F1/7
──
426
あああああああああああああああああああああああああ!!
 
427
うひょ~、ぞくぞくするわこれ
 
428
ゆうぽむの民ですが、こういうのもいいかもしれません
と思うのは、あなたに脳を破壊されてしまったからでしょうか
 
429
あ~もう、普通に面白いのどうにかしてくれ
 
430
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ死ね
 
431
心のぽむが泣きながら抜いてる
 
432
りなりーはこんなこと言わねぇよ
──
 
37: (茸) 2023/05/21(日) 16:21:07.84 ID:KD57F1/7
璃奈「承認欲求が、満たされまくる……」ジュワワワワッ
 
璃奈「……ふぅ」ギシッ
 
璃奈「しずくちゃん」ボソッ
 
璃奈「愛があろうがなかろうが、やっぱりSSはSSでしか無いよ」
 
璃奈「そして、公式から逸脱した二次創作をした時点で、どんなにキャラ愛に溢れていようと、それはもうキャラ崩壊なんだよ」
 
璃奈「でも……そういうこだわりがあるからこそ、しずくちゃんの書くSSを、私は一生書けない。でも、しずくちゃんは私のような作品を書くことが……ふふっ」
 
璃奈「……次のしずくちゃんの作品、楽しみ」
 
璃奈「嫌う作者のアドバイスを知らずに聞き入れた後、しずくちゃんの作品はどう変化するんだろう……」
 
璃奈「できれば、変わらないで欲しいな……」ピコン
 
39: (茸) 2023/05/21(日) 16:22:13.67 ID:KD57F1/7
──
552
これって、本当にお前が書きたい物語なの?
それとも、書ける物語しか書いていないだけ?
 
553
>>552
伸びてるSSに嫉妬してる底辺SS作家乙
──
 
璃奈「……さぁ、どうだろうね」


 
おしまい
 
42: (SIM) 2023/05/21(日) 16:23:34.30 ID:7Xm8dh35
りなりーさあ
 
43: (SB-iPhone) 2023/05/21(日) 16:25:08.32 ID:WMFS2/eA
ここまでしずくが書いてるってこと?
 
45: (茸) 2023/05/21(日) 16:30:11.28 ID:lrDHsDJf

SS書いてる者としてはどっちにも共感できる深いSSだ
 
50: (もんじゃ) 2023/05/21(日) 17:09:30.94 ID:rWSWLCko
こわい
 
51: (もんじゃ) 2023/05/21(日) 17:18:40.01 ID:8SFdQNcw
なんかリアルでこわい😨
おつやで
 
57: (おにぎり) 2023/05/21(日) 18:12:36.13 ID:TaRZIaus
乙でした
しずくちゃんのはpixiv向きかもしれんね
 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1684651839/

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