2: (庭) 2017/12/03(日) 08:24:29.46 ID:EHYp2QDr
渡辺家
曜「…」ワクワク
曜「…」ソワソワ
ピンポーン
曜「!」モニターチェック
鞠莉『~♪』
曜(鞠莉ちゃんだ!)
曜「…」ワクワク
曜「…」ソワソワ
ピンポーン
曜「!」モニターチェック
鞠莉『~♪』
曜(鞠莉ちゃんだ!)
3: (庭) 2017/12/03(日) 08:27:12.91 ID:EHYp2QDr
ピッ
曜「鞠莉ちゃん!」
鞠莉『ハァーイ!』フリフリ
曜「ふふ、今行くね!」
タッタッタッ…ガチャ
曜「まりちゃ」
鞠莉「シャイニー!」ハグッ
曜「わあっ!?」
曜「鞠莉ちゃん!」
鞠莉『ハァーイ!』フリフリ
曜「ふふ、今行くね!」
タッタッタッ…ガチャ
曜「まりちゃ」
鞠莉「シャイニー!」ハグッ
曜「わあっ!?」
5: (庭) 2017/12/03(日) 08:29:08.46 ID:EHYp2QDr
鞠莉「ふふっ。思った通り、すぐ来てくれた!」
鞠莉「私が来るのを、首をロングにして待っててくれたんだねー」ナデナデ
曜「ちょ、いきなりのハグはやめてって。前から言ってるじゃん」
鞠莉「それは無理な相談だって、前から言ってるでしょー」
曜「もう…ほら、寒いから入って入って」
鞠莉「はーい、お邪魔しまーす♪」
曜「わっ、このまま歩かないでってー!」
鞠莉「私が来るのを、首をロングにして待っててくれたんだねー」ナデナデ
曜「ちょ、いきなりのハグはやめてって。前から言ってるじゃん」
鞠莉「それは無理な相談だって、前から言ってるでしょー」
曜「もう…ほら、寒いから入って入って」
鞠莉「はーい、お邪魔しまーす♪」
曜「わっ、このまま歩かないでってー!」
6: (庭) 2017/12/03(日) 08:31:12.87 ID:EHYp2QDr
リビング
曜「今日はお母さん遅いって言うから、遠慮しないでくつろいでね」
鞠莉「ありがとう。では改めて、シャイニーっ!」ハグッ
曜「わっ。鞠莉ちゃん、今日はいつも以上にシャイニーしすぎだよ」
鞠莉「だって嬉しいんだもん!多忙と激務と書類の山を乗り越え、ついにやってきた曜と過ごす週末だよ!」
鞠莉「今日と明日は、頑張った自分へのご褒美デース!」
曜「ふふ…ん?」
鞠莉「ふふっ」ニコニコ
曜「…んん?」
曜「今日はお母さん遅いって言うから、遠慮しないでくつろいでね」
鞠莉「ありがとう。では改めて、シャイニーっ!」ハグッ
曜「わっ。鞠莉ちゃん、今日はいつも以上にシャイニーしすぎだよ」
鞠莉「だって嬉しいんだもん!多忙と激務と書類の山を乗り越え、ついにやってきた曜と過ごす週末だよ!」
鞠莉「今日と明日は、頑張った自分へのご褒美デース!」
曜「ふふ…ん?」
鞠莉「ふふっ」ニコニコ
曜「…んん?」
7: (庭) 2017/12/03(日) 08:32:21.74 ID:EHYp2QDr
鞠莉「あら、どうしたの。いきなり黙っちゃって」
曜「鞠莉ちゃん」
鞠莉「んー?」
曜「ちょっとごめんね」ギュ
鞠莉「きゃっ」
曜「ん…」
鞠莉(だ、抱きしめ返してくれた)ドキッ
曜「鞠莉ちゃん」
鞠莉「んー?」
曜「ちょっとごめんね」ギュ
鞠莉「きゃっ」
曜「ん…」
鞠莉(だ、抱きしめ返してくれた)ドキッ
8: (庭) 2017/12/03(日) 08:33:55.20 ID:EHYp2QDr
