【短編SS】かすみ「侑先輩が、好きなスクールアイドル同好会の名前を忘れてしまったようです」歩夢「私ならわかるよ」【ラブライブ！虹ヶ咲】

かすみ「何でも侑先輩が言うには、その同好会はお台場の学校で活動しているらしいです！」

歩夢「それは虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会だね！　お台場には私たちしか同好会はないはず！」

かすみ「でも侑先輩は、その同好会には清楚系な子が揃っていると言っていました！」

歩夢「じゃあ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会ではないね……。同好会にはしずくちゃんという、全ての台詞に♡がつくえ　ちな娘がいるし……」

かすみ「他には、巨乳が多いとよだれを垂らしながら言っていました！」

歩夢「間違いなく、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会だよ！　私たちの合計胸囲は741cm。これはあのμ's（721cm）とAqours（732cm）を抑えてラブライブシリーズトップなんだから！　しかも、エマさんは歴代スクールアイドルで1位なんだよ！」

かすみ「でも侑先輩が言うには、全員知的な同好会らしいんです」

歩夢「うーん……。それは虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会ではなさそうだね。果林さんがとっても馬鹿だから……」

かすみ「あとは、すごくもったいない子がいるって言ってました！」

歩夢「やっぱり虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会じゃないかな？　璃奈ちゃんはとっても可愛い顔してるのに、いつも隠しちゃってるし……」

かすみ「ええっとぉ……。あ！　世界一可愛い後輩がいるとも言っていました！」

歩夢「うんうん。じゃあ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会ではないね！」

かすみ「え？」

歩夢「ん？」

かすみ「……。　他には、家族思いの優しい子がいるって言ってました」

歩夢「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会でしょ！　エマさんはいつもスイスの家族の話をしてくれるし、愛ちゃんはおばあちゃんを大事にしてるよね！　特に、彼方さんは妹さんのこと大好きだし！」

かすみ「でもでも～、その同好会の中で1番好きなのは生徒会長属性の子らしいんです」

歩夢「あ、100％虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会ではないね。せつ菜ちゃんはクソだよ。ゆうせつ推しなんて無職フリーターか子ども部屋おじさんしかいないんだから。敢えて逆張りして他人の注目を集めたいっていうゴミ人間共が！！！！！」

かすみ「ﾋｯ！　そ、そうだ！　とっても仲良しの幼馴染と一緒に立て直した同好会だって言ってました！　『あの子がいなかったら、今日の私はいない』とも！」

歩夢「ふふふ、侑ちゃんったら///　ありがとうかすみちゃん。これは虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会で間違いないよ。だって侑ちゃんの幼馴染は私だけ！　幼稚園の頃から一緒だもんね♡　ねぇ、聞いて？　あの子ったらどこに行くにも私の袖を握ってついて来ちゃって……///　私の子ども服、全部右袖がヨレヨレなの！♡　小学校の頃は私の真似ばっかりして、ランドセルも自転車も文房具も、全部お揃いだったんだ♡　それに中学生の頃だって、毎日私に抱きついて来てたんだよ？　もうクラス公認のカップルって感じ？　他にもね（以下略）」

かすみ「ごめんなさい。でも侑先輩曰く、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会ではないらしいんです……」

歩夢「ええ！？　何で最初に言わなかったの！？　私が思い出を語ってる時、かすみちゃんはどういう気持ちだったの！？」

かすみ「本当に申し訳ないです……」

歩夢「もうわかんないよぉ」

かすみ「せつ菜先輩が言うには、東雲学園スクールアイドル部じゃないかと」

歩夢「絶対違うよ！」

完

矢澤星空と中須天王寺なら合計では前者の方が胸が大きという事実