曜「これは…」
鞠莉(なんだか真剣な顔してる…体が火照って、ドキドキしちゃう…)
鞠莉(この感じ…もしかして私、曜に…)
曜「やっぱり…」
鞠莉「え…」
曜「鞠莉ちゃんさ、ひょっとして――」
鞠莉「…っ」ドキドキ
曜「――お熱ない?」
鞠莉「…ふぇ?」ぽえー
鞠莉(なんだか真剣な顔してる…体が火照って、ドキドキしちゃう…)
鞠莉(この感じ…もしかして私、曜に…)
曜「やっぱり…」
鞠莉「え…」
曜「鞠莉ちゃんさ、ひょっとして――」
鞠莉「…っ」ドキドキ
曜「――お熱ない?」
鞠莉「…ふぇ?」ぽえー
10: (庭) 2017/12/03(日) 08:38:41.73 ID:EHYp2QDr
曜の部屋
曜「37.8℃、やっぱりお熱あるね」ホラ
鞠莉「むー…」
曜「そんな顔しないの」
鞠莉「せっかく遊びに来たのに、どうしてベッドに寝かせられなきゃいけないの?」
曜「しょうがないじゃん、お熱があるんだから」
鞠莉「全然そんな感じしないし、マリーはシャイニー全開だし。体温計の誤作動じゃないかなー?」
曜「お耳失礼」スポッ
鞠莉「ひゃっ!」
曜「37.8℃、やっぱりお熱あるね」ホラ
鞠莉「むー…」
曜「そんな顔しないの」
鞠莉「せっかく遊びに来たのに、どうしてベッドに寝かせられなきゃいけないの?」
曜「しょうがないじゃん、お熱があるんだから」
鞠莉「全然そんな感じしないし、マリーはシャイニー全開だし。体温計の誤作動じゃないかなー?」
曜「お耳失礼」スポッ
鞠莉「ひゃっ!」
11: (庭) 2017/12/03(日) 08:42:10.68 ID:EHYp2QDr
曜「はい、動かないでねー」スッ
鞠莉(…ちかい)ピピッ
曜「ん、37.7℃だって。機械は嘘つかないよ」
鞠莉「か、仮に熱があったとしても、すぐ下がるから大丈夫だよ!全然辛くないし、2回目は0.1℃下がったわけだし」
曜「鞠莉ちゃん?」
鞠莉「うっ」
曜「誤魔化すのは良くないよ。自分でもわかってるんでしょ」
鞠莉「ううっ」
曜「さ、早く横になって」
鞠莉(…ちかい)ピピッ
曜「ん、37.7℃だって。機械は嘘つかないよ」
鞠莉「か、仮に熱があったとしても、すぐ下がるから大丈夫だよ!全然辛くないし、2回目は0.1℃下がったわけだし」
曜「鞠莉ちゃん?」
鞠莉「うっ」
曜「誤魔化すのは良くないよ。自分でもわかってるんでしょ」
鞠莉「ううっ」
曜「さ、早く横になって」
12: (庭) 2017/12/03(日) 08:45:46.02 ID:EHYp2QDr
鞠莉「そんなぁ…せっかくの楽しい週末お泊まりが、自分へのご褒美が…」
曜「あんまり言うと、未練が大きくなるよ」
鞠莉「ごほうびー…」
曜「気持ちはわかるけど、我慢して」
鞠莉「ご褒美ちょうだい…」ウルウル
曜(かわいい)
曜「…って、ダメダメ。無理して悪化しちゃったらどうするのさ」
曜「あんまり言うと、未練が大きくなるよ」
鞠莉「ごほうびー…」
曜「気持ちはわかるけど、我慢して」
鞠莉「ご褒美ちょうだい…」ウルウル
曜(かわいい)
曜「…って、ダメダメ。無理して悪化しちゃったらどうするのさ」
13: (庭) 2017/12/03(日) 08:48:26.69 ID:EHYp2QDr
曜「大事な時期なんだから。体調崩しちゃったら元も子もないよ」
曜「まずはゆっくり休んで、良くなってもらわないと。ね?」
鞠莉「うー…」
曜「はい、風邪薬だよ」
鞠莉「…薬飲んだら、もう動いてもいい?」
曜「だめ」
鞠莉「これ、絶対に休めない人へって書いてあるから」
曜「キャッチコピーを盾にしないの」
曜「まずはゆっくり休んで、良くなってもらわないと。ね?」
鞠莉「うー…」
曜「はい、風邪薬だよ」
鞠莉「…薬飲んだら、もう動いてもいい?」
曜「だめ」
鞠莉「これ、絶対に休めない人へって書いてあるから」
曜「キャッチコピーを盾にしないの」
14: (庭) 2017/12/03(日) 08:56:17.87 ID:EHYp2QDr
鞠莉「待ちに待ったお泊まり会なんだよ?それこそ休んでる場合じゃ…」
曜「鞠莉ちゃん」
鞠莉「う…」
曜「こんな事言いたくないけどさ。私だって楽しみにしてたんだよ?」
曜「毎日忙しい鞠莉ちゃんだから、せめて私といる時くらい、大変な事とか全部忘れて楽しませてあげたいって。そう思ってるんだよ」
鞠莉「…ごめん」
曜「責めてるわけじゃなくて…それだけ鞠莉ちゃんが大切ってことだよ」
曜「立場が逆だったら、鞠莉ちゃんもそうするでしょ?」
鞠莉「ん…」
曜「わかってくれるよね。横になってて、飲み物持ってくるから」パタン
鞠莉「あ…」
曜「鞠莉ちゃん」
鞠莉「う…」
曜「こんな事言いたくないけどさ。私だって楽しみにしてたんだよ?」
曜「毎日忙しい鞠莉ちゃんだから、せめて私といる時くらい、大変な事とか全部忘れて楽しませてあげたいって。そう思ってるんだよ」
鞠莉「…ごめん」
曜「責めてるわけじゃなくて…それだけ鞠莉ちゃんが大切ってことだよ」
曜「立場が逆だったら、鞠莉ちゃんもそうするでしょ?」
鞠莉「ん…」
曜「わかってくれるよね。横になってて、飲み物持ってくるから」パタン
鞠莉「あ…」
15: (庭) 2017/12/03(日) 09:00:40.42 ID:EHYp2QDr
鞠莉(行っちゃった…がっかりさせちゃったかな)
鞠莉(ショッピングしたり、おしゃべりしたり、美味しいご飯を食べたり。2人で色々したいって思ってたのに)
鞠莉(週末をフイにした挙句、曜に看病までさせて、迷惑かけることになるなんて…)
鞠莉「あーもう、嫌になる…」ポスッ
鞠莉(…あ、曜のにおいだ)キュン
曜『ちょっとごめんね』ギュ
鞠莉(さっき、抱きしめ返してくれたっけ。ベッドに入ってると、曜に優しくハグされてるみたいで…)
鞠莉(すごく、おちつく…)ウトウト
鞠莉(ショッピングしたり、おしゃべりしたり、美味しいご飯を食べたり。2人で色々したいって思ってたのに)
鞠莉(週末をフイにした挙句、曜に看病までさせて、迷惑かけることになるなんて…)
鞠莉「あーもう、嫌になる…」ポスッ
鞠莉(…あ、曜のにおいだ)キュン
曜『ちょっとごめんね』ギュ
鞠莉(さっき、抱きしめ返してくれたっけ。ベッドに入ってると、曜に優しくハグされてるみたいで…)
鞠莉(すごく、おちつく…)ウトウト
16: (庭) 2017/12/03(日) 09:02:37.17 ID:EHYp2QDr
カチャ
曜「鞠莉ちゃーん。あっ」
鞠莉「すー…すー…」
曜「ふふ、やっぱり疲れてたんだね」
曜「いつもお疲れ様」ナデナデ
鞠莉「んぅ…」
曜「ん、ちょっと熱くなってる。こりゃ熱が上がりそうだなぁ」
曜「今のうちに色々用意しとかないと」
曜「鞠莉ちゃーん。あっ」
鞠莉「すー…すー…」
曜「ふふ、やっぱり疲れてたんだね」
曜「いつもお疲れ様」ナデナデ
鞠莉「んぅ…」
曜「ん、ちょっと熱くなってる。こりゃ熱が上がりそうだなぁ」
曜「今のうちに色々用意しとかないと」
17: (庭) 2017/12/03(日) 09:06:55.88 ID:EHYp2QDr
…………………
曜「よし、こんな所かな」
曜「スポーツドリンクはストックがあったし、加湿器もオーケー。お湯を沸かして、冷えピタと氷枕も用意した」
曜「後は鞠莉ちゃんの体力次第か…心配だなぁ…」
曜「鞠莉ちゃん、入るよ」カチャ
鞠莉「ん…うぅ…っ…!」ガタガタ
曜「!」
鞠莉「寒い、さむいよぉ…」ガタガタ
曜「よし、こんな所かな」
曜「スポーツドリンクはストックがあったし、加湿器もオーケー。お湯を沸かして、冷えピタと氷枕も用意した」
曜「後は鞠莉ちゃんの体力次第か…心配だなぁ…」
曜「鞠莉ちゃん、入るよ」カチャ
鞠莉「ん…うぅ…っ…!」ガタガタ
曜「!」
鞠莉「寒い、さむいよぉ…」ガタガタ
18: (庭) 2017/12/03(日) 09:08:34.29 ID:EHYp2QDr
曜「ごめんね、準備してて気づかなくて…待ってて。電気あんか出すから」
ぎゅっ
曜「!」
鞠莉「やだ、行かないで…」
鞠莉「一緒にいて…」ハァハァ
曜(すっかり弱っちゃって…)
曜「わかったよ。手を握ってるからね」ギュ
曜(…手が熱い。おそらく、この後ぐんと熱が上がる)
鞠莉「よう…」
曜「大丈夫、大丈夫だから」
ぎゅっ
曜「!」
鞠莉「やだ、行かないで…」
鞠莉「一緒にいて…」ハァハァ
曜(すっかり弱っちゃって…)
曜「わかったよ。手を握ってるからね」ギュ
曜(…手が熱い。おそらく、この後ぐんと熱が上がる)
鞠莉「よう…」
曜「大丈夫、大丈夫だから」
19: (庭) 2017/12/03(日) 09:26:07.05 ID:EHYp2QDr
…………………
鞠莉「はぁ…はぁっ…」
曜(症状がさっきと一転…暑がって、顔が真っ赤になっちゃってる)
曜(辛そうにして、可哀想に…)フキフキ
鞠莉「あつい、あついよ…あんか、取って…」
曜「もう取り出してあるよ。ごめん、お熱測るね」スポッ
鞠莉「はぁ…はぁ…」ピピッ
曜(…かなり上がってる。場合によっては受診も考えないと)
鞠莉「はぁ…はぁっ…」
曜(症状がさっきと一転…暑がって、顔が真っ赤になっちゃってる)
曜(辛そうにして、可哀想に…)フキフキ
鞠莉「あつい、あついよ…あんか、取って…」
曜「もう取り出してあるよ。ごめん、お熱測るね」スポッ
鞠莉「はぁ…はぁ…」ピピッ
曜(…かなり上がってる。場合によっては受診も考えないと)
21: (庭) 2017/12/03(日) 09:38:06.46 ID:EHYp2QDr
曜「冷えピタ貼るね。ちょっとヒンヤリするよ」ピタ
鞠莉「んぅ…」
曜「スポーツドリンク、飲めそう?」
鞠莉「うー…」
曜「体、起こすね。よっと…はい、ストロー」
鞠莉「ん…んんっ…」ゴクリ
曜(汗がすごい。タオルと着替えも必要だったね)
鞠莉「ふ、ぅ…」フラフラ
曜「氷枕とタオル持ってくるから、待ってて」
鞠莉「んぅ…」
曜「スポーツドリンク、飲めそう?」
鞠莉「うー…」
曜「体、起こすね。よっと…はい、ストロー」
鞠莉「ん…んんっ…」ゴクリ
曜(汗がすごい。タオルと着替えも必要だったね)
鞠莉「ふ、ぅ…」フラフラ
曜「氷枕とタオル持ってくるから、待ってて」
22: (庭) 2017/12/03(日) 09:54:08.82 ID:EHYp2QDr
…………………
鞠莉「んぅ…」モゾモゾ
鞠莉「んん、寝てた…」
鞠莉(暗くなってる…結構寝ちゃったみたいだけど、体の火照りは楽になった…)
鞠莉「曜は…?」
曜「すー…すー…」
鞠莉「!」
鞠莉(タオルを持ったまま寝てる…ずっと付き添ってくれてたんだね)ナデナデ
曜「えへへ…んぅ…?」
鞠莉(あ、起こしちゃった…)
鞠莉「んぅ…」モゾモゾ
鞠莉「んん、寝てた…」
鞠莉(暗くなってる…結構寝ちゃったみたいだけど、体の火照りは楽になった…)
鞠莉「曜は…?」
曜「すー…すー…」
鞠莉「!」
鞠莉(タオルを持ったまま寝てる…ずっと付き添ってくれてたんだね)ナデナデ
曜「えへへ…んぅ…?」
鞠莉(あ、起こしちゃった…)
23: (庭) 2017/12/03(日) 09:56:14.05 ID:EHYp2QDr
曜「んーっ…ごめん、寝ちゃってたぁ…」
鞠莉「ごめんね。曜も疲れてるのに、迷惑ばかりかけて…」
曜「心配はしてるけど、迷惑はしてないってね。具合はどう?」
鞠莉「少しぽーっとするけど、だいぶ良い」
曜「よし、お熱はどうかな」スポッ
鞠莉「んっ」ピピッ
曜「お、少し下がってる!よかった、安心したよー」
鞠莉「ありがとう、曜のおかげね」
鞠莉「ごめんね。曜も疲れてるのに、迷惑ばかりかけて…」
曜「心配はしてるけど、迷惑はしてないってね。具合はどう?」
鞠莉「少しぽーっとするけど、だいぶ良い」
曜「よし、お熱はどうかな」スポッ
鞠莉「んっ」ピピッ
曜「お、少し下がってる!よかった、安心したよー」
鞠莉「ありがとう、曜のおかげね」
24: (庭) 2017/12/03(日) 10:02:33.99 ID:EHYp2QDr
曜「お腹はすいてない?」
鞠莉「おなか減った…」
曜「おかゆなら食べられそう?」
鞠莉「食べれると、思う」
曜「オーソドックスなやつの他に、中華風とかにもできるけど、どんなのがいい?」
鞠莉「ジャパニーズ・スタイルのもので、シンプルなのがいい…」
曜「ん。作ってくるから、待っててね」カチャ
曜(…さてさて、今日一番の大仕事ですな)
鞠莉「おなか減った…」
曜「おかゆなら食べられそう?」
鞠莉「食べれると、思う」
曜「オーソドックスなやつの他に、中華風とかにもできるけど、どんなのがいい?」
鞠莉「ジャパニーズ・スタイルのもので、シンプルなのがいい…」
曜「ん。作ってくるから、待っててね」カチャ
曜(…さてさて、今日一番の大仕事ですな)
25: (庭) 2017/12/03(日) 10:06:23.81 ID:EHYp2QDr
…………………
曜「お待たせしましたー」
鞠莉「わぁ…!」
曜「こちら、曜ちゃん特製の塩がゆです。梅干しとお漬物はお好みでどうぞ…へへ、なんてね」
鞠莉「美味しそう、輝いて見える。素敵だわ」
曜「味も素敵だと良いんだけど、どうかな…さ、召し上がれ」
鞠莉「いただきます」
曜「…」ドキドキ
鞠莉「ん、美味しい…!」
曜「ほんと?味薄くない?」
鞠莉「とっても美味しい。凄くあったまる」
曜「よかったぁ!」
曜「お待たせしましたー」
鞠莉「わぁ…!」
曜「こちら、曜ちゃん特製の塩がゆです。梅干しとお漬物はお好みでどうぞ…へへ、なんてね」
鞠莉「美味しそう、輝いて見える。素敵だわ」
曜「味も素敵だと良いんだけど、どうかな…さ、召し上がれ」
鞠莉「いただきます」
曜「…」ドキドキ
鞠莉「ん、美味しい…!」
曜「ほんと?味薄くない?」
鞠莉「とっても美味しい。凄くあったまる」
曜「よかったぁ!」
26: (庭) 2017/12/03(日) 10:09:47.14 ID:EHYp2QDr
鞠莉「…今日は、何から何まで、本当にごめんなさい」
曜「もう。今日の鞠莉ちゃん、謝ってばかりだよ」
曜「次のチャンスが絶対来るって。待てば海路の日和あり、でしょ」
鞠莉「そう、だね」
曜「だったら、まずは風邪をしっかり治しておかないと。中途半端に長引いちゃったら大変だよ」
鞠莉「うん」
曜「ふふ。元気になったら、色んなところに遊びに行こうね!」ニコッ
鞠莉(曜の笑顔、なんだか久しぶりに見た気がする)ニコ
曜「実は、一緒に行きたい所があるんだ。新しく出来た雑貨屋さんなんだけど、凄く可愛くってね――」
鞠莉(ありがとう、曜――)
曜「もう。今日の鞠莉ちゃん、謝ってばかりだよ」
曜「次のチャンスが絶対来るって。待てば海路の日和あり、でしょ」
鞠莉「そう、だね」
曜「だったら、まずは風邪をしっかり治しておかないと。中途半端に長引いちゃったら大変だよ」
鞠莉「うん」
曜「ふふ。元気になったら、色んなところに遊びに行こうね!」ニコッ
鞠莉(曜の笑顔、なんだか久しぶりに見た気がする)ニコ
曜「実は、一緒に行きたい所があるんだ。新しく出来た雑貨屋さんなんだけど、凄く可愛くってね――」
鞠莉(ありがとう、曜――)
27: (庭) 2017/12/03(日) 10:11:55.46 ID:EHYp2QDr
…………………
鞠莉「ん、う…」モゾ
鞠莉「ん、あれ…ここ、私の部屋…?」
鞠莉「なんだ…夢、かぁ…」フラフラ
鞠莉(曜、いない…からだがあつい…)ポー
ガチャ
鞠莉「ん、う…」モゾ
鞠莉「ん、あれ…ここ、私の部屋…?」
鞠莉「なんだ…夢、かぁ…」フラフラ
鞠莉(曜、いない…からだがあつい…)ポー
ガチャ
28: (庭) 2017/12/03(日) 10:14:35.74 ID:EHYp2QDr
曜「あ、起きた?」
鞠莉「曜…」グッ
曜「ああ、そのままでいいから。どう、具合は」
鞠莉「大丈夫、心配ない…」
曜「はいはい、結構しんどいって顔に書いてあるよ。今日は養生すること」
鞠莉「でも、出かける予定潰しちゃうの嫌だ…」
曜「鞠莉ちゃんが病気の方が嫌だよ。それに、もうすぐクリスマスや年末年始でイベント続きなんだからさ」
曜「今のうちにゆっくり直さないと。ね?」ナデナデ
鞠莉「はぁい…」
曜「よし、いい子。今、飲み物持ってくるね」
ガチャ トテトテ…
鞠莉(…熱でぼんやりしてるけど、これは夢じゃないよね)ツネリ
鞠莉「いたい…よかった、現実だ」
鞠莉「曜…」グッ
曜「ああ、そのままでいいから。どう、具合は」
鞠莉「大丈夫、心配ない…」
曜「はいはい、結構しんどいって顔に書いてあるよ。今日は養生すること」
鞠莉「でも、出かける予定潰しちゃうの嫌だ…」
曜「鞠莉ちゃんが病気の方が嫌だよ。それに、もうすぐクリスマスや年末年始でイベント続きなんだからさ」
曜「今のうちにゆっくり直さないと。ね?」ナデナデ
鞠莉「はぁい…」
曜「よし、いい子。今、飲み物持ってくるね」
ガチャ トテトテ…
鞠莉(…熱でぼんやりしてるけど、これは夢じゃないよね)ツネリ
鞠莉「いたい…よかった、現実だ」
29: (庭) 2017/12/03(日) 10:19:11.37 ID:EHYp2QDr
鞠莉「…ふぅっ。落ち着いた」
曜「鞠莉ちゃん、病弱いからね。辛かったでしょ」
鞠莉「ちょっと、ね」
曜「素直でよろしい。さてさて、お薬飲むにしても何か食べないとだね。おかゆでいい?」
鞠莉「うん、味は…」
曜「ジャパニーズ・スタイルのシンプルなやつ、でしょ。すぐ作っちゃうから、少し待ってて」
パタン トテトテ
鞠莉(風邪なのは夢じゃなかった、か…)ポスッ
鞠莉(クリスマス前だし、プレゼントに良さそうな物を見つけに行こうと思ってたのに…)
鞠莉「あー、不覚…」
終わり
曜「鞠莉ちゃん、病弱いからね。辛かったでしょ」
鞠莉「ちょっと、ね」
曜「素直でよろしい。さてさて、お薬飲むにしても何か食べないとだね。おかゆでいい?」
鞠莉「うん、味は…」
曜「ジャパニーズ・スタイルのシンプルなやつ、でしょ。すぐ作っちゃうから、少し待ってて」
パタン トテトテ
鞠莉(風邪なのは夢じゃなかった、か…)ポスッ
鞠莉(クリスマス前だし、プレゼントに良さそうな物を見つけに行こうと思ってたのに…)
鞠莉「あー、不覚…」
終わり
31: (庭) 2017/12/03(日) 10:21:29.52 ID:EHYp2QDr
全弾撃ちつくしました。
見返すと終盤説明不足でしたが、ようまり同棲の続き物のつもりですので、過去作もよろしければお願いします。
曜「鞠莉ちゃんお味噌汁理論」
http://fate.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1498967123/
鞠莉「So Close, Yet So Far」
http://fate.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1507755580/
曜「嵐の中でシャイニーして」
http://fate.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1509743589/
ありがとうございました。
見返すと終盤説明不足でしたが、ようまり同棲の続き物のつもりですので、過去作もよろしければお願いします。
曜「鞠莉ちゃんお味噌汁理論」
http://fate.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1498967123/
鞠莉「So Close, Yet So Far」
http://fate.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1507755580/
曜「嵐の中でシャイニーして」
http://fate.2ch.net/test/read.cgi/lovelive/1509743589/
ありがとうございました。
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1512256996/